JP7107602B1 - スキャンパス回路の故障個所特定装置、故障個所特定方法およびプログラム - Google Patents

スキャンパス回路の故障個所特定装置、故障個所特定方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スキャンパス回路の故障個所を容易に特定し、故障個所を避けてスキャンパスデータの設定や引き抜きができるスキャンパス回路の故障個所特定装置及び故障個所特定方法を提供する。【解決手段】スキャンパス回路の故障個所特定装置及び故障個所特定方法は、偶数段(奇数段)のスキャンパスレジスタの直列接続を選択して奇数段(偶数段)のスキャンパスレジスタの設定データを1段手前の偶数段(奇数段)のスキャンパスレジスタにセットし、全てのスキャンパスレジスタの直列接続を選択してシフト動作を行い、再度、偶数段(奇数段)のスキャンパスレジスタの直列接続を選択して、不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることによりスキャンパスの故障個所を特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、スキャンパス回路の故障個所特定装置、故障個所特定方法およびプログラムに関する。
大規模集積回路(LSI)において組合せ回路や順序回路の故障を検出するスキャンテストが知られており、スキャン回路は順序回路(フリップフロップ)の入力をテスト信号にて切り換えることでスキャンパス(スキャンチェーン)を形成するものです。近年のLSIの大規模化に伴い、スキャンパスを用いたテスト設計は、LSI故障の検出と故障個所の特定に有効な手法である。しかし、スキャンパスは、LSI内のレジスタのデータを引き抜くためにレジスタをシリアルに接続するため、スキャンパス自体に故障があるとスキャンデータの引き抜きができず、スキャンパスの故障個所を特定することができない。また、スキャンパスを用いた他の故障検出を行うこともできない。
スキャンパスの故障個所を容易に特定する手段として、特許文献1(図8)および特許文献2(図9)が挙げられる。特許文献1は、複数のフリップフロップ回路(FF1~FFn)を縦続接続してシフトレジスタ回路として動作させることが可能なスキャンパス回路を構成する半導体集積回路を開示しておりセットリセット付きレジスタを用いてスキャンパス回路の故障個所を特定するものです。特許文献2は、スキャンパスを構成する複数のフリップフロップ回路(FF11~FF14)の出力の排他的論理和をとって出力する論理回路を開示している。ここでは、スキャンパス各段の排他的論理和(一致)信号を持ちまわることによってスキャンパスの故障個所を容易に特定している。一方、スキャンパスに故障があってもスキャンパスを用いた他の故障検出を行う手段として、特許文献3(図10)が挙げられる。特許文献3は、スキャンパスの障害診断装置を開示しており、スキャンパスを構成する複数のフリップフロップ回路(FF21~FF23)について判定回路がフリップフロップ回路の障害を判定すると、診断処理装置からの制御信号により切り替え回路が選択回路側に切り換えられて各フリップフロップ回路の内容が順次取り出されて診断処理装置に送出されることにより、スキャンパスの障害箇所を特定するものです。また、特許文献4(図11)は、複数の双方向型スキャン回路(10a~10d)を縦続接続してなるスキャンテスト回路を開示しており、順方向のスキャンイン端子TIの第1のスキャンデータ、又は逆方向のスキャンイン端子RSIの第2のスキャンデータを選択して保持した後、第1のスキャンデータを順方向のスキャンアウト端子Qに出力し、第2のスキャンデータを逆方向のスキャンアウト端子RSOに出力するものである。特許文献5(図12)は、複数のLSIチップのテストを行うときの制御信号の数を低減することができるバイパススキャンパスを開示しており、複数のシフトレジスタラッチ(SRL)を縦続接続してなるスキャンパスと、スキャンパス選択回路より構成されており、データ入力端子とデータ出力端子との間のデータ伝播経路として、シフトレジスタ手段を通過するシフトパスと、シフトレジタ手段を迂回するバイパスとの何れかを選択している。また、特許文献6(図13)はスキャンパス上の故障の存在に拘らず、スキャンパスの制御やテストパターンの観測を可能にする半導体集積回路を開示しており、複数のスキャン用フリップフロップ(F11~F31、F12~F32、F13、F33)と、複数の組合せ回路ブロック(CL1~CL4Z)などをマトリクス状に配置して、複数系列のスキャンパス(s1~s3、p1~p3、p´1~p´3)を実現している。特許文献7(図14)は、スキャンパスを動的に切り替えることによりスキャンパスの故障個所を容易に特定することができる半導体装置を開示しており、スキャンパス回路は複数のスキャンパス11(11a~11d)を具備しており、各スキャンパス11は縦続接続された複数のフリップフロップ(FF)を備えており、各所に設けられたマルチプレクサ(MUL)によって複数のスキャンパス11が相互に接続される。
