JPH07200027A - 自動組立装置の制御装置 - Google Patents

自動組立装置の制御装置

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JPH07200027A
JPH07200027A JP35453393A JP35453393A JPH07200027A JP H07200027 A JPH07200027 A JP H07200027A JP 35453393 A JP35453393 A JP 35453393A JP 35453393 A JP35453393 A JP 35453393A JP H07200027 A JPH07200027 A JP H07200027A
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JP35453393A
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Toshihiro Yamamoto
敏弘 山本
Makoto Akahira
誠 赤平
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主制御部とI/O部、I/O部と機器の間の接
続が可用性の高い簡素化され、経済的効果の高い自動組
立装置の制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 主制御部と、シリアルデータの通信を行う機
器に対して出力または入力の選択が可能なI/O部と、
I/O部の物理的I/Oブロック先頭番号、I/O点
数、入力または出力を決めるI/O入力属性の指定に従
い、各機器に対応して物理番号を論理番号に変換するI
/O割り付けテーブル、各I/O部の各点の入出力属性
と入出力データのテーブルよりなるI/O属性領域とを
記憶し、前記I/O割り付けテーブルとI/O属性領域
により、各I/O部の各点の物理番号と各機器の論理番
号を対応付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の機器より構成され
る自動組立装置の制御装置に関するものである。更に詳
しく言えば、自動組立装置の制御装置の入出力割り付け
に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】複数の機器により構成される自動組立装
置の制御装置としては公開番号平成4年第92902〜
92903号で報告されているような制御装置がある。
前記制御装置は、一つのCPUによるマルチタスク制御
に下、一つの命令解釈部により、複数の機器に対応して
用意されている制御命令(動作プログラム)を独立に動
作するように構成されている。
【0003】図15に、制御装置の従来例の構成を示
す。図中、100は主制御部であり、CPU101によ
りROM102に格納されているプログラムにより装置
全体の制御及び管理を行っている。103はRAMであ
り、各機器(自動機)の動作プログラム(動作命令)、
ロボットの教示ポイント、I/O部110の出力部、入
力部の#1自動機,#2自動機,…の割り付け等を記憶
している。シリアルI/O104a,104bはパソコ
ン121と、教示用入出力装置122と接続されてい
る。パソコン121は、各機器の動作プログラム(動作
命令)の編集を行ったり、マルチタスクOS(オペレー
ティングシステム)への命令を与えたりする。教示用入
出力装置122は、ロボットの教示用ポイントを入力す
るのに用いる。
【0004】さて、従来では、図15のように構成し
て、一つのI/O部の出力部と入力部を各自動機(1,
2,・・・)に分けて接続していた。これらは、図16
に示すように、制御装置の全体が、マルチタスクOS5
00により制御され、並列バスに接続されている一つの
I/O部110’を必要に応じ個々の機器(#1自動機
(405),#2自動機(406),・・・)に対応さ
せ分割して接続し使用している。そのため、制御が複雑
になり、物理的配線も複雑になっている。
【0005】又、一般的に各機器(自動機)の動作プロ
グラム(動作命令)は、各自動機器に(405,40
6,・・・)対応して高級言語化して用意し、これをマ
ルチタスクOS500により一つの動作命令実行部50
1で解釈し、複数の機器が独立に動作するように制御し
ている。しかし、自動機の増減により、各自動機に対応
し、並行動作する動作プログラム(動作命令)の増減が
可能であるように構成すると、その変更、又は、構築の
毎に、一つのI/O部110’と各自動機との接続の対
応が複雑化して来るという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従つて、上記従来例で
