JP2000071969A - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JP2000071969A
JP2000071969A JP10244554A JP24455498A JP2000071969A JP 2000071969 A JP2000071969 A JP 2000071969A JP 10244554 A JP10244554 A JP 10244554A JP 24455498 A JP24455498 A JP 24455498A JP 2000071969 A JP2000071969 A JP 2000071969A
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Japan
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piston
communication passage
peripheral portion
communication
pressure chamber
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Toshihiro Nakano
利博 中野
Hideaki Iijima
英明 飯島
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作フィーリングの向上を図ったマスタシリ
ンダを提供すること。 【解決手段】 シリンダ孔2aを有するシリンダボデー
2と、その前方側に圧力室20を形成するピストン3
と、ピストン3を摺動可能に支持するガイド7と、ピス
トン3の前進により連通ポート3bを閉塞可能なシール
カップ5と、スペーサ6と、ポート26とを備えたマス
タシリンダ1であって、圧力室20は、連通ポート3
b、クリアランス27、及び溝7aを介してポート26
に連通可能とされる様に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のブレーキ装
置やクラッチ装置に利用されるマスタシリンダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマスタシリンダは、実公平08−
008929号公報に開示されるように、シリンダ孔を
有するシリンダボデーと、前記シリンダ孔に前進及び後
退可能に挿入されると共にその前方側に圧力室を形成す
るピストンと、前記ピストンに形成され、その一側開口
が前記圧力室に連通されるとともにその他側開口が前記
ピストンの外周部に配設される第1連通路と、前記ピス
トンの外周部と前記シリンダ孔の周壁部との間に配設さ
れると共にその内周部で前記ピストンを摺動可能に支持
するガイド部材と、前記ガイド部材の前方側で前記ピス
トンの外周部と前記シリンダ孔の周壁部との間に配設さ
れると共にその内周部で前記第1連通路の前記他側開口
を閉塞可能なシール部材と、前記ガイド部材の中央部分
で内周部から外周部にかけて貫通され、前記内周部で開
口する内周部側開口で前記第1連通路の前記他側開口に
連通可能な第2連通路と、前記シリンダボデーに配設さ
れると共に前記第2連通路の前記ガイド部材の外周部で
開口する外周部側開口に連通可能なポートと、を備える
ものである。
【0003】このマスタシリンダは、初期状態において
は、圧力室が第1連通路、第2連通路、及びポートを介
して圧力室に作動流体を供給するリザーバに連通され
る。
【0004】この初期状態から、ピストンがシリンダボ
デーに対して前方に移動されると、第1連通路の他側開
口がシール部材により閉塞されることにより、圧力室と
リザーバとの連通が遮断され、ピストンの前進により圧
力室内の圧力が上昇されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
のマスタシリンダは、初期状態からピストンが前進され
て第1連通路の他側開口がシール部材により閉塞される
までに、ピストンは第2連通路の内周部側開口とガイド
部材の前端面との間のガイド部材の内周部を摺動しなけ
ればならないことから、ピストンの前進と同時に圧力室
内の圧力を上昇させることができず、操作フィーリング
向上の妨げとなっていた。
