JP5370743B2 - 後処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送されてくる用紙に対してシフトや綴じ処理などの各種後処理を行う後処理装置、および当該後処理装置を具備する画像形成装置に関するものである。
用紙後処理装置では、上位装置の画像形成装置から送られてくる用紙に対してシフトや綴じなどの後処理を行う際、用紙受け入れ準備動作として、後処理に必要な機構あるいは負荷を、選択された用紙サイズあるいは後処理モードに応じて、待機位置から所定の位置へ移動し、さらに用紙を搬送する搬送手段を動作させておく必要がある。
ここで、用紙が画像形成装置から排出された後、後処理装置に到達してから前記用紙受け入れ準備動作を開始していては、実作動に間に合わないため、用紙が後処理装置に到達する時間から受入準備動作に掛かる時間を差し引いたタイミングにて、画像形成装置から後処理装置に対して、用紙受入れ準備開始信号(以下、起動信号と称す)が送付され、後処理装置にて、この起動信号によって後処理に必要な機構あるいは負荷を用紙サイズや後処理モードに応じた位置へ移動し、さらに用紙を搬送する搬送手段の動作を開始させるようにしている。
また、用紙が画像形成装置から後処理装置へ受け渡される際、用紙が画像形成装置と後処理装置間のあらかじめ決められた位置に到達すると、画像形成装置から後処理装置に対して用紙排紙開始信号が送付され、この排紙開始信号により後処理装置にて、用紙受け入れを開始し、各種負荷の動作タイミングやジャムの検知制御を行うようにしている。
さらに、後処理装置による後処理が完了すると、画像形成装置から後処理装置に対して停止信号が送付され、この排紙開始信号により後処理装置にて、後処理に使用した各負荷を待機位置に復帰させ、用紙を搬送する搬送手段を停止するようにしている。
しかしながら、前記従来の技術では、例えば、特許文献1,2に記載されているように、前記制御では起動信号受信から停止信号受信まで、用紙の搬送を行う搬送手段、すなわち搬送ローラおよび搬送ローラを駆動するための搬送モータを、起動信号受信から実際に用紙を受入れるまでの期間と、用紙に対する後処理が完了して停止信号を受け取るまでの期間とにおいて、用紙がない状態でも回転し続けることとなり、消費電力や騒音に悪影響を及ぼしていた。
さらには、綴じ処理を行う用紙を整合する用紙積載トレイを備え、用紙後端を基準フェンスに当接させて用紙搬送方向への整合を行う戻しローラを備え、この戻しローラの駆動源が搬送モータと同一である後処理装置においては、綴じ処理を行うモードにて、画像形成装置から用紙が送られてくる間隔が広くなればなるほど、用紙積載トレイに積載済みの用紙後端をローラで擦る時間が長くなり、用紙の種類が画像の定着しにくい、すなわち、画像が削れたり、また剥がれたりしやすい用紙種類である場合には、画像の削れや汚れを引き起こすという問題があった。
前記従来の技術の課題に鑑み、本発明は、用紙搬送手段を無駄に駆動することがなく、消費電力や騒音を低減することができ、また用紙にダメージを与えたりすることのない後処理装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止することを基本構成とし、この基本構成によって、次用紙が画像形成装置などの上位装置から搬送されて来ていない場合には、用紙搬送動作を止めることにより、例えば用紙搬送の駆動源である搬送モータなどを停止させることができるため、無駄に各部を駆動することがなくなり、消費電力や騒音を低減することができる。
さらに、請求項1に記載の発明は、上記基本構成の後処理装置において、搬送手段により搬送される用紙に対して次の用紙との間隔を広げるために、用紙の搬送速度を上位装置との受け渡し速度から搬送速度へ増速させる搬送制御手段を備え、積載手段に排出する排出搬送手段の動作開始時の用紙搬送速度を、搬送手段の搬送速度と同速度に設定したことを特徴とし、この構成によって、搬送中の用紙が、例えばローラ対などからなる排出搬送手段に接触した際の引っ掛かることなどを防止することができ、ジャムの発生などが抑えられる。
請求項2に記載の発明は、上記基本構成の後処理装置において、積載手段に排出する排出搬送手段の動作開始および停止タイミングを、当該後処理装置の用紙搬送上流側に配置されたセンサに次用紙が到達していれば、排出搬送手段の動作を継続し、センサに次用紙が到達していなければ、排出搬送手段の用紙搬送動作を停止するように設定したことを特徴とし、この構成によって、次用紙が画像形成装置より搬送されセンサに到達していない場合には、排出搬送手段の駆動を停止するため、無駄に排出搬送手段の駆動源を駆動することがなくなり、消費電力や騒音を低減することができる。
請求項3に記載の発明は、上記基本構成の後処理装置において、積載手段に排出する排出搬送手段の動作開始および停止タイミングを、上位装置から次用紙に対する用紙排紙開始信号を受信していれば、排出搬送手段の動作を継続し、用紙排紙開始信号を受信していなければ排出搬送手段の用紙搬送動作を停止するように設定したことを特徴とし、この構成によって、上位装置から次用紙に対する用紙排紙開始信号を受信していない場合には、排出搬送手段のモータを停止するため、無駄に排出搬送手段のモータを駆動することがなくなり、消費電力や騒音を低減することができる。
請求項4に記載の発明は、上記基本構成の後処理装置において、積載手段に排出する排出搬送手段の停止処理中に、当該後処理装置の用紙搬送上流側に配置されたセンサに次用紙が到達した場合、排出搬送手段の停止処理を中断し、次用紙に対する排出搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とし、この構成によって、排出搬送手段の停止処理が完了するまでの時間を削減することができ、処理の生産性が向上する。
請求項5に記載の発明は、上記基本構成の後処理装置において、積載手段に排出する排出搬送手段の停止処理中に、上位装置から次用紙に対する用紙排紙開始信号を受信した場合は、排出搬送手段の停止処理を中断し、次用紙に対する排出搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とし、この構成によって、排出搬送手段の停止処理が完了するまでの時間を削減することができ、処理の生産性が向上する。
