JP2005083413A - 流体継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 伝達トルクを犠牲にすることなく、ドラッグトルクを効果的に低減することができる流体継手を提供する。
【解決手段】 ポンプハブに装着された環状のコアリングを有する環状のポンプシェルと該ポンプシェル内に放射状に配設された複数個のインペラとを有するポンプと、該ポンプと対向して配設されポンプハブと相対回転可能なタービンハブに装着された環状のコアリングを有する環状のタービンシェルと該タービンシェル内に放射状に配設された複数個のランナとを有するタービンと、ポンプとタービン内に充填された作動流体とを具備する流体継手であって、タービンはタービンハブに軸方向に摺動可能に構成され、タービンをポンプ側から離間する方向に付勢する弾性付勢手段を備えており、ポンプのコアリングとタービンのコアリングは、タービンがポンプに近接している状態では両コアリング内に作動流体が流れる隙間が大きくなり、タービンがポンプシェルと離間するに従っては両コアリング内に作動流体が流れる隙間が小さくなるように構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、原動機の回転トルクを伝達するための流体継手(フルードカップリング)の改良に関する。
流体継手(フルードカップリング)は船舶用、産業機械用、自動車用の動力伝達継手として従来から用いられている。流体継手は、環状のポンプシェルと該ポンプシェル内に放射状に配設された複数個のインペラとを有するポンプと、環状のタービンシェルと該タービンシェル内に放射状に配設された複数個のランナとを有し上記ポンプと対向して配設されたタービンとからなっており、ポンプおよびタービン内に作動流体が充填されている。このように構成された流体継手は、ポンプが原動機である例えばディーゼルエンジンのクランクシャフト(流体継手としての入力軸)に連結され、タービンが入力軸と同一軸線上に配置された出力軸に取り付けられる。
また、上記ポンプシェルおよびタービンシェルに、作動流体を整流するための環状のコアリングを設けた流体継手も使用されている。
図11は、一般的な流体継手の特性を示すもので、横軸はポンプとタービンとの速度比(e)、縦軸は流体継手の入力容量係数(τ)である。図11から判るように流体継手は、ポンプとタービンとの速度比(e)が零(0)即ちポンプが回転しタービンが停止している状態において、入力容量係数(τ)が最大となる。このような特性を有する流体継手を車両の駆動装置に装備した場合、車両停止状態でエンジンが駆動され変速機の変速ギヤが投入されている状態、即ち入力軸が回転し出力軸が停止している状態では、その特性上ドラッグトルクを有する。ドラッグトルクは、一般的にエンジンがアイドリング回転数(例えば、500rpm)で運転されている状態での伝達トルクをいう。ドラッグトルクが大きいと、エンジンのアイドリング運転が著しく不安定となるとともに、この不安定な回転が駆動系に異常振動を発生させる原因となる。また、ドラッグトルクが大きいことにより、アイドリング運転時の燃費が悪化する原因にもなっている。
上述したドラッグトルクを低減するための対策として、ポンプとタービンとの間にバッフルプレートを配設する技術が知られている。
バッフルプレートを配設したドラッグトルク低減対策について、図12および図13を参照して説明する。図12に示す流体継手は、ポンプPとタービンTとの間に出力軸OSに取り付けられた環状のバッフルプレートBPを配設したものである。一方、図13に示す流体継手は、ポンプPの外周部に環状のバッフルプレートBPを配設したものである。
図12および図13に示す流体継手は固定のバッフルプレートであるため、ポンプとタービンとの速度比(e)に対する入力容量係数(τ)の特性を変化させる効果はあるが、入力回転数に対してτ特性を変化させることができない。即ち、ドラッグトルク対策を行うためにτ(e=0)を低くすると、アイドリング時のドラッグトルクはバッフルプレートのないものと比較すると低くなるが、発進時の伝達トルク自体も同様に低くなってしまい、エンジン回転数を必要以上に上昇させないと発進できなくなり、燃費の悪化をまねく等の問題がある。一方、発進時の伝達トルクを上げるためにτ(e=0)を高くすると、発進トルクは得られるが、アイドリング時のドラッグトルクが大きくなり、アイドリング時の燃費が悪化するという問題がある。このように、固定のバッフルプレートを用いた流体継手は、アイドリング時のドラッグトルクと燃費がトレードオフの関係にあり、これを解決することができない。
