JP2005119136A - シート処理システム - Google Patents

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秀樹 櫛田
Tomokazu Nakamura
中村  智一
Akihiro Sato
彰洋 佐藤
Akihiro Shimizu
昭博 清水
Tatsuya Goto
後藤  達也
Katsuaki Hirai
克明 平井
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Abstract

【課題】 複数のジョブを予め実行できる以上に記憶しておく利便性が向上したシート処理システムを提供する。
【解決手段】 ジョブについてユーザからの指示を入力可能な表示枠及びキー群と、表示枠及びキー群から入力されたジョブを記憶するRAM152と、を備え、入力した複数のジョブを、RAM152にシート処理システムAが並列処理実行可能な数以上入力順に記憶し、操作表示装置400の表示枠の画面に予約状況を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、シートに画像を形成する画像形成機能、表紙やタブ等を挿入するインサート機能及びシートを整合して束ねる等のステイプル機能等を有する複数のシート処理装置を任意に組み合わせて、製本や画像形成シートの積載等の複数ジョブを並列実行することができるシート処理システムに関する。
従来、複写機等のシートに画像を形成して出力する画像形成装置に、シートを一時載置するスタッカ装置、シートの先頭頁や途中頁に表紙やタブなどの特殊用紙を挿入するインサータ装置及び多数のシートを整合して束ねるフィニッシャ装置等を一連に接続して、画像形成されたシートに対し、特殊用紙挿入処理、排出処理、折り処理、綴じ処理、製本処理、綴じ孔処理等を一貫して行えるシート処理システムが提供されている。
従来のシート処理システムを図37に示す。従来のシート処理システムBは、図中右端の画像形成装置1と、画像形成装置1に隣接して配置され画像形成装置1で画像形成されたシートを一時積載保管するスタッカ装置50と、スタッカ装置50に隣接して配置され画像形成装置1から出力されたシートの先頭頁や途中頁等に表紙やタブ等の特殊用紙(例えば、カラーコピー紙)を挿入するインサータ装置60と、インサータ装置60に隣接して配置され画像形成装置1やインサータ装置60から出力される多数のシートを整合して束ねる機能及びパンチ機能等を有するフィニッシャ装置70と、これらの各装置を貫通する共通のパス90(図中斜線部)と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
このようなシート処理システムBは、各装置を任意に組み合わせて、例えば、画像形成装置1で画像が形成されたシートが、インサータ装置60から挿入される表紙やタブ紙等の特殊用紙と共に、フィニッシャ装置70において整合及びステイプルされて製本されるまでをシート処理作業単位であるジョブの1つとして実行する。
また、従来の画像形成装置では、様々な複数のコピージョブを連続する場合には、1つの操作表示装置(表示部)の表示枠内全体に表示されるコピージョブの画面をコピージョブごとに切換えて設定するようにしていた(例えば、特許文献2参照)。
特開2003-89473号公報 特開平11−212406号公報
しかしながら、従来のシート処理システムは、1つのジョブの実行中には、その他のジョブを並列して実行することが出来なかった。
即ち、例えば、画像形成装置1及びスタッカ装置50を組み合わせてシート載置ジョブを実行している間は、インサータ装置60及びフィニッシャ装置70が不使用であるにもかかわらず、インサータ装置60及びフィニッシャ装置70を稼動させて製本等のその他のジョブを並列して実行することが出来なかった。このため、各装置の機能を時間単位で十分発揮させることができずに、シート処理システム全体の使用効率が低下して、シート処理システムの生産性が低下していた。
そして、シート処理システムでジョブを並列実行することを考えた場合に、特許文献2のように操作表示装置の表示枠内前面のジョブについての画面をジョブごとに切換える方
法を採用するのでは、現実にジョブを並列実行する際にだけジョブについて入力することとなり、予め実行するジョブの予約はできなかった。特に、複数のユーザが1つのシート処理システムを共用することもあり、シート処理システムの利便性を向上する必要があった。
本発明は、上記した従来のシート処理システムの問題点を解決し、複数のジョブを予め実行できる以上に記憶しておく利便性が向上したシート処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、1つのシート処理装置又は複数のシート処理装置の組み合わせにより、シート処理作業単位であるジョブを実行するシート処理システムにおいて、複数のジョブを並列して実行可能に設けられており、ジョブについてユーザからの指示を入力可能な入力手段と、該入力手段から入力されたジョブを記憶する記憶手段と、を備え、前記入力手段から入力した複数のジョブを、前記記憶手段にシート処理システムが並列して実行可能な数以上入力順に記憶することを特徴とする。
ジョブについての設定を表示する表示部を備え、該表示部は、前記記憶手段に記憶された実行前の複数のジョブのいずれかについての設定を表示した場合に、そのジョブに対応する各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況を表示することがよい。
前記表示部は、各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況をジョブに応じた時間枠で区切り、時間枠内での使用装置の表示と時間枠の所有時間とを表示することがよい。
前記表示部は、各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況をシート処理装置ごとの装置枠で区切り、装置枠内での使用時間を時系列で表示することがよい。
前記表示部は、1つの表示枠内に、各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況を、ジョブに応じて区切った時間枠表示とシート処理装置ごとに区切った装置枠表示とを同時に表示することがよい。
シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、1つのシート処理装置又は複数のシート処理装置の組み合わせにより、シート処理作業単位であるジョブを実行するシート処理システムにおいて、複数のジョブを並列して実行可能に設けられており、ジョブについてユーザからの指示を入力可能な入力手段と、該入力手段から入力されたジョブを記憶する記憶手段と、を備え、前記入力手段から入力した複数のジョブを、前記記憶手段にシート処理システムが並列して実行可能な数以上入力順に記憶し、前記記憶手段に記憶した実行前の複数のジョブが存在する場合に、後続の記憶したジョブが先行の記憶したジョブと同時に並行して処理することが可能なときは、後続の記憶したジョブが先行の記憶したジョブの時間枠内に割り込まれて並列して実行されることを特徴とする。
ジョブについての設定を表示する表示部を備え、該表示部は、前記記憶手段の後続の記憶したジョブが先行の記憶したジョブの時間枠内に割り込まれて並列して実行される際に、割り込み表示させることがよい。
本発明のシート処理システムによれば、複数のジョブを並列して実行する以上に記憶し、ジョブの予約ができ、利便性が向上する。
本発明のシート処理システムでは、複数のジョブを並列して実行可能に設けられており、ジョブについてユーザからの指示を入力可能な入力手段と、入力手段から入力されたジョブを記憶する記憶手段と、を備え、入力手段から入力した複数のジョブを、記憶手段にシート処理システムが並列して実行可能な数以上に入力順に記憶する。これによって、ユーザはジョブを予約でき、ジョブの入力を待たされることも無く、利便性が向上する。
