JP2005080197A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 デュアル方式の通信端末において、待ち受け時の消費電力を軽減することにある。
【解決手段】複数の異なる無線通信システムに接続可能な通信端末において、待ち受け状態においては、上記複数の無線通信システム用電源のうち第1の無線通信システム用電源のみをオンにし、他の無線通信システム用電源は全てオフにし、上記第1の無線通信システムを介して着呼の通知を受ける。第2の無線通信システム経由の着呼を、第1の無線通信システム経由にて受信したときに、第2の無線通信システム用電源をオンにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、2つの異なる無線通信システムを接続する技術に関し、特に、セルラー方式の通信システムと無線LAN通信システムに好適な2つの異なる無線通信システムを接続する技術に関する。
現在、様々な方式の無線通信システムが利用されている。セルラー方式の移動通信サービスはサービスエリアが広いばかりでなく、高速通信が可能である。例えばW-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)セルラー方式移動通信システムでは、最大384kbpsのデータ伝送速度が実現され、高速移動にも対応可能である。
一方、高速データ通信を実現する公衆無線LAN(Local Area Network)サービスが普及している。公衆無線LANサービスのサービスエリアは、ホテルや駅などの公衆エリアにスポット的に存在し、ホットスポットと称される。
このような複数の異なる通信方式に対応した通信端末において、無線通信システムの接続方法や切り替え方法(ハンドオーバー)が検討されている。
高速データ通信技術の発展が目覚しいが、セルラー方式の移動通信システムの主たる利用目的は音声通話であることには変わりない。
固定の電話サービスではVoIP(Voice Over IP)技術を用いた低価格なサービスが普及しており携帯電話システムの割高感が高まってきている。移動通信環境においても無線LAN回線を利用したVoIP電話によって、低価格な移動電話が実現可能であり、注目を集めている。しかし、もともと電話サービスを中心に発達してきたセルラー方式の移動通信システムに対し、無線VoIPシステムはユーザの移動管理が十分でなく、またサービスエリアが限定されているという決定的な弱点がある。
以下に、VoIPシステムの呼制御方式について説明する。VoIPの呼制御としては、H.323方式、SIP (Session Initiation Protocol)方式などあるが、ここではSIP方式について説明する。SIPはマルチメディアセッションの開始、変更、終了を扱うプロトコルでありIETF(Internet Engineering Task Force)のRFC3261に規定されている。
図13を参照して、SIPを用いた呼接続の手順を簡単に説明する。端末A、B はSIPのプロトコルに対応したVoIP電話であり、SIPプロキシサーバはSIPのメッセージを処理する呼制御用のサーバである。ロケーションサーバは端末のID(あるいは電話番号)と場所(あるいはIPアドレス)の対応を管理するサーバである。登録サーバは端末からの登録要求を受けて、ロケーションサーバへの登録を行う。
初期状態にて、端末Aは電源をONにし、ネットワークに接続し、登録サーバにREGISTERメッセージと共にコンタクトアドレスを送信する。コンタクトアドレスは、端末AのIPアドレスである。登録サーバは、ロケーションサーバに端末Aの登録を行い、端末Aに、200 OKを送信する。こうして端末Aの登録が完了する。端末Bの登録も同様である。端末Aと端末Bが共に待ち受け状態となる。
端末Aが端末Bに発呼する場合を説明する。端末AはSIPプロキシサーバに、INVITE メッセージと共に着呼側端末BのIDを送信する。SIPプロキシサーバはINVITEメッセージに含まれる着呼側端末BのIDをQUERYメッセージと共にロケーションサーバに送信し、端末Aに100 Tryingを返信する。ロケーションサーバはRESPONSEメッセージと共に端末BのIDに対応するコンタクトアドレスをSIPプロキシサーバに返信する。SIPプロキシサーバはそのコンタクトアドレスを有する端末B に対してINVITEメッセージを送信する。SIPプロキシサーバは端末Bから180 Ringingを受信すると、それを端末Aに送信する。
SIPプロキシサーバは、端末Bから200 OKを受信すると、それを端末Aに送信する。端末A は端末Bに対してACKを送信し、呼接続が完了する。
図14を参照してSIPを用いた呼接続の手順の他の例を簡単に説明する。本例では、端末Aは登録されているが、端末Bは登録されていない場合に端末Aが端末Bに発呼する。端末Aは、プロキシサーバに、INVITE メッセージと共に着呼側端末BのIDを送信する。SIPプロキシサーバはINVITEメッセージに含まれる着呼側端末BのIDをQUERYメッセージと共にロケーションサーバに送信し、端末Aに100 Tryingを返信する。ロケーションサーバはRESPONSEメッセージと共に"Not Signed IN"を返す。SIPプロキシサーバは、端末Bへの接続が不可能であるとして、"480 Temprary Unavailable"を端末Aに返信する。
特開2003−143323号公報には、VoIP電話システムと一般電話回線を接続して安価な電話通信サービスを提供することが可能なシステムが記載されている。この例では、VoIP電話によって通話が可能な場合にはVoIP電話によって通話相手と接続し、VoIP電話によって通話ができない場合には、一般電話回線で接続する。しかしながら、一般電話回線で接続する場合でも通話相手の近くの交換局まではIPネットワークを使って音声信号を送ることにより安価なサービスを提供する。
特開2002−199426号公報には、複数の異なる無線通信システムにおける通信システム接続方法や接続切り替え方法が記載されている。この文献には、異なる無線通信システム間でシームレスに接続を切り替える(ハンドオーバーする)技術について提案されている。
特開2002−199426号公報 特開2003−143323号公報
上述の文献には、複数の異なる無線通信システムにおける通信システム接続方法や接続切り替え方法が記載されているが、主としてシームレスな接続を目的とするものであり、通信端末の節電に関しては述べられていない。
ホットスポットのような公衆無線LANサービスを利用する場合、通信端末の消費電力が比較的大きい。特に、待ち受け状態における消費電力をいかに小さくするかが課題となっている。待ち受け制御技術を駆使して、待ち受け電流を減らしたとしても電流値を「0」にすることは不可能である。
さらに、一般的なセルラー方式の移動通信システムのサービスエリアと比べて、無線LAN通信システムのサービスエリアは、主に会社、駅、商店、ホテル、家庭などホットスポット的であり狭い。
従って、セルラー方式無線通信システムと無線LAN通信システムの双方に対応可能なデュアル方式の通信端末において、無線LAN通信システムの待ち受け電流を減らすことよりも、待ち受けをさせないように無線LAN通信システム用電源を完全にオフにすることが望ましい。
しかしながら、それでは、無線LAN通信システムからの着呼を認識することができない。
本発明の目的は、デュアル方式の通信端末において、待ち受け時の消費電力を低減することにある。
本発明の目的は、デュアル方式の通信端末において、待ち受け時に無線LAN通信システム用電源をオフにしても、着呼を検出することができる無線通信システムの制御方法を提供することにある。
本発明によると、ネットワーク接続部を介して他の異なる通信方式の無線通信システムに接続可能な無線通信システムにおいて、
通信端末の当該無線通信システムの電話番号と上記他の無線通信システムの電話番号の対応関係を格納した番号対照表データベースを有し、
当該無線通信システムを介して発呼側の通信端末から当該無線通信システムと上記他の無線通信システムの双方に接続可能な着呼側の通信端末に発呼があったとき、
上記番号対照表データベースより着呼側の通信端末の上記他の無線通信システムの電話番号を入手し、該入手した電話番号を上記他の無線通信システムを介して発呼することによって、着呼側の通信端末に、着呼を通知する。
本発明によると、複数の異なる無線通信システムに接続可能な通信端末において、待ち受け状態においては、上記複数の無線通信システム用電源のうち第1の無線通信システム用電源のみをオンにし、他の無線通信システム用電源は全てオフにし、上記第1の無線通信システムを介して着呼の通知を受ける。
本発明によると、第1及び第2の無線通信システムを含む互いに異なる少なくとも2つの無線通信システムに接続可能な通信端末において、上記第1及び第2の無線通信システムに接続可能な通信端末に対して発呼する場合に、ユーザが着呼側の通信端末に対して上記第2の無線通信システムの電話番号より発呼すると、第1の無線通信システムの電話番号と第2の無線通信システムの電話番号の対応関係を格納した番号対照表データベースより、上記発呼した電話番号に対応した上記第1の無線通信システムの電話番号を検索し、該第1の無線通信システムの電話番号を発呼することによって、着呼者に、第2の無線通信システムを介した発呼があったことを通知する。
本発明によると、ネットワーク接続部を介して他の異なる通信方式の無線通信システムに接続可能な無線通信システムにおいて、
当該無線通信システムを介して発呼側の通信端末から当該無線通信システムと上記他の無線通信システムの双方に接続可能な着呼側の通信端末に発呼があったとき、
着呼側の通信端末の上記他の無線通信システムの電話番号に対応したIPアドレスを入手し、該入手したIPアドレスを使用してVoIP電話によって、着呼側の通信端末に、着呼を通知する。
本発明によると、ネットワーク接続部を介して通信方式が異なる他の無線通信システムに接続された無線通信システムにおいて、
呼を管理する呼制御用サーバと、位置登録を管理する位置登録管理サーバと、通信端末の当該無線通信システムの電話番号と上記他の無線通信システムの電話番号の対応関係を格納した番号対照表データベースと、を有し、
上記呼制御サーバは、発呼側の通信端末から当該無線通信システムと上記他の無線通信システムの双方に接続可能な着呼側の通信端末に発呼があったとき、
