JP2005112292A - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ Download PDF

Info

Publication number
JP2005112292A
JP2005112292A JP2003352511A JP2003352511A JP2005112292A JP 2005112292 A JP2005112292 A JP 2005112292A JP 2003352511 A JP2003352511 A JP 2003352511A JP 2003352511 A JP2003352511 A JP 2003352511A JP 2005112292 A JP2005112292 A JP 2005112292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
annular
master cylinder
annular wall
cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003352511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4498718B2 (ja
Inventor
Kaoru Tsubouchi
坪内  薫
Yoji Inoue
陽治 井上
Katsuhiro Mita
克宏 三田
Koji Suzuki
宏治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advics Co Ltd
Original Assignee
Advics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advics Co Ltd filed Critical Advics Co Ltd
Priority to JP2003352511A priority Critical patent/JP4498718B2/ja
Priority to DE102004048963.7A priority patent/DE102004048963B4/de
Priority to US10/959,427 priority patent/US7344203B2/en
Priority to CNB200410092114XA priority patent/CN100340441C/zh
Publication of JP2005112292A publication Critical patent/JP2005112292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4498718B2 publication Critical patent/JP4498718B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/16Master control, e.g. master cylinders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/16Master control, e.g. master cylinders
    • B60T11/232Recuperation valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B7/00Systems in which the movement produced is definitely related to the output of a volumetric pump; Telemotors
    • F15B7/06Details
    • F15B7/08Input units; Master units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

【課題】簡素かつ信頼性の高い構造で、ピストン復帰時、車両安定性制御等の自動ブレーキ制御時とも圧力室に対するブレーキ液の良好な吸い込み性を確保したカップ内径摺動型マスタシリンダを提供する。
【解決手段】
プライマリカップ13、15の背後に、シリンダボディ1と一体的に構成された環状壁17、18を設け、その環状壁17、18の内径をシリンダの内径よりも大きくして当該環状壁とプライマリピストン2及びセカンダリピストン5との間に環状通路19、20を形成し、さらに、環状壁17、18の後部に、ピストン2、5との間の隙間が環状通路19、20よりも大きいリザーバ10との連通路23、30を設け、非作動時にピストンポート8、9が環状通路19、20を介してリザーバ10に連通するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両の液圧ブレーキ装置に採用するマスタシリンダ、中でも、ピストンがシリンダボディに保持されたカップの内周で摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するタイプのマスタシリンダ(以下これをカップ内径摺動型マスタシリンダと言う)に関する。
近年の車両用液圧ブレーキ装置は、運転者がブレーキ操作を行っていないときに電子制御装置の判断で車両安定性制御等の自動ブレーキ制御を行うものが増えてきた。