特開平9-281194号公報 特開平2-010178号公報 特開平8-036509号公報 特開2004-053262号公報 特開平5-072273号公報 特開平10-031056号公報 特開2010-032428号公報
上記において、特許文献1および特許文献2では、全レジスタのデータを引き抜けないのでスキャンパスを用いた他の故障検出を行うことはできない。特許文献3には、スキャンパスの各段のレジスタ情報を集める回路構成が示されるが、レジスタの数が増加すると適切にスキャンパスの故障個所を特定することが困難である。特許文献4は、特許文献3を改善するものであるが、特許文献4では、スキャンパスを双方向化することにより、スキャンパスの故障個所を避けて両方向からレジスタのデータを2回に分けて引き抜くことは可能であるが、全レジスタに解析のためのデータを一度に設定することはできないためスキャンパスの故障個所を特定することが困難である。特許文献5は、スキャンパスにおいてシフトレジスタ手段を通過するシフトパスと、シフトレジタ手段を迂回するバイパスとの何れかを選択しているが、シフトレジスタラッチ(SRL)の数が不定であり、また、スキャンパスの故障個所を特定するものではありません。特許文献6及び特許文献7は複数のスキャンパス間を相互に選択的に切り替えられる回路構成を開示していますが、スキャンパス中の故障個所を特定することが困難であるという問題点がある。このため、スキャンパス回路中の故障個所を容易に特定する技術が求められている。
本発明は、上述の課題を解決するスキャンパス回路の故障個所特定装置、故障個所特定方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路を、第1の選択信号により選択される奇数段のスキャンパスレジスタから構成される第1のスキャンパス回路と第2の選択信号により選択される偶数段のスキャンパスレジスタで構成される第2のスキャンパス回路に分割ており、第1の選択信号又は第2の選択信号により第1のスキャンパス回路又は第2のスキャンパス回路を選択した後、第1の選択信号及び第2の選択信号により第1のスキャンパス回路と第2のスキャンパス回路を同時に選択してシフト動作を実行し、その後、第1の選択信号又は第2の選択信号により第1のスキャンパス回路又は第2のスキャンパス回路を選択することにより、不正データを出力したスキャンパスレジスタに対応する故障個所を特定するようにした、故障個所特定装置である。
本発明の第2の態様は、複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路を、第1の選択信号により選択される奇数段のスキャンパスレジスタから構成される第1のスキャンパス回路と第2の選択信号により選択される偶数段のスキャンパスレジスタで構成される第2のスキャンパス回路に分割しており、第1の選択信号又は第2の選択信号により第1のスキャンパス回路又は第2のスキャンパス回路を選択し、第1の選択信号及び第2の選択信号により第1のスキャンパス回路と第2のスキャンパス回路を同時に選択してシフト動作を実行し、第1の選択信号又は第2の選択信号により第1のスキャンパス回路又は第2のスキャンパス回路を選択することにより、不正データを出力したスキャンパスレジスタに対応する故障個所を特定するようにした、故障個所特定方法である。
本発明の第3の態様は、複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路を、第1の選択信号により選択される奇数段のスキャンパスレジスタから構成される第1のスキャンパス回路と第2の選択信号により選択される偶数段のスキャンパスレジスタで構成される第2のスキャンパス回路に分割しており、スキャンパス回路に接続されたコンピュータにより実装されるプログラムである。プログラムは、第1の選択信号又は第2の選択信号により第1のスキャンパス回路又は第2のスキャンパス回路を選択し、第1の選択信号及び第2の選択信号により第1のスキャンパス回路と第2のスキャンパス回路を同時に選択してシフト動作を実行し、第1の選択信号又は第2の選択信号により第1のスキャンパス回路又は第2のスキャンパス回路を選択することにより、不正データを出力した前記スキャンパスレジスタに対応する故障個所を特定する。
