JP2003169379A - 移動体通信端末、移動体通信システム及び通信方法 - Google Patents

移動体通信端末、移動体通信システム及び通信方法

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JP2003169379A JP2001369058A JP2001369058A JP2003169379A JP 2003169379 A JP2003169379 A JP 2003169379A JP 2001369058 A JP2001369058 A JP 2001369058A JP 2001369058 A JP2001369058 A JP 2001369058A JP 2003169379 A JP2003169379 A JP 2003169379A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力の削減を図ることができる移動体通
信端末、移動体通信システム及び通信方法を提供するこ
と 【解決手段】 本発明にかかる移動体通信端末は、PD
C方式による通信を処理するPDC通信処理部102
と、W−CDMA方式による通信を処理するW−CDM
A通信処理部101を備えている、いわゆるデュアル端
末である。初期段階においては、PDC通信処理部10
2は起動状態とし、W−CDMA通信処理部101は停
止状態とする。そして、PDC通信処理部102は、P
DC基地局2から送信された起動要求を受信し、また、
この起動要求に応じてW−CDMA通信処理部101に
対して起動要求を通知する。さらに、W−CDMA通信
処理部101は、この起動要求に応じて起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、移動体通信端末、
移動体通信システム及び通信方法に関するものであり、
特に、複数の通信方式により通信可能な移動体通信端
末、その移動体通信端末を含む移動体通信システム及び
その移動体通信端末を用いた通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信分野は、急速に進歩してお
り、1980年頃にアナログ方式がサービスを開始し、
そして、1990年代には、日本ではPDC(Personal
DigitalCellular Telecommunications System)方式、
ヨーロッパではGSM(GlobalSystem for Mobile comm
unications)方式等がサービスを開始した。さらに、1
つの端末で世界中のどこでも使用できる標準システムと
して、IMT2000(International Mobile Telecom
munication - 2000)方式が提案されている。このIM
T2000方式では、無線部分にW−CDMA(Wide b
and - Code Division Multiplex Access)とCDMA2
000が採用されている。
【0003】このように複数の通信方式が運用されてい
る状況においては、基本的に、複数のサービスを受ける
ためには、これらの通信方式に対応することができる専
用の移動体通信端末を通信方式毎に持たなければなら
ず、不便である。そこで、複数の通信方式で通信可能な
マルチモード端末が提案されている。特に、2つの通信
方式で通信可能な移動体通信端末はデュアル端末と呼ば
れる。
【0004】このようなマルチモード端末が通信可能な
通信方式には、通常、端末における通信処理が複雑でな
く消費電力が小さい通信方式と、その通信方式と比較し
て通信処理が複雑で消費電力が大きい通信方式が含まれ
る。例えば、PDCとW−CDMAのデュアル端末で
は、W−CDMAの方がPDCよりも受信処理に関して
消費電力が極めて大きく、待受け時間が極端に短くなる
という問題がある。
【0005】他方、従来より、移動体通信端末における
消費電力を削減し、待受け時間を長くする技術が種々提
案されている。その一つが特開平5−167524号公
報に開示されている。この公報においては、ポケットベ
ル(登録商標)用無線で携帯電話機の呼び出しを受信
し、この呼び出し情報に基づき電話部に電源を供給し、
通話を行なう技術が開示されている。しかしながら、こ
の公報に開示された携帯電話機は、それ自体通話に利用
できないポケットベルの無線通信を利用したものであ
り、本発明が前提とする複数の通信方式により通話でき
る移動体通信端末とは、異なるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
の、デュアルモード端末を始めとする複数の通信方式よ
り通話可能な移動体通信端末では、複数の通信方式に対
応した通信処理を行なう必要性や消費電力の大きい通信
方式を処理する必要性により、全体として消費電力が大
きくなり、待受け時間が短くなるという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、消費電力の削減を図ることが
できる移動体通信端末、移動体通信システム及び通信方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる移動体通
信端末は、第1の通信方式による通信を処理する第1の
通信処理部(例えば、本発明の実施の形態におけるPD
C通信処理部102)と、第2の通信方式による通信を
処理する第2の通信処理部(例えば、本発明の実施の形
態におけるW−CDMA通信処理部101)とを備え、
当該第1の通信方式及び当該第2の通信方式により通話
可能な移動体通信端末(例えば、本発明の実施の形態に
おける携帯電話端末1)であって、初期段階において前
記第1の通信処理部は起動状態とし、前記第2の通信処
理部は停止状態とするとともに、前記第1の通信処理部
は、前記第1の通信方式を実行する第1の基地局から送
信された起動要求を受信する手段と、前記起動要求に応
じて第2の通信処理部に対して起動要求を通知する手段
とを有し、前記第2の通信処理部は、前記第1の通信処
理部から通知された起動要求に応じて起動する手段とを
有するものである。このような構成により、起動要求を
受信するまでは、第2の通信処理部は停止状態にあるた
め、消費電力の削減を図ることができる。
【0009】他方、本発明にかかる他の移動体通信端末
(例えば、本発明の実施の形態2における携帯電話端末
1)は、第1の通信方式による通信を処理する第1の通
信処理部と、第2の通信方式による通信を処理する第2
の通信処理部とを備え、当該第1の通信方式及び当該第
2の通信方式により通話可能な移動体通信端末であっ
て、初期段階において前記第1の通信処理部は起動状態
とし、前記第2の通信処理部は位置登録完了後ページン
グチャネルのモニタリングを停止している状態とすると
ともに、前記第1の通信処理部は、前記第1の通信方式
を実行する第1の基地局から送信された起動要求を受信
する手段と、前記起動要求に応じて第2の通信処理部に
対して起動要求を通知する手段とを有し、前記第2の通
信処理部は、前記第1の通信処理部から通知された起動
要求に応じて起動し、ページングチャネルのモニタリン
グを開始する手段とを有するものである。このような構