また、ドラッグトルクを低減するための対策として、ポンプシシェルのコアリングまたはタービンシェルのコアリングの内周または外周に環状のバッフルプレートを装着した流体継手も提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−50309号公報
流体継手を車両の駆動装置に装備する場合、その特性としては、エンジン回転速度即ちポンプの回転速度が高い発進時等の伝達トルクを犠牲にすることなく、ポンプとタービンとの速度比(e)が零(0)即ちポンプが回転しタービンが停止しているアイドリング時における伝達トルクを低減することが望ましい。しかるに、上記特願2001−50309号公報に開示された流体継手においては、アイドリング時における伝達トルク即ちドラッグトルクを効果的に低減することはできるが、バッフルプレートが固定されているためにエンジン回転速度即ちポンプの回転速度が高い発進時等における伝達トルクの低下は避けられず、必ずしも満足し得るものではない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その主たる技術的課題は、伝達トルクを犠牲にすることなく、ドラッグトルクを効果的に低減することができる流体継手を提供することにある。
上記主たる技術的課題を解決するために、本発明によれば、ポンプハブに装着された環状のコアリングを有する環状のポンプシェルと該ポンプシェル内に放射状に配設された複数個のインペラとを有するポンプと、
該ポンプと対向して配設され該ポンプハブと相対回転可能なタービンハブに装着された環状のコアリングを有する環状のタービンシェルと該タービンシェル内に放射状に配設された複数個のランナとを有するタービンと、
該ポンプと該タービン内に充填された作動流体と、を具備する流体継手において、
該タービンは該タービンハブに軸方向に摺動可能に構成され、該タービンを該ポンプ側から離間する方向に付勢する弾性付勢手段を備えており、
該ポンプのコアリングと該タービンのコアリングは、該タービンが該ポンプに近接している状態では該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が大きくなり、該タービンが該ポンプシェルと離間するに従っては該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が小さくなるように構成されている、
ことを特徴とする流体継手が提供される。
また、本発明によれば、ポンプハブに装着された環状のコアリングを有する環状のポンプシェルと該ポンプシェル内に放射状に配設された複数個のインペラとを有するポンプと、
該ポンプと対向して配設され該ポンプハブと相対回転可能なタービンハブに装着された環状のコアリングを有する環状のタービンシェルと該タービンシェル内に放射状に配設された複数個のランナとを有するタービンと、
該ポンプと該タービン内に充填された作動流体と、を具備する流体継手において、
該タービンは該タービンハブに軸方向に摺動可能に構成され、該タービンの回転に伴う遠心力の作用で該タービンを該ポンプ側から離間せしめる遠心力離間手段を備えており、
該ポンプのコアリングと該タービンのコアリングは、該タービンが該ポンプに近接している状態では該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が大きくなり、該タービンが該ポンプと離間するに従っては該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が小さくなるように構成されている、
ことを特徴とする流体継手が提供される。
上記遠心力押圧手段は、上記タービンシェルの内周部内面と対向して配設され上記タービンハブに取り付けられた環状の案内部材と、該案内部材とタービンシェルの内周部内面との間に配設された複数個の遠心力作動部材とからなっている。
本発明による流体継手は以上のように構成されているので、ポンプとタービンとの速度比(e)1.0に近い状態での伝達トルクを犠牲にすることなく、ポンプとタービンとの速度比(e)が零(0)即ちポンプが回転しタービンが停止している状態でのポンプからタービンへの伝達トルクが低下し、ドラッグトルクを効果的に低減することができる。
以下、本発明に従って構成された流体継手の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された流体継手を自動車用エンジンと摩擦クラッチとの間に配設した駆動装置の一実施形態が示されている。図示の実施形態における駆動装置は、原動機としての内燃機関2と本発明に従って構成された流体継手4および摩擦クラッチ7とによって構成されている。内燃機関2は図示の実施形態においてはディーゼルエンジンからなっており、クランク軸21の端部には流体継手4の後述するポンプ側が取り付けられる。
