JP2005094505A - プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム - Google Patents

プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2005094505A
JP2005094505A JP2003326720A JP2003326720A JP2005094505A JP 2005094505 A JP2005094505 A JP 2005094505A JP 2003326720 A JP2003326720 A JP 2003326720A JP 2003326720 A JP2003326720 A JP 2003326720A JP 2005094505 A JP2005094505 A JP 2005094505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication unit
network
unit
primary
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003326720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4001093B2 (ja
Inventor
Hiroaki Yamada
弘章 山田
Hideo Oketa
英男 桶田
Kenichiro Tomita
賢一郎 富田
Makoto Ishikawa
真 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2003326720A priority Critical patent/JP4001093B2/ja
Priority to EP20040021950 priority patent/EP1517483B1/en
Priority to DE200460015543 priority patent/DE602004015543D1/de
Priority to US10/943,490 priority patent/US7609714B2/en
Priority to CNB2004100787051A priority patent/CN1307815C/zh
Publication of JP2005094505A publication Critical patent/JP2005094505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4001093B2 publication Critical patent/JP4001093B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/14Plc safety
    • G05B2219/14124Redundant network, client server nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5625Operations, administration and maintenance [OAM]
    • H04L2012/5627Fault tolerance and recovery

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

【課題】 ネットワークシステムの種類に依存しないネットワークシステム二重化を実現するプログラマブルコントローラを提供すること
【解決手段】 CPUユニット12と、別系統の伝送路30,31に接続される第1通信ユニット13,第2通信ユニット14を備え、第1,第2通信ユニットは、それぞれ第1,第2伝送路30,31に接続されたノードの加入状態を収集する。CPUユニットは、メッセージ送信をするに際し、まず第1通信ユニットに依頼する。第1通信ユニットは、メッセージの送信依頼を受けると、第1伝送路に接続されるネットワークの加入状態に基づき送信先のノードに対して送信可能か否かを判断し、送信可能であればそのまま送信し、送信不可であれば、第2通信ユニットで送信すべくCPUユニットに依頼する。CPUユニットは、その依頼に基づき第2通信ユニットに送信依頼をし、第2通信ユニットは第2伝送路のノード加入状態から送信可能な場合に当該メッセージを送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステムに関するもので、より具体的には、プログラマブルコントローラに接続されるネットワークの二重化方式に関するものである。
生産工場(製造現場)に設置されるファクトリーオートメーション(FA)の制御装置として、プログラマブルコントローラ(PLC)が用いられている。このPLCは、複数のユニットから構成される。すなわち、電源供給源の電源ユニット,PLC全体の制御を統率するCPUユニット,FAの生産装置や設備装置の適所に取り付けたスイッチやセンサの信号を入力する入力ユニット,アクチュエータなどに制御出力を出す出力ユニット,通信ネットワークに接続するための通信ユニットなどの各種のユニットを適宜組み合わせて構成される。
PLCのCPUユニットにおける制御は、入力ユニットで入力した信号をCPUユニットのI/Oメモリに取り込み(INリフレッシュ)、予め登録されたユーザプログラム記述言語(例えばラダー言語)で組まれたユーザプログラムに基づき論理演算をし(演算実行)、その演算実行結果をI/Oメモリに書き込んで出力ユニットに送り出し(OUTリフレッシュ)、その後、通信ユニットを介して通信ネットワーク上の他のPLCとデータ送受信を行ったり、CPUユニットに備えられた通信ポートを介して外部の機器とデータ送受信などを行ったりする(周辺処理)ことをサイクリックに繰り返し処理するようになる。なお、INリフレッシュとOUTリフレッシュと一括して行なう(I/Oリフレッシュ)場合もある。
ところで、システムの安全性,信頼性を向上するため、ネットワークシステムの二重化を図ることがある。このネットワークシステムの二重化の一例としては、例えば特許文献1に開示された発明がある。この発明は、光ケーブルをリング状に配線した伝送路二重化リング型伝送システムを構成している。これにより、そのリング状の伝送路に接続したPLC等のノードは、たとえ、伝送路の一箇所が断線したとしても、伝送路を介して各ノード同士が接続された状態を保持できるので、断線による通信途絶を防ぐことができる。これにより、ネットワークの信頼性が向上する。
特開2001−156818号公報
PLCは、上記ネットワークに対して通信ユニット(ネットワークユニット)を介して接続され、その通信ユニットを介して他のPLCその他のノードとデータ交換(情報の送受)を行うようになっている。従って、上記した従来の伝送路二重化リング型伝送路システムにより、伝送路断線時の通信途絶を防ぐことは可能であるものの、通信ユニット自体が異常を起こした場合には、係る異常を起こした通信ユニットを介してネットワークに加入しているノード(PLC)は通信ができなくなってしまうと言う問題を有している。
