JP3024345B2 - データリンク方法 - Google Patents

データリンク方法

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JP3024345B2
JP3024345B2 JP4044733A JP4473392A JP3024345B2 JP 3024345 B2 JP3024345 B2 JP 3024345B2 JP 4044733 A JP4044733 A JP 4044733A JP 4473392 A JP4473392 A JP 4473392A JP 3024345 B2 JP3024345 B2 JP 3024345B2
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俊哉 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマスタ局と対応する複
数のロ−カル局間で、サイクリックに常時データ交信を
行なうデータリンク方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御対象をシーケンス制御するシーケン
ス制御部とサイクリックに交信を行なうデータリンク制
御部とを備えた複数のプログラマブルコントローラをマ
スタ局と対応する複数のロ−カル局とに位置付け、上記
マスタ局及び上記複数のロ−カル局間で、ト−クンパッ
シング方式にて1:1でサイクリックに常時データ交信
を行なうデータリンクが多用されている。
【0003】図10は従来のデータリンク装置の構成を
示す説明図である。図において、1〜4は、各々データ
リンクを行うプログラマブルコントローラ(以下、PC
と言う)である。1は、データリンクをコントロールす
るマスタ局(以下、MPC1と言う)と位置付されたP
Cであり、3及び4は、MPC1とそれぞれ1:1でデ
ータリンクを行うローカル局(以下、LPC3及びLP
C4)と位置付されたPCである。
【0004】図11は、PC1〜4の概略構成を示す説
明である。図11において、7は制御対象をシーケンス
制御するシーケンス制御部、8は、他のPCとサイクリ
ック交信を行うデータリンク制御部、9はシーケンス制
御部7とデータリンク制御部8との間でサイクリックデ
ータをそれぞれリード/ライトするためのコモンメモリ
である。
【0005】図12は、MPC1とLPC3及びLPC
4との間でサイクリックに交信を行うリンク入出力エリ
(マスタ局からローカル局にサイクリックに出力する
データを以下Yと言い、ローカル局からマスタ局にサイ
クリックに入力するデータを以下Xと言う)のイメージ
を示す説明図である。図12において、60はリンク入
出力エリア全体を示し、61は、マスタ局内のリンク入
出力の割り付け状態を示し、63及び64はLPC3及
びLPC4それぞれの割り付け状態を示したものであ
る。
【0006】図13は、図12で示したリンク入出力
リアの割り付けを実際に実行するためのリンクパラメー
タ70の構成を示す説明図である。図13においてNは
データリンクを行うローカル局数、NoはLPC3の局
番、XadrはLPC3と交信を行うXの先頭アドレ
ス、Xsizeは上記Xのデータサイズ、Yadrは同
じくLPC3と交信を行うYの先頭アドレス、Ysiz
eは、上記Yのデータサイズを示す。LPC4に対する
同様の情報もセットされている。
【0007】図14は、サイクリック交信を行うための
伝文のフレーム21の構造を示す図であり、ハイレベル
データリンク制御手順(HDLC手順)として知られて
いるフレーム構成に準拠している。ここで、Fはフラグ
シーケンス、Aは送信先アドレス、Cは制御部(コマン
ド)、Iは情報部、FCSはフレーム検査シーケンスを
各々表す。
【0008】図15は、図13のパラメータに基づきマ
スタ局が出力データを送信するためのフレーム71の構
成で、Aは、ローカル局各局を示す送信先アドレス、Y
Cは出力(Y)コマンド、YDは出力データを各々表
す。
【0009】図16は、図13のパラメータに基づきロ
ーカル局が入力データを送信するためのフレーム72の
構成で、Aは、マスタ局を示す送信先アドレス、XCは
