JP2005095364A - カーテン開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 手動開閉操作時におけるカーテンの操作性を確実に担保することができ、駆動ローラのカーテンレールに対する接離動作の確実性及びその機構の耐久性を向上させる。
【解決手段】 カーテンレールRに沿って装置本体2を走行させることによりカーテンレールRに吊下されているカーテンを開閉させる。装置本体2は、カーテンレールR上を転動する駆動ローラ25と、この駆動ローラ25を回転駆動させるための駆動手段26と、この駆動手段26による駆動力を駆動ローラ25に伝達する駆動伝達機構27とを備える。駆動伝達機構27は、駆動手段26の停止時に駆動ローラ25をカーテンレールRから離間した位置に待機させる一方、駆動手段26の駆動時にこの待機状態の駆動ローラ25を装置本体2に対して進出させてカーテンレールRに圧接させるように構成されている。
【選択図】 図4
【解決手段】 カーテンレールRに沿って装置本体2を走行させることによりカーテンレールRに吊下されているカーテンを開閉させる。装置本体2は、カーテンレールR上を転動する駆動ローラ25と、この駆動ローラ25を回転駆動させるための駆動手段26と、この駆動手段26による駆動力を駆動ローラ25に伝達する駆動伝達機構27とを備える。駆動伝達機構27は、駆動手段26の停止時に駆動ローラ25をカーテンレールRから離間した位置に待機させる一方、駆動手段26の駆動時にこの待機状態の駆動ローラ25を装置本体2に対して進出させてカーテンレールRに圧接させるように構成されている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、カーテンレールに沿って走行することによりカーテンを先導し該カーテンを自動的に開閉させるカーテン開閉装置に関するものである。
従来から、カーテンレールに沿って移動し、一端部がカーテンレールに固定されたカーテンの移動端部を先導して該カーテンを自動的に開閉させるカーテン開閉装置が知られている。
このようなカーテン開閉装置には、例えば特許文献1に示されるように、カーテンが吊下されたカーテンランナー間に配設されカーテンレールに沿って移動可能な取付ランナーと、該取付ランナーに吊下された装置本体と、該装置本体に軸支され上記カーテンレールの下面に圧接される駆動ローラと、ギヤ列を介して該駆動ローラを駆動させる駆動手段とを備えたものがある。このカーテン開閉装置においては、カーテンの移動端部におけるランナー間に上記取付ランナーが配置され、スイッチ等の入力操作に基づいて上記駆動手段が駆動し、これにより駆動ローラが回転駆動し装置本体とともに取付ランナーを移動させ、該取付ランナーがカーテンランナーを押進して該カーテンを自動的に開閉するものとなっている。
また、特許文献2にも、カーテン開閉装置が示されており、この特許文献2には、上記特許文献1に記載のカーテン開閉装置の上記構成に加え、スイッチ等の入力操作に基づいて装置本体をカーテンレールに近接する方向に引き上げ、これによりカーテンレールに対して離間した位置にある駆動ローラをカーテンレールに圧接されるソレノイドを備えたものが開示されている。
特開平11−113733号公報
実用新案登録3029549号公報
ところで、このようなカーテン開閉装置が取り付けられたカーテンを手動で開閉させる場合もあり、このような場合にでもカーテンを円滑に操作可能なことが望まれる。
上記特許文献1に開示のカーテン開閉装置は、上記ギヤ列に太陽ギヤとこの太陽ギヤとその回転方向に応じて択一的に噛合(係合)する遊星ギヤとを含めることにより、装置本体の移動中に移動方向にカーテンを手動で強制的に操作しても太陽ギヤと遊星ギヤとの噛合が解除され、駆動手段やギヤ列等に生じる過負荷の発生を防止し、これらの損傷を防止するものとなされているものの、駆動手段の停止時に手動でカーテンを開閉させる場合に駆動ローラがカーテンレールに圧接されているために開閉操作について操作抵抗を生じ、手動時におけるカーテンの操作性を十分に満足することができないものであった。
すなわち、上記特許文献1に開示のカーテン開閉装置は、駆動ローラが常時カーテンレールに圧接されているために、カーテンの開操作に伴って駆動ローラをも回転させることとなり、この駆動ローラの回転抵抗が開操作時の抵抗となって手動開閉操作時のカーテンの操作性を十分に満足させることができなかった。しかも、駆動手段の停止時に、例えば閉状態にあるカーテンを手動で開操作する場合に、太陽ギヤと閉動作時に噛合していた遊星ギヤとがカーテンの開操作に伴って相互に噛み合う方向に駆動ローラが強制的に回転し、これによって開操作時にギヤ列や駆動手段としてのモータの出力軸をも回転させることがあり、この回転抵抗が手動開閉時のカーテンの円滑な操作を阻害する虞があった。
一方、上記特許文献2に開示のカーテン開閉装置は、駆動手段の停止時に、装置本体がカーテンレールから離間して位置し、これに伴って駆動ローラがカーテンレールから離間して位置するため、上記特許文献1に開示の装置のように駆動ローラが手動開閉操作時の抵抗となることがなく、上記カーテンの操作性を担保することができるものの、ソレノイドにより装置本体の全体をカーテンレールに対して接離させるものであるので、このソレノイド等からなる接離機構、ひいては装置全体が比較的大きくなり、この比較的大きな装置が接離動作時にカーテンに引っ掛かる等して接離動作の確実性の点で不満が残るばかりか、耐久性にも劣るものであった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、手動開閉操作時におけるカーテンの操作性を確実に担保することができ、駆動ローラのカーテンレールに対する接離動作の確実性及びその機構の耐久性を向上させることができるカーテン開閉装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、カーテンレールに沿って装置本体を走行させることにより該カーテンレールに吊下されているカーテンを開閉させるカーテン開閉装置において、上記装置本体は、上記カーテンレール上を転動する駆動ローラと、この駆動ローラを回転駆動させるための駆動手段と、この駆動手段による駆動力を上記駆動ローラに伝達する駆動伝達機構とを備え、上記駆動伝達機構は、上記駆動手段の停止時に上記駆動ローラを上記カーテンレールから離間した位置に待機させる一方、上記駆動手段の駆動時にこの待機状態の駆動ローラを上記装置本体に対して進出させて上記カーテンレールに圧接させるように構成されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のカーテン開閉装置において、上記駆動ローラは、上記カーテンレールに接離する方向へスライド自在に装置本体に軸支され、上記駆動伝達機構は、上記装置本体に軸支され、上記駆動手段により正逆回転駆動される太陽ギヤと、この太陽ギヤの回転軸を中心に所定範囲内で揺動自在に設けられた揺動アームと、この揺動アームに軸支され、上記太陽ギヤに噛合することにより太陽ギヤの回転に伴って自転しながら該太陽ギヤ周りを公転する一対の遊星ギヤとを備え、上記駆動ローラは、駆動手段の停止時にカーテンレールから離間した最下端位置にあり、上記駆動手段の駆動に伴って一対の遊星ギヤのいずれか一方に係合することにより、回転駆動力が付与されるとともにカーテンレールに近接する方向に進出されるものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のカーテン開閉装置において、上記駆動ローラは、上記カーテンレールに接離する方向へスライド自在に装置本体に軸支され、上記駆動伝達機構は、上記装置本体に軸支され、上記駆動手段により正逆回転駆動される太陽ギヤと、この太陽ギヤの回転軸を中心に所定範囲内で揺動自在に設けられた揺動アームと、上記駆動手段の駆動に応じて上記揺動アームを揺動させる揺動手段と、上記揺動アームに軸支され、上記太陽ギヤに噛合し、太陽ギヤの回転に伴って自転するとともに上記揺動手段による揺動アームの揺動に伴って上記太陽ギヤ周りを公転する遊星ギヤとを備え、上記駆動ローラは、駆動手段の停止時にカーテンレールから離間した最下端位置にあり、上記揺動アームの揺動に伴って公転する上記遊星ギヤに係合することにより、回転駆動力が付与されるとともにカーテンレールに近接方向に進出されるものである。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカーテン開閉装置において、下方に開口するガイド溝を有する上記カーテンレールに沿って移動可能なランナーが、該ランナーに上記装置本体を取り付ける取付アームと一体的に設けられた一体型ランナーとして構成されるとともに、上記ガイド溝を通してカーテンレールに着脱自在に取り付けられるものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のカーテン開閉装置において、上記一体型ランナーは、一軸回りに回転可能に装置本体に支持されるとともに、該回転により上記ガイド溝の縁部にスライド可能に係合される取付姿勢と上記ガイド溝に対して挿通可能な脱着姿勢とに切換可能に構成されるものである。