また、光ケーブルをリング状に配線させたネットワーク構成を前提としているため、係るネットワーク構成以外には適用できない。すなわち、現在一般に使用されているワイヤケーブルを用いたネットワークや、バス状配線を使用したネットワークでは二重化できないという問題も有する。さらに、光ケーブルを使用するため、ケーブルのコストがワイヤケーブルよりも大きくなる。さらにまた、光ケーブルのリング状配線においても、2箇所以上の断線が発生した場合、ネットワークが分断されてしまい、通信が継続できなくなる。
この発明は、1つの通信ユニットが故障しても通信を継続することができるとともに、ネットワークシステムの種類に依存しないネットワークシステム二重化を実現することができるプログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るプログラマブルコントローラは、CPUユニットと、別系統のネットワークに接続されるプライマリ通信ユニットおよびセカンダリ通信ユニットを備えたプログラマブルコントローラであって、前記プライマリ通信ユニットは、自己が接続される前記ネットワークに接続されたノードの加入状態を収集する機能を有し、前記CPUユニットは、前記プライマリ通信ユニット,前記セカンダリ通信ユニットに対して通信コマンドの送信依頼を発行するに際し、前記プライマリ通信ユニットを優先するようにし、前記プライマリ通信ユニットは、前記CPUユニットから通信コマンドの送信依頼を受けた際に、そのプライマリ通信ユニットに接続されるネットワークの前記加入状態に基づき送信先のノードに対して送信可能か否かを判断し、送信可能であれば、前記通信コマンドを送信し、送信不可であれば、セカンダリ通信ユニットに通信コマンドの送信を依頼する機能を備えた。係るセカンダリ通信ユニットに対する依頼は、実施の形態ではCPUユニットを介して行うようにしたが、プライマリ通信ユニットがセカンダリ通信ユニットに対して直接通知するようにしてもよい。
この発明では、各通信ユニットは、基本機能としてCPUユニットから通信コマンドの送信依頼を受けると、その通信コマンドを指定された送信先に向けて送信するための処理を実行する機能を有する。そして、CPUユニットは、まずプライマリ通信ユニットに対して通信コマンドの送信依頼をすると、プライマリ通信ユニットは、自己が接続されるネットワークの加入状態からその通信コマンドの送信先が送信可能か否か(当該ネットワークに加入しているか否か等)を判断し、送信可能であれば送信することにより確実に送信先のノードへ通信コマンドを伝達することができる。また、送信先の通信ユニットの故障や、ネットワーク回線の切断その他の理由から、送信先が送信不可の状態の場合には、セカンダリ通信ユニットを用いて通信コマンドの送信を実行するようにする。これにより、その送信先がセカンダリ通信ユニットに接続されている場合には、当該送信先に対して通信コマンドを伝達可能となる。よって、ネットワークの二重化が構築できる。また、このネットワークは、リング状,バス状等任意の形態をとることができる。
さらに、前記セカンダリ通信ユニットは、自己が接続される前記ネットワークに接続されたノードの加入状態を収集する機能と、前記CPUユニットから通信コマンドの送信依頼を受けた際に、そのセカンダリ通信ユニットに接続されるネットワークの前記加入状態に基づき送信先のノードに対して送信可能か否かを判断し、送信可能であれば、前記通信コマンドを送信し、送信不可であれば、所定のエラー処理を行う機能を備えるとよい。
係る構成によれば、セカンダリ通信ユニット側でも送信前に送信先の加入状態をサーチし、送信可能な場合のみ実際に送信し、送信不可であれば、送信処理を行なわず、所定のエラー処理を行なうことにより、無駄な送信処理や、送信後レスポンスを待つといった無駄な時間経過が不要となる。さらに送信依頼をしたCPUユニットひいてはCPUユニットに対して送信依頼をしたアプリケーション等に、迅速に送信先が未加入等で送信できないことを通知すること等ができる。
前記セカンダリ通信ユニットは、前記セカンダリ通信ユニットに接続されたノードの加入状態を前記プライマリ通信ユニットに通知する機能を持ち、前記プライマリ通信ユニットは、自己が接続されたネットワークの加入状態と、前記セカンダリ通信ユニットが接続されたネットワークの加入状態から、前記送信依頼を受けた通信コマンドを送信する際に利用するネットワークを決定する機能を備えるようにしてもよい。
このようにすると、プライマリ通信ユニット側でセカンダリ通信ユニットで送信が可能か否かの判断も行えるので、例えば自己に接続されたネットワークでは送信先に通信コマンドを送信できない場合に、セカンダリ通信ユニットで送信可能な場合のみセカンダリ通信ユニットで送信する旨の依頼をすればよく、無駄な依頼の要求がなくなる。
前記CPUユニットは、前記プライマリ通信ユニットが正常に通信できる正常状態か否かについての情報をもち、前記プライマリ通信ユニットが正常の場合には、前記プライマリ通信ユニットに対して通信コマンドの送信依頼を発行し、正常でない場合には前記セカンダリ通信ユニットに対して通信コマンドの送信依頼を発行するようにしてもよい。直、正常に通信できない状態とは、例えば、通信ユニットの異常や、オンライン交換により通信ユニットが取り外された場合などがある。
別の解決手段としては、CPUユニットと、別系統のネットワークに接続されるプライマリ通信ユニットおよびセカンダリ通信ユニットを備えたプログラマブルコントローラであって、前記プライマリ通信ユニット並びに前記セカンダリ通信ユニットは、それぞれ接続される前記ネットワークに接続されたノードの加入状態を収集する機能を有し、データリンクのためのデータ送信は、前記プライマリ通信ユニット並びに前記セカンダリ通信ユニットが、それぞれ一斉同報で前記CPUユニット内の同一のデータを送信し、前記データリンクのためのデータ受信は、
(1)前記プライマリ通信ユニットが正常であれば、プライマリ通信ユニット側で受信したデータをCPUユニットに渡し、
(2)プライマリ通信ユニットが通信不可の場合は、セカンダリ通信ユニット側で受信したデータすべてを前記CPUユニットに渡すように構成することもできる。
前記プライマリ通信ユニット並びに前記セカンダリ通信ユニットに接続された各ネットワークの加入状態から、前記プライマリ側で非加入状態で前記セカンダリ側で加入状態の他ノードの受信データについては、前記セカンダリ通信ユニットで受信した前記他ノードの受信データをCPUユニットに渡すように構成することもできる。
係る構成をとると、ネットワークに接続された他ノードの状態が不明でも、自己のデータは2つの通信ユニットを用い、別系統のネットワークを介してそれぞれ送信するため、データ送信に関してネットワーク二重化が図れ、データリンク処理を行なうに際し、自ノードのデータを他ノードに伝達する可能性が可及的に向上する。また、他ノードから送られてきたデータを受信した場合には、2つの通信ユニットの少なくても一方が受信できれば、その受信データをCPUユニットに格納することができる。よって、データ受信についてもネットワークの二重化が図れる。
