JP2007153543A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの作業性の向上とともに省スペース化を図ることが可能な画像形成装置およびその制御方法を提供する。
【解決手段】記録用紙に画像を形成する画像形成部と、記録用紙を排出する第1排紙トレイ21とを備えた画像形成装置において、記録用紙に後処理を施す着脱自在なシート後処理装置25と、第1排紙トレイ21に記録用紙を搬送する第1搬送路と、シート後処理装置25に記録用紙を搬送する第2搬送路と、搬送路の切換えを行う排紙フラッパ26とを有し、シート後処理装置25が装着され、画像形成ジョブに後処理指示がなされている場合には、排紙フラッパ26が、記録用紙がシート後処理装置25に搬送されるように搬送路を切換え、シート後処理装置25が、後処理を行った後の記録用紙を第1排紙トレイ21に排出することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1
【解決手段】記録用紙に画像を形成する画像形成部と、記録用紙を排出する第1排紙トレイ21とを備えた画像形成装置において、記録用紙に後処理を施す着脱自在なシート後処理装置25と、第1排紙トレイ21に記録用紙を搬送する第1搬送路と、シート後処理装置25に記録用紙を搬送する第2搬送路と、搬送路の切換えを行う排紙フラッパ26とを有し、シート後処理装置25が装着され、画像形成ジョブに後処理指示がなされている場合には、排紙フラッパ26が、記録用紙がシート後処理装置25に搬送されるように搬送路を切換え、シート後処理装置25が、後処理を行った後の記録用紙を第1排紙トレイ21に排出することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置およびその制御方法に関する。特に、着脱自在なシート後処理装置を備えた画像形成装置およびその制御方法に関するものである。
従来、複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置においては、画像形成後の記録用紙に対して例えばステープル(針打ち)、パンチ、ソート、折り畳み等の後処理を行うシート後処理装置を着脱自在な画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
従来例に係る画像形成装置を、図3を用いて説明する。図3は、従来例に係る画像形成装置の概略断面図である。
給紙カセット4から給紙された記録用紙は、感光ドラム6と転写ローラ9のニップ部にて画像が転写される。画像の転写された記録用紙は定着ローラ対11を通過し、これにより画像の定着が行われる。定着ローラ対11を通過した記録用紙は排紙パス19を通過後、排紙フラッパ26によってパスが制御される(両面画像形成時は両面フラッパ14により反転パス16に通紙される)。後処理指示がなければ、排紙フラッパ26は記録用紙がA側に移動する位置に移動し、記録用紙は画像形成装置1に備えられた第1排紙トレイ21に排紙される。
排紙パス19の下流には第1排紙トレイ21への搬送パスとは別に、画像形成装置1に着脱自在なシート後処理装置25に記録用紙を搬送するパスが備えられている。記録用紙をシート後処理装置25へ搬送する場合は、排紙フラッパ26を記録用紙がB側に移動する位置に移動させる。これにより、記録用紙はシート後処理装置25へ搬送される。シート後処理装置25に搬送された記録用紙は、ステープル等の後処理が施された後、シート後処理装置25に備えられた第2排紙トレイ22へ排紙されるように制御されている。
図3には、シート後処理装置25として、複数枚の記録用紙の各端部を整合させてステープル処理を施して排出するステープルスタッカの構成を示す。また、このシート後処理装置25は、後処理を施さずに画像形成装置1で画像形成された記録用紙を随時第2排紙トレイ22に積載するスタック機能のみを有するスタッカとしても機能する。
シート後処理装置としては、上記ステープル処理、パンチ処理、ソート処理、折り畳み処理の他に、ユーザの用途に応じて指定したビントレイに画像形成された記録用紙をスタックするマルチビンメールボックスなどがある。
特開2003−182909号公報
しかしながら、従来例に係る画像形成装置は、画像形成装置1に備えられた第1排紙トレイ21の上部にシート後処理装置25に備えられた第2排紙トレイ22が位置する構成であった。そのため第2排紙トレイ22の設置スペースが十分取れていな場合、第1排紙トレイ21に積載された記録用紙をユーザが取り出し難いという問題があった。