入力(X)コマンド、XDは入力データを各々表す。
【0010】次に動作について説明する。図10に示し
た各PC1〜4において、通常のデータリンク制御部8
が図13で示すパラメータをデータリンク前に何等かの
方法で入手する。例えばサイクリック交信前に、パラメ
ータ交信をマスタ局と各ローカル局で行う。各局は、こ
のデータリンクパラメータの情報から各局が行うデータ
リンク範囲をチェックし、以後、この情報に基づきサイ
クリック交信を行えるようにする。
【0011】次に、MPC1のデータリンク制御部8
は、シーケンス制御部7の動作に関係無く、コモンメモ
リ9から出力(Y)データをリードしてLPC3及びL
PC4に出力し、かつ、LPC3及びLPC4から入力
(X)データを入力してコモンメモリ9にライトするこ
とで一連のサイクリック交信を行う。また、シーケンス
制御部7は、必要に応じてコモンメモリ9をリード/ラ
イトすることで、サイクリックデータをアクセスする。
【0012】更に、LPC3及びLPC4のデータリン
ク制御部8は、逆にMPC1からの出力(Y)データを
入力してコモンメモリ9にライトを行い、コモンメモリ
9から入力(X)データをリードして、MPC1に出力
することで一連のサイクリック交信を行う。LPC3及
びLPC4のシーケンス制御部7は、MPC1のシーケ
ンス制御部7と同様の動作を行う。
【0013】図17はMPC1のデータリンク制御部8
における送受信時の処理シーケンスのフロー図を示す。
図において、MPC1はサイクリック交信を行うローカ
ル局数をクリアし(S80)、LPC3に出力(Y)す
るデータをコモンメモリ9からリードして図15で示す
様なフレーム71でLPC3に送信を行い(S81)、
LPC3からの図16で示す様なフレーム72の受信完
了を待ち(S82)、受信完了したらLPC3からの入
力(X)データをコモンメモリ9にライトする(S8
3)。次に全LPCとのサイクリック交信が完了したか
をチェックし(S84)、完了未であるから次のLPC
4をセットする(S85)。そして、ステップS81か
らS85を繰り返し、全LPCとのサイクリック交信が
完了したら、ステップS80に戻り次のサイクルを実行
する。
【0014】図18はLPC3及びLPC4のデータリ
ンク制御部8における送受信時の処理シーケンスのフロ
ー図を示す。図において、LPC3はMPC1からの図
15で示す様なフレーム71の受信を待ち(S90)、
受信完了したらMPC1の出力(Y)データをコモンメ
モリ9にライトする(S91)。次に、MPC1へ入力
(X)するデータをコモンメモリ9からリードして図1
6で示す様なフレーム72でMPC1へ送信を行い(S
92)、ステップS90の処理にもどる。
【0015】図19はMPC1のシーケンス制御部7に
おけるサイクリックデータリード/ライト時の処理シー
ケンスのフロー図を示す。図において、MPC1のシー
ケンス制御部7は、まず、出力(Y)データをシーケン
ス処理に基づきコモンメモリ9にライトし(S40)、
コモンメモリ9より入力(X)データをリードしてシー
ケンス処理を行う(S41)。
【0016】図20はLPC3及びLPC4のシーケン
ス制御部7におけるサイクリックデータリード/ライト
時の処理シーケンスのフロー図を示す。図において、L
PC3及びLPC4のシーケンス制御部7はまず入力
(X)データをシーケンス処理に基づきコモンメモリ9
にライトし(S45)、コモンメモリ9より出力(Y)
データをリードしてシーケンス処理を行う(S46)。
【0017】図21は、サイクリック交信を2重化した
場合の概略構成を示す説明図である。図において、1は
マスタ局(MPC1)2は待機マスタ局(MPC2)で
ある。3A及び4Aはローカル局(LPC3A及びLP
C4A)示す。
【0018】図22は、2重化した場合のPCのローカ
ル局LPC3A及びLPC4Aの概略構成を示す説明図
であり、LPC3A及び4Aにおいて、7は図11と同
様にシーケンスを制御するシーケンス制御部、8はMP
C1とサイクリック交信を行うデータリンク制御部8A
及びMPC2とサイクリック交信を行うデータリンク制
御部8B、9はシーケンス制御部とデータリンク制御部