請求項6に係る発明は、請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載のカーテン開閉装置において、上記遊星ギヤは、駆動力伝達ローラを有し、該駆動力伝達ローラが上記駆動ローラの外周面に係合することにより回転駆動力が付与されるものである。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のカーテン開閉装置において、上記カーテンレールに沿って移動可能なランナーに上記装置本体を取り付ける取付アームが伸縮自在に構成され、この取付アームは該取付アームを収縮方向に付勢する付勢手段を備えるとともに上記駆動ローラが上記カーテンレールに圧接されている状態で上記付勢手段に抗して伸張されるように設定されているものである。
上記請求項1に係る発明によれば、カーテンレールに沿って走行する装置本体は、駆動ローラと、駆動手段と、駆動手段による駆動力を駆動ローラに伝達する駆動伝達機構とを備え、上記駆動伝達機構は、上記駆動手段の停止時に駆動ローラをカーテンレールから離間した位置に待機させるように構成されているので、駆動手段の停止時は駆動ローラがカーテンレールから離間して位置し、これによりカーテンの手動開閉操作時に駆動ローラが抵抗となることもなく、従って手動開閉操作時におけるカーテンの円滑な操作性を担保することができる。
また、上記駆動伝達機構は、駆動手段の駆動時に上記待機状態の駆動ローラを装置本体に対して進出させてカーテンレールに圧接させるように構成されているので、駆動伝達機構を有効に利用して駆動ローラを進出させることができ、しかも駆動ローラは装置本体に比べて小さいので、装置本体の全体をカーテンレールに対する近接方向へ移動させる従来のカーテン開閉装置に比べて比較的コンパクトに形成することができる。従って、駆動ローラをカーテンレールに接離させるにあたって、その動作の確実性を向上させることができ、さらにその機構の耐久性をも向上させることができる。
請求項2に係る発明においては、駆動手段が駆動すると、太陽ギヤが正逆いずれか一方向に回転し、この回転に伴って一対の遊星ギヤが自転しながら太陽ギヤ周りを公転する。そして、上記一対の遊星ギヤのうち太陽ギヤの回転方向に応じて予め定められた遊星ギヤが上記駆動ローラに係合し、この係合に伴って駆動ローラが遊星ギヤによって駆動力を付与されながらカーテンレールに対して近接する方向にスライドし、これにより駆動ローラが装置本体に対して進出してカーテンレールに圧接される。すなわち、この発明によれば、簡単な構成で確実に駆動ローラを装置本体に対して進出させることができ、その動作をより確実に行わせることができる。
請求項3に係る発明においては、駆動手段が駆動すると、太陽ギヤが正逆いずれか一方向に回転するとともに、揺動アームが揺動手段によって回動し、この太陽ギヤの回転及び揺動アームの回動に伴って遊星ギヤが自転しながら太陽ギヤ周りを公転する。そして、上記遊星ギヤが上記駆動ローラに係合し、この係合に伴って駆動ローラが遊星ギヤによって駆動力を付与されながらカーテンレールに対して近接する方向にスライドし、これにより駆動ローラが装置本体に対して進出してカーテンレールに圧接される。すなわち、この発明によれば、駆動伝達機構に揺動アームを揺動させる揺動手段を備えるので、遊星ギヤがより確実に太陽ギヤ周りを公転し、このため確実に駆動ローラを装置本体に対して進退させることができる。
請求項4に係る発明においては、ランナーが取付アームを介して装置本体と一体的に設けられているので、カーテンレールに予備のカーテンランナーがない場合でも装置本体をカーテンレールに吊下させることができ、その取り扱いの利便性が向上する。しかもこの取り付けにあたってガイド溝を通してカーテンレールに着脱されるので、取り付けにあたってカーテンレールの端部に設けられたキャップ等を取り外す必要がなく、容易に装置本体をカーテンレールに対して着脱することができる。
請求項5に係る発明においては、上記ランナーは、一軸周りに回転可能で、かつ回転によりガイド溝の縁部にスライド可能に係合される取付姿勢とガイド溝に対して挿通可能な脱着姿勢とに切換可能に構成されるので、簡単な構成で装置本体をカーテンレールに着脱することができる。
請求項6に係る発明によれば、上記遊星ギヤは、駆動力伝達ローラを有し、該駆動力伝達ローラが上記駆動ローラの外周面に係合することにより回転駆動力が付与されるので、駆動ローラについて遊星ギヤからの駆動力を伝達させるためのギヤを設ける必要がなく、駆動ローラの外周面を有効に利用することができ、装置をよりコンパクトに形成することができる。
請求項7に係る発明によれば、取付アームに備えられた付勢手段によりカーテンレールにより確実に駆動ローラを圧接することができるとともに、駆動手段を停止させた場合にカーテンレールからの反発力を利用して駆動ローラを装置本体側に退入させることができ、より簡単に装置を構成することができる。
本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態では、カーテン開閉装置をカーテンレールに吊下されたドレープカーテンに適用する場合について説明するが、本発明のカーテン開閉装置は、ドレープカーテンだけでなく、例えばカーテンレールに吊下されるレースカーテンやアコーディオンカーテン、縦型のブラインド等の幕状シートやボード等、軌道に沿って開閉されるものに広く適用可能である。
〔1〕第1実施形態
図1は、本発明に係るカーテン開閉装置の一実施形態を示す全体概略図である。なお、ここでは、図1におけるカーテンCの開閉方向を左右方向、奥行き方向を前後方向として説明するが、この方向はあくまで説明の便宜のために用いている。
図1は、本発明に係るカーテン開閉装置の一実施形態を示す全体概略図である。なお、ここでは、図1におけるカーテンCの開閉方向を左右方向、奥行き方向を前後方向として説明するが、この方向はあくまで説明の便宜のために用いている。
このカーテン開閉装置1は、窓の上縁部に配設されたカーテンレールRにカーテンランナーR1を介して吊下されたカーテンCを該カーテンレールRのガイド溝に沿って自動的に左右方向に開閉するものであり、カーテンレールRにランナー10を介して吊下された装置本体2と、この装置本体2に対して動作信号を送信する送信機4とを備える。
なお、カーテンレールRは、下方に開放した断面視略C字状で長尺の軌道部材であり、この軌道であるガイド溝に沿って移動可能な複数個のカーテンランナーR1と、その長手方向の少なくとも一端部に固設された係止部R2とを備え、カーテンCの一端部を係止部R2に掛止するとともにカーテンCの上縁が複数個のカーテンランナーR1に掛止され、カーテンCを吊下するものとなされている。そして、このカーテンランナーR1に掛止されたカーテンCの他端部(移動端部)を操作することによりカーテンCが開閉される。