また、この問題を回避するために、第1排紙トレイ21と第2排紙トレイ22のスペースを十分確保できるように、シート後処理装置25の第2排紙トレイの設置位置を高くすることが考えられる。しかしながら、この場合には、第2排紙トレイの位置が高くなり過ぎて、ユーザが第2排紙トレイ22に積載された記録用紙を取り出し難いという問題があった。特に、大容量給紙デッキや多段給紙カセット等を画像形成装置1の下部に設置した場合には、この問題が生じ易かった。
さらに、第1排紙トレイ21と第2排紙トレイ22のスペースを十分に確保できるようにした場合、シート後処理装置25を備えた画像形成装置1全体の占有スペースが大きくなってしまい、画像形成装置1の設置場所を制限するといった問題があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたものであり、ユーザの作業性の向上とともに省スペース化を図ることが可能な画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を備える。
(1)記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成された前記記録媒体を排出する排出部とを備えた画像形成装置において、画像形成後の記録媒体に後処理を施す着脱自在なシート後処理手段と、前記排出部に前記記録媒体を搬送する第1搬送路と、前記シート後処理手段に前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、前記第1搬送路と前記第2搬送路の切換えを行う搬送路切換手段とを有し、前記シート後処理手段が装着され、画像形成ジョブに後処理指示がなされている場合には、前記搬送路切換手段が、記録媒体が前記シート後処理手段に搬送されるように搬送路を前記第2搬送路に切換え、前記シート後処理手段が後処理を行った後の記録媒体を前記画像形成装置の前記排出部に排出することを特徴とする画像形成装置。
(2)記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成された前記記録媒体を排出する排出部と、画像形成後の記録媒体に後処理を施す着脱自在なシート後処理手段と、前記排出部に前記記録媒体を搬送する第1搬送路と、前記シート後処理手段に前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、前記第1搬送路と前記第2搬送路の切換えを行う搬送路切換手段とを備えた画像形成装置の制御方法であって、前記シート後処理手段が装着され、画像形成ジョブに後処理指示がなされている場合に、前記搬送路切換手段が、記録媒体が前記シート後処理手段に搬送されるように搬送路を前記第2搬送路に切換えるステップと、前記シート後処理手段が後処理を行った後の記録媒体を前記画像形成装置の前記排出部に排出するステップとを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
本発明によれば、ユーザの作業性の向上とともに省スペース化を図ることが可能な画像形成装置およびその制御方法を提供することができる。
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施例に係る画像形成装置を図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施例に係る画像形成装置の概略断面図である。図2は、本実施例に係る画像形成装置の電気ブロック図である。
4は給紙カセットであり、記録媒体としての記録用紙を格納する。記録用紙は給紙モータ40によって駆動されるピックアップローラ59により1枚ずつピックアップされる。ピックアップされた記録用紙は搬送モータ41によって駆動される搬送ローラ60により搬送され、レジローラ対5にて一旦停止後、画像形成に合わせた所定のタイミングで再搬送を開始する。