したがって、複数のユーザが1つのシート処理システムを共用する場合にも、いずれのユーザもジョブの入力に待たされることが無く、ユーザにとって使い易い。
図1は本発明の実施例に係るシート処理システムの内部構成を示す概略構成図である。
本実施例のシート処理システムAは、それぞれ異なるシート処理機能を有するシート処理装置である画像形成装置10、スタッカ装置500、インサータ装置600、フィニッシャ装置700を、ここで示した順に直列に接続して構成される。
画像形成装置10は、原稿の読取りとシートへの画像形成とを行うものであり、シートへ画像形成するプリンタ装置300と、プリンタ装置300の上部に搭載され原稿画像を読取るイメージリーダ200と、イメージリーダ200の上面に開閉自在に載置される原稿給送装置100と、イメージリーダ200の上部に設けられる表示部の一例としての操作表示装置400と、を備えている。
原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた複数の原稿を先頭頁から順に一枚ずつ分離して、湾曲したU字状パスを介してイメージリーダ200の原稿画像読取り位置に原稿を搬送して、イメージリーダ200に流し読みさせる。その後原稿は、原稿給送装置100の右端に設けられた排紙トレイ112に排紙される。
イメージリーダ200は、原稿の読取りを行うものであり、上面にプラテンガラス102を有し、プラテンガラス102の下方には、原稿給送装置100からプラテンガラス102上の原稿画像読取り位置に搬送される原稿の画像を読取るスキャナユニット104を有している。
ここで、原稿の流し読みは、原稿がプラテンガラス102上の原稿画像読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面をスキャナユニット104に設けられたランプ103の光で照射して、当該原稿からの反射光を逐次スキャナユニット104に設けられたミラー105、イメージリーダ200に設けられたミラー106,107によりイメージセンサ109に導光して、イメージセンサ109で電気信号に変換して読取るものである。つまり、プラテンガラス102上の原稿画像読取り位置に対して図中左から右に原稿を搬送させることによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向として、原稿画像を主走査方向の1ライン毎にイメージセンサ109で読取りながら、原稿の搬送方向を副走査方向として、原稿画像を副走査方向に逐次イメージセンサ109で読取って原稿画像全体の読取りが行われる。
イメージセンサ109から出力された画像データは、所定の画像処理が施された後にプリンタ装置300にビデオ信号として入力される。
プリンタ装置300は、イメージリーダ200で読取られた原稿の画像データに基づいてシートへの画像形成を行うものであり、イメージセンサ109から出力された画像データに基づくビデオ信号が入力されると共に、ビデオ信号に基づいてレーザ光を変調して出
力する露光制御部110、静電潜像が形成される感光ドラム111、露光制御部110から出力されるレーザ光を感光ドラム111上に走査しながら照射するポリゴンミラー110a、感光ドラム111の下方に配置される転写部116に対してシートを給紙するカセット114,115、手差給紙部125及び両面搬送パス124、転写部116で感光ドラム111に形成された現像剤像が転写されたシートを定着する定着部117、定着部117を通過したシートをプリンタ装置300の外部に排出する排出ローラ対118、を備えている。
図2は実施例に係るシート処理システムのスタッカ装置500、インサータ装置600、フィニッシャ装置700の内部構成を示す概略構成図である。
〔スタッカ装置500〕
スタッカ装置500は、プリンタ装置300から出力されるシートを一時積載保管するものであり、図2に示すように、プリンタ装置300から排出されたシートをインサータ装置600及びフィニッシャ装置700に導く搬送水平パス502、搬送水平パス502に設けられシートを搬送する搬送ローラ対503,504,505、搬送水平パス502の入口部(プリンタ装置300側)及び出口部(フィニッシャ装置700側)に設けられた第1のフラッパ510及び第2のフラッパ506、シート積載板521上にプリンタ装置300から排出されたシートの保管が可能なシート積載部530、プリンタ装置300から排出されたシートをシート積載部530に導くパス520、を備えている。
スタッカ装置500がシート積載処理(ソートやグループ等の積載処理)を行う場合には、第1のフラッパ510が搬送水平パス502へのシートの通過を遮るように切換えられて、プリンタ装置300から排出されたシートがパス520へ導かれる。パス520に導かれたシートは、シート積載部530に順次積載される。
また、シート積載部530へのシートの積載を行わない場合には、第1のフラッパ510がパス520へのシートの通過を遮るように切換えられて、プリンタ装置300から排出されたシートは搬送水平パス502を通過してインサータ装置600及びフィニッシャ装置700に搬送される。
〔インサータ装置600〕
インサータ装置600は、例えば、別途印刷された特殊用紙(例えば、カラーコピー紙)を給紙することや、プリンタ装置300から出力されるシートの先頭頁や途中頁などに表紙やタブ等の特殊用紙を挿入するものであり、図2に示すように、スタッカ装置500に設けられた搬送ローラ対505から排出されるシートをフィニッシャ装置700に導く搬送水平パス612、搬送水平パス612に設けられる搬送ローラ対602,603,604、表紙やタブ等の特殊用紙を収納するシート収納部630,631,632、シート収納部630,631,632でシートが積載される中板633,634,635、シート収納部630,631,632に収納された特殊用紙を搬送水平パス612に搬送する給紙分離部636,637,638、シート収納部630,631,632から給紙される特殊用紙を搬送水平パス612に導く搬送垂直パス611、搬送垂直パス611に設けられる搬送ローラ対640,641,642、を備えている。
このようなインサータ装置600は、プリンタ装置300から出力されるシートに対して、所望に応じて表紙やタブ紙等の収納している特殊用紙を所定のタイミングで、シート収納部630,631,632から給紙して、プリンタ装置300から出力されるシートに特殊用紙を挿入することが可能となる。尚、中板633,634,635はシートの積載量に応じて上昇又は下降する。
〔フィニッシャ装置700〕
フィニッシャ装置700は、ソート処理、綴じ処理、穴あけ処理等を行うものであり、図2に示すように、インサータ装置600から出力されたシートを導入するためのフィニッシャパス711及び入口ローラ対702、インサータ装置600から出力されたシートをソートせずにサンプルトレイ721に搬送するノンソートパス712、インサータ装置600から出力されたシートをソート処理部に搬送するソートパス713、ノンソートパス712及びソートパス713を選択的に切換える切換えフラッパ710、ソート処理や綴じ処理等を行う中間トレイ730、中間トレイ730上に積載整合されたシートに対して綴じ処理等を行うステイプラ720、中間トレイ730上でソート処理や綴じ処理等が行われたシートが排出されるスタックトレイ722、を備えている。
ソート処理を行わない場合には、切換えフラッパ710がソートパス713へのシートの通過を遮るように切換えられて、インサータ装置600から出力されたシートは、ノンソートパス712に導かれノンソートパス712に設けられた搬送ローラ対706及びノンソート排出ローラ対703を介してサンプルトレイ721上に排出される。
また、ソート処理を行う場合には、切換えフラッパ710がノンソートパス712へのシートの通過を遮るように切換えられ、インサータ装置600から出力されたシートは、ソートパス713に導かれソート排出ローラ704を介して中間トレイ730上に束状に積載される。そして、中間トレイ730上に積載されたシートは、適宜、整合処理、ステイプル処理又は穴あけ処理等が施された後に排出ローラ対705を介してスタックトレイ722上に排出される。尚、スタックトレイ722は適宜上下方向に自走可能に構成されている。