この種の液圧ブレーキ装置に採用するカップ内径摺動型マスタシリンダの従来技術として、例えば下記特許文献1に示されるものがある。
特開2000−71969号公報
この特許文献1に記載されたマスタシリンダは、ピストンの外周に配置したプライマリカップとこのプライマリカップの後部に設けるガイドとの間にスペーサを配置し、このスペーサの裏側に設けた溝を通してリザーバから圧力室にブレーキ液を供給する構造にしている。
自動ブレーキ制御対応のカップ内径摺動型マスタシリンダは、前進したピストンが復帰する際のリザーバから圧力室へのブレーキ液の良好な吸い込み性だけでなく、自動ブレーキ制御が実行されたときのリザーバから圧力室へのブレーキ液の良好な吸い込み性も確保することが要求される。
特許文献1のマスタシリンダは、その要求に応え、同時に操作フィーリングも改善するために肉薄の上述したスペーサを設け、運転者によるブレーキ操作がなされていない非作動時、すなわち、ピストンが初期位置にあるときに圧力室をリザーバに連通させるピストンポートをプライマリカップに近づけることを可能ならしめている。
なお、リザーバからのブレーキ液は、ピストン復帰時にはカップを変形させてカップの周囲を通って圧力室に吸い込まれ、自動ブレーキ制御実行時には、ピストンポート(ピストンに設けたポート)を通って圧力室に吸い込まれる。
上述した特許文献1のマスタシリンダは、液圧を受けたプライマリカップからスペーサが圧力を受け、このスペーサに大きな応力が発生する。そのために、スペーサが疲労破壊を起こす不具合が懸念された。
また、自動ブレーキ制御実行時の圧力室に対するリザーバからのブレーキ液の吸い込み性をより高めようとするとスペーサの背面をピストンポートにさらに近づける必要があり、このためにはスペーサをより肉薄にしなければならないが、スペーサは裏側に溝を設けている関係で複数の突条によって支持されるため強度上の問題からその要求に応えるのも困難であった。
さらに、スペーサとシリンダボディとの間およびスペーサとピストンとの間には、径方向の隙間があるため、スペーサがシリンダボディに対して偏芯し、上記隙間からのブレーキ液の流通が不均一であった。このため、ピストン復帰時のプライマリカップ前方へのブレーキ液の流通が阻害されたり非作動時のスペーサ内径からのピストンポートを介しての圧力室へのブレーキ液供給が十分でないといった不具合があった。
また、スペーサの偏芯によって、スペーサとシリンダボディとの間の隙間およびスペーサとピストンとの間の隙間が部分的に大きくなる箇所が発生し、この部分的に大きくなった隙間に液圧を受けたプライマリカップが食い込んで損傷する虞があった。
さらに、スペーサとガイドを組み込む構造であることから、シリンダボディとは別にカバーを設けてスペーサ及びガイド組付け後にカバーをねじ込む必要があり、構造の複雑化、組付け工数増加の問題もあった。
この発明は、カップ内径摺動型マスタシリンダに見られる上記の問題点を無くすこと、すなわち、簡素かつ信頼性の高い構造で、ピストン復帰時、自動ブレーキ制御時とも圧力室に対するブレーキ液の良好な吸い込み性を確保することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、ピストンがシリンダボディに保持されたカップの内周で摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するタイプのマスタシリンダにおいて、プライマリカップの背後にシリンダボディと一体的に構成された環状壁を設け、その環状壁の内径をシリンダの内径よりも大きくして当該環状壁と前記ピストンとの間に環状通路を形成し、さらに、前記環状壁の後部に、前記ピストンとの間の隙間が前記環状通路よりも大きいリザーバとの連通路を設けた。
なお、このマスタシリンダは、以下に列挙する構成を付加するとより好ましいものになる。
1)前記環状壁を、内周側から半径方向外方に向かって肉厚にする。
2)前記環状壁の内周側の前部コーナ、後部コーナ又は前後部の各コーナに小半径のR面取り部を設ける。
3)前記プライマリカップの前方と前記環状壁の後方とにおいて、ピストンがシリンダボディの内径で摺動案内されるようにする。
4)前記ピストンが初期位置にあるときに前記圧力室を前記連通路に連通させるピストンポートを前記環状壁の近傍に配置する。
5)プライマリカップの前方のピストンを摺動案内するシリンダ内周面に、前記カップ収納溝を前記圧力室に連通させる前記環状通路と同等又はそれ以上の通路面積を有する複数の軸方向の溝を設ける。
6)前記複数の軸方向の溝を、断面円弧状の溝にする。
ここで言うピストンは、タンデムマスタシリンダについては、プライマリピストン、セカンダリピストンの双方を指す。
この発明においては、プライマリカップから圧力を受ける環状壁をシリンダボディと一体的に構成したので、その環状壁の強度を十分に確保でき、強度面での信頼性が高まる。
また、環状壁とピストンとの間に環状通路を形成したので、カップの周囲を通って圧力室に吸い込まれるブレーキ液、ピストンポートを通って圧力室に吸い込まれるブレーキ液の流動性を共に高めることができ、ピストン復帰時、自動ブレーキ制御時とも圧力室へのブレーキ液の良好な吸い込み性を確保できる。
さらに、要求される機能を部品数の少ない簡単な構造で確保しているため、加工、組み立てが容易で生産性も極めて高い。
なお、前記環状壁を内周側から半径方向外方に向かって肉厚にしたものは、環状通路の拡大効果によりピストンポートとの良好な連通性を確保して環状壁の強度をより一層高めることができる。