10はレジ前センサであり、レジローラ対5の手前でループを形成するために、搬送された記録用紙の先端を検出するためのセンサである。2はレーザースキャナユニットであり、画像コントローラ23から送信される画像データに基づいてレーザの点灯を制御し、帯電ローラ7によって一様に帯電された感光ドラム6上に静電潜像を形成する。3は現像器であって不図示の現像材を内蔵し、感光ドラム6上に形成された静電潜像を現像材によって可視化する。9は転写ローラであり、レジローラ対5から再搬送された記録用紙に、現像器3により可視化された感光ドラム6上の現像材像を転写させる。
現像材像が転写された記録用紙は定着ローラ対11により定着される。記録用紙は、定着ローラ対11通過後、排紙パス19に搬送される。画像コントローラ23からの指令により両面画像形成する場合、記録用紙は両面フラッパ14にて反転パス16へ導かれる。
片面画像形成の場合には、記録用紙はC側のパスを通る。そして、搬送路切換手段としての排紙フラッパ26によって排出部としての第1排紙トレイ21に排紙されるか、シート後処理手段としてのシート後処理装置25へ搬送されるかが決定される。両面フラッパ14および排紙フラッパ26は、それぞれ両面フラッパソレノイド45および排紙フラッパソレノイド44にて駆動され、パスの切換えが制御される。
18は反転ローラ対であり、反転モータ42によって駆動される。15は反転センサであり、搬送されてきた記録用紙の後端を検出するためのセンサである。両面画像形成時において、反転パス16へ導かれた記録用紙は、その後端が反転センサ15にて検出されると、一旦搬送が停止される。次に、反転モータ42を逆回転駆動させることで反転ローラ対18が逆回転し、搬送方向の切り換えがなされる。記録用紙の搬送方向が切換えられると、記録用紙は反転パス16から両面パス17へと導かれる。両面パス17へと導かれた記録用紙は再給紙モータ43によって駆動される再給紙ローラ61により搬送され、再給紙センサ8にて再給紙するタイミングを調整するために一時停止される。
38はシート後処理装置検知センサであり、シート後処理装置25が画像形成装置1に装着されたことを検出する。この検知センサは、例えばメカ的なスイッチによるもの、また、電気的な接続を確認するもの等である。24はエンジンコントローラであり、画像形成装置1のシーケンスコントロールを行うためのものでありマイコン等で構成される。エンジンコントローラ24は、画像コントローラ23とコマンド、ステータスのやりとりを行う。そして、画像形成の開始、排紙トレイの指定,両面画像形成か片面画像形成か等の画像形成モードの指定に従って記録用紙の給紙、搬送,排紙を行い、また転送される画像データに基づいて画像形成を行う。
次に、シート後処理装置25の動作について説明する。本実施例のシート後処理装置25は動作モードとして、画像形成した複数枚の記録用紙の各端部を整合させてステープル等の後処理を施して排出するステープルモードと、随時排紙トレイに積載するスタックモードとを有している。しかしながら、シート後処理装置25の動作モードは特にこれに限定されるものではなく、シート後処理装置25が他の動作モードを実行する装置であってもよい。他の動作モードとは、例えば記録用紙の指定した所定位置に孔を空けるパンチ処理、記録用紙を仕分けするソート処理、記録用紙を所定位置で折り畳む処理等である。
27は、排紙パス19から搬送されてきた記録用紙を検知する入口センサである。28は、記録用紙を中間トレイ57に搬送する中間ローラ対である。35(35U、35L)は離間、ニップを選択し、記録用紙を第1排紙トレイ21に排出する束排紙ローラ対である。中間ローラ対28、束排紙ローラ対35は、排紙搬送モータ51によって駆動される。束排紙ローラ対35のニップ、離間位置は、離間モータ49によって駆動される不図示のカムによって位置決めされる。このカムにはセンサフラグ58が接続されており、センサフラグ58がフォトセンサである離間センサ33を遮光した位置が離間位置、透光した位置がニップ位置となる。
34は、記録用紙束の横方向の整合を行う横整合部材であり、整合モータ50によって位置決めされる。横整合部材34は記録用紙の用紙サイズに合わせて整合動作を行う。36は、中間トレイ57から上方に飛び出した記録用紙を引き戻すための縦整合部材であり、縦整合モータ48によって回転する。縦整合部材36は、縦整合部材ホームポジションセンサ29を有しており、これは縦整合モータ48の回転制御に用いられる。