〔外装カバー構成〕
図3は、画像形成装置10、スタッカ装置500、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700の外装カバーの構成を示す概略構成図である。
本実施例のシート処理システムは、各シート処理装置である画像形成装置10、スタッカ装置500、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700の内部を開放可能とするカバー部材(以下「カバー」という)を備えている。
画像形成装置10のプリンタ装置300には、用紙補給部を覆うカバー351と、感光ドラム111、転写部116、定着部117、フラッパ121及びそれぞれに用紙を導くための搬送パスを覆うカバー352と、両面搬送パス124を覆うカバー353と、が設けられている。カバー351、カバー352及びカバー353はそれぞれ独立に開閉可能である。また、カバー351、カバー352及びカバー353の開閉状態はカバー開閉検知センサ(図示せず)により検知される。
カバー351、カバー352及びカバー353は、ジャム処理時や、部品交換、清掃、調整、用紙補給等のメンテナンス時に開閉される。
スタッカ装置500には、搬送水平パス502を覆うカバー551と、シート積載部530を覆うカバー552と、が設けられている。カバー551とカバー552は、それぞれ独立に開閉可能である。また、カバー551及びカバー552の開閉状態は、カバー開閉検知センサS54,S55により検知される。
カバー551及びカバー552は、スタッカ装置500のジャム処理時や、部品交換、清掃、調整、用紙取り出しなどのメンテナンス時に開閉される。
インサータ装置600には、水平搬送パス612を覆うカバー651と、搬送垂直パス611を覆うカバー652と、シート収納部630,631,632と給紙分離部636,637,638とを覆うカバー653と、が設けられている。カバー651、カバー652及びカバー653はそれぞれ独立に開閉可能である。また、カバー651、カバー652及びカバー653の開閉状態はカバー開閉検知センサS64,S65,S66により検知される。
カバー651、カバー652及びカバー653は、ジャム処理時や、部品交換、清掃、調整、用紙補給などのメンテナンス時に開閉される。
フィニッシャ装置700には、フィニッシャパス711を覆うカバー751と、ノンソートパス712を覆うカバー752と、ステイプラ720を含むステイプル処理部を覆うカバー753と、が設けられている。カバー751、カバー752及びカバー753はそれぞれ独立に開閉可能である。また、カバー751、カバー752及びカバー753の開閉状態はカバー開閉検知センサS74,S75,S76により検知される。
カバー751、カバー752及びカバー753は、ジャム処理時や、部品交換、清掃、調整、用紙補給などのメンテナンス時に開閉される。
〔コントローラの構成〕
図4は実施例に係るシート処理システムを制御するコントローラの全体構成を示すブロック図である。
図4に示すように、コントローラは、CPU回路部150を有しており、CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151及びRAM152を内蔵する。
CPU回路部150は、ROM151に格納されている制御プログラムにより、原稿給送装置制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、外部インターフェース(I/F)209、プリンタ装置制御部301、操作表示装置制御部401、スタッカ装置制御部501、インサータ装置制御部601、フィニッシャ装置制御部701を総括的に制御する。
CPU回路部150に内蔵されるRAM152は、各制御部等を制御する制御データを一時的に保持し、また、これらの制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。
イメージリーダ制御部201は、スキャナユニット104及びイメージセンサ109等に対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、CPU回路部150からの指示に基づき、イメージセンサ109から転送されたアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ装置制御部301に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ装置制御部301に出力する。
プリンタ装置制御部301は、画像信号制御部202から入力されたビデオ信号に基づ
き露光制御部110を駆動する。
操作表示装置制御部401は、画像形成装置10に備えられた操作表示装置400とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー及び各シート処理装置等の設定状態を示す情報を表示するための表示画面等をタッチパネル式ディスプレイの表示枠内に表示する。操作表示装置400に表示された各キーの操作に対応するキー信号は、操作表示装置制御部401を介してCPU回路部150に出力される。また、操作表示装置制御部401は、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を操作表示装置400の表示枠内に表示するように操作表示装置400を制御する。
スタッカ装置制御部501は、スタッカ装置500に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによりスタッカ装置500の駆動制御を行う。
インサータ装置制御部601は、インサータ装置600に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによりインサータ装置600の駆動制御を行う。
フィニッシャ装置制御部701は、フィニッシャ装置700に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによりフィニッシャ装置700の駆動制御を行う。
〔スタッカ装置制御部の構成〕
図5はスタッカ装置500を駆動制御するスタッカ装置制御部501の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、スタッカ装置制御部501は、CPU561、ROM562及びRAM563等で構成されるCPU回路部560を有する。CPU回路部560は、通信IC564を介して画像形成装置10側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM562に格納されている各種プログラムを実行してスタッカ装置500の駆動制御を行う。また、CPU回路部560には、搬送中のシートの遅延や滞留ジャムを検知するための各種パスセンサS51,S52,S53からの検出信号、カバー開閉検知センサS54,S55からの検出信号が入力される。
CPU回路部560には、ドライバ565,566が接続される。
ドライバ565は、CPU回路部560からの信号に基づき搬送処理モジュールのモータM51、ソレノイドSL51及びSL52を駆動する。
ドライバ566は、CPU回路部560からの信号に基づきシート積載処理モジュールのモータM52,M53を駆動する。
ここで、搬送処理モジュールは、スタッカ装置500に設けられた搬送ローラ対503,504,505と、それらの駆動源である水平パス搬送モータM51と、第1のフラッパ510の切換を行うソレノイドSL51及び第2のフラッパ506の切換を行うソレノイドSL52と、により構成される。また、シート積載処理モジュールは、シート積載部530を構成するシート積載板521の駆動源であるシート積載板モータM52と、パス520に設けられた搬送ローラ527の駆動源であるシート積載搬送モータM53と、により構成される。
