JP2000132105A - 返信用ラベル付き配送ラベル - Google Patents
返信用ラベル付き配送ラベルInfo
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- JP2000132105A JP2000132105A JP10301064A JP30106498A JP2000132105A JP 2000132105 A JP2000132105 A JP 2000132105A JP 10301064 A JP10301064 A JP 10301064A JP 30106498 A JP30106498 A JP 30106498A JP 2000132105 A JP2000132105 A JP 2000132105A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】顧客情報を記載した返信葉書用のラベルを配送
ラベルに一体的にして分離可能に設けるようにし、商品
発送時の手間を軽減する。 【解決手段】剥離紙５の対向二辺に平行にして剥離紙５
側に一対の剥離紙側スリット１６を入れて、剥離紙側ス
リット１６から外方の粘着剤４を表出可能に設け、配送
情報表示ラベル片３における剥離紙側スリット１６の対
応位置の間となる内方領域に、配送情報表示ラベル片３
側に入れた切り取り部１５にて区画形成された返信葉書
貼付用ラベル片１３を分離可能に設けた。
ラベルに一体的にして分離可能に設けるようにし、商品
発送時の手間を軽減する。 【解決手段】剥離紙５の対向二辺に平行にして剥離紙５
側に一対の剥離紙側スリット１６を入れて、剥離紙側ス
リット１６から外方の粘着剤４を表出可能に設け、配送
情報表示ラベル片３における剥離紙側スリット１６の対
応位置の間となる内方領域に、配送情報表示ラベル片３
側に入れた切り取り部１５にて区画形成された返信葉書
貼付用ラベル片１３を分離可能に設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送物に貼り付け
る配送ラベルであって、別途に用意される返信葉書に貼
り付けることのできるラベル片を備えた配送ラベルに関
するものである。
る配送ラベルであって、別途に用意される返信葉書に貼
り付けることのできるラベル片を備えた配送ラベルに関
するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】従来、デパートなどの
大規模小売り店舗や衣料、日用品などを取り扱うサービ
ス業者などにおいては、注文された商品を送付する際
に、予め管理された顧客データから配送物の送り先とな
る顧客住所氏名などの配送情報をプリンタ装置に送り出
して配送情報が記載された配送票や配送ラベルなどを大
量にして連続的に作成し、その配送票や配送ラベルなど
をそれぞれ配送物に取り付けたり貼り付けたりして発送
して発送業務の効率化が図られている。同様に、通信販
売業者においても注文商品の発送時ばかりでなく、定期
的に顧客側にカタログを送付する場合にも同様に配送票
や配送ラベルを発行して配送物に貼り付けるようにして
おり、特に前記カタログを送付する場合には配送物がカ
タログであることを受取人側に分かり易くするため、ま
た、購買意欲を奏し易くするために、透明の包装袋にカ
タログを挿入した状態でその外側に配送ラベルを貼り付
けるようにしている。さらに、このような通信販売のシ
ステムでは、予め顧客住所氏名などの情報を記載した返
信葉書も同封しており、新たな注文のために顧客側で葉
書を用意したり余分な記入手間を顧客側にかけないよう
にしている。しかしながら、顧客側の住所や氏名などの
顧客情報を予め記載した返信葉書を同封するようにした
場合、配送物に貼り付ける配送ラベルと同封する返信葉
書とが別々に作成されていることから、その返信葉書の
挿入時などにおいて、配送ラベルに記載された配送情報
と返信葉書に記載された顧客情報とのマッチングミスが
生じないように確認作業が必要となり、返信葉書を同封
する場合にこの点で商品やカタログなどの発送業務が煩
雑になるという問題が生じていた。そこで本発明は上記
事情に鑑み、顧客情報を記載した返信葉書用のラベルを
配送ラベルに一体的にして分離可能に設けるようにする
ことを課題とし、商品発送時の手間を軽減することを目
的とする。
大規模小売り店舗や衣料、日用品などを取り扱うサービ
ス業者などにおいては、注文された商品を送付する際
に、予め管理された顧客データから配送物の送り先とな
る顧客住所氏名などの配送情報をプリンタ装置に送り出
して配送情報が記載された配送票や配送ラベルなどを大