流体継手4は、ディーゼルエンジン2に装着されたハウジング22にボルト23等の締結手段によって取り付けられた流体継手ハウジング40内に配設されている。図示の実施形態における流体継手4は、ポンプ41と該ポンプ41と対向して配設されたタービン42および該タービン42を包囲し上記ポンプ41と連結されたケーシング43を具備している。以下、流体継手4について図1とともに図2および図3も参照して説明する。
流体継手4を構成するポンプ41は環状のコアリング411を備えた環状のポンプシェル412と、該ポンプシェル412内に放射状に配設された複数個のインペラ413とを備えており、ポンプシェル412が上記ケーシング43に溶接等の固着手段によって取り付けられている。なお、ケーシング43は、上記クランク軸21にボルト24によって内周部が装着されたドライブプレート44の外周部にボルト441、ナット442等の締結手段によって装着されている。このようにして、ポンプ41のポンプシェル412は、ケーシング43およびドライブプレート44を介してクランク軸21に連結される。従って、クランク軸21は流体継手4の入力軸として機能する。このように構成されたポンプ41は、ポンプシェル412の内周部がポンプハブ45に溶接等の固着手段によって取り付けられている。
上記タービン42は、上記ポンプ41のポンプシェル412と対向して配設され環状のコアリング421を備えた環状のタービンシェル422と、該タービンシェル422内に放射状に配設された複数個のランナ423とを備えている。タービンシェル421の内周部には、内周面に内歯スプライン461を備えた環状のボス46が取り付けられている。このボス46は、上記入力軸としての上記クランク軸21と同一軸線上に配設された出力軸47にスプライン嵌合されたタービンハブ48に軸方向に摺動可能に配設される。即ち、タービンハブ48の外周面には外歯スプライン481が形成されており、この外歯スプライン481にボス46の内歯スプライン461をスプライン嵌合することによって、ボス46即ちタービンシェル421はタービンハブ48に軸方向に摺動可能に装着される。なお、タービンハブ48と上記ポンプハブ45との間には軸受49が配設されている。従って、ポンプハブ45とタービンハブ48とは、互いに相対回転可能に構成されている。
図示の実施形態における流体継手4は、タービン42をポンプ41側から離間する方向に付勢する弾性付勢手段5を具備している。弾性付勢手段5は、タービンシェル421の内側即ちポンプ41側(図1乃至図3において右側)においてタービンハブ48に装着されたスプリングマウント51と、該スプリングマウント51とタービンシェル421との間に配設された圧縮コイルスプリング52とからなっており、タービン42をポンプ41側から離間する方向(図1乃至図3において左方)に付勢する。スプリングマウント51には内歯スプライン511が形成されており、この内歯スプライン511がタービンハブ48の外歯スプライン481にスプライン嵌合する。このスプリングマウント51は、スプリングマウント51の内側即ちポンプ41側(図1乃至図3において右側)においてタービンハブ48に装着されたスナップリング53によってポンプ41側(図1乃至図3において右側)への移動が規制されている。なお、タービンハブ48の図1乃至図3において左端部外周にはストッパー54が装着されており、タービン42の図2で示す離間位置から左方即ちポンプ41と離間する方向への移動を規制している。
ここで、上記ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421について、図2および図3を参照して説明する。
図2および図3で示す実施形態においては、タービン42のコアリング421はその外周部421aおよび内周部421bがポンプ41側に突出して形成されている。一方、ポンプ41の複数個のインペラ413には、タービン42のコアリング421の外周部421aおよび内周部421bとの干渉を回避するための凹部413aおよび413bが形成されている。そして、ポンプ41のコアリング411は、タービン42のコアリング421内に収容される大きさに形成されている。従って、図3に示すようにタービ42がポンプ41と近接している状態では両コアリングの外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が大きくなり、タービ42とポンプ41が離間するに従っては両コアリングの外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が小さくなり図2で示す離間位置で両コアリングの外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が最小となる。
