JP6345359B1 - ネットワークシステム、通信制御装置およびアドレス設定方法 - Google Patents

ネットワークシステム、通信制御装置およびアドレス設定方法 Download PDF

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Abstract

本発明にかかるネットワークシステムは、制御装置(1−1,1−2)と、制御装置(1−1,1−2)のうちの1つにそれぞれ接続されるネットワークインタフェースユニット(2−1,2−2)と、アドレス変換テーブルを保持するオペレータインタフェースステーション(4−1,4−2)とを備え、ネットワークインタフェースユニット(2−1,2−2)は、接続される制御装置(1−1,1−2)が運用系に設定されている場合、仮想の識別情報を設定し、接続される接続される制御装置(1−1,1−2)が待機系に設定されている場合、固有の識別情報を設定するネットワークアドレス設定部(22)と、設定された識別情報に基づいてオペレータインタフェースステーション(4−1,4−2)にアドレス変換テーブルの更新を要求するアドレス変換テーブル更新指示部(26)と、を備える。

Description

本発明は、多重化された制御装置の通信用のアドレスを設定するネットワークシステム、該ネットワークシステムにおける通信制御装置、および該ネットワークシステムにおけるアドレス設定方法に関する。
産業用機械などの機器を制御する制御装置として用いられるプログラマブルロジックコントローラ(PLC(Programmable Logic Controller)ともいう)は、故障に対するロバスト性を確保するために多重化されることがある。制御装置が多重化されたシステムにおいて、制御装置と通信を行う機器は、運用系の制御装置の故障により運用系の制御装置が切り換えられた場合、切り換え後の制御装置と通信を行う。
特許文献1には、二重化された2台のプログラマブルコントローラに、同一の伝送送信アドレスが設定され、光スイッチ手段により、運用系のプログラマブルコントローラを切り換える技術が開示されている。これにより、特許文献1に記載の技術では、運用系のプログラマブルコントローラの切り換えが行われても、子局側の機器はこの切り換えとは無関係に、同じアドレスを用いて通信を継続することができる。
特開平9−73304号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術によれば光スイッチ手段が一重であることから、光スイッチ手段が故障すると運用を継続することができなくなる。すなわち、特許文献1に記載の技術では、ネットワークシステム全体では故障に対するロバスト性が十分でないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制御装置が多重化されたネットワークシステムにおいて、ネットワークシステム全体のロバスト性を確保することができるネットワークシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるネットワークシステムは、複数の制御装置と、複数の制御装置のうちの1つにそれぞれ接続される複数の通信制御装置と、複数の制御装置を監視する監視装置と、からなるネットワークシステムであり、監視装置は、複数の通信制御装置のネットワークアドレスがそれぞれ格納されたアドレス変換テーブルを記憶する記憶部を備える。通信制御装置は、接続される制御装置が運用系に設定されている場合、自己の識別情報に、仮想の識別情報を設定し、接続される制御装置が待機系に設定されている場合、自己の識別情報に、固有の識別情報を設定するアドレス設定部と、アドレス設定部により設定された識別情報に基づいて監視装置に対してアドレス変換テーブルの更新を要求するアドレス更新部と、を備える。通信制御装置は、アドレス変換テーブルの更新を要求する際に、アドレス変換テーブルの更新を要求することを示す通信フレームを生成し、通信フレームに自己に設定されている識別情報を格納し、監視装置は、通信フレームに格納された識別情報に基づいて、アドレス変換テーブルを更新する。
本発明にかかるネットワークシステムは、制御装置が多重化されたネットワークシステムにおいて、ネットワークシステム全体のロバスト性を確保することができるという効果を奏する。
本発明にかかるネットワークシステムの構成例を示す図 実施の形態のネットワークシステムにおける制御装置、ネットワークインタフェースユニットおよびオペレータインタフェースステーションの機能構成例を示す図 実施の形態の制御装置が保持するシステムコンフィグレーション用パラメータのデータ構成例を示す図 実施の形態の運用系におけるアドレス設定の一例を示す図 実施の形態の非運用系におけるアドレス設定の一例を示す図 実施の形態のオペレータインタフェースステーションが有するアドレス変換テーブルの状態の一例を示す図 実施の形態の通信フレームの構成例を示す図 実施の形態のネットワークシステムにおいてA系の制御装置システムに障害が発生した場合の動作の一例を示すチャート図 A系の制御装置システムの障害を検出した場合のB系のネットワークインタフェースユニットにおける動作の一例を示すフローチャート 障害が復旧した後の実施の形態のネットワークインタフェースユニットの動作の一例を示すフローチャート オペレータインタフェースステーションにおけるアドレス変換テーブルの更新処理手順の一例を示すフローチャート 実施の形態のネットワークシステムにおいて、A系が運用系として設定されている場合に、各装置に設定されるアドレスの一例を示す図 実施の形態のネットワークシステムにおいて、A系に障害が発生した後に、各装置に設定されるアドレスの一例を示す図 実施の形態のネットワークシステムにおいて、A系に障害が発生した後に、ネットワークインタフェースユニットがアドレス変換テーブルの更新要求を送信する状態を示す図 図14の状態の後に、A系が復旧した後に、各装置に設定されるアドレスの一例を示す図 図15の状態の後に、オペレータインタフェースステーションがアドレス変換テーブルの更新要求にアドレス変換テーブルを更新した後の状態を示す図 実施の形態の制御装置のハードウェア構成例を示す図 実施の形態のネットワークインタフェースユニットのハードウェア構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるネットワークシステム、通信制御装置およびアドレス設定方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかるネットワークシステムの構成例を示す図である。図1に示すように、実施の形態のネットワークシステム100は、プログラマブルコントローラとも呼ばれ、複数の制御装置である制御装置1−1,1−2と、制御装置1−1,1−2にそれぞれ接続され、制御装置1−1,1−2と外部との間の情報の入出力を行うネットークインタフェースユニット2−1,2−2と、を備える。すなわち、ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2は、複数の制御装置のうちの1つにそれぞれ接続され、複数の制御装置のうちの1つから受け取った情報を外部へ送信し、外部から受信した前記複数の制御装置のうちの1つ宛ての情報を複数の制御装置のうちの1つへそれぞれ出力する複数の通信制御装置である。