請求項6に記載の発明は、上記基本構成の後処理装置において、搬送手段による用紙搬送中に上位装置から次用紙に対する用紙排紙開始信号を受信した場合、現在搬送中の用紙の搬送が完了してから次用紙に対する搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とし、この構成によって、次用紙の受け入れ動作を保留することができ、処理の生産性が向上する。
請求項7に記載の発明は、上記基本構成の後処理装置において、搬送手段の停止処理中に上位装置から次用紙に対する用紙排紙開始信号を受信した場合、搬送手段の停止処理を中断して、次用紙に対する搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とし、この構成によって、搬送手段の停止処理が完了するまでの時間を削減することができ、処理の生産性が向上する。
請求項8に記載の発明は、上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された用紙を収納する第1の積載手段と、搬送される用紙を用紙搬送方向と反対方向にスイッチバックさせて前記第1の積載手段に収納させる戻し手段と、前記第1の積載手段に積載された用紙を用紙搬送方向と垂直方向に整合する整合手段と、前記整合手段により整合された用紙束に綴じ処理を施す綴じ手段と、前記第1の積載手段から束排紙される用紙束を積載する第2の積載手段と、前記綴じ手段により綴じ処理された用紙束を前記第1の積載手段から前記第2の積載手段へ排紙する束排紙手段と、前記第2の積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段とを備えた後処理装置において、前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止することを基本特徴とし、この基本特徴によって、次用紙が画像形成装置などの上位装置から搬送されて来ていない場合には、用紙搬送動作を止めることにより、例えば用紙搬送の駆動源である搬送モータなどを停止させることができるため、無駄に各部を駆動することがなくなり、消費電力や騒音を低減することができる。また、積載手段に積載済み用紙を各種手段により必要以上に擦るようなこともなく、画像の削れや汚れを引き起こす可能性を少なくすることができる。
さらに、請求項8に記載の発明は、上記基本特徴の後処理装置において、搬送手段による用紙搬送中に上位装置から次用紙に対する用紙排紙開始信号を受信した場合、現在搬送中の用紙の搬送が完了してから次用紙に対する搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とし、この構成によって、次用紙の受け入れ動作を保留することができ、処理の生産性が向上する。
請求項9に記載の発明は、上記基本特徴の後処理装置において、搬送手段の停止処理中に上位装置から次用紙に対する用紙排紙開始信号を受信した場合、搬送手段の停止処理を中断して、次用紙に対する搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とし、この構成によって、搬送手段の停止処理が完了するまでの時間を削減することができ、処理の生産性が向上する。
請求項10に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成された用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置において、当該画像形成装置内部に、前記排紙部から搬送される用紙を受ける請求項1〜9いずれか1項に記載の後処理装置を搭載したことを特徴とし、この構成によって、後処理装置を画像形成装置内部に配置されるインナー(内部)フィニッシャとすることができる。
請求項11に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成された用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置において、当該画像形成装置の外側部に、前記排紙部から搬送される用紙を受ける請求項1〜9いずれか1項に記載の後処理装置を連結したことを特徴とし、この構成によって、画像形成装置と後処理装置を任意の状態で連結することが可能になる。
本発明に係る後処理装置によれば、次用紙が画像形成装置などの上位装置から搬送されて来ていない場合には、用紙搬送動作を止めることにより、例えば用紙搬送の駆動源である搬送モータなどを停止させることができるため、無駄に各部を駆動することがなくなり、消費電力や騒音を低減することができる。
また、本発明に係る後処理装置を搭載した画像形成装置によれば、後処理部における消費電流,騒音を低減することができ、さらには必要時のみ各部を駆動することにより、画像形成後の用紙に対する後処理における画像の削れや擦れなどの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態である画像形成システムの全体構成の概略図 本実施形態における後処理装置の概略構成図 本実施形態における各部制御系の構成を示すブロック図 本実施形態において用紙先端が画像形成装置の分岐搬送ローラ位置にあるときの状態を示す図 本実施形態において用紙後端が分岐搬送ローラを通過する位置にあるときの状態を示す図 本実施形態における画像形成装置と後処理装置の搬送,排紙制御に関するフローチャート 本実施形態における画像形成装置と後処理装置の搬送,排紙制御に関するフローチャート 本実施形態における画像形成装置と後処理装置の搬送,排紙制御に関するフローチャート 本実施形態における画像形成装置と後処理装置の搬送,排紙制御に関するフローチャート 本実施形態における画像形成装置と後処理装置の搬送,排紙制御に関するフローチャート 本実施形態における画像形成装置と後処理装置の搬送,排紙制御に関するフローチャート 本実施形態における画像形成装置と後処理装置の搬送,排紙制御に関するフローチャート