本発明によれば、スキャンパス自体に故障が存在するときに容易に故障個所を特定し、故障個所を避けてスキャンパスデータを設定したり引き抜いたりすることがきるという効果が得られる。
本発明の一実施形態に係るスキャンパス回路の故障個所特定装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスキャンパス回路を構成するスキャンパスレジスタの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路を示すブロック図である。 複数のレジスタ回路を縦続接続してなるスキャンパス回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスキャンパス回路の故障個所特定方法を示すフローチャートである。 偶数段(奇数段)レジスタ直列スキャンパスを選択した場合の故障個所特定方法を示すフローチャートである。 偶数段(奇数段)レジスタ直列スキャンパスを選択した場合のデータ読み出し手順を示すフローチャートである。 特許文献1に係るスキャンパス回路を構成する半導体集積回路を示すブロック図である。 特許文献2に係るスキャンパスを具備する論理回路を示すブロック図である。 特許文献3に係るスキャンパスの障害診断装置を示すブロック図である。 特許文献4に係るスキャンテスト回路のブロック図である。 特許文献5に係るバイパススキャンパスを示すブロック図である。 特許文献6に係る複数のスキャンパスを具備する半導体集積回路のブロック図である。 特許文献7に係る複数のスキャンパスを具備する半導体装置のブロック図である。
本発明の一実施形態に係るスキャンパス回路の故障個所特定装置について説明する。図1は、故障個所特定装置としての制御装置100をスキャンパス回路SPに接続してなる回路構成を示している。スキャンパス回路SPはスキャンイン(SIN)とスキャンアウト(SOT)との間に複数のスキャンパスレジスタ(図2)を縦続接続して構成されており、第1のスキャンパス回路SP1と第2のスキャンパス回路SP2に分割される。なお、スキャンパス回路SPに含まれる回路数は2個に限定する必要はなく、n個のスキャンパス回路SPn(nは2以上の整数)に分割して、夫々を独立して制御装置100により選択制御してもよい。制御装置100は、第1のスキャンパス回路SP1において縦続接続される複数のスキャンパスレジスタを第1の選択信号S0にて一括選択することができ、第2のスキャンパス回路SP2において縦続接続される複数のスキャンパスレジスタを第2の選択信号S1にて一括選択することができる。また、第1のスキャンパス回路SP1と第2のスキャンパス回路SP2の両方を第1の選択信号S0と第2の選択信号S1を用いて同時に選択することもできる。このように、スキャンパス回路SP内の複数の回路部分を個別に選択してシフト動作を行うことにより一方の回路部分から不正データが検出されると故障個所を特定し、該回路部分を避けてスキャンパス回路SPを運用することができる。
次に、本発明の一実施形態に係るスキャンパス回路について図2及び図3を参照して詳細に説明する。図4は、スキャンイン(SIN)とスキャンアウト(SOT)との間に複数のレジスタR(R1~R5)を縦続接続してなるスキャンパス回路を示しており、各レジスタRは、データ入力(D)、データ出力(Q)、クロック信号(CLK)を入力するクロック端子(C)、スキャンモード信号(SMC)を入力するスキャンモード端子(SM)を有している。図4の回路構成は図3の回路構成を導出するための基本構成を示している。
図2は、スキャンパスレジスタを示しており、スキャンモード及びホールド機能付きのレジスタ回路1と、該レジスタ回路1のスキャン入力(SI)とスキャン出力(SO)を選択するセレクタ回路2から構成される。セレクタ回路2に入力される選択信号SELは、スキャン入力(SIN)の選択時にレジスタ回路1をホールド状態にするものである。すなわち、スキャンパスレジスタは、レジスタ回路1を迂回するスキャンパスを設けており、セレクタ回路2でレジスタ回路1のスキャン出力(SO)を選択して該レジスタ回路1を迂回するパスが選択されると、該レジスタ回路1をホールドする機能を有している。
