JP2005093241A - 固体電解質形燃料電池 - Google Patents

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祥二 山下
Kenjiro Fujita
顕二郎 藤田
Yoshio Matsuzaki
良雄 松崎
Hisataka Yakabe
久孝 矢加部
Teruhiro Sakurai
輝浩 桜井
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Abstract

【課題】 支持体の熱膨張係数を固体電解質に近づけ、燃料電池セルのクラックやガスリークを防止でき、しかも安価な燃料電池セル及び燃料電池を提供する。
【解決手段】 内部にガス流路を備えた電気絶縁性の多孔質支持体11の表面に、内側電極、固体電解質及び外側電極を順次積層した層構造を有する発電素子部を有する固体電解質形燃料電池セルにおいて、電気絶縁性の多孔質支持体は、フォルステライト質焼結体からなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体電解質形燃料電池に関するものであり、より詳細には、絶縁性の多孔質支持体の表面に発電素子部を設けた固体電解質形の燃料電池セル、セルスタック及び燃料電池に関するものである。
次世代エネルギーとして、近年、燃料電池セルを複数接続してなるセルスタックを収納容器に収容した燃料電池が種々提案されている。このような燃料電池には、固体高分子形、リン酸形、溶融炭酸塩形、固体電解質形など、各種のものが知られているが、中でも固体電界質形の燃料電池は、作動温度が800〜1000℃と高いものの、発電効率が高く、また排熱利用ができるなどの利点を有しており、その研究開発が推し進められている。
従来公知の横縞形の固体電解質形燃料電池セルの一部の縦断面を図9に示す。この固体電解質形燃料電池セルは、多孔質絶縁体である円筒状の支持体1の表面に、燃料極3a、固体電解質3b及び空気極3cを順次積層した層構造の発電素子部3を、図9に示す軸長方向に所定間隔をおいて隣接して複数形成することにより構成されており、互いに隣り合う発電素子部3は、それぞれインターコネクタ4により直列に接続されている。即ち、一方の発電素子部3の燃料極3aと他方の発電素子部3の空気極3cとが、インターコネクタ4により接続されている。
また、支持体1の内部にはガス流路7が形成されている。
電解質として固体電解質3bを用いる横縞形の固体電解質形燃料電池セルでは、固体電解質3bの酸素イオン伝導性は600℃程度から高くなるため、600℃以上の温度域で、空気極3cに酸素を含むガスを、燃料極3aに水素を含むガスを各々供給することで、空気極3cと燃料極3a間の酸素濃度差に基づき、空気極3cと燃料極3aとの間で電位差が発生する。
空気極3cから固体電解質3bを通じて燃料極3aへ移動した酸素イオンは、燃料極3aで水素イオンと結合して水となる。このとき、同時に電子の移動が起こる。燃料電池では、酸素を含むガスと水素を含むガスとを供給することで、以上の反応を連続して起こし、発電する。即ち、空気極3cでは、下記式(1)の電極反応を生じ、燃料極3aでは、下記式(2)の電極反応を生じることによって発電する。
空気極3c: 1/2O+2e →O2−(固体電解質) ・・(1)
燃料極3a: O2−(固体電解質)+H → HO+2e ・・(2)
横縞形の燃料電池セルでは、以上の反応を起こす発電素子部3が、支持体1表面に、軸長方向に複数形成され且つ互いに直列に接続されているために、高い電圧を少ないセル数で得られるという利点がある。
上記の様な横縞形の燃料電池セルでは、各発電素子部3間の電気的ショートを防ぐため、支持体1に絶縁体を用いなくてはならないため、支持体1には、固体電解質3bに用いられる希土類酸化物などを固溶させたZrOなどと熱膨張係数が比較的近いCaOを固溶させ、完全に安定化させたZrOなどが利用されている(特許文献1参照)。
特開平10−003932号公報