上記番号対照表データベースより着呼側の通信端末の上記他の無線通信システムの電話番号を入手し、該入手した電話番号を上記他の無線通信システムを介して発呼することによって、着呼側の通信端末に、着呼を通知する。
デュアル方式の通信端末のおいて、待ち受け時の消費電力は大幅に減少することが可能となる。特に、無線LAN通信システム系の待ち受け時の消費電力は、セルラー方式移動通信システムの待ち受け時の消費電力より大きいから、この消費電力をなくすことにより、全体で約1/2以下の消費電力にすることができる。従って、待ち受け可能時間は約2倍以上になる。
図1は、本発明の実施形態に係る通信端末を利用した無線通信システムの全体構成を示す。本例の無線通信システムは、第1及び第2の無線通信システム100、200とネットワーク接続部30と番号対照表データベース31とを有する。第1の通信端末10は着呼側の通信端末であり、第2の通信端末20は発呼側の通信端末である。着呼側の通信端末10は、第1及び第2の無線通信システム用のアンテナ11、12を有し、2つの無線通信システム100、200に対応したデュアル方式の通信端末である。発呼側の通信端末20は、少なくとも第2の無線通信システム用のアンテナ21を有し、少なくとも第2の無線通信システム200に対応した通信端末である。発呼側の通信端末20は、図8、図9及び図10の例では、デュアル方式の通信端末である。番号対照表データベース31には、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システムの電話番号と第2の無線通信システムの電話番号の対応関係が記録されている。
第1の無線通信システム100は、呼制御用サーバ101、位置登録管理サーバ102、基地局103、及びアンテナ104を有し、ネットワーク接続部30に接続されている。第2の無線通信システム200は、呼制御用サーバ201、位置登録管理サーバ202、基地局203、及びアンテナ204を有し、ネットワーク接続部30に接続されている。
第1の無線通信システム100は、最大384kbpsのデータ伝送速度を実現し、高速移動にも対応可能なW-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)セルラー方式移動通信システムであってよい。しかしながら、第1の無線通信システム100は、広帯域無線通信が可能であればどのような方式の通信システムであってもよく、GSM(Global System Mobile Communications)などの他のセルラー方式移動通信システムであってよい。
第2の無線通信システム200は、低速移動で最大54Mbpsのデータ伝送速度を実現できるIEEE802.11b、IEEE802.11a、及びIEEE802.11g規格の無線LAN(Local Area Network)通信システムであってよい。しかしながら、第2の無線通信システム200は、高速無線通信が可能であればどのような方式の通信システムであってもよく、伝送速度が100Mbpsを超える次世代のUWB(Ultra WideBand)無線LAN通信システムであってよい。
着呼側の第1の通信端末10は、W-CDMAセルラー方式移動通信システムと無線LAN通信システムの双方に接続可能である。発呼側の第2の通信端末20は少なくとも無線LAN通信システムに接続可能である。
発呼側の第2の通信端末は、W-CDMAセルラー方式移動通信システムに対応可能の通信端末、PHS(Personal Handyphone System)に対応可能な通信端末、固定電話などでもよい。例えば、このような通信端末から無線LAN通信システムに接続する場合には、それぞれのW-CDMAセルラー方式移動通信システム網、PHS通信網、固定電話通信網経由で無線LAN通信システムに接続することになる。
尚、図1の例では、番号対照表データベース31はネットワーク接続部30に接続されているが、番号対照表データベース31は任意の場所に設けられる。例えば、番号対照表データベース31を第2の無線通信システム200内に設けてもよく、発呼側の通信端末20に設けてもよい。
図2を参照して第1及び第2の無線通信システムのネットワークを説明する。図2は、第1及び第2の無線通信システムのセルの範囲を示す。第1の無線通信システムは、W−CDMAセルラー方式移動通信システムであり、第2の無線通信システムは無線LAN通信システムであると仮定して説明する。第1の無線通信システムは、多数の比較的大きなセル範囲100A、100B、100C、100Dを有し、広範囲のサービスエリアをカバーしている。第1の無線通信システムの各セルには、第1の無線通信システムの基地局及びアンテナ100a、100b、100c、100dが設けられている。
同様に、第2の無線通信システムは、比較的小さなセル範囲200A、200B、200C、200Dを有し、これらのセル範囲はスポット的に存在している。従って、サービスエリアが局所的に限定されている。第2の無線通信システムの各セルには、第2の無線通信システムの基地局及びアンテナ200a、200b、200c、200dが設けられている。
図3を参照して、本発明によるデュアル方式の通信端末10の構成例を説明する。本例の通信端末10は、第1の無線通信システムの無線信号を受信するアンテナ301(図1では11)、第2の無線通信システムの無線信号を受信するアンテナ302(図1では12)、アンテナ301を介して送受信した信号に関する処理を行う第1の無線通信システム送受信回路部303、アンテナ302を介して送受信した信号に関する処理を行う第2の無線通信システム送受信回路部304、第1の無線通信システム送受信回路部303及び第1の無線通信システムのその他の構成部の電源電圧をオンオフすることが可能な電源305、第2の無線通信システム送受信回路部304及び第2の無線通信システムのその他の構成部の電源電圧をオンオフすることが可能な電源306、第1の無線通信システムと第2の無線通信システムにおける共通の信号処理を行う共通回路部307、2つの電源305、306の電源電圧のオンオフやその他の制御を行う制御部308、キーやボタンなどの入力部309、及び、ディスプレイなどの出力部310を有する。
発呼側の通信端末20は、図8、図9及び図10の例では、デュアル方式の通信端末である。この場合に、発呼側の通信端末20の構成は、図3の構成と同一であってよい。
以下、第2の通信端末20から第1の通信端末10へ通信を行うときの通信接続に関する手順を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図4を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順を説明する。発呼側の第2の通信端末20は第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有し、着呼側の第1の通信端末10は第1及び第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有し、デュアル方式の通信端末である。発呼側の第2の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の第1の通信端末10は第1及び第2の無線通信システムの圏内にある。
ステップS401にて、初期状態として、発呼側の通信端末20の第2の無線通信システム用電源はオンである。発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS402にて、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録を行う。位置登録が完了すると、発呼側の通信端末20は、待ち受け状態となる。
一方、ステップS403にて、初期状態として、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306( 図3)はオフであり、第1の無線通信システム用電源305(図3)はオンである。着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS404にて、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録を行う。位置登録が完了すると、着呼側の通信端末10は、待ち受け状態となる。尚、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。
まず、ステップS405にて、発呼者が、第2の通信端末20から第1の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号への発呼操作を行う。ステップS406にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、位置登録管理サーバ202に、着呼側の通信端末10の位置登録が行われているか否かの確認を要求する。ステップS407にて、位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10の位置登録は行われていないと判定し、呼制御用サーバ201に、接続不可の通知を行う。
そこで、ステップS408にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、番号対照表データベース31にアクセスすることにより、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システムの電話番号を入手する。ステップS409にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、入手した第1の無線通信システムの電話番号を呼制御用サーバ101に送信することによって、第2の通信端末20からの発呼を通知する。ステップS410にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102に、着呼側の通信端末10の位置登録が行われているか否かの確認を要求する。ステップS411にて、位置登録管理サーバ102は、着呼側の通信端末10の位置登録が行われていると判定し、呼制御用サーバ101に、接続可の通知を行う。ステップS412にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、着呼側の通信端末10に第2の無線通信システム経由の呼を通知する。