カバー開閉検知センサS54からの検出信号によって、カバー551が開状態と検出さ
れた場合には、ドライバ565の電源がオフにされ、搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止される。また同時に、ドライバ566の電源もオフされ、シート積載処理モジュールの駆動も強制的に停止される。
一方、カバー開閉検知センサS55からの検出信号によって、カバー552が開状態と検出された場合には、ドライバ566の電源のみがオフにされ、シート積載処理モジュールの駆動のみが強制的に停止される。
〔インサータ装置制御部の構成〕
図6はインサータ装置600を駆動制御するインサータ装置制御部601の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、インサータ装置制御部601は、CPU661、ROM662及びRAM663等で構成されるCPU回路部660を有する。CPU回路部660は、通信IC664を介して画像形成装置10側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM662に格納されている各種プログラムを実行してインサータ装置600の駆動制御を行う。また、CPU回路部660には、パスセンサS61,S62,S63からの検出信号、カバー開閉検知センサS64,S65,S66からの検出信号が入力される。
CPU回路部660には、ドライバ665,666,667が接続される。
ドライバ665はCPU回路部660からの信号に基づき水平搬送処理モジュールの水平パス搬送モータM61を駆動する。
ドライバ666はCPU回路部660からの信号に基づき垂直搬送処理モジュールの給紙縦パス搬送モータM62を駆動する。
ドライバ667はCPU回路部660からの信号に基づき給紙処理モジュールのモータM63,M64を駆動する。
ここで、水平搬送処理モジュールは、搬送ローラ対602,603,604と、それらの駆動源である水平パス搬送モータM61と、により構成される。また、垂直搬送処理モジュールは、搬送ローラ対641,642,643と、それらの駆動源である給紙縦パス搬送モータM62と、により構成される。また、給紙処理モジュールは、給紙分離部636,637,638と、それらの駆動源である給紙分離モータM63、中板633,634,635の昇降の駆動源である中板昇降モータM64と、により構成される。
カバー開閉検知センサS64からの検出信号によって、カバー651が開状態と検出された場合には、ドライバ665の電源がオフにされ、水平搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止されると同時に、ドライバ666,667の電源がオフにされ、インサータ装置600の全ての駆動が強制的に停止される。
一方、カバー開閉検知センサS65からの検出信号によって、カバー652が開状態と検出された場合には、ドライバ666の電源がオフにされ、垂直搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止されると同時に、ドライバ667の電源がオフにされ、給紙処理モジュールの駆動も強制的に停止される。
他方、カバー開閉検知センサS66からの検出信号によって、カバー653が開状態と検出された場合、ドライバ667の電源がオフにされ、給紙処理モジュールの駆動が強制
的に停止される。
〔フィニッシャ装置制御部の構成〕
図7はフィニッシャ装置700を駆動制御するフィニッシャ装置制御部701の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、フィニッシャ装置制御部701は、CPU761、ROM762及びRAM763等で構成されるCPU回路部760を有する。CPU回路部760は、通信IC764を介して画像形成装置10側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM762に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ装置700の駆動制御を行う。また、CPU回路部760には、パスセンサS71,S72,S73からの検出信号、カバー開閉検知センサS74,S75,S76からの検出信号が入力される。
CPU回路部760には、ドライバ765,766,767,768が接続される。
ドライバ765は、CPU回路部760からの信号に基づき搬送処理モジュールのモータM71及びソレノイドSL71を駆動する。
ドライバ766は、CPU回路部760からの信号に基づきノンソート排紙処理モジュールのモータM72を駆動する。
ドライバ767は、CPU回路部760からの信号に基づきソート排紙処理モジュールのモータM75,M73を駆動する。
ドライバ768は、CPU回路部760からの信号に基づき積載処理モジュールのモータM74を駆動する。
ここで、搬送処理モジュールは、入口ローラ対702及びその駆動源である搬送モータM71と、パス切換えフラッパ710の切換えを行うソレノイドSL71と、により構成される。ノンソート排紙処理モジュールは、搬送ローラ対706及びノンソート排出ローラ対703と、それらの駆動源である排紙モータM72と、により構成される。また、ソート処理モジュールは、ソート排出ローラ704及びその駆動源であるソート排紙モータM75と、排出ローラ対705及びその駆動源である束搬送モータM73と、により構成される。また、積載処理モジュールは、スタックトレイ722及びその駆動源であるトレイ昇降モータM74により構成される。
搬送モータM71、ノンソート排紙モータM72及びソート排紙モータM75はステッピングモータからなり、励磁パルスレートを制御することによって各モータにより駆動するローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりすることができる。また、束搬送モータM73はDCモータからなる。
カバー開閉検知センサS74からの検出信号によりカバー751が開状態と検出された場合には、ドライバ765の電源がオフにされ、搬送処理モジュールの駆動が強制的に停止されると同時に、ドライバ766,767,768の電源がオフにされ、フィニッシャ装置700の全ての駆動が強制的に停止される。
一方、カバー開閉検知センサS75からの検出信号によって、カバー752が開状態と検出された場合、ドライバ766の電源がオフにされ、ノンソート処理モジュールの駆動のみが強制的に停止される。
他方、カバー開閉検知センサS76からの検出信号によって、カバー753が開状態と検出された場合、ドライバ767の電源がオフにされ、ソート処理モジュールの駆動のみが強制的に停止される。
〔シート処理システムの動作説明〕
次に本実施例に係るシート処理システムAの動作について説明する。
本実施例に係るシート処理システムAは、原稿の読取りとシートへの画像形成を行う画像形成装置10と、画像形成装置10のプリンタ装置300から出力されたシートに対して様々な後処理を施す後処理装置であるスタッカ装置500、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700を任意に組み合わせて、シート処理作業単位であるジョブについて、複数のジョブを並列して実行することが出来るようにしている。
図8は、第1のジョブを説明した図である。第1のジョブは、画像形成装置10と、スタッカ装置500、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700と、を組み合わせて、画像形成装置10のプリンタ装置300で画像形成されたシートを、フィニッシャ装置700で複数頁束ねて綴じ処理を行った後、出力する製本ジョブである。
