JP2005104333A - マスタシリンダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プランジャ型マスタシリンダを用いても制動遅れの心配がないようし、もって小型化に寄与するBBW用マスタシリンダ装置を提供する。
【解決手段】 ホイールシリンダに対してフェイルセーフ弁を介して接続されるタンデム型マスタシリンダ4のシリンダ本体10に、マスタシリンダ4内の液圧室13のブレーキ液を導入して、ブレーキペダルの必要なストロークを確保するストロークシミュレータ5を連結したマスタシリンダ装置において、マスタシリンダ4としてシリンダ本体10のボア14の内面にシールカップ35、37を配置したプランジャ型マスタシリンダを用い、セカンダリピストン12用の第2戻しばね21のばね力をプライマリピストン11用の第2戻しばね20のばね力よりも大きく設定すると共に、セカンダリピストン12の戻り位置を、該セカンダリピストン12に設けた長穴24を挿通するストッパピン25により規制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車のブレーキ系統に係り、特にホイールシリンダへ供給する液圧を電気的に制御するブレーキ液圧制御システム、いわゆるブレーキバイワイヤ(BBW)システムに用いられるマスタシリンダ装置に関する。
BBWシステムに用いられるマスタシリンダ装置は、ホイールシリンダに対してフェイルセーフ弁を介して接続されるマスタシリンダと該マスタシリンダ内のブレーキ液を導入してブレーキペダルの必要なストロークを確保するストロークシミュレータとを備えており、システムの失陥時には、前記フェイルセーフ弁が開かれて、マスタシリンダの発生液圧がホイールシリンダへ供給されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特表2001−526150号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のマスタシリンダ装置によれば、そのマスタシリンダが、リザーバからプライマリ側およびセカンダリ側の液圧室へのブレーキ液補給をセンターバルブにより行う構成となっているため、プライマリピストンおよびセカンダリピストンの軸方向寸法が大きくなり、マスタシリンダ全体が大型化してしまう問題があった。
なお、上記問題に対処するには、シリンダ本体のボア内面側に、シリンダ本体内を摺動するプライマリピストン並びにセカンダリピストンの外周をそれぞれシールするカップシールを配置したプランジャ型のマスタシリンダを用いることが考えられる。BBWシステム用マスタシリンダ装置の場合には、ブレーキペダルの踏込み力を低減するために、セカンダリピストンを付勢する戻しばねをプライマリピストンを付勢する戻しばねよりも大きなばね力を有する構成とすることが多い。この場合には、セカンダリピストンを付勢するばね力が大きいことから、非制動時のセカンダリピストンの戻り位置(後退位置)を特定できず、場合によってはBBWシステム失陥時においてセカンダリピストンが作動する際の無効ストロークが増大して、BBWシステム失陥時に制動遅れが生じる虞れがある。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、プランジャ型マスタシリンダを用いた場合でも、BBWシステム失陥時の制動遅れの心配がないようし、もってマスタシリンダの小型化に寄与するマスタシリンダ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ホイールシリンダに対してフェイルセーフ弁を介して接続されるタンデム型マスタシリンダと、該マスタシリンダ内のプライマリ側液圧室のブレーキ液を導入して、ブレーキペダルの必要なストロークを確保するストロークシミュレータとを備えているマスタシリンダ装置において、前記マスタシリンダは、シリンダ本体のボア内面側に軸方向に離間して形成した複数の周溝内に、前記シリンダ本体内を摺動するプライマリピストン並びにセカンダリピストンの外周をそれぞれシールするカップシールを配置すると共に、プライマリ側液圧室およびセカンダリ側液圧室に前記プライマリピストン、セカンダリピストンのそれぞれを戻し方向へ付勢する戻しばねを配置してなるプランジャ型として構成され、前記シリンダ本体には、前記セカンダリピストンの後退位置を規制する規制手段を設けたことを特徴とする。