この通知は、第2の無線通信システム経由の呼があったことを着呼側の通信端末10に知らせるためのものである。この通知は、通常の第1の無線通信システム経由の呼があったことを知らせる通知とは区別する必要がある。本例では、両者を区別するため、第1の無線通信システムの下り制御チャネルに、例えば上位レイヤーの下り制御チャネル上に、どちらの無線通信システム経由の呼であるかを区別するための情報を付加して送信する。勿論、下り物理チャネルフォーマットを変更して、この情報をのせることも可能である。ここでは着呼を知らせるための通知であるため、その旨の情報を下り制御チャネル上にのせて送信する。
着呼側の通信端末10は、受信した信号の制御チャネルから、呼を区別するための情報を取り出す。着呼側の通信端末10は、呼が第2の無線通信システム経由のものであると判定すると、ステップS413にて、第2の無線通信システム用電源306(図3)をオンにする。呼が通常の第1の無線通信システム経由のものであれば、着呼側の通信端末10は、第1の無線通信システム経由の接続処理を行う。
ステップS414にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へ位置登録を行う。ステップS415にて、着呼側の通信端末10は、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101に、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202に位置登録が完了したこと、及び、これより後の第1の無線通信システム経由の着呼を拒否することを通知する。同様に、ステップS416にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201に、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への着呼側の通信端末10の位置登録が完了したこと、及び、着呼側の通信端末10はこれより後の第1の無線通信システム経由の着呼を拒否することを通知する。
ステップS417にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、第1の無線通信システムとの接続を切断し、位置登録管理サーバ202に、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムへの位置登録の確認を要求する。ステップS418にて、位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムへ位置登録されていることを確認し、呼制御用サーバ201に接続可を通知する。ステップS419にて、呼制御用サーバ201は第2の無線通信システムを介して着呼側の通信端末10に発呼する。着呼側の通信端末10では、第2の無線通信システム系の着呼音が鳴る。着呼者が、第2の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、ステップS420及びS421にて、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムを介して、接続が完了する。
図5を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順の他の例を説明する。本例では、発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるが、第2の無線通信システムの圏外にある。本例では、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの圏外にある点が図4の例と異なる。
ステップS501からS513までは、図4のS401からS413と同一である。発呼側の通信端末20では、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録が完了している。着呼側の通信端末10では、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録が完了しているが、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306はオンであり、第1の無線通信システム用電源305はオンである。
ステップS514以後を説明する。ステップS514にて、第2の無線通信システムの基地局203(図1)のサーチを行い、位置登録を試みる。しかしながら、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの圏外にあるため、第2の無線通信システムのネットワークに接続することができない。そこで、ステップS515にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101に、着呼側の通信端末10の位置登録ができない旨を通知する。例えば、第1の無線通信システムの上り制御チャネルに、例えば上位レイヤーの上り制御チャネル上に、位置登録ができない旨の情報をのせて送信する。ステップS516にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、着呼側の通信端末10の位置登録ができない旨の通知を、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201に送信する。
ステップS517にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、発呼側の通信端末20に、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202に位置登録できない旨を通知すると共に、このまま切断するか、第1の無線通信システムで接続するかの選択を要求する。ステップS518にて、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306をオフにする。
ステップS519にて、発呼側の通信端末20は、第1の無線通信システムでの接続を選択する。ステップS520にて、発呼側の通信端末20は、第1の無線通信システムで接続する旨を第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201に通知する。ステップS521にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101に、第1の無線通信システムで接続する旨を通知する。例えば、第1の無線通信システムの下り制御チャネル上にその旨の情報をのせて送信する。ステップS522にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、着呼側の通信端末10に、発呼側の通信端末20が第1の無線通信システムで接続する旨を通知する。この時点で着呼側の通信端末10の第1の無線通信システム系の着呼音が鳴る。ステップS523からS525にて、着呼者が、第1の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10の間で、第1の無線通信システムを介して、接続が完了する。
ステップS519にて、発呼側の通信端末20は第1の無線通信システムでの接続を選択した。この選択は、発呼者が手動で行ってもよいが、発呼側の通信端末20に予めこの選択を登録することにより自動で行ってもよい。
ステップS519にて、発呼者が、このまま切断することを選択した場合には、発呼側の通信端末20は、切断する旨を第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201に通知してから接続を切断する。第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、第1の無線通信システムを介して着呼側の通信端末10の接続を切断する。
上述の例によると、ステップS403及びS503にて、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システム用電源305はオンであるが、第2の無線通信システム用電源306はオフである。第2の無線通信システム系の消費電力は、第1の無線通信システム系の消費電力と比較すると大きい。従って、待ち受け時において、着呼側の通信端末10全体で約1/2以下の消費電力にすることが可能であり、待ち受け可能時間は約2倍以上になる。
更に、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306はオフであるが、第1の無線通信システムを介して接続処理を行うため、図4の例では、第2の無線通信システムを介して着呼を行うことができる。
上述の例では、発呼側の通信端末20から着呼側の通信端末へ第2の無線通信システムを介して接続ができなかった場合に、発呼側の通信端末20に第1の無線通信システムを介して接続をしてもいいかどうかの確認を行っている。しかしながら、以下に述べる第2の実施形態のように、自動的に第1の無線通信システムに接続してもよい。また、第3の実施形態のように、発呼側の通信端末20から発呼時に第1の無線通信システムに接続するか否かの情報を送信してもよい。
[第2の実施形態]
図6を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順を説明する。本例では、発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有し、着呼側の通信端末10は第1及び第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有し、デュアル方式の通信端末である。発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1及び第2の無線通信システムの圏内にある。
ステップS601からS608までは、図4のS401からS408と同一である。ステップS609にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、番号対照表データベース31より入手した第1の無線通信システムの電話番号を呼制御用サーバ101に送信し、通信を切断する。ステップS610にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、位置登録管理サーバ102に、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システムの位置登録が行われているか否かの確認を要求する。ステップS611にて、位置登録管理サーバ102は、着呼側の通信端末10の位置登録が行われていると判定し、呼制御用サーバ101に、接続可の通知を行う。ステップS612にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、第1の無線通信システムのネットワークを経由して、着呼側の通信端末10に第2の無線通信システム経由の呼を通知し、第1の無線通信システム経由の接続を切断する。