ネットワークシステム100においては、高信頼化のために制御装置を二重化しており、制御装置1−1および制御装置1−2のうち一方が制御系すなわち運用系となり、他方が待機系となる。制御装置1−1と制御装置1−2とは、二重化された制御装置1−1,1−2間で制御系から待機系に被制御装置を制御するための制御データを転送するためのデータバスであるトラッキングケーブル3に接続される。
実施の形態のネットワークシステム100は、さらに、制御装置1−1,1−2の状態を監視および管理するオペレータインタフェースステーション4−1,4−2を備える。すなわち、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、複数の制御装置を監視する監視装置である。ネットークインタフェースユニット2−1,2−2とオペレータインタフェースステーション4−1,4−2とは、ネットワークケーブル5およびスイッチングハブ6を介して接続されている。
また、制御装置1−1およびネットークインタフェースユニット2−1は、電源ユニット7−1から供給される電力を制御装置1−1およびネットークインタフェースユニット2−1へ給電したり、各装置間の信号の接続を制御したりするベースユニット8−1に接続される。制御装置1−2およびネットークインタフェースユニット2−2は、電源ユニット7−2から供給される電力を制御装置1−2およびネットークインタフェースユニット2−2へ給電したり、各装置間の信号の接続を制御したりするベースユニット8−2に接続される。電源ユニット7−1,7−2は、電源を供給する電源である。
以上のように、制御装置、ネットークインタフェースユニット、ベースユニット、電源ユニットは、それぞれが二重化されている。以下、符号の枝番に1を付した制御装置、ネットークインタフェースユニット、ベースユニット、電源ユニットをA系と呼び、符号の枝番に2を付した制御装置、ネットークインタフェースユニット、ベースユニット、電源ユニットをB系と呼ぶ。例えば、制御装置1−1は、A系の制御装置である。以下、制御装置、ネットークインタフェースユニット、ベースユニットおよび電源ユニットを制御装置システムと呼ぶこととすると、図1に示した例では、制御装置システムが二重化されていることになる。
複数の制御装置である制御装置1−1,1−2は、PLCと呼ばれるコントローラであり、制御装置1−1および制御装置1−2のうち運用系として設定されている制御装置は、自身が接続されているネットークインタフェースユニットを介して、図示しない制御対象の機器、すなわち被制御装置を制御する。被制御装置を制御するための動作および構成はどのようなものを用いてもよく、一般的なプログラマブルロジックコントローラにおける任意の方法を適用することができる。図1では、被制御装置を制御するための構成要素の図示は省略している。
A系の制御装置システムが運用系として設定されている場合、すなわちA系の制御装置が運用系に設定されているとする。このときに、A系の制御装置システムのうちいずれかの装置に障害が生じて、A系の制御装置が制御対象の機器との間の通信を行うことができなくなった、すなわちA系のネットークインタフェースユニットがネットワークから離脱したとする。オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、A系のネットークインタフェースユニットがネットワークから離脱したことを検出すると、後述するアドレス変更処理を実施する。このアドレス変更処理により、B系の制御装置システムが、運用系に設定されることになる。
B系の制御装置システムが運用系として設定されている場合に、B系の制御装置、ネットークインタフェースユニット、ベースユニットおよび電源ユニットのうちいずれかに障害が生じた場合、上記と同様の動作により、A系が運用系に設定される。
以上のように、制御装置システムを二重化することにより、運用系の制御装置システムに障害が生じた場合でも、被制御装置に対する制御は、他方の制御装置システムによって継続される。
また、図1の構成例では、オペレータインタフェースステーションの障害に備えて、オペレータインタフェースステーションについても二重化している。
図2は、実施の形態のネットワークシステムにおける制御装置、ネットワークインタフェースユニットおよびオペレータインタフェースステーションの機能構成例を示す図である。
制御装置1−1,1−2は、互いに同様の構成を有し、それぞれが、システムコンフィグレーション用パラメータを記憶するための記憶部11と、運用系状態伝達部12と、上位層処理部13と、を備える。システムコンフィグレーション用パラメータは、仮想ネットワークアドレスを示す情報と、ネットワークインタフェースユニット2−1の物理ネットワークインタフェース25に設定される実ネットワークアドレスを示す情報と、を含む情報である。システムコンフィグレーション用パラメータの詳細については後述する。運用系状態伝達部12は、制御装置1−1が、運用系で動作しているか、非運用系すなわち待機系で動作しているかといった運用系種別をネットワークインタフェースユニット2−1に伝える。上位層処理部13は、上位層プロトコル処理、すなわちネットワーク層以上の層である上位層の処理を実施する。上位層処理部13は、上位層プロトコル処理により生成されたデータ、すなわち通信データを物理ネットワークインタフェース25へ送信する。したがって、運用系状態伝達部12は、複数の制御装置のうちいずれか1つが運用系に設定されると、他の制御装置が待機系に設定される設定部である。
ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2は、互いに同様の構成を有し、それぞれが、運用系状態判別部21、ネットワークアドレス設定部22、物理ネットワークインタフェース25およびアドレス変換テーブル更新指示部26を備える。ネットワークアドレス設定部22は、実ネットワークアドレス記憶部23および仮想ネットワークアドレス記憶部24を備える。
運用系状態判別部21は、運用系情報伝達部12から受け取った運用系種別に基づいて、設定すべきアドレスを選択する。ネットワークアドレス設定部22は、物理ネットワークインタフェース25に設定する実ネットワークアドレスと仮想ネットワークアドレスとを設定する。実ネットワークアドレス記憶部23には、物理ネットワークインタフェース25に実ネットワークアドレスが記憶され、仮想ネットワークアドレス記憶部24は仮想ネットワークアドレスが記憶される。実ネットワークアドレスおよび仮想ネットワークアドレスの詳細については後述する。物理ネットワークインタフェース25は、他の装置との間で物理層およびデータリンク層の処理を実施する。アドレス変換テーブル更新指示部26は、他の装置に対してアドレス変換テーブルの更新を指示する。
オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、互いに同様の構成を有し、それぞれが、物理ネットワークインタフェース41と、アドレス変換テーブルを記憶する記憶部42と、アドレス変換テーブル管理部43と、上位層処理部44と、を備える。上位層処理部44は、上位層プロトコル処理により生成されたデータ、すなわち通信データを物理ネットワークインタフェース41へ送信する。この上位層プロトコル処理には、制御装置1−1,1−2の監視および管理のための処理が含まれる。