また、環状壁の内周側の前部コーナに小半径の面取り部を設けたものは、コーナのエッジがカップに食い込む心配がなく、プライマリカップの損傷が起こり難い。また、この環状壁の内周側の後部コーナに小半径の面取り部を設けたものは、前述の環状通路の拡大効果がより増強される。
プライマリカップの前方と環状壁の後方とにおいて、ピストンがシリンダボディの内径で摺動案内されているものは、環状壁とピストンとの同軸が精度よく保たれ、ブレーキ液の円滑な流通が確保されるとともにプライマリカップの損傷が防止される。
さらに、プライマリカップの前方のシリンダボディ内周に圧力室に連通する複数の軸方向の溝を設けたものは、その溝によって環状壁とピストン間の環状通路に相当するブレーキ液流路が形成され、カップを撓ませて圧力室に至るブレーキ液がスムーズに流れてピストンの復帰作動が円滑になされる。
このほか、前記複数の軸方向の溝を、円弧断面の溝にしたものは、回転工具などでその溝を簡単に加工することができる。
以下、この発明のマスタシリンダの実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図中1はシリンダボディ、2はシリンダボディ1に摺動案内されるプライマリピストン、3は内部のブレーキ液をプライマリピストン2で加圧してブレーキ液圧を発生させる第1圧力室、4はプライマリピストン2の復帰スプリング、5はプライマリピストン2の前方に配置したセカンダリピストン(これもシリンダボディ1に摺動案内される)、6は内部のブレーキ液をセカンダリピストン5で加圧してブレーキ液圧を発生させる第2圧力室、7はセカンダリピストン5の復帰スプリング、8はプライマリピストン2に設けたピストンポート、9はセカンダリピストン5に設けたピストンポート、10はリザーバ、11は第1圧力室3の出力ポート、12は第2圧力室6の出力ポートである。ピストンポート8、9は、周方向に適当な間隔をあけてそれぞれ複数設けられている。
シリンダボディ1の内部には、プライマリピストン2の外周をシールするプライマリカップ13、プライマリピストン2の外周においてシリンダと大気間を遮断するセカンダリカップ14、セカンダリピストン5の外周をシールするプライマリカップ15、及びセカンダリピストン5の外周において第1圧力室3とリザーバ10との間を遮断するプレッシャカップ16を配置している。
プライマリカップ13、15、セカンダリカップ14、プレッシャカップ16は、いずれもシリンダボディ1の内周に環状のカップ収納溝を設けてそのカップ収納溝の中に組み込んでいる。また、各プライマリカップ13、15の背後(図中右側)に、プライマリカップ13、15を個別に受け支える環状壁17、18をシリンダボディ1と一体に形成して設けている。
その環状壁17、18の内径をシリンダの内径よりも大きくして図3に示すように環状壁17とプライマリピストン2との間及び環状壁18とセカンダリピストン5との間にそれぞれ環状通路19、20を形成し、さらに、環状壁17、18の内周側に、内周側の前部コーナと後部コーナのエッジを無くす小半径のR面取りを施している。コーナに形成された面取り部を図3に符号21で示す。
環状壁17の後部にはプライマリピストン2との間の隙間が環状通路19よりも大きい環状の連通路30を、また、環状壁18の後部にはセカンダリピストン5との間の隙間が環状通路20よりも大きい環状の連通路23をそれぞれ設けており、これらの連通路30、23とシリンダボディ1に別途設けた連通路22、24、25を経由して各環状通路19、20がリザーバ10に通じている。
さらに、ピストンポート8は環状壁17の直下近傍に、また、ピストンポート9は環状壁18の直下近傍に各々配置して(いずれも、マスタシリンダが非作動状態にあるとき)いる。
環状壁17、18は、図3に示す背面17a、18aを斜面にして内周側から半径方向外方に向かって肉厚になる構造にしており、これにより、環状通路19、20の入口側(リザーバ10に近い側)の通路面積が拡大されてプライマリピストン2及びセカンダリピストン5との間にブレーキ液が流動し易い流路が形成され、また、環状壁17、18の強度も高まって各環状壁17、18が高い圧力に耐えるものになっている。プライマリピストン2は、摺動案内部40、41によって摺動案内されており、セカンダリピストン5は、摺動案内部42、43によって摺動案内されている。なお、本実施形態においては、プレッシャカップ16の後方のシリンダボディ1は、摺動案内部となっていないが、プライマリカップ13、15の前方部と同様に摺動案内部としてもよい。
プライマリカップ13、15の前方のシリンダ内周面には、プライマリカップ13を収納した溝を第1圧力室3に、また、プライマリカップ15を収納した溝を第2圧力室6に各々連通させる軸方向の複数の断面円弧状の溝26、27を設けている。図2に溝26の断面形状を示す。溝27もこの溝26と同様の形状になっている。
この溝26、27は、どちらも通路面積(総面積)を環状通路19、20の通路面積とほぼ等しいか又はそれ以上にしており、環状通路19、20を通過したブレーキ液を第1、第2圧力室3、6にスムーズに流動させることができる。
なお、環状通路19、20の大きさ(ピストンと環状壁との間のクリアランス寸法)は、マスタシリンダの耐久性と作動特性面から0.2mm〜0.4mm程度にするのが好ましい。