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態である画像形成システムの全体構成の概略図である。図1において、本画像形成システムは、画像形成装置100,後処理装置200,画像読取装置300から構成されている。
画像形成装置100は、間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置であり、図1において、略中央部に4色の作像ステーション110Y,110M,110C,110Bkが配置された作像部110と、この作像部110の下方に隣接して設けられた光書込み部111と、作像部110の下方に設けられた給紙部120と、この給紙部120から給紙された用紙を2次転写部140および定着部150に搬送する給紙搬送路(縦搬送路)130と、画像が定着された用紙を後処理装置200側に搬送する排紙搬送路160と、一面に画像が形成された用紙を反転して、他面に画像形成させるための両面搬送路170を備えている。
作像部110は、作像ステーション111のY,M,C,Bkの各色用の感光体ドラムと、この感光体ドラムの外周に沿って配置された帯電ユニットと、現像ユニットと、1次転写ユニットと、クリーニングユニットと、除電ユニットと、各感光体ドラムに形成された画像を1次転写ユニットによって中間転写する中間転写ベルト112と、感光体ドラムに各色毎に画像を書き込む光書込み部111とを備えている。
光書込み部111は、作像ステーション110Y,110M,110C,110Bkの下側に配置され、中間転写ベルト112は作像ステーション110Y,110M,110C,110Bkの上側に配置されている。
中間転写ベルト112は、複数の支持ローラによって回転可能に支持され、そのうちの1つの支持ローラ114は2次転写部140で、中間転写ベルト112を介して2次転写ローラ115と対向し、中間転写ベルト112上の画像を用紙に2次転写できるようになっている。
なお、前記間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置の画像形成プロセスは公知であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
給紙部120は、給紙トレイ121と、ピックアップローラ122と、給紙搬送ローラ123などを備え、給紙トレイ121からピックアップローラ122により給紙した用紙を、給紙搬送ローラ123により縦搬送路130に沿って上方に送り出す。
送り出された用紙は2次転写部140で画像が転写され、定着部150に送られる。定着部150は、定着ローラと加圧ローラを備え、用紙が両者間のニップを通過する過程で、加熱および加圧が行われ、トナー像が用紙に定着される。
定着部150の用紙搬送方向下流側には、排紙搬送路160と両面搬送路170が設けられ、両者は分岐爪161によって2方向に搬送路を分岐し、後処理装置200側の排紙搬送路160に搬送される場合と、両面搬送路170に搬送される場合とによって搬送路が選択される。なお、分岐爪161の用紙搬送方向上流側の直近には、分岐搬送ローラ162が設けられ、用紙へ搬送力を付与している。
後処理装置200は、本例では画像形成装置100の内部に配置され、画像形成装置100から搬送された画像形成済み用紙に所定の処理を施し、用紙搬送方向最下流に位置する積載手段である排紙トレイ203に積載するものであって、詳細については後述する。
画像読取装置300は、コンタクトガラス上にセットされた原稿を光走査して原稿面の画像を読み取る公知のものである。画像読取装置300自体の構成および機能は公知のものであり、ここでは詳細な説明は省略する。
前記のように構成された画像形成装置100では、画像読取装置300から読み取られた原稿データあるいは外部のPC(パーソナルコンピュータ)などから転送された印刷データに基づいて、書き込みに使用する画像データを生成し、その画像データに基づいて光書込み部111から各感光体ドラムに対して光書き込みが行われ、各作像ステーション110Y,110M,110C,110Bkで、各色毎に形成された画像が、順次、中間転写ベルト112に転写され、中間転写ベルト112上に4色の画像が重畳されたカラー画像が形成される。
一方、給紙トレイ121からは画像形成装置100における前記画像形成に応じて用紙が給紙される。給紙された用紙は、中間転写部140の直前の図示しないレジストローラ位置で一旦停止し、中間転写ベルト112上の画像先端とタイミングを合わせて送り出され、中間転写部140で2次転写され、その後、定着部150へと送り込まれる。
定着部150で画像が定着された用紙は、分岐爪161の切り替え動作により、片面印刷の場合および両面印刷の両面印刷後の場合には、分岐爪161の切り替え動作により排紙経路160側へ搬送され、両面印刷が行われる場合には両面搬送路170側へ搬送される。
両面搬送路170に搬送された用紙は、両面搬送路170にて反転された後、再度、中間転写部140に送り込まれて、他側面に対して画像が形成された後、分岐爪161の切り替え動作により、排紙経路160側に搬送される。
排紙経路160側に搬送された用紙は、後処理装置200に搬送され、後処理装置200で所定の用紙処理を施された後、あるいは処理なしで排紙トレイ203に排紙される。
図2は本実施形態における後処理装置200の概略構成図である。
図2において、後処理装置200は、用紙搬送方向上流側から順に、入口ローラ対201,排紙搬送路202,シフト排紙ローラ対204,スティプルトレイ219,叩きコロ211,戻しコロ214,後端基準フェンス220,ジョガーフェンス(整合板)212,排紙ローラ206、および排紙トレイ203などが配設されて構成されている。