1及びデータリンク制御部2との間でサイクリックデー
タをそれぞれリード/ライトするためのコモンメモリ9
A及びコモンメモリ9Bである。
【0019】図21で示す様に、サイクリック交信を2
重化した場合の動作について説明する。図21で示した
MPC1及びMPC2の動作は図10に示したものの動
作例と同様であるが、LPC3A及びLPC4Aでは、
図22で示す様にデータリンク制御部8A及びデータリ
ンク制御部8Bで構成されている。各々のデータリンク
制御部は独立しているため、図10に示したものの動作
例と同様であるが、シーケンス制御部7では、図23で
示すようなサイクリックデータリード/ライト時の処理
シーケンスが実施される。
【0020】まず、入力(X)データをシーケンス処理
に基づきコモンメモリ9A、コモンメモリ9Bにライト
し(S100)、次に、データリンク制御部8Aが正常
か、つまりMPC1が正常かのチェックを行い(S10
1)、正常ならば、データリンク制御部8Aつまりコモ
ンメモリ9Aより出力(Y)データをリードしてシーケ
ンス処理を行う(S102)。もしデータリンク制御部
8Aが異常ならば、データリンク制御部8Bが正常か、
つまりMPC2が、正常かのチェックをおこない(S1
03)、正常ならば、データリンク制御部8Bつまりコ
モンメモリ9Bより出力(Y)データをリードしてシー
ケンス処理を行う(S104)。もし、両データリンク
制御部が8A、8Bが異常ならばエラー処理を行う(S
105)。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のPCによるデー
タリンクは、以上のように構成されているので、第1に
1データリンク中にマスタ局は、1局のみしか存在でき
ず、また、1サイクルを実現するためにマスタ局は、ロ
ーカル局数分それぞれ別々に転送されるため、交信時間
が長くかかり、更に、2重化システムを実現するために
データリンク制御部が複数枚必要であるなどの問題点が
あった。
【0022】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、マスタ局の局数の制限を無く
し、さらに1サイクルの交信時間を短縮でき、容易に多
重化システムを実現できるデータリンク方法を得ること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるデー
タリンク方法は、マスタ局と対応する複数のローカル局
とが、それぞれに設けられたリンク入出力エリアを介し
てデータ交信を行うデータリンクシステムにおいて、デ
ータリンクを行う上記リンク入出力エリアの領域を割付
設定するリンク入出力エリア情報と、マスタ局から各ロ
ーカル局へのデータ交信に用いられる伝文フレーム中に
おける各ローカル局宛のデータ個々の位置を示す相対ア
ドレス情報とを有するリンクパラメータを予め設定する
段階と、マスタ局が、自局の送信するタイミングかチェ
ックし、自局が送信するタイミングであれば、対応する
各ローカル局宛のデータが上記相対アドレス情報に基づ
き区分けされ、一括して格納された伝文フレームを送信
する段階と、各ローカル局が、上記マスタ局から送信さ
れた上記伝文フレームを受信し、上記相対アドレス情報
に基づき、自局宛のデータを取り込む段階とからなるも
のである。
【0024】第2の発明に係わるデータリンク方法は、
複数のマスタ局と対応する複数のローカル局とが、それ
ぞれに設けられたリンク入出力エリアを介してデータ交
信を行うデータリンクシステムにおいて、データリンク
を行う上記リンク入出力エリアの領域を割付設定するリ
ンク入出力エリア情報と、各ローカル局から対応する複
数のマスタ局へのデータ交信に用いられる伝文フレーム
中における各マスタ局宛のデータ個々の位置を示す相対
アドレス情報とを有するリンクパラメータを予め設定す
る段階と、ローカル局が、自局の送信するタイミングか
チェックし、自局が送信するタイミングであれば、対応
するマスタ局宛のデータが上記相対アドレス情報に基づ
き区分けされ、一括して格納された伝文フレームを送信
する段階と、対応するマスタ局が、上記ローカル局から
送信された上記伝文フレームを受信し、上記相対アドレ