【0006】本発明は、操作フィーリングの向上を図っ
たマスタシリンダを提供することを、その技術的課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、シリンダ孔を有するシリンダボデーと、前記シリン
ダ孔に前進及び後退可能に挿入されると共にその前方側
に圧力室を形成するピストンと、前記ピストンに形成さ
れ、その一側開口が前記圧力室に連通されるとともにそ
の他側開口が前記ピストンの外周部に配設される第1連
通路と、前記ピストンの外周部と前記シリンダ孔の周壁
部との間に配設されると共にその内周部で前記ピストン
を摺動可能に支持するガイド部材と、前記ガイド部材の
前方側で前記ピストンの外周部と前記シリンダ孔の周壁
部との間に配設されると共に前記ピストンの前記シリン
ダに対する前進によりその内周部で前記第1連通路の前
記他側開口を閉塞可能なシール部材と、前記シリンダ孔
内に前記ピストンの外周で前記ガイド部材と前記シール
部材との間に配設されるスペーサと、前記スペーサの内
周部と前記ピストンの外周部との間に配設されると共
に、前記第1連通路の前記他側開口に連通可能な第2連
通路と、前記スペーサの後端部と前記ガイド部材の前端
部との間に配設されると共に前記第2連通路を介して前
記第1連通路に連通可能な第3連通路と、前記シリンダ
ボデーに配設されると共に、前記第3連通路及び前記第
2連通路を介して前記第1連通路に連通可能なポートと
を備えたマスタシリンダを構成した。
【0008】好ましくは、前記第3連通路は、前記ガイ
ド部材の前方端面に形成されると共に前記ガイド部材の
径方向に延在される溝から成るマスタシリンダが望まし
い。
【0009】請求項1のマスタシリンダは、圧力室は、
第1連通路、第2連通路、及び第3連通路を介してポー
トに連通可能とされる。
【0010】請求項2のマスタシリンダは、請求項1の
作用に加えて、圧力室は、第1連通路、第2連通路、及
び第3連通路としての溝を介してポートに連通可能とさ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態により
具体的に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施の形態のマスタシリ
ンダ1の断面図である。図1に示すように、マスタシリ
ンダ1は、シリンダボデー2と、第1ピストン3と、第
2ピストン4とを有している。
【0013】シリンダボデー2は、シリンダ本体部2a
と、カバー2bと、スリーブ2cとを有している。シリ
ンダ本体部2aには後方(図1中右方)に開口するシリ
ンダ孔2dが形成されている。シリンダ孔2dは、後方
開口部から前方(図1中左方)に向けて大径部2da、
大径部2daよりも小さい径を有する中径部2db、及
び中径部2dbよりも小さい径を有する小径部2dcを
連続して備えている。
【0014】小径部2dcの後端部には環状径部が形成
されている。この環状径部にはシールカップ5と、シー
ルカップ5の後方にスペーサ6とがそれぞれ配設されて
いる。
【0015】スリーブ2cの前方開口部及び後方開口部
にはそれぞれガイド7、8が嵌合されている。ガイド7
とスリーブ2cの前方側段差部との間にはシールカップ
9が配設されている。ガイド8とスリーブ2cの後方段
差部との間には、シールカップ11と、シールカップ1
1の後方にスペーサ12とがそれぞれ配設されている。
【0016】スリーブ2cがシリンダ孔2dに挿入され
ることによって、ガイド7の前端面が小径部2dcと中
径部2dbとの段差部に当接され、シールカップ6とス
ペーサ6とが小径部2dcから抜け止めされる。スリー
ブ2cの外周部にはOリング13、14が配設されてお
り、スリーブ2cの外周部は中径部2dbの周壁部に液
密的に当接される。
【0017】カバー2bは前方に開口する略有底筒状を
呈しており、底面部には第2ピストン4が貫通する貫通
孔が形成されている。カバー2bの底面部で貫通孔の周
縁部には環状凹部が形成されており、この環状凹部には
シールカップ15が嵌合されている。
【0018】スリーブ2cの後方部をその内部に収容す
るようにしてカバー2bがシリンダ孔2dの大径部2d
aに配設されることにより、スリーブ2cのシリンダ孔
2dからの抜け止めがされる。カバー2bの外周部には