図1を参照して説明を続けると、図示の実施形態における流体継手4は油圧ポンプ60を具備している。この油圧ポンプ60は、上記流体継手ハウジング40に装着された摩擦クラッチ7の後述するクラッチハウジング70にボルト61等の固着手段によって取り付けられたポンプハウジング62に配設されている。この油圧ポンプ60は、上記ポンプハブ45によって回転駆動されるように構成されており、図示しない流体経路を介して作動流体を上記ポンプ41およびタービン42内に供給する。
次に、上記摩擦クラッチ7について説明する。
摩擦クラッチ7は、上記流体継手ハウジング40にボルト71によって装着されたクラッチハウジング70内に配設されている。図示の実施形態における摩擦クラッチ7は、上記流体継手4の出力軸47に装着されたクラッチドライブプレート72と、出力軸47と同一軸線上に配設された伝動軸73(図示の実施形態においては、図示しない変速機の入力軸)と、該伝動軸73にスプライン嵌合されたクラッチハブ74に取り付けられ外周部にクラッチフェーシング75が装着されているドリブンプレート76と、該ドリブンプレート76をクラッチドライブプレート72に押圧するプレッシャープレート77と、該プレッシャープレート77をクラッチドライブプレート72に向けて付勢するダイアフラムスプリング78と、該ダイアフラムスプリング78の内端部に係合してダイアフラムスプリング78の中間部を支点781として作動するレリーズベアリング79と、該レリーズベアリング79を軸方向に作動せしめるクラッチレリーズフォーク80とを具備している。このように構成された摩擦クラッチ7は、図示の状態においてはダイアフラムスプリング78のばね力によってプレッシャープレート77がクラッチドライブプレート72に向けて押圧されており、従って、ドリブンプレート76に装着されたクラッチフェーシング75がクラッチドライブプレート72に押圧されて流体継手4の出力軸47に伝達された動力がクラッチドライブプレート72およびドリブンプレート76を介して伝動軸73に伝達される。この動力伝達を遮断する場合は、図示しないスレーブシリンダに油圧を供給してクラッチレリーズフォーク80を作動し、レリーズベアリング79を図1において左方に移動すると、ダイアフラムスプリング78が図において2点鎖線で示すように作動せしめられ、プレッシャープレート77への押圧力を解除することにより、クラッチドライブプレート72からドリブンプレート76への動力伝達が遮断される。
図示の実施形態における流体継手を装備した駆動装置は以上のように構成されており、以下その作動について説明する。
ディーゼルエンジン2のクランク軸21(入力軸)に発生した駆動力は、ドライブプレート44を介して流体継手4のケーシング43に伝達される。ケーシング43とポンプ41のポンプシェル412は一体的に構成されているので、上記駆動力によってポンプ41が回転せしめられる。ポンプ41が回転するとポンプ41内の作動流体は遠心力によりインペラ413に沿って外周に向かって流れ、矢印で示すようにタービン42側に流入する。タービン42側に流入した作動流体は、内周側に向かって流れ矢印で示すようにポンプ41に戻される。このように、ポンプ41およびタービン42内の作動流体がポンプ41とタービン42内を循環することにより、ポンプ41側の駆動トルクが作動流体を介してタービン42側に伝達される。タービン42側に伝達された駆動力は、タービンシェル422、ボス46およびタービンハブ48を介して出力軸47に伝達され、更に上記摩擦クラッチ6を介して図示しない変速機に伝達される。
次に、上述した流体継手4のトルク伝達特性について説明する。