ス情報に基づき、自局宛のデータを取り込む段階とから
なるものである。
【0025】第3の発明に係わるデータリンク方法にお
いて、マスタ局は、主マスタ局及び待機マスタ局から構
成され、各ローカル局がマスタ局から送信された自局宛
のデータを取り込む際に、主マスタ局と正常にリンクし
ているかチェックし、正常ならば上記主マスタ局から送
信された自局宛のデータを取り込み、もし正常でなけれ
ば待機マスタ局と正常にリンクしているかチェックし、
正常ならば上記待機マスタ局から送信された自局宛のデ
ータを取り込むものである。
【0026】
【作用】第1の発明においては、マスタ局と対応する複
数のロ−カル局間で常時データ交信を行なうデータリ
ンクシステムにおいて、マスタ局からは、対応する複数
のローカル局宛のデータが一括して格納された伝文フレ
ームが送信され、該伝文フレームを各ローカル局が受信
すると、各ローカル局は相対アドレス情報に基づき自局
宛のデータのみを取り込む。
【0027】第2の発明においては、複数のマスタ局と
対応する複数のロ−カル局間で常時データ交信を行な
データリンクシステムにおいて、ローカル局からは、
対応する複数のマスタ局宛のデータが一括して格納され
た伝文フレームが送信され、該伝文フレームを各マスタ
局が受信すると、各マスタ局は相対アドレス情報に基づ
き自局宛のデータのみを取り込む。
【0028】第3の発明においては、各ローカル局は、
主マスタ局と正常にリンクしている かチェックし、正常
ならば上記主マスタ局から送信された自局宛のデータを
取り込み、もし正常でなければ待機マスタ局と正常にリ
ンクしているかチェックし、正常ならば上記待機マスタ
局から送信された自局宛のデータを取り込む。
【0029】
【実施例】実施例1. 第1及び第2の発明の一実施例を図1〜図7により説明
する。図中、従来例と同じ符号で示されたものは従来例
のそれと同一もしくは同等なものを示す。なお、データ
リンク装置としてのプログラマブルコントローラの構成
は従来例において説明した図11のものと同一であり、
改めて説明することを省略する。
【0030】図1はこの実施例によるデータリンクシス
テムの構成を示す図である。図1において、1〜6は、
各々データリンクを行うPCであり、1及び2はマスタ
局(MPC1及びMPC2)として位置付されたPC、
3及び4はMPC1とそれぞれ1:1でデータリンクを
行うローカル局(LPC3及びLPC4)として位置付
されたPC、5及び6はMPC2とそれぞれ1:1でデ
ータリンクを行うローカル局(LPC5及びLPC6)
として位置付されたPCである。
【0031】図2は、MPC1とLPC3及びLPC4
との間で、サイクリックに交信を行うリンク入出力及び
MPC2とLPC5及びLPC6との間で、サイクリッ
クに交信を行うリンク入出力のイメージを示す説明図で
あり、10はデータリンクを行うためのリンク入出力全
体を示し、11はMPC1がデータリンクを行うための
リンク入出力の割り付け状態を示し、12はMPC2
データリンクを行うためのリンク入出力の割り付け状態
を示す。13、14、15及び16は、LPC3、LP
C4、LPC5及びLPC6それぞれがデータリンクを
行うためのリンク入出力の割り付け状態を示したもので
ある。なお、図にも示されるように、データリンクシス
テムを形成する各PCのリンク入出力エリアは各PCご
とに区別されており、リンク入出力エリアにおける各P
Cに割り付けられたエリアにアクセスすることにより、
対応するPCのデータ を参照することができる。
【0032】図3は、図2で示すようなリンク入出力の
割り付けを実際に実行するリンクパラメータ20の構成
を示す説明図であり、データリンクを行うリンク入出力
エリアの領域を割付設定するリンク入出力エリア情報及
び、マスタ局、ローカル局間でデータ交信に用いられる
伝文フレーム中における各マスタ局及び各ローカル局宛
のデータ個々の位置を示す相対アドレス情報を有してい
る。リンクパラメータを具体的に説明すると、Mはマス
タ局数、MNoはMPC1の局番、LはMPC1とデー
タリンクを行うローカル局数、LNoはLPC3の局
番、XadrはLPC3と交信を行うXの先頭アドレ