この場合、前記2つの戻しばねは、前記セカンダリピストンを付勢する戻しばねが前記プライマリピストンを付勢する戻しばねよりも大きなばね力を有するように構成することができる。また、前記規制手段は、シリンダ本体のボアを横断して延ばされたストッパピンからなり、該ストッパピンは、セカンダリピストンに貫設した長穴に挿入されている構成とすることができる。
このように構成したマスタシリンダ装置においては、セカンダリピストンの後退位置を規制する規制手段を設けたので、セカンダリピストンを付勢する戻しばねのばね力をプライマリピストンを付勢する戻しばねのばね力よりも大きく設定しても、セカンダリピストンの後退位置は一定となり、セカンダリピストンの無効ストロークは大幅に低減される。また、プランジャ型マスタシリンダの採用によりマスタシリンダの軸方向寸法が短縮される。
本発明に係るマスタシリンダ装置によれば、規制手段によりセカンダリピストンの後退位置が規制されるため、セカンダリピストンの無効ストロークが低減する。このため、BBWシステム失陥時に制動遅れを来す虞れがなく、装置に対する信頼性が著しく向上する。また、プランジャ型マスタシリンダの採用によりマスタシリンダの軸方向寸法が短縮されるので、車両への搭載性が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1および2は、本発明に係るマスタシリンダ装置の全体構造を示したものである。本マスタシリンダ装置1は、前記したBBWシステムに用いられるもので、ホイールシリンダ(図示略)に対してフェイルセーフ弁2A、2Bを介して接続され、ブレーキペダル3の踏力に応じた液圧を発生するタンデム型マスタシリンダ4と、マスタシリンダ4のシリンダ本体10に外付けされ、マスタシリンダ4内のプライマリピストン11とセカンダリピストン12との間に画成される第1液圧室(プライマリ側液圧室)13のブレーキ液を導入して、ブレーキペダル3の必要なストロークを確保するストロークシミュレータ5とを備えている。本マスタシリンダ装置1はまた、前記マスタシリンダ4内の第1液圧室13とストロークシミュレータ5内とを連通するシミュレータ通路6に配設された開閉手段7と、ブレーキペダル3と連動するマスタシリンダ4内のプライマリピストン11のストローク(ピストンストローク)を検出するストロークセンサ8とを備えている。なお、BBWシステムは、本マスタシリンダ装置1以外に液圧源、液圧制御弁、電子制御ユニット等を含む液圧制御手段を備えており、該液圧制御手段は、通常前記ストロークセンサ8の検出信号に基づいてホイールシリンダ1へ供給する液圧を制御するようになっている。
上記マスタシリンダ4は、プランジャ型として構成されており、そのシリンダ本体10は、図3にも示されるように有底筒状をなしており、そのボア14内には、前記プライマリピストン11と前記セカンダリピストン12とが摺動可能に納められている。プライマリピストン11は、その先端側(ボア14への挿入端側)がカップ形状部11aとなっており、前記第1液圧室13は、このプライマリピストン11のカップ形状部11aとセカンダリピストン12との間に設定されている。また、セカンダリピストン12の先端側もカップ形状部12aとなっており、このカップ形状部12aとシリンダ本体10の内底との間には、第2液圧室(セカンダリ側液圧室)15が設定されている。シリンダ本体10には、第1液圧室13内のブレーキ液を対応するホイールシリンダへ供給する第1吐出ポート16と、第2液圧室15内のブレーキ液を対応するホイールシリンダへ供給する第2吐出ポート17とが設けられている。なお、前記第1、第2吐出ポート16、17は、ここでは、シリンダ本体10のボア14の内面に形成した縦溝18、19内に開口している。