また、本第1実施形態では、装置本体2を吊下するランナー10としてカーテンレールRに予め備えられたカーテンランナーを利用しているが、このカーテンレールRに備えられたカーテンランナーとは別個に装置本体2に取り付けられたランナー等を用いるものであってもよい。
図2は装置本体を一部切り欠いた状態で示す平面図である。図3は装置本体を示す側面図である。図4及び図5は、図2におけるIV−IV線及びV−V線断面図である。
装置本体2は、上記カーテンレールRに沿ってランナー10とともに走行移動するものであり、この走行移動に伴ってランナー10がカーテンランナーR1を押進してカーテンCを自動的に開閉するものである。この装置本体2は、直方体状のケース20と、このケース20内に配設された駆動機構21と、上記ケース20をランナー10に取り付けるための取付アーム22と、この駆動手段26等の電源23とを備える。
駆動機構21は、上記ケース20内の上部に周縁部の一部がその上面から突出された状態で配設された駆動ローラ25と、ケース20内の下部に配設された駆動手段26と、ケース20内における上記駆動ローラ25と駆動手段26との間に介在する駆動伝達機構27とを備える。
駆動ローラ25は、上記カーテンレールRの下面に圧接され、該カーテンレールRの下面上を転動することにより装置本体2をランナー10とともに走行移動させるものであり、駆動伝達機構27によってカーテンレールRに対して接離する方向に昇降可能に構成されている。
具体的には、駆動ローラ25は、ケース20に回転自在に支持された駆動回転軸250と、この駆動回転軸250の軸線方向に沿って配置された1個ないし複数個(本第1実施形態では2個)の駆動ホイール251と、この駆動ホイール251の周囲に緊密状態に嵌め込まれた弾性ローラ252とを備える。上記駆動回転軸250は、その両端部が段状に縮径され、小径部250aがケース20の前後側壁200の上部に貫通形成された、上下方向に細長い孔としてのスライドガイド部201に嵌挿されてカーテンレールRに対する接離方向、すなわち上下方向に昇降(スライド)し得るものとなされている。なお、本第1実施形態では、スライドガイド部201はケース20の前後側壁200を厚み方向に貫通した孔状に形成されているが、このように貫通形成せずに例えばケース20の側壁200の内面に凹陥状に形成されたものであってもよい。
この駆動ローラ25の昇降(スライド)範囲は、装置本体2が取付アーム22によりランナー10を介してカーテンレールRに吊下された状態で、スライド一端位置(最上端位置)で該カーテンレールRに駆動ローラ25が圧接された状態にあり、スライド他端位置(最下端位置)で上記カーテンレールRに対して駆動ローラ25が離間された状態にあるように適宜設定することができる。
駆動手段26は、上記駆動ローラ25を回転及び昇降駆動させるためのものであり、本第1実施形態では、回転駆動する出力軸260を有するDCモータから構成されている。この駆動手段26は、出力軸260の軸方向が前後方向となるようにケース20の下部に取り付けられ、その下方に設けられた電源23である乾電池により電気が供給されて駆動する。この駆動手段26は、その出力軸260が正逆回転可能に構成され、後述する本体制御部24からの入力により適宜切り換えられるものとなされている。なお、言うまでもないが、上記駆動手段26としてDCモータに換えてステッピングモータ等を採用してもよい。
駆動伝達機構27は、上記駆動手段26の回転駆動力を上記駆動ローラ25にその回転駆動力及び昇降駆動力として伝達するものである。
具体的には、上記駆動伝達機構27は、上記駆動手段26の出力軸260に緊密状態に嵌合され該出力軸260と一体回転するピニオンギヤ270と、このピニオンギヤ270に噛合し上記ケース20の前後側壁に回転自在に支持される太陽ギヤ271と、この太陽ギヤ271の回転軸271cを中心に所定範囲内で揺動自在に設けられた揺動アーム272と、この揺動アーム272に軸支され、上記太陽ギヤ271に噛合することにより太陽ギヤ271の回転に伴って自転しながら該太陽ギヤ271回りを公転する一対の遊星ギヤ273とを備える。
上記太陽ギヤ271は、ケース20内部の前部寄りに配設され、図4に示すように、その回転軸271cが上記駆動ローラ25の駆動回転軸250を通る垂線上に配置されている。この太陽ギヤ271は、上記ピニオンギヤ270に噛合する大径ギヤ271aと上記遊星ギヤ273と噛合する小径ギヤ271bとを有する平歯状の二重ギヤ(段付ギヤ)として構成され、上記駆動手段26による回転力及び回転数等を変更して遊星ギヤ273に伝達するものとなされている。そして、上記出力軸260の回転方向に応じて太陽ギヤ271の回転方向も変更され、上記回転軸271cを中心に正逆回転するものとなされている。
揺動アーム272は、ケース20内部の後部寄りに配設された凸型形状の板状体であり、図4に示すように略左右対称に形成されている。この揺動アーム272は、上記太陽ギヤ271の回転軸271cを中心に所定範囲内で、該太陽ギヤ271とは独立に揺動し得るものとなされる、一方、その中央部に設けられた移動規制孔272aの内側にケース20の後側壁200から内方に突設されたストッパーピン202が当接することによりその揺動が規制される。
この揺動アーム272には上記一対の遊星ギヤ273が該揺動アーム272の左右対称位置に回転自在に軸支され、これにより遊星ギヤ273が上記太陽ギヤ271との軸間距離を一定に保った状態で自転しながら上記太陽ギヤ271周りを公転するものとなされている。また、本第1実施形態では、上記遊星ギヤ273の自転に対する回転抵抗を付与して該遊星ギヤ273の上記公転動作を確実に実行させるべく、揺動アーム272に上記遊星ギヤ273の周面に圧接される摩擦回転抵抗部としての板バネ275が設けられている。摩擦回転抵抗部としての板バネ275は上記遊星ギヤ273の後述する小径の遊星駆動伝達ローラ273bに圧接されているが、回転摩擦抵抗部の具体的構成はこれに限定されるものではなく、遊星ギヤ273の自転に対して抵抗を付与することができれるものであればその具体的構成は問わない。従って、例えば板バネ275が遊星ギヤ273の後述する遊星大径ギヤ273aに圧接されているものであってもよい。
ここで、上記遊星ギヤ273は、上記したように太陽ギヤ271により回転駆動され、自転しながら該太陽ギヤ271周りを公転するものであり、上記太陽ギヤ271の小径ギヤ271bに噛合する遊星大径ギヤ273aと、上記駆動ローラ25の外周面に係合する遊星駆動伝達ローラ273bとを有する変則二重ギヤとして構成されている。なお、ここで変則二重ギヤとは、二重ギヤのうちの少なくとも一方のギヤがローラに置き換えられたものをいい、このローラによる駆動力の伝達がギヤの噛合でなく、摩擦係合により行われるものをいう。
また、上記遊星駆動伝達ローラ273bは、上記遊星大径ギヤ273aの前後両面側に突設されるとともに、少なくとも周面部が一定の弾性を有する部材により構成され、上記駆動ローラ25の各弾性ローラ252の外周面に圧接されることにより該駆動ローラ25に摩擦係合されて回転駆動力が伝達される。
一方、取付アーム22は、ケース20の左右両端部に上方に突出して設けられ、その先端フック部22aがランナー10の係止孔10aに係止されて該ランナー10に装置本体2を吊下するものである。この取付アーム22は、先端部にフック部22aを有し、上下方向にスライド可能に構成されたアーム部220と、このアーム部220のスライド方向をガイドするガイド部材221と、アーム部220を下方に付勢する付勢部材222とを備え、アーム部220が付勢部材222の付勢力に抗して上方にスライドすることにより伸縮自在に構成されている。
具体的には、左右一対のアーム部220は、その先端部をケース20の上面から突出させる態様でケース20内に収納され、折り起こされた中間部223に付勢部材222の一端(下端)が係止されている。そして、アーム部220の下端部にはケース20の左右側壁を貫通してケース20の外方に突出するスライド操作用の摘み部224が設けられ、この摘み部224を上方にスライドさせることによりアーム部220を付勢部材222に抗して上方にスライドさせ、取付アーム22を伸張し得るものとなされている。