成により、起動要求を受信するまでは、第2の通信処理
部はページングチャネルのモニタリングを停止している
ため、消費電力の削減を図ることができる。
【0010】上述の移動体通信端末における第1の通信
処理部は、前記第2の通信処理部の起動にエラーが生じ
た場合には、前記第1の基地局との間で着信処理を実行
するようにしてもよい。これにより、通話を確実に行な
うことができる。
【0011】また、第1の通信処理部が前記第1の基地
局との通信状態の劣化を検出した場合には、前記第2の
通信処理部を起動するようにしてもよい。これにより着
信を確実に受けることができる。
【0012】さらに、第1の通信処理部は、前記第1の
基地局より送信された報知情報中に含まれる第2の通信
方式にかかるチャネルを捕捉するために必要なチャネル
情報を受信し、前記第2の通信処理部は、前記第1の通
信処理部が受信したチャネル情報に基づいて起動するよ
うにしてもよい。これにより第2の通信処理部の起動時
間を短縮することができる。
【0013】さらに、また、前記移動体通信端末は、前
記第1の基地局から起動要求を受信した場合に、前記第
1の通信方式又は前記第2の通信方式のいずれかの選択
に関する入力を促すメッセージを提示する提示手段(例
えば、本発明の実施の形態7における表示装置19)を
備え、当該選択の入力に基づいて、前記第1の通信方式
又は前記第2の通信方式のいずれかを選択し、着信処理
を実行するようにしてもよい。これにより、着呼者の希
望する通信方式により着信できる。
【0014】本発明にかかる他の移動体通信端末は、第
1の通信方式による通信を処理する第1の通信処理部
と、第2の通信方式による通信を処理する第2の通信処
理部とを備え、当該第1の通信方式及び当該第2の通信
方式により通話可能な移動体通信端末であって、第1の
通信処理部は、前記第1の基地局より送信された報知情
報中に含まれる第2の通信方式にかかるチャネルを捕捉
するために必要なチャネル情報を受信し、前記第2の通
信処理部は、前記第1の通信処理部が受信したチャネル
情報に基づいて起動するものである。これにより第2の
通信処理部の起動時間を短縮することができる。
【0015】他方、本発明にかかる移動体通信システム
は、第1の通信方式及び第2の通信方式により通話可能
な移動体通信端末と、第1の通信方式により通信を行な
う第1の基地局(例えば、本発明の実施の形態における
PDC基地局2)と、第2の通信方式により通信を行な
う第2の基地局(例えば、本発明の実施の形態における
W−CDMA基地局3)と、当該第1の基地局及び第2
の基地局と接続された交換網(例えば、本発明の実施の
形態における携帯電話事業者交換網4)とを備えた移動
体通信システムであって、前記交換網は、前記移動体通
信端末に対する第2の通信方式による着信要求があった
場合に、前記第1の基地局に対して起動要求を送信し、
前記第1の基地局は、前記起動要求を受信し、前記第1
の通信方式によって前記移動体通信端末に対して起動要
求を送信し、前記移動体通信端末は、第1の基地局から
前記起動要求を受信し、初期段階において停止状態にあ
る第2の通信方式による通信を処理する通信処理部を起
動するものである。このような構成により、起動要求を
受信するまでは、第2の通信方式による通信を処理する
通信処理部は停止状態にあるため、消費電力の削減を図
ることができる。
【0016】また、本発明にかかる他の移動体通信シス
テムは、第1の通信方式及び第2の通信方式により通話
可能な移動体通信端末と、第1の通信方式により通信を
行なう第1の基地局と、第2の通信方式により通信を行
なう第2の基地局と、当該第1の基地局及び第2の基地
局と接続された交換網とを備えた移動体通信システムで
あって、前記交換網は、前記移動体通信端末に対する第
2の通信方式による着信要求があった場合に、前記第1
の基地局に対して起動要求を送信し、前記第1の基地局
は、前記起動要求を受信し、前記第1の通信方式によっ
て前記移動体通信端末に対して起動要求を送信し、前記
移動体通信端末は、第1の基地局から前記起動要求を受
信し、初期段階において位置登録完了後ページングチャ
ネルのモニタリングを停止している状態にある第2の通
信方式による通信を処理する通信処理部を起動し、ペー
ジングチャネルのモニタリングを開始するものである。
このような構成により、起動要求を受信するまでは、第
2の通信方式による通信を処理する通信処理部はページ
ングチャネルのモニタリングを停止しているため、消費
電力の削減を図ることができる。
【0017】上述の移動体通信システムにおいては、前
記第2の通信方式により通信を処理する通信処理部の起
動にエラーが生じた場合に、前記移動体通信端末と前記
第1の基地局との間で着信処理を実行するようにしても
よい。これにより、通話を確実に行なうことができる。
【0018】また、第1の通信方式による通信状態の劣
化を検出した場合には、前記第2の通信方式による通信
を処理する通信処理部を起動するようにしてもよい。こ
れにより着信を確実に受けることができる。
【0019】さらに、前記第1の基地局から第2の通信
方式にかかるチャネルを捕捉するために必要なチャネル
情報を含む報知情報を前記第1の通信方式により前記移
動体通信端末に対して送信し、前記移動体通信端末は、
当該チャネル情報を受信し、このチャネル情報に基づい
て第2の通信方式により通信を処理する通信処理部を起
動するようにしてもよい。これにより第2の通信処理部
の起動時間を短縮することができる。
【0020】本発明にかかる通信方式は、第1の通信方
式及び第2の通信方式により通話可能な移動体通信端末
によって通信を行なう通信方法であって、前記移動体通
信端末に対する第2の通信方式による着信要求があった
場合に、網側(例えば、本発明の実施の形態におけるP
DC基地局2及び携帯電話事業者交換網4)から第1の
通信方式によって前記移動体通信端末に対して起動要求
を送信するステップと、前記移動体通信端末において、
前記網側から前記起動要求を受信し、初期段階において
停止状態にある第2の通信方式による通信を処理する通
信処理部を起動するステップを備えたものである。この
ような方法により、起動要求を受信するまでは、第2の
通信処理部は停止状態にあるため、移動体通信端末の消
費電力を削減することができる。
【0021】また、本発明にかかる他の通信方法は、第
1の通信方式及び第2の通信方式により通話可能な移動
体通信端末によって通信を行なう通信方法であって、前
記移動体通信端末に対する第2の通信方式による着信要
求があった場合に、網側から前記第1の通信方式によっ
て前記移動体通信端末に対して起動要求を送信するステ
ップと、前記移動体通信端末において、前記網側から前
記起動要求を受信し、初期段階において位置登録完了後
ページングチャネルのモニタリングを停止している状態
にある第2の通信方式による通信を処理する通信処理部
を起動し、ページングチャネルのモニタリングを開始す
るステップを備えたものである。このような方法によ
り、起動要求を受信するまでは、第2の通信処理部はペ
ージングチャネルのモニタリングを停止しているため、
