JP2005119137A - シート処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産性の高いシート処理システムを提供する。
【解決手段】 シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて(プリンタ300とシート積載装置500、インサータ600とフィニッシャ700)動作させるジョブ1,2を、複数並列して実行することが可能なシート処理システムAにおいて、CPU回路部150は、検知センサS54によりカバー551が開状態であることを検知した場合、カバー551の開口からアクセス可能な水平搬送パス502及び搬送ローラ対503、504、505を使用している一方のジョブ1と、カバー551の開口からアクセス可能な部分を使用していない他方のジョブ2との停止制御を独立して行う。
【選択図】 図10

Description

本発明は、シート処理装置に関し、特に、シート処理機能を有する複数のシート処理装置を任意に組み合わせて、複数のジョブを並列して実行することができるシート処理装置に関する。
従来、複写機などの画像形成装置にフィニッシャや折り装置などのシート後処理装置を接続し、束排出処理、綴じ処理、折り処理、製本処理など、ユーザが所望する様々な後処理を行うことが可能な画像形成システムが提供されている。ここで、束排出処理、綴じ処理、折り処理、製本処理などユーザが必要とする全てのシート後処理を1つのシステムで可能にするために、各処理を専用に行う複数のシート後処理装置を画像形成装置と連結して接続することで達成することが可能である。
例えば、特許文献1には、複数のシート後処理装置を画像形成装置と連結した画像形成システムが開示されている。図19は従来の画像形成システムの一例を模式的に示した概略断面図である。図19に示す画像形成システムBは、原稿給送装置1100、イメージリーダ1200、プリンタ1300からなる画像形成装置1000と、バッファモジュール1400と、折り装置1500と、フィニッシャ1600と、を有する。
しかしながら、画像形成システムBでは、例えば、あるジョブにおいてプリンタ1300からバッファモジュール1400にシートが搬送されている間、折り装置1500やフィニッシャ1600本体は、使用することができず前述のジョブが終了するまで待つ必要がある。そのため、システム全体の使用効率が非常に低下していた。
また、上記各装置は機構部を覆うドア等のカバー部材を有しているが、例えば、画像形成が終わったシートを折り装置1500及びフィニッシャ1600によるシート後処理を行っておりジョブが終了していない状態で、プリンタ1300のメンテナンスを行うために前ドアを開けた場合、システム全体が停止するよう構成されていた。そのため、必ずしも停止させる必要のないドアの開閉行為であっても、一つのジョブが終了するまで、メンテナンスを開始することができず、無駄な待ち時間が発生していた。
特開2003-89473号公報
本発明は上記従来技術の課題を鑑みなされたもので、その目的とするところは、生産性の高いシート処理システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ジョブが終了していない場合でも、一部のカバー部材を開閉可能とするシート処理システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、複数のジョブを並列処理することが可能なシート処理システムにおいて、ジョブに使用されているシート処理装置のカバー部材の開閉行為を制限すると共に、ジョブに使用されていないシート処理装置のカバー部材の開閉行為を可能とするシート処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、
前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置にそれぞれ設けられたカバー部材と、
前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段と、
前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記検知手段により前記カバー部材のいずれかが開状態であることを検知した場合、該カバー部材の開口からアクセス可能な部分を使用している一方のジョブと、該カバー部材の開口からアクセス可能な部分を使用していない他方のジョブとの停止制御を独立して行うことを特徴とする。
ここで、シート処理機能(装置)とは、例えば、シートに画像を形成する画像形成機能(装置)、シートを積載するシート積載機能(装置)、表紙やタブ等を挿入するインサート機能(装置)、シートを整合して束ねるステイプル機能(装置)等、シートに何らかの処理を施す機能(装置)を言う。また、ジョブとは、シートに対して一又は複数の処理を施す場合に、一連のシート処理を言う。また、内部にアクセス可能とは、例えば、画像形成装置における感光体や現像手段、シート積載装置における搬送パスや搬送ローラ対に、操作者がジャム処理やメンテナンスの際にアクセスできることを言う。
以上説明したように、本発明によれば、生産性の高いシート処理システムを提供することができる。
以下に実施例及び図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
(シート処理システムの概要)
図1は本発明の一実施例に係るシート処理システムの主要部構成を示す縦断面図である。
図1に示すように、シート処理システムAは、それぞれ異なるシート処理機能を有するシート処理装置である、画像形成装置10と、シート積載装置500と、インサータ600と、フィニッシャ700と、を図で示した順に直列に接続して構成される。
(画像形成装置)
画像形成装置10は、プリンタ300と、プリンタ300の上部に搭載され原稿画像を読み取るイメージリーダ200と、イメージリーダ200の上面に開閉自在に載置され原稿を給送する給送装置100と、イメージリーダ200の上部に設けられた操作表示装置400と、を備える。
給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた複数の原稿を先頭頁から順に
一枚ずつ分離して、湾曲したパスを介してイメージリーダ200の原稿画像読み取り位置に搬送して、イメージリーダ200で流し読みさせる。イメージリーダ200で画像が読み取られた原稿は、給送装置100の右端に設けられた排出トレイ112に排出される。
イメージリーダ200は、上面にプラテンガラス102を有し、前記プラテンガラス102の下面には、前記給送装置100からプラテンガラス102上の原稿画像読み取り位置に搬送される原稿を流し読みするスキャナユニット104を有する。
このように流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われ、光学的に読み取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部202において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
また、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力する露光制御部110と、該レーザ光により感光ドラム111上を照射しながら走査するポリゴンミラー110aと、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される感光ドラム111と、前記静電潜像を現像剤により現像する現像器113と、を備える。ここで、露光制御部110は、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、プリンタ300に備えられている各カセット114、115、手差給送部125又は両面搬送パス124からシートSが給送され、感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により給送されたシートS上に転写される。
現像剤像が転写されたシートSは、定着部117に搬送され、そこで熱圧されることによって現像剤像がシートS上に定着される。定着部117を通過したシートはフラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(シート積載装置500)に向けて排出される。
ここで、シートSをその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過したシートSをフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導く。そしえ、シートSの後端がフラッパ121を通過した後に、シートSをスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排出形態を反転排出と呼ぶ。この反転排出は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するとき又はコンピュータから出力された画像を形成するときなどのよう
に先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排出後のシート順序は正しい頁順になる。