量にして連続的に作成し、その配送票や配送ラベルなど
をそれぞれ配送物に取り付けたり貼り付けたりして発送
して発送業務の効率化が図られている。同様に、通信販
売業者においても注文商品の発送時ばかりでなく、定期
的に顧客側にカタログを送付する場合にも同様に配送票
や配送ラベルを発行して配送物に貼り付けるようにして
おり、特に前記カタログを送付する場合には配送物がカ
タログであることを受取人側に分かり易くするため、ま
た、購買意欲を奏し易くするために、透明の包装袋にカ
タログを挿入した状態でその外側に配送ラベルを貼り付
けるようにしている。さらに、このような通信販売のシ
ステムでは、予め顧客住所氏名などの情報を記載した返
信葉書も同封しており、新たな注文のために顧客側で葉
書を用意したり余分な記入手間を顧客側にかけないよう
にしている。しかしながら、顧客側の住所や氏名などの
顧客情報を予め記載した返信葉書を同封するようにした
場合、配送物に貼り付ける配送ラベルと同封する返信葉
書とが別々に作成されていることから、その返信葉書の
挿入時などにおいて、配送ラベルに記載された配送情報
と返信葉書に記載された顧客情報とのマッチングミスが
生じないように確認作業が必要となり、返信葉書を同封
する場合にこの点で商品やカタログなどの発送業務が煩
雑になるという問題が生じていた。そこで本発明は上記
事情に鑑み、顧客情報を記載した返信葉書用のラベルを
配送ラベルに一体的にして分離可能に設けるようにする
ことを課題とし、商品発送時の手間を軽減することを目
的とする。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、配送情報を記載する配送情報表示
ラベル片を粘着剤を介して剥離紙に剥離可能に貼り合わ
せてなる配送用ラベルであって、前記剥離紙の少なくと
も対向二辺に平行にして剥離紙側から前記配送情報表示
ラベル片を分断しない深さの一対の剥離紙側スリットを
入れて、前記剥離紙側スリットから外方の前記粘着剤を
表出可能に設け、かつ、配送情報表示ラベル片における
前記剥離紙側スリットの対応位置の間となる内方領域
に、該配送情報表示ラベル片側から剥離紙を分断しない
深さにして入れられたスリットなどによる切り取り部に
て区画形成された返信葉書貼付用ラベル片が分離可能に
設けられていることを特徴とする返信用ラベル付き配送
ラベルを提供して、上記課題を解消するものである。そ
して、本発明においては、上記配送情報表示ラベル片の
一辺側に、該配送情報表示ラベル片と同一面上にして配
送情報または配送情報の関連情報が記載される控え票が
分離可能に設けられているものとすることができ、ま
た、上記配送情報表示ラベル片が接着手段を介して剥離
困難に貼り合わせた上紙と下紙との二紙からなり、前記
上下二紙の同一辺側を延設して上紙と下紙とが剥離可能
に貼り合わされてなる擬似接着部を設け、前記擬似接着
部と配送情報表示ラベル片との境界に上紙側から下紙を
分断しないスリットなどからなる切り取り部にて区画さ
れる前記控え票が分離可能に設けられているものとする
ことができるものである。
してなされたもので、配送情報を記載する配送情報表示
ラベル片を粘着剤を介して剥離紙に剥離可能に貼り合わ
せてなる配送用ラベルであって、前記剥離紙の少なくと
も対向二辺に平行にして剥離紙側から前記配送情報表示
ラベル片を分断しない深さの一対の剥離紙側スリットを
入れて、前記剥離紙側スリットから外方の前記粘着剤を
表出可能に設け、かつ、配送情報表示ラベル片における
前記剥離紙側スリットの対応位置の間となる内方領域
に、該配送情報表示ラベル片側から剥離紙を分断しない
深さにして入れられたスリットなどによる切り取り部に
て区画形成された返信葉書貼付用ラベル片が分離可能に
設けられていることを特徴とする返信用ラベル付き配送
ラベルを提供して、上記課題を解消するものである。そ
して、本発明においては、上記配送情報表示ラベル片の
一辺側に、該配送情報表示ラベル片と同一面上にして配
送情報または配送情報の関連情報が記載される控え票が
分離可能に設けられているものとすることができ、ま
た、上記配送情報表示ラベル片が接着手段を介して剥離
困難に貼り合わせた上紙と下紙との二紙からなり、前記
上下二紙の同一辺側を延設して上紙と下紙とが剥離可能
に貼り合わされてなる擬似接着部を設け、前記擬似接着
部と配送情報表示ラベル片との境界に上紙側から下紙を
分断しないスリットなどからなる切り取り部にて区画さ
れる前記控え票が分離可能に設けられているものとする
ことができるものである。