移動体通信端末の消費電力を削減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.まず、図1
を用いて、本発明の実施の形態1にかかる移動体通信シ
ステムの構成について説明する。この移動体通信システ
ムは、図1に示されるように、携帯電話端末1、PDC
基地局2、W−CDMA基地局3及び携帯電話事業者交
換網4を備えている。
【0023】携帯電話端末1は、移動体通信端末の一例
として例示したものであり、この例では、PDC方式及
びW−CDMA方式の双方により通信可能なデュアル端
末である。即ち、この携帯電話端末1は、PDC基地局
2とPDC方式の無線インタフェースにより通信できる
能力を備えるとともに、W−CDMA基地局3とW−C
DMA方式の無線インタフェースにより通信できる能力
を備えている。
【0024】PDC基地局2は、PDC方式により、自
局の無線エリア内の携帯電話端末1と通信を行なうこと
ができる。また、PDC基地局2は、携帯電話事業者交
換網4と通信回線で接続されている。
【0025】W−CDMA基地局3は、W−CDMA方
式により、自局の無線エリア内の携帯電話端末1と通信
を行なうことができる。また、W−CDMA基地局3
は、携帯電話事業者交換網4と通信回線で接続されてい
る。
【0026】携帯電話事業者交換網4は、通信の呼を交
換する能力を有し、外部ネットワークからの着信も可能
である。
【0027】続いて、図2を用いて、携帯電話端末1の
構成について説明する。この携帯電話端末1は、ユーザ
I/F制御部10、W−CDMA無線部11、W−CD
MA制御部12、PDC無線部13、PDC制御部1
4、メモリ15、キーボード16、マイク17、スピー
カ18及び表示装置19を備えている。
【0028】ユーザI/F制御部10は、キーボード1
6、マイク17、スピーカ18、表示装置19を制御
し、キーボード16及びマイク17によって入力される
情報やスピーカ18及び表示装置19によって出力され
る情報を処理し、W−CDMA制御部12及びPDC制
御部14との間の情報のやりとりを行なう。
【0029】W−CDMA無線部11は、W−CDMA
基地局3とW−CDMA方式に従った無線通信を行な
う。W−CDMA制御部12は、主としてW−CDMA
無線部11を制御する。
【0030】PDC無線部13は、PDC基地局2とP
DC方式に従った無線通信を行なう。PDC制御部14
は、主としてPDC無線部13を制御する。ここで、W
−CDMA制御部12とPDC制御部14は、互いに通
信可能である。
【0031】ここで、W−CDMA方式により通信を処
理するW−CDMA制御部12及びW−CDMA無線部
11をあわせてW−CDMA通信処理部101とする。
また、PDC方式により通信を処理するPDC制御部1
4とPDC無線部13をあわせてPDC通信処理部10
2とする。
【0032】メモリ15は、ユーザI/F制御部10、
W−CDMA制御部12及びPDC制御部14によって
使用される記憶手段であって、実装としては複数のモジ
ュールに分けることもできる。
【0033】キーボード16は、ユーザから電話番号等
の入力を行なうものである。マイク17は、ユーザによ
って音声を入力し、送話信号等に変換するものである。
スピーカ18は、受話信号等を変換し音声を出力する。
表示装置19は、LCD(Liquid Crystal Display)や有
機EL(Electro Luminescence)素子等によって情報を
視覚的に伝達するための装置である。
【0034】続いて、図3のシーケンス図を用いて、本
発明の実施の形態1にかかる移動体通信システムにおけ
る処理について説明する。このシーケンス図は、携帯電
話端末1に対してW−CDMAへの着信(Mobile Termi
nate Call)があった場合の処理を示している。また、
初期状態において、携帯電話端末1のW−CDMA通信
処理部101は停止した状態にあり、PDC通信処理部
102は位置登録(Attach/Location Registration)が
完了し、待受け(IDLE/PCH monitoring)状態にある。
ここで、この発明の実施の形態1において、W−CDM
A通信処理部101が停止した状態とは、W−CDMA
無線部11の電源がオフ状態にあり、W−CDMA制御
部12のみ電源がオン状態にあることをいう。
【0035】まず、携帯電話事業者交換網4が、携帯電
話端末1に対しW−CDMA方式よる通信を要求する着
信を検出したとする。このとき、携帯電話事業者交換網
4では、着信先の携帯電話端末1がいわゆるマルチモー
ド端末の場合に本発明のような処理が実行される。マル
チモード端末以外の場合には、その端末の通信可能な通
信方式によって着信要求が実行される。ここで、着信先
の携帯電話端末1がマルチモード端末であるか否かは、
端末販売時又は事後的に携帯電話事業者交換網4に登録
し、管理することが好ましい。また、携帯電話端末1が
マルチモード端末である場合にも、どの通信方式を優先
的に使用するかを特定する情報も携帯電話事業者交換網
4において管理することが望まれる。但し、PDC方式
とW−CDMA方式の場合のように、明らかにW−CD
MA方式の方が通信音質が良く、ユーザが選択する可能
性が高い場合には、W−CDMA方式をいわゆるデフォ
ルトとして優先的に使用することとしてもよい。
【0036】携帯電話事業者交換網4は、通信回線を介
してPDC基地局2に対してW−CDMA通信処理部起
動要求を送信する(S101)。PDC基地局2は、携
帯電話事業者交換網4からW−CDMA通信処理部起動
要求を受信する。そして、PDC基地局2は、携帯電話
端末1に対してPDC方式によりW−CDMA通信処理
部起動要求を含むページング信号を送信する(S10
2)。
【0037】携帯電話端末1は、PDC通信処理部10
2によってこのページング信号を受信する。そして、当
該ページング信号中に含まれるW−CDMA通信処理部
起動要求に基づいて、PDC制御部14は、W−CDM
A制御部12に対して起動要求を行なう(S103)。
W−CDMA制御部12は、当該起動要求を受けてW−
CDMA無線部11の電源をオン状態にし、W−CDM
A通信処理部101を起動状態にする。そして、W−C
DMA制御部12は、当該W−CDMA無線部11が正
常に起動したことを確認して、起動確認をPDC制御部
14に通知する(S104)。PDC制御部14は、こ
の起動確認を受けて、PDC基地局2に対しW−CDM
Aにて着信可能であることを示す着信無線状態報告を送
信する(S105)。PDC基地局2は、携帯電話端末
1より当該着信無線状態報告を受信する。
【0038】携帯電話端末1のW−CDMA制御部12
は、起動要求に応じて起動した後、位置登録信号をW−
CDMA基地局3に送信し、携帯電話端末1とW−CD
MA基地局3間で位置登録処理を実行する(S10
6)。W−CDMA基地局3は、この位置登録処理が完
了した場合には、その旨を示す位置登録完了通知を通信
回線を介して携帯電話事業者交換網4に対して送信する
(S107)。
【0039】携帯電話事業者交換網4は、W−CDMA
基地局3から位置登録完了通知を受信する。そして、携
帯電話事業者交換網4は、通信回線を介してW−CDM