本発明に係るネットワークシステムでは、上記したプログラマブルコントローラを複数個と、別系統の2つのネットワークを有し、前記プログラマブルコントローラの前記プライマリ通信ユニットと、前記セカンダリ通信ユニットは、前記別系統の2つのネットワークに対して、別々に接続されるようにした。これにより、ネットワークの二重化が図れ、しかも、2つのネットワークの種別は任意のものとすることができる。
そして、前記複数のプログラマブルコントローラの前記プライマリ通信ユニットは、前記別系統の2つのネットワークのうち一方の系統のネットワークに接続され、前記複数のプログラマブルコントローラの前記セカンダリ通信ユニットは、前記別系統の2つのネットワークのうち他方のネットワークに接続されるようにした。係る場合に、二重化非対応のプログラマブルコントローラその他の機器は、前記プライマリ通信ユニットが接続された前記一方の系統のネットワークに接続されるようにするとよい。係る構成をとると、二重化非対応の機器と本発明に係る二重化対応したプログラマブルコントローラを混在させたネットワークシステムを構築することができる。
本発明では、リング状のネットワークでなくても、通信ユニットを含めたネットワークの二重化が可能になる。
図1は、本発明に係るプログラマブルコントローラを用いて構築されるネットワークシステムの一例を示している。すなわち、本発明の一実施の形態であるプログラマブルコントローラ(PLC)10が、リング方式で配線された第1,第2伝送路(通信回線)30,31に接続された構成となっている。第1伝送路30が主系統(プライマリネットワーク)であり、第2伝送路31が副系統(セカンダリネットワーク)である。このように、2系統のネットワークで構成している。そして、図示の例では、リング方式で配線したが、バス型その他各種の形式をとることができる。さらに、使用するケーブルも、光ケーブル,ワイヤケーブルなど、各種のものを用いることができる。
PLC10は、複数のユニットから構成されている。本実施の形態では、PLC10を構成する各ユニットに対して電源供給をする電源ユニット11と、ユーザプログラムを演算実行したり、I/Oリフレッシュや周辺処理をサイクリックに実行するCPUユニット12と、他のノードと通信を行う第1,第2通信ユニット13,14と、入出力機器を接続するI/Oユニット15等がある。これらのユニットは、システムバスを介して接続される。もちろん、これらの他にもユニットは存在し、必要に応じて連結するユニットを増減する。
このように、本実施の形態のPLC10は、通信ユニットを2台装着し、通信二重化された装置となる。そして、本実施の形態では、ネットワークに接続される全てのPLC10の第1通信ユニット(プライマリ通信ユニット)13を主系統である第1伝送路30に接続し、第2通信ユニット(セカンダリ通信ユニット)14を副系統である第2伝送路31に接続するようにした。但し、本発明では、必ずしも係る構成をとる必要はなく、1つの伝送路上に、プライマリ通信ユニットたる第1通信ユニット13とセカンダリ通信ユニットたる第2通信ユニット14が混在しても良い。
そして、CPUユニット12と第1,第2通信ユニット13,14は、各通信ユニットの状態並びに各ネットワーク(第1,第2伝送路30,31およびそれに接続された他ノード)の状態の情報を共有し、CPUユニットのユーザプログラム等のアプリケーションで使用する通信データの送信を、プライマリネットワークを使用するか、セカンダリネットワークを使用するかを判別するようにしている。なお、パソコン35は、CPUユニット12に対して通信二重化設定情報や、エラー状態を通知する機能をもつ。
次に、本発明の要部となるCPUユニット12並びに第1,第2通信ユニット13,14の内部構造に付いて、実際の動作・作用を説明しつつ、その構成を詳述する。図2に示すように、CPUユニット12には、ユーザプログラムの実行や、I/Oリフレッシュ並びに周辺処理などを行うMPU12aと、IOデータ等を格納するIOメモリ12bとを備え、それらMPU12a並びにIOメモリ12bは、バスインタフェース12cを介してシステムバス10aに接続され、そのシステムバス10aを介して他のユニットとデータの送受が行える。さらに、データリンクするために必要なメモリ割付情報などのパラメータからなるデータリンク設定を記憶保持するパラメータ記憶部12dも備えている。なお、データリンクエリアはIOメモリ12b上の所定のエリアに設けられる。係るハードウェア構成は従来と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
第1,第2通信ユニット13,14は、同一のハードウェア構成を採っている。具体的には、ネットワーク(第1,第2伝送路30,31)に接続し、通信の制御を司る通信部インタフェース13a,14aと、各種の処理を実行するMPU13b,14bと、メモリ13c,14cと、システムバスに接続され、データの送受を行うインタフェースASIC13d,14dを備えている。
メモリ13c,14cには、通信部インタフェース13a,14aを介して受信したメッセージを記憶するメッセージ受信メモリエリアと、CPUユニット12からシステムバス10aを介して取得した送信メッセージを記憶するメッセージ送信メモリエリアと、データリンクするデータを一時的に格納するためのデータリンクメモリエリアと、インタフェースの制御情報を格納するエリアなどを備えている。
インタフェース制御情報エリアは、例えば、メモリ13c,14cや、データ交換するIOメモリ12b内のメモリアドレスの割り付けデータなどがある。このインタフェース制御情報にしたがって、IOメモリ12b中の自分用のデータが格納される領域などを知得できる。
ここで、MPU13b,14bの機能について説明する。まず、パソコン35の設定ツールを操作することにより、CPUユニット12の所定メモリエリアに存在する通信二重化設定フラグを有効とした場合、プライマリ通信ユニットである第1通信ユニット13b(MPU13b)は、正常時においては通常の通信ユニットとしての動作(データリンク処理、メッセージ送受信処理)を行う。さらに、第1通信ユニット13は、CPUユニット12に対して自己の通信ステータス(異常の有無)を通知する機能と、第1伝送路30に接続されたノードのネットワーク加入状態を示すネットワーク加入ステータスを収集して第1伝送路30のネットワーク加入リストを作成するとともに、セカンダリ通信ユニットである第2通信ユニット14へ収集結果(ネットワーク加入リスト)を通知する機能を有する。
一方、セカンダリ通信ユニットである第2通信ユニット14は、メッセージ送受信処理は、プライマリとは別系統の第2伝送路31に対して、通常の通信ユニットと同様の動作を行う。また、データリンク処理は、データ送信については、CPUユニット12からデータを読み出し、ネットワーク中に一斉同報で通信するが、データ受信については、受信したデータを第2通信ユニット内で廃棄する。さらに、第2通信ユニット14はCPUユニット12に対して自己の通信ステータス(異常の有無)を通知する機能と、第2伝送路31に接続されたノードの根差とワーク加入状態を示すネットワーク加入ステータスを収集して第2伝送路31のネットワーク加入リストを作成するとともに、プライマリ通信ユニットである第1通信ユニット13へ収集結果(ネットワーク加入リスト)を通知する機能を有する。