Oリング16が配設されており、カバー2bの外周部
は、Oリング16を介して大径部2daの周壁部と液密
的に当接される。
【0019】シリンダ本体部2aの底面部には前方に開
口する略有底筒状を呈するストッパ16が固定配置され
ている。第1ピストン3は前方で開口する略有底筒状を
呈しており、その底面部にはストッパ16の底面部に形
成された孔に挿入されてストッパ16に対して所定量相
対移動可能とされると共にその前端部に形成された外向
フランジ部によりストッパ16の底面部に係合可能なロ
ッド3aが固定配置されている。
【0020】シリンダ本体部2aの底面部と第1ピスト
ン3の底面部との間にはスプリング17が配設されてい
る。スプリング17は第1ピストン3を後方に向けて付
勢しており、第1ピストン3のロッド3aの外向フラン
ジ部とストッパ16の底面部とが係合することにより第
1ピストン3のシリンダボデー2に対する後退限位置が
規定される。
【0021】第1ピストン3の後端面には前方に開口す
る略有底筒状を呈するストッパ18が固定配置されてい
る。第2ピストン4は前方で開口する略有底筒状を呈し
ており、その底面部にはストッパ18の底面部に形成さ
れた孔に挿入されてストッパ18に対して所定量相対移
動可能とされると共にその前端部に形成された外向フラ
ンジ部によりストッパ18の底面部に係合可能なロッド
4aが固定配置されている。
【0022】第1ピストン4の後端面と第2ピストン4
の底面部との間にはスプリング19が配設されている。
スプリング19は第2ピストン4を後方に向けて付勢し
ており、第2ピストン4のロッド4aの外向フランジ部
とストッパ18の底面部とが係合することにより第2ピ
ストン4のシリンダボデー2に対する後退限位置が規定
される。
【0023】シールカップ5、9はその内周部で第1ピ
ストン3の外周部に当接し、シリンダボデー2の内周部
或いはスリーブ2cの内周部と第1ピストン3の外周部
とを液密的にシールしており、シールカップ11、15
はその内周部で第2ピストン4の外周部に当接し、スリ
ーブ2cの内周部或いはカバー2bの内周部と第2ピス
トン4の外周部とを液密的にシールしている。
【0024】ガイド7は、その内周部で第1ピストン3
の外周部に当接して第1ピストン3をシリンダボデー2
の軸方向(図1中左右方向)に摺動可能に支持してお
り、ガイド8は、その内周部で第2ピストン4の外周部
に当接して第2ピストン4をシリンダボデー2の軸方向
に摺動可能に支持している。
【0025】シリンダ本体部2aの底部と第1ピストン
3の前端部との間、即ち、第1ピストン1の前方には、
第1圧力室20が形成されている。第1ピストン3の後
端面と第2ピストン4の前端面との間、即ち、第2ピス
トン4の前方には、第2圧力室22が形成されている。
【0026】シリンダ本体部2aには、第1圧力室20
と流体利用回路である図示しない車輪ブレーキに連通す
るアウトレットポート23と、第2圧力室22と流体利
用回路である図示しない車輪ブレーキに連通するアウト
レットポート24とが配設されている。
【0027】図2は図1の第1ピストン3の部分の拡大
図である。図1、図2に示すように、シリンダボデー2
には、図示しないリザーバに連通するユニオン25に連
通して作動流体であるブレーキ液を第1圧力室20に供
給するためのポート26が形成されている。
【0028】第1ピストン3の側部には、内周部から外
周部にかけて貫通する連通ポート3b(第1連通路)が
形成されている。連通ポート3bは第1圧力室20と第
1ピストン3の外周側空間部とを連通可能としている。
【0029】スペーサ6の内周部と第1ピストン3の外
周部との間には、クリアランス27(第2連通路)が形
成されている。クリアランス27は連通ポート3bの外
周部側開口に連通可能とされている。
【0030】ガイド7の前端面には、内周部側から外周
部側にかけてガイド7の径方向に延在される溝7aが放
射状に形成されている。溝7aは、その内周部側端部で
クリアランス27に連通されており、その外周部側端部
でポート26に連通されている。
【0031】図3は図1の第2ピストン4の部分の拡大
図である。図1〜図3に示すように、シリンダボデー2
には、図示しないリザーバに連通するユニオン25に連
通して作動流体であるブレーキ液を第2圧力室22に供