A基地局3に対して当該携帯電話端末1への着信要求を
送信する(S108)。
【0040】W−CDMA基地局3は、携帯電話事業者
交換網4から送信された着信要求を受信する。W−CD
MA基地局3は、この着信要求に応じて、携帯電話端末
1に対してページング信号を送信する(S109)。
【0041】携帯電話端末1は、W−CDMA無線部1
1及びW−CDMA制御部12によってページング信号
を受信する。その後、W−CDMA基地局3と携帯電話
端末1のW−CDMA通信処理部101の間で着信処理
を実行する(S110)。そして、携帯電話端末1は通
話状態に移行する。
【0042】このような一連の処理により、携帯電話端
末1においてW−CDMA通信処理部101が停止状態
にあったとしても、W−CDMA方式の着信処理を行う
ことができる。
【0043】続いて、携帯電話端末1のPDC通信処理
部102からW−CDMA通信処理部101に対して通
知された起動要求(図3:S103)に応じてW−CD
MA通信処理部101が正常に起動しなかった場合の処
理について説明する。図4は、この処理を示すシーケン
ス図である。携帯電話端末1では、図3の場合と同様
に、初期状態において、W−CDMA通信処理部101
は停止した状態にあり、PDC通信処理部102は位置
登録が完了し、待受け状態にある。
【0044】携帯電話事業者交換網4は携帯電話端末1
に対しW−CDMA方式よる通信を要求する着信を検出
し、PDC基地局2に対してW−CDMA通信処理部起
動要求を送信する(S201)。PDC基地局2は、当
該W−CDMA通信処理部起動要求の受信に応じて、携
帯電話端末1に対してPDC方式によりW−CDMA通
信処理部起動要求を含むページング信号を送信する(S
202)。携帯電話端末1は、PDC通信処理部102
によってこのページング信号を受信し、当該ページング
信号中に含まれるW−CDMA通信処理部起動要求に基
づいて、PDC制御部14は、W−CDMA制御部12
に対して起動要求を行なう(S203)。
【0045】W−CDMA制御部12は、当該起動要求
を受けてW−CDMA無線部11の電源をオン状態にす
る。このとき、W−CDMA制御部12は、当該W−C
DMA無線部11が正常に起動しなかったことを検出し
たものとする。例えば、受信品質の測定の結果、通信を
行うために必要な受信品質を有するチャネルを検出でき
なかったような場合である。このような場合に、W−C
DMA制御部12は、PDC制御部14に対して起動エ
ラー通知を行う(S204)。PDC制御部14は、こ
の起動エラー通知を受けて、PDC基地局2に対してW
−CDMA方式にて着信不可であり、PDC方式により
着信可能であることを示す着信無線状態報告を送信する
(S205)。
【0046】PDC基地局2は、携帯電話端末1より当
該着信無線状態報告を受信する。そして、PDC基地局
2と携帯電話端末1のPDC通信処理部102との間で
通常の着信処理を実行する(S206)。
【0047】このように、W−CDMAにより通信でき
ない状況にある場合でもPDC方式により着信を行うこ
とができるため、PDCの無線エリアとW−CDMAの
無線エリアとを意識することなく、より広い無線エリア
において通信可能になる。
【0048】続いて、本発明の実施の形態1にかかる移
動体通信システムにおける携帯電話事業者交換網4、P
DC基地局2及び携帯電話端末1のそれぞれの処理フロ
ーを図5、図6及び図7を用いて説明する。尚、W−C
DMA基地局3については、基本的に通常の処理と同じ
であるため、説明を省略する。
【0049】最初に図5に示すフローチャートを用いて
携帯電話事業者交換網4の処理フローを説明する。
【0050】携帯電話事業者交換網4は、携帯電話端末
1に対する着信を検出した場合(S301)、その着信
がW−CDMA方式の利用を要求するものであるかどう
かを判定する(S302)。携帯電話事業者交換網4
が、着信はW−CDMA方式の利用を要求するものでな
いと判定した場合には、PDC方式による通信を行なう
(S303)。
【0051】他方、携帯電話事業者交換網4が、着信は
W−CDMA方式の利用を要求するものであると判定し
た場合には、PDC基地局2に対してW−CDMA通信
処理部起動要求を送信する(S304)。
【0052】その後、PDC基地局2から着信不可通知
を受信した場合(S305)には、着信失敗と判断し
(S308)、その旨のメッセージを発呼者側に通知す
る。他方、PDC基地局2から着信不可通知を受信しな
い場合(S305)には、PDC基地局2から位置登録
完了通知を受信したか否かを判定する(S306)。そ
して、携帯電話事業者交換網4がPDC基地局2から予
め定められた時間内に当該位置登録完了通知を受信しな
かった場合には、着信失敗と判断し(S308)、その
旨のメッセージを発呼者側に通知する。
【0053】他方、携帯電話事業者交換網4が、当該位
置登録完了通知を受信した場合には、着信要求をW−C
DMA基地局3に対して送信する(S307)。
【0054】次に、図6に示すフローチャートを用いて
PDC基地局2の処理フローについて説明する。
【0055】まず、PDC基地局2は、携帯電話事業者
交換網4からW−CDMA通信処理部起動要求通知を受
信すると(S401)、携帯電話端末1に対してPDC
方式によりW−CDMA通信処理部起動要求を含むペー
ジング信号を送信する(S402)。
【0056】PDC基地局2は、その後、予め定められ
た時間内に携帯電話端末1から着信無線状態報告を受信
したかどうかを判定する(S403)。PDC基地局2
が予め定められた時間内に携帯電話端末1から着信無線
状態報告を受信しない場合には、携帯電話事業者交換網
4に対して着信不可通知を行なう(S404)。
【0057】PDC基地局1が携帯電話端末1から着信
無線状態報告を受信した場合には、その内容がW−CD
MAにて着信可能であることを示すものであるか否かに
ついて判定する(S405)。着信無線状態報告がW−
CDMAにて着信可能であることを示すものでない場
合、即ちPDCにて着信可能であることを示す場合に
は、PDC基地局2は、携帯電話端末1のPDC通信処
理部102との間で通常の着信処理を実行する(S40
7)。また、着信無線状態報告がW−CDMAにて着信
可能であること示すものである場合には、PDC基地局
2は、処理完了とし特に今回の着信に関してはさらなる
処理を行なわない(S406)。
【0058】次に、図7に示すフローチャートを用いて
携帯電話端末1の処理フローについて説明する。
【0059】携帯電話端末1がPDC通信処理部102
においてPDC基地局2からW−CDMA通信処理部起
動要求を受信した場合(S501)には、PDC通信処
理部102からW−CDMA通信処理部101に対して
この起動要求を通知する(S502)。W−CDMA制
御部12は、当該起動要求を受けてW−CDMA無線部
11の電源をオン状態にし、W−CDMA通信処理部1
01を起動状態にする(S503)。
【0060】このとき、W−CDMA通信処理部101
が正常に起動しなかった場合(S504)、即ち、PD
C通信処理部102がW−CDMA通信処理部101か