は、並列バスに接続されている1つのI/O部を複数の
機器で分割して使用するため次のような欠点がある。 (1)機器の数が増えた場合にI/O点数が不足するこ
とが発生する。 (2)機器の数が多いことを想定してI/O点数を設け
ると機器の数が少ない場合にコスト的に割高になる。
【0007】(3)機器のI/O構成が変更になった際
に、制御装置と機器間の配線の変更が発生し、その変更
作業の労力を要する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、主制
御部と、シリアルデータの通信を行う機器に対して出力
または入力の選択が可能なI/O部と、I/O部の物理
的I/Oブロック先頭番号と、I/O点数と、入力また
は出力を決めるI/O入力属性の指定に従い、各機器に
対応して、物理番号を論理番号に変換するI/O割り付
けテーブルと、各I/O部の各点の入出力属性と入出力
データのテーブルよりなるI/O属性領域とを持ち、前
記I/O割り付けテーブルとI/O属性領域により、各
I/O部の各点の物理番号と各機器の論理番号を対応付
けたことを特徴とする。
【0009】ここで、シリアルデータは、I/O属性指
定フィールドと、I/Oの入出力データを含み、I/O
部は、I/O属性指示フィールドにより出力素子と入力
素子の選択がされ、I/Oの入出力データにより出力デ
ータの出力または入力データの入力がされるように構成
する。更に、シリアルデータはI/O識別番号を含み、
I/O部のアドレスをI/O識別番号が一致した時の
み、I/O部がシリアルデータの変倍を行うように構成
する。
【0010】また、シリアルデータは、エラーチェック
データを含み、変倍データのエラーが無く、I/O部の
アドレスと、I/O部識別番号が一致した時のみ、I/
O部がシリアルデータの変倍を行うように構成する。ま
た、主制御部より送られたシリアルデータを変倍したI
/O部は、I/O属性指示フィールドにより入力に指定
されたデータをI/Oの入出力データにセットし、主制
御部にシリアルデータとして送出するように構成する。
【0011】さらに、I/O部には、入力素子または出
力素子を差す個所があり、入力素子と出力素子の差し換
えが可能である構造に構成する。
【0012】
【実施例】図1は本発明を実施した制御装置の一実施例
の構成図である。以下これを説明する。本実施例の図1
に示す構成図において、100は本制御装置の主制御部
であり、その構成は次の通りである。
【0013】101はCPUであり、ROM102内に
格納されているプログラムに従い自動組立装置全体の制
御および管理をおこなっている。RAM103にはロボ
ット、#1自動機(405)、#2自動機(406)、
#3自動機(407)の動作プログラム、ロボットの教
示ポイントおよびI/O割り付けテーブル、I/O属性
領域が格納されている。シリアルI/F104a,10
4bは、前記各々の動作プログラム、教示ポイントおよ
びI/O割り付けテーブル、I/O属性領域の編集を行
うための入出力装置であるパソコン121あるいは、教
示用入出力装置122と接続されており、シリアル通信
でデータやりとりをおこなう。105のI/Oシリアル
I/Fは、複数のI/O部106a〜cにシリアル伝送
線で接続されており、前記I/O部を集中制御あるいは
集中モニタを行うためのインターフェイスである。
【0014】複数のI/O部である第1のI/O部10
6a、第2のI/O部106b、第3のI/O部106
cは各々、#1自動機(405)、#2自動機(40
6)、#3自動機(407)のソレノイド、コイルなど
をONもしくはOFFする機能およびセンサ等の情報を
取り込む機能を有しており、前記I/OシリアルI/F
に接続された伝送線を介して前記主制御部100よりの
コマンドによりソレノイド、コイル等をONもしくはO
FFにする。あるいはセンサ等による入力情報を主制御
部100へ送出する。
【0015】なお、112はロボットの制御部であり、
ロボットの動作に必要なモーターあるいはマグネットM
1,M2,M3,M4,…を制御する。図2はROM1
02に格納されているソフトウェアのメモリマップであ
る。図2において、501は高級言語にて記述されたロ
ボット、#1自動機(405)、#2自動機(40
6)、#3自動機(407)の動作プログラム(図3の
521〜524)を解釈し実行動作するプログラム部分
である。本実施例では、各機器に対する入出力の割り当
て方式を中心に説明する。従つて、高級言語で記述され
た動作プログラムに関しては詳細な説明を省く。502
は入出力装置であるパソコン121もしくは教示用入出
力装置122(以降入出力装置121,122)により
ロボット、#1自動機(405)、#2自動機(40
6)、#3自動機(407)の動作プログラムを編集を
行うプログラム部分である。503は入出力装置121