この通知は、第2の無線通信システム経由の呼があったことを着呼側の通信端末10に知らせるための通知である。この通知は、通常の第1の無線通信システム経由の呼があったことを知らせる通知とは区別する必要がある。
本例では、両者を区別するため、着呼側の通信端末10の呼び出し回数を2通りにする。例えば呼び出し回数が1回だけで、着呼が切断された場合は第2の無線通信システム経由の着呼があることを示す。一方、呼び出し回数が2回以上の場合は、通常の第1の無線通信システム経由の着呼であることを示す。このように呼び出し回数によって着呼の経路を区別する場合には、1回目の呼び出し音は鳴らさないように端末側で処理しておけばよい。本実施形態では、第2の無線通信システム経由の着呼を知らせるための発呼であるため、1回だけ呼び出しを行ってから、第1の無線通信システムのネットワークとの切断処理を行う。
ステップS613にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10からの第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録の待ち状態となる。ステップS614にて、着呼側の通信端末10は、1回の呼び出しで着呼が切断されたことにより、第2の無線通信システム経由の着呼があったと判断し、第2の無線通信システム用電源306(図3)をオンにする。
ステップS615にて、着呼側の通信端末10は第2の無線通信システムの圏内にいるため、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へ位置登録を行う。もしここで、予め定められた最大サーチ時間Tsだけ基地局のサーチを行っても検出できない場合は圏外とみなされる。この場合は図7で後述する。
ステップS616にて、位置登録待ち状態であった第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、位置登録管理サーバ202に、再度、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムへの位置登録の確認を要求する。再度の確認要求は、ステップS609の第1の無線通信システムへの発呼を行ってから、予め定められた最大待ち時間Tw後に行う。尚、最大待ち時間Twの間に何度か小刻みに位置登録の確認を試みる制御を行ってもよい。
ステップS617にて、位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムへ位置登録されていることを確認すると、呼制御用サーバ201に、接続可を通知する。ステップS618にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10に、第2の無線通信システム経由の発呼を行う。この時点で着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム系の着呼音が鳴る。S619、S620にて、着呼者が、第2の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10の間で、第2の無線通信システムを介して、接続が完了する。
ステップS617にて、位置登録管理サーバ202が、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202に位置登録されていないと判定した場合には、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10は第2の無線通信システムの圏外にいると判断する。この場合は図7で後述する。
図7を参照して発呼側の通信端末20から着呼側の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順の他の例を説明する。本例では、発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるが、第2の無線通信システムの圏外にある。本例では、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの圏外にある点が図6の例と異なる。
ステップS701からS714までは、図6のS601からS614と同一である。発呼側の通信端末20では、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録が完了している。着呼側の通信端末10では、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録が完了しているが、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306はオンであり、第1の無線通信システム用電源305はオンである。
ステップS715以後を説明する。ステップS715にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの基地局203(図1)のサーチを行い、位置登録管理サーバ202への位置登録を試みる。しかしながら、第2の無線通信システムの圏外にいるため、第2の無線通信システムに接続することができない。予め決められた基地局サーチ時間Tsだけサーチを行っても検出できない場合には、ステップS716にて、第2の無線通信システムの圏外と判断し、そのまま第2の無線通信システム用電源306をオフにする。ここで、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの消費電力を極力減少させるためにTs≦Twにするのが望ましい。
ステップS717にて、位置登録待ち状態であった第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、位置登録管理サーバ202に、再度、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムへの位置登録の確認を要求する。この確認要求は、第1の無線通信システムへの発呼を行ってから、予め定められた最大待ち時間Tw後に行う。
ステップS718にて、位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムへの位置登録が行われていないと判定し、呼制御用サーバ201に、接続不可を通知する。ステップS719からS722にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10は第2の無線通信システムの圏外にいると判断し、再度、第1の無線通信システムの電話番号に発呼を行う。
ステップS719からS722は基本的にはステップS709からS712(図6のステップS609からS612)と同一である。しかしながら、ステップS709からS712は、第2の無線通信システム経由の呼があったことを、第1の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末10に通知する処理である。ステップS719からS722は、通常の第1の無線通信システム経由の呼があったことを、第1の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末10に通知する処理である。
ステップS722にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は、第1の無線通信システムのネットワークを経由して、着呼側の通信端末10に発呼側の通信端末20からの呼を通知する。
この通知は、本来の第1の無線通信システム経由の呼があったことを着呼側の通信端末10に知らせるための通知である。従って、呼び出し回数は2回以上とする。この時点、すなわち呼び出し回数2回目以降からで着呼側の通信端末の第1の無線通信システム系の着呼音が鳴る。ステップS723からS725にて、着呼者が、第1の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10の間にて、第1の無線通信システムを経由して接続が完了する。
上述の例によると、ステップS603及びS703にて、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システム用電源305はオンであるが、第2の無線通信システム用電源306はオフである。第2の無線通信システム系の消費電力は、第1の無線通信システム系の消費電力と比較すると大きい。従って、待ち受け時において、着呼側の通信端末10全体で約1/2以下の消費電力にすることが可能であり、待ち受け可能時間は約2倍以上になる。
更に、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306はオフであるが、第1の無線通信システム系を介して接続処理を行うため、発呼者は、第2の無線通信システムを介して発呼を行うことができる。また、本実施形態においては、第1の実施形態のように第1の無線通信システムの制御チャネル上に特別な情報をのせる、または変更する必要はなく、第1の無線通信システムに対するインパクトを小さくすることが可能である。
上述の例では、発呼側の通信端末20から着呼側の通信端末へ第2の無線通信システムを介して接続ができなかった場合に、自動的に第1の無線通信システムに接続する。しかしながら、第1の実施形態のように、発呼側の通信端末20に第1の無線通信システムを介して接続をしてもいいかどうかの確認を行ってもよい。また、第3の実施形態のように、発呼側の通信端末20から発呼時に第1の無線通信システムに接続するか否かの情報を送信してもよい。
[第3の実施形態]