物理ネットワークインタフェース41は、他の装置との間で物理層およびデータリンク層の処理を実施する。アドレス変換テーブルは、物理アドレスと論理アドレスがリスト化された情報である。物理アドレスは、例えばMAC(Media Access Control)アドレスと呼ばれるアドレスであり、一般にはハードウェアに固有のアドレスである。論理アドレスは、例えばIP(Internet Protocol)アドレスと呼ばれるアドレスであり、一般にはハードウェアに固有でなくてもよく例えばネットワーク内で割当てられるアドレスである。オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、制御装置1−1,1−2を監視および管理するために、ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2を介して、制御装置1−1,1−2との間で情報の送受信を行う。このため、アドレス変換テーブルには、制御装置1−1,1−2に接続されるネットワークインタフェースユニット2−1,2−2の物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスと論理アドレスとの対応が格納される。すなわち、アドレス変換テーブルには、複数の通信制御装置であるネットワークインタフェースユニット2−1,2−2のネットワークアドレスがそれぞれ格納される。アドレス変換テーブル管理部43は、ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2からアドレス変換テーブルの更新要求を受け取ると、アドレス変換テーブルの内容を更新する。
図3は、制御装置1−1,1−2が保持するシステムコンフィグレーション用パラメータのデータ構成例を示す図である。システムコンフィグレーション用パラメータは、本実施の形態のネットワークシステムにおいて、ユーザにより設定されるパラメータが格納される。図3に示すように、システムコンフィグレーション用パラメータは、運用系用の実ネットワークアドレスと仮想ネットワークアドレスとの組み合わせと、非運用系用の実ネットワークアドレスと仮想ネットワークアドレスとの組み合わせとを含む。実ネットワークアドレスおよび仮想ネットワークアドレスは、それぞれが物理ネットワークアドレスと論理ネットワークアドレスとの組み合わせである。以下では、物理ネットワークアドレスを物理アドレスと呼び、論理ネットワークアドレスを論理アドレスと呼ぶ。
図3では、実ネットワークアドレスに設定された、A系の物理アドレス,論理アドレスをそれぞれPa_A,La_Aと記載し、B系の物理アドレス,論理アドレスをそれぞれPa_B,La_Bと記載し、仮想ネットワークアドレスに設定された物理アドレス,論理アドレスをそれぞれVirPa_A,VirLa_Aと記載している。実ネットワークアドレスの物理アドレスは、物理ネットワークインタフェース25に製造時などに割当てられているMACアドレスなどの、物理ネットワークインタフェース25ごとにあらかじめ定められた固有の実際の物理アドレスである。また、実ネットワークアドレスの論理アドレスは、物理ネットワークインタフェース25ごとに、すなわち制御装置1−1,1−2ごとにあらかじめ定められた固有の論理アドレスである。また、仮想ネットワークアドレスは、実ネットワークアドレスと重複しないように、あらかじめ定められた物理アドレスおよび論理アドレスである。仮想ネットワークアドレスとしては、物理ネットワークインタフェース25によらずに1組の論理アドレスおよび物理アドレスを設定する。
システムコンフィグレーション用パラメータは、制御装置システムの起動時に、制御装置1−1,1−2からそれぞれに接続されるネットワークインタフェースユニット2−1,2−2のネットワークアドレス設定部22へ通知される。ネットワークアドレス設定部22は、システムコンフィグレーション用パラメータから実ネットワークアドレスを抽出して、実ネットワークアドレス記憶部23へ格納し、システムコンフィグレーション用パラメータから仮想ネットワークアドレスを抽出して、仮想ネットワークアドレス記憶部24へ格納する。
また、制御装置システムの起動時に、制御装置1−1,1−2の運用系情報伝達部12は、運用系種別をネットワークインタフェースユニット2−1,2−2の運用系状態判別部21へ通知する。なお、初期状態では、A系が運用系、B系が非運用系にあらかじめ設定されているとする。したがって、初期状態では、制御装置1−1の運用系情報伝達部12は、運用系種別として運用系であることを示す情報をネットワークインタフェースユニット2−1の運用系状態判別部21へ通知し、制御装置1−2の運用系状態伝達部12は、運用系種別として非運用系であることを示す情報をネットワークインタフェースユニット2−2の運用系情報判別部21へ通知する。
運用系状態判別部21は、運用系種別として、制御系であることを示す情報が通知された場合、仮想ネットワークアドレス情報を設定するようネットワークアドレス設定部22へ指示する。一方、運用系状態判別部21は、運用系種別として、非制御系であることを示す情報が通知された場合、実ネットワークアドレスを設定するようネットワークアドレス設定部22へ指示する。ネットワークアドレス設定部22は、運用系状態判別部21からの指示にしたがって、仮想ネットワークアドレスまたは実ネットワークアドレスを物理ネットワークインタフェース25へ設定する。すなわち、アドレス設定部であるネットワークアドレス設定部22は、接続される制御装置が運用系に設定されている場合、自己の識別情報に、仮想の識別情報を設定し、接続される制御装置が待機系に設定されている場合、自己の識別情報に、固有の識別情報を設定する。
図4は、本実施の形態の運用系におけるアドレス設定の一例を示す図である。運用系のネットワークアドレス設定部22は、図4に示すように、仮想ネットワークアドレスを物理ネットワークインタフェース25へ設定する。
図5は、本実施の形態の非運用系におけるアドレス設定の一例を示す図である。非運用系のネットワークアドレス設定部22は、図5に示すように、実ネットワークアドレスを物理ネットワークインタフェース25へ設定する。
図6は、本実施の形態のオペレータインタフェースステーション4−1,4−2が有するアドレス変換テーブルの状態の一例を示す図である。アドレス変換テーブルには、ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2の物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスと論理アドレスが格納される。
なお、図6では、アドレス変換テーブルに物理ネットワークインタフェースの名称を記載しているが、実際のアドレス変換テーブルには、物理ネットワークインタフェースの名称はなくてもよい。物理ネットワークインタフェースの名称に対応付けて、論理アドレスおよび物理アドレスの組をアドレス変換テーブルに格納する場合には、後述の通信フレームにおけるデータ部分または他の部分に、物理ネットワークインタフェースの名称を示す情報が格納される。また、図6では、ネットワークインタフェースユニット2−1の物理ネットワークインタフェース25の名称を「物理ネットワークインタフェースA」とし、ネットワークインタフェースユニット2−2の物理ネットワークインタフェース25の名称を「物理ネットワークインタフェースB」としている。
アドレス変換テーブル管理部43は、ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2からアドレス変換テーブルの更新要求を受け取ると、アドレス変換テーブルの内容を更新する。アドレス変換テーブルの更新要求は、後述するように、ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2が、他方のネットワークインタフェースユニット2−1,2−2の障害を検出した場合にネットワークインタフェースユニット2−1,2−2から送出される。