ス、Xsizeは上記Xのデータサイズ、Xofset
は、LPC3が送信するフレーム中のMPC1宛のXの
先頭アドレス、Yadrは同じくLPC3と交信を行う
Yの先頭アドレス、Ysizeは、上記Yのデータサイ
ズ、Yofsetは、MPC1が送信するフレーム中の
LPC3宛のYの先頭アドレスを示す。また、同様に、
LPC4に対する同様の情報もセットされ、さらに、M
PC2に対する同様の情報もセットされる。
【0033】図4は、図3に示したパラメータに基づき
マスタ局MPC1、MPC2が各ローカル局LPC3〜
LPC6への出力データを送信するためのフレーム22
の構成で、GAは全局に有効であることを示すグローバ
ルアドレス、YCは出力(Y)コマンド、DAは送信元
アドレス、YDnは各ローカル局宛の出力データを各々
表す。
【0034】図5は、図3に示したパラメータに基づき
ローカル局LPC3〜LPC6がマスタ局MPC1、M
PC2への入力データを送信するためのフレーム23構
成で、GAは全局に有効であることを示すグローバルア
ドレス、XCは入力(X)コマンド、DAは送信元アド
レス、XDnは各マスタ局宛の入力データを各々表す。
図6は、MPC1のデータリンク制御部8における送受
信時の処理シーケンス を示すフロー図である。 図7は、
LPC3及びLPC4のデータリンク制御部8における
送受信時の処理シーケンスを示すフロー図である。
【0035】次に動作について説明する。図1に示した
各PC1〜6において、通常データリンク制御部8が図
3で示すパラメータをデータリンク前に何等かの方法で
入手する。例えば、サイクリック交信前に、パラメータ
交信をマスタ局(MPC1)と全ローカル局及びマスタ
局(MPC1)とマスタ局(MPC2)で行う。このデ
ータリンクパラメータ情報から各局が行うデータリンク
範囲のチェックを行い、以後、その情報に基づくサイク
リック交信を行えるようにする。
【0036】各PC間で行われるデータリンクに関し、
MPC1のデータリンク制御部8では、自局が送信する
タイミングか、つまり自局がバトン(トークン)を持っ
ているかをチェックして(図6:S30)、自局が送信
できるタイミングならば、シーケンス制御部7の動作に
関係無く自局が送信必要な各ローカル局(LPC3及び
LPC4)宛に出力する出力(Y)データをコモンメモ
リ9からリードして、LPC3及びLPC4への出力
(Y)データ(図4におけるYD1、YD2)を一括し
て含んだ伝文フレーム22を作成し、LPC3及びLP
C4に対して、該伝文フレーム22を送信(図6:S3
1)する。 なお、出力(Y)データを含んだ伝文フレー
ム22は、対応するリモート局全局に有効であることを
示すグローバルアドレス、及びフレーム中にLPC3及
びLPC4へ出力する出力データが格納されていること
から、MPC1のデータリンク制御部8は伝文フレーム
22を送信することにより、一括してLPC3及びLP
C4に対して送信することができる。 自局のデータ送信
が終了すると、予め定められたトークンパッシング方式
に基づき、自局の送信できるタイミングであることを示
すバトン(トークン)を次局に対し送出する。 出力
(Y)データを含んだ伝文フレーム22を受信した際の
LPCの動作については後述する。
【0037】その後、各ローカル局から図5で示すよう
な自局宛の入力(X)データを含んだ伝文フレーム23
を受信したかをチェックする(図6:S32)。 なお、
本実施例1において、LPC3及びLPC4に対応する
マスタ局はMPC1のみである(図2参照)ことから、
各ローカル局(LPC3、LPC4)から受信する伝文
フレームは、MPC1に対する入力データのみが設定さ
れるものとなる。 伝文フレーム23を受信完了していた
ら、リンクパラメータとして設定された[Xofse
t]の先頭アドレスに基づき、伝文フレーム23中から
自局宛の入力(X)データを取得し、コモンメモリ9に
ライトする(図6:S33)。ステップS30〜S33
を繰り返すことにより一連のサイクリック交信を実現す
る。 MPC1のシーケンス制御部7は、必要に応じてコ
モンメモリ9をリード/ライトすることで、サイクリッ
クデータをアクセスする。また、説明は省略するが、M