30は、整合した記録用紙束を押えるための用紙押え部材であり、用紙押えソレノイド54によって離間、押下される。センサフラグ58は束排紙上ローラ35Uの上部に位置し、束排紙ローラ対35がニップしている状態で第1排紙トレイ22上の記録用紙が満載高さになると満載センサ32を遮光する(図1の束排紙ローラ部拡大図参照)。したがって、前述のように束排紙ローラ対35の離間位置、ニップ位置の位置決めに用いられると共に、第1排紙トレイ22の満載検知にも用いられる。このセンサフラグ58は、束排紙ローラ対35が離間しているときは上部に待避されて、満載検知できない状態となる。
31はステープラであり、ステープルモータ53によって駆動され、中間トレイ57上で整合された記録用紙束に針打ちを行う。
シート後処理装置25はCPU47を有し、CPU47によって制御される。CPU47は画像形成装置1のエンジンコントローラ24と通信可能であり、エンジンコントローラ24の制御を受ける。
次に、本実施例に係る画像形成装置の制御動作を説明する。図4は本実施例に係る画像形成装置の制御動作を示すフローチャートである。
画像コントローラ23から画像形成命令があると、記録用紙への画像形成を開始する(ステップS1)。片面の画像形成終了後、画像形成モードが画像コントローラ23により両面画像形成指定されているかどうかを確認する(ステップS2)。
両面画像形成が指定されている場合、両面フラッパ14を記録用紙がD側に移動する位置に移動させ、記録用紙が反転パス16へ導かれるように制御する(ステップS3)。記録用紙は反転パス16にて反転駆動された後、両面パス17を経由して所定タイミングで再給紙される(ステップS4)。ステップS2にて画像形成モードが片面画像形成指定さていると確認された場合、または両面画像形成が完了した場合は、両面フラッパ14を記録用紙がC側に移動する位置に移動させ、記録用紙が排紙されるように制御される(ステップS5)。
続いて、搬送された記録用紙について、画像コントローラ23によりシート後処理、本実施例においてはステープル処理が指示されているかどうかを確認する(ステップS6)。シート後処理の指示がなければ、排紙フラッパ26を記録用紙がA側に移動する位置に移動させ、記録用紙を第1排紙トレイ21へ排紙させる(ステップS7、ステップS8)。
ステップS6にてステープル処理が指定されていることが確認された場合は、排紙フラッパ26を記録用紙がB側に移動する位置に移動させ、記録用紙をシート後処理装置25へ搬送する(ステップS9)。記録用紙は、シート後処理装置25にてステープル処理が行われ(ステップS10)、その後第1排紙トレイ21へ排紙される(ステップS8)。
以上、本実施例によれば、画像形成装置とシート後処理装置の排紙トレイを共通化することにより、排紙された記録用紙を取り出し易くすると共に装置のコンパクト化を図ることが可能となる。よって本実施例によれば、ユーザの作業性の向上とともに省スペース化を図ることが可能となる。
以下に、本実施例に係る画像形成装置について説明する。本実施例については、実施例1と異なる構成のみについて説明し、同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。
本実施例に係る画像形成装置の制御動作を説明する。図5は本実施例に係る画像形成装置の制御動作を示すフローチャートである。
画像コントローラ23から画像形成指令があると画像形成を開始する(ステップS11)。画像形成終了後、画像コントローラ23からシート後処理、本実施例においてはステープル処理の指示がなされているかどうかを確認する(ステップS12)。ステープル処理の指示がされている場合は、排紙フラッパ26を記録用紙がB側に移動する位置に移動させて、記録用紙をシート後処理装置25へ搬送させる(ステップS17)。ステープル処理された後(ステップS18)、記録用紙は第1排紙トレイ21へ排紙される(ステップS16)。
ステップS11にてステープル処理の指示がないことが確認された場合、前ジョブの記録用紙がシート後処理装置25にてステープル処理中か否かを、CPU47にて確認する(ステップS13)。CPU47にてステープル動作処理中のステータスが返信された場合、排紙フラッパ26を記録用紙がB側へ移動する位置に移動させて、記録用紙をシート後処理装置25へ搬送する(ステップS14)。記録用紙がシート後処理装置25に搬送されたら、スタックモードにて第1排紙トレイ21へ排紙する(ステップS15、ステップS16)。
ステップS13にて前ジョブの記録用紙がシート後処理装置25にてステープル処理中でないことが確認された場合、排紙フラッパ26を記録用紙がA側に移動する位置に移動させる(ステップS19)。そして、記録用紙を第1排紙トレイ21へ直接排紙させる(ステップS16)。