また、プライマリピストン11のカップ形状部11aの底とセカンダリピストン12との間には第1戻しばね20が、セカンダリピストン12のカップ形状部12aの底とシリンダ本体10の内底との間には第2戻しばね21がそれぞれ配設されており、両ピストン11、12はこれら第1、第2戻しばね20、21のばね力で、常時はボア14から抜け出る方向へ付勢されている。ここで、前記2つの戻しばねは、セカンダリピストン12を付勢する第2戻しばね21の方がプライマリピストン11を付勢する第2戻しばね20よりも大きなばね力を有するものとなっている。シリンダ本体10の後端部には、該後端部に螺着した押え部材22を用いて有底筒状のピストンガイド23が連結されており、プライマリピストン11は、このピストンガイド23の底板により抜止めされると共にその後退位置が規制されている。一方、セカンダリピストン12は、その中実部に貫設した軸径方向孔(長穴)24に挿入されたストッパピン(規制手段)25により後退位置が規制されている。ストッパピン25は、図4に示すようにボア14を横断して延ばされ、その基端部がシリンダ本体10の壁に螺着されている。
プライマリピストン11の後端側(ボア14への挿入端側と反対側)には、その軸心上を延びる凹部11bが形成されており、この凹部11b内にはブレーキペダル3から延ばした入力軸26が挿入されている。入力軸26は、その先端の球形部26aを前記凹部11bの奥底に当接させた状態で該凹部11b内に係止されており、プライマリピストン11は、ブレーキペダル3の踏力をこの入力軸26を介して受けることで、ボア14の奥側へ前進するようになっている。
シリンダ本体10のボア14の内面には、プライマリピストン11およびセカンダリピストン12に対向して2つの環状溝27、28が形成されており、各環状溝27、28には、シリンダ本体10の上部に装着したリザーバ29に連通するリザーバポート30、31がそれぞれ開口している。一方、プライマリピストン11のカップ形状部11aおよびセカンダリピストン12のカップ形状部12aには補給孔32、33が設けられている。この補給孔32、33は、プライマリピストン11およびセカンダリピストン12が後退位置にあるとき、前記環状溝27、28内にそれぞれ開口するようになっており、この状態において、リザーバ29から第1液圧室13および第2液圧室15に対するブレーキ液の補給が行われる。
また、シリンダ本体10のボア14の内面には、プライマリ側の環状溝27を間にする配置で一対のカップシール34、35が装着されると共に、セカンダリ側の環状溝28を間にする配置で一対のカップシール36、37が装着されている。プライマリ側の一対のカップシールのうち、ボア14の入口側に位置するカップシール34は、前記第1液圧室13を外部から密封する役割をなしている。また、セカンダリ側の一対のカップシールのうち、ボア14の入口側に位置するカップシール36は、第1液圧室13と第2液圧室15との連通を遮断する役割をなしている。一方、プライマリ側の一対のカップシールのうち、ボア14の奥側に位置するカップシール35は、第1液圧室13から前記リザーバ29に通じる環状溝27への液流通を遮断する役割をなしている。また、セカンダリ側の一対のカップシールのうち、ボア14の奥側のカップシール37は、第2液圧室15から同じくリザーバ29に通じる環状溝28への液流通を遮断する役割をなしている。
上記したプライマリ側の一対のカップシール34、35およびセカンダリ側の一対のカップシール36、37は何れもシリンダ本体10のボア14の内面に形成された環状溝内に配置されているが、特に、ボア奥側のカップシール35、37が配置された環状溝38、39には、ボア14の内面に形成された前記縦溝18、19が開通している。しかして、プライマリ側のカップシール35が配置された環状溝38に開通する縦溝18は、図5に示すように、その底面が環状溝38の底面よりも浅くなっている。すなわち、カップシール35の外周縁部が環状溝38の前壁38aに当接する状態となっており、これにより、該カップシール35の背面側の環状溝27から第1液圧室13への液補給が規制される。これに対し、セカンダリ側のカップシール37が配置された環状溝39に開通する縦溝19は、図6に示すようにその底面が環状溝39の側面と同等かわずか深くなっており、これにより該カップシール37の背面側の環状溝28から第2液圧室15への液補給が許容される。