しかしながら、CaOを固溶させ、完全に安定化させたZrOの熱膨張係数は9.5×10−6/℃で、固体電解質として用いられる希土類酸化物などを固溶させたZrOなど、例えば、Yを8モル固溶させたZrOの熱膨張係数は、10.8×10−6/℃であり、係数両者の熱膨張差は1.0×10−6/℃以上となっており、燃料電池の作製時や、燃料電池セルを発電のため加熱したり、発電の終了に伴い冷却する際に、固体電解質3bが割れたり、剥離したりするなどの問題があった。
また、支持体1の内部に燃料ガス(水素ガス)を流す場合には、支持体1が還元雰囲気に曝されるため、還元処理された場合においても、支持体1と固体電解質3bとの熱膨張係数を整合させておく必要があるが、従来公知の支持体1は、この点でも改善が求められている。
さらに、支持体は、燃料電池セルに構造体としての強度を付与する役割を有しており、燃料電池セルを構成する種々の部材の中で最も大きな体積を有している。このため、比較的高価なZrOを主成分として構成された支持体を用いて構成された従来公知の燃料電池セルは、必然的に高価なものとなってしまう。
従って、本発明は、発電素子部を支持する支持体と固体電解質との熱膨張係数差が低減され、安価で信頼性に優れた固体電解質形の燃料電池セル、セルスタック並びに燃料電池を提供することを目的とする。
本発明によれば、内部にガス流路を備えた電気絶縁性の多孔質支持体の表面に、内側電極、固体電解質及び外側電極を順次積層した層構造を有する発電素子部を有する固体電解質形燃料電池セルにおいて、前記電気絶縁性の多孔質支持体は、フォルステライト質焼結体からなる電機絶縁性セラミックスから形成されていることを特徴とする燃料電池セルが提供される。
本発明の燃料電池セルにおいては、
1.前記多孔質支持体は、NiもしくはNi酸化物を25体積%以下の量で含有していること、
2.前記多孔質支持体は、希土類元素酸化物及び安定化ZrOの内、少なくとも1種を含有していること、
3.前記多孔質支持体が、中空の板状形状を有していること、
4.前記多孔質支持体が、複数のガス流路を内部に備えていること、
5.前記多孔質支持体の表面には、少なくとも1つ以上の前記発電素子部が隣接して複数形成されており、隣り合う発電素子部がインターコネクタにより電気的に直列に接続されていること、
が好ましい。
また、本発明によれば、上記の燃料電池セルの複数を、集電部材を介して互いに電気的に接続してなるセルスタックが提供される。
本発明によれば、更に、上記セルスタックを収納容器内に複数収納してなる燃料電池が提供される。
本発明においては、MgOとSiOとの複合酸化物であるフォルステライト(2MgO・SiO)質焼結体により多孔質支持体を形成することにより、多孔質支持体と固体電解質との熱膨張差を1.0×10−6/℃未満とすることができる。即ち、燃料電池セルの作製時、加熱時、冷却時において両者の熱膨張差に起因して発生する熱応力を小さくすることができ、固体電解質の割れや剥離などを抑制することができる。しかも、フォルステライト質焼結体は比較的安価であるため、大容量の支持体をフォルステライト質焼結体により形成することは、燃料電池セルのコスト低減の面でも極めて有利となる。
また、本発明においては、多孔質支持体は、その電気絶縁性が損なわれない範囲の量(25体積%以下)でNiまたはNi酸化物を含有していてもよく、これにより、多孔質支持体の熱膨張係数を微調整し、固体電解質との熱膨張係数差をさらに低減させ、さらには発電素子部との接合強度を高めることができる。また、熱膨張係数の微調整や接合強度向上のためには、希土類元素酸化物及び安定化ZrOの内、少なくとも1種を含有させることもできる。
また、多孔質支持体を、中空板状形状とすることにより、燃料電池セルの体積当たりの発電素子部の面積を増加し、燃料電池セル当たりの発電量を大きくすることができ、必要とする発電量を得るためのセル本数を減らすことができ、セル間の接続箇所を減少させることができる。そのため、構造、組み立てが簡単になるとともに、信頼性が向上する。また、このような燃料電池セルを電気的に接続してなるセルスタックを収納容器に収納して燃料電池とする場合には、円筒形の燃料電池セルに比べ、燃料電池セルを密に配置できることから、発電量当たりのセルスタックの占める体積を小さくすることができ、小型で、熱効率の高い燃料電池を提供することができる。
