JP2006168430A - マスタシリンダ - Google Patents

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坪内  薫
Hideaki Iijima
英明 飯島
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Abstract

【課題】コンパクトで車両への搭載性に優れ、また、自動ブレーキ制御時のブレーキ液の吸い込み性がよく、さらに、作動時に運転者に与える無効ストローク感が小さく、なおかつ、ブースタと組み合わせても滑らかに作動するマスタシリンダを提供することを課題としている。
【解決手段】シリンダボディ1に設けた内周溝15にカップを収納し、そのカップの内周をピストンが摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するマスタシリンダにおいて、復帰終点にあるプライマリピストン2のプライマリカップ11と対応した位置の外周に環状溝21を設け、かつ、その環状溝21の設置部においてプライマリピストン2にリザーバ10と第1圧力室3を連通させる連通孔(ピストンポート8)を設け、さらに、プライマリカップ11の後端内周に、環状溝21の後端22aとの間にピストンポート8に通じた流路を形成してピストン前進時にその流路を絞るテーパ面11eを設けた。セカンダリピストン5の側も同様の構成とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用液圧式ブレーキ装置に採用するプランジャ型マスタシリンダ、特に、自動ブレーキ制御でのブレーキ液のインライン吸い込みが良好になされ、また、ブースタと組み合わせて増幅された力を入力する場合にも振動などが抑制されて滑らかに作動するマスタシリンダに関する。
なお、プランジャ型マスタシリンダとは、ピストンがシリンダボディに保持されたカップの内周で摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するタイプのものを言い、カップ内径摺動型マスタシリンダとも称される。
近年の車両用液圧ブレーキ装置は、機能が進化し、運転者がブレーキ操作を行っていないときに電子制御装置の判断でトラクションコントロール(TRC)や姿勢制御(いわゆるESC)などの自動ブレーキ制御を行うものが増えてきた。
この自動ブレーキ機能をもつ車両用液圧ブレーキ装置の中に、自動ブレーキ時に要求されるブレーキ液をマスタシリンダの圧力室を経由してリザーバから汲み上げるインライン吸い込み方式のものがある。また、この方式の車両用液圧ブレーキ装置に採用されるプランジャ型マスタシリンダの従来技術として、例えば下記特許文献1、2に開示されるものがある。
プランジャ型マスタシリンダは、インライン吸い込みのために、非作動時に、ピストンに設けたポート(以下、ピストンポートと言う)を介して圧力室とリザーバを連通させるようにしており、作動時にプライマリカップがピストンポートを閉じるまでの間のピストンストロークにいくらかの遊びがある。その遊びをここではポートアイドルと言う。そのポートアイドルが大きいと、ブレーキペダルの踏み込み初期に圧力室内のブレーキ液がピストンポートを通って抵抗なくリザーバに流れて運転者に無効ストローク感を与える。
その不具合を解消するために、特許文献1は、絞り通路を有する弁機構をマスタシリンダの圧力室とリザーバとの間の液通路に設け、前記圧力室の液圧がリザーバ内圧力よりも低圧になったときには弁機構を開弁させてリザーバから圧力室へのブレーキ液の流れを許容し、前記圧力室からリザーバにブレーキ液が逆流するときには絞り通路によって液の流れを絞るようにしたマスタシリンダを提案している。
また、特許文献2は、リザーバから圧力室へのブレーキ液の吸い込み性を良くするために、ピストンの外周にテーパ溝を設け、カップの内周の後端と前記テーパ溝の後端のピストン外径部とでシールを行って圧力室とリザーバを遮断するマスタシリンダを提案している。
しかしながら、上記特許文献1の構造は、リザーバの接合部に弁機構を設置するので、マスタシリンダが大型化し、車両に対する搭載性に劣る。
また、特許文献2の構造は、カップがピストンポートを閉じるまでのピストンストローク(ポートアイドル)が大きくてブレーキの操作フィーリングが良くない。また、ポートアイドルが大きいため、ブースタを組み合わせたマスタシリンダにおいて作動初期に発生する振動の抑制効果が小さい。
特開2000−142365号公報 特開2000−108878号公報