上記ストロークシミュレータ5は、図1に示されるように小径部40aと、中径部40bと大径部40cとを連接してなる段付のシミュレータ本体40を備えており、前記中径部40bの外周面にはおねじが形成されている。一方、上記マスタシリンダ4のシリンダ本体10には、段付の嵌合穴41を有するボス部42が突設されており、前記嵌合穴41の大口径部分にはめねじが形成されている。ストロークシミュレータ5のシミュレータ本体40は、その中径部40を前記シリンダ本体10の嵌合穴41に螺合させることによりシリンダ本体10に直結(外付け)され、この状態で、シミュレータ本体40の先端側の小径部40aが前記嵌合穴41の小口径部分にシール部材43(図7参照)を介して圧入されるようになっている。
上記したマスタシリンダ4の第1液圧室13とストロークシミュレータ5とを連通するシミュレータ通路6は、シリンダ本体10の前記段付穴41の底に開けられた、後述のポート50および開閉手段7内の通液路51と前記シミュレータ本体40に形成された通液路52とから構成されている(図3、7)。
図1に示されるように、ストロークシミュレータ5のシミュレータ本体40内には有底のボア44が設けられており、このボア44内には、カップシール45を介してピストン46が摺動可能に配設されている。ピストン46の先端(ボア44内への挿入端)とボア44の内底との間は、前記カップシール45により密閉の圧力室Sとして区画されており、この圧力室Sに上記したシミュレータ通路6を構成する通液路52が開口している。一方、シミュレータ本体40の大径部40cは中空構造となっており、この中空内部には、前記ボア44を延長する延長筒部44aが配設されている。この延長筒部44aの延長端には、シミュレータ本体40の蓋板40´に一端が着座する第1ばね47の他端を受けるばね受け48が添設されている。また、前記延長筒部44a内には、前記第1ばね47よりもばね力の小さい第2ばね49が配設されている。この第2ばね49は、前記ばね受け48とピストン46のカップ底との間に介装され、常時はピストン46を上方へ付勢している。このようなストロークシミュレータ5において、圧力室S内の液圧が上昇すると、先ず、ピストン46が第2ばね49のばね力に抗して後退し、ピストン46がばね受け48に当接した後は、第2ばね47のばね力に抗して後退する。
上記開閉手段7は、図7〜10によく示されるように、上記シミュレータ本体40内の通液路52(シミュレータ通路6)を開閉するポペット弁54とマスタシリンダ4内のセカンダリピストン12と連動して前記ポペット弁54を開閉弁させる揺動レバー55とを備えている。これらポペット弁54および揺動レバー55は、ケーシング56に組込まれてユニット化されており、このユニットは、シリンダ本体10のボス部42内の嵌合穴41に対するシミュレータ本体40の組付けに応じて、シリンダ本体10とシミュレータ本体40との間にワッシャ57を介して装着される。前記シミュレータ通路6を構成するシリンダ本体10側の前記ポート50は、図8に示されるようにボア14の軸方向へ長く延びる長円形(非円形)をなしており、前記ケーシング56は、その上端に突設したC字形突起56aを前記長円形のポート50の前側(ボア14の奥側)に寄せて嵌入させることにより回り止めされている。