図3は、本発明の一実施形態に係るスキャンパス回路を示しており、図2のスキャンパスレジスタに相当するスキャンパスレジスタSR(SR1~SR5)を複数縦続接続して構成される。つまり、複数のスキャンパスレジスタSRを直列に接続しており、奇数段スキャンパスレジスタSR1、SR3、SR5に対する選択信号SOと、偶数段のスキャンパスレジスタSR2、SR4に対する選択信号S1が付与されている。このように、偶数段のスキャンパスレジスタSRを一括で制御する選択信号S0と、奇数段のスキャンパスレジスタSRを一括で制御する選択信号S1がスキャンパス回路に提供される。また、全てのスキャンパスレジスタSR1~SR5にはクロック信号CLKとスキャンモード信号SMCが共通に付与される。
次に、本発明の一実施形態に係るスキャンパス回路の故障個所特定方法について説明する。図5は、スキャンパス回路の故障個所特定方法を示すフローチャートであり、図1に示すスキャンパス回路の故障個所特定装置に対応しており、制御装置100によりステップSA乃至SEが実行される。最初に、制御装置100は、第1のスキャンパス回路SP1又は第2のスキャンパス回路SP2を第1の選択信号S0又は第2の選択信号S1により選択する(ステップSA)。制御装置100は、第1のスキャンパス回路SP1と第2のスキャンパス回路SP2を同時に選択する(ステップSB)。その後、スキャンパス回路SPについてシフト動作を1回行う(ステップSC)。制御装置100は、再度、第1のスキャンパス回路SP1又は第2のスキャンパス回路SP2を第1の選択信号S0又は第2の選択信号S1により選択する(ステップSD)。その後、スキャンパス回路SPから不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることにより、スキャンパス回路SPの単一の故障個所を特定する(ステップSE)。仮に、第1のスキャンパス回路SP1にて故障個所が特定されると、制御装置100は、第1のスキャンパス回路SP1を避けて、第2のスキャンパス回路SP2にてスキャンパス回路SPを運用する。なお、図1と図3との関係性について、スキャンパス回路SPに含まれる奇数段のスキャンパスレジスタを第1のスキャンパス回路SP1とし、偶数段のスキャンパスレジスタを第2のスキャンパス回路SP2としている。
本願実施形態に係るスキャンパス回路は、スキャンパスを全てのスキャンパスレジスタ直列、奇数段のスキャンパスレジスタ直列、偶数段のスキャンパスレジスタ直列を切り替えて使用することができるので、スキャンパスの故障個所を迂回して正常なスキャンパスレジスタSRにデータを設定することができる。以下、全てのスキャンパスレジスタ直列(S0=0、S1=0)を「全レジスタ直列」と称し、偶数段のスキャンパスレジスタ直列(S0=1、S1=0)を「偶数段レジスタ直列」と称し、奇数段のスキャンパスレジスタ直列(S0=0、S1=1)を「奇数段レジスタ直列」と称する。
次に、スキャンパス回路の具体的な動作について詳細に説明する。フリップフロップ(FF)を縦続接続したスキャンパスのスキャンテストでは、スキャンイン端子からの入力信号は、スキャンセレクト信号が「1」の時にFFに順次セットされ、その後、スキャンセレクト信号を「0」にして通常動作モードで1クロック動作させ、その動作結果はFFに蓄えられる。その後、再度、スキャンセレクト信号を「1」にしてFFに蓄えられた値をスキャンアウト端子から順次出力する。本願実施形態では、全てのスキャンパスレジスタSRに「0」或いは「1」をセットして、全レジスタ直列(S0=0、S1=0)でシフト動作を行ってデータを読み出し、不正データを読み出すまでのシフト動作回数をカウントすることによって、スキャンパス中の単一の固定故障個所を容易に特定することができる。
スキャンパスの故障個所を避けるために、(1)偶数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合(図6(A))と、(2)奇数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合(図6(B))とに分けて説明する。なお、図6(A)はステップS1乃至S7からなるフローチャートであり、図6(B)はステップS11乃至S17からなるフローチャートである。
(1)偶数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合(S0=1、S1=0)
スキャンパスの故障個所を避けるため、偶数段レジスタ直列スキャンパスを選択する(S1)。奇数段レジスタの設定データを1段手前の偶数段レジスタにセットする(S2)。全レジスタ直列スキャンパス(S0=0、S1=0)を選択して(S3)シフト動作を1回行い、奇数段レジスタの設定値をセットし(S4)、最後に、偶数段レジスタ直列スキャンパス(S0=1、S1=0)を選択して(S5)、偶数段レジスタの設定データをセットする(S6)。この際、迂回する奇数段レジスタはホールド状態で、先に設定したデータを保持している。全レジスタ直列(S0=0、S1=0)のシフト動作で不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることにより、スキャンパス中の単一の固定故障個所を特定する(S7)。