【０００４】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図１から図３に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中１は返信
用ラベル付き配送ラベルで、該配送ラベル１は表面側に
受取人の住所や氏名などや配送物などに関する配送情報
を記載する配送情報記入部２を有した配送情報表示ラベ
ル片３と、この配送情報表示ラベル片３の裏面側に粘着
剤４を介して貼り合わされる剥離紙５とからなるもので
ある。前記配送情報表示ラベル片３は、図２の断面で示
されているように、上紙６と下紙７とを重ね合わせて貼
り合わせたもので、所定圧力を加えることで接合面相互
が剥離困難に接着する接着力を生じるようにした接着手
段８がその上下二紙６、７の対向面それぞれに形成され
ていて、この接着手段８を介して前記上下二紙６、７が
剥離困難に貼り合わされている。また、この配送情報表
示ラベル片３にあっては、図示されているように一辺側
が外方に向けて延設されているものであり、前記上紙６
と下紙７とのそれぞれ同一一辺側を外方に延設し、その
延設部分における上紙６と下紙７との内、上紙６側の前
記接着手段８に対して接着力が弱まるように網点などの
印刷９ａを施して剥離可能に貼り合わされるように接着
力調整が施され、この延設部分における上紙６と下紙７
とによって擬似接着部９が設けられている。この擬似接
着部９における上紙６の表面には、前記配送情報記入部
２と同一面側にしてその配送情報記入部２に記入される
配送情報や配送情報の関連情報が記入される関連情報記
入部１０が設けられている。そして、この配送情報表示
ラベル片３と擬似接着部９との境界に、上紙６側から入
れて下紙７を分断しない深さのスリットなどからなる切
り取り部１１が設けられ、この切り取り部１１により擬
似接着部９における上紙６が、分離可能な控え票１２と
して構成されているものである。即ち、この控え票１２
には前述の関連情報記入部１０が存在することから、後
述するようにこの配送ラベル１を配送物に貼り付けた後
に前記控え票１２を剥ぎ取ることで、配送物とは別個に
配送者や配送業者側の配送管理票として独立して取り扱
える帳票を提供しているものとなっている。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中１は返信
用ラベル付き配送ラベルで、該配送ラベル１は表面側に
受取人の住所や氏名などや配送物などに関する配送情報
を記載する配送情報記入部２を有した配送情報表示ラベ
ル片３と、この配送情報表示ラベル片３の裏面側に粘着
剤４を介して貼り合わされる剥離紙５とからなるもので
ある。前記配送情報表示ラベル片３は、図２の断面で示
されているように、上紙６と下紙７とを重ね合わせて貼
り合わせたもので、所定圧力を加えることで接合面相互
が剥離困難に接着する接着力を生じるようにした接着手
段８がその上下二紙６、７の対向面それぞれに形成され
ていて、この接着手段８を介して前記上下二紙６、７が
剥離困難に貼り合わされている。また、この配送情報表
示ラベル片３にあっては、図示されているように一辺側
が外方に向けて延設されているものであり、前記上紙６
と下紙７とのそれぞれ同一一辺側を外方に延設し、その
延設部分における上紙６と下紙７との内、上紙６側の前
記接着手段８に対して接着力が弱まるように網点などの
印刷９ａを施して剥離可能に貼り合わされるように接着
力調整が施され、この延設部分における上紙６と下紙７
とによって擬似接着部９が設けられている。この擬似接
着部９における上紙６の表面には、前記配送情報記入部
２と同一面側にしてその配送情報記入部２に記入される
配送情報や配送情報の関連情報が記入される関連情報記
入部１０が設けられている。そして、この配送情報表示
ラベル片３と擬似接着部９との境界に、上紙６側から入
れて下紙７を分断しない深さのスリットなどからなる切
り取り部１１が設けられ、この切り取り部１１により擬
似接着部９における上紙６が、分離可能な控え票１２と
して構成されているものである。即ち、この控え票１２
には前述の関連情報記入部１０が存在することから、後
述するようにこの配送ラベル１を配送物に貼り付けた後
に前記控え票１２を剥ぎ取ることで、配送物とは別個に
配送者や配送業者側の配送管理票として独立して取り扱
える帳票を提供しているものとなっている。
【０００５】上記配送情報表示ラベル片３にはこの配送
情報表示ラベル片３の領域内に返信葉書貼付用ラベル片
１３が設けられている。図示されているように、この返
信葉書貼付用ラベル片１３の表面には、配送情報記入部
２に記載される配送情報と関連する受取人の住所氏名な