また、手差給送部125からOHPシートなどの硬いシートSが給送され、シートSに画像を形成するときには、シートSを反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
更に、シートの両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作によりシートSを反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送し、両面搬送パス124へ導かれたシートSを上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給送する。
プリンタ300から排出されたシートはシート積載装置500に送られる。このシート積載装置500は、シートの積載処理を行う。それ以外の場合、プリンタ300から排出されたシートSはシート積載装置500、シート給送装置の一種であるインサータ600を通過して、フィニッシャ700に送られる。
以下、シート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700の構成について図3を参照しながら説明する。図3は、本実施例に係るシート処理システムを構成するシート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700の概略構成を示す縦断面図である。
(シート積載装置の概略構成)
シート積載装置500は、プリンタ300から出力されたシートSを大量に載置することが可能である。また、図3に示すように、シート積載装置500は、プリンタ300から排出されたシートをインサータ600及びフィニッシャ700に導く水平搬送パス502と、水平搬送パス502に設けられシートSを搬送する搬送ローラ対503、504及び505と、水平搬送パス502の入口部(プリンタ300側)及び出口部(フィニッシャ700側)に設けられた第1のフラッパ510及び第2のフラッパ506と、プリンタ300から排出されたシートSの保管が可能なシート積載部530と、プリンタ300から排出されたシートSをシート積載部530に導くパス520と、を備えている。
このようなシート積載装置500が、シート積載処理を行う場合には、第1のフラッパ510が水平搬送パス502へのシートSの通過を遮るようにオフにされ、シートSがパス520へ導かれる。パス520に導かれたシートSは、シート積載部530に順次積載される。
一方、シート積載部530へのシートSの積載を行わない場合には、第1のフラッパ510がパス520への用紙の通過を遮るようにオンにされ、プリンタ300から排出されたシートSはプリンタ300から水平搬送パス502を通過してインサータ600及びフィニッシャ700に搬送される。
なお、図示はしないが、前記シート積載部530に一時載置されたシートを前記インサータ600及び前記フィニッシャ700に搬送するためのパスを別途設けることも可能であり、この場合には、プリンタ300とインサータ600及びフィニッシャ700の処理能力の調整制御を行うことが可能となる。
(インサータの概略構成)
インサータ600は、例えば、プリンタ300から出力されるシートの先頭頁や途中頁などに表紙やタブなどの特殊シート(カラーコピー紙等)を挿入するものである。具体的には、図3に示すように、インサータ600は、シート積載装置500に設けられた搬送ローラ対505から排出される用紙をフィニッシャ700に導く水平搬送パス612、水平搬送パス612に設けられる搬送ローラ対602、603及び604、例えば表紙やタブなどの特殊シート(カラーコピー紙等)を中板633、634及び635の上にそれぞれ収納するシート収納部630、631及び632、収納された特殊シート等を水平搬送パス612に搬送する給送分離部636、637及び638、シート収納部630、631及び632から給送される特殊シート等を水平搬送パス612に導く垂直搬送パス611、搬送垂直バス611に設けられる搬送ローラ対640、641及び642、を備えている。
このようなインサータ600は、プリンタ300から出力されるシートSに対して、ユーザの所望に応じて表紙やタブ紙等の特殊シートを、所定のタイミングでシート収納部630、631及び632から給送して、プリンタ300から出力されるシートSに特殊シートを挿入することが可能となる。
(フィニッシャの概略構成)
フィニッシャ700は、ソート処理、綴じ処理、穴あけ処理等を行う装置である。フィニッシャ700は、図3に示すように、インサータ600から出力されたシートSを導入するためのフィニッシャパス711及び入口ローラ対702、前記インサータ600から出力されたシートSをソートせずにサンプルトレイ721に搬送するノンソートパス712、インサータ600から出力された用紙をソート処理部に搬送するソートパス713、ノンソートパス712及びソートパス713を選択的に切替える切替フラッパ710、ソート処理や綴じ処理等を行う中間トレイ730、中間トレイ730上に積載整合された用紙を綴じ処理するステイプラ720、中間トレイ730上でソート処理や綴じ処理等が行われた用紙が排出されるスタックトレイ722、を備えている。
このようなフィニッシャ700は、ソート処理を行わない場合は、切替フラッパ710がソートパス713へのシートSの通過を遮るようにオンされ、シートSがノンソートパス712に導かれる。その後、ノンソートパス712に設けられた搬送ローラ対706及びノンソート排出ローラ対703を介してサンプルトレイ721上に排出される。
他方、フィニッシャ700が、ソート処理を行う場合は、切替フラッパ710がノンソートパス712へのシートSの通過を遮るようにオフされ、シートSがソートパス713に導かれ、ソート排出ローラ704を介して中間トレイ730上に束状に積載される。中間トレイ730上に積載されたシートSは、整合処理、ステイプル処理、穴あけ処理等が施された後に、排出ローラ705a、705bによりスタックトレイ722上に排出される。なお、スタックトレイ722は適宜上下方向に自走可能に構成されている。
(コントローラの構成)
次に、本実施例のシート処理システム全体の制御を行うコントローラの構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1に示すシート処理システム全体の制御を行うコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラは、図2に示すように、CPU回路部150を有し、CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵する。
CPU回路部150は、ROM151に格納されている制御プログラムにより、原稿給送装置制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、外部I/F(外部インターフェース)209、プリンタ制御部301、操作表示部制御部401、シート積載装置制御部501、給送装置制御部601、フィニッシャ制御部701を総括的に制御する。
RAM152は、前記各制御部等を制御する制御データを一時的に保持し、またこれらの制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部(以下「原稿制御部」という)101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。
イメージリーダ制御部(以下「リーダ制御部」という)201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部(以下「画像制御部」)202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。画像制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。
プリンタ制御部301は、画像制御部から入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
操作表示装置制御部(以下「表示制御部」という)401は、操作表示装置400(図1に示す)とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。ここで、操作表示装置400は、後述するように、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有する。この操作表示装置400に設けられた各キーの操作に対応するキー信号は、表示制御部401を介してCPU回路部150に出力される。また、表示制御部401は、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を操作表示装置400の表示部に表示するように操作表示装置400を制御する。
シート積載装置制御部(以下「積載制御部」という)501は、シート積載装置500に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによってシート積載装置500の駆動制御を行う。
給送装置制御部(以下「インサータ制御部」という)601は、インサータ600に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによりインサータ600の駆動制御を行う。