図8を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順を説明する。本例では、発呼側及び着呼側の通信端末20、10は共に、第1及び第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有する。即ち、発呼側及び着呼側の通信端末20、10は共にデュアル方式の通信端末である。発呼側の通信端末20は第1及び第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるが、第2の無線通信システムの圏外にある。
ステップS801にて、初期状態として、発呼側の通信端末20の第2の無線通信システム用電源はオフであり、第1の無線通信システム用電源はオンである。発呼側の通信端末20は第1の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS802にて、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録を行う。位置登録が完了すると、発呼側の通信端末20は、待ち受け状態となる。尚、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。
同様に、ステップS803にて、初期状態として、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306( 図3)はオフであり、第1の無線通信システム用電源305(図3)はオンである。着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS804にて、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録を行う。位置登録が完了すると、着呼側の通信端末10は、待ち受け状態となる。尚、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。
まず、ステップS805にて、発呼者が、発呼側の通信端末20の第2の無線通信システム用電源をオンにする。ステップS806にて、発呼側の通信端末20は、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録を行う。
ステップS807にて、発呼者は、発呼側の通信端末20の第2の無線通信システム系を使用して、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号への発呼操作を行う。本例では、発呼側の通信端末20は、発呼時に、第2の無線通信システムを介して着呼側の通信端末10と接続できなかった場合の処理方法を同時に送信する。例えば、「そのまま切断する」のか、「発呼側は第2の無線通信システムと接続したままで、第1の無線通信システムを介して接続を行う」のか、もしくは「発呼側も第1の無線通信システムに切り替えて、第1の無線通信システムを介して接続を行う」のかという情報を予め送信する。
本例では、以下に、ステップS807にて、第2の無線通信システムが接続できなかった場合に、「発呼側も第1の無線通信システムに切り替えて、第1の無線通信システムを介して接続を行う」という情報を送信する場合を説明する。
ステップS808からS815は、図4のステップS406からS413と同一である。ステップS815にて、着呼側の通信端末10は、図4の第1の実施形態と同様に、受信した信号の制御チャネルから発呼の経路を区別するための経路情報を取り出す。経路情報が第2の無線通信システム経由の着呼であることを示す場合には、着呼側の通信端末10は第2の無線通信システム用電源306(図3)をオンにする。経路情報が本来の第1の無線通信システム経由の着呼であることを示す場合には、通常に第1の無線通信システムとの接続処理を行う。本例では、以下に、ステップS815にて、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源をオンにする場合を説明する。
ステップS816からS818は、図5のステップS514からS516と同一である。ステップS819にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システム用電源306をオフにする。ステップS820にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、発呼側の通信端末20から予め取得している情報に基づき処理を行う。本例では、第2の無線通信システム経由の接続ができない場合に「発呼側も第1の無線通信システム経由の接続に切り替えて、第1の無線通信システム経由の接続を行う」という旨の情報を予め取得している。従って、まず、ステップS820にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は第1の無線通信システムを介した着呼側の通信端末10との接続を切断する。ステップS821にて、第1の無線通信システムの呼制御用サーバ101は第1の無線通信システムを介した着呼側の通信端末10との接続を切断する。同時に、ステップS822にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、発呼側の通信端末20に第1の無線通信システムの電話番号に発呼するように指示をし、切断する。
ステップS823にて、発呼側の通信端末20は、第2の無線通信システム用電源306をオフにする。ステップS824にて、発呼側の通信端末20は、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システムの電話番号に発呼する。この発呼動作は発呼者が手動でも行ってもよいが、自動で行ってもよい。ステップS825にて、第1の無線通信システムの呼制御サーバ101は、位置登録管理サーバ102に、着呼側の通信端末10が位置登録されているかの確認を要求する。ステップS826にて、位置管理サーバ102は、着呼側の通信端末10が位置登録されていると判定し、呼制御サーバ101に、接続可を通知する。ステップS827にて、第1の無線通信システムの呼制御サーバ101は、着呼側の通信端末10に、第1の無線通信システムを介して、発呼する。この時点で、着呼側の通信端末10の呼び出し音が鳴る。ステップS828からS829にて、着呼者が、第1の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10の間にて、第1の無線通信システムを介した接続が完了する。
本例によると、ステップS803にて、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システム用電源305はオンであるが、第2の無線通信システム用電源306はオフである。第2の無線通信システム系の消費電力は、第1の無線通信システム系の消費電力と比較すると大きい。従って、待ち受け時において、着呼側の通信端末10全体で約1/2以下の消費電力にすることが可能であり、待ち受け可能時間は約2倍以上になる。
更に、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306はオフであるが、第1の無線通信システムを介して呼を接続することができる。本実施形態では、第2の無線通信システムでの接続ができなかった場合に、第1の無線通信システム同志で接続したいときに有効である。
上述の例では、発呼側の通信端末20が発呼時に第1の無線通信システムに接続するか否かの情報を送信した。発呼側の通信端末20から着呼側の通信端末へ第2の無線通信システムを介して接続ができなかった場合に、発呼時の情報に基づいて、第1の無線通信システムに接続した。しかしながら、第1の実施形態のように、発呼側の通信端末20に第1の無線通信システムを介して接続をしてもいいかどうかの確認を行ってもよい。また、第2の実施形態のように、自動的に第1の無線通信システムに接続してもよい。
上述の第1から第3の実施形態では、ネットワーク接続部30に接続された番号対照表データベースに、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号と第1の無線通信システムの電話番号の対照表が格納され、第2の無線通信システムの呼制御用サーバは、番号対照表データベースにアクセスすることにより、第1の無線通信システムの電話番号を入手した。しかしながら、発呼側の通信端末が番号対照表データベースを備えてもよい。この場合、発呼側の通信端末は、発呼時に、対となる電話番号を送信する。更に、第1と第2の無線通信システムの電話番号を同一に設定してもよい。例えば、第1の無線通信システムの電話番号が090-1234-5678の場合、第2の無線通信システムの電話番号を050-1234-5678にする。
[第4の実施形態]
図9を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順を説明する。本例では、発呼側及び着呼側の通信端末20、10は共に、第1及び第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有する。即ち、発呼側及び着呼側の通信端末20、10は共にデュアル方式の通信端末である。発呼側の通信端末20は第1及び第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1及び第2の無線通信システムの圏内にある。本例では、番号対照表データベースは、発呼側の通信端末に内蔵されている。
ステップS901にて、初期状態として、発呼側の通信端末20の第2の無線通信システム用電源はオフであり、第1の無線通信システム用電源はオンである。発呼側の通信端末20は第1の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS902にて、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録を行う。位置登録が完了すると、発呼側の通信端末20は、待ち受け状態となる。尚、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。
同様に、ステップS903にて、初期状態として、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306(図3)はオフであり、第1の無線通信システム用電源305(図3)はオンである。着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS904にて、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録を行う。位置登録が完了すると、着呼側の通信端末10は、待ち受け状態となる。尚、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。