どの受取人情報を記入する受取人情報記入部１４がその
一辺を配送ラベル１の下辺に揃える位置にして設けられ
ており、前記配送情報記入部２とこの受取人情報記入部
１４とが同一面側に位置している。そして、この返信葉
書貼付用ラベル片１３は、上紙６側から上記剥離紙５を
分断しない深さにして入れたスリットなどからなる切り
取り部１５にて区画されていて、剥離紙５から剥ぎ取る
ようにして分離できるものである。このように、返信葉
書貼付用ラベル片１３が単独で取り外せるようになって
おり、そして、受取人情報記入部１４へは予め受取人住
所、氏名などの情報が印字されていて、商品やカタログ
などともに同封されている返信葉書の所定位置にこの返
信葉書貼付用ラベル片１３を貼り付けるようにすること
で、受取人側が返信葉書を差し出す際の住所氏名の記載
作業を不要にしているものである。さらに、返信葉書貼
付用ラベル片１３を貼り付けるようにするため、各配送
物に収める返信葉書はプリンタで印字することなく共通
のものとすることができ、従来のように返信葉書を配送
物とともに包装体に収めるときのマッチングを確認する
必要を生じないようにしているものである。
情報表示ラベル片３の領域内に返信葉書貼付用ラベル片
１３が設けられている。図示されているように、この返
信葉書貼付用ラベル片１３の表面には、配送情報記入部
２に記載される配送情報と関連する受取人の住所氏名な
どの受取人情報を記入する受取人情報記入部１４がその
一辺を配送ラベル１の下辺に揃える位置にして設けられ
ており、前記配送情報記入部２とこの受取人情報記入部
１４とが同一面側に位置している。そして、この返信葉
書貼付用ラベル片１３は、上紙６側から上記剥離紙５を
分断しない深さにして入れたスリットなどからなる切り
取り部１５にて区画されていて、剥離紙５から剥ぎ取る
ようにして分離できるものである。このように、返信葉
書貼付用ラベル片１３が単独で取り外せるようになって
おり、そして、受取人情報記入部１４へは予め受取人住
所、氏名などの情報が印字されていて、商品やカタログ
などともに同封されている返信葉書の所定位置にこの返
信葉書貼付用ラベル片１３を貼り付けるようにすること
で、受取人側が返信葉書を差し出す際の住所氏名の記載
作業を不要にしているものである。さらに、返信葉書貼
付用ラベル片１３を貼り付けるようにするため、各配送
物に収める返信葉書はプリンタで印字することなく共通
のものとすることができ、従来のように返信葉書を配送
物とともに包装体に収めるときのマッチングを確認する
必要を生じないようにしているものである。
【０００６】一方、この返信葉書貼付用ラベル片１３を
備えた配送ラベル１の剥離紙５には、返信葉書貼付用ラ
ベル片３の対応部分を間にした対向二辺に平行にして剥
離紙５側から上記下紙７をを分断しない深さの剥離紙側
スリット１６が入っている。この剥離紙側スリット１６
と上記切り取り部１５とは配送ラベル１の厚さ方向にお
ける対応位置関係において、交叉や一致するするもので
はなく、配送情報表示ラベル片３における剥離紙側スリ
ット１６の対応位置に挟まれるようにした内方領域に前
記返信葉書貼付用ラベル片１３が配置されているもので
ある。そして、剥離紙５に剥離紙側スリット１６が設け
られているため、その剥離紙側スリット１６から外方の
剥離紙５がそれぞれ剥ぎ取りできるものとなり、剥離紙
側スリット１６の位置からそれぞれ外方側に位置する粘
着剤４が表出できるものとなっている。そして、この配
送ラベル１を使用するに際しては、予め配送情報記入部
２、関連情報記入部１０、受取人情報記入部１４にそれ
ぞれ情報を出力する。上述したように前記記入部それぞ
れは同一面上に並んでいるため、インパクトプリンタば
かりでなく、ノンインパクトプリンタにおいても情報出
力が行えるものである。情報出力が行われた時点で上記
返信葉書貼付用ラベル片１３は別途に用意される返信葉
書に貼付できる形態となる。このように、受取人情報記
入部に受取人情報を記入したラベル片１３を有している
ため、配送物に同封する返信葉書においては、この葉書
自体に返信差出人の情報を予め出力する必要はなくな
り、よって、同一の返信葉書（返信差出人情報の記載さ
れていない葉書）を用意してそれぞれの配送物に同封さ
せるとができる。配送ラベル１を配送物に貼付するには
上記剥離紙側スリット１６から外方の剥離紙５を取り除
き、表出した粘着剤４を介して貼付する。こののち、配
送物にあっては配送ラベルの配送情報記入部２に記載さ
れている情報に基づいて処理が行われ、配送過程の所要
の時点で上記控え票１２が分離されて配送者側などの管
理用の帳票として使用される。そして、この配送物を受