さらに、多孔質支持体の内部にガス流路を複数形成することにより、多孔質支持体の構造強度を向上させることができ、燃料電池セルの強度を高めることができる。そのため、燃料電池セルのハンドリングが容易になり、セルスタックや燃料電池の組み立てが容易になるとともに、燃料電池セルの急激な加熱や冷却による燃料電池セルの破壊を抑制することができる。
また、本発明の燃料電池セルでは、多孔質支持体表面に、発電素子部を隣接して(特に軸長方向に)所定時間を置いて複数形成し、隣り合う発電素子部をインターコネクタにより直列に接続することにより、燃料電池セル当りの発電電圧を高くすることができる。
図1は、本発明の燃料電池セルの代表的な中空の板形状構造の一部分の縦断面図を示すものであり、燃料電池セルは、中空板状の多孔質支持体11表面に、その軸長方向に所定間隔をおいて、複数の発電素子部13を隣接して配列することにより構成されている。また、図2は、図1の発電素子13が形成された中空の板形状部分の横断面図である。
図1及び図2から明らかな通り、発電素子部13は、それぞれ、燃料極13a、固体電解質13b及び空気極13cが、多孔質支持体11上に順次積層することにより形成されており、隣り合う発電素子部13は、インターコネクタ14により直列に接続されている。即ち、一方の発電素子部13の燃料極13aと他方の発電素子部13の空気極13cとがインターコネクタ14により電気的に接続された構造となっている。また、中空板状の多孔質支持体11の内部には、複数の燃料ガス流路12が隔壁11a(図2参照)で隔てられて軸方向に延びており、この燃料ガス流路12内に燃料ガス(水素ガス)を流し、且つ空気極13cを空気等の酸素含有ガスに曝すことにより、燃料極13a及び空気極13cで前述した式(1)、(2)で示す電極反応が生じ、両極間に電位差が発生し、発電するようになっている。
上記のような中空の板状形状の多孔質支持体11は、複数の燃料ガス流路12が隔壁11aで隔てられて設けられていることから高い強度を示すが、その横断面(図2)において、その平坦部nの寸法(長径寸法;両端の弧状部m間の距離に相当)は、一般に、15〜35mmの範囲にあり、その短径寸法(2つの平坦部n間の距離に相当)は、一般に、2〜4mmであることが望ましい。
本発明において、多孔質支持体11は、MgOとSiOとの複合酸化物であるフォルステライト(2MgO・SiO)質焼結体からなっていることが重要である。即ち、フォルステライト質焼結体は、安価で機械的強度に優れているばかりか、その熱膨張係数が11×10−6/℃程度と比較的大きく、このため、フォルステライト質焼結体により多孔質支持体11を形成することにより、発電素子部13との接合性を損なうことなく、その熱膨張係数を、後述する固体電解質13bに近づけることができる。例えば両者の熱膨張係数差を、1.0×10−6/℃未満とすることができ、熱膨張差に起因して製造工程時等で発生する固体電解質13bの割れや剥離を防止することが可能となる。
本発明において、上記の多孔質支持体11は、固体電解質13bに近い熱膨張係数を有している限り、フォルステライト質焼結体以外の他の成分、例えば過剰量のMgOやSiO、或いはフォルステライト質焼結体以外のMgO−SiO系複合酸化物を含んでいてよいが、強度や固体電解質13bとの熱膨張係数差を1.0×10−6/℃未満とするなどの面で、75体積%以上、好ましくは80体積%以上、さらに好ましくは90体積%以上、最も好ましくは95体積%以上のフォルステライト質焼結体を含有しているのがよい。また、熱膨張係数を微調整し、固体電解質13bの熱膨張係数に一層近づけるために或いは発電素子部13との接合強度を向上させるために、NiやNi酸化物(NiO)を25体積%以下の量で配合されていてもよい。また、同様の目的で、希土類元素が固溶した安定ジルコニア(例えば、Y安定化ジルコニアなど)及び希土類元素酸化物の少なくとも1種を、フォルステライト質焼結体含量が上記の範囲内となるような量で配合することもできる。安定化ジルコニアに固溶している希土類元素及び希土類元素酸化物を構成する希土類元素としては、後述する固体電解質13bの形成に使用されているものと同様のものを挙げることができる。さらに、多孔質支持体11は、Ni等の発電素子部13間の電気的ショートを防ぐために電気絶縁性であることが必要であり、通常、10Ω・cm以上の電気抵抗を有していなければならないが、フォルステライト質焼結体を主成分とする多孔質支持体11は、このような電気絶縁性の点でも不都合を生じることはない。