次に、異常時の動作を説明する。まず、本実施の形態が対象とする異常は、
(1)通信ユニット自体の異常発生
(2)通信ユニットのオンライン交換発生(電源ONの状態で通信ユニットが取り外される)
(3)ネットワークの異常発生(他ノード故障、ケーブル断線)
の3種類がある。なお、上記(1),(2)が発生した場合には、通信二重化異常としてユーザに通知され、(3)が発生した場合には、一般的な通信異常としてユーザに通知される。
そして、通信ユニットの異常は、通信ユニットのWDTUP(ウオッチドックタイマアップ)や、通信ユニット送信部の異常や、通信ユニットのハード異常などがある。これらは、バスインタフェース制御情報から認識される。
また、通信ユニットのオンライン交換は、保守点検や定期交換のために通信ユニットを交換する場合に発生する。通信ユニット(特に、プライマリ通信ユニットである第1通信ユニット13)に対してオンライン交換を実行する場合、ユーザが設定ツール等を使用してオンライン脱着開始をCPUユニット12へ通知することによりCPUユニット12は、通信二重化状態を維持できない状態になることを認識する。そして、CPUユニット12は、電源ON状態でのユニットの脱着時に発生するバス異常が通信ユニットの脱着時にはバス異常とならないように動作する。
そして、第1通信ユニット13側で上記した通信ユニットの異常並びにオンライン交換発生に基づく異常が発生した場合、CPUユニット12からプライマリネットワークで指定したメッセージ送受信は第2通信ユニット14を経由して行われる。また、データリンク送受信は、完全に第2通信ユニット14がデータ送受信を行うようになる。なお、本実施の形態では、第1通信ユニット13並びに第1伝送路30が正常であれば、データの送受を正しく行えるため、第2通信ユニット14,第2伝送路31側で異常が発生しても、データ送受並びにデータリングに関して特に切替等を行うことなく、第1通信ユニット13,第1伝送路30を用いてメッセージ送信やデータリンクを行うことになる。
そして、上記した処理を行なうためのCPUユニット12の具体的な処理アルゴリズムは、図3に示すフローチャートを実行する機能を有する。係る機能は、メッセージ送信処理についてのものである。
まず、アプリケーションからメッセージ送信の要求を受けると(ST1)、プライマリ通信ユニット(第1通信ユニット13)に異常等があるか否かを判断する(ST2)。ここで、異常等とは、第1通信ユニット13の異常とオンライン交換がある。CPUユニット12は、第1通信ユニット13から通信ステータスを受けているので、係る情報に基づき異常を生じているか否の判断を行なう。また、オンライン交換を行なう場合にも上記したごとく取り外す際にCPUユニット12は通知を受けるので、現在オンライン交換中であるか否かの判断ができる。
そして、異常等がない場合には、プライマリ通信ユニット(第1通信ユニット13)からメッセージ送信を図るべく、第1通信ユニット13に対して送信すべきメッセージを渡し、送信依頼をする。つまり、このステップ1から3までの処理は、第1通信ユニット13が正常時におけるCPUユニット12の動作となる。
一方、第1通信ユニット13が異常の場合には、ステップ4に飛び、セカンダリ通信ユニット(第2通信ユニット)が異常等(ユニット異常,オンライン交換中)か否かを判断し、異常なければ、第2通信ユニット14を用いてメッセージ送信をすべく、メッセージを第2通信ユニット14に渡す。第2通信ユニット14は、正常であるため、CPUユニット12から受け取ったメッセージを所定の送信先アドレスに向けてメッセージ送信を行なう。また、第2通信ユニット14も異常等の場合には、通信処理ができないので、アプリケーションに対してエラー応答をする(ST6)。
一方、データリンク処理については、第1通信ユニット13については、正常時は通常のデータリンク処理を行い、通信ユニットの故障やオンライン交換をする場合には、当然データ交換処理を行なうことができなくなるので、データリンク処理対応の従来の一般的な通信ユニットと同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
そして、第2通信ユニット14は、第1通信ユニット13が故障等を生じた場合に第1通信ユニット13に変わりデータリング処理によるCPUユニット12内のメモリの書き込みを行なう必要があるため、図4に示すフローチャートを実行するアルゴリズを有する。
すなわち、まず、バスインタフェースを介して送信データをCPUユニット12のIOメモリ12bのデーリンクに割り当てられた領域から抽出する(ST11)。そして、通信回線(第2伝送路31)に対し、データリンクデータ送信を行なう(ST12)。もちろん、第1通信ユニット13も正常であればデータリンクデータを送信する。従って、第1,第2通信ユニット13,14がいずれも正常で動作している場合には、他ノード側では、第1,第2伝送路30,31を介して同一のデータリンクデータが送られてくる。従って、係る他ノード側では、第1,第2通信ユニットの少なくとも一方が正常に動作していると、当該データリンクデータを受信し、係る他ノードのCPUユニットのIOメモリに受信したデータを書き込むことができる。つまり、送信側では、ネットワークに接続された受信側(他のノード)の状態はわからないものの、第1,第2通信ユニット13,14が、それぞれ同一のデータリンクデータを送信することにより、相手先にデータリンクデータを伝達できるようになる。
次に、通信回線(第2伝送路31)を介して他ノードの第2通信ユニット14から送られてきたデータリンクデータを受信する(ST13)。そして、プライマリ通信ユニットである第1通信ユニット13に異常等(異常,オンライン交換)があるか否かを確認する(ST14)。これは、第1通信ユニット13並びに第2通信ユニット14はそれぞれユニット異常を生じた場合に互いに相手に通知する機能を備えているため、係る異常通知の有無により、判断できる。
そして、第1通信ユニット13が正常の場合にはステップ14の分岐判断がNoとなるので、データを破棄し(ST15)、ステップ11に戻り次のデータリンクデータの送受信を行なう。つまり、第1通信ユニット13側が正常な場合、その第1通信ユニット13側でもデータリンクデータを受信し、CPUユニット12のIOメモリに受信したデータを格納するため、第2通信ユニット14では受信したデータを破棄する。
一方、第1通信ユニット13が異常等を生じている場合には、ステップ14の分岐判断はYesとなるので、ステップ16に飛び、第2通信ユニット14が受信したデータリンクデータを、バスインタフェースを介してCPUユニット12のIOメモリ12bの所定領域にコピーする(ST16)。その後、ステップ11に戻り、次のデータリンク処理を行なう。
従って、第1通信ユニット13が正常な場合には係る第1通信ユニット13を用いてデータリンク処理ができるのは従来と同様であるが、たとえ第1通信ユニット13が故障などを生じたとしても、第2通信ユニット14がデータリンク処理を実行するので、第1,第2通信ユニット13,14の少なくとも一方が正常動作している場合には、データリンク処理が行える。