フィニッシャ制御部701は、フィニッシャ700に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによりフィニッシャ700の駆動制御を行う。
以下、シート積載装置制御部501、インサータ制御部601、フィニッシャ制御部701について詳述する。
(シート積載装置制御部の構成)
シート積載装置500を駆動制御するシート積載装置制御部501の構成について図4を参照しながら説明する。図4は図2のシート積載装置制御部の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、積載制御部501は、CPU561、ROM562、RAM563などで構成されるCPU回路部560を有する。CPU回路部560は、通信IC564を介して画像形成装置10本体側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM562に格納されている各種プログラムを実行してシート積載装置500の駆動制御を行う。
この駆動制御を行う際には、CPU回路部560に、搬送中のシートの遅延や滞留ジャムを検知するために設けられた各種パスセンサS51、S52、S53からの検出信号及びカバーの開閉状態を検知する検知センサS54、S55からの検出信号が入力される。
また、CPU回路部560にはドライバ565、566が接続されている。ドライバ565は、CPU回路部560からの信号に基づき搬送処理モジュールの水平パス搬送モータM51及びフラッパソレノイドSL51、52を駆動する。ドライバ566は、CPU回路部560からの信号に基づきシート積載処理モジュールのモータM52、M53を駆動する。
ここで、搬送処理モジュールとしては、搬送ローラ対503、504、505の駆動源である水平パス搬送モータM51、第1のフラッパ510の切換を行うフラッパソレノイドSL51、第2のフラッパ506の切換を行うフラッパソレノイドSL52がある。また、シート積載処理モジュールとしては、シート積載板521の駆動源であるシート積載板モータM52、前記パス520に設けられた搬送ローラ527の駆動源であるシート積載搬送モータM53がある。
検知センサS54は、後述するカバー551の開閉状態を検知する検知手段である。そして、検知センサS54からの検出信号によって、カバー551が開状態と検出された場合、ドライバ565の電源がオフされ、上記搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止される。また同時に、ドライバ566の電源もオフされ、上記シート積載処理モジュールの駆動も強制的に停止される。
検知センサS55は、後述するカバー552の開閉を検出する。そして、検知センサS55からの検出信号によって、カバー552が開状態と検出された場合、ドライバ566の電源のみがオフされ、上記シート積載処理モジュールの駆動が強制的に停止される。
(インサータ制御部の構成)
インサータ600を駆動制御するインサータ制御部601の構成について図5を参照しながら説明する。図5は図2のインサータ制御部の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、インサータ制御部601は、CPU661、ROM662、RAM663などで構成されるCPU回路部660を有する。CPU回路部660は、通信IC664を介して画像形成装置10本体側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM662に格納されている各種プログラムを実行してインサータ600の駆動制御を行う。
この駆動制御を行う際には、CPU回路部660に各種パスセンサS61、S62、S63からの検出信号及びカバーの開閉状態を検知する検知センサS64、S65、S66
からの検出信号が入力される。
また、CPU回路部660にはドライバ665、666、667が接続されている。ドライバ665は、CPU回路部660からの信号に基づき水平搬送処理モジュールの水平パス搬送モータM61を駆動する。ドライバ666は、CPU回路部660からの信号に基づき垂直搬送処理モジュールの給送縦パス搬送モータM62を駆動する。ドライバ667は、CPU回路部660からの信号に基づき給送処理モジュールの給送分離部モータM63、M64を駆動する。
ここで、水平搬送処理モジュールとしては、搬送ローラ対602、603、604の駆動源である水平パス搬送モータM61がある。また、垂直搬送処理モジュールとしては、搬送ローラ対641、642、643の駆動源である給送縦パス搬送モータM62がある。また、給送処理モジュールとしては、給送分離部636、637、638の駆動源である給送分離部モータM63、中板633、634、635の昇降の駆動源である中板昇降モータM64がある。
検知センサS64は、後述するカバー651の開閉を検出するためのセンサであり、検知センサS64からの検出信号によって、カバー651が開状態と検出された場合、ドライバ665の電源がオフされ、上記水平搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止されると同時に、ドライバ666及び667の電源がオフされ、インサータ600の全ての駆動が強制的に停止される。
検知センサS65は、後述のカバー652の開閉を検出するためのセンサであり、検知センサS65からの検出信号によって、カバー652が開状態と検出された場合、ドライバ666の電源がオフされ、垂直搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止されると同時に、ドライバ667の電源がオフされ、給送処理モジュールの駆動が強制的に停止される。
検知センサS66は、後述のカバー653の開閉を検出するためのセンサであり、検知センサS65からの検出信号によって、カバー653が開状態と検出された場合、ドライバ667の電源がオフされ、給送処理モジュールの駆動が強制的に停止される。
(フィニッシャ制御部の構成)
フィニッシャ700を駆動制御するフィニッシャ制御部701の構成について図6を参照しながら説明する。図6は図2のフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、フィニッシャ制御部701は、CPU761、ROM762、RAM763などで構成されるCPU回路部760を有する。CPU回路部760は、通信IC764を介して画像形成装置10本体側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM762に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ700の駆動制御を行う。
この駆動制御を行う際には、CPU回路部760に設けられた各種パスセンサS71、S72、S73からの検出信号及びカバーの開閉状態を検知する検知センサS74、S75、S76からの検出信号が入力される。
CPU回路部760にはドライバ765、766、767、768が接続されている。ドライバ765は、CPU回路部760からの信号に基づき搬送処理モジュールの搬送モータM71及びフラッパソレノイドSL71を駆動する。ドライバ766は、CPU回路
部760からの信号に基づきノンソート排出処理モジュールの排出モータM72を駆動する。ドライバ767は、CPU回路部760からの信号に基づきソート排出処理モジュールの束搬送モータM73、M75を駆動する。ドライバ768は、CPU回路部760からの信号に基づき積載処理モジュールのトレイ昇降モータM74を駆動する。
ここで、搬送処理モジュールとしては、入口ローラ対702の駆動源である搬送モータM71、パス切換フラッパ710の切換を行うフラッパソレノイドSL71がある。ノンソート排出処理モジュールとしては、搬送ローラ対706、ノンソート排出ローラ703の駆動源である排出モータM72がある。ソート処理モジュールとしては、ソート排出ローラ704の駆動源であるソート排出モータM75、排出ローラ705a、705bの駆動源である束搬送モータM73がある。積載処理モジュールとしては、スタックトレイ722の駆動源であるトレイ昇降モータM74がある。
搬送モータM71、ノンソート排出モータM72、ソート排出モータM75はステッピングモータからなり、励磁パルスレートを制御することによって各モータにより駆動するローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりすることができる。また、束搬送モータM73はDCモータからなる。
検知センサS74は、後述のカバー751の開閉を検出するためのセンサであり、検知センサS74からの検出信号によりカバー751が開状態にあると検出した場合、ドライバ765の電源がオフされ、搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止されると同時に、ドライバ766、767、768の電源がオフされ、フィニッシャ700の全ての駆動が強制的に停止される。
検知センサS75は、後述のカバー752の開閉を検出するためのセンサであり、検知センサS75からの検出信号によって、カバー752が開状態と検出された場合、ドライバ766の電源がオフされ、ノンソート処理モジュールの駆動のみが強制的に停止される。