図7は、本実施の形態の通信フレームの構成例を示す図である。図7に示すように、本実施の形態の通信フレームは、プリアンブル71、DPA(Destination Physical Address)72、SPA(Source Physical Address)73、Type74、データ75、FCS(Frame Check Sequence)76で構成される。物理ネットワークインタフェース25は、上位層処理部13から受け取ったデータを元に、通信フレームを生成して送出する。物理ネットワークインタフェース41は、上位層処理部44から受け取ったデータを元に、通信フレームを生成して送出する。プリアンブル71は、送受信の同期を取り、フレームの始まりを合図するために用いる特定のビット列である。プリアンブル71は、送信時に付加されて受信時に破棄される。
DPA72には、物理的な宛先アドレスが格納される。本実施の形態では、通信相手となる宛先の物理ネットワークインタフェースのアドレスがDPA72に設定される。SPA73は、送信元の物理的なアドレスが格納される。本実施の形態では、SPA73には、送信元の物理ネットワークインタフェースのアドレスが設定される。
Type74には、次に続くデータ75のフィールドに格納するデータに対応する上位層プロトコルを識別する情報が入る。すなわち、Type74には、データ75を生成した上位層プロトコルを識別する情報が格納される。データ75は、DLA(Destination Logical Address)77、SLA(Source Logical Address)78およびデータ79で構成される。DLA77は論理的な宛先アドレスである。本実施の形態では、DLA77には、通信相手となる宛先の物理ネットワークインタフェースに設定される論理アドレスが設定される。SLA78は、データを送信する論理的なネットワークインタフェースの論理アドレスを設定する。データ79は、上位層プロトコルにより生成された通信データが格納される。FCS76には、受信したフレームに誤りがないかどうかを調べるために付加される冗長情報が格納される。
本実施の形態では、ネットワークインタフェースも含め、全てが二重化されている。このため、一方の系のいずれかの装置が故障した場合でも、他方の系を用いることができるため、ロバスト性を確保することができる。一方、単に、全てが二重化されているだけであると、ネットワークインタフェースごとに異なるアドレスが設定されていることから、運用系のネットワークインタフェースが故障して冗長系のネットワークインタフェースが運用系となった場合、オペレータインタフェースステーションは設定変更を行う必要がある。本実施の形態では、仮想ネットワークアドレスを導入し、運用系に設定されているネットワークインタフェースユニットでは、運用系に設定されているネットワークインタフェースユニットがどのハードウェアであるかにかかわらず、仮想ネットワークアドレスを用いる。すなわち、仮想ネットワークアドレスは、ハードウェアに依存しない。このため、運用系のネットワークインタフェースユニットとして設定されるハードウェアが切り替わっても、すなわち仮想ネットワークアドレスに対応するハードウェアが切り替わっても、オペレータインタフェースステーションは切替え前と同じアドレスを用いて通信を継続することができる。オペレータインタフェースステーションにおけるアプリケーションでは一般にIPアドレスをはじめとした論理アドレスを用いている。したがって、ネットワークインタフェースが故障しても通信が継続できるようにするためには、一般には、切替後のネットワークインタフェースのハードウェアに対応する物理アドレスおよび論理アドレスを、オペレータインタフェースステーションへ設定する必要がある。本実施の形態では、仮想ネットワークアドレスとして論理アドレスおよび物理アドレスの両方を用いるため、物理アドレスおよび論理アドレスともに、運用系のネットワークインタフェースの切替えに依存せずに、同じ仮想ネットワークアドレスを用いて通信を継続することができる。すなわち、全てを二重化して、上記のように仮想ネットワークアドレスを用いることにより、ネットワークインタフェースユニットに特別な機能を追加することなく、ロバスト性を確保することができる。非運用系のネットワークインタフェースでは実ネットワークアドレスを用いているので、オペレータインタフェースステーションは、非運用系のネットワークインタフェースとも通信を行うことができる。
図8は、本実施の形態のネットワークシステムにおいてA系の制御装置システムに障害が発生した場合の動作の一例を示すチャート図である。まず、A系の制御装置システムに障害が発生し、ネットワークインタフェースユニット2−1からの送信が途絶える(ステップS1)。A系の制御装置システムの障害の要因は、様々考えられる。例としては、制御装置1−1、ネットワークインタフェースユニット2−1、電源ユニット7−1、ベースユニット8−1のハードウェアの故障、制御装置システムを構成する各装置を接続するケーブルの断線が考えられる。
ネットワークインタフェースユニット2−2は、ネットワークインタフェースユニット2−1の異常を検出し、ネットワークインタフェースユニット2−1が離脱したと判断する(ステップS2)。具体的には、ネットワークインタフェースユニット2−2の運用系状態判別部21は、物理ネットワークインタフェース25を介して、ネットワークインタフェースユニット2−1からの送信が一定時間以上無いことを検出すると、ネットワークインタフェースユニット2−1が異常であると判断する。なお、ネットワークインタフェースユニット2−1は、例えば、定期的に送信を行っているとする。運用系状態判別部21は、ネットワークインタフェースユニット2−1が異常であると判断すると、アドレス変換テーブル更新指示部26に対して、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2へアドレス変換テーブルの更新要求するよう指示する。
ネットワークインタフェースユニット2−2は、自己の物理アドレスおよび論理アドレスを仮想アドレスに変更し、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2へアドレス変換テーブルの更新要求を送信する(ステップS3)。アドレス変換テーブルの更新要求は、図7に示した通信フレームにより送信される。すなわち、ネットワークインタフェースユニット2−2は、アドレス変換テーブルの更新を要求する際に、アドレス変換テーブルの更新を要求することを示す通信フレームを生成し、通信フレームに自己に設定されている物理アドレスおよび論理アドレスを格納する。オペレータインタフェースステーション4−1,4−2では、アドレス変換テーブル管理部43が、アドレス変換テーブルの更新要求に基づいて、アドレス変換テーブルを更新する。オペレータインタフェースステーション4−1,4−2におけるアドレス変換テーブルの更新動作の詳細は後述する。