次に、ネットワークの異常発生(他ノード故障,ケーブル断線など)が生じた場合に対応する機能について説明する。まず、メッセージ送信処理は、図5に示すフローチャートを実行するようになっている。すなわち、CPUユニット12がアプリケーションからメッセージ送信の要求を受けた場合(ST21)、プライマリ通信ユニット(第1通信ユニット13)に異常等があるか否かを判断する(ST22)。そして、異常がない場合には、プライマリ通信ユニット(第1通信ユニット13)からメッセージ送信を図るべき、第1通信ユニット13に対して送信すべきメッセージを渡し、送信依頼をする(ST23)。係る処理は、図3に示したものと同様である。
プライマリ通信ユニットたる第1通信ユニット13は、CPUユニット12からメッセージ送信の依頼を受け取ると(ST24)、プライマリ側(第1伝送路30側)のネットワーク加入リストを確認し(ST25)、依頼を受けたメッセージの送信先(他ノード)が、第1伝送路30のネットワークに加入しているか否かを判断する(ST26)。係る判断は、第1通信ユニット13が収集した第1伝送路30のネットワーク加入ステータス状況から行える。そして、加入している場合には、第1通信ユニット13が自らプライマリネットワーク、つまり第1伝送路30を使用してメッセージ送信を行なう(ST27)。
一方、メッセージ送信先が第1伝送路30のネットワークから離脱状態であった場合には、第1通信ユニット13は、セカンダリ通信ユニットである第2通信ユニット14から通知されたセカンダリネットワーク(第2伝送路31)のネットワーク加入ステータスを確認し(ST28)、送信先が加入しているか否かを判断する(ST29)。そして、第2伝送路31側のセカンダリネットワークにおいてもメッセージ送信先が離脱・未加入の場合には、送信できないため、メッセージ送信要求したアプリケーションに対してエラー応答する(ST39)。
また、メッセージ送信先が第2伝送路31のセカンダリネットワーク側で加入状態であった場合、ステップ29の分岐判断にてYesとなるので、第1通信ユニット13は、第2通信ユニット14から送信すると決定し(ST30)、送信すべきデータを、セカンダリ通信ユニットを経由して送信するようにCPUユニット12に依頼する(ST31)。
CPUユニット12は、係る依頼を第1通信ユニット13から受けると、第2通信ユニット14に異常等(異常,オンライン交換)があるか否かを判断する(ST32,ST33)。そして、第2通信ユニット14が異常等でない場合には、セカンダリ通信ユニット(第2通信ユニット14)からメッセージ送信をする旨を決定し、第2通信ユニット14に対して送信すべきメッセージを渡し、送信依頼をする(ST34)。
そして、セカンダリ通信ユニットたる第2通信ユニット14は、CPUユニット12からメッセージ送信の依頼を受け取ると(ST35)、セカンダリ側(第2伝送路31側)のネットワーク加入リストを確認し(ST36)、依頼を受けたメッセージの送信先(他ノード)が、第2伝送路31のネットワークに加入しているか否かを判断する(ST37)。係る判断は、第2通信ユニット14が収集した第2伝送路31のネットワーク加入ステータス状況から行える。そして、加入している場合には、第2通信ユニット14が自らセカンダリネットワーク、つまり第2伝送路31を使用してメッセージ送信を行なう(ST38)。
そして、送信先が加入していない場合には、ステップ39に飛び、アプリケーションにエラー応答する。また、ステップ33の分岐判断でYes、つまり、第2通信ユニット14も異常があった場合には、送信できないためステップ39に飛びエラー応答をする。
一方、データリンクの場合は、図6に示すように、第1通信ユニット13は、バスインタフェースを介して送信データをCPUユニット12のIOメモリ12bのデーリンクに割り当てられた領域から抽出する(ST41)。そして、プライマリ通信回線(第1伝送路31)に対し、データリンクデータ送信を行なう(ST42)。
次いで、プライマリ通信回線(第1伝送路30)を介して他ノードの第1通信ユニット13から送られてきたデータリンクデータを受信する(ST43)。そして、第1通信ユニット13が受信したデータリンクデータを、バスインタフェースを介してCPUユニット12のIOメモリ12bの所定領域にコピーする(ST44)。その後、ステップ41に戻り、次のデータリンク処理を行なう。
一方、第2通信ユニット14は、プライマリネットワーク(第1伝送路30)側でネットラーク異常を生じた場合に第1通信ユニット13に変わりデータリング処理によるCPUユニット12内のメモリの書き込みを行なう必要があるため、図7に示すフローチャートを実行するアルゴリズを有する。
すなわち、まず、バスインタフェースを介して送信データをCPUユニット12のIOメモリ12bのデーリンクに割り当てられた領域から抽出する(ST51)。そして、通信回線(第2伝送路31)に対し、データリンクデータ送信を行なう(ST52)。
次に、セカンダリ通信回線(第2伝送路31)を介して他ノードの第2通信ユニット14から送られてきたデータリンクデータを受信する(ST53)。そして、プライマリ通信ユニットである第1通信ユニット13に異常等(異常,オンライン交換)があるか否かを確認する(ST54)。これは、第1通信ユニット13並びに第2通信ユニット14はそれぞれユニット異常を生じた場合に互いに相手に通知する機能(例えば、CPUユニットが第1通信ユニットおよび第2通信ユニットの状態を監視し、一方の通信ユニットで異常が発生した場合は、その情報を他方の通信ユニットへ通知することで実現できる)を備えているため、係る異常通知の有無により、判断できる。
そして、第1通信ユニット13が正常の場合にはステップ54の分岐判断がNoとなるので、送信先ノードがプライマリネットワークのネットワーク加入リストに加入されているか否かを判断する(ST55)。そして、加入している場合には、第1通信ユニット13から第1伝送路30を使用したデータリンクが行えるので、第2通信ユニット14が受信したデータを破棄し(ST56)、ステップ51に戻り次のデータリンクデータの送受信を行なう。
一方、第1通信ユニット13が異常等を生じている場合や、送信先ノードがプライマリネットワークに加入していない場合には、第2通信ユニット14が受信したデータリンクデータを、バスインタフェースを介してCPUユニット12のIOメモリ12bの所定領域にコピーする(ST57)。その後、ステップ51に戻り、次のデータリンク処理を行なう。
また、具体的なフローチャートは図示省略するが、以下のような処理を行なうようにしても良い。すなわち、第1通信ユニット13側でプライマリ/セカンダリ双方のネットワーク加入ステータスを比較し、程度の良いネットワークを選択する。プライマリ側の第1伝送路30の程度が良ければ、通常動作と同じく、第1通信ユニット13でデータリンクの送受信を行う。このとき、第2通信ユニット14はデータリンクの送信のみで、受信データは廃棄する。一方、セカンダリ側の程度が良ければ、I/F制御情報を使用し、データリンク送受信をセカンダリ側で行うように、CPUユニット12、第2通信ユニット14に通知する。この通知を受けた第2通信ユニット14は、データリンクの送受信を行う。このとき、第1通信ユニット13はデータリンクの送信のみで、受信データは廃棄するように機能する。