さらに、上記の多孔質支持体11は、燃料ガス流路12内の燃料ガスを燃料極13aの表面まで導入可能でなければならず、このため、多孔質であることが必要であり、一般に、その開気孔率は25%以上、特に30乃至40%の範囲にあるのがよい。
発電素子部13において、支持体11の表面に形成される燃料極13aは、前記式(2)の電極反応を生じせしめるものであり、それ自体公知の多孔質の導電性セラミックスから形成される。例えば、希土類元素が固溶しているZrO(安定化ジルコニア)と、Ni及び/又はNiO(以下、Ni等と呼ぶ)とからなる。この希土類元素が固溶した安定化ジルコニアとしては、後述する固体電解質13bの形成に使用されているものと同様のものを用いるのがよい。
燃料極13a中の安定化ジルコニア含量は、35乃至65体積%の範囲にあることが好ましく、またNi等の含量は、65乃至35体積%の範囲にあるのがよく、さらに燃料極13aの開気孔率は、15%以上、特に20乃至40%の範囲にあるのがよく、且つその厚みは、良好な集電性能を発揮させるため、1〜100μmであることが望ましい。
固体電解質13bは、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有すると同時に、燃料ガスと空気等の酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有していることが必要である。従って、固体電解質13bとしては、このような特性を備えている緻密質なセラミックス、例えば、3〜15モル%の希土類元素が固溶した安定化ZrOを用いるのが好ましい。この安定化ZrO中の希土類元素としては、Sc,Y,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Td,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luを例示することができるが、安価であるという点で、Y,Ybが好適である。また、8YSZ(8モル%のYが固溶している安定化ZrO)と熱膨張係数がほぼ等しいランタンガレート系固体電解質なども好適に用いることができる。
上記の固体電解質13bは、ガス透過を防止するという点から10〜100μmの厚みを有し、さらに相対密度(アルキメデス法による)が93%以上、特に95%以上であることが望ましい。
固体電解質13b上に形成される空気極13cは、前述した式(1)の電極反応を生じせしめるものであり、所謂ABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成される。このようなペロブスカイト型酸化物としては、遷移金属型ペロブスカイト酸化物、特にAサイトにLaを有するLaMnO系酸化物、LaFeO系酸化物、LaCoO系酸化物の少なくとも一種が好適であり、600〜1000℃程度の比較的低温での電気伝導性が高いという点から、LaCoO系酸化物が特に好適である。尚、上記ペロブスカイト型酸化物においては、AサイトにLaと共にSrが存在していてもよいし、さらにBサイトには、Fe,Co,Mnが共存していてもよい。
また、上記の空気極13cは、ガス透過性を有していなければならず、その開気孔率は20%以上、特に30乃至50%の範囲にあるのがよい。さらに、その厚みは、集電性という点から30〜100μmであることが望ましい。