ら起動エラー通知を受けた場合には、PDC通信処理部
102からPDC基地局2に対して、W−CDMAにて
着信不可であり、PDCにて着信可能であることを示す
着信無線状態報告を送信する(S506)。この場合に
は、PDC基地局2と携帯電話端末1のPDC通信処理
部102との間で通常の着信処理を実行する(S51
0)。
【0061】他方、W−CDMA通信処理部101が正
常に起動した場合(S504)には、即ち、W−CDM
A通信処理部101からPDC通信処理部102が起動
確認を受けた場合には、PDC通信処理部102はPD
C基地局2に対してW−CDMAにて着信可能であるこ
とを示す着信無線状態報告を送信する(S505)。
【0062】そして、携帯電話端末1のW−CDMA制
御部12は、W−CDMA無線部11によって、位置登
録信号をW−CDMA基地局3に送信する(S50
7)。次に携帯電話端末1は、W−CDMA基地局3か
ら送信されたページング信号をW−CDMA無線部11
及びW−CDMA制御部12によって受信する(S50
8)。その後、携帯電話端末1のW−CDMA通信処理
部101は、W−CDMA基地局3との間で着信処理を
実行する(S509)。これに続いて、携帯電話端末1
は通話状態に移行する。
【0063】以上、説明したように、本発明の実施の形
態1にかかる移動体通信端末では、W−CDMA無線部
の電源を待受け時にオフ状態にすることができ、電力消
費を削減することができる。
【0064】また、待受け時には、W−CDMA無線部
は停止状態にあり位置更新処理は行われないため、位置
更新処理に伴うトラフィックを軽減でき、W−CDMA
方式の無線リソースを軽減できるという効果もある。
【0065】さらには、本発明の実施の形態1にかかる
移動体通信システムでは、W−CDMA方式の無線ネッ
トワークを変更することなく実現可能である。そのた
め、国際的な標準化仕様(3GPP仕様)を変更する必
要がないため、導入が極めて容易である。
【0066】発明の実施の形態2.次に本発明の実施の
形態2にかかる移動体通信システムについて図8に示す
シーケンス図を用いて説明する。尚、この発明の実施の
形態2にかかる移動体通信システムの全体構成及び携帯
電話端末の構成は、図1及び図2に示す構成と同様であ
り、説明を省略する。
【0067】図8に示すシーケンス図は、携帯電話端末
1に対しW−CDMA方式よる通信を要求する着信があ
った場合の処理を示している。この発明の実施の形態2
にかかる携帯電話端末1では、初期状態において、PD
C通信処理部102は位置登録が完了し、待受け状態に
ある。他方、W−CDMA通信処理部101は、位置登
録が完了し、待受け状態にあるが、ページングチャネル
(PCH)のモニタリングは行なっていない状態にあ
る。即ち、W−CDMA通信処理部101は、PCHモ
ニタリングを行なっていない分、電源消費を削減してい
る。
【0068】まず、携帯電話事業者交換網4が、携帯電
話端末1に対しW−CDMA方式よる通信を要求する着
信を検出したとする。この場合、携帯電話事業者交換網
4は、通信回線を介してW−CDMA基地局3に対して
着信要求を送信する(S601)。
【0069】W−CDMA基地局3は、携帯電話事業者
交換網4から着信要求を受信する。そして、W−CDM
A基地局3は、携帯電話端末1に対してW−CDMA方
式によりページング信号を送信する(S602)。この
例では、携帯電話端末1は、PCHモニタリングを行な
っていないため、W−CDMA基地局3より送信された
ページング信号を受信することができない。
【0070】このため、携帯電話事業者交換網4は、P
DC基地局2に対してW−CDMA通信処理部起動要求
を通信回線を介して送信する(S603)。
【0071】PDC基地局2は、携帯電話事業者交換網
4からW−CDMA通信処理部起動要求を受信する。そ
して、PDC基地局2は、携帯電話端末1に対してPD
C方式によりW−CDMA通信処理部起動要求を含むペ
ージング信号を送信する(S604)。
【0072】携帯電話端末1は、PDC通信処理部10
2によってこのページング信号を受信する。そして、当
該ページング信号中に含まれるW−CDMA通信処理部
起動要求に基づいて、PDC制御部14は、W−CDM
A制御部12に対して起動要求を行なう(S605)。
W−CDMA制御部12は、当該起動要求を受けてW−
CDMA無線部11によりPCHモニタリングを開始す
る。そして、W−CDMA制御部12は、当該W−CD
MA無線部11が正常に起動し、ページング信号が受信
できたことを確認して、起動確認をPDC制御部14に
通知する(S606)。
【0073】PDC制御部14は起動確認を受けて、P
DC基地局2に対してW−CDMAにて着信可能である
ことを示す着信無線状態報告を送信する(S607)。
PDC基地局2は、携帯電話端末1より当該着信無線状
態報告を受信する。
【0074】その後、W−CDMA基地局3と携帯電話
端末1のW−CDMA通信処理部101の間で着信処理
を実行する(S608)。これに続いて、携帯電話端末
1は通話状態に移行する。
【0075】このような一連の処理により、携帯電話端
末1においてW−CDMA通信処理部101がPCHの
モニタリングを停止した状態にあったとしても、W−C
DMA方式の着信処理を行なうことができる。
【0076】発明の実施の形態3.次に本発明の実施の
形態3にかかる移動体通信システムについて図9に示す
シーケンス図を用いて説明する。尚、この発明の実施の
形態3にかかる移動体通信システムの全体構成及び携帯
電話端末の構成は、図1及び図2に示す構成と同様であ
り、説明を省略する。この発明の実施の形態3では、P
DC基地局が携帯電話端末1からW−CDMAにより着
信可能であることを示す着信無線状態報告を受け、携帯
電話事業者交換網4に対してその旨を通知し、当該携帯
電話事業者交換網4から再度W−CDMA基地局3に対
して着信要求を行なっている点に特徴を有する。
【0077】図9に示すシーケンス図は、携帯電話端末
1に対しW−CDMA方式よる通信を要求する着信があ
った場合の処理を示している。この発明の実施の形態3
にかかる携帯電話端末1では、初期状態において、PD
C通信処理部102は位置登録が完了し、待受け状態に
ある。また、W−CDMA通信処理部101は、停止し
ておらず、位置登録が完了し、待受け状態にあるが、P
CHモニタリングは行なっていない状態にある。即ち、
W−CDMA通信処理部101は、PCHモニタリング
を行なっていない分、電源消費を削減している。
【0078】まず、携帯電話事業者交換網4が、携帯電
話端末1に対しW−CDMA方式よる通信を要求する着
信を検出したとする。この場合、携帯電話事業者交換網
4は、W−CDMA基地局3に対して着信要求を通信回
線を介して送信する(S701)。
【0079】W−CDMA基地局3は、携帯電話事業者
交換網4から着信要求を受信する。そして、W−CDM
A基地局3は、携帯電話端末1に対してW−CDMA方
式によりページング信号を送信する(S702)。この
例では、携帯電話端末1では、PCHモニタリングを行
なっていないため、W−CDMA基地局3より送信され