次に、A系の制御装置システムが障害から復旧すると、ネットワークインタフェースユニット2−1は、ネットワークへ再加入する、すなわちネットワークインタフェースユニット2−1からの送信が再開される(ステップS4)。なお、A系の制御装置システムが障害から復旧すると、制御装置1−1は、例えば、制御装置1−2から運用系から待機系へ送信されるデータをトラッキングケーブル3から受信することにより、制御装置1−2が運用系として動作していることを把握する。そして、制御装置1−1の運用系情報伝達部12は、ネットワークインタフェースユニット2−1へ運用系種別として待機系であることを示す情報を通知する。これにより、ネットワークインタフェースユニット2−1は、ネットワークインタフェースユニット2−2が運用系として動作していることを認識する。すると、ネットワークインタフェースユニット2−1は、自己の物理アドレスおよび論理アドレスを実アドレスに変更し、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2へアドレス変換テーブルの更新要求を送信する(ステップS5)。障害から復旧した後のネットワークインタフェースユニット2−1の動作の詳細は後述する。
図8では、A系の制御装置システムが運用系に設定されている場合に、A系の制御装置システムに障害が発生した例を説明したが、B系の制御装置システムが運用系に設定されている場合に、B系の制御装置システムに障害が発生した場合も、同様に、A系のネットワークインタフェースユニット2−1がB系の制御装置システムの異常を検出してオペレータインタフェースステーション4−1,4−2へアドレス変換テーブルの更新要求を送信する。
図9は、A系の制御装置システムの障害を検出した場合のB系のネットワークインタフェースユニット2−2における動作の一例を示すフローチャートである。ネットワークインタフェースユニット2−2は、ネットワークインタフェースユニット2−1の異常を検出すると、物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスに仮想ネットワークアドレス記憶部24に記憶されている物理アドレスであるVirPa_Aを設定する(ステップS91)。具体的には、ネットワークインタフェースユニット2−2の運用系状態判別部21は、ネットワークインタフェースユニット2−1の異常を検出すると、ネットワークアドレス設定部22に対して、物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスに仮想ネットワークアドレス記憶部24に記憶されている物理アドレスであるVirPa_Aを設定するよう指示し、ネットワークアドレス設定部22が、指示にしたがって、物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスにVirPa_Aを設定する。
次に、ネットワークインタフェースユニット2−2は、物理ネットワークインタフェース25の論理アドレスに仮想ネットワークアドレス記憶部に記憶されている論理アドレスであるVirLa_Aを設定する(ステップS92)。具体的には、ネットワークインタフェースユニット2−2の運用系状態判別部21は、ネットワークアドレス設定部22に対して、物理ネットワークインタフェース25の論理アドレスに仮想ネットワークアドレス記憶部に記憶されている論理アドレスであるVirLa_Aを設定するよう指示し、ネットワークアドレス設定部22が、指示にしたがって、物理ネットワークインタフェース25の論理アドレスにVirLa_Aを設定する。
次に、ネットワークインタフェースユニット2−2は、オペレータインタフェースステーション4−1に対して、アドレス変換テーブルの更新指示を発行する(ステップS93)。具体的には、運用系状態判別部21は、ネットワークインタフェースユニット2−1が異常であると判断すると、アドレス変換テーブル更新指示部26に対して、オペレータインタフェースステーション4−1へアドレス変換テーブルの更新要求を送信するよう指示する。そして、アドレス変換テーブル更新指示部26は、指示に従って、アドレス変換テーブルの更新要求を物理ネットワークインタフェース25を介して送信する。
ネットワークインタフェースユニット2−2は、同様に、オペレータインタフェースステーション4−2に対して、アドレス変換テーブルの更新指示を発行する(ステップS94)。
図10は、障害が復旧した後の本実施の形態のネットワークインタフェースユニット2−1の動作の一例を示すフローチャートである。運用系に設定されていたA系の制御装置システムに、障害が生じた後、A系の制御装置システムが復旧し、ネットワークインタフェースユニット2−1が、再び、通信を行うことができる状態になる。すると、制御装置1−1は、例えば、制御装置1−2から、運用系から待機系へ送信されるデータをトラッキングケーブル3から受信することにより、制御装置1−2が運用系として動作していることを把握する。そして、制御装置1−1の運用系情報伝達部12は、ネットワークインタフェースユニット2−1へ運用系種別として待機系すなわち非運用系であることを示す情報を通知する。このため、ネットワークインタフェースユニット2−1は、自身は非運用系すなわち待機系に設定されたと判断し、物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスに実ネットワークアドレス記憶部23に記憶されている物理アドレスであるPa_Aを設定する(ステップS101)。具体的には、運用系状態判別部21が、ネットワークアドレス設定部22に対して、物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスに実ネットワークアドレス記憶部23に記憶されている物理アドレスであるPa_Aを設定するよう指示し、ネットワークアドレス設定部22が、指示にしたがって、物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスにPa_Aを設定する。なお、復旧した段階では、A系の制御装置システムは、障害発生前の設定のままであるため、A系の制御装置システムは運用系に設定されている。
ネットワークインタフェースユニット2−1は、物理ネットワークインタフェース25の論理アドレスに実ネットワークアドレス記憶部23に記憶されている論理アドレスであるLa_Aを設定する(ステップS102)。具体的には、運用系状態判別部21が、ネットワークアドレス設定部22に対して、物理ネットワークインタフェース25の物理アドレスに実ネットワークアドレス記憶部23に記憶されている論理アドレスであるLa_Aを設定するよう指示し、ネットワークアドレス設定部22が、指示にしたがって、物理ネットワークインタフェース25の論理アドレスにLa_Aを設定する。
次に、ネットワークインタフェースユニット2−1は、オペレータインタフェースステーション4−1に対して、アドレス変換テーブルの更新指示を発行する(ステップS103)。具体的には、運用系状態判別部21は、アドレス変換テーブル更新指示部26に対して、オペレータインタフェースステーション4−1へアドレス変換テーブルの更新要求を送信するよう指示する。そして、アドレス変換テーブル更新指示部26は、指示に従って、アドレス変換テーブルの更新要求を、物理ネットワークインタフェース25を介して通信フレームとして送信する。すなわち、アドレス更新部であるアドレス変換テーブル更新指示部26は、ネットワークアドレス設定部22により設定されたネットワークアドレスに基づいてオペレータインタフェースステーション4−1に対してアドレス変換テーブルの更新を要求する。
次に、ネットワークインタフェースユニット2−1は、同様に、オペレータインタフェースステーション4−2に対して、アドレス変換テーブルの更新指示を発行する(ステップS104)。