すなわち、後処理装置200の用紙受入れ部には、画像形成装置100の排紙搬送路160から用紙を受け入れて内部へ搬送する搬送手段である入口ローラ対201,受け入れた用紙をシフト排紙ローラ対204側に搬送する排紙搬送路202、および排紙トレイ203に用紙をシフトして排紙する機能を有するシフト処理手段としてのシフト排紙ローラ対204が設置され、入口モータ216により入口ローラ対201およびシフト排紙ローラ対204を回転させることによって、排紙搬送路202に沿って用紙を搬送する。
また、排紙搬送路202には入口センサ207が配置され、入口センサ207は、用紙の先端と後端の検知、および検知した用紙の先端と後端の検知タイミングと、ステッピングモータからなる入口モータ216と後述する排紙モータ217との駆動ステップ数により、各用紙処理を行う際のタイミングをとる機能を有している。
なお、排紙搬送路202に沿って設けられた入口ローラ対201、およびシフト排紙ローラ対204が用紙の搬送手段として機能する。
後処理装置200における排紙の動作は、用紙をシフトして排紙するシフトモードと、複数の用紙を綴じて排紙するスティプルモードで異なるので、各モードごとに必要な各部構成を加えて説明する。
<シフトモード>
シフトモードは、用紙を排紙する際に所定枚数ごとに用紙搬送方向と垂直な方向に用紙の排紙位置をずらし、このずれにより用紙を仕分けするモードである。
シフト搬送ローラ対204は、排紙搬送路202の搬送方向最下流の端部に設けられ、図示しないシフトモータにより用紙搬送方向に対して垂直な方向に往復駆動される。すなわち、シフトモードで用紙の仕分けを行う際、所定枚数ごとに用紙搬送方向と垂直な方向に移動し、用紙の搬送方向を垂直な方向に移動した分だけ、ずらして排紙トレイ203に排紙する。これにより排紙トレイ203に積載されたとき、所定枚数ごとに排紙位置が交互にずれ、用紙の仕分けが行われる。
また、シフト搬送ローラ対204の搬送方向下流には、排紙ガイド205と排紙ローラ206が配置されている。
排紙ローラ206は、排紙モータ217により駆動され、排紙ガイド205は図示しないステッピングモータにより上下動可能になっており、排紙ローラ206と排紙ガイド205に取り付けられた従動コロにより用紙を挟持して搬送し、用紙を排紙トレイ203へと排紙して、排紙トレイ203上に積載する。
排紙トレイ203の後処理装置200本体部への取り付け部には、排紙トレイ203上に積載された用紙後端を押えるための用紙押え手段である用紙押え209が配置され、ソレノイド218のON/OFFにより用紙押え解除動作と用紙押え動作が行われる。すなわち、用紙の搬送に合わせてソレノイド218をONして用紙押え209の押圧動作を解除し、用紙が排紙ローラ206を通過したらソレノイド218をOFFして用紙押えを行う。
排紙トレイ203は、用紙搬送方向下流側の固定トレイ部208aと同上流側の可動トレイ部208bとを備え、可動トレイ部208bはトレイDCモータ221aおよびカム・リンク機構221bにより上下動する。可動トレイ部208bは、用紙搬送方向上流側の端部の支軸221cに軸支され、固定トレイ部208aに揺動可能になっている。可動トレイ208bにカム・リンク機構221bの作動端が連結されている。
この構成により、トレイDCモータ221aが回転し、この回転に応じて可動トレイ部208bが支軸221cを中心に揺動し、可動トレイ208bの自由端が、排紙された用紙枚数が一定枚数に達すると、後述する制御部からの指令によりトレイDCモータ221aが回転することにより下降する。
用紙押え209には、トレイ紙面センサ(図示せず)が設けられ、用紙押え209が用紙押えを行っている状態で、トレイ紙面センサがOFFであれば排紙トレイ203を紙面センサがONするまで上昇させ、紙面センサがONしていれば、一旦、紙面センサがOFFするまで排紙トレイ203を下降し、再度、ONするまで上昇させることによって用紙が積載された排紙トレイ203の高さを一定に保つようになっている。
このように、排紙トレイ203の用紙積載状態に応じて可動トレイ208bの自由端を上下させ、排紙ローラ206のニップ部から可動トレイ208bの用紙積載部までの距離を一定に保つことにより、排紙ローラ206から排紙される用紙と可動トレイ208bの接触角度を一定にし、排紙トレイ203に積載される用紙の揃え品質を安定させることができ、また多枚数の積載が可能となる。
以上の動作を繰り返すことにより、排紙トレイ203上に仕分けされた用紙が積載されることになる。
<スティプルモード>
スティプルモードは、用紙を排紙する際に所定枚数ごとにスティプラによって綴じて、排紙するモードである。
排紙搬送路202の用紙搬送方向下流の端部に設けられたシフト搬送ローラ対204と、排紙トレイ203に排紙する直前に設けられた排紙ガイド205との間には、ステッピングモータ(図示せず)により上下方向に駆動される叩きコロ211が配置されている。叩きコロ211は上下動を行うレバー部分とコロ部分からなり、このコロ部分は排紙モータ217により、用紙搬送方向と逆方向に回転駆動される。
スティプルモードでは、用紙後端がシフト搬送ローラ対204を通過したタイミングで戻し手段である叩きコロ211を下降させ、コロ部分で用紙を第1の積載手段としてのスティプルトレイ219に押し付け、さらにコロ部分を回転させて用紙後端が後端基準フェンス220に突き当たるまでスイッチバックさせる。
ここで、叩きコロ211のコロ部分の回転駆動は、排紙モータ217によって行われ、排紙ローラ206と同一駆動である。
次いで、後端基準フェンス220の上部には、戻しコロ214が配置されており、用紙のスイッチバックの補助を行い、また用紙搬送方向の整合を行う。この整合は、後端基準フェンス220に突き当てることにより、後端基準フェンス220を基準に行われる。
用紙のスイッチバックが完了すると、スティプルトレイ219に配置されているジョガーフェンス212による用紙搬送方向と垂直な方向の用紙整合を行う。ジョガーフェンス212は、固定部分と可動部分からなり、可動部分が用紙搬送方向と垂直な方向に移動して用紙の端部を固定部分と挟むように移動し、用紙の端部に当接して用紙を基準位置に揃えて整合する。