たページング信号を受信することができない。
【0080】このため、携帯電話事業者交換網4は、P
DC基地局2に対してW−CDMA通信処理部起動要求
を通信回線を介して送信する(S703)。
【0081】PDC基地局2は、携帯電話事業者交換網
4からW−CDMA通信処理部起動要求を受信する。そ
して、PDC基地局2は、携帯電話端末1に対してPD
C方式によりW−CDMA通信処理部起動要求を含むペ
ージング信号を送信する(S704)。
【0082】携帯電話端末1は、PDC通信処理部10
2によってこのページング信号を受信する。そして、当
該ページング信号中に含まれるW−CDMA通信処理部
起動要求に基づいて、PDC制御部14は、W−CDM
A制御部12に対して起動要求を行なう(S705)。
W−CDMA制御部12は、当該起動要求を受けてW−
CDMA無線部11によりPCHモニタリングを開始す
る。そして、W−CDMA制御部12は、当該W−CD
MA無線部11が正常に起動し、ページング信号が受信
できたことを確認して、起動確認をPDC制御部14に
通知する(S706)。PDC制御部14は起動確認を
受けて、PDC基地局2に対してW−CDMA方式にて
着信可能であることを示す着信無線状態報告を送信する
(S707)。
【0083】PDC基地局2は、携帯電話端末1より当
該着信無線状態報告を受信する。そして、このPDC基
地局2は、当該着信無線状態報告の受信に応じて、携帯
電話事業者交換網4に対して、W−CDMA通信処理部
着信可能通知を送信する(S708)。
【0084】携帯電話事業者交換網4は、このW−CD
MA通信処理部着信可能通知を受信し、再度、W−CD
MA基地局3に対して着信要求を通信回線を介して送信
する(S709)。
【0085】W−CDMA基地局3は、携帯電話事業者
交換網4から着信要求を受信する。そして、W−CDM
A基地局3は、携帯電話端末1に対してW−CDMA方
式によりページング信号を送信する(S710)。携帯
電話端末1は、W−CDMA通信処理部101によって
このページング信号を受信し、W−CDMA基地局3と
の間で通常の着信処理を実行する(S711)。これに
続いて、携帯電話端末1は通話状態に移行する。
【0086】このような一連の処理により、携帯電話端
末1においてW−CDMA通信処理部101がPCHの
モニタリングを停止した状態にあったとしても、W−C
DMA方式の着信処理を行うことができる。
【0087】発明の実施の形態4.本発明の実施の形態
4は、PDC通信処理部102が無線エリア外や弱電界
を検出した場合の処理に特徴を有する。尚、この発明の
実施の形態4にかかる移動体通信システムの全体構成及
び携帯電話端末の構成は、図1及び図2に示す構成と同
様であり、説明を省略する。
【0088】図10のフローチャートを用いて、本発明
の実施の形態4にかかる携帯電話端末1の処理を説明す
る。この携帯電話端末1では、初期状態において、W−
CDMA通信処理部101は停止した状態にあり、PD
C通信処理部102は位置登録が完了し、待受け状態に
ある(S801)。このような状態において、PDC通
信処理部102が無線エリア外や弱電界を検出した場合
(S802)には、停止状態にあったW−CDMA通信
処理部101を起動し、PCHのモニタリングを実行す
る(S803)。このとき、PDC通信処理部102
は、起動状態を維持している。
【0089】このように、PDC通信処理部102が無
線エリア外や弱電界を検出した場合、即ち通信状態の劣
化を検出した場合には、W−CDMA通信処理部101
により着信できるような状態に移行しているため、着信
の取り逃しを回避することができる。
【0090】尚、PDC通信処理部102が通信状態の
劣化を検出するには、受信信号の電界強度の他、BER
(Bit Error Rate)やSNR(Signal to Noise Rati
o)等により信号品質を評価するようにしてもよい。
【0091】発明の実施の形態5.本発明の実施の形態
5は、PDCの報知情報(system information)中に、
W−CDMA方式による通信のために必要なチャネルを
捕捉するために必要なチャネル情報として周波数やスク
ランブリングコード(スクランブルコード)を含めたこ
とを特徴とするものである。この発明の実施の形態5
は、発明の実施の形態1乃至3にかかる処理シーケンス
において、携帯電話端末1のPDC通信処理部102か
らの起動通知を受けてW−CDMA通信処理部101が
起動する場合の処理に関するものである。尚、この発明
の実施の形態5にかかる移動体通信システムの全体構成
及び携帯電話端末の構成は、図1及び図2に示す構成と
同様であり、説明を省略する。
【0092】図11のフローチャートを用いて、本発明
の実施の形態5にかかる携帯電話端末1の処理を説明す
る。まず、携帯電話端末1のW−CDMA通信処理部1
01は、PDC通信処理部102からの起動通知を受け
て起動処理を開始する(S901)。このとき、PDC
の報知情報より既にW−CDMAの周波数・スクランブ
リングコードを受信しているか否かが確認される(S9
02)。このPDCの報知情報は、PDC基地局2から
PDC方式により特定のチャネル、例えばBCCHによ
って送信される。また、ここでいうW−CDMAの周波
数は、携帯電話端末1が位置する領域においてW−CD
MA方式により通信可能なチャネルの周波数の候補のこ
とをいい、通常、2又は3の周波数が候補としてあげら
れる。また、スクランブリングコードも同様である。携
帯電話端末1は、W−CDMAの周波数及びスクランブ
リングコードを受信していない場合には、通常のW−C
DMA通信処理部101の起動処理を実行する(S90
4)。即ち、例えば300周波数のチャネルのスキャン
を行なった上で、受信可能な周波数のチャネルを選択す
る。そのため、起動が開始してから完了するまでに1分
以上の時間を要する場合もある。
【0093】他方、携帯電話端末1が報知情報よりW−
CDMAの周波数及びスクランブリングコードを受信し
ていた場合には、受信した周波数及びスクランブリング
コードを用いてW−CDMA通信処理部101の起動処
理を実行する(S903)。この場合には、通常、2、
3のチャネルのみスキャンすればよいため、起動が開始
してから完了するまでの時間、即ち起動時間を大幅に短
くすることができる。尚、この例では、チャネル情報と
して周波数とスクランブリングコードの双方を例示した
が、いずれか一方でもよく、またその他の情報であって
もよい。
【0094】発明の実施の形態6.本発明の実施の形態
6は、発明の実施の形態5と同様に、PDCの報知情報
中に、W−CDMA方式による通信のために必要なチャ
ネルを捕捉するために必要なチャネル情報としてW−C
DMAの周波数やスクランブリングコードを含めたこと
を特徴とするものである。特に、この発明の実施の形態
6では、電源がオフ状態にある携帯電話端末1の電源を
オン状態にした場合の処理に関するものである。尚、こ
の発明の実施の形態6にかかる移動体通信システムの全
体構成及び携帯電話端末の構成は、図1及び図2に示す
構成と同様であり、説明を省略する。
【0095】図12のフローチャートを用いて、本発明