ここで、上記ポペット弁54は、シミュレータ本体40に設けた凹部60の底面に前記通液路52の開口を囲むように形成された弁座61と、この弁座61に離着座する弁体62と、ケーシング56に一端が係止され前記弁体62を常時は閉弁方向へ付勢する弁ばね63とからなっている。弁体62は、ケーシング56に設けられた貫通孔56b内に摺動可能に嵌挿されており、その下端部には、前記弁座61に密着可能な弾性体64が配置されている。また、弁体62の上端部には、前記揺動レバー55に係合可能なくびれ部62aが形成されている。前記シミュレータ通路6を構成する開閉手段7内の通液路51は、前記ケーシング56内に傾斜状に設けられており、その片側は前記貫通孔56bに対して開放されている。したがって、ポペット弁54が、図7に示すように開弁している状態では、マスタシリンダ4の第1液圧室13内のブレーキ液は、前記シリンダ本体10のポート50、ケーシング56内の通液路51、弁体62の周りの凹部60およびシミュレータ本体40内の通液路52を経てストロークシミュレータ5へ供給される。なお、上記弾性体64は、前記弁座61に密着可能な材質であれば、ゴムや樹脂などの任意の材質のものを用いるおとができる。
一方、揺動レバー55は、図9によく示されるように、前記ケーシング56に形成された軸受部に支承される軸部65と、この軸部65からその半径外方向へ延ばされた、上記弁体62のくびれ部62aに係合可能な爪部66と、軸部65から前記爪部66とほぼ直角をなす方向へ延ばされた柱状部67とを備えている。揺動レバー55は、ケーシング56に支承された状態でその柱状部67の上端部がシリンダ本体10のポート50を挿通してボア14内まで延ばされるようになっている。一方、マスタシリンダ4のセカンダリピストン12の後端部には、環状溝68が形成されており、前記揺動レバー55の柱状部67の先端部はこの環状溝68内に位置決めされている。
上記環状溝68は、セカンダリピストン12が後退位置にあるとき、その前壁69が、長円形ポート50の後側に寄った位置に位置決めされるようになっており、この状態で、揺動レバー55の柱状部67は、前記した前壁69に当接して起立姿勢を維持する(図7)。そして、揺動レバー55の柱状部67が起立姿勢を維持する結果、その爪部66によりポペット弁4の弁体61が持上げられ、図7に示すようにストロークシミュレータ5側の通液路52(シミュレータ通路6)が開かれる。一方、前記状態からセカンダリピストン12が前進すると、弁体61が弁ばね63により閉弁方向へ付勢されていることから、図10に示すように揺動レバー55がその軸部65を中心に揺動し、ストロークシミュレータ5側の通液路52が閉じられる。
上記ストロークセンサ8は、図1および3に示すようにシリンダ本体10の後端のフランジ部10aに取付けたカバー70内に配設されている。ストロークセンサ8は、回転角度検出器(図示略)を内蔵するセンサ本体71と、前記回転角度検出器からセンサ本体71の下方へ延出された回転軸72と、この回転軸72に一端部が固結されたセンサアーム73と、マスタシリンダ4内のプライマリピストン11の後端部に植立され、前記ピストンガイド23に設けられたスリット74を挿通してセンサ本体71側へ延ばされたセンサピン75とを備えている。
図11によく示されるように、上記センサアーム73の他端部には長穴76が設けられており、この長穴76内に上記センサピン75の上端部が挿入されている。センサピン75は、プライマリピストン11と一体に、上記ピストンガイド23に設けられたスリット74に沿って直線移動するようになっており、センサアーム73の長穴76は、前記したセンサピン75の直線移動を保証するに足る十分な長さを有している。また、この長穴76は、センサピン75の円滑な移動を保証するに足る十分なる幅を有している。しかして、センサアーム73は、図示を略す付勢手段により図11に見て反時計方向へ付勢されており、これにより前記長穴76の片側の壁面76aが常にセンサピン75に押し当てられている。すなわち、センサピン75はセンサアーム73の長穴76内で遊ぶことなく直線移動するようになっており、この結果、プライマリピストン11の直線移動量が精確に回転軸72の回転量に変換可能となる。この場合、プライマリピストン11の直線移動量と回転軸72の回転角との関係は、図14に実線にて示すようにほぼ直線関係となり、ストローク全長にわたって安定した検出精度が得られるようになる。