その際、用紙の後端の一側の端面は、綴じ手段としてのスティプラ215の綴じ針の打ち込み位置まで挿入され、指定枚数の用紙の搬送動作、スイッチバック動作および整合動作が完了した後、綴じ処理される。したがって、本実施形態では、後端基準フェンス220とジョガーフェンス212とが整合手段として機能する。
綴じ処理後、図2において鎖線で示すように、排紙ガイド205を下降させ、排紙ローラ206と排紙ガイド205に取り付けられた束排紙手段である従動コロにより用紙束を挟持し、該従動コロを排紙モータ217を駆動することによって、用紙束を第2の積載手段としての排紙トレイ203に排紙する。
用紙束の排紙を開始してから、排紙モータ217を一定期間ステップ駆動した後、ソレノイド218をONして用紙押え209を解除し、さらに排紙トレイ203を一定量下降させる。次いで、用紙束後端が束排紙センサ210を通過したタイミングで、排紙ガイド205を上昇させ、排紙モータ217を停止して次用紙の受入れに備える。また、同じタイミングでソレノイド218をOFFして、用紙押えを行う。
なお、図2における符号213は、スティプルトレイ219上の用紙の有無の検知する紙有無センサであり、電源ON時やジャム発生時における装置内残紙の検知のために使用される。
図3は本実施形態における各部制御系の構成を示すブロック図である。
図3において、画像形成装置100の制御は、CPU411,ROM412,RAM413,不揮発RAM414,シリアルI/F415,タイマ416などを内蔵した画像形成装置制御部410によって実行される。
制御のためのプログラムコードはROM412に格納され、CPU411がプログラムコードをRAM413に展開し、制御に必要なデータをRAM413に記憶し、該RAMをワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードによって定義される制御を実行する。
画像形成装置制御部410には、前記作像ステーション110Y,110M,110C,110Bkで使用されるモータ、給紙部120,給紙搬送路130,両面搬送路170における各種モータやクラッチなどの各種直流負荷450,各種交流負荷470,定着ローラの温度を検出する温度センサなどの各種センサ460が接続されている。さらに、画像形成装置制御部410を介して画像読取装置300および操作表示部440が接続されており、各部が制御される。
後処理装置200の制御は、CPU401、ROM402、RAM403、シリアルI/F404、タイマ405などを内蔵した後処理装置制御部400によって実行される。
制御のためのプログラムコードはROM402に格納され、CPU401はプログラムコードをRAM403に展開し、制御に必要なデータをRAM403に記憶し、当該RAMをワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードによって定義される制御を実行し、各種直流負荷420の制御を行っている。
画像形成装置100と後処理装置200は、シリアルI/F415および404を介して用紙搬送制御に必要なコマンドをやり取りし、後処理装置200では該コマンドおよび各種センサ430から得られる用紙位置情報により、用紙搬送制御および後処理を行う。
次に、本実施形態における画像形成装置100と後処理装置200の用紙の受け渡しから後処理後の用紙の排出完了までの搬送,排紙制御に関する詳細をシフトモード,スティプルモードのそれぞれについて図6〜図12を参照して説明する。
<シフトモード>
画像形成装置100による画像形成処理がスタートすると、画像形成装置100から後処理装置200に対して起動信号が送信される。この起動信号により後処理装置200は用紙の受入れ準備を行う。
シフトモードにおける用紙の受入れ準備では、次の動作が順に行われる。
・シフト搬送ローラ対204をホーム位置からホーム位置外に移動し、再度、ホーム位置に復帰させてシフト搬送ローラ対204の位置を補正するためのシフト搬送ローラホーミング動作。
・排紙トレイ203の可動トレイ部208bを上下させて、排紙トレイの紙面高さを補正する排紙トレイホーミング動作。
・排紙ガイド205をホーム位置から従動コロが排紙ローラ206に接触しない一定距離だけ下降するシフト受入れ位置移動動作。
図4は本実施形態において用紙先端が画像形成装置100の分岐搬送ローラ162位置にあるときの状態を示す図、図5は本実施形態において用紙後端が分岐搬送ローラ162を通過する位置にあるときの状態を示す図である。
図1に基づき説明した画像形成過程を経て、2次転写部140で用紙に画像が転写され、用紙先端が分岐搬送ローラ106に到達すると、画像形成装置100から後処理装置200に対して用紙排紙開始信号(以下、排紙ON信号と称す)が送信される。
排紙ON信号により後処理装置200の入口モータ216の駆動が開始され、入口ローラ対201およびシフト排紙ローラ対204が回転駆動される。このときの入口ローラ対201とシフト排紙ローラ対204の回転速度による受け渡し速度、すなわち用紙の搬送速度(線速)は、画像形成装置100で搬送される用紙の搬送速度と同一である(この速度を第1の速度と称す)。
さらに用紙が搬送され、用紙後端が分岐搬送ローラ162を通過すると、画像形成装置100から後処理装置200に対して用紙排紙完了信号(以下、排紙OFF信号と称す)が送信される。この状態が図5に示す状態である。
このとき、後処理装置200の排紙搬送路202に配置された入口センサ203に用紙が到達していたら用紙を所定の搬送速度(第2の速度)まで加速する。なお、加速は入口ローラ対201以降の各ローラ対について行われる。
用紙が入口センサ203に到達していなければ、用紙が入口ローラ対201のニップに挟持されているか否かが不確定であるため加速する意味がない。そこで、第1の速度で入口センサ203まで用紙をさらに搬送し、入口センサ203に到達したら用紙を第2の速度まで加速する。
すなわち、入口ローラ対201とシフト排紙ローラ対204による用紙の加速は、該用紙に対する排紙OFF信号を受信済み、かつ該用紙により入口センサ203がONした際に行われるため、用紙の搬送方向長さによって加速タイミングが異なることとなる。