検知センサS76は、後述のカバー753の開閉を検出するためのセンサであり、検知センサS76からの検出信号によって、カバー753が開状態と検出された場合、ドライバ767の電源がオフされ、ソート処理モジュールの駆動のみが強制的に停止される。
(カバー部材)
次に、プリンタ300、シート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700の外装として備わるカバー部材(以下、「カバー」と称す)について説明する。図7は、本発明の実施例に係るシート処理システムにおけるカバーの配置を示す模式図である。
シート積載装置500には、水平搬送パス502を含む水平パス部を覆うカバー551と、シート積載部530を覆うカバー552とが開閉可能に設けられている。カバー551とカバー552は、それぞれ独立に開閉可能であり、これらは、ジャム処理時や、部品交換、清掃、調整、シート取り出しなどのメンテナンス時に開閉される。また、各カバー551、552の開閉は、上述した検知センサS54、S55により検知される。
インサータ600には、水平搬送パス612を含む水平パス部を覆うカバー651と、垂直パス部611を覆うカバー652と、シート収納部630、631、632、給送分離部636、637、638を覆うカバー653が設けられている。カバー651とカバー652、カバー653はそれぞれ独立に開閉可能であり、これらは、ジャム処理時や、部品交換、清掃、調整、シート補給などのメンテナンス時に開閉される。各カバー651
、652、653の開閉は、上述した検知センサS64、S65、S66により検知される。
フィニッシャ700には、フィニッシャパス711を覆うカバー751と、ノンソートパス712を覆うカバー752と、ステイプラ720を含むステイプル処理部を覆うカバー753とが設けられている。各カバー751、752、753はそれぞれ独立に開閉可能であり、これらは、ジャム処理時や、部品交換、清掃、調整などのメンテナンス時に開閉される。各カバー751、752、753の開閉は、上述した検知センサS74、S75、S76により検知される。
プリンタ300には、カバー351、カバー352及びカバー353が設けられている。カバー351は、シート補給部を覆うためのカバーである。カバー352は、感光ドラム111、転写部116、定着部117、フラッパ121及びそれぞれにシートを導くための搬送パスを覆うためのカバーである。ここで、片面、両面のいずれの画像形成時においても、シートは上記搬送パス上を搬送される。カバー353は、両面搬送パス124を覆うためのカバーである。カバー351、カバー352とカバー353は独立に開閉可能であり、これらは、ジャム処理時や、部品交換、清掃、調整、シート補給などのメンテナンス時に開閉される。各カバー351、352、353の開閉は、シート積載装置500、インサータ600やフィニッシャ700と同様に、カバーの開閉状態を検知する検知センサ(図示せず)により検知される。
(シート処理システムの動作)
シート処理システムAの代表的な動作について、図8〜図9を参照して説明する。図8(a)、(b)、図9(a)、(b)は、本実施例に係るシート処理システムが行うシート処理動作を模式的に示す概略断面図である。
[動作1:画像形成後、ステイプル処理](図8(a)参照)
図8(a)に示すように、プリンタ300により画像形成されたシートSは、オフされた切換フラッパ510により、シート積載装置500の水平搬送パス502に導かれ、インサータ600の水平搬送パス612を通過する。そして、オフされた切換フラッパ710により、シートSはソートパス713に導かれ、ソート排出ローラ704を介して中間トレイ730上に積載される。中間トレイ730上に束状に積載されたシートSは、必要に応じて整合処理、ステイプル処理などが施された後に、排出ローラ705a、705bによりスタックトレイ722上に排出される。中間トレイ730上に束状に積載されたシートを綴じるステイプル処理は、ステイプラ720により行われる。また、スタックトレイ722は、シートSの積載量に応じて下降する。
このとき、画像形成装置CPU150は、シート積載装置CPU561を介してシート積載パスを選択するフラッパソレノイドSL51、水平パス搬送モータM51を動作させる。また、給送装置CPU661を介して水平パス搬送モータM61を動作させる。また、フィニッシャCPU761を介してパスを切換えるフラッパソレノイドSL71、搬送モータM71、ソート排出モータM75、束搬送モータM73、トレイ昇降モータM74を動作させる。また、他のフラッパソレノイドやモータは動作させない。
[動作2:画像形成後、積載処理](図8(b)参照)
図8(b)に示すように、プリンタ300により画像形成されたシートSは、オンされた切換フラッパ510により、パス520に導かれる。そして、搬送ローラ527により
シート積載部530に順次積載される。また、シート積載板521は、シートの積載量に応じて下降していく。
このとき、画像形成装置CPU150は、シート積載装置CPU561を介してシート積載パスの選択をするフラッパソレノイドSL51、シート積載搬送モータM53、シート積載板モータM52を動作させる。このとき、他のフラッパソレノイドやモータは動作させない。
[動作3:給送装置から給送し、ステイプル処理](図9(a)参照)
図9(a)に示すように、インサータ600から給送されたシートSは、給送縦パス611、水平搬送パス612を通過し、フィニッシャ700側に導かれる。更に、シートSは、オフされた切換フラッパ710により、ソートパス713に導かれ、ソート排出ローラ704を介して中間トレイ730上に積載される。中間トレイ730上に束状に積載されたシートSは、必要に応じて整合処理、ステイプル処理などが施された後に、排出ローラ705a、705bによりスタックトレイ722上に排出される。中間トレイ730上に束状に積載されたシートを綴じるステイプル処理は、ステイプラ720により行われる。また、スタックトレイ722は、シートSの積載量に応じて下降する。
このとき、画像形成装置CPU150は、給送装置CPU661を介して、給送分離部モータM63、中板昇降モータM64、給送縦パス搬送モータM62、水平パス搬送モータM61を動作させる。また、フィニッシャCPU761を介してパスを切換えるフラッパソレノイドSL71、搬送モータM71、ソート排出モータM75、束搬送モータM73、トレイ昇降モータM74を動作させる。また、他のフラッパソレノイドやモータは動作させない。
[動作4:並列処理(動作2+動作3)(図9(b)参照)
ところで、本実施例に係るシート処理システムでは、動作2の画像形成後、積載処理を行っている間に、動作3の給送装置から給送し、ステイプル処理を指定した場合、それぞれのジョブを並列して実行することができる。
このとき、画像形成装置CPU150は、シート積載装置CPU561、給送装置CPU661、フィニッシャCPU761を介して、動作2、3と同様に動作させる。
なお、このとき、シート積載装置500の給送装置側に配置された並列フラッパ506はオンされ、水平搬送パス502の下流側(インサータ600側)をせき止める。この動作により、万が一、動作2のジョブのシートSが、切換フラッパ510の動作不良により、パス520に導かれず、水平搬送パス502に搬送されてしまっても、並列フラッパ506によりせき止められる。よって、動作3のジョブを行っているインサータ600へとシートが絶対に行かないので、異なったジョブでそれぞれ処理されたシートSが混載されることが避けることができ、信頼性が向上する。
(カバーの開閉)
次に、カバーの開閉の様子を図10を参照して説明する。図10は、シート処理システムの一部のカバーを開けた状態を模式的に示した斜視図である。
図10(a)に示すように、シート積載装置500に設けられたカバー551を開けると、内部に配置されている水平搬送パス502及び各搬送ローラ対503、504、50
5に対して、機外からアクセス可能になる。また、プリンタ300に設けられたカバー352が開けられた場合は、内部に配置されている感光ドラム111や定着部117などに対して、機外からアクセス可能になる。他のカバーについても同様に機外から内部の部品や装置にアクセス可能となる。
いま、ジョブ1(第一処理)として、インサータ600とフィニッシャ700とが組み合わされた動作3が実施されている場合を考える。図17は、ジョブが行われている状態でカバーが開閉された場合のシステムの動作を説明するフローチャートである。
はじめに、シート処理システムAがジョブを開始(S101)している状態で、カバー551を開けると、カバー551の開閉状態を検知センサS54が検知し、この情報がCPU回路部560に送られる。更に、通信IC564を経てCPU回路部150へと送られた情報により、CPU回路部150は、カバー551が開いていると判断する(S102)。
CPU回路部150は、カバー551を開けた際にアクセス可能となる水平搬送パス502及び各搬送ローラ対503、504、505は、動作3を含むジョブには使用されていないことを認識している。従って、稼動中の装置ではないと判断し(S103)、カバー551を開けても動作3を停止することなくジョブ1を継続するよう制御を行う(S106)。