PC2もLPC5及びLPC6に対して同様な処理を行
う。
【0038】LPC3及びLPC4のデータリンク制御
部8は、MPC1からの出力(Y)データを含んだ伝文
フレーム22を受信したかをチェックし(図7:S3
5)、受信完了していたら自局宛の出力(Y)データを
コモンメモリ9にライトする。 本実施例1において、M
PC1にはLPC3及びLPC4が対応していることか
ら、各ローカル局(LPC3、LPC4)が受信する伝
文フレームには、MPC1から一括して各ローカル局
(LPC3、LPC4)に対する出力データが設定され
ているものとなる(図4参照)。なお、各ローカル局
(LPC3、LPC4)は、リンクパラメータとして設
定された[Yofset]に基づき伝文フレーム22中
から自局に対応する出力(Y)データのみを取り込み、
コモンメモリ9にライトする(図7:S36)。
【0039】そして、自局が送信するタイミングか、つ
まり、自局がバトン(トークン)を 持っているかチェッ
クして(図7:S37)、自局が送信できるタイミング
ならば、自局が送信必要なマスタ局(MPC1)宛の入
力(X)データをコモンメモリ9からリードして、図5
に示すようなマスタ局への入力(X)データを含んだ伝
文フレーム23を作成し、MPC1に対して、該伝文フ
レーム23を送信する(図7:S38)。 自局のデータ
送信が終了すると、予め定められたトークンパッシング
方式に基づき、自局の送信できるタイミングであること
を示すバトン(トークン)を次局に対し送出する。
お、本実施例1において、LPC3及びLPC4に対応
するマスタ局はMPC1のみである(図2参照)ことか
ら、各ローカル局(LPC3、LPC4)から送信する
伝文フレーム23は、MPC1に対する入力データのみ
が設定されるものとなる。ステップS35〜S38を繰
り返すことにより一連のサイクリック交信を実現する。
LPC3及びLPC4のシーケンス制御部7は、必要に
応じてコモンメモリ9をリード/ライトすることで、サ
イクリックデータをアクセスする。また、説明は省略す
るが、MPC2に対するLPC5及びLPC6に対して
同様な処理を行う。
【0040】また、各マスタ局及び各ローカル局のシー
ケンス制御部7のサイクリックデータリード/ライト処
理に関しては図19、図20にて既に説明してあるので
省略する。
【0041】実施例2. 第3に発明の一実施例を、再度、図1により説明する。
図1示す構成において、1をマスタ局(MPC1)、
2を待機マスタ局(MPC2)と位置付け、3及び4は
MPC1及びMPC2とそれぞれ1:1でデータリンク
を行うローカル局(LPC3及びLPC4)で2重化し
たものとしての動作を行うものである。図1において、
ローカル局LPC5及びLPC6は対象外とする。
【0042】図8は2重化するためのリンク入出力のイ
メージを示す説明図である。図8において、MPC1と
LPC3及びLPC4との間で、サイクリックに交信を
行うリンク入出力及びMPC2とLPC3及びLPC4
との間で、サイクリックに交信を行うリンク入出力のイ
メージで、10はリンク入出力全体を示し、11はMP
C1内のリンク入出力の割り付け状態を示し、17はM
PC2内のリンク入出力の割り付け状態を示す。13、
14はLPC3、LPC4のMPC1とのそれぞれのリ
ンク入出力の割り付け状態を示したものであり、18、
19はLPC3、LPC4のMPC2とのそれぞれのリ
ンク入出力の割り付け状態を示したものである。
【0043】図8で示す様なリンク入出力の割り付けを
実際に実行するリンクパラメータ20の構成は、第1、
第2の発明の実施例1で説明した図3のものと同様であ
る。また、図1に示した各PC1〜4のデータリンク制
御部8の動作及びマスタ局のシーケンス制御部7の動作
についても実施例1で説明したものと同様である。
【0044】次に、図9を用いて2重化した場合のLP
C3及びLPC4の各ローカル局のシーケンス制御部7
の動作について説明する。まず、MPC1及びMPC2
に送信する入力(X)データをシーケンス処理に基づき
コモンメモリ9にライトし(S50)、自局が送信必要
なマスタ局(MPC1)及び待機マスタ局(MPC2)
宛の入力(X)データを含んだ伝文フレーム23を作成