なお、用紙は、入口センサ203に用紙が到達した時点から入口モータ216の駆動ステップ数により位置が管理されており、用紙が現在どこを搬送されているかをCPU401は把握している。
用紙がさらに搬送され、用紙先端が入口センサ203を一定距離(例えば、70mm)通過したら、排紙ローラ206を駆動する排紙モータ217を、その時点での用紙の搬送速度と同速度にて駆動開始する。
排紙モータ217の駆動開始時の回転速度は、前記入口モータ216と同様に、用紙の搬送方向長さによって異なることとなる。
すなわち、用紙先端が入口センサ203を70mm通過した時点で、入口モータ216が第1の速度であれば、図7に示すように、排紙モータ217を第1の速度にて駆動開始し、その後、該用紙に対する排紙OFF信号を受信したら、入口モータ216および排紙モータ217を第2の速度まで加速し、用紙先端が入口センサ203を70mm通過した時点で、入口モータ216が第2の速度であれば、排紙モータ217を第2の速度にて駆動開始するようにする。
本例では、排紙モータ217は排紙ローラ206と叩きコロ211のコロ部分の駆動源を兼ねており、排紙モータ217を用紙を排紙する方向に駆動すると、排紙ローラ206と叩きコロ211とが同方向に回転する。一方、排紙モータ217を逆方向に駆動した場合は、排紙ローラ206内部のワンウェイクラッチ構造により、排紙ローラ206は回転せず、叩きコロ211のコロ部分のみが回転する。
シフトモードでは、排紙モータ217を用紙排紙方向のみに回転するため、排紙モータ217の駆動により排紙ローラ206と叩きコロ211のコロ部分が回転する。叩きコロ211は、用紙の搬送には使用しないが、用紙の搬送経路近傍に配置されているため、用紙先端のカール方向とカールの大きさによっては、用紙が叩きコロ211近傍を通過する際に引っ掛かってしまい、正常な搬送・排紙の妨げとなる可能性がある。
そこで、上記のように、排紙モータ217を用紙先端が叩きコロ211に到達する前に駆動開始しておくことにより、引っ掛かりを防ぎ、正常な搬送および排紙処理を行うことができる。
排紙モータ217の駆動開始後、用紙がさらに搬送されて、用紙の後端が入口ローラ対201を通過したタイミングにて、上記のようにシフト搬送ローラ対204による用紙のシフト処理が行われ、さらに用紙が搬送されると、排紙ガイド205の下降ならびに用紙押え209の押圧動作解除が開始される。
用紙がさらに搬送され、用紙の後端がシフト搬送ローラ対204を通過するタイミングで、入口モータ216を第1の速度に変速し、さらに用紙が搬送されると、排紙モータ217を排紙線速に変速する。このとき、既に排紙ガイド205は下降が完了しているため、排紙ローラ206と排紙ガイド205に取り付けられた従動コロによって用紙を挟持して搬送し、用紙を排紙トレイ203へ排紙し、排紙トレイ203上に積載する。
図9に示すように、用紙の排紙が完了すると、用紙押え209が押圧動作を行い、排紙ガイド205を受入れ位置まで上昇させる。また、用紙の排紙が完了したタイミングにて、入口センサ203に次用紙が到達していなければ排紙モータ217の駆動を停止し、次用紙が入口センサ203に到達していなければ駆動を継続して、次用紙の受入れに備える。
前記構成では、排紙モータ217の駆動を継続するか停止するかの判断を、入口センサ203の状態により判断していたが、図10に示すように、画像形成装置100からの次用紙に対する排紙ON信号有無により判断しても何ら問題はない。
ここで、図11,図12に示すように、排紙モータ217の停止処理中、すなわちスルーダウン中に、次用紙によって入口センサ203がON、あるいは画像形成装置からの次用紙に対する排紙ON信号を受信した場合は、スルーダウン処理を中断し、スルーダウン中の現在の速度から排紙モータ217を入口モータ216と同速度へと変速する。
次いで、図6に示すように、排紙モータ217の停止/動作継続処理が完了したタイミングにて、画像形成装置から次用紙に対する排紙ON信号を受信していなければ入口モータ216を停止し、排紙ON信号を受信済みであれば駆動を継続する。
なお、前記搬送制御では、排紙ON信号により後処理装置200の入口モータ216の駆動が開始され、入口ローラ対201およびシフト排紙ローラ対204が第1の速度にて回転駆動されるが、搬送中の用紙(前の用紙)に対する排紙処理が完了していない場合は、図6に示すように、次用紙に対する処理は保留され、前の用紙の排紙処理が完了した時点で次用紙に対する処理は開始される。
一方、図8に示すように、前の用紙に対する排紙処理完了時点では次用紙に対する排紙ON信号を受信しておらず、入口モータ216の停止、すなわちスルーダウン処理を開始し、停止が完了する前に排紙ON信号を受信した場合は、スルーダウン処理を中断し、スルーダウン中の現在の速度から入口モータ216を第1の速度へと変速する。
以上のような制御を繰り返すことにより、本実施形態ではシフトモードにおける搬送・排紙処理が実行される。
<スティプルモード>
シフトモードと同様に、画像形成装置100による画像形成処理がスタートすると、画像形成装置100から後処理装置200に対して起動信号が送信される。この起動信号により後処理装置200は用紙の受入れ準備を行う。
スティプルモードにおける用紙の受入れ準備では、次の動作が順に行われる。
・シフト搬送ローラ対204をホーム位置からホーム外に移動し、再度、ホーム位置に復帰させてシフト搬送ローラ対204の位置を補正するためのシフト搬送ローラホーミング動作。
・排紙トレイ203の可動トレイ部208bを上下させて、排紙トレイの紙面高さを補正する排紙トレイホーミング動作。
・ジョガーフェンス212を用紙幅に応じた位置に移動するジョガー受入れ位置移動動作。
排紙ON信号および排紙OFF信号の受信状態と、入口センサ203の状態と、それら用紙位置情報に伴って行われる排紙入口モータ216の第1の速度での駆動開始から第2の速度への加速制御については、シフトモードと同様であるため、ここでは省略する。