一方、画像形成装置CPU回路部150は、報知手段の一つである表示制御部401にもカバー551の開状態を報知するための情報を送り、操作表示装置400にユーザに対する表示(報知)を行わせる(S104)。具体的には、図12に示すように、操作表示装置400の表示部403の中に設けられたウィンドウ403aに、カバー551が開いていることを斜線で示すと共に、「カバーを閉めてください。」というメッセージを表示する。ここで、ウィンドウ403aは、ジョブ1として動作3のシート処理が継続実施中であることが分かるように「シート処理中です。」というメッセージを表示する。
なお、他のカバー552、351、352、353が開けられた場合も、これらは動作3には使用されていない装置のカバーであるので、CPU回路部150は、上述と同様に動作3を停止することなくジョブ1を継続するよう制御を行う。そして、操作表示装置400がユーザに対する表示を行うよう制御する。
以上述べたように、ジョブ1で選択した動作3に関わらないいずれのカバーを開閉しても、ジョブ1には何ら影響を及ぼさない。従って、装置のメンテナンスや他のジョブを実施するための設定作業、あるいは他のジョブが終了した際の処理などのために、これらのカバーを開閉することが可能となる。
すなわち、制御手段であるCPU回路部150は、ジョブ1に使用されていないシート積載装置500に設けられたカバー551が検知センサS54により開状態であることを検知した場合、ジョブ1に使用されているインサータ600、フィニッシャ700を停止しないよう制御する。そのため、生産性の高いシート処理システムAを提供することができる。また、ジョブが終了していない場合でも、一部のカバー部材を開閉可能とすることができるので、例えば、消耗品の交換や、故障箇所の修理等のメンテナンス、他のジョブを実施するための設定作業、あるいは他のジョブが終了した際の処理を、シート処理システム全体を停止することなく行うことができる。
また、図10(b)に示すように、インサータ600のカバー651を開けると、水平搬送パス612及び各搬送ローラ対602、603、604に対して、機外からアクセス
可能になる。また、フィニッシャ700のカバー753を開けると、ソート処理部740を機外に引き出すことが可能になり、機外からアクセスできる。インサータ600、フィニッシャ700の他のカバーについても同様である。
いま、ジョブ1(第一処理)として、プリンタ300とシート積載装置500とが組み合わされた動作2が実施されている場合を考える。
はじめに、シート処理システムAがジョブを開始(S101)している状態で、カバー651を開けると、カバー651の開閉をカバー検知センサS64が検知し、この情報がCPU回路部660に送られる。更に通信IC664を経てCPU回路部150へと送られた情報により、CPU回路部150は、カバー651が開いていると判断する(S102)。
CPU回路部150は、カバー651を開けた際にアクセス可能となる水平搬送パス612及び各搬送ローラ対602、603、604は、動作2の実施中には使用されていないことを認識している。従って、稼動中の装置ではないと判断し(S103)、カバー651を開けても動作2を停止することなくジョブ1を継続するよう制御を行う(S106)。
一方、画像形成装置のCPU回路部150は、報知手段の一つである表示制御部401にもカバー551の開状態を報知するための情報を送り、操作表示装置400にユーザに対する表示(報知)を行わせる(S104)。具体的には、操作表示装置400の表示部403の中に設けられたウィンドウ403aに、「カバーを閉めてください。」と表示される。ここで、ウィンドウ403aは、ジョブ1として動作2のプリント処理が継続実施中であることが分かるように「シート処理中です。」と表示するメッセージ部が設けられている。
なお、他のカバー652、653、751、752、753が開けられた場合も、これらは動作2には使用されていない装置のカバーであるので、上述と同様に動作2を停止することなくジョブ1を継続するよう制御を行う。そして、操作表示装置400がユーザに対する表示を行うよう制御する。
以上述べたように、ジョブ1で選択した動作2に関わらないいずれのカバーを開閉しても、ジョブ1には何ら影響を及ぼさない。従って、装置のメンテナンスや他のジョブを実施するための設定作業、あるいは他のジョブが終了した際の処理などのために、これらのカバーを開閉することが可能となる。
すなわち、制御手段であるCPU回路部150は、ジョブ1で使用されていないインサータ600に設けられたカバー651がカバー検知センサS64により開状態であることを検知した場合、ジョブ1に使用されているプリンタ300、シート積載装置500を停止しないように制御する。そのため、生産性の高いシート処理システムAを提供することができる。また、ジョブが終了していない場合でも、一部のカバー部材を開閉可能とすることができるので、例えば、消耗品の交換や、故障箇所の修理等のメンテナンス、他のジョブを実施するための設定作業、あるいは他のジョブが終了した際の処理を、シート処理システム全体を停止することなく行うことができる。
次に、シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムAにおいて、ジョブ1(第一処理)として、プリンタ300とシート積載装置500とが組み合わされた動作2と、ジョブ2(第二処理)として、インサータ60
0とフィニッシャ700とが組み合わされた動作3が並列して実行されている場合(動作4)を考える。
はじめに、動作4実行中のように、シート処理システムAがジョブを開始(S101)している状態で、カバー551を開けると、カバー551の開閉を検知センサS54が検知し、この情報がCPU回路部560に送られる。更に通信IC564を経て画像形成装置のCPU回路部150へと送られた情報により、CPU回路部150は、カバー551が開いていると判断する(S102)。
CPU回路部150は、カバー551を開けた開口からアクセス可能な水平搬送パス502及び各搬送ローラ対503、504、505は、動作2の実施中(ジョブ1)に使用されていることを認識している。従って、稼動中の装置であると判断し(S103)、カバー551を開けると動作2を緊急停止させジョブ1を中断するよう制御を行う(S105)。具体的には、搬送ローラ対503、504、505の駆動源である水平パス搬送モータM51の電源がオフされる。これと同時に、動作2の中で稼動していたパス切換フラッパ510の切換を行うフラッパソレノイドSL51、パス切換フラッパ506の切換を行うフラッパソレノイドSL52、シート積載板521の駆動源であるシート積載板モータM52、搬送ローラ527の駆動源であるシート積載搬送モータM53の電源がオフされる。更に、組み合わされて稼動していたプリンタ300の駆動も全て強制的に停止され、動作2が停止される。
しかし、動作2と並列で実行されている動作3で稼動しているインサータ600とフィニッシャ700は、動作3を実行しつづけることができる。すなわち、CPU回路部150は、カバー551を開けた開口からアクセス可能となる水平搬送パス502及び各搬送ローラ対503、504、505は、動作3(ジョブ2)では使用されていないことを認識している。従って、動作3で使用している装置ではないと判断し(S103)、カバー551を開けても動作3を停止することなくジョブ2を継続するよう独立して制御を行うと共に、動作2に対して組み合わされたプリンタ300とシート積載装置500のみを緊急停止する。
以上述べたように、カバー551が開かれた場合には、カバー551が設けられたシート積載装置500とこれと組み合わされていたプリンタ300の動作(動作2)のみが緊急停止し、ジョブ1が中断される。一方で、これと組み合わされなかったインサータ600、フィニッシャ700の動作(動作3)は継続し、ジョブ2は続行される。
一方、CPU回路部150は、報知手段の一つである表示制御部401にもカバー551の開状態を報知するための情報を送り、操作表示装置400にユーザに対する表示(報知)を行わせる(S104)。具体的には、操作表示装置400の表示部403の中に設けられたウィンドウ403bに、カバー551が開いていることを斜線で示すと共に、「カバーが開いています。」というメッセージを表示する。また、ジョブ1が緊急停止したことを告知するために「第一処理を緊急停止しました」というメッセージを表示する。ここで、ウィンドウ403bは、ジョブ2として動作3のシート処理が継続実施中であることが分かるように「シート処理中です。」というメッセージを表示する。
また、操作表示装置400は、新たに、表示部403の中に設けられたウィンドウ403cに、緊急停止したことにより紙詰まりが発生したことを表示すると共に、「第一処理で紙詰まりが発生しました。」というメッセージを表示(報知)する(図14参照)。また、紙詰まりの箇所を図14に示す黒点で表示し、ユーザが紙詰まりの位置を特定し易くしている。
このとき、停止している動作2の中で組み合わされている装置のその他のカバー552、351、352、353は自由に開閉することが可能である。すなわち、稼動中の装置ではないと判断し(S103)、いずれのカバーが開かれても動作3を停止することなくジョブ2を継続するよう制御を行う(S106)。
そして、ユーザがジャム処理を完了すると、図15に示したように、ウィンドウ403dに「カバーを閉めてください。」というメッセージを表示し、ユーザに対してカバーを閉めるよう促すと共に、カバーを閉めると中断したジョブ1をリカバリーし続きを実施する。この間も、ジョブ2として動作3のシート処理は継続実施されている。
また、最初に開かれるカバーが上述のカバー551ではなく、プリンタ300、シート積載装置500の他のカバー351、352、353、552を開けても同様の制御を行う。