もしくは122によりロボットの動作ポイントを教示し
たり、もしくはポイントデータの編集を行うプログラム
部分である。504は入出力装置121、もしくは12
2によりI/O部のONもしくはOFFを操作するプロ
グラム部分である。505は入出力装置121もしくは
122によりI/O部の入力の情報をモニタするための
プログラム部分である。506は入出力装置121、も
しくは122によりI/O割り付けテーブル、およびI
/O属性領域を編集するプログラム部である。
【0016】前記各プログラム部は、500のマルチタ
スクOSにより、CPU101によって、ロボット、#
1自動機(405)、#2自動機(406)、#3自動
機(407)は独立に実行される。507はその他の制
御プログラムであり例えばシリアル通信あるいはI/O
シリアル通信等のシステムのプログラム部である。
【0017】図3はRAM103に格納されているソフ
トウェア等のメモリマップである。521はロボットの
操作プログラムとロボットの教示ポイントとの格納領域
である。522は#1自動機(405)の動作プログラ
ムの格納領域である。523は#2自動機(406)の
動作プログラムの格納領域である。524は#3自動機
(407)の動作プログラムの格納領域である。525
はI/Oの割り付け状態を格納しておく領域であり、5
26は、I/O部の入出力情報データと、入力か出力か
を選択して指定するための入出力属性テーブルとが格納
されているところのI/O属性領域である。
【0018】図4は、I/O部のハードウェアを説明す
るための斜視図である。106はI/OシリアルI/F
と接続するコネクタと、ソレノイド、コイル、およびセ
ンサを接続する端子台106-4を備えたI/O部の基板
である。142はソレノイドやコイルなどをONもしく
はOFFするための出力素子である。
【0019】143はセンサ等の情報を入力するための
入力素子である。かつ、前記I/O部の基板に対し、出
力素子142と入力素子143は差し換え可能に構成さ
れており、入力と出力の組み合わせを自由に行うことが
可能である。図5にI/OシリアルI/F105より送
出または受信するデータのフォーマットを示す。データ
のフィールドについて説明すると次のようになる。
【0020】131はI/O106の識別番号を指定す
るI/O識別番号のフィールドである。このフィールド
は、I/O部106の中でそのI/O部106の識別番
号(アドレス)をスイッチ等で設定しておくことによ
り、I/OシリアルI/F105より送出されたデータ
がどのI/O部106に対してのものかを識別したり、
あるいはどのI/O部106よりI/OシリアルI/F
105に送られたデータであるかを識別するためのフィ
ールドである。132はI/O部106の各素子を出力
とするか入力とするかを指定するI/O属性指示フィー
ルドである。ビットの1もしくは0の情報に従い対応す
る入出力素子の出力もしくは入力を指示するフィールド
である。
【0021】133は出力データのフィールドである。
前記132のI/O属性指示フィールドで出力で指定さ
れた出力素子に対しては、ビット1もしくは0の情報に
従いONもしくはOFFを指示するためのデータフィー
ルドである。134は通信伝送時に発生するエラーを監
視するためのエラーチェックデータのフィールドであ
る。
【0022】図6はI/OシリアルI/F105と複数
のI/O部106a,b,…との通信部のハードウェア
構成を示す図である。図中TXは伝送線上に送出すべく
シリアルデータを示し、RXは伝送線上より受信した信
号を示し、ENは送出または変倍を制御する信号であ
る。図6に従ってデータの流れについて説明する。 (1)データの送出は、I/OシリアルI/F105の
ゲ−ト信号ENをHにして、図5に示すフォーマットの
データをシリアルデータとして送出し、その後ENをL
としてゲ−トを閉める。
【0023】(2)I/OシリアルI/F105より出
力された伝送線上のシリアルデータは各I/O部106
a〜cにより取り込まれる。 (3)各I/O部106a〜cは伝送線上より取り込ん
だシリアルデータのI/O識別番号フィールド131
が、I/O部106に設定されたアドレス106−1と
一致するかを調べる。
【0024】(4)I/O識別番号フィールド131と
アドレスが特定のI/O部のアドレスと一致した場合
は、I/O属性指示フィールド132によって出力に指
定されているビットに対応した出力素子をI/O入出力
データ133で指示したONもしくはOFF状態にす
る。 (5)出力素子をONもしくはOFFにした後、該当の
I/O部106は、I/O属性指示フィールド132で
入力に指示されたビットに対応した入力素子のONもし
くはOFFの情報をI/O入出力データ133の対応し
たビットに反映させ、I/O部106のゲ−ト信号EN