発呼者が、第2の通信端末20の第2の無線通信システム系を使用して、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号への発呼操作を行う。このとき、発呼側の通信端末20は、実際には、次のような動作を行う。
ステップS905にて、第1の無線通信システムの動作として、内蔵されている番号対照表データベースより、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システムの電話番号を入手する。ステップS906からS909は、図6のステップS609からS612と基本的に同一である。即ち、発呼側の通信端末20は、第1の無線通信システムを経由して、着呼側の通信端末に第2の無線通信システム経由の発呼があったことを通知する。ここでは第2の無線通信システムへの呼を通知するものであり、呼び出し回数1回のみである。呼び出し回数1回のみを行い、第1の無線通信システム経由の接続を切断する。図6のステップS609からS612との違いは、発呼側の通信端末20から直接、着呼側の通信端末に第2の無線通信システム経由の発呼があったことを通知している点で、これより第2の無線通信システムのインパクトを無くしている。
ステップS910にて、発呼側の通信端末20は、第2の無線通信システムの動作として、まず第2の無線通信システム経由の発呼を行う準備をする。即ち、第2の無線通信システム用電源306をオンにする。ステップS911にて、発呼側の通信端末20は、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へ位置登録を行う。ステップS912にて、発呼側の通信端末20は、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へ位置登録を行うまで、待ち状態となる。上述の発呼側の通信端末20の第1の無線通信システムの動作(S905からS909)及び第2の無線通信システムの動作(S910からS912)は並行して行う。
一方、ステップS913にて、着呼側の通信端末10は、第1の無線通信システム経由の着呼が、1回の呼び出しで切断されたことにより、第2の無線通信システム経由の着呼があると判断し、第2の無線通信システム用電源306をオンにする。ただし、着呼側の通信端末は1回目の呼び出し音は鳴らさずに2回目の呼び出し音から鳴らすような構造となっている。
ステップS914にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へ位置登録を行う。ステップS915にて、発呼側の通信端末20は、第2の無線通信システム経由にて着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号に発呼する。この発呼は、ステップS911の第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録を行ってから、予め定められた最大待ち時間Tw後に行う。
ステップS916にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、位置登録管理サーバ202に、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へ位置登録されているか否かの確認を要求する。ステップS917にて、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202は、位置登録を確認し、呼制御サーバ201に、接続可の通知する。ステップS918にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、第2の無線通信システム経由にて、着呼側の通信端末10へ発呼を送信する。
この時点で着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム系の着呼音が鳴る。ステップS919、S920にて、着呼者が、第2の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の着呼側の通信端末10の間にて、第2の無線通信システム経由の接続が完了する。
図10を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順を説明する。本例では、発呼側の通信端末20は第1及び第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるが、第2の無線通信システムの圏外にある。本例は、図9の例と比較して、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの圏外にある点が異なる。
ステップS1001からS1013までは、図9のステップS901からS913と同一である。ここでは、ステップS1014以後を説明する。ステップS1014にて、着呼側の通信端末10は、基地局203のサーチを行う。予め定められた最大サーチ時間Tsだけ基地局のサーチを行っても検出できない場合は、ステップS1015にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの圏外にあると判断し、第2の無線通信システム用電源306をオフにする。
一方、ステップS1016にて、発呼側の通信端末20は、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号に発呼する。ステップS1017にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、位置登録管理サーバ202に、着呼側の通信端末10の位置登録が行われているか否かの確認を要求する。ステップS1018にて、位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10の位置登録は行われていないと判定し、呼制御用サーバ201に、接続不可の通知を行う。ステップS1019にて、発呼側の通信端末20は、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの圏外にあると判断し、接続を切断する。ステップS1020にて、発呼側の通信端末20は、第2の無線通信システム用電源306をオフにする。
ステップS1021にて、発呼側の通信端末20は、再度、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システムの電話番号を、番号対照表データベースより入手する。ステップS1022からS1025にて、発呼側の通信端末20は、着呼側の通信端末10の第1の無線通信システムの番号に発呼する。このときの発呼は、通常の第1の無線通信システムを経由した回線接続の通知である。従って、呼び出し回数は2回以上である。
発呼側の通信端末の第1の無線通信システム経由の通常の発呼の呼び出し回数2回目以降から、着呼側の通信端末の着呼音が鳴る。ステップS1026、S1027にて、着呼者が、第1の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10の間にて、第1の無線通信システムを介した接続が完了する。
本例では、発呼側の通信端末は、自動的に、第1の無線通信システム経由の接続を行う。しかしながら、発呼者が、手動で、第1の無線通信システム経由の接続を選択することができるように構成してよい。また、第1の無線通信システム経由の発呼を行わずに、そのまま切断してしまってもよく、さらには第2の無線通信システムを使用して、着呼側の通信端末の第1の無線通信システムの番号に発呼してもよい。
第4の実施形態では、発呼側の通信端末は、第1及び第2の無線通信システムを介して通信可能なデュアル方式の通信端末を例にした。しかしながら、第1の実施形態で述べたように、発呼側の通信端末は、無線LAN通信端末、W−CDMAシステム通信端末、PHS端末、固定電話などでもよい。この場合は、本来の発呼動作と着呼を知らせるための発信動作を並行して行うことができない。したがって、まず着呼側の通信端末の第1の無線通信システムの電話番号に着呼を知らせるための発呼を行い、第1の無線通信システム経由の接続を切断しその後に、第2の無線通信システムの電話番号に本来の発呼動作を行えばよい。
以上、第4の実施形態では、第1及び第2の無線通信システムのネットワークの制御方法の変更やネットワーク接続部などは不要であり、発呼側の通信端末の制御のみを行えばよい。着呼側の通信端末の第2の無線通信システム用電源がオフでも、第1の無線通信システム経由にて第2の無線通信システム経由の着呼をさせることができ、待ち受け時の消費電力を大幅に減少させることが可能である。
[第5の実施形態]
第1の実施形態から第4の実施形態では、着呼側の通信端末は、第1の無線通信システムの電話番号と第2の無線通信システムの電話番号を有しており、発呼側の通信端末が第2の無線通信システムの電話番号に発呼した時の動作を説明した。
第5の実施形態では、着呼側の通信端末10は、第1の無線通信システムの電話番号として割り当てられた番号のみを使用する。着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの電話番号を有さない。番号対照表データベース31は不要である。第2の無線通信システムとしては無線LAN技術を用いたVoIP電話を想定し、第1の無線通信システムの電話番号と対応付けられたIPアドレスで着呼側の通信端末を特定する。
位置登録管理サーバは第1の無線通信システムでの電話番号と第2の無線通信システムでのIPアドレスの対応関係を管理するデータベースと考えてよい。
図11を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順を説明する。本例では、発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有し、着呼側の通信端末10は第1及び第2の無線通信システムを介して通信を行う機能を有し、デュアル方式の通信端末である。発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1及び第2の無線通信システムの圏内にある。