第1のジョブを実行する場合は、画像形成装置10に設けられたCPU150がスタッカ装置500に設けられたCPU561に指令することで、第1のフラッパ510が、ソレノイドSL51によりパス520へのシートの通過を遮るように切換えられると共に、搬送処理モジュールのモータM51を動作させて搬送ローラ対503,504,505を駆動する。また、画像形成装置10に設けられたCPU150がインサータ装置600に設けられたCPU661に指令して、水平搬送モジュールの水平パス搬送モータM61を動作させて搬送水平パス612の搬送ローラ対602,603,604を駆動する。更に、画像形成装置10に設けられたCPU150がフィニッシャ装置700に設けられたCPU761に指令することで、切換えフラッパ710が、ソレノイドSL71によりノンソートパス712へのシートの通過を遮るように切換えられると共に、搬送処理モジュールの搬送モータM71、ソート排紙モータM75、束搬送モータM73及びトレイ昇降モータM74を動作させて、入口ローラ対702、ソート排出ローラ704、排出ローラ対705、及びスタックトレイ722を駆動する。
このようにシート処理システムAを制御することにより、画像形成装置10のプリンタ装置300で画像形成されたシートは、スタッカ装置500の搬送水平パス502及びインサータ装置600の搬送水平パス612を通過して、フィニッシャ装置700の中間トレイ730に搬送され積載される。そして、中間トレイ730上に束状に積載されたシートは、整合された後、ステイプラ720により綴じ処理を施され、スタックトレイ722上に排出される。尚、ステイプラ720では、適宜、綴じ処理又は穴あけ処理等を選択可能である。
図9は、第2のジョブを説明した図である。第2のジョブは、画像形成装置10とスタッカ装置500と、を組み合わせて、画像形成装置10のプリンタ装置300で画像形成されたシートを、スタッカ装置500に積載するジョブである。スタッカ装置500に画像形成装置10から出力されるシートを一時積載することにより、画像形成装置10とインサータ装置600及びフィニッシャ装置700の処理能力の調整制御を行うことが可能となる。
第2のジョブを実行する場合は、画像形成装置10に設けられたCPU150がスタッカ装置500に設けられたCPU561に指令することで、第1のフラッパ510がソレ
ノイドSL51により搬送水平パス502へのシートの通過を遮るように切換えられると共に、シート積載処理モジュールのモータM53及びシート積載板モータM52を動作させて、搬送パス520に設けられた搬送ローラ527及びシート積載部530を構成するシート積載板521を駆動する。
このようにシート処理システムAを制御することにより、画像形成装置10のプリンタ装置300で画像形成されたシートは、搬送パス520に導かれて、シート積載部530に積載される。この時、シート積載板521は、シートの積載量に応じて適宜下降していく。
図10は、第3のジョブを説明した図である。第3のジョブは、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700を組み合わせて、インサータ装置600に収納された特殊用紙(例えば、カラーコピー)をフィニッシャ装置700で複数頁束ねて綴じ処理を行った後に出力する製本ジョブである。
第3のジョブを実行する場合は、画像形成装置10に設けられたCPU150がインサータ装置600に設けられたCPU661に指令して、給紙処理モジュールの給紙分離モータM63及び中板昇降モータM64を動作させて給紙分離部636,637,638及び中板633,634,635を駆動する。更に、画像形成装置10に設けられたCPU150がフィニッシャ装置700に設けられたCPU761に指令することで、切換えフラッパ710がソレノイドSL71によりノンソートパス712へのシートの通過を遮るように切換えられると共に、搬送処理モジュールの搬送モータM71、ソート排紙モータM75、束搬送モータM73及びトレイ昇降モータM74を動作させて、入口ローラ対702、ソート排出ローラ704、排出ローラ対705及びスタックトレイ722を駆動する。
このようにシート処理システムAを制御することにより、インサータ装置600から給紙されたカラーコピー等の特殊用紙は、フィニッシャ装置700の中間トレイ730に搬送され積載される。そして、中間トレイ730上に束状に積載された特殊用紙は、整合された後、ステイプラ720により綴じ処理等を施されてスタックトレイ722上に排出される。尚、ステイプラ720では、適宜、綴じ処理又は穴あけ処理等を選択可能である。
図11は、第4のジョブを説明した図である。第4のジョブは、シート処理システムAにおいて2つのジョブを並列して実行する動作について説明するものである。
第4のジョブは、お互いに隣接する2以上のシート処理装置を組み合わせて一つ目のジョブを実行すると共に、先の一つ目のジョブを実行するシート処理装置とは異なるお互いに隣接する2以上のシート処理装置を組み合わせて二つ目のジョブを実行するものである。
即ち、画像形成装置10で画像が形成されたシートをスタッカ装置500に積載する第2のジョブと、インサータ装置600に収納された特殊用紙をフィニッシャ装置700で複数頁束ねて綴じ処理を行った後出力する第3のジョブ(製本ジョブ)と、を並列して実行するものである。
このように、第4のジョブを実行する場合には、第2のジョブを実行するシート処理装置とは異なるお互いに隣接する2以上のシート処理装置を組み合わせて第3のジョブを実行するので、第2のジョブを実行する場合に使用する搬送パス520及び搬送ローラ527と、第3のジョブを実行する場合に使用する搬送水平パス612、搬送ローラ対602,603,604、フィニッシャパス711、ソートパス713、入口ローラ対702、
ソート排出ローラ704及び排出ローラ対705と、が分離されているものである。
したがって、一方のジョブに使用するシート処理装置が停止していても、他方のジョブに使用するシート処理装置を稼動させて、他方のジョブを実行することが可能となるので、シート処理システムAの生産性を向上させることができる。
また、第4のジョブを実行する場合は、画像形成装置10に設けられたCPU150がスタッカ装置500に設けられたCPU561に指令することで、第2のフラッパ506がソレノイドSL52によりインサータ装置600側へのシートの通過を遮るように切換えられる。このため、第1のフラッパ510の動作不良等により、万が一、画像形成装置10で画像形成されたシートがスタッカ装置500に積載されずに搬送水平パス502側に搬送されてしまっても、第2のフラッパ506により、インサータ装置600側へのシートの流出を防止することができる。したがって、異なったジョブでのシートが混在することを防止して、製本作業の信頼性を向上することができる。その他の動作については第2のジョブ及び第3のジョブと同様であるので説明を省略する。
なお、画像形成装置10と、後処理装置であるスタッカ装置500、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700と、を任意に組み合わせて、例えば、1つのシート処理装置である画像形成装置10で原稿読取りジョブまたは画像を形成する印刷ジョブと、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700を組み合わせて実行する第3のジョブと、を並列して実行するものでも良い。
更には、第1のジョブと、第3のジョブと、を並列して実行するものでも良い。この場合には、インサータ装置600に設けられた搬送水平パス612、搬送ローラ対602,603,604と、フィニッシャ装置700の全部と、を共用して2つのジョブを並列して実行することが可能である。また、例えば、第1のジョブの実行中に第3のジョブを割り込ませて実行することもできる。更に、インサータ装置600の搬送水平パス612、搬送ローラ対602,603,04を第1のジョブ及び第3のジョブを実行する場合に、交互に使用することもできる。
〔操作表示装置のディスプレイ表示説明〕