また、緊急停止となる条件は、カバーの開動作だけでなく、他の動作、例えば、シートの紙詰まりや現像剤の消耗によるプリンタ300の停止に連動させても同様の制御が実施される。
すなわち、動作2のいずれかの箇所、例えば水平搬送パス502で紙詰まりが発生した場合、搬送ローラ対503、504、505の駆動源である水平パス搬送モータM51の電源がオフされる。これと同時に、動作2の中で稼動していたパス切換フラッパ510の切換を行うフラッパソレノイドSL51、パス切換フラッパ506の切換を行うフラッパソレノイドSL52、シート積載板521の駆動源であるシート積載板モータM52、搬送ローラ527の駆動源であるシート積載搬送モータM53の電源がオフされる。更に、組み合わされて稼動していたプリンタ300の駆動も全て強制的に停止され、動作2が停止される。
そして、動作3で稼動していたインサータ600とフィニッシャ700は、動作3を実行しつづけることができると共に、停止している動作2の中で組み合わされている装置のカバー551、552、351、352、353は自由に開閉することが可能である。すなわち、稼動中の装置ではないと判断し(S103)、いずれのカバーが開かれても動作3を停止することなくジョブ2を継続するよう制御を行う。
また、プリンタ300の中で、画像形成に関わる何らかのエラーが発生した場合にも同様に、動作3を停止することなくジョブ2を継続したまま、動作2に関わる装置のカバーが開閉可能となる。
上述とは逆の場合も同様であって、動作4実行中に、インサータ600やフィニッシャ700のカバーを開けた場合は、ジョブ1として動作2は継続して実行され、ジョブ2の動作3のみが停止する。
また、インサータ600やフィニッシャ700の中で、紙詰まりや何らかのエラーが発生した場合には、動作2を停止することなくジョブ1を継続したまま、動作3に関わる装置のカバーが開閉可能となる。
このように、CPU回路部150は、検知センサによりカバーのいずれかが開状態であることを検知した場合、カバーの開口からアクセス可能な部分を使用している一方のジョブ1と、カバー部材の開口からアクセス可能な部分を使用していない他方のジョブ2との停止制御を独立して行うことができるため、生産性の高いシート処理システムを提供することができる。
また、カバーを搬送パスごとに、かつ、並列処理に支障ないよう分割したことにより、並列で処理されている2つのジョブのうち、いずれか一方のジョブに関わる装置において、ジャム処理、部品交換、清掃、調整、シート補給等のメンテナンス時にカバーを開閉されても、駆動を停止する必要があるのは前記メンテナンスが必要な装置だけでよい。従って、他方のジョブに関わる装置により実施される動作は継続されることとなり、生産性の高いシート処理システムを提供することができる。
また、上述の表示装置400の替わりに、図示しない発光装置であるLEDの点灯や発音装置であるスピーカからのビープ音によって、ユーザに対してシート処理システムの稼働状況を報知してもよい。
図11は、シート積載装置500の、カバー551、552及びその内容物を説明のため不図示にしたものであり、本実施例に係る隔壁を説明するために模式的に示した斜視図である。隔壁591、592は、それぞれシート積載装置500からインサータ600へ、またその逆へのアクセスを制限する。これにより、例えば、動作3を行っているときにシート積載装置500側からインサータ600へアクセスしてしまい、動作3の実行を妨げてしまう(例えば、搬送中のシートに触ってしまったり、パスセンサに触ってしまったり)ことのないようにしてある。また、動作2を行っているときにインサータ600側からシート積載装置500側へも同様である。また、動作4を実施している場合も同様である。
以上、本実施例を述べてきたが、その中で駆動源を各パスごとに分割しているが、本実施例の構成はそれに限ったものではない。例えば、プリンタ300の排出ローラ118と、シート積載装置500の水平搬送パス502は同じ駆動源によって駆動しても良い。また、インサータ600の水平搬送パス612とフィニッシャ700の入口ローラ対702は同じ駆動源で駆動しても良い。
また、カバーも同様で、プリンタ300のカバー352と、シート積載装置500のカバー551は、同一のカバーでもかまわない。インサータ600のカバー651と、フィニッシャ700のカバー751は同一のカバーでもかまわない。
(ロック機構)
更に本発明では、開閉可能なカバーにロック機構を設け、これらを選択的に動作可能となるよう構成した。
図16は、シート積載装置500のカバー551を例に、本実施例に係るロック機構を説明するために装置の内部から見た模式図である。590はシート積載装置500のフレーム590には、ロックバー571がガイド573、574に沿って進退可能に取り付けられている。リンク575は、回動中心576を中心に回動可能であって、一端がピン577を介してロックバー571と係合し、他端がピン578でロックソレノイド579と係合している。
次に、図18を参照して、本実施例に係るロック機構の動作を説明する。図18は、実施例2に係るロック機構の動作を説明するフローチャートである。
はじめに、シート処理システムAの電源がONされている状態で(S201)、ジョブに含まれる動作を行うために任意のシート処理装置、例えばシート積載装置500の水平
搬送パス502の使用が選択され(S202)、シート処理システムによるジョブが開始されると、これに相当するカバー551のロック機構のロックソレノイド579がオンされる(S203)。ロックソレノイド579は矢印581に向かって引かれ、リンク575は図中で破線の状態から実線の位置へと回動する。そしてロックバー571が矢印582の方向にスライドし、カバー551に設けられたロック孔572に差し込まれて、カバー551がロックされて開かなくなる。
同様の動作が、選択された装置のいずれのカバーに対しても行われる。
例えば、ジョブ1(第一処理)として、プリンタ300とシート積載装置500とが組み合わされた動作2を実施する場合、カバー551、552、351、352、353の各カバーがロックされる。従って、ジョブ1の実行中にユーザが誤ってこれらのカバーを開けてしまうことが防止できる。一方、選択されなかったインサータ600とフィニッシャ700の各カバーが開閉自在であることは、前述した通りである。
そしてジョブ1が終了したとき、又は、プリンタ300、シート積載装置500においてシートの詰まり(ジャム)やエラーによって動作2が停止した際には(S204)、ロックソレノイド579がオフされてロックバー571が解除されると共に、その他のカバーのロックも同時に解除されて、これらのカバーの開閉が可能になる(S205)。ここで、エラーとは、例えば、シートや現像剤等の消耗品が枯渇しジョブが強制的に停止する場合である。
次に、ジョブ1(第一処理)として、プリンタ300とシート積載装置500とが組み合わされた動作2と、ジョブ2(第二処理)として、インサータ600とフィニッシャ700とが組み合わされた動作3が平行して同時に実施されている場合(動作4)を考える。
この場合、それぞれのジョブの開始時に各々に対応するカバーのロックが作動している。
いま、動作2のいずれかの箇所、例えば水平搬送パス502で紙詰まりが発生した場合、搬送ローラ対503、504、505の駆動源である水平パス搬送モータM51の電源がオフされる。これと同時に、動作2の中で稼動していたパス切換フラッパ510の切換を行うフラッパソレノイドSL51、パス切換フラッパ506の切換を行うフラッパソレノイドSL52、シート積載板521の駆動源であるシート積載板モータM52、搬送ローラ527の駆動源であるシート積載搬送モータM53の電源がオフされる。更に、組み合わされて稼動していたプリンタ300の駆動も全て強制的に停止され、動作2が停止される。
そして、動作3で稼動していたインサータ600とフィニッシャ700は、動作3を実行しつづけることができると共に、停止している動作2の中で組み合わされ使用されている装置のカバー551、552、351、352、353のみのロックが解除され、自由に開閉することが可能となる。
ここで、インサータ600とフィニッシャ700のカバーは、いずれもロックされたままであって、ユーザが誤ってこれらのカバーを開けてしまうことが防止できる。
なお、本発明で言うところの各装置は、必ずしも一つの筐体に構成されたものに限定するものではない。
例えば、図8(a)に示した動作1において、シート積載装置500とインサータ600の水平搬送パス502、612は、この動作1に使用されている装置である。一方、シート積載部530とシート収納部630、631、632は、この動作1には使用されていない。この場合、動作中にカバー552、652、653を開けても動作1は停止せずジョブは継続して実行される。また、カバー551、651はロックされており、動作中に開くことはできない。
前述した実施例をまとめると下記の通りである。
(1)シート処理機能を有する複数のシート処理装置(プリンタ300、シート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700)を備え、
前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて(例えば、プリンタ300とシート積載装置500、インサータ600とフィニッシャ700)動作させるジョブ1,2を、複数並列して実行することが可能なシート処理システムAにおいて、