隣り合う発電素子13同士を直列に接続するために使用されるインターコネクタ14は、一方の発電素子部13の燃料極13aと他方の発電素子部13の空気極13cとを接続するものであり、導電性セラミックスから形成されるが、燃料ガス(水素ガス)及び空気等の酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有していることが必要である。このため、かかる導電性セラミックスとしては、一般に、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が使用される。また、多孔質支持体11内のガス流路12を通る燃料ガスと空気極13cの外部を通る空気等の酸素含有ガスとのリークを防止するため、かかる導電性セラミックスは緻密質でなければならず、例えば93%以上、特に95%以上の相対密度(アルキメデス法)を有していることが好適である。尚、このインターコネクタ14の端面と、固体電解質13bの端面との間には、適当な接合層(例えばY)を介在させることにより、シール性を向上させることもできる。
尚、上述した例においては、多孔質支持体上に形成される発電素子部13は、内側電極が燃料極13aであり、外側電極が空気極13cとなった層構造を有しているが、両電極の位置関係を逆とすることも勿論可能である。即ち、多孔質支持体11上に、空気極13c、固体電解質13b、燃料極13aをこの順に積層して発電素子部13を形成することもできる。この場合、多孔質支持体11のガス流路12内には、空気等の酸素含有ガスが導入され、燃料ガスは外側電極である燃料極13aの外面に供給されることとなる。
図3は、上述した燃料電池セルの接続構造を示すもので、燃料電池セルの一方の端部には、燃料極13aと導通する緻密なセル接続材15が設けられており、このセル接続部材15は、集電部材19を介して、他方の燃料電池セルの端部に形成されている発電素子部13の空気極13cに接続されている。セル接続材15は、インターコネクタ14と同様の機能を要求されるため、インターコネクタ14と同様の材料で形成される。
このセル接続材15と他の燃料電池セルの空気極13cとを接続する集電部材19は、一般に、耐熱金属板や、空気極材料として用いられる無機材料などから形成されるが、集電部材19とセル接続材15或いは空気極13cとの接続部に、AgやPt等の貴金属を含有するペーストを導電性接着剤として用いて、接続信頼性を向上させることもできる。なお、燃料極13aが発電素子部13の外表面側に形成されている場合には、集電部材19として、Niフェルトが好適に用いられ、さらに上記の導電性接着剤としては、Ni金属を含有するペーストが安価であり、好適である。
複数の燃料電池セルを接合する場合、図3に示すように、一方のセルの端部と他方のセルの端部とでは異なる構造となり、順次、互い違いに接続されることになる。
上述した燃料電池セルを用いて組み立てられるセルスタックは、図4に示すように、一方の燃料電池セルの端部のセル接続材15と、他方の燃料電池セルの端部の空気極13cとの間に、金属フェルト及び/又は耐熱金属板、空気極材料として用いられる無機材料などからなる集電部材19を介在させ、一方の燃料電池セルの支持体11上に形成された燃料極13aを、緻密なセル接続材15、集電部材19を介して、他方の燃料電池セルの空気極13cに、電気的に接続して、構成されている。なお、図4では、発電素子13及びインターコネクタ14、セル接続材15を簡略化して記載した。
集電部材19は、耐熱性、耐酸化性、電気伝導性という点から、Pt、Ag、Ni基合金、Fe−Cr鋼合金の少なくとも一種からなることが望ましい。また、図4において、符号21は、セルスタックと他のセルスタックを、電気的に接続するための導電部材であり、セルスタックで発生した電力を、燃料電池外に取り出すための導電部材である。
本発明の燃料電池は、図4のセルスタックを、収納容器内に収容して構成される。この収納容器には、外部から水素等の燃料ガス及び空気等の酸素含有ガスを、燃料電池セルに導入する導入管が設けられており、燃料電池セルが所定温度に加熱されることにより発電し、使用された燃料ガス、酸素含有ガスは、収納容器外に排出される。このような燃料電池では、容易に電圧を高めることができるとともに、発電素子部13間のショートや、熱による支持体11の構造の変化を抑制することができる。