図11は、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2におけるアドレス変換テーブルの更新処理手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、オペレータインタフェースステーション4−1の動作を説明するが、オペレータインタフェースステーション4−2の動作も同様である。オペレータインタフェースステーション4−1のアドレス変換テーブル管理部43は、物理ネットワークインタフェース41を介してアドレス変換テーブルの更新指示の通信フレームを受信すると、通信フレームからSPA73を取りだす(ステップS111)。また、オペレータインタフェースステーション4−1のアドレス変換テーブル管理部43は、アドレス変換テーブルの更新指示の通信フレームからSLA78を取りだす(ステップS112)。
そして、オペレータインタフェースステーション4−1のアドレス変換テーブル管理部43は、取り出したSPA73およびSLA78が、アドレス変換テーブルの更新指示の送信元のネットワークインタフェースユニットの物理アドレスおよび論理アドレスであると認識して、アドレス変換テーブルを更新する(ステップS113)。
具体的には、オペレータインタフェースステーション4−1のアドレス変換テーブル管理部43は、物理ネットワークインタフェースの名称が通信フレームに格納されている場合、アドレス変換テーブルにおける、該物理ネットワークインタフェースの名称に対応する論理アドレスおよび物理アドレスを、ステップS111およびステップS112で取り出したSPA73およびSLA78に更新する。
また、アドレス変換テーブルに物理ネットワークインタフェースの名称が格納されない場合には、すなわち、通信フレームに物理ネットワークインタフェースの名称を示す情報が格納されていない場合には、次のようにアドレス変換テーブルを変更する。アドレス変換テーブル管理部43は、ステップS111およびステップS112で取り出したSPA73およびSLA78が、仮想ネットワークアドレスのアドレスであり、かつアドレス変換テーブルに仮想ネットワークアドレスの論理アドレスおよび物理アドレスが格納されていない場合には、アドレス変換テーブルに、ステップS111およびステップS112で取り出したSPA73およびSLA78を追加する。また、ステップS111およびステップS112で取り出したSPA73およびSLA78、仮想ネットワークアドレスのアドレスであり、かつアドレス変換テーブルに仮想ネットワークアドレスの論理アドレスおよび物理アドレスが格納される場合には、アドレス変換テーブルを変更しない。なお、本実施の形態では、このように既に登録されているアドレスであるために実際にはテーブルの内容を変更しない場合も含めてアドレス変換テーブルの更新という。
アドレス変換テーブル管理部43は、ステップS111およびステップS112で取り出したSPA73およびSLA78が仮想ネットワークアドレスでなく、かつ、アドレス変換テーブルに該論理アドレスおよび物理アドレスが格納されている場合には、アドレス変換テーブルを変更しない。アドレス変換テーブル管理部43は、ステップS111およびステップS112で取り出したSPA73およびSLA78が仮想ネットワークアドレスでなく、かつ、アドレス変換テーブルに該論理アドレスおよび物理アドレスが格納されていない場合には、アドレス変換テーブルに該論理アドレスおよび物理アドレスを追加する。実ネットワークアドレスの物理アドレスは、物理ネットワークインタフェース25に固有の実際の物理アドレスであるため、障害により、送信を行わないネットワークインタフェースユニットに対応する物理ネットワークインタフェース25の実ネットワークアドレスがアドレス変換テーブル内に残っていても、他の装置から同じ物理アドレスを送信元として通信フレームは送信されないため、問題は生じない。
以上のような、アドレス設定を行うことで、本実施の形態のネットワークシステムでは、制御装置が多重化されたネットワークシステムにおいて、被制御装置システムは全て二重化されており、ネットワークシステム全体のロバスト性を確保することができる。さらに、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、アドレス変換テーブルの更新要求に従ってアドレス変換テーブルを更新するだけでよいため、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2に対して、制御装置システムの二重化のために付加する機能は少なくて済む。
図12は、本実施の形態のネットワークシステムにおいて、A系が運用系として設定されている場合に、各装置に設定されるアドレスの一例を示す図である。図12に示すように、A系の物理ネットワークインタフェース25には、仮想ネットワークアドレスの物理アドレスVirPa_Aおよび仮想ネットワークアドレスの論理アドレスVirLa_Aが設定されている。B系の物理ネットワークインタフェース25には、実ネットワークアドレスである物理アドレスPa_Bおよび実ネットワークアドレスである論理アドレスLa_Bが設定されている。また、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2には、A系の物理ネットワークインタフェース25に対応するエントリとして、物理アドレスVirPa_Aと論理アドレスVirLa_Aが設定され、B系の物理ネットワークインタフェース25に対応するエントリとして、物理アドレスPa_Bと論理アドレスLa_Bが設定されている。
図13は、本実施の形態のネットワークシステムにおいて、A系に障害が発生した後に、各装置に設定されるアドレスの一例を示す図である。図13は、ネットワークインタフェースユニット2−2がA系の故障を検出して物理ネットワークインタフェース25のアドレスを変更した後で、かつアドレス変換テーブルの更新要求をオペレータインタフェースステーション4−1,4−2へ送信する前の状態を示している。図13に示すように、ネットワークインタフェースユニット2−2の物理ネットワークインタフェース25には、仮想ネットワークアドレスの物理アドレスVirPa_Aおよび仮想ネットワークアドレスの論理アドレスVirLa_Aが設定される。
図14は、本実施の形態のネットワークシステムにおいて、A系に障害が発生した後に、ネットワークインタフェースユニット2−2がアドレス変換テーブルの更新要求を送信する状態を示す図である。上述したように、ネットワークインタフェースユニット2−2は、A系の故障を検出すると、物理ネットワークインタフェース25のアドレスを変更した後に、アドレス変換テーブルの更新要求をオペレータインタフェースステーション4−1,4−2へ送信する。
図15は、図14の状態の後に、A系が復旧した後に、各装置に設定されるアドレスの一例を示す図である。図15の状態では、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、図14で説明したアドレス変換テーブルの更新要求を受信することによりアドレス変換テーブルを更新済みである。これにより、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2のアドレス変換テーブルでは、ネットワークインタフェースユニット2−2の物理ネットワークインタフェース25に対応するエントリに、仮想ネットワークアドレスの物理アドレスVirPa_Aおよび仮想ネットワークアドレスの論理アドレスVirLa_Aが設定される。また、A系が復旧した後、ネットワークインタフェースユニット2−1は、復旧後に、B系が運用系で稼働していることを認識し、非運用系として動作するために、物理ネットワークインタフェース25に実ネットワークアドレスを設定している。そして、ネットワークインタフェースユニット2−1は、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2へアドレス変換テーブルの更新要求を送信する。