前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置(例えば、シート積載装置500)にそれぞれ設けられたカバー部材(カバー551、552)と、
前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段(検知センサS54、S55)と、
前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段(CPU回路部150)と、を有し、
前記制御手段は、前記検知手段(検知センサS54)により前記カバー部材(カバー551、552)のいずれかが開状態であることを検知した場合、該カバー部材(カバー551)の開口からアクセス可能な部分(水平搬送パス502及び搬送ローラ対503、504、505)を使用している一方のジョブ1と、該カバー部材(カバー551)の開口からアクセス可能な部分を使用していない他方のジョブ2との停止制御を独立して行うことを特徴とするシート処理システムA。
これにより、複数のジョブを並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、ジャムやメンテナンスにより一方のジョブで使用されているシート処理装置のカバーを開く必要がある場合であっても、ジョブごとに停止制御を独立して行えるので、他方のジョブを停止することなく継続することができる。そのため、生産性の高いシート処理を行うことができる。
(2)シート処理機能を有する複数のシート処理装置(プリンタ300、シート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700)を備え、
前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて(例えば、プリンタ300とシート積載装置500、インサータ600とフィニッシャ700)動作させるジョブ1,2を、複数並列して実行することが可能なシート処理システムAにおいて、
前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置(例えば、シート積載装置500)にそれぞれ設けられたカバー部材(例えば、カバー551、552)と、
前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段(検知センサS54、S55)と、
前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段(CPU回路部150)と、を有し、
前記制御手段は、前記検知手段(検知センサS54)により前記ジョブ1に使用されているシート処理装置に設けられたカバー部材(カバー551)が開状態であることを検知した場合、該ジョブ1に使用されているシート処理装置(シート積載装置500)及び該シート処理装置と組み合わせて動作している他のシート処理装置(プリンタ300)のみを停止することを特徴とするシート処理システムA。
これにより、複数のジョブを並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、ジョブを実行中にカバーが開かれた場合でも、そのカバーが設けられているシート処理装置と、該シート処理装置と組み合わせて動作しているシート処理装置のみを停止するので、それ以外のシート処理装置を動作させるジョブは中断することなく実行される。そのため、生産性の高いシート処理を行うことができる。
(3)シート処理機能を有する複数のシート処理装置(プリンタ300、シート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700)を備え、
前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて(例えば、プリンタ300とシート積載装置500、インサータ600とフィニッシャ700)動作させるジョブ1,2を、複数並列して実行することが可能なシート処理システムAにおいて、
前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置(例えば、シート積載装置500)にそれぞれ設けられたカバー部材(カバー551、552)と、
前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段(検知センサS54、S55)と、
前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段(CPU回路部150)と、を有し、
前記制御手段は、前記ジョブ1に使用されていないシート処理装置(シート積載装置500)に設けられたカバー部材(カバー551)が開状態であることを検知した場合、前記ジョブ1に使用されているシート処理装置(インサータ600、フィニッシャ700)を停止しないことを特徴とするシート処理システムA。
これにより、複数のジョブを並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、ジョブに使用されていないシート処理装置に設けられたカバーの開閉によっては、ジョブに使用されているシート処理装置は停止しないため、ジョブの終了を待たずに消耗品の交換やメンテナンスを行うことができ、効率良く作業を行うことができる。
(4)シート処理機能を有する複数のシート処理装置(プリンタ300、シート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700)を備え、
前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて(例えば、プリンタ300とシート積載装置500、インサータ600とフィニッシャ700)動作させるジョブ1,2を、複数並列して実行することが可能なシート処理システムAにおいて、
前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置(例えば、シート積載装置500)にそれぞれ設けられたカバー部材(カバー551、552)と、
前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段(検知センサS54、S55)と、
前記検知手段により検知された前記カバー部材の開状態を報知する報知手段(操作表示装置400)と、
前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段(CPU回路部150)と、を有し、
前記制御手段は、前記検知手段(検知センサS54)により前記ジョブ1に使用されているシート処理装置(シート積載装置500)に設けられたカバー部材(カバー551)が開状態であることを検知した場合、該ジョブ1に使用されているシート処理装置(シート積載装置500)及び該シート処理装置と組み合わせて動作している他のシート処理装置(プリンタ300)のみを停止し、
前記報知手段(操作表示装置400)は、前記シート処理装置の停止を報知(表示)することを特徴とするシート処理システムA。
これにより、シート処理システムの操作者が容易にカバーの開閉状態を知ることができると共に、誤って、ジョブに使用されているシート処理装置に設けられているカバーを開
くことを防止することができる。
(5)前記報知手段は、表示装置(操作表示装置400)、発光装置(LED)又は発音装置(スピーカ)の少なくともいずれかであることを特徴とする(4)に記載のシート処理システム。
(6)シート処理機能を有する複数のシート処理装置(プリンタ300、シート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700)を備え、
前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて(例えば、プリンタ300とシート積載装置500、インサータ600とフィニッシャ700)動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムAにおいて、
前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置(シート積載装置500)にそれぞれ設けられたカバー部材(カバー551、552)と、
前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段(検知センサS54、S55)と、
前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段(CPU回路部150)と、
前記カバー部材の開動作を防止するロック機構と、を有し、
前記制御手段は、前記ジョブ1に使用されているシート処理装置に設けられた前記カバー部材が開かないように前記ロック機構を制御することを特徴とするシート処理システム。
これにより、ジョブに使用されているシート処理装置に設けられたカバー部材を誤って開いてしまうのを確実に防止することができる。
(7)前記制御手段は、前記ジョブに使用されているシート処理装置においてジャム又はエラーが発生した場合、該ジョブに使用されているシート処理装置及び該シート処理装置と組み合わせて動作している他のシート処理装置に設けられたカバー部材のロック機構のみを解除することを特徴とする(6)に記載のシート処理システム。