以上の如く構成した例示のマスタシリンダは、運転者による制動の解除などに伴い、プライマリピストン2とセカンダリピストン5が前進した位置から急速に戻される急戻し行程では、第1圧力室3と第2圧力室6が負圧になるため、プライマリカップ13、15の内周側が前面と背面に受ける圧力の差で変形し、リザーバ10からのブレーキ液が環状通路19、20からプライマリカップ13、15の内側を通り、さらに溝26、27を通って第1圧力室3及び第2圧力室6にスムーズに吸い込まれる。このため、プライマリピストン2とセカンダリピストン5が円滑に復帰作動し、ブレーキの解除や急な緩めに対する応答性が良好なものになる。
一方、マスタシリンダ非作動時に車両安定性制御などの自動ブレーキ制御が実行されて出力ポート11、12につながる液圧系からブレーキ液を要求された場合には、連通路30、23を通ったブレーキ液が、環状壁17、18の背面17a、18aを傾斜させたことによって入口側が拡大している環状通路19、20に流れ、その環状通路19、20に開口しているピストンポート8、9を通り、第1圧力室3経由及び第2圧力室6経由で液圧系にスムーズに供給される。従って、自動ブレーキ制御の応答性も良好なものになる。
このほか、環状壁17、18を内周側から半径方向外方に向かって肉厚にしているので、ピストンポート8、9との良好な連通性を確保するのと同時に各環状壁17、18の強度も十分に確保することができる。
また、環状壁の内周側の前部コーナと後部コーナに小半径のR面取りを施しているので、プライマリカップの損傷防止効果や環状通路の拡大効果も得られる。
さらに、溝26、27を断面円弧状の溝にしているため、その溝26、27を回転工具などで容易に加工することができる。
このほか、要求される機能を部品数の少ない簡単な構造で確保しており、加工、組み立てが容易で生産性にも優れる。
この発明のマスタシリンダの一例を示す断面図 図1のII−II線部の断面図 図1の要部を拡大して示す図
符号の説明
1 シリンダボディ
2 プライマリピストン
3 第1圧力室
4、7 復帰スプリング
5 セカンダリピストン
6 第2圧力室
8、9 ピストンポート
10 リザーバ
11、12 出力ポート
13、15 プライマリカップ
14 セカンダリカップ
16 プレッシャカップ
17、18 環状壁
19、20 環状通路
21 面取り部
22〜25、30 連通路
26、27 溝
40〜43 ピストン摺動案内部

Claims (7)

  1. ピストンがシリンダボディに保持されたカップの内周で摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するタイプのマスタシリンダにおいて、
    プライマリカップの背後にシリンダボディと一体的に構成された環状壁を設け、その環状壁の内径をシリンダの内径よりも大きくして当該環状壁と前記ピストンとの間に環状通路を形成し、さらに、前記環状壁の後部に、前記ピストンとの間の隙間が前記環状通路よりも大きいリザーバとの連通路を設けたことを特徴とするマスタシリンダ。
  2. 前記環状壁を、内周側から半径方向外方に向かって肉厚にしたことを特徴とする請求項1に記載のマスタシリンダ。
  3. 前記環状壁の内周側の前部コーナ、後部コーナ又は前後部の各コーナに小半径のR面取り部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスタシリンダ。
  4. 前記プライマリカップの前方と前記環状壁の後方とにおいて、ピストンがシリンダボディの内径で摺動案内されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマスタシリンダ。
  5. 非作動時に前記圧力室を前記連通路に連通させるピストンポートを前記環状壁の近傍に配置したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のマスタシリンダ。
  6. 前記ピストンが前記シリンダボディに摺動案内され、前記プライマリカップはシリンダ内周面に設けたカップ収納溝に収納されており、そのプライマリカップの前方のシリンダ内周面に、前記カップ収納溝を前記圧力室に連通させる前記環状通路と同等又はそれ以上の通路面積を有する複数の軸方向の溝を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のマスタシリンダ。
  7. 前記複数の軸方向の溝が、断面円弧状の溝であることを特徴とする請求項6に記載のマスタシリンダ。
JP2003352511A 2003-10-10 2003-10-10 マスタシリンダ Expired - Lifetime JP4498718B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003352511A JP4498718B2 (ja) 2003-10-10 2003-10-10 マスタシリンダ
DE102004048963.7A DE102004048963B4 (de) 2003-10-10 2004-10-07 Hauptzylinder
US10/959,427 US7344203B2 (en) 2003-10-10 2004-10-07 Master cylinder