をHとした後にシリアルデータとして送出し、その後ゲ
−ト信号ENをLとする。
【0025】(6)該当のI/O部106から送出され
たシリアルデータは、I/OシリアルI/F部105よ
り読み込まれた、図3に示すRAM上のI/O属性領域
226内の入出力データ格納部へ格納される。図7は、
図5に示すデータ・フィールドと、図6に示すI/O部
106の受信と送信の概念を更に説明するための例の図
である。動作の概念は次の通りである。
【0026】(1)I/OシリアルI/F105より伝
送線に送出されたシリアルデータは、各I/O部で受信
され、RXとなる。 (2)RXは、図7の番号131〜134よりなるシフ
ト・レジスタに入力され、アドレス・スイッチ106−
1と、I/O認識番号131が一致したかを、アドレス
一致検査回路106-2で検査する。
【0027】(3)アドレスが一致した場合は、エラー
チェック/エラーチェックデータ生成回路106-3で、
受信データにエラーがあるか否かをチェックする。 (4)受信データにエラーが無い場合は、I/O属性指
示フィールド132の部分と、I/O入出力データ13
3の部分を、各々のバッファレジスタ132’と13
3’へコピーする。
【0028】(5)本例の場合、番号132’のC0
ットは、“1”すなわち、出力指示になっているので、
出力素子142のDR0を動作させ、入力素子143の
RVOを非動作とする。従って、番号133’のDO
“1”であるので、出力素子142のDROより“1”
(アクティブ)の信号が端子台106-4の端子0に出力
される。
【0029】(6)番号132’のC1は“0”すなわ
ち、入力指示になっているので、出力素子143のDR
1は非動作とされ、入力素子143のRV1が動作し、そ
の“1”または“0”の状態をD1とする。 (7)次に、入力の状態がI/O入出力データのフィー
ルド133にセットされ、エラーチェック/エラーチェ
ックデータ生成回路106−3によりエラーチェックデ
ータ134が生成される。
【0030】(8)次に、図6におけるI/O部106
のゲ−ト信号ENをHにし、図7の番号131〜134
にセットされているデータをTX(シリアルデータ)と
して伝送線に送出し、その後ゲ−ト信号ENをLとす
る。 (9)I/O部から送出されたシリアルデータは、I/
OシリアルI/F105により読み込まれ、図3に示す
RAM上のI/O属性領域226内の入出力データ格納
部へ格納される。
【0031】図8は図3にあるI/O割り付けテーブル
525の詳細である。200は出力番号変換テーブルで
ある。201a,201b,201cは各々の自動機で
出力素子を指定する時の便宜上の論理番号のテーブルで
ある。202a,202b,202cは前記I/O部の
端子台に物理的に割り付けられている番号であり、前記
論理番号に一対一に対応していテーブルである。210
は入力番号変換テーブルである。211a,211b,
211cは各々の自動機で入力素子を指定する時の便宜
上の論理番号のテーブルである。
【0032】212a,212b,212cは前記I/
O部の端子台に物理的に割り付けられている番号であり
前記論理番号に一対一に対応しているテーブルである。
図9は、I/O属性領域526の構成を表わしている図
である。220の欄(220a,220b,220c
…)は、I/O部の接続状態を指示する領域であり、I
/O部が物理的にI/OシリアルI/Fの伝送線に接続
されているか否かを指示する部分であり、“0”で非接
続を示し、“1”で接続を示す。
【0033】221の欄(221a,221b,221
c…)は、各I/O部の出力データあるいは入力情報の
結果を反映させる領域であり、“0”でオフ、“1”で
オンを示す。222の欄(222a,222b,222
c…)は前記各I/O部の端子台を入力として使用する
か出力として使用するか示す入出力属性の部分であり、
前記端子台の端子に対応するビットのパターンにより指
示する領域である。前記入出力属性のビットパターンに
より対応する端子が0のとき入力として、1のときは出
力として使用される。前記入出力データ221と入出力
属性222のビットは一対一に対応している。前記領域
220,221,222は、各々のI/O部に対応し
て、用意されている。
【0034】図10は、I/O出力操作部504のフロ
ーである。以下、図10のフローチャートを説明する。
ステップS1では、入出力装置121よりのコマンドを
待っている状態で、コマンドを受けるとステップS2へ
進む。ステップS2では、入出力装置121により指示
されたタスクの出力の論理番号に対応した物理番号を、
入出力割り付けテーブルにより取り出す。
【0035】ステップS3では、ステップS2で得た物
理番号を、I/O部1個当たりの入出力素子数で割った
商をI/O部の識別番号とする。ステップS4では、入