の実施の形態6にかかる携帯電話端末1の処理を説明す
る。まず、携帯電話端末1の電源をオン状態にすると
(S1001)、PDC通信処理部102及びW−CD
MA通信処理部101ともに起動を開始する(S100
2)。一般にPDC通信処理部102とW−CDMA通
信処理部101とでは、W−CDMA通信処理部101
の方がPDC通信処理部102よりも処理が複雑である
ため、PDC通信処理部102の方が早く起動が完了す
る。
【0096】起動が完了したPDC通信処理部102
は、PDCの報知情報中に含まれるW−CDMAの周波
数・スクランブリングコードを受信する(S100
3)。そして、受信した周波数及びスクランブリングコ
ードを用いてW−CDMA通信処理部101の起動処理
を実行する(S1004)。この場合には、通常、2、
3のチャネルのみスキャンすればよいため、起動が開始
してから完了するまでの時間、即ち起動時間を大幅に短
くすることができる。尚、この例では、チャネル情報と
して周波数とスクランブリングコードの双方を例示した
が、いずれか一方でもよく、またその他の情報であって
もよい。
【0097】発明の実施の形態7.本発明の実施の形態
7は、着信時に、PDC方式及びW−CDMA方式のど
ちらの方式で応答するかをユーザに選択させるものであ
る。尚、この発明の実施の形態7にかかる移動体通信シ
ステムの全体構成及び携帯電話端末の構成は、図1及び
図2に示す構成と同様であり、説明を省略する。
【0098】図13のフローチャートを用いて、本発明
の実施の形態7にかかる携帯電話端末1の処理を説明す
る。携帯電話端末1では、初期状態において、W−CD
MA通信処理部101は停止した状態にあり、PDC通
信処理部102は位置登録が完了し、待受け状態にあ
る。
【0099】携帯電話端末1のW−CDMA通信処理部
101が起動要求を受信すると(S1101)、その表
示装置19に受信システムの選択を促すメッセージを表
示する(S1102)。ユーザがこのメッセージに応じ
てキーボード16を操作し、受信方式の選択を入力す
る。ここで、ユーザがW−CDMA方式を選択した場合
(S1103)には、W−CDMA通信処理部101を
起動し、位置登録後、着信処理を行なう(S110
4)。この場合には、W−CDMA方式により通話する
ことになる。他方、ユーザがW−CDMA方式を選択し
なかった場合には、PDC通信処理部102により着信
処理を実行する(S1105)。この場合には、PDC
方式により通話することになる。尚、この例では、受信
方式の選択を促すメッセージを表示装置19に表示する
ようにしたが、これに限らず、音声により出力してもよ
い。また、受信方式の選択入力も音声により可能であ
る。
【0100】その他の発明の実施の形態.尚、上述の例
では、2つの通信方式にて通信を行なうことができるデ
ュアル端末を例示し説明したが、これに限らず、3つ以
上の通信方式にて通信を行なうことができるマルチモー
ド端末であっても適用可能である。また、その通信方式
もPDC方式、W−CDMA方式に限定されるものでは
なく、PHS方式、cdma2000方式等その他の通信方
式であってもよい。
【0101】また、上述の例では、特に受信処理に関し
て消費電力の違いが大きい2つの通信方式を例にあげた
が、これに限らず、消費電力が同程度の通信方式であっ
てもよい。この場合にも、一方の通信方式を処理する通
信処理部を停止状態等にすることによって省電力化の効
果を得ることができる。さらには、消費電力が少ない側
の通信方式を処理する通信処理部を停止状態等にするこ
とでも効果は少なくなるが、全体的な省電力化は達成可
能である。
【0102】W−CDMA方式による通信が終了した場
合には、基本的に、W−CDMA通信処理部101は停
止状態またはページングチャネルのモニタリング停止状
態に移行する。これにより、さらに移動体通信端末の省
電力化が図れる。
【0103】上述の例で、携帯電話端末1は、W−CD
MA方式により通話している間は、PDC通信処理部1
02を停止させるようにしてもよい。若しくは、この間
は、PDC通信処理部102は、PCHのモニタリング
を停止するようにしてもよい。
【0104】
【発明の効果】本発明により、消費電力の削減を図るこ
とができる移動体通信端末、移動体通信システム及び通
信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる移動体通信システムの構成図で
ある。
【図2】本発明にかかる移動体通信端末の構成図であ
る。
【図3】本発明にかかる移動体通信システムの処理を示
すシーケンス図である。
【図4】本発明にかかる移動体通信システムの処理を示
すシーケンス図である。
【図5】本発明にかかる携帯電話事業者交換網の処理を
示すフローチャートである。
【図6】本発明にかかるPDC基地局の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明にかかる携帯電話端末の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明にかかる移動体通信システムの処理を示
すシーケンス図である。
【図9】本発明にかかる移動体通信システムの処理を示
すシーケンス図である。
【図10】本発明にかかる移動体通信端末の処理を示す
フローチャートである。
【図11】本発明にかかる移動体通信端末の処理を示す
フローチャートである。
【図12】本発明にかかる移動体通信端末の処理を示す
フローチャートである。
【図13】本発明にかかる移動体通信端末の処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話端末 2 PDC基地局 3 W−CDM
A基地局 4 携帯電話事業者交換網 11 W−CDMA無線部 12 W−CDMA制御部 13 PDC無線部 14 PDC制御部 101 W−CDMA通信処理部 102 PDC通信処理部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信方式による通信を処理する第
    1の通信処理部と、第2の通信方式による通信を処理す
    る第2の通信処理部とを備え、当該第1の通信方式及び
    当該第2の通信方式により通話可能な移動体通信端末で
    あって、 初期段階において前記第1の通信処理部は起動状態と
    し、前記第2の通信処理部は停止状態とするとともに、 前記第1の通信処理部は、前記第1の通信方式を実行す
    る第1の基地局から送信された起動要求を受信する手段
    と、 前記起動要求に応じて第2の通信処理部に対して起動要
    求を通知する手段とを有し、 前記第2の通信処理部は、前記第1の通信処理部から通
    知された起動要求に応じて起動する手段とを有する移動
    体通信端末。
  2. 【請求項2】 第1の通信方式による通信を処理する第
    1の通信処理部と、第2の通信方式による通信を処理す
    る第2の通信処理部とを備え、当該第1の通信方式及び
    当該第2の通信方式により通話可能な移動体通信端末で
    あって、 初期段階において前記第1の通信処理部は起動状態と