本発明において、前述した燃料電池セルは、例えば以下のようにして製造することができる。
先ず、支持体材料として、体積基準での平均粒径(D50)が0.1〜10.0μmのフォルステライト粉末に、必要により熱膨張係数調整用或いは接合強度向上のために、Ni粉末、NiO粉末、Y粉末或いはYSZなどの希土類元素安定化ジルコニア粉末などを所定の比率で混合し、混合後の熱膨張係数が固体電解質13bとほぼ一致するようにする。この混合粉末に、ポアー剤と、セルロース系有機バインダーと、水とからなる溶媒とを混合し、押し出し成形して、図5に示すように、内部に燃料ガス流路52を有する中空の板状形状、つまり円筒状あるいは扁平状の支持体成形体51を作製し、これを乾燥後、900℃〜1100℃にて仮焼処理する。
次に燃料極材料及び固体電解質を形成する。
例えば、NiO粉末、Ni粉末と、Y等の希土類元素酸化物が固溶したZrO粉末とを混合し、これにポアー剤を添加し、アクリル系バインダーとトルエンを加えてスラリーとし、図6(a)に示すようにドクターブレード法にて、厚み50〜60μmの燃料極テープ53aを作製する。
一方、8YSZ(8モル%Yが固溶したZrO粉末)に、アクリル系バインダーとトルエンを加えてスラリーとし、図6(a)に示すようにドクターブレード法にて、厚み10〜50μmの固体電解質テープ53bを作製する。
次に、図6(b)に示すように、これらの燃料極テープ53aと、固体電解質テープ53bとを、両者が重なり合わない部分がそれぞれ、1〜5mmできるように重ね合わせ、図6(c)に示すように、張り合わせた後、図7(a)に示すように、燃料極テープ53a側を、仮焼した支持体成形体51に、横縞状に貼り付ける。このとき、仮焼した支持体成形体51上に複数の燃料極テープ53a、固体電解質テープ53bの積層体を貼り付けることになるが、その際の燃料極テープ53a、固体電解質テープ53bの積層体と、他の燃料極テープ53a、固体電解質テープ53bの積層体とは3〜20mmの間隔をあけて、配置する。次に、この積層体を乾燥し、900〜1100℃の温度範囲で仮焼する。
次に、インターコネクタ成形体54、セル接続材成形体59を形成する。インターコネクタ14とセル接続材15とは同じ材料を用いることが可能であるので、ここでは同じ工程で両者を形成する。
例えば、ランタンクロマイトとPVA系バインダーで、ディップ用スラリーを作製する。
次に、図7(a)に示すように、先に作製した支持体成形体51と、燃料極テープ53aと、固体電解質テープ53bの積層体の仮焼体の、固体電解質テープ53bの仮焼体の一部を除いた部分を、マスキングテープ61で覆い、その後、図7(b)に示すように、ディップ用スラリーでディップし、インターコネクタ成形体54とセル接続材成形体59を形成する。その後、乾燥し、図7(c)に示すように、マスキングテープ61を除去した後、1450〜1550℃で焼成し、インターコネクタ14とセル接続材15が固体電解質13bの端部に2〜5mm程度重なるようにする。
次に、図8(a)に示すように、セル接続材15の全面と、インターコネクタ14のインターコネクタ14が燃料極テープ13aと接続されていない側の一部を除いて、マスキングテープ63でマスキングする。
さらに、図8(b)に示すように、例えばランタンコバルタイトとイソプロピルアルコールとを混合して得られたスラリーを、マスキングした積層体に吹き付け、厚さ10〜100μmの空気極成形体53cを形成する。その後、図8(c)に示すように、マスキングテープ63を除去し、その後、1000℃〜1200℃で熱処理を行うことにより、目的とする構造の燃料電池セルを得ることができる。
なお、ここではテープ積層とディップ、スプレー吹きつけを併用して行ったが、本発明の要旨を変更しない限り、いずれの成形法を用いてもよい。特に、テープ積層法は、ディップと異なり、積層時の乾燥工程が短時間ですむため、上記の複数の部材をテープ成形し、積層することで、工程の短時間化が望め、望ましい。