用紙がさらに搬送され、用紙先端が入口センサ203を70mm通過したら、排紙ローラ206を駆動する排紙モータ217を、その時点での用紙の搬送速度と同速度にて駆動開始し、駆動開始から80mm用紙を搬送する分だけ排紙モータ217を駆動したら排紙モータを停止する。
なお、前記70mmおよび80mmとは、本例における制御タイミングの一例であり、これに限るものではない。
シフトモードと同様に、排紙モータ217を用紙先端が叩きコロ211に到達する前に駆動開始しておくことにより、引っ掛かりを防ぎ、正常な搬送および排紙処理を行うことができる。
さらに用紙が搬送され、用紙の後端が入口センサ203をOFFして一定距離(例えば、50mm)通過したら、入口モータ216をスティプル排紙速度へ変速する。
次いで、用紙の後端がシフト排紙ローラ対204を抜ける手前まで搬送されたら、叩きコロ211を下降開始する。また、同時に、排紙モータ217を、叩きコロ211によって用紙をスイッチバックさせる際の叩きコロ211の速度(以下、叩き速度)にて再駆動する。
叩きコロ211によってスティプルトレイ219にスイッチバックされた用紙は、戻しコロ214によって、さらに基準フェンス220方向へとスイッチバック搬送され、後端基準フェンス220を基準として整合される。
ここで、戻しコロ214は入口モータ216によって駆動されており、用紙を後端基準フェンス220へとスイッチバック搬送される際の搬送速度は、前記スティプル排紙速度となる。
後端基準フェンス220への用紙整合が完了すると、入口モータ216を第1の速度へ変速し、さらにジョガーフェンス212による用紙搬送方向と垂直な方向の用紙整合動作が行われる。
ここで、図6に示すように、ジョガーフェンス212による用紙整合動作が完了したタイミングにて、画像形成装置から次用紙に対する排紙ON信号を受信していなければ、入口モータ216を停止し、排紙ON信号を受信済みであれば駆動を継続する。
なお、本例では、排紙ON信号により後処理装置200の入口モータ216の駆動が開始され、入口ローラ対201およびシフト排紙ローラ対204が第1の速度にて回転駆動されるが、図6に示すように、搬送中の用紙(前の用紙)に対する整合動作が完了していない場合は、次用紙に対する処理は保留され、前の用紙の整合動作が完了した時点で、次用紙に対する処理は開始される。
一方、図8に示すように、前の用紙に対する整合処理完了時点では、次用紙に対する排紙ON信号を受信しておらず、入口モータ216の停止、すなわちスルーダウン停止を開始し、停止が完了する前に排紙ON信号を受信した場合は、スルーダウン停止を中断し、スルーダウン中の現在の速度から入口モータ216を第1の速度へと変速する。
以上のような、搬送および整合動作を繰り返し、用紙が必要枚数に達したらスティプルトレイ219上に積載された用紙束に対して綴じ処理を施し、上記のように用紙束を排紙トレイ203へと排出することにより、スティプルモードが実行される。
なお、本実施形態の画像形成システムは、画像形成装置100と後処理装置200とが同一装置本体内に設置されている構成例を示したが、画像形成装置100と後処理装置200とを独立した装置として構成して、画像形成装置100に後処理装置200を連結するようにした構成のシステムにすることも可能である。
本発明は、用紙搬送手段を無駄に駆動することがなく、消費電力や騒音を低減することができ、また用紙にダメージを与えたりすることがない構成になるため、各種の後処理装置および画像形成装置に適用できる。
100 画像形成装置
160 排紙搬送路
162 分岐搬送ローラ
200 後処理装置
201 入口ローラ対
203 排紙トレイ
204 シフト排紙ローラ対
205 排紙ガイド
206 排紙ローラ
207 入口センサ
209 用紙押え
210 束排紙センサ
211 叩きコロ
212 ジョガーフェンス
214 戻しコロ
215 スティプラ
216 入口モータ
217 排紙モータ
218 ソレノイド
219 スティプルトレイ
220 後端基準フェンス
221 叩きコロ
220 後端基準フェンス
400 後処理装置制御部
401 CPU
410 画像形成装置制御部
411 CPU
特開2007−210797号公報 特許第3926527号公報

Claims (11)

  1. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記搬送手段により搬送される用紙に対して次の用紙との間隔を広げるために、用紙の搬送速度を前記上位装置との受け渡し速度から搬送速度へ増速させる搬送制御手段を備え、前記積載手段に排出する前記排出搬送手段の動作開始時の用紙搬送速度を、前記搬送手段の搬送速度と同速度に設定したことを特徴とする後処理装置。
  2. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記積載手段に排出する前記排出搬送手段の動作開始および停止タイミングを、当該後処理装置の用紙搬送上流側に配置されたセンサに次用紙が到達していれば、前記排出搬送手段の動作を継続し、前記センサに次用紙が到達していなければ、前記排出搬送手段の用紙搬送動作を停止するように設定したことを特徴とする後処理装置。
  3. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記積載手段に排出する前記排出搬送手段の動作開始および停止タイミングを、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記排出搬送手段の動作を継続し、前記用紙排紙開始信号を受信していなければ前記排出搬送手段の用紙搬送動作を停止するように設定したことを特徴とする後処理装置。
  4. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記積載手段に排出する前記排出搬送手段の停止処理中に、当該後処理装置の用紙搬送上流側に配置されたセンサに次用紙が到達した場合、前記排出搬送手段の停止処理を中断し、次用紙に対する前記排出搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とする後処理装置。