ポンプ41とタービン42との速度比(e)が零(0)即ちポンプ41が回転しタービン42が停止している状態であるエンジンのアイドリング運転時には、流体継手4内の作動流体の循環力は最大となる。流体継手4内の作動流体が循環すると、タービン42のランナ423の表側即ちポンプ41側から流入する作動流体か作用する面側は正圧となり、裏側即ちポンプ41側から流入する作動流体か作用する面と反対の面側は負圧となる。このようにランナ423の表側と裏側に生ずる圧力差は、タービン42の外周側で大きく現れる。そして、作動流体が循環する効率が良くなるに従って、ランナ423の表側と裏側との圧力差が大きくなり、裏側の負圧が大きくなってきている。このため、流体継手4内の作動流体の循環力が最大となるポンプ41とタービン42との速度比(e)が零(0)即ちポンプ41が回転しタービン42が停止している状態であるエンジンのアイドリング運転時には、ランナ423の裏側の負圧が最大となり、タービン42が上記弾性付勢手段5を構成する圧縮コイルスプリング52のスプリング力に抗して図3に示すようにポンプ41側(図3において右側)に吸い寄せられる。従って、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が大きくなる。この結果、ポンプシェル412およびタービンシェル422内を循環する作動流体の一部は、図3において矢印で示すようにポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1を通して両コアリングによって形成される室に流入し、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の内周端間の隙間S2を通してポンプシェル412に戻されて循環する。従って、ポンプ41側からタービン42側へ循環する作動流体量が減少するため、ポンプ41からタービン42への伝達トルクが低下する。
上述したようにポンプ41とタービン42との速度比(e)が零(0)の状態では流体継手4内の作動流体の循環力は最大であるが、該速度比(e)が1.0に近づくに従って回転速度が速くなっても流体継手4内の作動流体の循環力は弱くなる。このため、タービン42のランナ423の裏側の負圧が小さくなる。従って、タービン42は上記弾性付勢手段5を構成する圧縮コイルスプリング52のスプリング力によって図2に示すようにポンプ41と離間する方向(図2において左方)に移動せしめられる。この結果、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が次第に減少し、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421とによって形成される室を通してしてポンプ41側に戻る作動流体量が徐々に減少するため、伝達トルクが増加する。
上述した流体継手4の特性を図10に示す特性線図を参照して説明する。図10において横軸はポンプとタービンとの速度比(e)、縦軸は流体継手の入力容量係数(τ)である。図10において、実線はタービン42を図2で示す位置で固定した従来の流体継手の特性、破線は上述した図示の実施形態における流体継手4の特性である。図10において破線で示すように図示の実施形態における流体継手4は、ポンプ41とタービン42との速度比(e)が零(0)の状態では、入力容量係数(τ)が実線で示す従来の流体継手と比較して大幅に低減する。即ち、ポンプ41とタービン42との速度比(e)が零(0)の状態では、上述したようにタービン42のランナ423の裏側の負圧が大きくなり図3で示すようにタービン42が弾性付勢手段5を構成する圧縮コイルスプリング52のスプリング力に抗してポンプ41側に吸い寄せら、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が大きくなるため、ポンプシェル412およびタービンシェル422内を循環する作動流体の一部は、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1を通して両コアリングによって形成される室に流入し、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の内周端間の隙間S2を通してポンプシェル412に戻されて循環する。この結果、ポンプ41側からタービン42側へ循環する作動流体量が減少するため、入力容量係数(τ)が実線で示す従来の流体継手と比較して大幅に低減する。従って、ポンプ41が回転しタービン42が停止している状態であるエンジンのアイドリング運転時におけるドラッグトルクを大幅に低減することができる。一方、ポンプ41とタービン42との速度比(e)が1.0に近づくに従って回転速度が速くなっても流体継手4内の作動流体の循環力は弱くなるため、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が次第に減少し、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421とによって形成される室を通してしてポンプ41側に戻る作動流体量が徐々に減少するので、入力容量係数(τ)は図10において破線で示すように徐々に実線で示すタービン42を固定した流体継手の特性に一致する。従って、ポンプ41とタービン42との速度比(e)が1.0に近い状態での伝達トルクが低下することはない。