さらに、上記した実施の形態では、ネットワークに接続された全てのPLC10は、第1,第2通信ユニット13,14を備え、二重化対応したものを用いたが、本発明はこれに限ることはなく、例えば図8に示すように、二重化対応していないPLC10′や、図示省略する表示器(PT)その他各種の機器を接続することができる。
但し、この場合には、PLC10′のように二重化対応していない機器(PLC10′の場合、通信ユニット17)は、プライマリネットワークである第1伝送路30に接続するとともに、PLC10のプライマリ通信ユニットである第1通信ユニット13も第1伝送路30に接続する。
本発明が適用されるネットワークシステムの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態の要部を示す図である。 通信ユニット異常等に対応する通信ユニットのメッセージ送信機能を示すフローチャートである。 通信ユニット異常等に対応する第2通信ユニット(セカンダリ通信ユニット)のメッセージ送信機能を示すフローチャートである。 ネットワーク異常に対応する各ユニットのメッセージ送信機能を示すフローチャートである。 ネットワーク異常に対応する第1通信ユニット(プライマリ通信ユニット)のデータリンク処理機能を示すフローチャートである。 ネットワーク異常に対応する第2通信ユニット(セカンダリ通信ユニット)のデータリンク処理機能を示すフローチャートである。 本発明が適用されるネットワークシステムの一例を示す図である。
符号の説明
10,10′ PLC
10a システムバス
11 電源ユニット
12 CPUユニット
12a MPU
12b IOメモリ
12c バスインタフェース
12d パラメータ記憶部
13 第1通信ユニット(プライマリ通信ユニット)
13a 通信部インタフェース
13b MPU
13c メモリ
14 第2通信ユニット(セカンダリ通信ユニット)
14a 通信部インタフェース
14b MPU
14c メモリ
15 I/Oユニット
17 通信ユニット
20 PLC
21 電源ユニット
22 CPUユニット
23 通信ユニット
25 I/Oユニット
30 第1伝送路(プライマリネットワーク)
31 第2伝送路(セカンダリネットワーク)
35 パソコン(設定ツール)

Claims (9)

  1. CPUユニットと、別系統のネットワークに接続されるプライマリ通信ユニットおよびセカンダリ通信ユニットを備えたプログラマブルコントローラであって、
    前記プライマリ通信ユニットは、自己が接続される前記ネットワークに接続されたノードの加入状態を収集する機能を有し、
    前記CPUユニットは、前記プライマリ通信ユニット,前記セカンダリ通信ユニットに対して通信コマンドの送信依頼を発行するに際し、前記プライマリ通信ユニットを優先するようにし、
    前記プライマリ通信ユニットは、前記CPUユニットから通信コマンドの送信依頼を受けた際に、そのプライマリ通信ユニットに接続されるネットワークの前記加入状態に基づき送信先のノードに対して送信可能か否かを判断し、送信可能であれば、前記通信コマンドを送信し、送信不可であれば、セカンダリ通信ユニットに通信コマンドの送信を依頼する機能を備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 前記セカンダリ通信ユニットは、
    自己が接続される前記ネットワークに接続されたノードの加入状態を収集する機能と、
    前記CPUユニットから通信コマンドの送信依頼を受けた際に、そのセカンダリ通信ユニットに接続されるネットワークの前記加入状態に基づき送信先のノードに対して送信可能か否かを判断し、送信可能であれば、前記通信コマンドを送信し、送信不可であれば、所定のエラー処理を行う機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 前記セカンダリ通信ユニットは、前記セカンダリ通信ユニットに接続されたノードの加入状態を前記プライマリ通信ユニットに通知する機能を持ち、
    前記プライマリ通信ユニットは、自己が接続されたネットワークの加入状態と、前記セカンダリ通信ユニットが接続されたネットワークの加入状態から、前記送信依頼を受けた通信コマンドを送信する際に利用するネットワークを決定する機能を備えたことを特徴とする請求項2に記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 前記CPUユニットは、前記プライマリ通信ユニットが正常に通信できる正常状態か否かについての情報をもち、
    前記プライマリ通信ユニットが正常の場合には、前記プライマリ通信ユニットに対して通信コマンドの送信依頼を発行し、正常でない場合には前記セカンダリ通信ユニットに対して通信コマンドの送信依頼を発行するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプログラマブルコントローラ。
  5. CPUユニットと、別系統のネットワークに接続されるプライマリ通信ユニットおよびセカンダリ通信ユニットを備えたプログラマブルコントローラであって、
    前記プライマリ通信ユニット並びに前記セカンダリ通信ユニットは、それぞれ接続される前記ネットワークに接続されたノードの加入状態を収集する機能を有し、
    データリンクのためのデータ送信は、前記プライマリ通信ユニット並びに前記セカンダリ通信ユニットが、それぞれ一斉同報で前記CPUユニット内の同一のデータを送信し、
    前記データリンクのためのデータ受信は、
    (1)前記プライマリ通信ユニットが正常であれば、プライマリ通信ユニット側で受信したデータをCPUユニットに渡し、
    (2)プライマリ通信ユニットが通信不可の場合は、セカンダリ通信ユニット側で受信したデータすべてを前記CPUユニットに渡すように構成したことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  6. 前記プライマリ通信ユニット並びに前記セカンダリ通信ユニットに接続された各ネットワークの加入状態から、前記プライマリ側で非加入状態で前記セカンダリ側で加入状態の他ノードの受信データについては、前記セカンダリ通信ユニットで受信した前記他ノードの受信データをCPUユニットに渡すように構成したことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブルコントローラ。
  7. 請求項1〜6に記載の複数のプログラマブルコントローラと、
    別系統の2つのネットワークを有し、
    前記プログラマブルコントローラの前記プライマリ通信ユニットと、前記セカンダリ通信ユニットは、前記別系統の2つのネットワークに対して、別々に接続されたことを特徴とする二重化ネットワークシステム。
  8. 前記複数のプログラマブルコントローラの前記プライマリ通信ユニットは、前記別系統の2つのネットワークのうち一方の系統のネットワークに接続され、