(2)奇数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合(S0=0、S1=1)
スキャンパスの故障個所を避けるため、奇数段レジスタ直列スキャンパスを選択する(S11)。偶数段レジスタの設定データを1段手前の奇数段レジスタにセットする(S12)。全レジスタ直列スキャンパス(S0=0、S1=0)を選択して(S13)シフト動作を1回行い、偶数段レジスタの設定値をセットし(S14)、最後に、奇数段レジスタ直列スキャンパス(S0=0、S1=1)を選択して(S15)、奇数段レジスタの設定データをセットする(S16)。この際、迂回する偶数段レジスタはホールド状態で、先に設定したデータを保持している。全レジスタ直列(S0=0、S1=0)のシフト動作で不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることにより、スキャンパス中の単一の固定故障個所を特定する(S17)。
また、スキャンパスの固定故障個所を避けて、各レジスタのデータを読み出すことも同様の手順で可能である。この手順について、(1)偶数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合と、(2)奇数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合とに分けて説明する。なお、図7(A)はステップS21乃至S25からなるフローチャートであり、図7(B)はステップS31乃至S35からなるフローチャートである。
(1)偶数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合(S0=1、S1=0)
スキャンパスの固定故障個所を避けるため、偶数段レジスタ直列スキャンパスを選択し(S21)、偶数段レジスタのデータを読み出す(S22)。その際、迂回する奇数段レジスタはデータを保持している。次に、全レジスタスキャンパス(S0=0、S1=0)を選択して(S23)シフト動作を1回行い、奇数段レジスタのデータを1段後の偶数段レジスタに移動し(S24)、最後に、偶数段レジスタ直列スキャンパス(S0=1、S1=0)を選択して(S25)データを読み出す。
(2)奇数段レジスタ直列スキャンパスを選択した場合(S0=0、S1=1)
スキャンパスの固定故障個所を避けるため、奇数段レジスタ直列スキャンパスを選択し(S31)、奇数段レジスタのデータを読み出す(S32)。その際、迂回する偶数段レジスタはデータを保持している。次に、全レジスタスキャンパス(S0=0、S1=0)を選択して(S33)シフト動作を1回行い、偶数段レジスタのデータを1段後の奇数段レジスタに移動し(S34)、最後に、奇数段レジスタ直列スキャンパス(S0=0、S1=1)を選択して(S35)データを読み出す。
上記の故障個所特定装置の機能や故障個所特定方法をプログラムとして実装することも可能である。つまり、複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路の故障個所を特定するプログラムには、複数のスキャンパスレジスタのうち奇数段のスキャンパスレジスタを選択する第1の選択信号と、偶数段のスキャンパスレジスタを選択する第2の選択信号とが提供されている。奇数段のスキャンパスレジスタを直列に接続してなる第1のスキャンパス回路を第1の選択信号により選択した場合、偶数段のスキャンパスを直列に接続してなる第2のスキャンパス回路における偶数段のスキャンパスレジスタの設定データを1段手前の奇数段のスキャンパスレジスタにセットし、複数のスキャンパスレジスタの全てを直列に接続してなるスキャンパス回路を第1の選択信号および第2の選択信号により選択し、スキャンパス回路のシフト動作を1回行い、偶数段のスキャンパスレジスタの設定値をセットし、再度、第1のスキャンパス回路を第1の選択信号により選択し、奇数段のスキャンレジスタの設定データをセットし、不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることにより第1のスキャンパス回路の故障個所を特定する。一方、偶数段のスキャンパスレジスタを直列に接続してなる第2のスキャンパス回路を第2の選択信号により選択した場合、奇数段のスキャンパスレジスタの設定データを1段手前の偶数段のスキャンパスレジスタにセットし、複数のスキャンパスレジスタの全てを直列に接続してなるスキャンパス回路を第1の選択信号および第2の選択信号により選択し、スキャンパス回路のシフト動作を1回行い、奇数段のスキャンパスレジスタの設定値をセットし、再度、第2のスキャンパス回路を第2の選択信号により選択し、偶数段のスキャンレジスタの設定データをセットし、不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることにより第2のスキャンパス回路の故障個所を特定する。