上記ガイド部材221は、幅方向両端部が折り起こされて断面視コ字状の溝部を形成し、この溝部の開口部をケース20の内壁面に向けた状態で該ケース20に取着されている。そして、このガイド部材221の溝部とケース20の内側壁面との間にアーム部220が挿嵌されて該アーム部220のスライド方向を案内する。このガイド部材221には、その下端部が折り起こされて上記付勢部材222の他端部が係止され、該付勢部材222の一端部がアーム部220に係止されていることと相俟って、アーム部220が下方に付勢されている。この付勢部材222は、本第1実施形態ではつる巻きバネとして構成されているが、その具体的構成は特に限定するものではない。このように、アーム部220がスライド自在に構成されることにより、上記したようにこの取付アーム22が伸縮自在に構成され、付勢部材222により取付アーム22が収縮する方向に付勢されているので、装置本体2のランナー10に対する取り付けが容易となり、しかも上記付勢部材222により取付寸法のばらつきを吸収することができ、上記装置本体2の走行性能を向上させることができる。
送信機4は、図1に示すように、略直方体の形状を呈し、装置本体2の動作や設定を入力する入力部40と、この入力部40からの入力に基づく動作信号を装置本体2に送信する送信部41とを備える、いわゆるリモコンである。本第1実施形態では、送信機4として赤外線を利用した赤外線リモコンが採用されている。
次に、上記構成のカーテン開閉装置1の制御について説明する。図6は、カーテン開閉装置のブロック図である。
送信機4には送信制御部42が設けられ、この送信制御部42には上記入力部40や送信部41が接続されている。そして、この送信制御部42が、上記入力部40からの入力に基づく動作信号を上記送信部41を介して装置本体2に送信する。この動作信号には、例えばカーテンCの開動作信号、閉動作信号や停止信号のほか、入力部40に装置本体2の設定条件を入力する設定入力部が含まれる場合には装置本体2に対する設定信号等が含まれる。
なお、図6に点線で示すように、送信制御部42にタイマ43を接続させることもでき、この場合にタイマ43及び送信制御部42により所定時間経過後に、或いは所定時刻に上記各種動作信号を送信部41から送信するように構成することもできる。
一方、装置本体2には本体制御部24が設けられ、この本体制御部24には受信部28、駆動機構21、過負荷検知センサ29、タイマ30、光センサ31、本体入力部32等が接続されている。この本体制御部24は、装置本体2の動作を制御するものであり、また本第1実施形態では駆動手段26の出力軸260を停止させる場合に、該出力軸260を短時間逆転させて揺動アーム272を初期状態の位置に復帰させるように設定されている。なお、本第1実施形態では、本体入力部32からの入力に基づいて本体制御部24による動作制御の設定等を変更し得るものとなされている。
受信部28は、送信機4から送信された上記装置本体2に対する動作信号を受信するものであり、装置本体2の下部前面に突設されている。この受信部28が受信した動作信号に基づき、本体制御部24が駆動機構21、特に駆動手段26の出力軸260を所定方向に駆動させ或いは停止させる。過負荷検知センサ29は例えば駆動手段26が駆動しているにも拘わらず装置本体2の移動が規制された場合に駆動機構21、特に駆動手段26に過負荷が作用するが、このように駆動機構21に所定値以上の負荷が作用した場合に信号を出力するものであり、本体制御部24はこの過負荷検知センサ29からの信号を受けて駆動状態の駆動手段26を停止させるように制御する。また、本体制御部24は、本体入力部32からの入力に応じて、タイマ30からの信号に基づいて所定時間経過後に、或いは所定時刻に駆動機構21を駆動、停止させることが可能であるとともに、窓の外等の所定方向における光量を光センサ31により検出して光量に応じて駆動機構21を駆動、停止させることも可能である。これらの本体入力部32、タイマ30や光センサ31は、その機能に応じて適宜省略することができる。
次に、上記構成のカーテン開閉装置1の作用について説明する。
まず、装置本体2をカーテンレールRに吊下する。具体的には、ケース20の左右側壁に突出する摘み部224を上方に押し上げてアーム部220を上方に進出させる。そして、左右一対のアーム部220のフック部22aを隣接するランナー10の係止孔10aにそれぞれ係止して装置本体2をランナー10に吊下する。
次に、送信機4の入力部40から動作入力があった場合に、送信制御部42は送信部41を介して装置本体2に動作信号を送信する。
装置本体2では、受信部28を介して本体制御部24に送信機4からの動作信号が入力され、この動作信号に基づき本体制御部24が駆動手段26の出力軸260を所定方向に回転させる。
駆動手段26の出力軸260が所定方向に回転すると、この出力軸260に取り付けられたピニオンギヤ270も一体回転し、これにより上記太陽ギヤ271が回転する。そして、上記太陽ギヤ271の回転に伴って遊星ギヤ273が自転するとともに太陽ギヤ271周りを公転し、上記遊星ギヤ273の自転により上記駆動ローラ25が駆動回転軸250を中心に回転するとともに、上記遊星ギヤ273の公転により上記一対の遊星ギヤ273のうちいずれか一方の遊星ギヤ273が上方にせり上がり、これにより駆動ローラ25を上方に押し上げる。
ここで、上記装置本体2の駆動機構21の作用についてさらに詳しく説明すると、駆動手段26が停止している初期状態で、上記揺動アーム272は、自重により最下端位置(待機位置)にある上記駆動ローラ25が一対の遊星ギヤ273の間に位置して、これらの遊星ギヤ273が駆動ローラ25の駆動回転軸250と太陽ギヤ271の回転軸271cとを結ぶ直線に対して左右対称位置に配置された状態にある(図7参照)。そして、この初期状態において上記駆動手段26を所定方向に回転させると、太陽ギヤ271が回転し、これに伴って遊星ギヤ273が自転しながら太陽ギヤ271周りを公転する。例えば、図4において、時計方向に駆動手段26の出力軸260を回転させると、太陽ギヤ271が反時計方向に沿って回転し、この回転に伴って一対の遊星ギヤ273が時計方向に自転しながら太陽ギヤ271周りを時計方向に公転する(図8参照)。
また、この遊星ギヤ273の公転に伴って、一対の遊星ギヤ273のうちいずれか一方(上記図4の例では左側に位置する遊星ギヤ273)が駆動ローラ25に係合されて該駆動ローラ25に回転駆動力が付与されるとともに、上記一方の遊星ギヤ273が太陽ギヤ271に沿って上方にせり上がり上記駆動ローラ25をスライドガイド部201に沿って上方に押し上げる。この駆動ローラ25の押し上げに伴い、駆動ローラ25が装置本体2のケース20に対して進出され、カーテンレールRの下面に圧接される(図9参照)。この駆動ローラ25の圧接に伴って上記取付アーム22も伸張し、これに伴って付勢部材222による付勢力が上昇する。
一方、上記揺動アーム272も遊星ギヤ273の公転に伴って時計方向に揺動する。そして、ケース20に突設されたストッパーピン202が揺動アーム272の移動規制孔272aの一端縁に当接すると、揺動アーム272の揺動動作が規制され、遊星ギヤ273は公転を停止して自転のみすることになる。ここで、この揺動アーム272は、初期状態の位置に付勢等されているものではないので、例えば初期状態の位置に付勢する付勢力が強すぎて揺動アーム272が円滑に揺動しないといった事態を回避することができ、揺動アーム272を確実かつ適正に動作させることができる。
上記駆動ローラ25は自転する遊星ギヤ273により回転駆動しているので、上記カーテンレールRの下面上を転動し、これにより取付アーム22が取り付けられているランナー10とともに装置本体2がカーテンレールRに沿って走行移動する。そして、取付アーム22が取り付けられているランナー10がこのランナー10の進行方向に位置するカーテンランナーR1に突き当たると、ランナー10がこのカーテンランナーR1を押進して上記カーテンCが閉操作されることになる。