け取った側において、返信葉書を差し出す場合には、上
記返信葉書貼付用ラベル片１３を剥ぎ取り、これを返信
葉書に貼付すればよい。なお、上記実施の形態では控え
票を有する形態を示したが、本発明はこの実施の形態に
限定されるものではなく、控え票がない場合でも実施で
きる。
備えた配送ラベル１の剥離紙５には、返信葉書貼付用ラ
ベル片３の対応部分を間にした対向二辺に平行にして剥
離紙５側から上記下紙７をを分断しない深さの剥離紙側
スリット１６が入っている。この剥離紙側スリット１６
と上記切り取り部１５とは配送ラベル１の厚さ方向にお
ける対応位置関係において、交叉や一致するするもので
はなく、配送情報表示ラベル片３における剥離紙側スリ
ット１６の対応位置に挟まれるようにした内方領域に前
記返信葉書貼付用ラベル片１３が配置されているもので
ある。そして、剥離紙５に剥離紙側スリット１６が設け
られているため、その剥離紙側スリット１６から外方の
剥離紙５がそれぞれ剥ぎ取りできるものとなり、剥離紙
側スリット１６の位置からそれぞれ外方側に位置する粘
着剤４が表出できるものとなっている。そして、この配
送ラベル１を使用するに際しては、予め配送情報記入部
２、関連情報記入部１０、受取人情報記入部１４にそれ
ぞれ情報を出力する。上述したように前記記入部それぞ
れは同一面上に並んでいるため、インパクトプリンタば
かりでなく、ノンインパクトプリンタにおいても情報出
力が行えるものである。情報出力が行われた時点で上記
返信葉書貼付用ラベル片１３は別途に用意される返信葉
書に貼付できる形態となる。このように、受取人情報記
入部に受取人情報を記入したラベル片１３を有している
ため、配送物に同封する返信葉書においては、この葉書
自体に返信差出人の情報を予め出力する必要はなくな
り、よって、同一の返信葉書（返信差出人情報の記載さ
れていない葉書）を用意してそれぞれの配送物に同封さ
せるとができる。配送ラベル１を配送物に貼付するには
上記剥離紙側スリット１６から外方の剥離紙５を取り除
き、表出した粘着剤４を介して貼付する。こののち、配
送物にあっては配送ラベルの配送情報記入部２に記載さ
れている情報に基づいて処理が行われ、配送過程の所要
の時点で上記控え票１２が分離されて配送者側などの管
理用の帳票として使用される。そして、この配送物を受
け取った側において、返信葉書を差し出す場合には、上
記返信葉書貼付用ラベル片１３を剥ぎ取り、これを返信
葉書に貼付すればよい。なお、上記実施の形態では控え
票を有する形態を示したが、本発明はこの実施の形態に
限定されるものではなく、控え票がない場合でも実施で
きる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配送情報を記載する配送情報表示ラベル片を粘着剤を介
して剥離紙に剥離可能に貼り合わせてなる配送用ラベル
であって、前記剥離紙の少なくとも対向二辺に平行にし
て剥離紙側から前記配送情報表示ラベル片を分断しない
深さの一対の剥離紙側スリットを入れて、前記剥離紙側
スリットから外方の前記粘着剤を表出可能に設け、か
つ、配送情報表示ラベル片における前記剥離紙側スリッ
トの対応位置の間となる内方領域に、該配送情報表示ラ
ベル片側から剥離紙を分断しない深さにして入れられた
スリットなどによる切り取り部にて区画形成された返信
葉書貼付用ラベル片が分離可能に設けられていることを
特徴とするものである。このように配送ラベル側に予め
返信葉書貼付用ラベル片が設けられているため、配送情
報表示ラベル片に出力する情報とその返信葉書貼付用ラ
ベル片に出力する情報とをプリンタ装置にて同時に形成
できるようになり、従来のような受取人住所氏名などの
情報を記載した返信葉書とのマッチングの検査を行う必
要がなくなる。そのため、返信葉書においてもプリント
の無い同一のものを用意すればよく、その返信葉書の作
成コストを低減させることができる。さらには、配送情
報表示ラベル片と返信葉書貼付用ラベル片とが同一平面
上に並び設けられているため、印字処理に優れたノンイ
ンパクトプリンタを用いて情報出力処理が行えるように
なり、配送ラベル自体の発行が頗る効率的に行えるよう
になるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
配送情報を記載する配送情報表示ラベル片を粘着剤を介
して剥離紙に剥離可能に貼り合わせてなる配送用ラベル
であって、前記剥離紙の少なくとも対向二辺に平行にし
て剥離紙側から前記配送情報表示ラベル片を分断しない
深さの一対の剥離紙側スリットを入れて、前記剥離紙側