力装置121よりの指示がONかOFFかにより、ステ
ップS5か、ステップS6へ進む。ステップS5では、
ステップS32得た商で示される番号に対応する識別番
号の、I/O部に対応するI/O属性領域内の、入出デ
ータの余で示されるビットを1にする。
【0036】ステップS6では、ステップS3で得た商
で示される番号に対応する識別番号の、I/O部に対応
するI/O属性領域内の、入出力データの余で示される
ビットを0にする。ステップS7では、ステップS2で
得た商で示される識別番号と、その識別番号のI/O部
106に対するI/O属性領域内の入出力データと、I
/O属性テーブル内の内容を、図5で示すフォーマット
によりシリアル・データとしてI/OシリアルI/F1
05より送出する。
【0037】ステップS8では、識別番号をつけたI/
O部106よりのデータの返送を待ち、データを受信し
たならば、ステップS1へ戻る。図11は、入力監視部
505のフローチャートである。以下図11のフローチ
ャートに従って説明する。ステップS10では、入出力
装置121よりのコマンドを待っている状態で、コマン
ドを受けるとステップS11へ進む。
【0038】ステップS11では、入出力装置121に
より指示されたタスクの入力の論理番号に対応した物理
番号を、入出力割り付けテーブルより取り出す。ステッ
プS12では、ステップS11で得た物理番号を、I/
O部1個当りの入出力素子数で割った商をI/O部の識
別番号とする。ステップS13では、ステップS12で
得た商で示される識別番号と、その識別番号の、I/O
部106に対するI/O属性領域内の入出力データとI
/O属性テーブル内の内容を図5で示すフォーマットに
よりシリアルデータとしてI/OシリアルI/F105
より送出する。
【0039】ステップS14では、識別番号を付けたI
/O部106よりのデータの返送を待つ。ステップS1
5では、返送されてきたシリアルで他のI/O部106
の識別番号に対応したI/O属性領域の、I/O入出力
データ領域へ、シリアルデータ内の入出力データフィー
ルドの内容を格納する。
【0040】ステップS16では、受信した識別番号に
対応したI/O部106のI/O入出力データにおい
て、I/O部1個当たりの入出力素子数で割った余で指
示されるメモリビット、ON,OFF情報をステップS
11で示されたたタスクの論理番号の入力状態として、
シリアルI/F104aより入出力装置121へ送出
し、ステップS10へ戻る。
【0041】図12は、I/O部106のフローチャー
トである。以下図12のフローチャートに従って説明す
る。ステップS20では、伝送線上にシリアルデータが
あるか否かみて、シリアルデータがある場合、ステップ
S21へ進む。ステップS21では、スイッチにより自
ら設定されている識別番号と、シリアルデータとして送
られてきた識別番号が一致しているかを確認する。一致
していなければ、ステップS20に戻る。一致していれ
ば、次のステップS22へ進む。
【0042】ステップS22では、シリアルデータよ
り、図5に示すフォーマットのI/O属性テーブルの内
容により、出力に指示されているビットに対応する入出
力素子を、I/O入出力データの対応するビットの1も
しくは0に従い、ONもしくはOFFにする。ステップ
S23では、次にI/O属性テーブルの内容により、入
力に指示されているビットに対応する入出力素子の入力
情報を読み取り、I/O入出力データの対応するビット
を、入出力状態に従い、1もしくは0とし、図5に示す
フォーマットに従い、伝送線へシリアルデータとして送
出し、ステップS20へ戻る。
【0043】以上フローチャートで説明したのは、I/
O出力操作部504と、入力監視部505、並びにI/
O部106の動作についてであるが、動作命令の中で使
用される動作についてであるが、動作命令の中で使用さ
れる動作プログラムのOUT命令およびIN命令の解釈
実行においても同様な方法で、I/O部に対して、操作
もしくは監視を行うように動作する。
【0044】図13はI/O割り付けテーブルおよびI
/O属性領域226を変更するモードのI/O属性編集
画面を表わしている。このI/O属性領域226の設定
を変更するモードは、自動機のタスクごとに設定できる
ように構成されている。更に、設定する表は、I/Oの
1ビットごとに設定を行うと、大きな表となるために、
本実施例ではI/Oを数点のブロックごとに分けて表に
し、この表毎にI/O割り付けテーブル525およびI
/O属性領域526の変更を行うように構成している。
【0045】図13において、231は属性を割り付け
る物理番号のI/Oブロックの先頭番号を入力する項目
である。232は前記I/Oブロックの先頭より何点が
そのブロックになるかを指定する項目である。233