そして、カーテンCの移動端部がカーテンレールRの他端部に至ると、装置本体2により押進されているカーテンランナーR1の移動が規制され、これに伴って装置本体2の走行移動も規制される。このとき、駆動手段26に過負荷が作用し、これを過負荷検知センサ29が検知して本体制御部24により駆動手段26の出力軸260を僅かな時間逆転させた後停止させる。この出力軸260の逆回転により揺動アーム272が初期状態の位置、すなわち一対の遊星ギヤ273が垂線に対して左右対称位置に位置する。なお、この揺動アーム272を初期状態の位置に復帰させるにあたって位置決めセンサを設け、この位置決めセンサの信号に基づいて出力軸260を短時間逆転させるように設定してもよい。
揺動アーム272が初期状態の位置に復帰されると、駆動ローラ25は自重および取付アーム22の付勢部材222による付勢力により最上端位置から最下端位置に降下し、これにより駆動ローラ25がカーテンレールRから離間される。そして、駆動ローラ25は次の操作があるまで最下端位置で待機状態となる。従って、手動でカーテンCを開閉操作する場合でも、従来のカーテン開閉装置のように、駆動ローラの回転抵抗が操作抵抗となることもなく、カーテンCを円滑に開閉操作することができる。
なお、送信機4に設けられた停止ボタンを操作して装置本体2を停止させる場合、或いはカーテンCが引っ掛かる等して装置本体2の移動が規制された場合も、上記装置本体2がカーテンレールRの他端部に突き当たって停止する場合と同様に、出力軸260が短時間逆転されて揺動アーム272が初期状態の位置に復帰される。
また、上記作用の例ではカーテンCを閉操作する場合について説明したが、カーテンCを開操作する場合も太陽ギヤ271等の回転方向が逆となる点を除き、同様に動作する。
このように上記第1実施形態に係るカーテン開閉装置1によれば、駆動手段26の停止時には、駆動ローラ25がカーテンレールRから離間された待機状態にあるので、上記したようにカーテンCの手動開閉操作時に駆動ローラ25の回転抵抗が操作抵抗となることもなく、カーテンCの円滑な操作性を担保することができる。
しかも、駆動手段26の駆動力を駆動ローラ25に伝達する駆動伝達機構27を利用して、該駆動ローラ25を装置本体2に対して進退させて該駆動ローラ25をカーテンレールRに対して接離させるように構成されているので、カーテンレールRに対して接離させる対象を従来のカーテン装置と比べ小さいものに変更して駆動ローラ25のカーテンレールRに対する接離動作の確実性及び耐久性を向上させることができるとともに、従来のカーテン開閉装置に比べて装置の小型化を図ることができる。
また、駆動ローラ25をカーテンレールRに接離させるにあたって、駆動伝達機構27を利用するとともに、駆動ローラ25の自重により最下端位置で待機させるように構成されているので、比較的簡単な構成でカーテン開閉装置1を構成することができる。
〔2〕第2実施形態
図10及び図11は、本発明に係るカーテン開閉装置の他の実施形態における装置本体を示す、図4に相当する縦断面図である。
図10及び図11は、本発明に係るカーテン開閉装置の他の実施形態における装置本体を示す、図4に相当する縦断面図である。
この第2実施形態は、ランナー10が装置本体2の取付アーム22に固設されている点、及び駆動伝達機構27の具体的構成において、上記第1実施形態と大きく異なる。以下、この点を重点的に説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同一ないし略同一の構成は図面において同符号で表してその説明を省略する。
本第2実施形態におけるランナー100は、取付アーム122のアーム部220に固設され、該取付アーム122に一体的に設けられている。この取付アーム122も上記第1実施形態と同様に伸縮自在に構成され、図示しない付勢部材により収縮方向に付勢されている。このランナー100は、カーテンレールRの一端部に設けられカーテンランナーR1の抜け留め用キャップ(図示せず)を取り外し、この端部からランナー100を差し込むことによりカーテンレールRにランナー10及び装置本体2を装着する。
一方、駆動伝達機構127は、駆動手段26の出力軸260に緊密状態に嵌合され該出力軸260と一体回転するピニオンギヤ270と、このピニオンギヤ270に噛合し上記ケース20の前後側壁200に回転自在に支持される太陽ギヤ271と、この太陽ギヤ271の回転軸271cを中心に所定範囲内で揺動自在に設けられた揺動アーム128と、この揺動アーム128を所定方向に付勢する付勢手段129と、上記駆動手段26の駆動に応じて上記付勢手段129の付勢力に抗して揺動アーム128を付勢方向と逆方向に揺動させるソレノイド130と、上記揺動アーム128に軸支され、上記太陽ギヤ271に噛合することにより太陽ギヤ271の回転に伴って自転しつつ、上記揺動アーム128の揺動に伴って上記太陽ギヤ271回りを公転する単一の遊星ギヤ131とを備える。上記揺動アーム128と付勢手段129とが本願請求項にいう揺動手段に相当する。
揺動アーム128は、略三角形の板状体であり、ケース20の後部寄りに配設されている。この揺動アーム128の一の頂部は上記太陽ギヤ271の回転軸271cと同軸上のケース20に軸支され、他の一の頂部には上記単一の遊星ギヤ131が回転自在に軸支され、該遊星ギヤ131と太陽ギヤ271との軸間距離を一定に保持している。そして、残りの頂部には、揺動アーム128の揺動中心に向かって細長い係止孔132が貫設されている。
この揺動アーム128は、付勢手段129により図10における反時計方向、すなわちこの揺動アーム128の揺動範囲において遊星ギヤ131と駆動ローラ25との軸間距離が最長となる方向に付勢されている。なお、この揺動アーム128の揺動範囲は、例えばストッパーピン(図示せず)により規定されている。
この揺動アーム128を揺動させるソレノイド130は、駆動手段26の駆動に応じて駆動するように設定されており、この駆動に応じてプランジャー130aが退入する。
そして、このプランジャー130aの先端部には係止ピン130bが突設され、該係止ピン130bが上記係止孔132に係止され、プランジャー130aが退入することにより、付勢手段129による付勢力に抗してソレノイド130が揺動アーム128を図10における時計方向に揺動させる。この揺動アーム128が揺動すると、上記遊星ギヤ131が太陽ギヤ271の周りを公転し、この遊星ギヤ131の公転に伴って、遊星ギヤ131が駆動ローラ25に係合し、駆動ローラ25が上方に押し上げられ、該駆動ローラ25が装置本体2に対して進出される。遊星ギヤ131の回転中心が、駆動ローラ25及び太陽ギヤ271の回転中心を結ぶ直線上に位置すると、揺動アーム128の揺動が規制され、遊星ギヤ131はその公転を停止する一方、太陽ギヤ271の回転によって自転を続け、これにより駆動ローラ25に回転駆動力が付与され、装置本体2がカーテンレールRに沿って走行移動する。
この装置本体2がカーテンレールRの他端部に突き当たる等して装置本体2の移動が規制され、或いは送信機からの停止信号を受けて、駆動手段26の駆動が停止されると、揺動アーム128は付勢手段129によって時計方向に揺動し、これに伴って遊星ギヤ131も反時計方向に公転する。そして、駆動ローラ25が自重により最下端位置に降下して該駆動ローラ25がカーテンレールRから離間される。
このように、本第2実施形態に係るカーテン開閉装置においても、上記第1実施形態と同様に、駆動手段26の停止時には、駆動ローラ25がカーテンレールRから離間された待機状態にあるので、カーテンCの手動開閉操作時に駆動ローラ25の回転抵抗が操作抵抗となることもなく、カーテンCの円滑な操作性を担保することができる。
しかも、駆動手段26の駆動力を駆動ローラ25に伝達する駆動伝達機構127を利用して、該駆動ローラ25を装置本体2に対して進退させて該駆動ローラ25をカーテンレールRに対して接離させるように構成されているので、カーテンレールRに対して接離させる対象を従来のカーテン装置と比べ小さいものに変更して駆動ローラ25のカーテンレールRに対する接離動作の確実性及び耐久性を向上させることができるとともに、従来のカーテン開閉装置に比べて装置の小型化を図ることができる。