これにより、ジャム又はエラーが発生したシート処理装置のカバー部材のロック機構のみを解除するため、誤って、ジョブに使用されているシート処理装置に設けられたカバー部材を開くことを防止することができる。
(8)前記シート処理装置は、画像形成装置(プリンタ300)、シート積載装置500、シート給送装置(インサータ600)、フィニッシャ700のいずれかであることを特徴とする(1)乃至(7)のいずれかに記載のシート処理システム。
また、ジョブが終了していない場合でも、一部のカバー部材を開閉可能とするシート処理システムを提供することができる。
また、ジョブに使用されているシート処理装置のカバー部材の開閉行為を制限すると共に、ジョブに使用されていないシート処理装置のカバー部材の開閉行為を可能とするシート処理システムを提供することができる。
本発明の実施例1に係るシート処理システムの主要部構成を示す縦断面図である。 図1に示すシート処理システム全体の制御を行うコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るシート処理システムを構成するシート積載装置500、インサータ600、フィニッシャ700の概略構成を示す縦断面図である。 実施例1に係るシート積載装置500を駆動制御するシート積載装置制御部501の構成を示すブロック図である。 実施例1に係るインサータ600を駆動制御するインサータ制御部601の構成を示すブロック図である。 実施例1に係るフィニッシャ700を駆動制御するフィニッシャ制御部701の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るシート処理システムにおけるカバーの配置を示す模式図である。 本実施例に係るシート処理システムが行うシート処理動作を模式的に示す概略断面図である。 本実施例に係るシート処理システムが行うシート処理動作を模式的に示す概略断面図である。 シート処理システムの一部のカバーを開けた状態を模式的に示した斜視図である。 本実施例に係る隔壁を説明するために模式的に示した斜視図である。 本実施例に係る表示部のウィンドウを示す図である。 実施例1に係る表示部のウィンドウを示す図である。 実施例1に係る表示部のウィンドウを示す図である。 実施例1に係る表示部のウィンドウを示す図である。 実施例1に係るロック機構を説明するために装置の内部から見た模式図である。 実施例1に係るジョブが行われている状態でカバーが開閉された場合のシステムの動作を説明するフローチャートである。 実施例2に係るロック機構の動作を説明するフローチャートである。 従来の画像形成システムの概略を示す縦断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
100 原稿給送装置
101 原稿給送装置制御部
150 CPU回路部
200 イメージリーダ
201 イメージリーダ制御部
202 画像信号制御部
210 コンピュータ
300 プリンタ
301 プリンタ制御部
351、352 カバー
400 操作表示装置(表示装置)
401 操作表示部制御部(表示制御部)
403 表示部
500 シート積載装置
501 シート積載装置制御部(積載制御部)
551、552 カバー
560、660、760 CPU回路部
571 ロックバー
572 ロック孔
573 ガイド
575 リンク
576 回動中心
577、578 ピン
579 ロックソレノイド
590 フレーム
591 隔壁
600 インサータ
601 インサータ制御部
651、652、653 カバー
700 フィニッシャ
701 フィニッシャ制御部
751、752、753 カバー
A シート処理システム
B 画像形成システム
S シート
S54、S55、S64、S65、S66、S74、S75、S76 検知センサ

Claims (8)

  1. シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
    前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、
    前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置にそれぞれ設けられたカバー部材と、
    前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記カバー部材のいずれかが開状態であることを検知した場合、該カバー部材の開口からアクセス可能な部分を使用している一方のジョブと、該カバー部材の開口からアクセス可能な部分を使用していない他方のジョブとの停止制御を独立して行うことを特徴とするシート処理システム。
  2. シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
    前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、
    前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置にそれぞれ設けられたカバー部材と、
    前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記ジョブに使用されているシート処理装置に設けられたカバー部材が開状態であることを検知した場合、該ジョブに使用されているシート処理装置及び該シート処理装置と組み合わせて動作している他のシート処理装置のみを停止することを特徴とするシート処理システム。
  3. シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
    前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、
    前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置にそれぞれ設けられたカバー部材と、
    前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記ジョブに使用されていないシート処理装置に設けられたカバー部材が開状態であることを検知した場合、前記ジョブに使用されているシート処理装置を停止しないことを特徴とするシート処理システム。
  4. シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
    前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、
    前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置にそれぞれ設けられたカバー部材と、
    前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された前記カバー部材の開状態を報知する報知手段と、
    前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により前記ジョブに使用されているシート処理装置に設
    けられたカバー部材が開状態であることを検知した場合、該ジョブに使用されているシート処理装置及び該シート処理装置と組み合わせて動作している他のシート処理装置のみを停止し、
    前記報知手段は、前記シート処理装置の停止を報知することを特徴とするシート処理システム。
  5. 前記報知手段は、表示装置、発光装置又は発音装置の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項4に記載のシート処理システム。
  6. シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
    前記シート処理装置を一つで又は複数組み合わせて動作させるジョブを、複数並列して実行することが可能なシート処理システムにおいて、
    前記シート処理装置の内部へアクセスを可能とするために前記シート処理装置にそれぞれ設けられたカバー部材と、
    前記カバー部材の開閉状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段からの信号により前記シート処理装置の停止を制御する制御手段と、
    前記カバー部材の開動作を防止するロック機構と、を有し、
    前記制御手段は、前記ジョブに使用されているシート処理装置に設けられた前記カバー部材が開かないように前記ロック機構を制御することを特徴とするシート処理システム。
  7. 前記制御手段は、前記ジョブに使用されているシート処理装置においてジャム又はエラーが発生した場合、該ジョブに使用されているシート処理装置及び該シート処理装置と組み合わせて動作している他のシート処理装置に設けられたカバー部材のロック機構のみを解除することを特徴とする請求項6に記載のシート処理システム。
  8. 前記シート処理装置は、画像形成装置、シート積載装置、シート給送装置、フィニッシャのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のシート処理システム。
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