図16は、図15の状態の後に、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2がアドレス変換テーブルの更新要求にアドレス変換テーブルを更新した後の状態を示す図である。図15に示したようにネットワークインタフェースユニット2−1は、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2へアドレス変換テーブルの更新要求を送信する。図16では、これにより、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2がアドレス変換テーブルを更新した状態を示している。
以上の動作により、運用系がA系からB系に切り換わり、A系が非運用系に設定される。本実施の形態では、以上のようなアドレス設定を採用しているため、メンテナンスなどのために、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2が、非運用系のA系と通信を行いたい場合に、実ネットワークアドレスを用いて通信を行うことができる。また、A系とB系とで同一の仮想ネットワークアドレスを設定しておくと、運用系がA系からB系に切り換わっても、運用系で用いられる論理アドレスおよび物理アドレスは変更されない。このため、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、A系とB系とどちらのネットワークインタフェースが運用系であるかを意識せずに、同一のアドレスを用いて運用系との通信を継続することができる。
次に、本実施の形態の制御装置1−1,1−2、ネットワークインタフェースユニット2−1,2−2およびオペレータインタフェースステーション4−1,4−2のハードウェア構成について説明する。
図17は、実施の形態の制御装置1−1のハードウェア構成例を示す図である。図17に示すように、実施の形態の制御装置1−1は、プロセッサ101、ワークメモリ102、不揮発性メモリ103および入出力部104を備える。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサである。
図2に示した記憶部11は、図17に示した不揮発性メモリ103により実現される。不揮発性メモリ103は、例えば、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)である。ワークメモリ102は、プロセッサ1による処理の実行のための一時記憶に用いられるメモリであり、例えばRAM(Random Access Memory)である。
図2に示した運用系情報伝達部12および上位層処理部13は、図17に示したプロセッサ101により実現される。不揮発性メモリ103には、運用系情報伝達部12および上位層処理部13の動作を記述したプログラムが格納されており、プロセッサ101が、プログラムを読み出して実行することにより、運用系情報伝達部12および上位層処理部13が実現される。運用系情報伝達部12および上位層処理部13は、入出力部104を介してネットワークインタフェースユニット2−1へ情報を伝達する。また、記憶部11に格納されたシステムコンフィグレーション用パラメータは、入出力部104を介してネットワークインタフェースユニット2−1へ伝達される。制御装置1−2のハードウェア構成は、制御装置1−1のハードウェア構成と同様である。
図18は、実施の形態のネットワークインタフェースユニット2−1のハードウェア構成例を示す図である。図18に示すように、実施の形態のネットワークインタフェースユニット2−1は、プロセッサ201、メモリ202、ネットワークインタフェースカード203、入出力部204、を備える。プロセッサ201は、例えば、CPU、マイクロプロセッサである。
図2に示したネットワークアドレス設定部22は、プロセッサ201およびメモリ202で実現される。実ネットワークアドレス記憶部23および仮想ネットワークアドレス記憶部24は、メモリ202により実現される。運用系状態判別部21およびアドレス変換テーブル更新指示部26は、図18に示したプロセッサ201により実現される。運用系状態判別部21、ネットワークアドレス設定部22およびアドレス変換テーブル更新指示部26の動作を記述したプログラムがメモリ202に格納されており、プロセッサ201が、プログラムを読み出して実行することにより、運用系状態判別部21、ネットワークアドレス設定部22およびアドレス変換テーブル更新指示部26が実現される。物理ネットワークインタフェース25は、ネットワークインタフェースカード203により実現される。ネットワークインタフェースユニット2−1のハードウェア構成は、ネットワークインタフェースユニット2−2のハードウェア構成と同様である。
オペレータインタフェースステーション4−1,4−2のハードウェア構成は、図18に示したネットワークインタフェースユニット2−1のハードウェア構成と同様である。ただし、図18は、上記の本発明にかかる動作を実現するためのハードウェア構成を示しており、一般には、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2は、図18に示した構成に加え、ディスプレイなどである表示部、キーボートおよびマウスなどである入力部などを備える。
図2に示したアドレス変換テーブル管理部43および上位層処理部44は、プロセッサ201により実現される。記憶部42は、メモリ202により実現される。物理ネットワークインタフェース41は、ネットワークインタフェースカード203により実現される。アドレス変換テーブル管理部43および上位層処理部44の動作を記述したプログラムがメモリ202に格納されており、プロセッサ201が、プログラムを読み出して実行することにより、アドレス変換テーブル管理部43および上位層処理部44が実現される。
なお、本実施の形態では、制御装置システムを二重化した例を説明したが、三重以上に多重化した場合にも、非運用系を複数とすることで、同様のアドレス設定を実施することができる。すなわち、複数の制御装置のうちいずれか1つは運用系に設定され、複数の制御装置のうち運用系に設定されていない制御装置は待機系に設定される。また、オペレータインタフェースステーション4−1,4−2が、二重化された制御装置システムを複数組、管理する場合にも、二重化された組ごとに異なる仮想ネットワークアドレスを用いることで、本実施の形態と同様の動作を適用できる。
また、本実施の形態では、各制御装置とネットワークインタフェースユニットとを別の装置として示したが、制御装置とネットワークインタフェースユニットとを一体化したものを広義の制御装置とみなすこともできる。この場合、制御装置が、上述したネットワークインタフェースユニットを備えることになる。すなわち、制御装置1−1と、ネットワークインタフェースユニット2−1とが、別の装置として構成される例を説明したが、制御装置1−1がネットワークインタフェースユニット2−1としての機能を有していてもよい。同様に、制御装置1−2がネットワークインタフェースユニット2−2としての機能を有していてもよい。