なお、燃料電池セルは、酸素含有雰囲気での焼成により、例えば、支持体11がNiを含有する場合には、支持体11や燃料極13aのNi成分がNiOとなっているため、その後、還元処理したり、発電中に還元雰囲気に曝されるため、この時に還元されることになる。
なお、上記の例では多孔質支持体11は、中空の板状で内部に複数のガス流路12を有するものとして説明したが、多孔質支持体11は、円筒状でもよく、ガス流路12の数は一つでもよいことはいうまでもない。
平均粒径(D50)0.1〜10μmのフォルステライト粉末と、平均粒径0.1〜5μmのNi粉末と、平均粒径0.8μmのY粉末と、平均粒径0.5μmの8YSZ粉末とを、表1の割合となるように混合した。これらの混合物に、平均粒径30μmのポアー剤と、PVAからなる有機バインダーと、水からなる溶媒とを混合して形成した支持体材料を、押出成形して、図5に示すように内部に燃料ガス流路52を有する柱状で横断面が扁平状の支持体成形体51を作製し、これを乾燥した後、1050℃で仮焼した。
また、平均粒径0.5μmの8YSZ粉末に、アクリル系バインダーとトルエンを加えて得たスラリーからドクターブレード法にて、厚み40μmの固体電解質テープ53bを作製した。
次に、平均粒径0.5μmのNi粉末、平均粒径0.5μmの8YSZ粉末を、金属Niと8YSZとの比が、体積比で48:52となるように混合し、この混合物に対して、ポアー剤を添加し、アクリル系バインダーとトルエンを加えて、スラリーとし、図6に示すようにドクターブレード法にて厚み約50μmの燃料極テープ53aを作製した。
これらの燃料極テープ53aと、8YSZ系固体電解質テープ53bとを、両者が重なり合わない部分がそれぞれ、3mmできるように重ね合わせ、2ton/cmの圧力で張り合わせた後、燃料極テープ53a側を支持体成形体51の仮焼体に横縞状に貼り付けた。このとき、図7に示すように支持体成形体51の仮焼体上に複数の燃料極テープ53a、固体電解質テープ53bの積層テープを貼り付けることになるが、その際の燃料極テープ53aと、固体電解質テープ53bの積層テープと、隣接する他の燃料極テープ53aと、固体電解質テープ53bの積層テープとは、10mmの間隔をあけて配置した。その後、この積層体を乾燥し、1050℃で仮焼した。
次に、インターコネクタ成形体54、セル接続材成形体59を形成した。まず、ランタンクロマイトとPVA系バインダーで、ディップ用スラリーを作製し、次に、先に作製した燃料極テープ53aと、固体電界質テープ53bの積層テープとが支持体成形体51上に配置された仮焼体の、固定電解質テープ53bの仮焼体上の一部を除いた部分をマスキングテープ61で覆い、その後ディップ用スラリーでディップし、インターコネクタ成形体54とセル接続材成形体59を形成した。このとき、インターコネクタ成形体54とセル接続材成形体59は、固体電解質テープ53bの仮焼体の端部から3mm程度重なるようにし、その後、乾燥し、マスキングテープ61を除去した後、1450℃で焼成した。
次に、図8に示すように空気極成形体53cを形成した。まず、セル接続材成形体59の焼結体の全面と、インターコネクタ成形体54の焼結体が、燃料極テープ53aの焼結体と接続されていない側の一部を除いた部分を、マスキングテープ63を用いて、マスキングし、次に、平均粒径0.7μmのランタンコバルタイトとイソプロピルアルコールとを混合して得られたスラリーを、マスキングした積層体に吹き付け、厚さ20μmの空気極成形体53cを形成した。その後、マスキングテープ63を除去し、その後1100℃で処理を行い、図2に示すように燃料電池セルを作製した。
なお、支持体11は断面が楕円であり、その長径は26mm、短径は3.5mm、燃料極13aの厚みは40μm、固体電解質13bの厚みは30μm、空気極13cの厚みは40μm、インターコネクタ14、セル接続材15の厚みは100μmであった。また、セルの長さは150mmであった。
燃料ガスとして、水素ガスを、得られた燃料電池セルの支持体11のガス流路12内に流し、空気極13c側に空気を流して、各組成の燃料電池セルをそれぞれ10本、850℃において、100時間発電させ、冷却した後、顕微鏡による観察と、ガスリーク試験を行った。
