JP2005131874A - ラベル帳票 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観見栄えが良好で掲載できる情報量が多く、プリンタでの印字適性に優れたラベル帳票を提供する。
【解決手段】台紙11−2上に上紙11−1を貼合したシート体11で構成することでラベル帳票Pの総厚を抑える。また、上紙11−1には本票P11と分離票P12とを輪郭切り取り線13を介して隣接した伝票片P1を備え、分離票P12を除いた裏面領域に粘着剤層15を設ける。一方、台紙11−2には粘着剤層15と対向する表面領域に剥離剤層25を設け、輪郭切り取り線13を囲んで台紙11−2裏面から台紙11−2表面まで到達する深さのハーフカット線23を形成して、ハーフカット線23内側の表面領域に情報記載欄18を備えるものとする。これによりハーフカット線23内側の領域を残したまま台紙11−2を上紙11−1から剥がして帳票Pを貼り付けることができ、分離票P12を本票P11から切り離した後に台紙11−2の情報記載欄18が現れて帳票Pの外観見栄えが向上するとともに情報記載量も増える。
【選択図】図7

Description

本発明は、特に通信販売業界,百貨店業界,運輸業界等で使用される配送伝票として好適なラベル帳票に関する。
例えば注文を受けた通信販売業者が商品を配送する場合、商品の流通を管理する目的で商品を梱包したケースに配送伝票を貼付して発送している。
配送伝票としては図8に示す構造のものが一般的である。同図に示す配送伝票2は、貼付票2−1,配達票2−2,貼付片2−3の3つの紙片が切り取り線2a,2aを介して隣接され、貼付票2−1と貼付片2−3の裏面に設けられた粘着剤層3でケース1に貼り付ける構造になっている(図8a参照)。そして、配送業者はケース1を配達すると、配送伝票2の配達票2−2に受取人の捺印またはサインをもらい、2本の切り取り線2a,2aを切断し(図8b参照)、配達票2−2を配送伝票2から切り離して配達控えとして持ち帰るものとしている(図8c参照)。
また、配送伝票の他の例としては図9に示す構造のものも知られている。同図に示す配送伝票4は、貼付票4−1の領域内に配達票4−2が設けられていて、配達票4−2の輪郭をかたどった切り取り線4aが形成され、配達票4−2を除いた貼付票4−1裏面に設けられた粘着剤層5でケース1に貼り付ける構造になっている(図9a参照)。
さらに、特許文献1には、上質紙からなる上紙と、上質紙の裏面に粘着剤を介して剥離紙を貼り合わせたタック紙とで構成された配送用帳票が開示されている。この配送用帳票は上紙に配送伝票部と通信シート部がハーフカット線を介して隣接され、上紙の裏面に擬似接着剤を介してタック紙が貼着された構造になっている。
特開2002−127644号公報
例示した従来の配送伝票によると以下のような問題点が指摘されている。
例えば、図8cに示すように、配達票2−2を切り離した後には貼付票2−1と貼付片2−3がケース1に貼り付いたまま残り、剥がした配達票2−2部分が欠落してケース1の地肌が露出するので、外観上決して見栄えの良いものではない。また、剥がした配達票2−2は配達業者に持ち帰られてしまうので、配達票2−2には受取人に伝達したい情報を載せることができず、配送伝票2に掲載できる情報量が少ないという欠点もある。
また、図9bに示すように、配達票4−2を斜め方向に無理に剥がそうとすると切り取り線4aから外れてしまい、配達票4−2が途中で破損することがある。そこで、この配達票4−2を貼付票4−1から切り離し易くするために、図9cに示すようなミシン線を粗く(カット部を大きく)した切り取り線4bを形成した場合、今度は配達時にケース1を積み重ねるなどして外力が加えられると切り取り線4bが簡単にハチケてしまい、配達票4−2が配送伝票4から脱落するという不具合もある。