  5. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記積載手段に排出する前記排出搬送手段の停止処理中に、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信した場合は、前記排出搬送手段の停止処理を中断し、次用紙に対する前記排出搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とする後処理装置。
  6. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記搬送手段による用紙搬送中に前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信した場合、現在搬送中の用紙の搬送が完了してから次用紙に対する前記搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とする後処理装置。
  7. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により排出された用紙を搬送方向と垂直方向に移動させるシフト処理手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段と、前記シフト処理手段によりシフト処理された用紙を前記積載手段に排出する排出搬送手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記搬送手段の停止処理中に前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信した場合、前記搬送手段の停止処理を中断して、次用紙に対する前記搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とする後処理装置。
  8. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された用紙を収納する第1の積載手段と、搬送される用紙を用紙搬送方向と反対方向にスイッチバックさせて前記第1の積載手段に収納させる戻し手段と、前記第1の積載手段に積載された用紙を用紙搬送方向と垂直方向に整合する整合手段と、前記整合手段により整合された用紙束に綴じ処理を施す綴じ手段と、前記第1の積載手段から束排紙される用紙束を積載する第2の積載手段と、前記綴じ手段により綴じ処理された用紙束を前記第1の積載手段から前記第2の積載手段へ排紙する束排紙手段と、前記第2の積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記搬送手段による用紙搬送中に前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信した場合、現在搬送中の用紙の搬送が完了してから次用紙に対する前記搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とする後処理装置。
  9. 上位装置から搬送されてくる用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された用紙を収納する第1の積載手段と、搬送される用紙を用紙搬送方向と反対方向にスイッチバックさせて前記第1の積載手段に収納させる戻し手段と、前記第1の積載手段に積載された用紙を用紙搬送方向と垂直方向に整合する整合手段と、前記整合手段により整合された用紙束に綴じ処理を施す綴じ手段と、前記第1の積載手段から束排紙される用紙束を積載する第2の積載手段と、前記綴じ手段により綴じ処理された用紙束を前記第1の積載手段から前記第2の積載手段へ排紙する束排紙手段と、前記第2の積載手段に積載された用紙束の後端を押えるための用紙押え手段とを備えた後処理装置において、
    前記上位装置からの用紙受入れ準備開始信号により用紙受入れに必要な負荷の事前準備動作を行い、前記上位装置からの用紙排紙開始信号により用紙の受入れを開始し、前記用紙受入れ準備開始信号により前記搬送手段以外の事前準備動作を行い、前記用紙排紙開始信号により前記搬送手段の用紙受入れ動作を開始し、用紙の後処理後に前記搬送手段の用紙搬送動作を停止するか、次用紙以降の用紙受入れのために動作を継続するかを、用紙の搬送が完了した時点で前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信しているか否かで判断し、前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信していれば、前記搬送手段の搬送動作を継続し、受信していなければ前記搬送手段の用紙搬送動作を停止し、前記搬送手段の停止処理中に前記上位装置から次用紙に対する前記用紙排紙開始信号を受信した場合、前記搬送手段の停止処理を中断して、次用紙に対する前記搬送手段の用紙受入れ動作を行うことを特徴とする後処理装置。
  10. 用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成された用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置において、
    当該画像形成装置内部に、前記排紙部から搬送される用紙を受ける請求項1〜9いずれか1項に記載の後処理装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
  11. 用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成された用紙を排紙する排紙部とを備えた画像形成装置において、
    当該画像形成装置の外側部に、前記排紙部から搬送される用紙を受ける請求項1〜9いずれか1項に記載の後処理装置を連結したことを特徴とする画像形成装置。
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