    し、前記第2の通信処理部は位置登録完了後ページング
    チャネルのモニタリングを停止している状態とするとと
    もに、 前記第1の通信処理部は、前記第1の通信方式を実行す
    る第1の基地局から送信された起動要求を受信する手段
    と、 前記起動要求に応じて第2の通信処理部に対して起動要
    求を通知する手段とを有し、 前記第2の通信処理部は、前記第1の通信処理部から通
    知された起動要求に応じて起動し、ページングチャネル
    のモニタリングを開始する手段とを有する移動体通信端
    末。
  3. 【請求項3】 前記第1の通信処理部は、前記第2の通
    信処理部の起動にエラーが生じた場合には、前記第1の
    基地局との間で着信処理を実行することを特徴とする請
    求項1又は2記載の移動体通信端末。
  4. 【請求項4】 前記第1の通信処理部が前記第1の基地
    局との通信状態の劣化を検出した場合には、前記第2の
    通信処理部を起動することを特徴とする請求項1又は2
    記載の移動体通信端末。
  5. 【請求項5】 前記第1の通信処理部は、前記第1の基
    地局より送信された報知情報中に含まれる第2の通信方
    式にかかるチャネルを捕捉するために必要なチャネル情
    報を受信し、 前記第2の通信処理部は、前記第1の通信処理部が受信
    したチャネル情報に基づいて起動することを特徴とする
    請求項1又は2記載の移動体通信端末。
  6. 【請求項6】 前記移動体通信端末は、前記第1の基地
    局から起動要求を受信した場合に、前記第1の通信方式
    又は前記第2の通信方式のいずれかの選択に関する入力
    を促すメッセージを提示する提示装置を備え、 当該選択の入力に基づいて、前記第1の通信方式又は前
    記第2の通信方式のいずれかを選択し、着信処理を実行
    することを特徴とする請求項1又は2記載の移動体通信
    端末。
  7. 【請求項7】 第1の通信方式による通信を処理する第
    1の通信処理部と、第2の通信方式による通信を処理す
    る第2の通信処理部とを備え、当該第1の通信方式及び
    当該第2の通信方式により通話可能な移動体通信端末で
    あって、 第1の通信処理部は、前記第1の基地局より送信された
    報知情報中に含まれる第2の通信方式にかかるチャネル
    を捕捉するために必要なチャネル情報を受信し、 前記第2の通信処理部は、前記第1の通信処理部が受信
    したチャネル情報に基づいて起動する移動体通信端末。
  8. 【請求項8】 第1の通信方式及び第2の通信方式によ
    り通話可能な移動体通信端末と、第1の通信方式により
    通信を行なう第1の基地局と、第2の通信方式により通
    信を行なう第2の基地局と、当該第1の基地局及び第2
    の基地局と接続された交換網とを備えた移動体通信シス
    テムであって、 前記交換網は、前記移動体通信端末に対する第2の通信
    方式による着信要求があった場合に、前記第1の基地局
    に対して起動要求を送信し、 前記第1の基地局は、前記起動要求を受信し、前記第1
    の通信方式によって前記移動体通信端末に対して起動要
    求を送信し、 前記移動体通信端末は、第1の基地局から前記起動要求
    を受信し、初期段階において停止状態にある第2の通信
    方式による通信を処理する通信処理部を起動する移動体
    通信システム。
  9. 【請求項9】 第1の通信方式及び第2の通信方式によ
    り通話可能な移動体通信端末と、第1の通信方式により
    通信を行なう第1の基地局と、第2の通信方式により通
    信を行なう第2の基地局と、当該第1の基地局及び第2
    の基地局と接続された交換網とを備えた移動体通信シス
    テムであって、 前記交換網は、前記移動体通信端末に対する第2の通信
    方式による着信要求があった場合に、前記第1の基地局
    に対して起動要求を送信し、 前記第1の基地局は、前記起動要求を受信し、前記第1
    の通信方式によって前記移動体通信端末に対して起動要
    求を送信し、 前記移動体通信端末は、第1の基地局から前記起動要求
    を受信し、初期段階において位置登録完了後ページング
    チャネルのモニタリングを停止している状態にある第2
    の通信方式による通信を処理する通信処理部を起動し、
    ページングチャネルのモニタリングを開始する移動体通
    信システム。
  10. 【請求項10】 前記第2の通信方式により通信を処理
    する通信処理部の起動にエラーが生じた場合には、前記
    移動体通信端末と前記第1の基地局との間で着信処理を
    実行することを特徴とする請求項8又は9記載の移動体
    通信システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の通信方式による通信状態の
    劣化を検出した場合には、前記第2の通信方式による通
    信を処理する通信処理部を起動することを特徴とする請
    求項8又は9記載の移動体通信システム。
  12. 【請求項12】 前記第1の基地局から第2の通信方式
    にかかるチャネルを捕捉するために必要なチャネル情報
    を含む報知情報を前記第1の通信方式により前記移動体
    通信端末に対して送信し、 前記移動体通信端末は、当該チャネル情報を受信し、こ
    のチャネル情報に基づいて第2の通信方式により通信を
    処理する通信処理部を起動することを特徴とする請求項
    8又は9記載の移動体通信システム。
  13. 【請求項13】 第1の通信方式及び第2の通信方式に
    より通話可能な移動体通信端末によって通信を行なう通
    信方法であって、 前記移動体通信端末に対する第2の通信方式による着信
    要求があった場合に、網側から第1の通信方式によって
    前記移動体通信端末に対して起動要求を送信するステッ
    プと、 前記移動体通信端末において、前記網側から前記起動要
    求を受信し、初期段階において停止状態にある第2の通
    信方式による通信を処理する通信処理部を起動するステ
    ップを備えた通信方法。
  14. 【請求項14】 第1の通信方式及び第2の通信方式に
    より通話可能な移動体通信端末によって通信を行なう通
    信方法であって、 前記移動体通信端末に対する第2の通信方式による着信
    要求があった場合に、網側から前記第1の通信方式によ
    って前記移動体通信端末に対して起動要求を送信するス
    テップと、 前記移動体通信端末において、前記網側から前記起動要
    求を受信し、初期段階において位置登録完了後ページン
    グチャネルのモニタリングを停止している状態にある第
    2の通信方式による通信を処理する通信処理部を起動
    し、ページングチャネルのモニタリングを開始するステ
    ップを備えた通信方法。
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