上述のように、本願実施形態のスキャンパス回路は回路基板への収納性と配線性を損なうことなく、スキャンパス自体に故障が存在するときに容易に故障個所を特定し、故障個所を避けてスキャンパスデータを設定したり引き抜いたりすることがきる。また、スキャンパス自体に単一故障があってもスキャンパス以外の回路が正常か否かのテストを行うことができ、スキャンパスの故障個所を調査できる。
上述のスキャンパス回路についてスキャンパスの故障個所特定方法を実行する場合、情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータやテスト用端末装置)を用いることができ、情報処理装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理過程(図5乃至図7)は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリなどをいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
上述のコンピュータシステムとは、オペレーティングシステム(OS)などのソフトウェアや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、コンピュータシステムは、ホームページ提供環境(或いは、ブラウザ表示機能)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROMなどの可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記憶装置のことをいう。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置などに格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する伝送媒体は、インターネットなどのネットワーク(通信網)や電話回線などの通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(又は、差分プログラム)であっても良い。
最後に、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、スキャンパスレジスタの構成も図2の構成に限定されるものではない。また、図3に示すように複数のスキャンパスレジスタを直列に並べて、奇数段レジスタと偶数段レジスタとに分けて、その一方をホールド状態にして迂回しているが、複数のスキャンパスレジスタを複数のレジスタ群に分割して、故障個所を迂回すべく一部のレジスタ群をホールド状態にしてもよい。
本発明は、スキャンパスレジスタを複数配列したスキャンパス回路中の故障個所を迂回すべく複数の回路部分(例えば、偶数段レジスタと奇数段レジスタ)に分けて個別に選択制御しているが、その利用分野として、クロック信号に同期して動作する大規模デジタル半導体集積回路に適用することができる。
1 レジスタ回路
2 セレクタ回路
100 制御装置(故障個所特定装置)
SP スキャンパス回路
SP1 第1のスキャンパス回路
SP2 第2のスキャンパス回路
R レジスタ
SR スキャンパスレジスタ
FF フリップフロップ回路

Claims (5)

  1. 複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路を、第1の選択信号により選択される奇数段のスキャンパスレジスタから構成される第1のスキャンパス回路と第2の選択信号により選択される偶数段のスキャンパスレジスタで構成される第2のスキャンパス回路に分割ており、
    前記第1の選択信号又は前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路又は前記第2のスキャンパス回路を選択した後、前記第1の選択信号及び前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路と前記第2のスキャンパス回路を同時に選択してシフト動作を実行し、その後、前記第1の選択信号又は前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路又は前記第2のスキャンパス回路を選択することにより、不正データを出力した前記スキャンパスレジスタに対応する故障個所を特定するようにした、故障個所特定装置。