この発明は、上記の不具合をなくしたマスタシリンダ、すなわち、コンパクトで車両への搭載性に優れ、また、自動ブレーキ制御時のブレーキ液の吸い込み性がよく、さらに、作動時に運転者に与える無効ストローク感が小さく、なおかつ、ブースタと組み合わせても滑らかに作動するマスタシリンダを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、シリンダボディに設けた内周溝にカップを収納し、そのカップの内周をピストンが摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するマスタシリンダにおいて、復帰終点にあるピストンのプライマリカップと対応した位置の外周に、プライマリカップの内周部が入り込む環状溝を設け、かつ、その環状溝の設置部において前記ピストンにリザーバと前記圧力室を連通させる連通孔を設け、さらに、前記プライマリカップの後端内周に、前記環状溝の後端との間に前記連通孔に通じた流路を形成してピストン前進時にその流路を絞るテーパ面を設けた。
このマスタシリンダは、前記環状溝の後端側をピストン外径につながるテーパ面で形成し、プライマリカップの後端内周のテーパ面の勾配を前記環状溝の後端のテーパ面の勾配よりも大きくした構造や、前記連通孔の後端位置を、前記環状溝の側と同じ位置、または、環状溝の後端よりも後方に配置した構造が好ましい形態として考えられる。
前記連通孔がピストンに円周方向に間隔をあけて複数個設けられており、その複数個の連通孔のうち大部分の連通孔は後端位置を前記環状溝の後端位置と近接して設けられ、残りの少数個の連通孔は、後端位置を前記環状溝の後端位置よりも後方に配置して設けられた構造にしてもよい。
この発明のマスタシリンダは、ピストンの外周に設けた環状溝の後端とプライマリカップの後端内周に設けたテーパ面との間にピストンポートに通じる流路を形成し、ピストン前進時にその流路を絞るようにしたので、絞り通路を有する弁機構を設けずにピストンストロークが小さな段階で圧力室からリザーバに逆流するブレーキ液の流れを絞ることができ、大型化を招かない簡素な構造でブレーキペダルの踏み込み初期の無効ストローク感を減少させることが可能になる。
また、作動初期に圧力室からリザーバに流れるブレーキ液を絞ることができるので、ブースタと組み合わせたときに作動初期に起こりやすい振動現象も抑制され、ブレーキの操作フィーリングがよくなる。
さらに、ピストンに設けた連通孔の後端がプライマリカップの内周後端に達した位置でピストンポートが閉じられるので、ポート閉鎖点が安定し、ポート閉鎖点の変動に起因した操作フィーリングの悪化も起こらない。
前記環状溝の後端側をテーパ面で形成し、プライマリカップの後端内周のテーパ面の勾配を前記環状溝の後端のテーパ面の勾配よりも大きくしたものは、より優れた絞り効果が発揮される。その理由は後述する。
また、ピストンに設ける連通孔の後端位置を前記環状溝の後端よりも後方に配置したものは、プライマリカップが変形してもその影響を受けにくく、ポート閉鎖点が正確に定まる。
このほか、ピストンに円周方向に間隔をあけて設ける複数個の連通孔のうち大部分の連通孔の後端位置は前記環状溝の後端位置と一致させ、残りの少数個の連通孔の後端位置のみを前記環状溝の後端位置よりも後方に配置すると、連通孔の絞り効果をより高めることができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。図1の1はシリンダボディ、2はシリンダボディ1に摺動案内されるプライマリピストン、3は内部のブレーキ液をプライマリピストン2で加圧してブレーキ液圧を発生させる第1圧力室、4はプライマリピストン2の復帰スプリング、5はプライマリピストン2の前方に配置したセカンダリピストン(これもシリンダボディ1に摺動案内される)、6は内部のブレーキ液をセカンダリピストン5で加圧してブレーキ液圧を発生させる第2圧力室、7はセカンダリピストン5の復帰スプリング、8はプライマリピストン2に設けたピストンポート、9はセカンダリピストン5に設けたピストンポート、10はリザーバである。
ピストンポート8、9は、この発明で言う連通孔であり、非作動時にはこれらのポートが開いて第1圧力室3と第2圧力室6をそれぞれリザーバ10に連通させる。このピストンポート8、9は、円周方向に定ピッチで複数個設けられる。
シリンダボディ1の内部には、プライマリピストン2の外周をシールするプライマリカ
ップ11、プライマリピストン2の外周においてシリンダと大気間を遮断するセカンダリ
カップ12、セカンダリピストン5の外周をシールするプライマリカップ13、及びセカ
ンダリピストン5の外周において第1圧力室3とリザーバ10との間を遮断するプレッシ
ャカップ14を配置している。
プライマリカップ11、13、セカンダリカップ12、プレッシャカップ14は、いず
れも、シリンダボディ1に内周溝15を設けてその内周溝15の中に組み込んでいる。プライマリカップ11、13は同一構造であるので、片方のプライマリカップ11のみについて説明を行う。