以上のように、本実施の形態のネットワークシステムでは、制御装置が多重化されたネットワークシステムにおいて、被制御システムは全て二重化されており、ネットワークシステム全体のロバスト性を確保することができる。また、本実施の形態では、二重化された制御装置を管理するためのアプリケーションを開発する必要がなく、無駄な開発コスト、すなわち人的、時間的および金銭的コストが不要となる。また、二重化されていない制御装置を管理するオペレータインタフェースステーションを、二重化された制御装置の管理のために用いることができる。また、市販の計算機システムをオペレータインタフェースステーションとして用いる場合でも、二重化された制御装置のために追加する機能が少ない。このため、ユーザは、ネットワークシステムの構築を容易に構成することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1−1,1−2 制御装置、2−1,2−2 ネットワークインタフェースユニット、3 トラッキングケーブル、4−1,4−2 オペレータインタフェースステーション、5 ネットワークケーブル、6 スイッチングハブ、7−1,7−2 電源ユニット、8−1,8−2 ベースユニット、11,42 記憶部、12 運用系情報伝達部、13,44 上位層処理部、21 運用系状態判別部、22 ネットワークアドレス設定部、23 実ネットワークアドレス記憶部、24 仮想ネットワークアドレス記憶部、25,41 物理ネットワークインタフェース、26 アドレス変換テーブル更新指示部、43 アドレス変換テーブル管理部。

Claims (9)

  1. 複数の制御装置と、
    前記複数の制御装置のうちの1つにそれぞれ接続される複数の通信制御装置と、
    前記複数の制御装置を監視する監視装置と、
    からなるネットワークシステムにおいて、
    前記監視装置は、
    前記複数の通信制御装置のネットワークアドレスがそれぞれ格納されたアドレス変換テーブルを記憶する記憶部を備え、
    前記通信制御装置は、
    接続される前記制御装置が運用系に設定されている場合、自己の識別情報に、仮想の識別情報を設定し、接続される前記制御装置が待機系に設定されている場合、自己の識別情報に、固有の識別情報を設定するアドレス設定部と、
    前記アドレス設定部により設定された識別情報に基づいて前記監視装置に対して前記アドレス変換テーブルの更新を要求するアドレス更新部と、
    を備え
    前記通信制御装置は、前記アドレス変換テーブルの更新を要求する際に、前記アドレス変換テーブルの更新を要求することを示す通信フレームを生成し、前記通信フレームに自己に設定されている識別情報を格納し、
    前記監視装置は、
    前記通信フレームに格納された識別情報に基づいて、前記アドレス変換テーブルを更新することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記仮想の識別情報は、仮想の物理ネットワークアドレスおよび仮想の論理ネットワークアドレスであり、前記固有の識別情報は、固有の物理ネットワークアドレスおよび固有の論理ネットワークアドレスであることを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 待機系に設定されている前記制御装置に接続される前記通信制御装置は、前記運用系に設定されている前記制御装置に接続される前記通信制御装置の異常を検出すると、自己の識別情報に、仮想の識別情報を設定し、前記監視装置に対して前記アドレス変換テーブルの更新を要求することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 運用系に設定されている前記制御装置に接続される前記通信制御装置は、障害からの復旧後に、他の前記通信制御装置が運用系に設定されたことを検出すると、自己の識別情報に、固有の識別情報を設定し、前記監視装置に対して前記アドレス変換テーブルの更新を要求することを特徴とする請求項3に記載のネットワークシステム。
  5. 前記監視装置を複数備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のネットワークシステム。
  6. 複数の制御装置と、前記複数の制御装置を監視する監視装置とを備えるネットワークシステムにおいて、前記複数の制御装置のうちの1つに接続される通信制御装置であって、
    接続される前記制御装置が運用系に設定されている場合、自己の識別情報に、仮想の識別情報を設定し、接続される前記制御装置が待機系に設定されている場合、自己の識別情報に、固有の識別情報を設定するアドレス設定部と、
    前記アドレス設定部により設定された自己の識別情報に基づいて前記監視装置が保持するアドレス変換テーブルの更新を要求するアドレス更新部と、
    を備え
    前記アドレス変換テーブルの更新を要求する際に、前記アドレス変換テーブルの更新を要求することを示す通信フレームを生成し、前記通信フレームに自己に設定されている識別情報を格納し、
    前記監視装置は、前記通信フレームに格納された識別情報に基づいて、前記アドレス変換テーブルを更新することを特徴とする通信制御装置。
  7. 前記仮想の識別情報は、仮想の物理ネットワークアドレスおよび仮想の論理ネットワークアドレスであり、前記固有の識別情報は、固有の物理ネットワークアドレスおよび固有の論理ネットワークアドレスであることを特徴とする請求項に記載の通信制御装置。
  8. 複数の制御装置と、前記複数の制御装置のうちの1つにそれぞれ接続される複数の通信制御装置と、前記複数の制御装置を監視する監視装置と、前記複数の制御装置を監視し前記複数の通信制御装置のネットワークアドレスがそれぞれ格納されたアドレス変換テーブルを記憶する監視装置と、を備えるネットワークシステムにおけるアドレス設定方法であって、
    前記通信制御装置が、接続される前記制御装置が運用系に設定されている場合、自己の識別情報に、仮想の識別情報を設定する第1のステップと、
    前記通信制御装置が、接続される前記制御装置が待機系に設定されている場合、自己の識別情報に、固有の識別情報を設定する第2のステップと、
    前記通信制御装置が、前記第1のステップまたは前記第2のステップにより設定された識別情報に基づいて前記監視装置に対して前記アドレス変換テーブルの更新を要求する第3のステップと、
    を含み、
    前記通信制御装置は、前記アドレス変換テーブルの更新を要求する際に、前記アドレス変換テーブルの更新を要求することを示す通信フレームを生成し、前記通信フレームに自己に設定されている識別情報を格納し、
    前記監視装置は、前記通信フレームに格納された識別情報に基づいて、前記アドレス変換テーブルを更新することを特徴とするアドレス設定方法。
  9. 前記仮想の識別情報は、仮想の物理ネットワークアドレスおよび仮想の論理ネットワークアドレスであり、前記固有の識別情報は、固有の物理ネットワークアドレスおよび固有の論理ネットワークアドレスであることを特徴とする請求項に記載のアドレス設定方法。
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