ステップS1101にて、初期状態として、発呼側の通信端末20の電源はオンである。発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS1102にて、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録を行う。位置登録が完了すると、発呼側の通信端末20は、待ち受け状態となる。
一方、ステップS1103にて、初期状態として、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306( 図3)はオフであり、第1の無線通信システム用電源305(図3)はオンである。着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるため、ステップS1104にて、第1の無線通信システムの位置登録管理サーバ102への位置登録を行う。位置登録が完了すると、着呼側の通信端末10は、待ち受け状態となる。尚、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録は行われていない。
まず、ステップS1105にて、発呼者が、第2の通信端末20から第1の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号への発呼操作を行う。ステップS1106にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、位置登録管理サーバ202に、着呼側の通信端末10の位置登録が行われているか否かの確認を要求する。即ち、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの電話番号とそれに対応したIPアドレスが登録されているか否かの確認を要求する。着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306はオフのため、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へIPアドレスは登録されていない。ステップS1107にて、位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10のIPアドレスが登録されていないと判定し、呼制御用サーバ201に、接続不可の通知を行う。
ステップS1108からS1111にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10の電話番号に発呼することにより、第1の無線通信システムを経由して、着呼側の通信端末10に第2の無線通信システム経由の着呼を通知する。このときの通知は、第2の実施形態と同様に、第2の無線通信システム経由の着呼を知らせるための通知であるため、1回だけ呼び出しを行ってから、第1の無線通信システム経由の接続を切断する。
ステップS1112にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10からの第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202への位置登録の待ち状態となる。ステップS1113にて、着呼側の通信端末10は、1回の呼び出しで第1の無線通信システム経由の接続が切断されたことにより、第2の無線通信システム経由の着呼があったと判断し、第2の無線通信システム用電源306(図3)をオンにする。
ステップS1114にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202へ位置登録を行う。もしここで、予め定められた最大サーチ時間Tsだけ基地局のサーチを行っても検出できない場合は圏外とみなされる。この場合は図11で後述する。
ステップS1115にて、位置登録待ち状態であった第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、再度、位置登録管理サーバ202に、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムへの位置登録の確認の要求を行う。この位置登録の確認の要求は、ステップS1108の第1の無線通信システムへの発呼を行ってから、予め定められた最大待ち時間Tw後に行う。もしここで、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202に登録されていなければ、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10は第2の無線通信システムの圏外にいると判断する。この場合は図12で後述する。また、ここでは、最大待ち時間Tw後に位置登録の確認を行っているが、最大待ち時間Twの間に何度か小刻みに位置登録の確認を試みてもよい。
ステップS1116にて、第2の無線通信システムの位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10のIPアドレスが登録されていることを確認し、呼制御用サーバ201に、接続可の通知を行う。ステップS1117にて、第2の無線通信システムの呼制御用サーバ201は、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムに発呼する。この時点で着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム系の着呼音が鳴る。ステップS1118、S1119にて、着呼者が、第2の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10の間にて、第2の無線通信システムを介して、接続が完了する。
図12を参照して第2の通信端末20から第1の通信端末10に通信を行う場合の通信回線接続の手順の他の例を説明する。本例では、発呼側の通信端末20は第2の無線通信システムの圏内にあり、着呼側の通信端末10は第1の無線通信システムの圏内にあるが、第2の無線通信システムの圏外にある。本例では、着呼側の通信端末10が第2の無線通信システムの圏外にある点が図11の例と異なる。
ステップS1201からS1213までは、図11のS1101からS1113と同一である。ステップS1214以後を説明する。
ステップS1214にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの基地局203(図1)のサーチを行うが、着呼側の通信端末10は第2の無線通信システムの圏外にいるため、予め決められた基地局サーチ時間Tsだけサーチを行っても検出できない。即ち、第2の無線通信システムに接続することができない。ステップS1215にて、着呼側の通信端末10は、第2の無線通信システムの圏外と判断し、そのまま第2の無線通信システム用電源306をオフする。ここで、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムの消費電力を極力減少させるためにTs≦Twにするのが望ましい。
ステップS1216にて、位置登録待ち状態であった第2の無線通信システムの呼制御用サーバは、位置登録管理サーバ202に、再度、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システムへの位置登録の確認の要求を行う。この位置登録の確認の要求は、S1208の第1の無線通信システムへの発呼を行ってから、予め定められた最大待ち時間Tw後に行う。ステップS1217にて、位置登録管理サーバ202は、着呼側の通信端末10のIPアドレスが登録されていないと判定し、呼制御用サーバ201に、接続不可を通知する。
ステップS1218からS1221は、図10のステップS1022からS1025と同一である。即ち、第2の無線通信システムの呼制御用サーバは、再度、第1の無線通信システムを経由して着呼側の通信端末10への発呼を行う。ここでの発呼は本来の第1の無線通信システム経由の着呼を示す発呼であり、呼び出し回数は2回以上とする。
この時点、すなわち呼び出し回数2回目以降から、着呼側の通信端末の第1の無線通信システム系の着呼音が鳴る。ステップS1222からS1224にて、着呼者が、第1の無線通信システム経由の着呼操作を行うことにより、発呼側の通信端末20と着呼側の通信端末10の間にて、第1の無線通信システムを介した接続が完了する。
以上より、第2の実施形態と同様に、着呼側の通信端末10の第2の無線通信システム用電源306を常時オフの状態にして待ち受け状態に入っても、第2の無線通信システム経由の着呼を行うことが可能であるため、待ち受け時の消費電力は大幅に減少することが可能である。また、本実施形態においては、第1の実施形態から第4の実施例のように、一つの端末が第1の無線通信システムの電話番号と第2の無線通信システムの電話番号を別々に有するのではなく、第1の無線通信システムの電話番号を第2の無線通信システムでも利用する。従って、システムの簡略化が図れる。
本発明による無線通信システムの全体構成を示す図である。 本発明による無線通信システムのセル範囲を示す図である。 本発明によるデュアル方式の通信端末の内部構造を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に関する通信接続方法の第1の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に関する通信接続方法の第2の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に関する通信接続方法の第1の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に関する通信接続方法の第2の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に関する通信接続方法の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に関する通信接続方法の第1の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に関する通信接続方法の第2の例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に関する通信接続方法の第1の例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に関する通信接続方法の第2の例を示す図である。 従来例に関するSIPを用いた呼接続のフローの一例を示す図である。 従来例に関するSIPを用いた呼接続のフローの他の例を示す図である。