は、指定した物理番号の先頭から指定した点数を入力か
出力かに設定する項目である。
【0046】このモードにより設定が変更されればその
情報によりI/O割り付けテーブルおよびI/O属性領
域が変更されるようにしている。図14は、図8に示す
I/O割り付けテーブル525と、図9に示すI/O属
性領域526と、図13に示すI/O属性編集画面のI
/O割り付けモードの関係を一覧できるようにした図で
ある。
【0047】I/O割り付けモードの画面により、#1
自動機に対して、最初の行として、I/Oブロック先頭
番号231を1とし、I/O点数232を24とし、こ
のI/O入出力属性233を入力とすることにより、I
/O割り付けテーブルは、#1自動機として、入力変換
テーブル210の物理番号が、212aに示すように1
〜24まで割当られる。これに対応し、論理番号1〜2
4が割り当てられる。
【0048】また、I/O属性領域526の入出力属性
は、24ビット分が0とされる。I/O割り付けモード
の画面の2行目として、I/Oブロック先頭番号231
を、前の続きの25とし、I/O点数232を8とし、
このI/O入出力属性233を出力とすることにより、
I/O割り付けテーブル525は、#1自動機の続きと
して、出力変換テーブル200の物理番号が、211a
に示すように、25〜32とされる。これに対応する論
理番号は、1〜8が割り当てられる。
【0049】また、I/O属性領域526の入出力属性
222は、前の24ビットの続きの8ビットが割り当て
られ、出力であるため、8ビット分が1とされる。同様
に、I/O割り付けモードで、自動機を2,3とするこ
とにより、各割り付けを行うことができた。図17は、
主制御部100と、I/O部106a〜f…と、機器
(自動機)1〜4…の接続を示す図である。
【0050】主制御部100はI/O部106とシリア
ル接続されている。I/O部106のa〜f…はディジ
ー・チェーン接続され、主制御部のシリアル出力は、全
てのI/O部へ同時に供給される。本例では、機器1
(#1自動機)に対して、I/O部は106aと106
bが接続され、機器2(#2自動機)に対して、I/O
部は106cが接続され、機器3(#3自動機)に対し
て、I/O部は106dと106eが接続され、機器4
(自動機4)に対して、I/O部は106fが接続され
ている。
【0051】図17に示すように、各機器に対して機器
が必要とするだけのI/O部を接続することができ、入
力または出力に任意に設定できる。I/O部の物理的ア
ドレスは、重複しないように任意に定める。任意に定め
た物理的アドレスは、I/O部特有のものとなるが、前
記した図14の説明のように、各機器に対して論理アド
レスが割り付けられる。
【0052】本実施例によれば、図17からも解るよう
に、シリアルの線によりディジー・チェーン接続を行う
ために、配線は簡素化される。尚、本発明は、複数の機
器から構成されるシステムに適用しても1つの機器から
成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システム
或は装置にプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主制御部とI/O部をシリアル接続することにより配線
が簡素化され、I/O部は入出力を任意に選択できるよ
うにしたことにより、機器との配線の無駄な冗長がなく
なり、機器にはその制御または機器よりの入力の数に必
要なだけのI/O部を備えることができ、更にI/O割
り付けテーブルとI/O属性領域によりI/O部の物理
アドレスを各機器に対応する論理アドレスとして入出力
割り付けを行うことにより、各機器に対応する動作プロ
グラムの処理が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】ROM102に格納されているソフトウェア等
のメモリマップである。
【図3】RAM103に格納されているソフトウェアソ
フト等のメモリマップである。
【図4】I/O部のハードウェアを説明するための斜視
図である。
【図5】I/OシリアルI/F105より送出または受
信するデータのフォーマットである。
【図6】I/OシリアルI/F105と複数のI/O部
106(a,b,…)との通信部のハードウェアの構成
を示す図である。
【図7】I/O部106の受信と送信の概念を説明する
ための図である。
【図8】I/O割り付けテーブル525である。
【図9】I/O属性領域526の構成を表わす図であ
る。
【図10】I/O出力操作部504のフローチャートで
ある。
【図11】入力監視部505のフローチャートである。
【図12】I/O部106のフローチャートである。
【図13】I/O属性編集画面の例である。
【図14】I/O割り付けテーブル525と、I/O属