し、MPC1及びMPC2に対して、該伝文フレーム2
3を送信する。次にMPC1が正常にリンクしているか
チェックを行い(S51)正常ならば、MPC1が送信
した出力(Y)データをリードしてシーケンス処理を行
う(S52)。もしMPC1が異常ならば、待機マスタ
局であるMPC2が、正常かチェックを行い(S5
3)、正常ならば、MPC2が送信した出力(Y)デー
タをリードしてシーケンス処理を行う(S54)。もし
待機マスタ局MPC2が異常ならばエラー処理を行う
(S55)。本実施例によれば、ローカル局は主マスタ
局と正常にリンクしているかチェッ クし、正常であれば
主マスタ局からの自局宛のデータを取り込み、正常でな
ければ待機マスタ局と正常にリンクしているか確認して
待機マスタ局から送信された自局宛のデータを取り込む
ので、多重化システム用にH/Wの追加をせずに簡単で
安価に多重化システムを構築できる。
【0045】上述の実施例1、2では、PCにおけるデ
ータリンクを説明したが、FAコントローラ、パソコン
等で、データリンクを実施しても同様の効果が得られ
る。また、実施例ではマスタ局が2局の例を示したが、
マスタ局数を2局以上の多数局にしても、同様に作動す
るものが得られる。また、データリンクの構成をバス型
で示しているが、ループ型、スター型等の構成でも同様
の効果が得られる。同様にフレーム構成にHDLCを使
用したが、他のフォーマットを使用しても同様の効果が
得られる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、マスタ
局から該マスタ局に対応する複数のリモート局に対する
データ交信において、1つの伝文フレームによって複数
のローカル局宛に各ローカル局毎に対応したデータを
括して送信することができ、1サイクルの交信時間を短
縮することができる。また、複数のマスタ局の存在をも
可能とし、ローカル局から対応する複数のマスタ局に対
するデータ交信も、1つの伝文フレームによって対応す
る複数のマスタ局宛に一括してデータ送信することがで
き、1サイクルの交信時間を短縮することができる。
【0047】また、マスタ局は、主マスタ局及び待機マ
スタ局として構成し、主マスタ局異常時でも、待機マス
タ局とによりデータリンクを行うので、上述した1サイ
クルの交信時間を短縮すると共に、多重化システムを簡
単かつ安価に構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1及び第2の発明の一実施例によるデータ
リンクシステムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示したデータリンクシステムのリンク
入出力の説明図である。
【図3】 図1に示したデータリンクシステムのデータ
リンクパラメ−タを示す図である。
【図4】 図1に示したマスタ局が送信する伝文のフレ
ームの構成を示す図である。
【図5】 図1に示したロ−カル局が送信する伝文のフ
レームの構成を示す図である。
【図6】 図1に示したマスタ局におけるデータリンク
制御部の送受信処理の動作を示すフロー図である。
【図7】 図1に示したロ−カル局におけるデータリン
ク制御部の送受信処理の動作を示すフロー図である。
【図8】 第3の発明の一実施例による2重化データリ
ンクシステムのリンク入出力の説明図である。
【図9】 図8に示したロ−カル局におけるシーケンス
制御部のサイクリックデータのリード/ライト処理動作
を示すフロー図である。
【図10】 従来のデータリンクシステムの構成を示す
図である。
【図11】 プログラマブルコントローラの概略構成を
示すブロック図である。
【図12】 図10に示したデータリンクシステムのリ
ンク入出力の説明図である。
【図13】 図10に示したデータリンクシステムのデ
ータリンクパラメ−タを示す図である。
【図14】 プログラマブルコントローラにて用いる伝
文のフレームの構成を示す図である。
【図15】 図10に示したマスタ局が送信する伝文の
フレームの構成を示す図である。
【図16】 図10に示したロ−カル局が送信する伝文
のフレームの構成を示す図である。
【図17】 図10に示したマスタ局におけるデータリ