ガスリーク試験は、燃料電池セルのガス流路12の片端を封止し、他方の端部からガス流路12に1気圧のHeガスを導入し、燃料電池セルを水中に浸して行い、泡の発生の有無でガスリークの有無を判断した。
また、作製した燃料電池セルの支持体11から熱膨張係数測定用試験片を切り出し、25〜1000℃の熱膨張係数を測定した。
以上の結果を表1に示した。尚、表1には、支持体11に用いたフォルステライト質焼結体粉末、Ni粉末、Y粉末、8YSZ粉末の含有量、支持体11の熱膨張係数、850℃×100時間発電試験後の燃料電池セルのクラック、ガスリークの有無を併せて記載した。
また、比較例として従来の支持体11にカルシア安定化ジルコニアを用いた燃料電池セルも、支持体11の組成を変更した以外は上記の製造方法で作製し、評価した(試料NO.1参照)。
Figure 2005093241
本発明の範囲外の支持体11がカルシア安定化ジルコニアからなる試料NO.1では、支持体の熱膨張係数が9.5×10−6となり、固体電解質13bとの熱膨張差が1×10−6を超えてしまい、クラック、ガスリークが確認され、燃料電池セルの信頼性が乏しいことが判る。
一方、本発明の試料NO.2〜20では、いずれも固体電解質13bとの熱膨張差が、1×10−6未満となり、クラック、ガスリークともに皆無であり、燃料電池セルの信頼性が格段に向上している。
このように、本発明の燃料電池セルでは、フォルステライト質焼結体を主成分とする支持体を用いることで、支持体の熱膨張係数と固体電解質の熱膨張係数差を1×10−6以下とすることができ、燃料電池セルのクラックや、ガスリークの発生を防止でき、信頼性に優れた燃料電池セルを提供できる。
本発明の燃料電池セルの一部を拡大して示す縦断面図である。 図1の横断面図である。 本発明の燃料電池セルの端部接続構造を拡大して示す縦断面図である。 本発明の燃料電池セルのセルスタックを示す縦断面図である。 本発明の燃料電池セルの支持体の製造工程を示す縦断面図である。 本発明の燃料電池セルの発電素子の製造工程を示す縦断面図である。 本発明の燃料電池セルの発電素子間を電気的に接続するインターコネクタの形成工程を示す縦断面図である。 本発明の燃料電池セルの空気極の形成工程を示す縦断面図である。 従来の横縞形の燃料電池セルの一部を拡大してし示す縦断面図である。
符号の説明
11:多孔質支持体
12:燃料ガス流路
13:発電素子部
13a:燃料極
13b:固体電解質
13c:空気極
14:インターコネクタ

Claims (8)

  1. 内部にガス流路を備えた電気絶縁性の多孔質支持体の表面に、内側電極、固体電解質及び外側電極を順次積層した層構造を有する発電素子部を有する固体電解質形燃料電池セルにおいて、前記電気絶縁性の多孔質支持体は、フォルステライト質焼結体からなることを特徴とする燃料電池セル。
  2. 前記多孔質支持体は、NiもしくはNi酸化物を25体積%以下の量で含有している請求項1に記載の燃料電池セル。
  3. 前記多孔質支持体は、希土類元素酸化物及び安定化ZrOの内、少なくとも1種を含有している請求項1または2に記載の燃料電池セル。
  4. 前記多孔質支持体が、中空の板状形状を有している請求項1乃至3の何れかに記載の燃料電池セル。
  5. 前記多孔質支持体が複数のガス流路を内部に備えている請求項1乃至4の何れかに記載の燃料電池セル。
  6. 前記多孔質支持体の表面には、前記発電素子部が隣接して複数形成されており、少なくとも1つ以上の隣り合う発電素子部がインターコネクタにより電気的に直列に接続されている請求項1乃至5の何れかに記載の燃料電池セル。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれかに記載の燃料電池セルの複数を、集電部材を介して互いに電気的に接続してなるセルスタック。
  8. 請求項7に記載のセルスタックを収納容器内に複数収納してなる燃料電池。
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