以上、本実施例によれば、画像形成装置とシート後処理装置の排紙トレイを共通化することにより、排紙された記録用紙を取り出し易くすると共に装置のコンパクト化を図ることが可能となる。さらに、ジョブの順番通りに排紙トレイに記録用紙を排紙することが可能となる。よって本実施例によれば、ユーザの作業性の向上とともに省スペース化を図ることが可能となる。
以下に、本実施例に係る画像形成装置について説明する。本実施例については、実施例1と異なる構成のみについて説明し、同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。
本実施例に係る画像形成装置の制御動作を説明する。図6(A)は本実施例に係るプリントジョブを示す図である。本実施例において、例えば5つのプリントジョブが図に示すような順番でプリント指示された場合を想定する。
本実施例では、ステープルジョブと単純積載ジョブが混在している場合には、ステープルジョブを優先的に処理して第1排紙トレイ21に排出し、その後、単純積載ジョブを処理して第1排紙トレイ21に排出する制御を行う。なお単純積載とは、ステープル処理をしないで排紙フラッパをA側に移動した状態で排紙する動作のことを意味する。
ここでステープルジョブを優先的に処理するのは以下の理由による。
例えば、単純積載されて第1排紙トレイ21に積載されている複数のプリント済みのシートが存在している場合、ステープラから第1排紙トレイ21に、ステープルされたシート束が単純積載シートの上に落ちる。このとき、ステープルされたシート束の落下によって単純積載されているシート束がずれてしまう可能性がある。単純積載されて第1排紙トレイ21に排出されているシート束は、例えば複数のジョブに対する排出の場合は、オフセットされて積載されている場合もある。その状態でステープルされたシート束が上から落下してくると、その勢いで単純積載シート束のオフセット状態がずれてしまう可能性が考えられる。
本実施例では、このシート束のずれを防止するために、まずステープルジョブを優先して排出させるための処理を行うのである。
図7は、本実施例におけるジョブ処理にかかわるフローチャートである。
連続して複数のジョブのプリント指示があるかを判断し(ステップS21)、連続して複数のジョブのプリント指示があったと判断した場合、次に、複数のジョブでステープルジョブと単純積載ジョブが混在しているかを判断する(ステップS22)。複数のジョブプリント指示で無い場合は処理を終了する。ここで混在とはステープルジョブとステープルジョブの間に単純積載ジョブが存在することを意味する。
図6(A)のような指示の場合には、混在していると判断される。ステップS22でジョブが混在していると判断された場合には、ステープルジョブを優先して処理するように、ジョブの順番を入れ変える処理を行う(ステップS23)。混在していなければ処理を終了する。入れ替えられた結果は、図6(B)のようになる。このジョブの順番でプリント処理が行われる。ジョブの順番の入れ替え処理は、エンジンコントローラ24により行われる。
以上、本実施例によれば、画像形成装置とシート後処理装置の排紙トレイを共通化することにより、排紙された記録用紙を取り出し易くすると共に装置をよりコンパクト化することが可能となる。さらに、積載されるシートのずれを防止することが可能となる。
以下に、本実施例に係る画像形成装置について説明する。本実施例については、実施例1と異なる構成のみについて説明し、同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。
本実施例では、図8に示すように、シート後処理装置25を画像形成装置の上部内側まで組み込むようにして構成したことを特徴としている。
図8に示すように、図1と比較して、より画像形成装置1の内側まで組み込んで接続する構成とすることで、シート後処理装置25を装着した場合の装置全体の高さをより低く構成することができる。また、シート後処理装置25から第1排紙トレイ21までの距離(高さ)が短くなっているため、実施例3で説明したようなシートを落とし込む際のシートずれを低減することも可能になる。
以上、本実施例によれば、画像形成装置とシート後処理装置の排紙トレイを共通化することにより、排紙された記録用紙を取り出し易くすると共に装置のより装置全体のコンパクト化を図ることが可能となる。さらに、積載されるシートのずれを低減することが可能となる。