CNB200410092114XA CN100340441C (zh) 2003-10-10 2004-10-08 主油缸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003352511A JP4498718B2 (ja) 2003-10-10 2003-10-10 マスタシリンダ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008177974A Division JP2008247390A (ja) 2008-07-08 2008-07-08 マスタシリンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005112292A true JP2005112292A (ja) 2005-04-28
JP4498718B2 JP4498718B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=34431114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003352511A Expired - Lifetime JP4498718B2 (ja) 2003-10-10 2003-10-10 マスタシリンダ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7344203B2 (ja)
JP (1) JP4498718B2 (ja)
CN (1) CN100340441C (ja)
DE (1) DE102004048963B4 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056146A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi Ltd マスタシリンダおよびその製造方法
JP2016210345A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 日信工業株式会社 バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015442A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Advics:Kk マスタシリンダ及びストッパプレートの組み付け方法
JP2008273413A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Hitachi Ltd マスタシリンダおよびその製造方法
KR100979956B1 (ko) * 2008-08-22 2010-09-06 주식회사 만도 마스터실린더용 실링부재 및 이를 갖춘 마스터실린더
DE102012222575A1 (de) * 2012-12-07 2014-06-12 Robert Bosch Gmbh Hydropumpenaggregat für eine hydraulische Fahrzeugbremsanlage
KR102372396B1 (ko) * 2017-08-30 2022-03-08 현대모비스 주식회사 차량용 브레이크 장치

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1650742A (en) * 1924-08-20 1927-11-29 John V Rowan Shock absorber
US1794807A (en) * 1929-08-16 1931-03-03 Clarance W Thompson Casing for hydraulic shock absorbers
ES494697A0 (es) * 1980-07-30 1981-03-16 Bendiberica Sa Perfeccionamientos en cilindros maestros para instalaciones de frenos hidraulicos de vehiculos
DE3905917A1 (de) * 1989-02-25 1990-08-30 Teves Gmbh Alfred Tandemhauptzylinder fuer hydraulische bremsanlagen
DE19520682A1 (de) * 1995-02-02 1996-08-08 Teves Gmbh Alfred Geberzylinder
EP0850814B1 (en) * 1996-12-26 2003-09-17 BOSCH BRAKING SYSTEMS Co., Ltd. Master cylinder having double structured seal ring
FR2761034B1 (fr) * 1997-03-21 1999-04-30 Bosch Sist De Frenado Sl Maitre-cylindre tandem compact a sortie primaire decalee
JP2000071969A (ja) 1998-08-31 2000-03-07 Aisin Seiki Co Ltd マスタシリンダ
JP2000142364A (ja) * 1998-11-17 2000-05-23 Bosch Braking Systems Co Ltd マスタシリンダ