ここで、上記ストロークセンサ8のセンサアーム73は、図11に示した直線状のものに代えて、例えば、図12に示すようにくの字状のセンサアーム73´としても、あるいは図13に示すように湾曲状のセンサアーム73″としてもよい。この場合、センサアーム73´の屈曲方向およびセンサアーム73″の湾曲方向は、回転軸72とセンサピン75とを結ぶ線上から外向きとし、また、センサアーム73″については、その長穴76も湾曲形状とする。くの字状のセンサアーム73´を用いた場合は、図14に点線にて示すように、ストローク終盤の分解能がある程度犠牲になるが、ストローク初期に優れた分解能が得られるようになる。一方、湾曲状のセンサアーム73″を用いた場合は、図14に一点鎖線にて示すように、分解能はセンサアーム73とセンサアーム73´との中間的なものとなるが、回転角とストロークとの関係が直線的になるので、この場合のセンサ出力を用いた場合のデータ処理が簡単となる。
以下、上記のように構成したマスタシリンダ装置1の作用を説明する。なお、本マスタシリンダ装置1は、シリンダ本体10のフランジ部10aのおもて面からストロークセンサ8を納めたカバー70を挿通して延ばしたスタットボルト80を利用して車体に取付けられる。
先ず、BBWシステムが正常に作動している場合について説明する。この場合は、フェイルセーフ弁2A、2Bが閉鎖(閉弁)されており、ブレーキペダル3の踏込みに応じてプライマリピストン11が、図1、3の左方向へ前進し、第1液圧室13内にブレーキペダル3の入力に応じた液圧が発生する。このとき、後退位置にあるセカンダリピストン12との係合で、開閉手段7を構成するポペット弁55は開弁しており(図7)、第1液圧室13内のブレーキ液は、シリンダ本体10のポート50から開閉手段7内の通液路51およびシミュレータ本体50内の通液路52とを通ってストロークシミュレータ5内の圧力室Sへ供給される。なお、第1液圧室13の圧力上昇によりセカンダリピストン12もわずか前進するが、これによってポペット弁55が閉弁することはない。
上記ストロークシミュレータ5の圧力室Sにブレーキ液が導入されると、先ず、ピストン46が、ばね力の小さい第2ばね49のばね力に抗して後退し、これによりブレーキペダル3の適切な初期ストロークが確保される。そして、ピストン46がばね受け48に当接した後は、ばね力の大きい第2ばね47のばね力に抗してピストン46が後退し、これによりブレーキペダル3の必要なストロークが確保される。この場合、ピストン46の後退に応じてブレーキペダル3に対する反力が高まり、いわゆる踏み応えが生じて、ペダルフィーリング性は理想の状態となる。この間、プライマリピストン11の移動量はストロークセンサ8により監視されており、BBWシステム内の電子制御ユニットは、前記ストロークセンサ8からの信号(ピストンストローク)に基いてホイールシリンダへ供給する液圧を制御し、これにより所望の制動力が得られる。
ところで、上記したようにピストンストロークに基いて制動力を制御する場合は、ブレーキペダル3の繰返し踏込みに応じて、プライマリ側のカップシール35の背面側から第1液圧室13へ液補給(背面補給)が繰返されると、ブレーキペダル3にかかる反力が大きくなり、ブレーキ操作に応じた適性な制動力を得ることが困難になる。しかし、本実施形態においては、図5に示したようにこのプライマリ側のカップシール35の外周縁部が環状溝38の前壁38aに当接して背面補給が規制されているので、ブレーキペダル3の繰返し踏込みが行われもても、所望の制動力が安定して得られるようになる。
次に、BBWシステムが失陥した場合について説明する。この場合は、フェイルセーフ弁2A、2Bが切換わってマスタシリンダ4がホイールシリンダへ接続される。そして、ブレーキペダル3の踏込みによりプライマリピストン11が前進し、第1液圧室13内の液圧が上昇すると、この第1液圧室13内のブレーキ液は、第1吐出ポート16からフェイルセーフ弁2Aを通って対応するホールシリンダへ供給される。一方、第1液圧室13内の液圧が上昇すると、セカンダリピストン12も前進し、これにより第2液圧室15内のブレーキ液が、第2吐出ポート17からフェイルセーフ弁2Bを通って対応するホイールシリンダへ供給される。