    前記複数のプログラマブルコントローラの前記セカンダリ通信ユニットは、前記別系統の2つのネットワークのうち他方のネットワークに接続されたことを特徴とする請求項7に記載の二重化ネットワークシステム。
  9. 二重化非対応のプログラマブルコントローラその他の機器は、前記プライマリ通信ユニットが接続された前記一方の系統のネットワークに接続されることを特徴とする請求項8に記載の二重化ネットワークシステム。
JP2003326720A 2003-09-18 2003-09-18 プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム Expired - Lifetime JP4001093B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326720A JP4001093B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム
EP20040021950 EP1517483B1 (en) 2003-09-18 2004-09-15 Programmable controller and duplexed network system
DE200460015543 DE602004015543D1 (de) 2003-09-18 2004-09-15 Programmierbarer Steuerpult und Duplex betriebenes Netzsystem
US10/943,490 US7609714B2 (en) 2003-09-18 2004-09-17 Programmable controller and duplexed network system
CNB2004100787051A CN1307815C (zh) 2003-09-18 2004-09-17 可编程控制器和双工网络系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326720A JP4001093B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007158281A Division JP2007295608A (ja) 2007-06-15 2007-06-15 プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005094505A true JP2005094505A (ja) 2005-04-07
JP4001093B2 JP4001093B2 (ja) 2007-10-31

Family

ID=34191357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003326720A Expired - Lifetime JP4001093B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7609714B2 (ja)
EP (1) EP1517483B1 (ja)
JP (1) JP4001093B2 (ja)
CN (1) CN1307815C (ja)
DE (1) DE602004015543D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102712A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 General Electric Co <Ge> 様々なレベルの冗長性を有する差込可能なベース
JP2012230446A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd プログラマブルコントローラステーション
JP2016184291A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社東芝 ロジック実行装置及び設定方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4271160B2 (ja) * 2005-03-23 2009-06-03 ファナック株式会社 生産システムにおけるネットワーク開通方法
WO2007055046A1 (ja) * 2005-11-14 2007-05-18 Mitsubishi Electric Corporation ネットワークユニットおよびこれを用いたプログラマブルコントローラ
JP5308418B2 (ja) * 2010-09-08 2013-10-09 株式会社日立産機システム プログラマブルロジックコントローラ
CN103339574B (zh) * 2011-02-04 2015-11-25 三菱电机株式会社 工程设计工具及可编程控制器
JP4877424B1 (ja) * 2011-03-15 2012-02-15 オムロン株式会社 Plcのcpuユニット、plc用のシステムプログラムおよびplc用のシステムプログラムを格納した記録媒体
JP6375666B2 (ja) * 2014-03-31 2018-08-22 株式会社ジェイテクト Plcおよびplc用のプログラミングツール
AU2015333019B9 (en) 2014-10-14 2018-11-29 Unilever Plc Spraying device
EP3207188A1 (en) 2014-10-14 2017-08-23 Unilever NV Device for spraying an enclosure triggered by inclination of a rotatable lid
WO2019046214A1 (en) * 2017-08-28 2019-03-07 Sigma Designs, Inc. EXTERNAL MICROCONTROLLER COMMUNICATIONS

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2073407A (en) * 1980-03-27 1981-10-14 Honeywell Inc Data communication system
JPS6194433A (ja) * 1984-10-15 1986-05-13 Mitsubishi Electric Corp シリアルバスの制御方式
JPH0227857A (ja) * 1988-07-18 1990-01-30 Hitachi Ltd 映像会議方法,映像会議端末,通知方法及びデータ端末
JPH03296344A (ja) 1990-04-13 1991-12-27 Fujitsu Ltd ブリッジ機構を備えた二重化lanシステム
JP3024345B2 (ja) 1992-03-02 2000-03-21 三菱電機株式会社 データリンク方法
DE580938T1 (de) 1992-06-26 1994-09-22 Yokogawa Electric Corp Steuerungsgerät für Duplex-Kommunikation.