1 画像形成装置
19 排紙パス
21 第1排紙トレイ(排出部に対応)
25 シート後処理装置(シート後処理手段に対応)
26 排紙フラッパ(搬送路切換手段に対応)
31 ステープラ
57 中間トレイ
19 排紙パス
21 第1排紙トレイ(排出部に対応)
25 シート後処理装置(シート後処理手段に対応)
26 排紙フラッパ(搬送路切換手段に対応)
31 ステープラ
57 中間トレイ
Claims (7)
- 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成された前記記録媒体を排出する排出部とを備えた画像形成装置において、
画像形成後の記録媒体に後処理を施す着脱自在なシート後処理手段と、
前記排出部に前記記録媒体を搬送する第1搬送路と、
前記シート後処理手段に前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、
前記第1搬送路と前記第2搬送路の切換えを行う搬送路切換手段とを有し、
前記シート後処理手段が装着され、画像形成ジョブに後処理指示がなされている場合には、前記搬送路切換手段が、記録媒体が前記シート後処理手段に搬送されるように搬送路を前記第2搬送路に切換え、前記シート後処理手段が後処理を行った後の記録媒体を前記画像形成装置の前記排出部に排出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記後処理が、記録媒体を単純積載するスタック処理と、記録媒体を針打ちするステープル処理、記録媒体に孔をあけるパンチ処理、記録媒体を仕分けするソート処理および記録媒体を折り畳む折り畳み処理のうちの少なくとも一つと、を含むことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1に記載の画像形成装置において、
後処理指示がなされていない画像形成ジョブの画像形成時に、直前の画像形成ジョブに対する後処理が行われている場合には、前記後処理指示がなされていない画像形成ジョブの記録媒体を前記シート後処理手段に搬送後、スタック処理を行って前記排出部に排出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
複数の前記画像形成ジョブを処理する際に、前記複数の画像形成ジョブに後処理指示されている画像形成ジョブと、後処理指示されていない画像形成ジョブとが混在している場合には、前記後処理指示されている画像形成ジョブを優先して処理することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記シート後処理装置の一部が前記画像形成装置の内側に組み込まれて装着されることを特徴とする画像形成装置。 - 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成された前記記録媒体を排出する排出部と、画像形成後の記録媒体に後処理を施す着脱自在なシート後処理手段と、前記排出部に前記記録媒体を搬送する第1搬送路と、前記シート後処理手段に前記記録媒体を搬送する第2搬送路と、前記第1搬送路と前記第2搬送路の切換えを行う搬送路切換手段とを備えた画像形成装置の制御方法であって、
前記シート後処理手段が装着され、画像形成ジョブに後処理指示がなされている場合に、前記搬送路切換手段が、記録媒体が前記シート後処理手段に搬送されるように搬送路を前記第2搬送路に切換えるステップと、
前記シート後処理手段が後処理を行った後の記録媒体を前記画像形成装置の前記排出部に排出するステップとを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項6に記載の画像形成装置の制御方法において、後処理指示がなされていない画像形成ジョブの画像形成時に、直前の画像形成ジョブに対する後処理が行われている場合に、前記後処理指示がなされていない画像形成ジョブの記録媒体を前記シート後処理手段に搬送後、スタック処理を行って前記排出部に排出するステップを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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