次に、本発明に従って構成された流体継手の他の実施形態について、図4および図5を参照して説明する。なお、図4および図5に示す実施形態においては、上記図2および図3に示す実施形態の各部材と同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
図4および図5に示す実施形態における流体継手4は、上述したタービン42をポンプ41側から離間する方向に付勢する弾性付勢手段5に換えて、タービン42の回転に伴う遠心力の作用でタービン42をポンプ41側から離間する遠心力離間手段9を具備したものである。図示の実施形態における遠心力押圧手段9は、タービン42を構成するタービンシェル421の内周部内面と対向して配設された案内部材91と、該案内部材91のポンプ41側に配設された補強部材92と、タービンシェル421の内周部内面と案内部材91との間に配設された遠心力作動部材としての複数個の遠心ボール93とからなっている。案内部材91および補強部材92は共に環状円盤によって形成され、その内周部にそれぞれ内歯スプライン911および921が形成されている。そして、この内歯スプライン911および921がそれぞれタービンハブ48の外歯スプライン481にスプライン嵌合する。この案内部材91および補強部材92は、補強部材92の内側即ちポンプ41側(図1乃至図3において右側)においてタービンハブ48に装着されたスナップリング94によってポンプ41側(図1乃至図3において右側)への移動が規制されている。なお、案内部材91のタービンシェル421の内周部内面側に向けて湾曲して形成され、案内部材51とタービンシェル421の内周部内面との間隔は外周に向かうに従って小さくなるように構成されている。上記遠心ボール93は質量が大きい金属材によって形成することが望ましい。なお、図4および図5に示す実施形態における流体継手4は、タービンシェル421の内周部が軸方向に対して略垂直に形成されており、該タービンシェル421の内に放射状に配設された複数個のランナ423の内周部には上記案内部材91との干渉を回避するための切欠423aが形成されている。
図4および図5に示す実施形態における流体継手4は以上のように構成されており、以下そのトルク伝達特性について説明する。
ポンプ41とタービン42との速度比(e)が零(0)即ちポンプ41が回転しタービン42が停止している状態であるエンジンのアイドリング運転時には、流体継手4内の作動流体の循環力は最大となる。従って、上述した図2および図3の実施形態と同様にタービン42のランナ423の裏側の負圧が最大となり、タービン42が図4に示すようにポンプ41側(図3において右側)に吸い寄せられる。従って、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が大きくなる。この結果、ポンプシェル412およびタービンシェル422内を循環する作動流体の一部は、図4に示すようにポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1を通して両コアリングによって形成される室に流入し、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の内周端間の隙間S2を通してポンプシェル412に戻されて循環する。従って、ポンプ41側からタービン42側へ循環する作動流体量が減少するため、ポンプ41からタービン42への伝達トルクが低下する。
上述したようにポンプ41とタービン42との速度比(e)が零(0)の状態では流体継手4内の作動流体の循環力は最大であるが、該速度比(e)が1.0に近づくに従って回転速度が速くなっても流体継手4内の作動流体の循環力は弱くなる。従って、タービン42のランナ423の裏側の負圧が小さくなる。一方、タービン42が回転すると遠心力押圧手段9の遠心ボール93には遠心力が作用し、遠心ボール93は案内部材91の側面に案内されつつ外周に向けて移動する。従って、図5に示すように遠心ボール93はタービンシェル422の内面を押圧し、タービン42を左方即ちポンプ41側と離隔する方向に移動せしめる。この結果、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が次第に減少し、ポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421とによって形成される室を通してしてポンプ41側に戻る作動流体量が徐々に減少するため、伝達トルクが増加する。従って、図4および図5に示す実施形態における流体継手も、上記図 に示すトルク特性を有する。