  2. 前記奇数段のスキャンパスレジスタを直列に接続してなる前記第1のスキャンパス回路を前記第1の選択信号により選択し、
    前記偶数段のスキャンパスレジスタの設定データを1段手前の前記奇数段のスキャンパスレジスタにセットし、
    前記複数のスキャンパスレジスタの全てを直列に接続してなる前記スキャンパス回路を前記第1の選択信号および前記第2の選択信号により選択し、
    前記スキャンパス回路のシフト動作を1回行い、偶数段のスキャンパスレジスタの設定値をセットし、
    再度、前記第1のスキャンパス回路を前記第1の選択信号により選択し、
    前記奇数段のスキャンレジスタの設定データをセットし、
    不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることにより前記第1のスキャンパス回路の故障個所を特定する、
    請求項に記載の故障個所特定装置。
  3. 前記偶数段のスキャンパスレジスタを直列に接続してなる前記第2のスキャンパス回路を前記第2の選択信号により選択し、
    前記第1のスキャンパス回路における前記奇数段のスキャンパスレジスタの設定データを1段手前の前記偶数段のスキャンパスレジスタにセットし、
    前記複数のスキャンパスレジスタの全てを直列に接続してなる前記スキャンパス回路を前記第1の選択信号および前記第2の選択信号により選択し、
    前記スキャンパス回路のシフト動作を1回行い、前記奇数段のスキャンパスレジスタの設定値をセットし
    再度、前記第2のスキャンパス回路を前記第2の選択信号により選択し、
    前記偶数段のスキャンレジスタの設定データをセットし、
    不正データを読み出すまでのシフト動作をカウントすることにより前記第2のスキャンパス回路の故障個所を特定する、
    請求項に記載の故障個所特定装置。
  4. 複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路を、第1の選択信号により選択される奇数段のスキャンパスレジスタから構成される第1のスキャンパス回路と第2の選択信号により選択される偶数段のスキャンパスレジスタで構成される第2のスキャンパス回路に分割しており
    前記第1の選択信号又は前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路又は前記第2のスキャンパス回路を選択し、
    前記第1の選択信号及び前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路と前記第2のスキャンパス回路を同時に選択してシフト動作を実行し、
    前記第1の選択信号又は前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路又は前記第2のスキャンパス回路を選択することにより、不正データを出力した前記スキャンパスレジスタに対応する故障個所を特定するようにした、故障個所特定方法。
  5. 複数のスキャンパスレジスタを縦続接続してなるスキャンパス回路を、第1の選択信号により選択される奇数段のスキャンパスレジスタから構成される第1のスキャンパス回路と第2の選択信号により選択される偶数段のスキャンパスレジスタで構成される第2のスキャンパス回路に分割しており、前記スキャンパス回路に接続されたコンピュータにより実装されるプログラムであって、
    前記第1の選択信号又は前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路又は前記第2のスキャンパス回路を選択し、
    前記第1の選択信号及び前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路と前記第2のスキャンパス回路を同時に選択してシフト動作を実行し、
    前記第1の選択信号又は前記第2の選択信号により前記第1のスキャンパス回路又は前記第2のスキャンパス回路を選択することにより、不正データを出力した前記スキャンパスレジスタに対応する故障個所を特定するようにした、プログラム。
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