CN1030881C (zh) * 1992-06-26 1996-01-31 横河电机株式会社 双工通信控制设备
JPH0865331A (ja) 1994-08-17 1996-03-08 Nissin Electric Co Ltd 監視制御装置
JP3591953B2 (ja) 1995-12-28 2004-11-24 ホーチキ株式会社 防災監視システム及び防災監視システムにおけるデータ伝送方法
TW363315B (en) * 1996-11-12 1999-07-01 Toshiba Corp Communication network system and the rebuilding method
US6163527A (en) * 1997-04-15 2000-12-19 Alcatel Method and apparatus for an optical bi-directional line switched ring data communications system
JPH11252144A (ja) * 1998-03-02 1999-09-17 Mitsubishi Electric Corp 二重リングネットワークシステム、中継装置およびフレーム伝送方法
US6359858B1 (en) * 1999-06-03 2002-03-19 Fujitsu Network Communications, Inc. Switching redundancy control
JP3791265B2 (ja) 1999-11-30 2006-06-28 オムロン株式会社 管理局及びノード並びにノードにおける処理方法
US20020097461A1 (en) * 2000-07-07 2002-07-25 Naimish Patel Bi-directional wavelength switched ring optical protection switching protocol
JP2002215473A (ja) 2001-01-23 2002-08-02 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び多重化方式
US7058170B2 (en) * 2001-05-30 2006-06-06 Siemens Communications, Inc. Method for operating and apparatus for a back-plane supporting redundant circuit cards
US7003690B2 (en) * 2001-05-30 2006-02-21 Juniper Networks, Inc. Method and apparatus for redundancy switching in line cards

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102712A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 General Electric Co <Ge> 様々なレベルの冗長性を有する差込可能なベース
JP2012230446A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd プログラマブルコントローラステーション
JP2016184291A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社東芝 ロジック実行装置及び設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE602004015543D1 (de) 2008-09-18
CN1307815C (zh) 2007-03-28
EP1517483A1 (en) 2005-03-23
JP4001093B2 (ja) 2007-10-31
US7609714B2 (en) 2009-10-27
US20050102556A1 (en) 2005-05-12
CN1599310A (zh) 2005-03-23
EP1517483B1 (en) 2008-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4776374B2 (ja) 二重化監視制御システム、及び同システムの冗長化切替え方法
CA2733788C (en) Method and systems for redundant server automatic failover
JP4001093B2 (ja) プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム
JP3882783B2 (ja) プログラマブルコントローラ及びcpuユニット並びに通信ユニット及び通信ユニットの制御方法
US11281190B2 (en) Method for setting up a redundant communication connection, and failsafe control unit
US10044580B2 (en) Redundantly operable industrial communication system, communication device and method for redundantly operating an industrial communication system
JP2007295608A (ja) プログラマブルコントローラおよび二重化ネットワークシステム
JP6556416B1 (ja) 通信システム、通信装置及びプログラム
JPH09149061A (ja) 通信制御装置、通信ネットワーク及びその競合制御方法
JP5088490B2 (ja) 二重化コントローラ
JP2007018026A (ja) コントローラ
JP7313845B2 (ja) 鉄道制御システム
CN109491236B (zh) 用于运行高可用性的自动化系统的方法
JP4788597B2 (ja) プログラマブルコントローラ二重化システム
JPH09114507A (ja) プログラマブルロジックコントローラの二重化装置
US11853175B2 (en) Cluster system and restoration method that performs failover control
JP2019114073A (ja) プログラマブルコントローラ及び二重化システム
JP2007072980A (ja) 計算機制御システム
JP2004078425A (ja) 二重化制御システムの二重化切換方法
KR20150068874A (ko) 필드버스 이중화 제어기 및 제어 방법
JP2004326531A (ja) プログラマブルコントローラ及びプログラマブルコントローラの多重化システム
JP2022144841A (ja) 新旧監視制御切替システム、新旧監視制御切替システムの切替方法
JP2004274396A (ja) フィールドバスシステム及び接続確認方法並びにマスタ及びスレーブ
JP2004013647A (ja) プログラマブルコントローラ及びcpuユニット並びにプログラマブルコントローラの処理方法
JP6345359B1 (ja) ネットワークシステム、通信制御装置およびアドレス設定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060220

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070330

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4001093

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term