スリットから外方の前記粘着剤を表出可能に設け、か
つ、配送情報表示ラベル片における前記剥離紙側スリッ
トの対応位置の間となる内方領域に、該配送情報表示ラ
ベル片側から剥離紙を分断しない深さにして入れられた
スリットなどによる切り取り部にて区画形成された返信
葉書貼付用ラベル片が分離可能に設けられていることを
特徴とするものである。このように配送ラベル側に予め
返信葉書貼付用ラベル片が設けられているため、配送情
報表示ラベル片に出力する情報とその返信葉書貼付用ラ
ベル片に出力する情報とをプリンタ装置にて同時に形成
できるようになり、従来のような受取人住所氏名などの
情報を記載した返信葉書とのマッチングの検査を行う必
要がなくなる。そのため、返信葉書においてもプリント
の無い同一のものを用意すればよく、その返信葉書の作
成コストを低減させることができる。さらには、配送情
報表示ラベル片と返信葉書貼付用ラベル片とが同一平面
上に並び設けられているため、印字処理に優れたノンイ
ンパクトプリンタを用いて情報出力処理が行えるように
なり、配送ラベル自体の発行が頗る効率的に行えるよう
になるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明に係る返信用ラベル付き配送ラベルの実
施の形態を平面で示す説明図である。
施の形態を平面で示す説明図である。
【図２】本発明における実施の形態を図１Ａ−Ａ線に沿
った断面で示す説明図である。
った断面で示す説明図である。
【図３】同じく実施の形態を一部捲り上げた状態で示す
説明図である。
説明図である。
１…配送ラベル ２…配送情報記入部 ３…配送情報表示ラベル片 ６…上紙 ７…下紙 ８…接着手段 ９…擬似接着部 １０…関連情報記入部 １１…切り取り部 １２…控え票 １３…返信葉書貼付用ラベル片 １４…受取人情報記入部 １５…切り取り部 １６…剥離紙側スリット
Claims (3)
- 【請求項１】配送情報を記載する配送情報表示ラベル片
を粘着剤を介して剥離紙に剥離可能に貼り合わせてなる
配送用ラベルであって、前記剥離紙の少なくとも対向二
辺に平行にして剥離紙側から前記配送情報表示ラベル片
を分断しない深さの一対の剥離紙側スリットを入れて、
前記剥離紙側スリットから外方の前記粘着剤を表出可能
に設け、かつ、配送情報表示ラベル片における前記剥離
紙側スリットの対応位置の間となる内方領域に、該配送
情報表示ラベル片側から剥離紙を分断しない深さにして
入れられたスリットなどによる切り取り部にて区画形成
された返信葉書貼付用ラベル片が分離可能に設けられて
いることを特徴とする返信用ラベル付き配送ラベル。 - 【請求項２】上記配送情報表示ラベル片の一辺側に、該
配送情報表示ラベル片と同一面上にして配送情報または
配送情報の関連情報が記載される控え票が分離可能に設
けられている請求項１に記載の返信用ラベル付き配送ラ
ベル。 - 【請求項３】上記配送情報表示ラベル片が接着手段を介
して剥離困難に貼り合わせた上紙と下紙との二紙からな
り、前記上下二紙の同一辺側を延設して上紙と下紙とが
剥離可能に貼り合わされてなる擬似接着部を設け、前記
擬似接着部と配送情報表示ラベル片との境界に上紙側か
ら下紙を分断しないスリットなどからなる切り取り部に
て区画される上記控え票が分離可能に設けられている請
求項２に記載の返信用ラベル付き配送ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30106498A JP3740632B2 (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 返信用ラベル付き配送ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30106498A JP3740632B2 (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 返信用ラベル付き配送ラベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000132105A true JP2000132105A (ja) | 2000-05-12 |
| JP3740632B2 JP3740632B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=17892439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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