次に、本発明に従って構成された流体継手の更に他の実施形態について、図6および図7を参照して説明する。なお、図6および図7に示す実施形態においては、上記各実施形態の各部材と同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
図6および図7に示す流体継手4は、上述した各実施形態におけるポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の構造を変更したものである。即ち、タービン42のコアリング421の外周部421aがポンプ41側に突出して形成され、ポンプ41のコアリング411の内周部411bがタービン42側に突出して形成されている。一方、ポンプ41の複数個のインペラ413にはタービン42のコアリング421の外周部421aとの干渉を回避するための凹部413aが形成され、タービン42の複数個のランナー423にはポンプ41のコアリング411の内周部411bとの干渉を回避するための凹部413bが形成されている。このため、図6に示すようにタービ42がポンプ41と近接している状態では両コアリングの外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が大きくなり、タービ42とポンプ41が離間するに従っては両コアリングの外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が小さくなり図7で示す離間位置で両コアリングの外周端間の隙間S1と内周端間の隙間S2が最小となる。従って、図6および図7に示す流体継手4も、上述した各実施形態と同様の作用効果が得られる。
次に、本発明に従って構成された流体継手の更に他の実施形態について、図8および図9を参照して説明する。なお、図8および図9に示す実施形態においては、上記各実施形態の各部材と同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
図6および図7に示す流体継手4も、上述した各実施形態におけるポンプ41のコアリング411とタービン42のコアリング421の構造を変更したものである。即ち、タービン42のコアリング421の外周部421aおよび内周部421bがポンプ41側に突出して形成され、ポンプ41のコアリング411の外周部411aおよび内周部411bがタービン42側に突出して形成されている。タービン42のコアリング421の外周部421aおよび内周部421bにはそれぞれ穴421cおよび421dが形成され、ポンプ41のコアリング411の外周部411aおよび内周部411bにはそれぞれ穴411cおよび411dが形成されている。そして、タービン42のコアリング421の外周部421aとポンプ41のコアリング411の外周部411aが重合するように構成され、タービン42のコアリング421の内周部421bとポンプ41のコアリング411の内周部411bが重合するように構成されている。このように構成された流体継手4は、図8に示すようにタービ42がポンプ41と近接している状態では、タービン42のコアリング421の外周部421aおよび内周部421bに形成された穴421cおよび421dとポンプ41のコアリング411の外周部411aおよび内周部411bに形成された穴411cおよび411dとの重合量即ち隙間S1およびS2が大きくなる。一方、図9に示すようにタービ42とポンプ41が離隔すると、タービン42のコアリング421の外周部421aおよび内周部421bに形成された穴421cおよび421dとポンプ41のコアリング411の外周部411aおよび内周部411bに形成された穴411cおよび411dとの重合量即ち隙間S1およびS2が小さくなり図9で示す離間位置で各穴の重合量即ち隙間S1およびS2が最小となる。従って、図6および図7に示す流体継手4も、上述した各実施形態と同様の作用効果が得られる。