さらに、特許文献1に開示された配送用帳票の場合には、通信シート部に別途情報を載せることができるという利点があるものの、上紙の裏面に貼着するタック紙が高価なため帳票の作製コストが嵩むという欠点がある。また、上紙の裏面に上質紙,粘着剤,剥離紙という3層構造からなるタック紙を擬似接着剤で貼着する構造であるので、帳票の総厚が厚くなってトナーの定着性が悪い上に、帳票の腰が強くなり過ぎてしまいプリンタでの通紙性に支障を来たすという不具合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、外観見栄えが良好で掲載できる情報量も多く、かつ帳票の総厚を抑えてプリンタでの印字適性に優れたラベル帳票を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するために、台紙上に上紙が剥離可能に貼合された帳票であって、前記上紙は、本票と分離票とが輪郭切り取り線で隣接された伝票片を備え、かつ前記分離票を除いた裏面領域に粘着剤層が設けられてなり、前記台紙は、前記粘着剤層と対向する表面領域に剥離剤層が設けられ、かつ前記輪郭切り取り線を囲んで台紙裏面から台紙表面まで到達する深さのハーフカット線が形成されてハーフカット線内側の表面領域に情報記載欄を備えたことを特徴とするラベル帳票を提供するものである。
ここで、この発明において使用する台紙と上紙は、ともにレーザプリンタやインクジェットプリンタ等のノンインパクトプリンタや、熱転写プリンタあるいはドットインパクトプリンタ等による印字適性を備えた印刷用紙で構成されていることが好ましい。例えば上質紙,軽量コート紙,コート紙,アート紙等が使用でき、この中でも印字適性に優れた上質紙が好適である。
粘着剤層は、例えばアクリル系糊,ゴム系の天然ゴム糊,合成ゴム糊,あるいは天然ゴム糊と合成ゴム糊を混ぜ合わせた糊などの各種の糊類を用紙上に塗工することで形成でき、剥離剤層は、例えば主成分にシリコーン等の離型剤が含有された各種の紫外線硬化型インキを用紙上に印刷して乾燥させることで形成できる。
さらに、切り取り線とは、用紙にカット部とアンカット部を形成したミシン線のようにカッター等の刃具を使用しなくても用紙を切断できるようにした線のことをいい、ハーフカット線とは、用紙の厚み方向にかけてその用紙を完全には切断してしまわない深さの切り込みを入れた線のことをいう。
本発明のラベル帳票は台紙の上に上紙を貼合した構成であるので、帳票の総厚を薄く抑えることで安定したトナー定着性が得られ、帳票の腰が強くなり過ぎずプリンタでの通紙性を良好に維持できる。またハーフカット線の内側部分を残したまま台紙を上紙から剥がして帳票を貼り付けることで、分離票を切り離した部分に台紙の情報記載欄が現れて帳票の外観見栄えを良好に保つことができ、かつ帳票上に更なる情報を掲載することが可能になる。
また、本発明の一実施態様として、前記輪郭切り取り線は、カット部とアンカット部を有する通常ミシン線と、通常ミシン線のアンカット部に設けられたカット部とアンカット部を有するマイクロミシン線とからなる混合ミシン線であると良い。
ここで、マイクロミシン線とは、カット部とアンカット部の長さがそれぞれ1.0mm以下に設定されたミシン線のことを指し、カット部とアンカット部の長さがそれぞれ1.0mmを超えるミシン線は通常ミシン線と定義する。
この構成によると、分離票の輪郭の途中に切断しにくいマイクロミシン線が点在することで通常ミシン線の切断が食い止められて配達時における分離票の脱落を防止でき、かつ分離票の輪郭の途中に切断し易い通常ミシン線が点在することで分離票の分離時には大きな力を必要とせずにミシン線の切断をスムーズに行うことができるという利点がある。
本発明に係るラベル帳票によると、台紙上に上紙を貼合した構成であり、帳票の総厚を薄くできかつ帳票の腰が強くなり過ぎないので、安定したトナー定着性が得られるとともにプリンタでの通紙性を良好に維持できるという効果を有する。
また、高価なタック紙を貼着する構成でもないため、作製コストを低減できるという効果を有する。
さらに、切り離される分離票の部分に台紙を残したまま帳票を貼り付けることができるので、分離票を剥がした後の帳票の外観見栄えを向上させることができるとともに帳票上に更なる情報を掲載できるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のラベル帳票Pは、通信販売業者や百貨店業者が商品を配送する際に、商品を梱包したケースに貼り付けて商品管理を行う配送伝票として使用される。このラベル帳票Pは、上質紙を使用した上紙11−1と、同じく上質紙を使用した台紙11−2を重ね合わせて貼合したシート体11で構成されており、シート体11上に伝票片P1と帳票片P2を備えている。