符号の説明
10…第1の(着呼側の)通信端末(デュアル方式の通信端末)、11、12…アンテナ、20…第2の(発呼側の)通信端末(通信端末)、21…アンテナ、30…ネットワーク接続部、31…番号対照表データベース
100…第1の無線通信システム、101…呼制御用サーバ、102…位置登録管理サーバ、103…基地局、104…アンテナ、200…第2の無線通信システム、201…呼制御用サーバ、202…位置登録管理サーバ、203…基地局、204…アンテナ
301…アンテナ(第1の無線通信システム用)、302…アンテナ(第2の無線通信システム用)、303…第1の無線通信システム送受信回路、304…第2の無線通信システム送受信回路、305…電源(第1の無線通信システム用)、306…電源(第2の無線通信システム用)、307…共通回路部、308…制御部、309…入力部、310…出力部

Claims (23)

  1. ネットワーク接続部を介して他の異なる通信方式の無線通信システムに接続可能な無線通信システムにおいて、
    通信端末の当該無線通信システムの電話番号と上記他の無線通信システムの電話番号の対応関係を格納した番号対照表データベースを有し、
    当該無線通信システムを介して発呼側の通信端末から当該無線通信システムと上記他の無線通信システムの双方に接続可能な着呼側の通信端末に発呼があったとき、
    上記番号対照表データベースより着呼側の通信端末の上記他の無線通信システムの電話番号を入手し、該入手した電話番号を上記他の無線通信システムを介して発呼することによって、着呼側の通信端末に、着呼を通知することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、上記着呼側の通信端末からの当該無線通信システム経由の接続可の通知があったとき、当該無線通信システムを介して発呼側の通信端末と着呼側の通信端末の間を接続することを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、上記着呼側の通信端末からの当該無線通信システム経由の接続不可の通知があったとき、発呼側の通信端末に上記他の無線通信システム経由の接続をするのか又は接続を切断するかを問うことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、着呼側の通信端末への上記他の無線通信システムを介した接続を切断し、発呼側の通信端末から着呼側の通信端末への当該無線通信システムを介した接続を待つことを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項4記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、着呼側の通信端末への上記他の無線通信システムを介した接続を切断し、所定時間が経過しても上記着呼側の通信端末からの当該無線通信システム経由の接続がなされない場合、発呼側の通信端末から着呼側の通信端末への上記他の無線通信システムを介した接続を待つことを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項4記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、着呼側の通信端末への上記他の無線通信システムを介した接続を切断し、所定時間が経過しても上記着呼側の通信端末からの当該無線通信システム経由の接続がなされない場合、自動的に、発呼側の通信端末から着呼側の通信端末への上記他の無線通信システムを介した接続を行うことを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知するとき、該着呼が、当該無線通信システム経由の発呼であることが判るように、所定の方法にて、上記着呼側の通信端末に着呼を通知することを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項7記載の無線通信システムにおいて、上記所定の方法は、所定の回数の呼び出し後に通信を切断するか又は呼び出しから所定時間後に通信を切断することを含むことを特徴とする無線通信システム。
  9. 請求項7記載の無線通信システムにおいて、上記所定の方法は、上記他の無線通信システムの制御チャンネルを利用して当該無線通信システム経由の発呼であることを示す情報を送信することを特徴とする無線通信システム。
  10. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、上記着呼側の通信端末からの当該無線通信システム経由の接続不可の通知があった場合、発呼時にユーザが指示した方法にて、処理を行うことを特徴とする無線通信システム。
  11. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、上記着呼側の通信端末から当該無線通信システム経由の接続不可の通知があった場合、当該無線通信システムの介した上記発呼側の通信端末と上記着呼側の通信端末との間の接続を切断し、上記他の無線通信システムを介して上記発呼側の通信端末と上記着呼側の通信端末の間を接続することを特徴とする無線通信システム。
  12. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、上記着呼側の通信端末への接続を切断し、着呼側の通信端末からの応答を待つことを特徴とする無線通信システム。
  13. 複数の異なる無線通信システムに接続可能な通信端末において、待ち受け状態においては、上記複数の無線通信システム用電源のうち第1の無線通信システム用電源のみをオンにし、他の無線通信システム用電源は全てオフにし、上記第1の無線通信システムを介して着呼の通知を受けることを特徴とする通信端末。
  14. 請求項13記載の通信端末において、上記第1の無線通信システムを介して着呼の通知を受けると、発呼側の通信端末が発呼した無線通信システム用電源をオンにし、発呼側の通信端末が発呼した無線通信システムを介して通信を行うことを特徴とする通信端末。
  15. 請求項13記載の通信端末において、上記第1の無線通信システムを介して着呼の通知を受けると、発呼側の通信端末が発呼した無線通信システムを使用することができないとき、発呼側の通信端末に対して、発呼した無線通信システムを使用することができない旨を通知することを特徴とする通信端末。
  16. 請求項13記載の通信端末において、上記第1の無線通信システムを介して着呼の通知を受けると、発呼側の通信端末が発呼した無線通信システムを使用することができないとき、発呼側の通信端末に対して、他の無線通信システムを使用することができるか否かの通知することを特徴とする通信端末。
  17. 第1及び第2の無線通信システムを含む互いに異なる少なくとも2つの無線通信システムに接続可能な通信端末において、上記第1及び第2の無線通信システムに接続可能な通信端末に対して発呼する場合に、ユーザが着呼側の通信端末に対して上記第2の無線通信システムの電話番号より発呼すると、第1の無線通信システムの電話番号と第2の無線通信システムの電話番号の対応関係を格納した番号対照表データベースより、上記発呼した電話番号に対応した上記第1の無線通信システムの電話番号を検索し、該第1の無線通信システムの電話番号を発呼することによって、着呼者に、第2の無線通信システムを介した発呼があったことを通知することを特徴とする通信端末。
  18. 請求項17記載の通信端末において、着呼者に、第2の無線通信システムを介した発呼があったことを通知してから第2の無線通信システム用電源をオンにし、着呼者から、第2の無線通信システム経由の接続を待つことを特徴とする通信端末。
  19. 請求項17記載の通信端末において、着呼者に、第2の無線通信システムを介した発呼があったことを通知してから第2の無線通信システム用電源をオンにし、所定時間経過しても、着呼者から、第2の無線通信システム経由の接続要求を受信しない場合には、第2の無線通信システム用電源をオフにし、上記第1の無線通信システムを経由して上記着呼側の通信端末に接続を試みることを特徴とする通信端末。
  20. ネットワーク接続部を介して他の異なる通信方式の無線通信システムに接続可能な無線通信システムにおいて、
    当該無線通信システムを介して発呼側の通信端末から当該無線通信システムと上記他の無線通信システムの双方に接続可能な着呼側の通信端末に発呼があったとき、
    着呼側の通信端末の上記他の無線通信システムの電話番号に対応したIPアドレスを入手し、該入手したIPアドレスを使用してVoIP電話によって、着呼側の通信端末に、着呼を通知することを特徴とする無線通信システム。
  21. 請求項20記載の無線通信システムにおいて、上記他の無線通信システムを介して、着呼側の通信端末に、着呼を通知した後に、上記着呼側の通信端末からの当該無線通信システム経由の接続可の通知があったとき、当該無線通信システムを介して発呼側の通信端末と着呼側の通信端末の間を接続することを特徴とする無線通信システム。
  22. ネットワーク接続部を介して通信方式が異なる他の無線通信システムに接続された無線通信システムにおいて、
    呼を管理する呼制御用サーバと、位置登録を管理する位置登録管理サーバと、通信端末の当該無線通信システムの電話番号と上記他の無線通信システムの電話番号の対応関係を格納した番号対照表データベースと、を有し、
    上記呼制御サーバは、発呼側の通信端末から当該無線通信システムと上記他の無線通信システムの双方に接続可能な着呼側の通信端末に発呼があったとき、
    上記番号対照表データベースより着呼側の通信端末の上記他の無線通信システムの電話番号を入手し、該入手した電話番号を上記他の無線通信システムを介して発呼することによって、着呼側の通信端末に、着呼を通知することを特徴とする無線通信システム。
  23. 請求項22記載の無線通信システムにおいて、上記位置登録サーバは、着呼側の通信端末の位置登録されていることを確認すると、上記呼制御サーバは、当該無線通信システムを介して発呼側の通信端末と着呼側の通信端末の間の接続を行うことを特徴とする無線通信システム。
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