以下に、本実施例に係るシート処理システムAの操作表示装置400における表示画面について図12〜図35によって動作順に述べる。
本実施例の操作表示装置400は、操作入力キー等の入力手段と入力操作状況等とを表示するタッチパネル式ディスプレイの一つの表示枠と、テンキー、スタートキー、リセットキー等(キー群)を有する。以後は、処理に応じたフローを参照してタッチパネル式ディスプレイに表示される画面を遷移させて説明を行う。
まず、図12に示すようにシートに対するジョブが無い場合には、処理無し状態として図15に示す待機画面を表示する(S1201)。図15はシステムが待機している状態を示す画面である。この状態においては、シート処理システムAは稼動停止状態にあり、システム自体が備える全てのシート処理形態を選択実行可能である。
そして、待機状態からユーザが1つのジョブを実行する際は、図15の後処理ボタン450等を選択し、処理実行命令をCPU回路部150に伝達し(S1202)、処理入力画面を表示させ(S1203)、画像転写条件(倍率、濃度、画質、用紙選択、後処理条件)を入力する。例えば、後処理ボタン450を選択することで、図16に示す、シート排出箇所を指定する画面に遷移する。図16では、シートの排出箇所をユーザに選択させる。
図16の処理入力画面で、ユーザがシートの排出箇所にフィニッシャ選択ボタン451を選択すると、図17の画面に遷移し、フィニッシャ装置700で処理する処理形態を選択させ、処理入力を行う。この場合、シート処理システムの一番下流にあるフィニッシャ装置700を使用するので、このジョブ実行中においては並列処理が実行できず、ディスプレイ内に並列実行ジョブ受付キーの一例としての並列処理受付ボタンは発生しない。
図16の処理入力画面で、ユーザがシートの排出箇所にスタッカ選択ボタン452を選択すると、画像形成装置10及びスタッカ装置500だけを使用することになり、シート処理システムAの下流に位置するインサータ装置600及びフィニッシャ装置700は使用可能状態になるため、タッチパネル式ディスプレイの1つの表示枠内の隅に並列実行ジョブ受付キーの一例としての並列処理ボタン453が発生し(図18参照)、スタッカ装置500による排出処理ジョブ(第2のジョブ)実行中、この並列処理ボタン453はディスプレイ画面内に発生し続け、並列処理を受け付け可能状態であることを表示し続ける。このような並列処理ボタン453は、ユーザの選択ジョブによってCPU回路部150がシート処理システムAの位置と処理装置の組み合わせによって並列して実行可能なジョブが存在するかどうか判断し、他のジョブが並列して実行可能な場合に発生させる。
次に、図12に引き続く、一般的なジョブの処理入力について図13を用いて説明する。
排出箇所が決定した後(処理入力)、ジョブの処理内容を選択する処理内容選択画面を表示し、処理内容を決定する(S1301)。処理内容選択画面としては、図17や図18の各画面が表示される。図17の処理内容選択画面内では、まず処理形態を選択し、選択ボタンで間違いがなければ、OKボタンを選択する。
図17の処理内容選択画面で、OKボタンを選択すると、図19の処理部数入力画面に遷移する(S1302)。図19の処理部数入力画面では、出力束の必要部数をディスプレイの隣に設けられているテンキーで入力し、入力した部数で間違いがなければ、OKボタンを選択する。
図19の処理部数入力画面で、OKボタンを選択すると、図20の設定内容を確認するプレビュー画面に遷移する(S1303)。プレビュー画面では、ユーザが入力ジョブ設定を確認し、間違いがなければ、処理開始ボタンを選択、または、ディスプレイ外の不図示のスタートキーをONする。
図20の処理開始ボタンを選択、または、スタートキーをONすることで、設定されたジョブが開始される。ジョブが開始されると、図21の処理実行画面に遷移する(S1304)。図21の処理実行画面では、処理条件、処理枚数、処理時間、稼動システムの情報が視認できるようになっている。
ここで、処理実行中にシートジャム等の異常が発生するかどうかは常時CPU回路部150が検知を行い(S1305)、異常を検知した場合には、ジョブの処理を一旦停止し、自動的に図22のエラー画面を表示し、処置方法等を指示する内容を示してユーザにエラーの回復を促す(S1306)。処置が済み、エラーが回復した場合には、画面は図21の処理実行画面に戻り、中断していた処理を引き続き実行する。
そして、ジョブを完了する。ジョブが正常終了すると、図15の待機画面に戻る。
以上のように、図16でフィニッシャ選択ボタン451を選択した場合を説明したが、
図16でスタッカ選択ボタン452を選択した場合でも、図13の同様の画面遷移を行わせるフローを辿る。
ただし、スタッカ選択ボタン452を選択した場合には、フロー実行中、前述したように、いずれのディスプレイの表示画面内に、図18に代表して示されるような並列処理ボタン453が常時表示され続ける。例えば、図23はスタッカ装置500による排出処理ジョブ(上記第2のジョブであり、以下第1処理と称す)のみ実行中の処理実行画面である。この図23の処理実行画面では、処理条件、処理枚数、処理時間、稼動システムの情報が視認できるようになっており、また並列処理ボタン453も表示されている。
そして、図23の第1処理中の処理実行画面で、並列処理ボタン453を押下することによって、上記第3のジョブに代表される他のジョブを並列して実行する並列処理が行われる。図23の第1処理中に、他のユーザが並列処理ボタン453を押して、フィニッシャ装置700による排出処理ジョブ(上記第3のジョブであり、以下第2処理と称す)を入力した場合、図24のように、1つのディスプレイの表示枠内でジョブ毎に画面が分割表示され、同時に2つのジョブに対する入力が可能になる。
この図24の分割表示時、ディスプレイの初期画面分割は使用装置の配列方向に一致するように分割されるようになっている。つまり、画像形成装置10及びスタッカ装置500を使用する第1処理は、画像形成装置10及びスタッカ装置500がシート処理システムA全体から見て右側上流に配置されているため、ディスプレイの表示枠内の分割表示画面も右側に設けられる。また、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700を使用する第2処理は、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700がシート処理システムA全体から見て左側下流に配置されているため、ディスプレイの表示枠内の分割表示画面も左側に設けられる。
また、図24の第1、第2処理の分割表示画面それぞれの全表示ボタン454,455を選択することによって、図25に示すようなタブ切換え式で選択した第1、第2処理のいずれかのジョブ側が全画面表示されるような表示も可能である。図25の一つの処理の全画面表示状態では、分割表示選択ボタン456が存在し、このボタンを選択することによって、再度、図24のような分割表示に切換えることができる。
並列処理における第2処理のジョブの並列処理入力については図14を用いて説明する。
並列処理を行うことを決定した後(並列処理入力)、第2処理のジョブの並列処理内容を選択する画面を表示し、並列処理内容を決定する(S1401)。並列処理内容選択画面としては、図25の全画面表示した並列処理内容画面が表示される。図25の並列処理内容選択画面内では、まず処理形態を選択し、選択ボタンで間違いがなければ、OKボタンを選択する。なお、図25の画面は第2処理を全画面表示した状態であるが、第1処理との分割表示を行った状態でも入力可能である。
図25の並列処理内容選択画面で、OKボタンを選択すると、図26の給紙形態選択画面に遷移する(S1402)。図26の給紙形態選択画面では、第2処理のジョブ(第3のジョブ)の給紙形態を選択させる。インサータ装置600の給紙カセットにセットされたシート束が丁合済みで所望の順序に予め並んでいる束を用いるのであれば、給紙箇所は1箇所でいいため、1箇所給紙ボタン457を選択する。また、インサータ装置600の給紙カセットにセットされたシート束が複数あってシート束内は同種で丁合を行う必要がある場合は、複数箇所給紙ボタン458を選択する。なお、図26の画面は第2処理を全画面表示した状態であるが、第1処理との分割表示を行った状態でも入力可能である。