また、駆動ローラ25をカーテンレールRに接離させるにあたって、駆動伝達機構127を利用することにより比較的簡単な構成で装置を構成することができるとともに、揺動アーム128の揺動にあたって別途ソレノイド130等の揺動手段を設けているので、揺動アーム128を確実に揺動させることができ、駆動ローラ25のカーテンレールRに対する接離動作の確実性をより向上させることができる。
また、駆動ローラ25、遊星ギヤ131、太陽ギヤ271が同一直線上に位置した状態で駆動ローラ25に回転駆動力が伝達されるので、これらの駆動効率を向上させることができる。
〔3〕第3実施形態
次に、本発明に係るカーテン開閉装置の第3の実施形態を、図12ないし図17を用いて説明する。
次に、本発明に係るカーテン開閉装置の第3の実施形態を、図12ないし図17を用いて説明する。
本第3実施形態は、ランナー511が取付アーム522と一体的に設けられた一体型ランナー510として構成され、該一体型ランナー510をその垂直軸線を中心に回転させることによりカーテンレールRに対して一体型ランナー510を着脱可能に構成されている点で上記各実施形態と大きく異なる。以下、この点を重点的に説明する。第3実施形態において、第1実施形態と同一ないし略同一の構成は図面において同符号で表してその説明を省略する。
図12は第3実施形態における装置本体をその一部を切り欠いた状態で示す正面図であり、図13及び図14は同装置本体の側面図と断面図である。また、図15は、同装置本体をカーテンレールの一部を切り欠いた状態で示す平面図である。なお、駆動ローラ25を駆動させるための駆動機構等は上記各実施形態と同様、すなわち各実施形態の何れの構成であってもよいので、これらの各図においてはその記載を省略している。
本第3実施形態における装置本体502は、上記各実施形態と同様に、下方に開口するガイド溝R3が長手方向に設けられたカーテンレールRに沿って走行移動するものである。
この装置本体502は、カーテンレールRに沿ってスライド可能なランナー511がこのランナー511に装置本体2を吊下させるための取付アーム522に一体的に設けられた一対の一体型ランナー510と、これらの一体型ランナー510をケース520に回転可能に支持する支持機構550とを備えたランナー着脱機構を有する。これらの一対の一体型ランナー511及び支持機構550は、図12における左右で同様の構成を有しているので、ここでは一方側(右側)のみについて説明する。
一体型ランナー510は、上記ランナー511,このランナー511の基端部(下端部)が収納される、先端部(上端部)が筒状の取付アーム522,取付アーム522の先端開口部に配置されるキャップ530,キャップ530の下方の取付アーム522内に配置された弾性部材540,及び上記ランナー511の下端に固定され弾性部材540を押圧する押圧板545を備え、ランナー511が取付アーム522に相対的にスライド可能に設けられることにより一体型ランナー510が伸縮自在となされるとともに、キャップ530,弾性部材540,押圧板545が協働することにより収縮方向に付勢されている(図16(a),(b)参照)。
具体的には、ランナー511は、図16(a),(b)に示すように、上端部に回転ローラ512を有する段付細長棒状に形成され、その基端側のランナー縮径部513が取付アーム522の後述する緩挿孔526に差し込まれ、取付アーム522に対して一体的かつ相対的スライド可能に設けられている。このランナー縮径部513は、図16(c)に示すように、断面視方形状に形成されて取付アーム512に対する相対回転が規制されている。ランナー縮径部513の下端面には係止膨出部514が設けられ、押圧板545を係止するものとなされている。この係止膨出部514は、本実施形態では押圧板545をいわゆる嵌め殺しするように下端に向けて断面積が広くなるように設定されている。なお、ランナー縮径部513の具体的な断面視形状は特に限定するものではなく、ランナー511と取付アーム522との相対回転を規制するものであればその形状は問わない。従って、ランナー縮径部513の断面視形状は、方形の他、楕円、多角形状等であってもよい。
また、ランナー511の回転ローラ522は、カーテンレールRのガイド溝R3の縁部上面に当接して回転中心軸512aを中心に転動するものであり、その径がカーテンレールRのガイド溝R3の幅よりも短く形成されている。従って、回転中心軸512aをガイド溝R3の長手方向に平行な状態とした場合に、回転ローラ522がガイド溝R3を挿通し得るものとなされている。
取付アーム522は、先端側から3段階に縮径する段付細長棒状に形成され、先端拡径部523には先端面から軸線方向に沿って上記ランナー縮径部513が緩挿される緩挿孔526が形成されている。すなわち、取付アーム522は、先端筒状に形成されている。この緩挿孔526は、本実施形態では断面視円形状のものであり、上記ランナー縮径部513の長さよりも深く形成されている。
また、取付アーム522の軸線方向中央部524にはその軸線方向に細長い断面視V字状のクリック溝527が周方向に等間隔に4個設けられている。このクリック溝527は、支持機構550の可撓片551の係止部551aが係止されて一体型ランナー510の回転位置を位置決めするクリック機構として機能するものであり、すなわち一体型ランナー510の軸線を中心とする回転に伴って所定のクリック溝527に可撓片551の係止部551aが弾性的に係止されて一体型ランナー510の回転方向における位置決めを段階的に行う。従って、このクリック溝527の配置態様は、一体型ランナー510の回転停止位置を考慮して適宜設定される。本実施形態では、このクリック溝527によって一体型ランナー510が位置決めされた場合に、ランナー511における回転ローラ512の回転中心軸512aが、カーテンランナーR1におけるガイド溝R3のガイド方向と平行になる脱着姿勢(図15に点線で示す)と垂直になる取付姿勢(図15に実線で示す)となるようにクリック溝527が配置されている。なお、クリック溝527が取付アーム522の軸線方向に沿って細長く形成されているのは、取付アーム522が後述するように上下に昇降し得るものとなされていることに起因するものであり、この昇降に拘わらず段階的な位置決めを可能とするためである。
さらに、取付アーム522の基端側縮径部525は、その下端部が所定範囲に亘ってねじ切りされて雄ねじ部528が形成されている。この雄ねじ部528は、取付アーム522を含めた一体型ランナー510を支持機構550に回転自在に支持するためのものであり、この雄ねじ部528により取付アーム522がねじ送りされてケース520に対して昇降するものとなされている。
一方、キャップ530は、上端部に径方向外方に突出する落ち込み防止フランジ部531を有する円筒状体であり、その軸線方向に沿って貫通形成された挿通孔532にランナー縮径部513が挿通されるものとなされている。このキャップ530は、弾性部材540の抜出を防止するものとなされている。また、キャップ530の外径は取付アーム522の緩挿孔526の径と略同等ないし若干短く形成され、このキャップ530を緩挿孔526に嵌入してこの状態で接着等により固定される。
弾性部材540は、一体型ランナー510を収縮方向に付勢するものであり、本実施形態ではつる巻きバネから構成されている。この弾性部材540は、取付アーム522の緩挿孔526内におけるキャップ530と押圧板545との間に介在し、ランナー縮径部513が挿通された状態で取り付けられる。具体的には、弾性部材540は、下端が押圧板545の上面に当接する一方、上端がキャップ530の下端面に当接ないしは若干離間した状態で配設されている。
押圧板545は、略円形板状体であり、その中央部にランナー縮径部513の係止膨出部514が係止される係止孔546が形成されている。この押圧板545の大きさは、ランナー縮径部513の外径及びキャップ530の挿通孔532よりも大きく設定される一方、取付アーム522の緩挿孔526よりも小さく設定され、ランナー縮径部513の外縁からはみ出した領域に上記弾性部材540としてのつる巻きバネを載置し、この状態でランナー511とともにアーム部材522に対してスライド移動可能なものとなされている。なお、本実施形態では、弾性部材540としてのつる巻きバネを載置する部材として板状の押圧板545を用いているが、その具体的形状は特に限定するものではなく、弾性部材540としてのつる巻きバネを載置するとともに、アーム部材522の緩挿孔526内をスライド移動し得るものであれば、例えば球状のもの等であってもよい。