図2に示すように、上紙11−1は矩形状に成形され、その略中央部分を縦断して上紙表面から上紙裏面まで到達する深さの境界切り取り線12が形成されている。上紙11−1は境界切り取り線12を介して伝票片P1と帳票片P2が分割可能に隣接されている。
伝票片P1はさらに本票P11と分離票P12の2つの伝票に区画され、本票P11が配送伝票の貼付票に、分離票P12が配送伝票の配達票になる。つまり分離票P12の周囲は輪郭切り取り線13で囲まれていて、この輪郭切り取り線13を切断することで本票P11から分離票P12が切り離される。上紙11−1の裏面側には、この分離票P12を除いた領域に粘着剤層15が全面塗工されている(図2b参照)。
また、分離票P12にはその角部を切り落として輪郭切り取り線13に繋がるコーナーカット部14が形成されていて、分離票P12の端部を摘まんで輪郭切り取り線13を切断し易くなっており、分離票P12の破損を防ぐことができる。
さらに、輪郭切り取り線13の形状としては図3に示すような特殊形状のミシン線を採用している。このミシン線は通常ミシン線13−1と、通常ミシン線13−1よりもピッチの細かなマイクロミシン線13−2とからなる混合ミシン線である。
本実施形態では、分離票P12の大きさが縦94mm,横100mmの矩形状に成形されていて、通常ミシン線13−1とマイクロミシン線13−2の長さはそれぞれ次のように設定されている。通常ミシン線13−1はカット部13−1aとアンカット部13−1bで構成されており、カット部13−1aの長さが7.0mm,アンカット部13−1bの長さが4.0mmに設定されている。マイクロミシン線13−2は通常ミシン線13−1のアンカット部13−1b上に設けられたカット部13−2aとアンカット部13−2bで構成されており、カット部13−2aの長さが1.0mm以下,アンカット部13−2bの長さが0.6mm以下で、かつ両者を組み合わせたミシン線全体の長さが2.0〜4.0mmの範囲内に設定されている。
なお、コーナーカット部14を除く分離票P12の隅部は1.0mmのカット部になっている。
このように、輪郭切り取り線13の形状として通常ミシン線13−1とマイクロミシン線13−2を交互に配置した混合ミシン線を採用したのは次のような理由による。
すなわち、輪郭切り取り線13を通常ミシン線のようにカット部が大きなミシン線のみで構成すると、小さな外力が加えられただけで輪郭切り取り線13が簡単にハチケてしまい、分離票P12が本票P11から脱落することがある。逆に輪郭切り取り線13をマイクロミシン線のようにカット部が小さなミシン線のみで構成すると、輪郭切り取り線13を切断するために大きな力が必要になり、無理に剥がそうとするとミシン線から外れてしまい、分離票P12が破損することがある。
これに対して、本実施形態のように輪郭切り取り線13に混合ミシン線を採用することで、分離票P12の輪郭の途中にマイクロミシン線13−2が点在することになり、通常ミシン線13−1がハチケてもマイクロミシン線13−2でそれ以上の切断が食い止められるので、配達時における分離票P12の脱落を防止できる。加えて、分離票P12の輪郭の途中には通常ミシン線13−1も点在するので、分離票P12の分離時には大きな力を加えなくてもミシン線の切断をスムーズに行うことができる。
図4に示すように、台紙11−2は上紙11−1と等しい大きさに成形され、上紙11−1の境界切り取り線12に相当する位置には通常ミシン線で形成された境界切り取り線26が設けられている。台紙11−2はこの境界切り取り線26を介して伝票片P1と帳票片P2が分割可能に隣接されている。