図26の給紙形態選択画面で、給紙形態の選択が終了すると、図27の給紙用紙選択画面に遷移する(S1403)。図27の給紙用紙選択画面では、給紙順序、給紙箇所の指定、シートの種類、それぞれの給紙枚数等の給紙条件を入力する。なお、図27の画面は第2処理を全画面表示した状態であるが、第1処理との分割表示を行った状態でも入力可能である。
図27の給紙用紙選択画面で、給紙条件を入力し、閉じるキーを選択すると、図28の並列処理部数入力画面に遷移する(S1404)。図28の並列処理部数入力画面では、第2処理のトータルの束部数を入力する画面であり、必要部数をディスプレイの隣に設けられているテンキーで入力し、入力した部数で間違いがなければ、OKボタンを選択する。
図28の並列処理部数入力画面で、OKボタンを選択すると、図29の設定内容を確認するプレビュー画面に遷移する(S1405)。図29のプレビュー画面は、入力した条件を確認する画面で、シート処理の種類、処理時間、給紙設定がプレビューされる確認画面である。図29のプレビュー画面で、設定手直しがあれば戻るボタン459で図28へ戻り、OKであれば処理開始ボタン460を選択する。
図29の処理開始ボタン460を選択すると、第2処理が第1処理と同時に開始され、同時に表示枠内画面は図30へ遷移する(S1406)。図30の並列処理実行画面は、第1処理(第2のジョブ)と、第2処理(第3のジョブ)とが同時実行されている画面であり、入力時と同様に1つのディスプレイの表示枠内で分割表示され、2つの処理状況が同時に確認できるようになっている。
また、図30の画面上の画面分割変更ボタン461によって、図31のように、上下分割画面に表示切換えも可能である。また、ユーザが車椅子等の身体障害者であった場合に、操作表示装置400のディスプレイを下方に設置することで、ユーザビリティも向上することができる。
図31の画面中に再度画面分割変更ボタン462を選択することによって、再び図30のような左右分割表示への切換えも可能である。図30、図31の並列処理実行画面では、処理条件、処理枚数、処理時間、稼動システムの情報が視認できるようになっている。
ここで、並列処理実行中にシートジャム等の異常が発生するかどうかは常時CPU回路部150が検知を行い(S1407)、異常を検知した場合には、ジョブの処理を一旦停止し、自動的にエラー画面を表示し、処置方法等を指示する内容を示してユーザにエラーの回復を促す(S1408)。
以下にエラー画面の類型を示す。図32は第1処理、第2処理が並列処理中に片方のジョブ(第1処理)で紙詰まり、故障等で異常停止した場合の画面である。このとき、停止側の第1処理の処理指示画面が稼動中の第2処理の処理状況表示画面より大きく表示される。これによって、稼動中の第2処理の最低限の情報提示をユーザに確保しながら停止側の第1処理の処置に対してユーザの処理操作性を向上させることを実現させている。
また、図32の画面で全表示ボタン463を選択することによって、図33のようにタブ切換え方式で、停止側第1処理を全画面表示させることも可能である。
図34は第1処理、第2処理の両方が紙詰まり、故障等で異常停止した場合の画面である。片方の処理でのエラー処置が完了した時点で、片方の処理が再開され、図32、図3
3のエラー画面の表示状態に戻る。そして、両方の処理でのエラー処置が完了すると、両方の処理が再開され、図30、図31の並列処理実行画面に戻る。
以上のエラー画面においてはエラー処置が済み、エラーが回復した場合には、画面は図30〜図33の画面に戻り、中断していた処理を順次引き続き実行する。
そして、片方のジョブを完了する(S1409)。片方の処理のジョブが正常終了すると、例えば図35に示すように、第1ジョブが終了した後は、自動的に第2ジョブが全画面表示に切り替わり、並列処理ボタン453が復活表示される(S1410)。
〔予約制御説明〕
以下に、本実施例に係るシート処理システムAの予約制御について図36〜図39によって動作順に述べる。
本実施例のシート処理システムAは、操作表示装置400の表示枠がタッチパネル式ディスプレイであり、操作入力キー等の入力手段を兼ねると共にテンキー等のキー群を備えるので、表示枠及びキー群にてジョブ入力が可能である。また、入力ジョブは、表示枠及びキー群からCPU回路部150に伝達され、記憶手段の一例としてのRAM152にて入力順に並列処理が実行可能な数以上が記憶される。
即ち、ジョブについてユーザからの指示を入力可能な表示枠及びキー群と、表示枠及びキー群から入力されたジョブを記憶するRAM152と、を備え、入力した複数のジョブを、RAM152にシート処理システムAが並列処理実行可能な数以上入力順に記憶する。
なお、ジョブの入力は、1つのジョブ処理中でも並列処理中でもいつでも受け付けている。ジョブの入力については、図13、図17〜図19の通常のジョブ入力と同様に入力するものである。
ここで、入力された実行前のジョブは予約として扱われ、図36に示すように、表示枠内の画面にジョブの予約状況を表示することができる。図36においては、シート処理システムAの予約入力状況をジョブに応じた時間枠ごとに横に束ね、“Section1”“Section2”“Section3”・・・のように表示し、それぞれの時間枠における処理時間を記載している。
例えば、“Section1”では、並列処理ジョブ状態でジョブ実行待ち状態を示しているが、第1処理(画像形成装置10とスタッカ装置500を使用(第2のジョブ))の処理時間に対して、第2処理(インサータ装置600とフィニッシャ装置700を使用(第3のジョブ))の処理時間のほうが長い処理時間のため、この並列処理の場合、“Section1”の処理時間は第2処理の処理時間が適用されている。また、図36では時間枠を4つ連ねて表示することによって、シート処理装置ごとの装置枠ごとに縦に束ねた時系列表示もでき、装置枠から各シート処理装置の稼動状況が一覧できる。
なお、本実施例では、図36で時間枠と装置枠の同時表示を行っているが、1つのSectionだけを表示する時間枠だけの表示や、1つのシート処理装置についてだけ表示する装置枠だけの表示を行うようにしてもよい。
図37は各Sectionのプレビュー表示画面である。ここでは、各Section(時間枠)内で実行される、ジョブの詳細状況を表示する。
図38、図39は割り込み処理時に関する表示枠内の画面遷移の例である。図38では4つの先約ジョブ“Section1”〜“Section4”が入力された状況である。
Section1では画像形成装置10とスタッカ装置500を使用するジョブであり、インサータ装置600及びフィニッシャ装置700は稼動予定ではない。このとき、5番目の入力順序で、インサータ装置600とフィニッシャ装置700を使用したジョブが入力された場合、5番目のジョブ(インサータ装置600とフィニッシャ装置700を使用)を、シート処理システムAでは、図39のようにSection1内に割り込んで予約表示し、実行することが可能である。
即ち、実行前の複数のジョブが存在する場合に、5番目のジョブが1番目のジョブと同時に並行して処理することが可能なときは、5番目のジョブが1番目のジョブの時間枠内に割り込まれて並列して実行される。そして、表示枠の表示も図39のように5番目のジョブがSection1内に組み込まれた割り込み状態を表示する。
仮に、この5番目のジョブがSection1内に組み込まれたとしても、後続のSection2〜4の処理時間遅延は発生せず、処理速度を落とすことなく、効率よく処理可能である。