上記構成の一体型ランナー510を組み立てるには、次のようにして行う。
まず、ランナー511のランナー縮径部513を、キャップ530の挿通孔532に挿通するとともに、キャップ530の下方から弾性部材540としてのつる巻きバネを挿通する。そして、弾性部材540を若干収縮させて、この状態でランナー縮径部513の係止膨出部514を押圧板545の係止孔546に圧入し、押圧板545をランナー511にいわゆる嵌め殺しする。なお、押圧板545の取付は、このように嵌め殺しで取り付けるものに限定するものではなく、ランナー511に押圧板545が固定できれば、例えば接着によって取り付けるものであってもよい。ただし、上記のように構成すれば、別途接着剤等の固定手段を要さず、その作業性が向上する点で好ましい。
このようにして、上記ランナー511,キャップ530,弾性部材540,押圧板545とが一体的に設けられたランナーユニットが形成される。
次に、上記ランナー511,キャップ530,弾性部材540,押圧板545とが一体的に設けられたランナーユニットを取付アーム522に取り付ける。具体的には、上記ランナーユニットの下端部を、取付アーム522の緩挿孔526に挿入し、キャップ530の落ち込み防止フランジ部531を緩挿孔526の周縁の取付アーム522部分に当接させ、この状態でキャップ530を取付アーム522に接着により固定する。
このようにして、一体型ランナー510が形成される。この一体型ランナー511では、図16(a),(b)に示すように、ランナー511を上方に引っ張ると、ランナー511が弾性部材540の付勢力に抗して上方に進出し、取付アーム522に対して相対的にスライド移動することになる。そして、ランナー511への引張力を開放すると、弾性部材540によりランナー511が下方に退入する。
次に、上記構成の一体型ランナー510を装置本体2に支持する支持機構550について説明する。
支持機構550は、ケース520の左側壁に固定された可撓片551と、この可撓片551の下端部から内方に向かって延出する台座部552とを有する略L字状に形成されている。この支持機構550は、上記一体型ランナー510を回転可能に支持するものであり、この回転可能の一体型ランナー510を可撓片551により段階的に位置決めするものである。
可撓片551は、可撓性を有する三角形状の枠状体であり、基端側に向かうに従って末広がりに形成されている。この可撓片551はその基端部(下端部)においてケース520にビス止めされる一方、先端(上端)に向かうにつれ内方に傾倒して形成され、その先端部にケース520の内方に突出する係止部551aが設けられている。この係止部551aは、一体型ランナー510、詳しくは取付アーム522に設けられたクリック溝527に係止されて一体型ランナー510を一時的に位置決めするものである(図17参照)。そして、可撓片551は、一体型ランナー510を回転させることにより、その係止部551aとクリック溝527との係止状態が解除され、一体型ランナー510の回転に伴って係止部551aが一体型ランナー510の周面を摺接し、上記クリック溝527に隣接するクリック溝527が係止部551aに対向した時点で該対向するクリック溝527に係止部551aが係止されて回転方向の位置決めがなされるように構成されている。すなわち、この可撓片551と一体型ランナー510とが、いわゆるクリック機構として機能する。なお、言うまでもないが、可撓片551の具体的形状は、特に限定するものではなく、矩形状の板状体として形成されているものであってもよい。
台座部552は、一体型ランナー510を回転可能に支持する台座として機能するものであり、一体型ランナー510の基端部に形成された雄ねじ部528が螺合される雌ネジ部553が上下に貫通して形成されている。従って、一体型ランナー510は、その回転に伴ってねじ送りされ、台座部552に対して上昇或いは下降し、ケース520に対する一体型ランナー510の突出量を変更し得るものとなされている。
なお、上記一体型ランナー510はケース520の天壁に設けられた左右一対の装着孔521に挿通されてケース520の上面から所定量突出した状態でケース520に装着されている。また、このケース520はその左右側面の上部に操作用凹陥部529が設けられ、この操作用凹陥部529内に一体型ランナー511の所定部分が露出されて該露出部分を回転操作することにより一体型ランナー511を回転させるものとなされている。
次に、上記構成の装置本体502のカーテンレールRに対する着脱方法について説明する。
まず、左右一対の一体型ランナー510を脱着姿勢にセットする。すなわち、一体型ランナー510のランナー511における回転ローラ512の回転中心軸512aが、図14,及び図15の点線で示すように、カーテンレールRのガイド溝R3の長手方向に平行となる脱着姿勢にセットする。この脱着姿勢では、取付アーム522のクリック溝527に可撓片551の係止部551aが弾性的に係止された状態となっている。この脱着姿勢の状態で、一体型ランナー510の回転ローラ512をカーテンレールRのガイド溝R3に挿通する。
そして、ケース520の操作用凹陥部529を通して取付アーム522の先端拡径部523を指などで摘んで一体型ランナー510を所定方向に90°回転すると、可撓片551が側壁側に弾性的に撓んでその係止部551aがクリック溝527から抜出し、隣接するクリック溝527に係止された取付姿勢となる。この取付姿勢の状態では、回転ローラ512の回転中心軸512aがガイド溝R3の長手方向に垂直な方向に配置され、回転ローラ512がガイド溝R3の縁部上面に係合して転動可能となり、これによりガイド溝R3の縁部に沿ってスライドし得ることになる。この動作を左右一対の一体型ランナー510について行うことにより、装置本体502がカーテンレールRにスライド可能に取り付けられる。
なお、一体型ランナー510を所定方向に回転し続けると、台座部552により一体型ランナー510がケース520に対して昇降し、一体型ランナー510のケース502に対する突出量を調整することができる。
このように、上記第3実施形態に係るカーテン開閉装置によれば、装置本体502と取付アーム522とが一体的に設けられているので、カーテンレールRに予備のカーテンランナーR1(上記実施形態1参照)がない場合でも装置本体502をカーテンレールRに吊下させることができ、その取り扱いの利便性が向上する。しかも、この取り付けにあたってカーテンレールの端部に設けられたキャップ等を取り外して一体型ランナー510を取り付ける必要もなく、ガイド溝R3に回転ローラ512を挿通させて一体型ランナー510を回転させるだけでよく、容易にかつ簡単な構成で装置本体502をカーテンレールRに対して着脱することができる。
なお、上記第3実施形態において、左右一対のランナーについて一体型ランナー510として構成し、両一体型ランナー510を取付姿勢と脱着姿勢とに切り換えて装置本体502をカーテンレールRに対して取り付けるものとなされているが、左右一対のランナーについて一方のランナーを上記第2実施形態のように固定型ランナーとして構成してもよい。この場合には、装置本体自身を操作することにより固定型ランナーをカーテンレールRに取り付けた後、一体型ランナー510を脱着姿勢でガイド溝R3に挿通し、該一体型ランナー510を回転させることにより装置本体をカーテンレールRに取り付ける。
また、上記第3実施形態では、一体型ランナー510を回転させることにより該一体型ランナー510をケース520の上面に対して昇降し得るように構成されているが、この昇降機能を省略して同一高さにおいて取付姿勢と脱着姿勢とを切り換えるように構成してもよい。例えば、台座部552に貫通孔を設ける一方、一体型ランナー510の下端部に狭着用の一対のフランジ部を設け、一体型ランナーの下端部を挿通させた状態で狭着用のフランジ部で台座部552を挟み込むように構成してもよい。