また、このラベル帳票Pでは、上紙11−1と台紙11−2を貼り合わせたときに上紙11−1の境界切り取り線12と台紙11−2の境界切り取り線26とが互いにずれてしまった場合であっても、伝票片P1と帳票片P2との分離作業が確実に行われるようにしてある。すなわち、境界切り取り線26に沿って略0.5mm程度ずらした位置に台紙11−2の裏面から表面まで到達する深さの切り込みを形成した境界ハーフカット線27が設けられている。境界切り取り線26と境界ハーフカット線27は、そのいずれか一方が設けられていれば良く、またその双方が設けられていても構わない。なお、上紙11−1と台紙11−2を貼り合わせた後に境界切り取り線12を形成する作製手順を採用した場合には、上紙11−1と台紙11−2において切り取り線がずれることはないので境界ハーフカット線27は必ずしも必要ではなくなる。
台紙11−2の伝票片P1には、分離票P12の外形寸法よりも大きな輪郭を持つ輪郭ハーフカット線23が設けられている。すなわち、この輪郭ハーフカット線23は、上紙11−1の輪郭切り取り線13を囲んで台紙11−2裏面から台紙11−2表面まで到達する深さの切り込みを形成したものである。また、台紙11−2の表面側には、上紙11−1の粘着剤層15と対向する部位、つまり分離票P12を除いた領域に剥離剤層25が塗工されている。この剥離剤層25は、上紙11−1の裏面に塗工された粘着剤層15との接着力を弱めて上紙11−1から台紙11−2を剥がし易くするためのものである。
なお、上紙11−1から台紙11−2を剥がし易くする手段としては、図6に示すように、上紙11−1裏面にある粘着剤層15の塗工パターンを全面塗工に替えて点糊状に塗工して、粘着剤層15の接着力を減少させることも考えられる。
このように構成された台紙11−2の上に上紙11−1を重ね合わせて加圧すると、上紙11−1と台紙11−2との用紙間の構造は図5のようになる。
伝票片P1の本票P11では、上紙11−1裏面に塗工された粘着剤層15と台紙11−2表面に塗工された剥離剤層25が接触して、上紙11−1と台紙11−2が剥離可能に接着される。一方、伝票片P1の分離票P12では、上紙11−1裏面に粘着剤層15が塗工されていないので、台紙11−2の上に上紙11−1が重なっただけの状態になっている(図5a参照)。
帳票片P2では、上紙11−1裏面に塗工された粘着剤層15と台紙11−2表面に塗工された剥離剤層25が接触して、上紙11−1と台紙11−2が剥離可能に接着された状態になっている(図5b参照)。
このような構成からなるラベル帳票Pは、例えば商品管理を行うための配送伝票と、商品の明細票を一体化した帳票として使用できる。図1aに示すように、伝票片P1が配送伝票になり、本票P11と分離票P12にはそれぞれ配送先,配送元,商品名の他に配達指定日や配達時間帯などの配送情報を記載する伝票記載欄16が印刷される。また図1bに示すように、帳票片P2が明細票になり、明細票には商品番号,商品名,数量,金額などの商品情報を記載する帳票記載欄17が印刷される。
さらに図4aに示すように、台紙11−2の分離票P12に相当する部位には、受取人に伝達したい情報があらかじめ情報記載欄18に印刷される。なお、この情報記載欄18は配達時には分離票P12によって隠蔽されているので秘匿情報を記載することも可能である。
続いて、本実施形態のラベル帳票の使用方法を説明する。
まず、商品の注文を受けた通信販売業者や百貨店業者は、図7aに示すように伝票片P1の伝票記載欄16と帳票片P2の帳票記載欄17にそれぞれ所定事項を各種プリンタで印刷処理する。所定事項が印刷されたラベル帳票Pは、配送する商品とともに配送業者に委託される。
次に、配送業者は、図7bに示すように帳票記載欄17に記載された所定事項を確認して、境界切り取り線12を切断して伝票片P1と帳票片P2とを切り離す。ここで台紙11−2の裏面側には境界切り取り線12に相当する位置に境界切り取り線26と境界ハーフカット線27が形成されているので、上紙11−1と台紙11−2が破損することなく伝票片P1と帳票片P2を互いに分離できる。
次いで、配送業者は、図7cに示すように伝票片P1裏面の台紙11−2をめくって輪郭ハーフカット線23を切断し、輪郭ハーフカット線23の内側部分を残して台紙11−2を上紙11−1から剥がす。ここで台紙11−2は剥離剤層25によって粘着力が弱められているので、上紙11−1の粘着剤層15から無理なく剥がすことができる。