本発明に従って構成された流体継手を装備した駆動装置の一実施形態を示す断面図。 本発明に従って構成された流体継手の一実施形態を示すもので、ポンプとタービンとの速度比(e)が1の状態を示す断面図。 図2に示す流体継手のポンプとタービンとの速度比(e)が零の状態を示す断面図。 本発明に従って構成された流体継手の他の実施形態を示すもので、ポンプとタービンとの速度比(e)が零の状態を示す断面図。 図4に示す流体継手のポンプとタービンとの速度比(e)が1の状態を示す断面図。 本発明に従って構成された流体継手の更に他の実施形態を示すもので、ポンプとタービンとの速度比(e)が零の状態を示す要部断面図。 図6に示す流体継手のポンプとタービンとの速度比(e)が零の状態を示す要部断面図。 本発明に従って構成された流体継手の更に他の実施形態を示すもので、ポンプとタービンとの速度比(e)が零の状態を示す要部断面図。 図8に示す流体継手のポンプとタービンとの速度比(e)が零の状態を示す要部断面図。 本発明に従って構成された流体継手の特性線図。 従来用いられている流体継手の特性線図。 従来用いられている流体継手の一例における流体継手内部の作動流体の流れを示す説明図。 従来用いられている流体継手の他の例における流体継手内部の作動流体の流れを示す説明図。
符号の説明
2:内燃機関
21:クランク軸
4:流体継手
40:流体継手ハウジング
41:ポンプ
411:ポンプのコアリング
412:ポンプシェル
413:インペラ
42:タービン
421:タービンのコアリング
422:タービンシェル
423:ランナ
43:ケーシング
44:ドライブプレート
45:ポンプハブ
46:ボス
47:出力軸
48:タービンハブ
5:弾性付勢手段
51:スプリングマウント
52:圧縮コイルスプリング
60:油圧ポンプ
62:ポンプハウジング
7:摩擦クラッチ
70:クラッチハウジング
72:クラッチドライブプレート
73:伝動軸
74:クラッチハブ
75:クラッチフェーシング
76:ドリブンプレート
77:プレッシャープレート
78:ダイアフラムスプリング
79:レリーズベアリング
80:クラッチレリーズフォーク
9:遠心力離間手段
91:案内部材
92:補強部材
93:遠心ボール

Claims (3)

  1. ポンプハブに装着された環状のコアリングを有する環状のポンプシェルと該ポンプシェル内に放射状に配設された複数個のインペラとを有するポンプと、
    該ポンプと対向して配設され該ポンプハブと相対回転可能なタービンハブに装着された環状のコアリングを有する環状のタービンシェルと該タービンシェル内に放射状に配設された複数個のランナとを有するタービンと、
    該ポンプと該タービン内に充填された作動流体と、を具備する流体継手において、
    該タービンは該タービンハブに軸方向に摺動可能に構成され、該タービンを該ポンプ側から離間する方向に付勢する弾性付勢手段を備えており、
    該ポンプのコアリングと該タービンのコアリングは、該タービンが該ポンプに近接している状態では該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が大きくなり、該タービンが該ポンプシェルと離間するに従っては該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が小さくなるように構成されている、
    ことを特徴とする流体継手。
  2. ポンプハブに装着された環状のコアリングを有する環状のポンプシェルと該ポンプシェル内に放射状に配設された複数個のインペラとを有するポンプと、
    該ポンプと対向して配設され該ポンプハブと相対回転可能なタービンハブに装着された環状のコアリングを有する環状のタービンシェルと該タービンシェル内に放射状に配設された複数個のランナとを有するタービンと、
    該ポンプと該タービン内に充填された作動流体と、を具備する流体継手において、
    該タービンは該タービンハブに軸方向に摺動可能に構成され、該タービンの回転に伴う遠心力の作用で該タービンを該ポンプ側から離間せしめる遠心力離間手段を備えており、
    該ポンプのコアリングと該タービンのコアリングは、該タービンが該ポンプに近接している状態では該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が大きくなり、該タービンが該ポンプと離間するに従っては該両コアリング内に作動流体が流れる隙間が小さくなるように構成されている、
    ことを特徴とする流体継手。
  3. 該遠心力押圧手段は、該タービンの内周部内面と対向して配設され該タービンハブに取り付けられた環状の案内部材と、該案内部材と該タービンの内周部内面との間に配設された複数個の遠心力作動部材とからなっている、請求項2記載の流体継手。
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