そして、セカンダリピストン12が前進すると、図10に示したように、開閉手段7の揺動レバー55がその軸部66を中心に揺動し、ポペット弁54の弁体62が弁座61に着座し、シミュレータ本体50内の通液路52(シミュレータ通路6)が遮断される。これによりストロークシミュレータ5へのブレーキ液供給は停止され、この結果、各ホイールシリンダに対して必要なブレーキ液が供給され、マニュアルブレーキとして作動する。このとき、ポペット弁54の弁体62の背面側には、第1液圧室13内の液圧がかかっているので、ポペット弁54は、その先端に弾性体64を有していることもあって、確実にシミュレータ通路6を遮断する。また、このポペット弁54の弁体62は、BBWシステムの正常時には弁座61から離間した中吊り状態で待機しているので、長期間待機しても、その弾性体64が変形しまたは損傷することはなく、システム失陥時には確実にシミュレータ通路6を遮断する。
上記制動状態からブレーキペダル3が解放されると、第2戻しばね21のばね力が第1戻しばね20のばね力よりも大きいことから、先ず、セカンダリピストンピストン12が戻り、第2液圧室15内の液圧が低下する。すると、ホイールシリンダから第2液圧室15へブレーキ液が戻ると共に、カップシール37を通してリザーバ29から第2液圧室15へブレーキ液が補給される。セカンダリピストン12は、ストッパピン25に当接して後退位置が規制され、初期位置に停止する。この段階では、セカンダリピストン12のカップ形状部12aに設けられた補給孔33により第2液圧室15とリザーバ29とが連通し、第2液圧室15内のブレーキ液が調整される。一方、プライマリピストン11は、第1戻しばね20のばね力により、前記セカンダリピストン12よりも遅れて初期位置に戻り、これによりプライマリピストン11のカップ形状部11aに設けられた補給孔32により第1液圧室13とリザーバ29とが連通し、第1液圧室13内のブレーキ液が調整される。なお、このプライマリピストン11側のカップシール35は、前記したように背面補給不能な構造となっているので(図5)、プライマリピストン11の戻り途中におけるブレーキ液補給は行われない。その後、ブレーキペダル3が踏込まれると、再びプライマリピストン11とセカンダリピストン12とが前進するが、両ピストン11、12はピストンガイド23、ストッパピン25により初期位置に正確に戻っているので、次の制動に際して無効ストロークを生じることはなく、したがって、BBW失陥時においても安定した制動が得られるようになる。
本実施形態においては特に、マスタシリンダ4のシリンダ本体10から直接ストロークシミュレータ5へ延ばしたシミュレータ通路6に開閉手段7を配設しているので、セカンダリピストン12の内部に余分な弁要素を設ける必要がなく、これによりセカンダリピストン12の小型化を達成できる。また、前記開閉手段7はポペット弁54を構成要素としているので、損傷の危険のあるシール部材が不要になることに加え、その作動も長期的に安定し、BBWシステム失陥時における信頼性が著しく向上する。しかも、このポペット弁54は、セカンダリピストン12の動きと連動する揺動レバー55により開閉弁されるので、ポペット弁12を駆動するための特別の駆動手段も不要になり、開閉手段7の構造は簡単となる。また、本実施形態においては特に、ストロークセンサ8として、プライマリピストン11の直線運動をセンサピン75とセンサアーム73との係合により回転運動に変換する機構を採用しているので、その構造は簡単かつ小型となり、この面からも装置の小型化に寄与する。