図2に示すように、プライマリカップ11は、基本形状部が、内周部11a、環状壁部11b、外周部11cからなる。このプライマリカップ11の内周側には、複数の突起11fが内周部11aと環状壁部11bに連なる状態にして設けてあり、その突起11fの前端が内周溝15の前側の壁面に当接する。このプライマリカップ11には、さらに、後端内周にテーパ面11eを設けている。
また、図1に示すように、各プライマリカップ11の背後(図中右側)に、シリンダボディ1と一体の環状壁16を形成してこの壁でプライマリカップ11の背面を支えるようにしている。プライマリカップ13も同様に、環状壁17を背後に設けてその環状壁17で背面を支えるようにしている。
環状壁16は、図2に示すように、後面16aをテーパ面にしている。また、環状壁16は、その内径をプライマリピストン2の外径よりも大きくし、プライマリピストン2との間にブレーキ液の通路になる環状隙間18を設けている。その環状隙間18は、環状壁16の背後に形成した環状通路19につながっている。環状壁17も同様の構造にしており、セカンダリピストン5との間に形成される環状隙間18が環状壁17の背後に形成した環状通路20につながっている。
また、プライマリピストン2及びセカンダリピストン5の外周には、これらのピストンが非作動位置にあるときにプライマリカップ11、13に対応する環状溝21を設けている。この環状溝21は、ピストンの外径面に繋がるテーパ面22で後端側を形成しており、この環状溝21を設置した部分にピストンポート8、9を設けている。ピストンポート8の後端は、図2ではテーパ面22の後端22aと一致する位置にある。ピストンポート9の後端も同様の配置にしている。
プライマリカップ11の後端内周のテーパ面11eの勾配θは、環状溝21の後端のテーパ面22の勾配θよりも大きくするのが好ましい。この場合のθとθの角度差は、使用時のプライマリカップ11の変形量を考慮して変形後のテーパ面11eがテーパ面22に近似するように設定するとよい。プライマリカップ13も同様である。
図3に示すように、ひとつのピストンに複数個設けられるピストンポート8(ピストンポート9の側の説明は省く)のうち大部分のピストンポート8の後端をテーパ面22の後端22aと一致する位置に配置し、残りの一部のピストンポート8の後端をテーパ面22の後端22aよりも後方に配置する構造にしてもよい。ピストンポート8は、一般に10〜14個程度設けられる。そのうちの何個かの設置位置を図3に示すように後方にずらして目的の構造にしてもよいし、図4に示すように、全ピストンポート8の位置を揃え、そのうちの何個かに溝23を付属させて目的の構造にすることもできる。溝23は有底溝が好ましい。
図4の溝23は、ピストンポート8の位置から後方に延びだしており、連通孔の実質的な後端位置をピストンの外径面上に後退させ、第1圧力室3とリザーバ10が連通しているべきときにその連通が遮断されるのを防止する働きをする。なお、溝23は、エンドミルによる加工や放電加工などで形成することができる。底のある深さの浅い溝でよいので、その加工は容易である。
このように構成したこの発明のマスタシリンダは、プライマリピストン2の側とセカンダリピストン5の側の作動状況がほぼ同じになる。従って、以下の説明はプライマリピストン2の側のみについて行う。
プライマリピストン2が原位置に復帰している非作動状態では、そのときの自動ブレーキ制御で要求されるブレーキ液が、リザーバ10からシリンダボディ1に設けた連通路24、25、環状通路19、環状壁16の内側の環状隙間18を通り、さらに、ピストンポート8を通って第1圧力室3に供給される。
また、ブレーキペダルが踏み込まれると、プライマリピストン2が、プライマリカップ11の後部内周のテーパ面11eと環状溝21の後部のテーパ面22との間に形成された流路を絞りながら前進し、テーパ面22の内端がプライマリカップ11の内周後端11dの位置に到達したときにピストンポート8がほぼ閉じられる。この段階では、第1圧力室3は、まだリザーバ10から完全に遮断されていない。この後、プライマリピストン2がさらに前進し、プライマリカップ11の内周後端11dがテーパ面22上を滑ってピストンの外径面に乗り上げ、最終的にピストン外周のテーパ面22の後端22aがプライマリカップ11の内周後端11dの位置に至ったところでピストンポート8のシールが成立して第1圧力室3とリザーバ10の連通が遮断される。すなわち、通常のポートアイドルBに対してピストンがストロークA移動した位置で第1圧力室3からリザーバ10へのブレーキ液の逆流が規制され、これにより、運転者に与える無効ストローク感が軽減され、良好な作動フィーリングが得られる。