DE10047329A1 (de) * 2000-09-25 2002-04-11 Continental Teves Ag & Co Ohg Hauptzylinder mit Plungerkolben, bei dem die Primärmanschette neben der Dichtlippe einen Ringwulst aufweist
FR2820387B1 (fr) 2001-02-08 2003-04-04 Bosch Sist S Frenado Sl Maitre-cylindre comportant des rainures de realimentation
JP4380108B2 (ja) 2002-03-06 2009-12-09 ボッシュ株式会社 プランジャ型マスタシリンダ
JP2005041367A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Advics:Kk マスタシリンダ
JP4269823B2 (ja) * 2003-07-23 2009-05-27 株式会社アドヴィックス マスタシリンダ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056146A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi Ltd マスタシリンダおよびその製造方法
JP4694445B2 (ja) * 2006-08-31 2011-06-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 マスタシリンダおよびその製造方法
JP2016210345A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 日信工業株式会社 バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1611402A (zh) 2005-05-04
US7344203B2 (en) 2008-03-18
US20050110344A1 (en) 2005-05-26
JP4498718B2 (ja) 2010-07-07
CN100340441C (zh) 2007-10-03
DE102004048963B4 (de) 2014-07-03
DE102004048963A1 (de) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5105601B2 (ja) マスタシリンダ
US7520132B2 (en) Cup seal and master cylinder employing the same
JP5201648B2 (ja) カップシールおよびこれを用いたマスタシリンダ
US7937940B2 (en) Master cylinder comprising a resupply-promoting seal
US7934378B2 (en) Master cylinder comprising a seal and an associated groove promoting resupply
JP5232376B2 (ja) マスタシリンダ
US7055322B2 (en) Master cylinder
JP4498718B2 (ja) マスタシリンダ
US8579616B2 (en) Gear pump
US7987671B2 (en) Master cylinder comprising a helical resupply groove
JP2010126091A (ja) マスタシリンダ
JP2019142463A (ja) マスタシリンダ
JP2008247390A (ja) マスタシリンダ
JP2005041367A (ja) マスタシリンダ
US20110185890A1 (en) Sealing member for master cylinder and master cylinder having the same
JP2010120480A (ja) マスタシリンダ
JP2001301603A (ja) マスタシリンダ
TW200422538A (en) A wheel cylinder for actuating a vehicle brake and a method of manufacturing same
JP2006168430A (ja) マスタシリンダ
JP4703867B2 (ja) マスタシリンダ
JP2005239064A (ja) マスタシリンダ
JP4772824B2 (ja) マスタシリンダ
JP4578782B2 (ja) マスタシリンダおよびマスタシリンダ本体の加工方法
JP4668125B2 (ja) マスタシリンダ
JP5806955B2 (ja) マスタシリンダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080708

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090130

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090305

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4498718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term