なお、上記した開閉手段7の構造は任意であり、上記実施形態におけるポペット弁54を備えた構成に代えて、チルト弁、スライド弁、スプール弁等を有する構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、セカンダリピストン12を付勢する第2戻しばね21の方がプライマリピストン11を付勢する第1戻しばね20よりも大きなばね力を有するもの、いわゆる非同閉型のマスタシリンダとした。しかしながら、これに限らず、プライマリピストン11を付勢する第1戻しばね20の方がセカンダリピストン12を付勢する第2戻しばね21よりも大きなばね力を有するもの、いわゆる同閉型のマスタシリンダとして構成してもよい。この場合には、ストッパピン25によりセカンダリピストン12の後退位置が規制されるため、制動解除時にセカンダリピストン12が戻りすぎてしまう現象、いわゆるオーバーシュートを防止することが可能になる。
本発明に係るマスタシリンダ装置の全体構造を示す断面図である。 本マスタシリンダ装置の全体構造を示す側面図である。 本マスタシリンダ装置を構成するマスタシリンダの構造を示す断面図である。 本マスタシリンダの一部を拡大して示す断面図である。 プライマリ側のカップシールの組付構造を示す断面図である。 セカンダリ側のカップシールの組付構造を示す断面図である。 本マスタシリンダ装置を構成する開閉手段の構造を示す断面図である。 図7に示した開閉手段をマスタシリンダのボア内から示す平面図である。 図7に示した開閉手段を構成する揺動レバーの形状を示す斜視図である。 図7に示した開閉手段の作動状態を示す断面図である。 本マスタシリンダ装置を構成するストロークセンサの構造を示す模式図である。 本マスタシリンダ装置を構成するストロークセンサの変形構造を示す模式図である。 本マスタシリンダ装置を構成するストロークセンサの、さらに他の変形構造を示す模式図である。 図11〜13に示したストロークセンサにおけるストロークと回転角との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 マスタシリンダ装置
2A、2B フェイルセーフ弁
3 ブレーキベダル
4 マスタシリンダ
5 ストロークシミュレータ
6 シミュレータ通路
7 開閉手段
8 ストロークセンサ
10 シリンダ本体
11 プライマリピストン
12 セカンダリピストン
13 第1液圧室(プライマリ側液圧室)
14 ボア
15 第2液圧室(セカンダリ側液圧室)
20 第1戻しばね(プライマリピストン用)
21 第2戻しばね(セカンダリピストン用)
24 軸径方向孔(長穴)
25 ストッパピン(規制手段)

Claims (3)

  1. ホイールシリンダに対してフェイルセーフ弁を介して接続されるタンデム型マスタシリンダと、該マスタシリンダ内のプライマリ側液圧室のブレーキ液を導入して、ブレーキペダルの必要なストロークを確保するストロークシミュレータとを備えているマスタシリンダ装置において、前記マスタシリンダは、シリンダ本体のボア内面側に軸方向に離間して形成した複数の周溝内に、前記シリンダ本体内を摺動するプライマリピストン並びにセカンダリピストンの外周をそれぞれシールするカップシールを配置すると共に、プライマリ側液圧室およびセカンダリ側液圧室に前記プライマリピストン、セカンダリピストンのそれぞれを戻し方向へ付勢する戻しばねを配置してなるプランジャ型として構成され、前記シリンダ本体には、前記セカンダリピストンの後退位置を規制する規制手段を設けたことを特徴とするマスタシリンダ装置。
  2. 前記2つの戻しばねは、前記セカンダリピストンを付勢する戻しばねが前記プライマリピストンを付勢する戻しばねよりも大きなばね力を有していることを特徴とする請求項1に記載のマスタシリンダ装置。
  3. 前記規制手段が、シリンダ本体のボアを横断して延ばされたストッパピンからなり、該ストッパピンは、セカンダリピストンに貫設した長穴に挿入されていることを特徴とする請求項1または2に記載のマスタシリンダ装置。

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