給するためのポート28が形成されている。
【0032】第2ピストン4の側部には、内周部から外
周部にかけて貫通する連通ポート4b(第1連通路)が
形成されている。連通ポート4bは第2圧力室22と第
2ピストン4の外周側空間部とを連通可能としている。
【0033】スペーサ12の内周部と第2ピストン4の
外周部との間には、クリアランス29(第2連通路)が
形成されている。クリアランス29は連通ポート4bの
外周部側開口に連通可能とされている。
【0034】ガイド8の前端面には、内周部側から外周
部側にかけてガイド8の径方向に延在される溝8aが放
射状に形成されている。溝8aは、その内周部側端部で
クリアランス29に連通されており、その外周部側端部
でポート28に連通する連通路30に連通されている。
【0035】スリーブ2cにはその内周部から外周部に
かけて径方向に延在されて貫通する貫通孔2caが形成
されており、又、スリーブ2cの内周部にはその軸方向
(図3中左右方向)に延在されると共にその前端部で貫
通孔2caに連通されるスリット2cbが形成されてい
る。
【0036】従って、第2圧力室22とアウトレットポ
ート24とは、スリット2cb、貫通孔2ca、及びス
リーブ2cの外周部と中径部2dbの周壁部との間の空
間部31を介して連通されている。
【0037】次いで作動を説明する。図1〜図3に示す
初期状態においては、第1、第2ピストン3、4は非作
動状態であり、それぞれシリンダボデー2に対する後退
限位置にある。この状態においては、第1ピストン3の
連通ポート3bの外周部側開口はクリアランス27に対
向しており、第2ピストン4の連通ポート4bの外周部
側開口はクリアランス29に対向している。
【0038】従って、第1圧力室20は、連通ポート3
b、クリアランス27、溝7a、ポート26、及びユニ
オン25を介してリザーバに連通されている。又、第2
圧力室22は、連通ポート4b、クリアランス29、溝
8a、連通路30、ポート28、及びユニオン25を介
してリザーバに連通されている。
【0039】図1〜図3の状態(非作動状態)で第2ピ
ストン4に押圧力が加えられると、スプリング19の付
勢力に抗して第2ピストン4は図1中左方に向かって前
進移動され、第2ピストン4に形成されている連通ポー
ト4bがシールカップ11により塞がれて、連通ポート
4bとクリアランス29、ひいては、溝8a、連通路3
0、及びポート28との連通が遮断される。従って、第
2圧力室22とリザーバ25との連通が遮断され、第2
圧力室22内のブレーキ液が昇圧される。
【0040】第2圧力室22内のブレーキ液の昇圧によ
り第1ピストン3が図1中左方に前進移動されると、第
1ピストン3に形成されている連通ポート3bがシール
カップ5により塞がれて、連通ポート3bとクリアラン
ス27との連通、ひいては、溝7a及びポート26との
連通が遮断される。従って、第1圧力室20とリザーバ
との連通が遮断されて、第1圧力室20内のブレーキ液
が昇圧される。
【0041】両圧力室20、22のブレーキ液の昇圧に
より両アウトレットポート23、24を介して車輪ブレ
ーキにブレーキ液が圧送される。
【0042】第2ピストン4に対する押圧力が解除され
ると、両スプリング17、19の付勢力により両ピスト
ン3、4が図1中右方へ復帰移動される。即ち、両ピス
トン3、4の復動に伴って、シールカップ5が連通ポー
ト3bを開放して第1圧力室20を、連通ポート3b、
クリアランス27、溝7a、ポート26、及びユニオン
25を介してリザーバに連通させ、シールカップ11が
連通ポート4bを開放して第2圧力室22を、連通ポー
ト4b、クリアランス29、溝8a、連通路30、ポー
ト28、及びユニオン25を介してリザーバに連通させ
ることによりブレーキ液圧が降圧される。
【0043】第1、第2両ピストン3、4の初期位置へ
の後退復帰移動に際して、第1ピストン3は、ロッド3
aとストッパ16とが当接係合することにより後退移動
が規制されるとともに初期位置に規定され、第2ピスト
ン4は、ロッド4aとストッパ18とが当接係合するこ
とにより後退移動が規制されるとともに初期位置に規定
されることになる。
【0044】以上説明したように、本実施の形態のマス
タシリンダ1によれば、従来のものに比べて、初期状態