性領域526と、I/O属性画面のI/O割り付けモー
ドの関係を示した図である。
【図15】制御装置の従来例の構成である。
【図16】制御装置の動作例を示す図である。
【図17】主制御部100と、I/O部106と、機器
の接続を示す図である。
【符号の説明】
100 主制御部 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104a,104b,105 シリアルI/F 106,106a,106b,106c I/O部 106−1a,106−1b アドレススイッチ 106−2 アドレス一致検出回路 106−3 エラーチェック/エラーチェックデータ発
生回路 106−4 端子台 112 ロボット制御部 121 パソコン 122 教示用入出力装置 131 I/O識別番号 132 I/O属性指示フィールド 132’ I/O属性指示フィールドバッファレジスタ 133 I/O入出力データ 133’ I/O入出力データバッファレジスタ 142 出力素子 143 入力素子 231 I/Oブロック先頭番号 232 I/O点数 233 I/O入出力属性 405,406,407,408 自動機 500 マルチタスクOS 501 動作プログラム実行部 502 動作プログラム編集部 503 動作ポイント教示部 504 I/O出力操作部 505 I/O入力監視部 506 I/O属性管理部 507 その他制御部 521 ロボット動作プログラム 522 #1自動機動作プログラム 523 #2自動機動作プログラム 524 #3自動機動作プログラム 525 I/O割り付けテーブル 526 I/O属性領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7531−3H G05B 19/18 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御部と、 シリアルデータの通信を行う機器に対して出力または入
    力の選択が可能なI/O部と、 I/O部の物理的I/Oブロック先頭番号と、I/O点
    数と、入力または出力を決めるI/O入力属性の指定に
    従い、各機器に対応して、物理番号を論理番号に変換す
    るI/O割り付けテーブルと、 各I/O部の各点の入出力属性と入出力データのテーブ
    ルよりなるI/O属性領域とを持ち、 前記I/O割り付けテーブルとI/O属性領域により、
    各I/O部の各点の物理番号と各機器の論理番号を対応
    付けたことを特徴とする自動組立装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 シリアルデータは、I/O属性指示フィ
    ールドと、I/Oの入出力データを含み、I/O部は、
    I/O属性指示フィールドにより出力素子と入力素子の
    選択がされ、I/Oの入出力データにより出力データの
    出力または入力データの入力がされることを特徴とする
    請求項1記載の自動組立装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 シリアルデータは、I/O識別番号を含
    み、I/O部のアドレスとI/O識別番号が一致した時
    のみ、I/O部がシリアルデータの受信を行うことを特
    徴とする請求項1記載の自動組立装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 シリアルデータは、エラーチェックデー
    タを含み、受信データのエラーが無く、I/O部のアド
    レスとI/O識別番号が一致した時のみ、I/O部がシ
    リアルデータの受信を行うことを特徴とする請求項1記
    載の自動組立装置の制御装置。
  5. 【請求項5】 主制御部より送られたシリアルデータを
    受信したI/O部は、I/O属性指示フィールドにより
    入力に指定されたデータをI/Oの入出力データにセッ
    トし、主制御部にシリアルデータとして送出することを
    特徴とする請求項1記載の自動組立装置の制御装置。
  6. 【請求項6】 I/O部には入力素子または出力素子を
    差す個所があり、入力素子と出力素子の差し換えが可能
    である構造になっていることを特徴とする請求項1記載
    の自動組立装置の制御装置。
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JP2015060370A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ファナック株式会社 ロボットコントローラを内蔵した数値制御装置

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