さらに、図7dに示すように、裏面に露出した粘着剤層15によって伝票片P1を商品梱包済みのケース1の外側に貼り付ける。この状態でケース1が配達される。貼り付けられた伝票片P1において、分離票P12の輪郭切り取り線13には切断しにくいマイクロミシン線13−2が含まれているので、配達時に輪郭切り取り線13に外力が加えられても分離票P12が切り離されて脱落することはない。
配送業者はケース1を配達すると、伝票片P1の分離票P12に受取人の捺印またはサインをもらう。そして、図7eに示すように分離票P12のコーナーカット部14に指を掛け分離票P12の端部を摘まんで輪郭切り取り線13を切断し、分離票P12を本票P11から分離して配達控えとして持ち帰る。ここで分離票P12には粘着剤層15が塗工されておらず台紙11−2上に重なっているだけなので、台紙11−2から簡単に切り離すことができる。また、輪郭切り取り線13には上述したように切断し易い通常ミシン線13−1が含まれているので、本票P11と分離票P12を互いに破損することなく分離できる。
分離票P12を切り離した後のケース1は、図7fに示すように分離票P12下面に台紙11−2が残った状態になるので、図8cに示した配送伝票2のように分離票2−2部分が欠落してケース1の地肌部分が露出してしまうものに比べて分離後の外観見栄えを向上させることができる。また台紙11−2の分離票P12に相当する部位には、分離票P12を切り離すことによって情報記載欄18が現れるため、受取人に更なる情報を伝達することも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述した実施形態においては様々な変形が可能である。例えば、ラベル帳票Pの帳票片P2は、上紙11−1裏面の粘着剤層15と台紙11−2表面の剥離剤層25で剥離可能に接着したラベル形態になっているが、必要に応じて台紙11−2表面の剥離剤層25をなくして上紙11−1と台紙11−2を剥離不能に完全接着する構成を採用しても良い。また、ラベル帳票Pは印刷用紙からなる上紙11−1と台紙11−2を貼合したシート体11で構成されているため、台紙11−2裏面にもプリンタでの印字が可能であり、台紙11−2裏面にある余白スペースに更なる情報を印刷することもできる。
本発明のラベル帳票を示す(a)表面側平面図,(b)裏面側平面図。 上紙を示す(a)表面側平面図,(b)裏面側平面図。 図2のC部拡大平面図。 台紙を示す(a)表面側平面図,(b)裏面側平面図。 図1の(a)A−A線断面図,(b)B−B線断面図。 粘着剤層の他の塗工例を示す断面図。 本発明のラベル帳票の使用方法を示す説明図。 従来の配送伝票の不具合を示す説明図。 従来の配送伝票の不具合を示す説明図。
符号の説明
P ラベル帳票
P1 伝票片
P11 本票
P12 分離票
P2 帳票片
11 シート体
11−1 上紙
11−2 台紙
12 境界切り取り線
13 輪郭切り取り線
13−1 通常ミシン線
13−1a カット部
13−1b アンカット部
13−2 マイクロミシン線
13−2a カット部
13−2b アンカット部
14 コーナーカット部
15 粘着剤層
16 伝票記載欄
17 帳票記載欄
18 情報記載欄
23 輪郭ハーフカット線
25 剥離剤層
26 境界切り取り線
27 境界ハーフカット線

Claims (2)

  1. 台紙上に上紙が剥離可能に貼合された帳票であって、
    前記上紙は、本票と分離票とが輪郭切り取り線で隣接された伝票片を備え、かつ前記分離票を除いた裏面領域に粘着剤層が設けられてなり、
    前記台紙は、前記粘着剤層と対向する表面領域に剥離剤層が設けられ、かつ前記輪郭切り取り線を囲んで台紙裏面から台紙表面まで到達する深さのハーフカット線が形成されてハーフカット線内側の表面領域に情報記載欄を備えた
    ことを特徴とするラベル帳票。
  2. 請求項1に記載のラベル帳票において、
    前記輪郭切り取り線は、カット部とアンカット部を有する通常ミシン線と、通常ミシン線のアンカット部に設けられたカット部とアンカット部を有するマイクロミシン線とからなる混合ミシン線である
    ことを特徴とするラベル帳票。
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