実際の作動では、初期にブレーキペダルをやや早く踏み込むと、第1圧力室3に発生した液圧を受けてプライマリカップ11の後部が変形し、その変形によってプライマリカップのテーパ面11eの傾斜が緩やかになる。これによりテーパ面11eがピストンに設けられた環状溝21の後端のテーパ面22に近似し、ピストンポート8の絞りがより効果的に行われる。また、ブースタと組み合わせた場合の振動現象は、急速作動時に特に発生しやすいが、急速作動時にはプライマリカップ11が上述したように変形してピストンポート8を絞る効果が一層大きくなるため、振動の抑制効果もより良い形で発揮される。
次に、プライマリピストン2が前進した位置から急速に戻される急戻し行程では、第1圧力室3が負圧になるため、プライマリカップ11の外周側が前面と背面に受ける圧力の差で変形し、リザーバ10からのブレーキ液がプライマリカップ11の外側を通り、さらに、シリンダボディ1に設けた通路27を通って第1圧力室3に吸い込まれる。
また、マスタシリンダが作動しているときにTRCやESCなどの自動ブレーキ制御が実行されてホイールシリンダにつながる液圧回路から第1圧力室3に高液圧が逆流してきた場合には、その逆流圧を受けてプライマリカップ11のベース部が変形する。その変形は、カップのベース部(テーパ面11eの近傍部)が環状隙間18の内側に食い込むように起こる。このとき、変形したカップがピストンポート8を完全に閉じ、プライマリピストン2が復帰終点まで押し戻されてもピストンポート8が開かなかったとすると、逆流圧が封じ込められてリザーバ10から圧力室3へのブレーキ液の再供給が妨げられる。ピストンポート8の後端を環状溝21の後端よりも後方に配置したものは、プライマリピストン2の復帰終点でカップの変形が大きくなっても、ピストンポート8の後端がプライマリカップ11の変形したベース部の後端より後方に位置することができ、ピストンポート8が開放されてブレーキ液の再供給に支障がでない。
なお、この発明の効果は、シングルピストンのマスタシリンダに適用したときにも発揮される。
この発明のマスタシリンダの実施形態を示す断面図 プライマリカップとピストン外周の環状溝とピストンポートの詳細を示す拡大断面図 (a)一部のピストンポートの後端位置を環状溝の後端よりも後方に配置した例を示す拡大断面図、(b)図3(a)のピストンポートの配置を展開して示す平面図 (a)溝を付加してピストンポートの後端位置を環状溝の後端よりも後方に配置した例を示す拡大断面図、(b)図4(a)のピストンポートの配置を展開して示す平面図
符号の説明
1 シリンダボディ
2 プライマリピストン
3 第1圧力室
4、7 復帰スプリング
5 セカンダリピストン
6 第2圧力室
8、9 ピストンポート
10 リザーバ
11、13 プライマリカップ
11a 内周部
11b 環状壁部
11c 外周部
11d 内周後端
11e テーパ面
11f 突起
12 セカンダリカップ
14 プレッシャカップ
15 内周溝
16、17 環状壁
16a 後面
18 環状隙間
19、20 環状通路
21 環状溝
22 テーパ面
22a 後端
23 溝
24〜26 連通路
27 通路

Claims (4)

  1. シリンダボディに設けた内周溝にカップを収納し、そのカップの内周をピストンが摺動して圧力室のブレーキ液を加圧するマスタシリンダにおいて、
    復帰終点にあるピストンのプライマリカップと対応した位置の外周に、プライマリカップの内周部が入り込む環状溝を設け、かつ、その環状溝の設置部において前記ピストンにリザーバと前記圧力室を連通させる連通孔を設け、さらに、前記プライマリカップの後端内周に、前記環状溝の後端との間に前記連通孔に通じた流路を形成してピストン前進時にその流路を絞るテーパ面を設けたこと特徴とするマスタシリンダ。
  2. 前記環状溝の後端側をピストン外径につながるテーパ面で形成し、前記プライマリカップの後端内周のテーパ面の勾配を前記環状溝の後端のテーパ面の勾配よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載のマスタシリンダ。
  3. 前記連通孔の後端位置を、前記環状溝の後端と同じ位置、または、環状溝の後端よりも後方に配置した請求項1又は2に記載のマスタシリンダ。
  4. 前記連通孔がピストンに円周方向に間隔をあけて複数個設けられており、その複数個の連通孔のうち大部分の連通孔は後端位置を前記環状溝の後端位置と近接して設けられ、残りの少数個の連通孔は、後端位置を前記環状溝の後端位置よりも後方に配置して設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスタシリンダ。
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