〔4〕その他の実施形態
なお、以上に本実施形態に係るカーテン開閉装置について説明したが、この発明に係るカーテン開閉装置は、上記各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が可能である。
なお、以上に本実施形態に係るカーテン開閉装置について説明したが、この発明に係るカーテン開閉装置は、上記各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が可能である。
上記第1実施形態では、単一の送信機4を用いて単一の装置本体2を遠隔操作するものとなされているが、この送信機4により例えば両開きカーテン、二重カーテン等の複数のカーテンについて適用された複数の装置本体を遠隔操作するように構成してもよい。この場合には、例えば各装置本体毎に周波数をずらして送信機4において周波数を適宜切り換えて使用するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、駆動伝達機構27、127がギヤの噛合により駆動力を伝達するものとなされているが、例えば摩擦係数が比較的高い弾性周面部を有するローラ同士や、周面部に摩擦抵抗の向上のための段部であるロートレット状部が設けられたローラ同士の摩擦係合により駆動力が伝達されるものであってもよい。
上記第1実施形態では、受信部28及び電源23を装置本体2のケース20内に設けているが、該受信部及び電源を例えばカーテンレールRの端部に設け、電線等を介してこれらの受信部及び電源を装置本体2に電気的に接続するものとしてもよい。ただし、装置本体に受信部及び電源を設けると、配線等の工事を必要とせず、ランナー10に装置本体2を掛止するだけで簡単にカーテン開閉装置1を適用することができる。
さらに、上記実施形態では、駆動ローラ25の外周面と遊星ギヤ273の遊星駆動伝達ローラ273bとの摩擦係合により駆動ローラ25を回転させるものとなされているが、これらをギヤの噛合により係合させ、これにより駆動ローラ25を回転させるものであってもよい。ただし、上記実施形態のように構成すれば、ギヤを配置するスペースを省略することができ、よりコンパクトに形成することができる。
また、上記実施形態ではカーテンレールRとして断面略C字状のものを用いているが、カーテンレールの具体的形状は特に限定するものではなく、例えば中実棒からなるカーテンレールに環状ランナーを挿通させて構成されているものであってもよい。
上記実施形態では、装置本体2に取り付けられたランナー10を介してカーテンCの吊下されたカーテンランナーを押進するものとなされているが、この装置本体2または装置本体2が取り付けられたランナー10にカーテンCを吊下してカーテンCを先導させるものとしてもよい。
1 カーテン開閉装置
2 装置本体
4 送信機
10 ランナー
22 取付アーム
25 駆動ローラ
26 駆動手段
27 駆動伝達機構
201 スライドガイド部
202 ストッパーピン
220 アーム部
221 ガイド部材
222 付勢部材(付勢手段)
250 駆動回転軸
271 太陽ギヤ
271c 回転軸
272 揺動アーム
273 遊星ギヤ
273b 遊星駆動伝達ローラ
R カーテンレール
R1 カーテンランナー
2 装置本体
4 送信機
10 ランナー
22 取付アーム
25 駆動ローラ
26 駆動手段
27 駆動伝達機構
201 スライドガイド部
202 ストッパーピン
220 アーム部
221 ガイド部材
222 付勢部材(付勢手段)
250 駆動回転軸
271 太陽ギヤ
271c 回転軸
272 揺動アーム
273 遊星ギヤ
273b 遊星駆動伝達ローラ
R カーテンレール
R1 カーテンランナー
Claims (7)
- カーテンレールに沿って装置本体を走行させることにより該カーテンレールに吊下されているカーテンを開閉させるカーテン開閉装置において、
上記装置本体は、上記カーテンレール上を転動する駆動ローラと、この駆動ローラを回転駆動させるための駆動手段と、この駆動手段による駆動力を上記駆動ローラに伝達する駆動伝達機構とを備え、
上記駆動伝達機構は、上記駆動手段の停止時に上記駆動ローラを上記カーテンレールから離間した位置に待機させる一方、上記駆動手段の駆動時にこの待機状態の駆動ローラを上記装置本体に対して進出させて上記カーテンレールに圧接させるように構成されていることを特徴とするカーテン開閉装置。 - 上記駆動ローラは、上記カーテンレールに接離する方向へスライド自在に装置本体に軸支され、
上記駆動伝達機構は、上記装置本体に軸支され、上記駆動手段により正逆回転駆動される太陽ギヤと、この太陽ギヤの回転軸を中心に所定範囲内で揺動自在に設けられた揺動アームと、この揺動アームに軸支され、上記太陽ギヤに噛合することにより太陽ギヤの回転に伴って自転しながら該太陽ギヤ周りを公転する一対の遊星ギヤとを備え、
上記駆動ローラは、駆動手段の停止時にカーテンレールから離間した最下端位置にあり、上記駆動手段の駆動に伴って一対の遊星ギヤのいずれか一方に係合することにより、回転駆動力が付与されるとともにカーテンレールに近接する方向に進出されることを特徴とする請求項1記載のカーテン開閉装置。 - 上記駆動ローラは、上記カーテンレールに接離する方向へスライド自在に装置本体に軸支され、
上記駆動伝達機構は、上記装置本体に軸支され、上記駆動手段により正逆回転駆動される太陽ギヤと、この太陽ギヤの回転軸を中心に所定範囲内で揺動自在に設けられた揺動アームと、上記駆動手段の駆動に応じて上記揺動アームを揺動させる揺動手段と、上記揺動アームに軸支され、上記太陽ギヤに噛合し、太陽ギヤの回転に伴って自転するとともに上記揺動手段による揺動アームの揺動に伴って上記太陽ギヤ周りを公転する遊星ギヤとを備え、
上記駆動ローラは、駆動手段の停止時にカーテンレールから離間した最下端位置にあり、上記揺動アームの揺動に伴って公転する上記遊星ギヤに係合することにより、回転駆動力が付与されるとともにカーテンレールに近接方向に進出されることを特徴とする請求項1記載のカーテン開閉装置。 - 下方に開口するガイド溝を有する上記カーテンレールに沿って移動可能なランナーが、該ランナーに上記装置本体を取り付ける取付アームと一体的に設けられた一体型ランナーとして構成されるとともに、上記ガイド溝を通してカーテンレールに着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカーテン開閉装置。
- 上記一体型ランナーは、一軸回りに回転可能に装置本体に支持されるとともに、該回転により上記ガイド溝の縁部にスライド可能に係合される取付姿勢と上記ガイド溝に対して挿通可能な脱着姿勢とに切換可能に構成されることを特徴とする請求項4記載のカーテン開閉装置。
- 上記遊星ギヤは、駆動力伝達ローラを有し、該駆動力伝達ローラが上記駆動ローラの外周面に係合することにより回転駆動力が付与されることを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載のカーテン開閉装置。
- 上記カーテンレールに沿って移動可能なランナーに上記装置本体を取り付ける取付アームが伸縮自在に構成され、
この取付アームは、該取付アームを収縮方向に付勢する付勢手段を備えるとともに、上記駆動ローラが上記カーテンレールに圧接されている状態で上記付勢手段に抗して伸張されるように設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のカーテン開閉装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003332873A JP2005095364A (ja) | 2003-09-25 | 2003-09-25 | カーテン開閉装置 |
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