図1は実施例に係るシート処理システムの内部構成を示す概略構成図である。 図2は実施例に係るシート処理システムの内部構成を示す概略構成図である。 図3は実施例に係るシート処理システムのカバー部材の配置を示す概略構成図である。 図4は実施例に係るシート処理システムを制御するコントローラの全体構成を示すブロック図である。 図5は実施例に係るスタッカ装置を駆動制御するスタッカ装置制御部の構成を示すブロック図である。 図6は実施例に係るインサータ装置を駆動制御するインサータ装置制御部の構成を示すブロック図である。 図7は実施例に係るフィニッシャ装置を駆動制御するフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図である。 図8は実施例に係るシート処理システムの動作について説明した図である。 図9は実施例に係るシート処理システムの動作について説明した図である。 図10は実施例に係るシート処理システムの動作について説明した図である。 図11は実施例に係るシート処理システムの動作について説明した図である。 図12は実施例に係るシート処理システムの画面遷移のフローである。 図13は実施例に係るシート処理システムの処理における画面遷移のフローである。 図14は実施例に係るシート処理システムの並列処理における画面遷移のフローである。 図15は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図16は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図17は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図18は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図19は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図20は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図21は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図22は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図23は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図24は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図25は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図26は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図27は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図28は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図29は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図30は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図31は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図32は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図33は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図34は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図35は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図36は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図37は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図38は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図39は実施例に係るシート処理システムの表示枠内の画面である。 図40は従来のシート処理システムの構成を示す概略構成図である。
符号の説明
10 画像形成装置
300 プリンタ装置
400 操作表示装置
500 スタッカ装置
600 インサータ装置
700 フィニッシャ装置
A シート処理システム

Claims (7)

  1. シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
    1つのシート処理装置又は複数のシート処理装置の組み合わせにより、シート処理作業単位であるジョブを実行するシート処理システムにおいて、
    複数のジョブを並列して実行可能に設けられており、
    ジョブについてユーザからの指示を入力可能な入力手段と、該入力手段から入力されたジョブを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記入力手段から入力した複数のジョブを、前記記憶手段にシート処理システムが並列して実行可能な数以上入力順に記憶することを特徴とするシート処理システム。
  2. ジョブについての設定を表示する表示部を備え、
    該表示部は、前記記憶手段に記憶された実行前の複数のジョブのいずれかについての設定を表示した場合に、そのジョブに対応する各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況を表示することを特徴とする請求項1に記載のシート処理システム。
  3. 前記表示部は、各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況をジョブに応じた時間枠で区切り、時間枠内での使用装置の表示と時間枠の所有時間とを表示することを特徴とする請求項2に記載のシート処理システム。
  4. 前記表示部は、各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況をシート処理装置ごとの装置枠で区切り、装置枠内での使用時間を時系列で表示することを特徴とする請求項2に記載のシート処理システム。
  5. 前記表示部は、1つの表示枠内に、各々のシート処理装置の使用状況又は予約状況を、ジョブに応じて区切った時間枠表示とシート処理装置ごとに区切った装置枠表示とを同時に表示することを特徴とする請求項2に記載のシート処理システム。
  6. シート処理機能を有する複数のシート処理装置を備え、
    1つのシート処理装置又は複数のシート処理装置の組み合わせにより、シート処理作業単位であるジョブを実行するシート処理システムにおいて、
    複数のジョブを並列して実行可能に設けられており、
    ジョブについてユーザからの指示を入力可能な入力手段と、該入力手段から入力されたジョブを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記入力手段から入力した複数のジョブを、前記記憶手段にシート処理システムが並列して実行可能な数以上に入力順に記憶し、
    前記記憶手段に記憶した実行前の複数のジョブが存在する場合に、後続の記憶したジョブが先行の記憶したジョブと同時に並行して処理することが可能なときは、後続の記憶したジョブが先行の記憶したジョブの時間枠内に割り込まれて並列して実行されることを特徴とするシート処理システム。
  7. ジョブについての設定を表示する表示部を備え、
    該表示部は、前記記憶手段の後続の記憶したジョブが先行の記憶したジョブの時間枠内に割り込まれて並列して実行される際に、割り込み表示させることを特徴とする請求項6に記載のシート処理システム。
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