ンク制御部の送受信処理の動作を示すフロー図である。
【図18】 図10に示したロ−カル局におけるデータ
リンク制御部の送受信処理の動作を示すフロー図であ
る。
【図19】 図10に示したマスタ局におけるシーケン
ス制御部のサイクリックデータのリード/ライト処理動
作を示すフロー図である。
【図20】 図10に示したロ−カル局におけるシーケ
ンス制御部のサイクリックデータのリード/ライト処理
動作を示すフロー図である。
【図21】 従来の2重化データリンクシステムの構成
を示す図である。
【図22】 図21に示したロ−カル局を構成するプロ
グラマブルコントローラの概略構成を示すブロック図で
ある。
【図23】 図21に示したロ−カル局におけるシーケ
ンス制御部のサイクリックデータのリード/ライト処理
動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1、2 マスタ局(プログラマブルコントローラ) 3〜6 ロ−カル局(プログラマブルコントローラ) 7 シーケンス制御部 8 データリンク制御部 9 コモンメモリ 10 リンク入出力エリア 22、23 伝文のフレーム

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ局と対応する複数のローカル局と
    が、それぞれに設けられたリンク入出力エリアを介して
    データ交信を行うデータリンクシステムにおいて、 データリンクを行う上記リンク入出力エリアの領域を割
    付設定するリンク入出力エリア情報と、マスタ局から各
    ローカル局へのデータ交信に用いられる伝文フレーム中
    における各ローカル局宛のデータ個々の位置を示す相対
    アドレス情報とを有するリンクパラメータを予め設定す
    る段階と、 マスタ局が、自局の送信するタイミングかチェックし、
    自局が送信するタイミングであれば、対応する各ローカ
    ル局宛のデータが上記相対アドレス情報に基づき区分け
    され、一括して格納された伝文フレームを送信する段階
    と、 各ローカル局が、上記マスタ局から送信された上記伝文
    フレームを受信し、上記相対アドレス情報に基づき、自
    局宛のデータを取り込む段階と、からなるデータリンク
    方法。
  2. 【請求項2】 複数のマスタ局と対応する複数のローカ
    ル局とが、それぞれに設けられたリンク入出力エリアを
    介してデータ交信を行うデータリンクシステムにおい
    て、 データリンクを行う上記リンク入出力エリアの領域を割
    付設定するリンク入出力エリア情報と、各ローカル局か
    ら対応する複数のマスタ局へのデータ交信に用いられる
    伝文フレーム中における各マスタ局宛のデータ個々の位
    置を示す相対アドレス情報とを有するリンクパラメータ
    を予め設定する段階と、 ローカル局が、自局の送信するタイミングかチェック
    し、自局が送信するタイミングであれば、対応するマス
    タ局宛のデータが上記相対アドレス情報に基づき区分け
    され、一括して格納された伝文フレームを送信する段階
    と、 対応するマスタ局が、上記ローカル局から送信された上
    記伝文フレームを受信し、上記相対アドレス情報に基づ
    き、自局宛のデータを取り込む段階と、からなるデータ
    リンク方法。
  3. 【請求項3】 マスタ局は、主マスタ局及び待機マスタ
    局から構成され、各ローカル局がマスタ局から送信され
    た自局宛のデータを取り込む際に、主マスタ局と正常に
    リンクしているかチェックし、正常ならば上記主マスタ
    局から送信された自局宛のデータを取り込み、もし正常
    でなければ待機マスタ局と正常にリンクしているかチェ
    ックし、正常ならば上記待機マスタ局から送信された自
    局宛のデータを取り込むことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のデータリンク方法。
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