において両ピストン3、4の連通ポート3b、4bがシ
ールカップ5、11に極近い位置に配置可能とされ、ピ
ストン3、4の前進に際して連通ポート3b、4bがシ
ールカップ5、11により即座に閉塞可能とされること
から、ピストン3、4の前進に伴って両圧力室20、2
2内の圧力が速やかに昇圧可能とでき、操作フィーリン
グの向上を図ることができる。
【0045】従って、操作フィーリングの向上を図った
マスタシリンダ1を提供することを可能としている。
【0046】本実施の形態においては、タンデム型のブ
レーキマスタシリンダにおいて本発明のバルブを採用し
たが、特にこの構成に限定されるものではなく、例え
ば、シングル型を採る本発明のマスタシリンダにおいて
も同様の作用効果が得られる。
【0047】以上、本発明を上記実施の態様に則して説
明したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでは
なく、本発明の原理に準ずる各種態様を含むものであ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、従来のものに比べて、初期状態においてピスト
ンに配設される第1連通路がシール部材に極近い位置に
配置可能とされ、ピストンの前進に際して第1連通路が
シール部材により即座に閉塞可能とされることから、ピ
ストンの前進に伴って圧力室内の圧力が速やかに昇圧可
能とでき、操作フィーリングの向上を図ることができ
る。
【0049】従って、操作フィーリングの向上を図った
マスタシリンダを提供すること可能としている。
【0050】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、第3連通路を簡素な構成とできること
から、コストの低減を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のマスタシリンダ1の断面図。
【図2】図1の第1ピストン3の部分の拡大図。
【図3】図1の第2ピストン4の部分の拡大図。
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 2 シリンダボデー 2a シリンダ孔 3、4 ピストン 3b、4b 連通ポート 5、11 シールカップ 7、8 ガイド 7a、8a 溝 6、12 スペーサ 20、22 圧力室 26、28 ポート 27、29 クリアランス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ孔を有するシリンダボデーと、 前記シリンダ孔に前進及び後退可能に挿入されると共に
    その前方側に圧力室を形成するピストンと、 前記ピストンに形成され、その一側開口が前記圧力室に
    連通されるとともにその他側開口が前記ピストンの外周
    部に配設される第1連通路と、 前記ピストンの外周部と前記シリンダ孔の周壁部との間
    に配設されると共にその内周部で前記ピストンを摺動可
    能に支持するガイド部材と、 前記ガイド部材の前方側で前記ピストンの外周部と前記
    シリンダ孔の周壁部との間に配設されると共に前記ピス
    トンの前記シリンダに対する前進によりその内周部で前
    記第1連通路の前記他側開口を閉塞可能なシール部材
    と、 前記シリンダ孔内に前記ピストンの外周で前記ガイド部
    材と前記シール部材との間に配設されるスペーサと、 前記スペーサの内周部と前記ピストンの外周部との間に
    配設されると共に、前記第1連通路の前記他側開口に連
    通可能な第2連通路と、 前記スペーサの後端部と前記ガイド部材の前端部との間
    に配設されると共に前記第2連通路を介して前記第1連
    通路に連通可能な第3連通路と、 前記シリンダボデーに配設されると共に、前記第3連通
    路及び前記第2連通路を介して前記第1連通路に連通可
    能なポートと、 を備えたマスタシリンダ。
  2. 【請求項2】 前記第3連通路は、前記ガイド部材の前
    方端面に形成されると共に前記ガイド部材の径方向に延
    在される溝から成る請求項1のマスタシリンダ。
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