JP4617184B2 - 音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体 - Google Patents

音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、装置本体に内蔵されている、無線通信網に接続する無線通信インターフェースを用いて音声通話をおこなう音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体に関する。無線通信インターフェースとしては、具体的には、たとえば、装置本体に内蔵されている無線LANの音声通話インターフェース(以下、「内蔵無線LANインターフェース」という)とする。
従来のVoIP(Voice over IP)を利用した携帯電話機は、無線LANインターフェースしか搭載しておらず、通話できる場所が構内や社内等に限定されていた。そのため、無線LAN以外に公衆無線網も加えて複数のメディアを使用可能にし、通話できる場所を拡大するような装置が登場している(たとえば、下記非特許文献1を参照。)。
この従来の携帯電話機では、構内や社内は無線LANでVoIPを利用し、それ以外では携帯電話機の回線交換による通話方式を利用するというように、場所に応じて使用するメディアが限定されており、各メディアの圏外圏内やユーザ要求に応じたメディアの発着信制御も容易である。
無線LANシングルモードでは、通常のVoIPの状態遷移となる。また、ディジタル携帯電話の世界統一規格であるIMT−2000に準拠した高速パケット通信インターフェースによるIMT−2000シングルモードでは、通常の回線交換通話の状態遷移のみとなる。また、デュアルモードでは、待ち受けのみ無線LANを利用したVoIPと、回線交換を利用した通話の両方でおこなうが、発着信の後は、通常のVoIPの状態遷移、もしくは通常の回線交換通話の状態遷移に移行する。したがって、従来のVoIPを利用した携帯電話機では、状態遷移が3種類に限られ、モード管理が容易である。
NTT DoCoMo ビジネスオンライン−N900iL FOMA特性・仕様、[online]、[平成17年3月22日検索]、インターネット<URL:http://www.docomo.biz/html/product/cordless/n900il/foma.html>
しかしながら、上述した従来のVoIPを利用した携帯電話機において、無線LANインターフェースのほかに、他のWAN型インターフェースを外付けする場合、WAN用インターフェースのメディアごとに音声通話/データ通信への対応が異なることとなり、装着されたインターフェースに応じて、発着信制御を変更しなければならないという問題があった。
たとえば、データ通信機能と音声通話機能の両方を持つWAN型インターフェースカードとデータ通信機能だけを持つWAN型インターフェースカードでは動作が異なり、さらにWAN型インターフェースカード自体が装着されていないことがある。このようにWAN型インターフェースカードの着脱や種類により、使用可能なデータ通信機能、音声通話機能などの組み合わせが動的に変化する。
このため、装着可能なすべてのインターフェースカードとその機能についての組み合わせとそれに応じた発着信制御方法をサポートすると、制御が非常に煩雑になるばかりでなく、制御に必要な状態遷移の記述を格納するメモリも増大して、搭載可能なメモリ容量をオーバーしてしまうという問題が生じることとなる。
たとえば、データ通信しかサポートしないWAN型インターフェースカードが持つ状態遷移と、音声通話機能のあるWAN型インターフェースカードが持つ状態遷移、さらにWAN型インターフェースカードを装着していないときの状態遷移を別個に考えると、それだけで状態遷移が3つ存在する。また、無線LAN圏内と圏外で動作を変更すると、さらに2倍の状態遷移を有することになる。またさらに、ユーザの希望するインターフェースで発信することを考慮すると、また2つの状態遷移が増えることになる。このように複雑化した状態遷移の中から、必要最小限の状態遷移(モード)を効率的に選択することは、ユーザにとって面倒であるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、通話品質、省電力化および通話コストのトレードオフを効率的に図ることができる音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、VoIP方式のみにより待ち受けを行う第1の待ち受けモードと、回線交換方式のみにより待ち受けを行う第2の待ち受けモードと、前記VoIP方式及び前記回線交換方式の双方で待ち受けを行う第3の待ち受けモードのうち1つを、着信の待ち受けモードとして設定可能な音声通話装置であって、前記VoIP方式による第1の無線通信網への接続を行う内蔵無線通信インターフェースと、第2の無線通信網への接続を行う外付け無線通信インターフェースを装着する外付けインターフェース装着部とを備え、前記外付けインターフェース装着部への前記外付け無線通信インターフェースの装着を検出し、装着が検出された前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースであるか否かを判別し、前記外付け無線通信インターフェースの装着が検出されない場合、または、前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースでないと判別された場合、前記第1の待ち受けモードに設定し、前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式に対応したインターフェースであると判別された場合、前記第1の待ち受けモードと前記第2の待ち受けモードと前記第3の待ち受けモードの中から1つを選択する選択手段により選択された待ち受けモードに設定することを要件とする。
本発明にかかる音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体によれば、通話品質、省電力化および通話コストのトレードオフを効率的に図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(音声通話装置のハードウェア構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる音声通話装置のハードウェア構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる音声通話装置のハードウェア構成を示す説明図である。図1において、100は音声通話装置内の各部に電力を供給する電源、101は装置全体の制御を司るCPU、102はプログラムやデータなどを記憶するメモリである。
また、103は数字キーや十字キーなどの各種操作ボタン、104はメニューなどを表示する液晶ディスプレイ、105は音声を装置内部に入力するマイク、106は逆に音声を装置外部に出力するスピーカである。また、107は、具体的には、IEEE802.11bなどによる無線通信を制御する内蔵無線LANインターフェースであり、CPU101を無線LANに接続するハードウェアである。この内蔵無線LANインターフェース107は、省電力状態中に無線LANからのビーコン信号に応じてパケットを間欠受信するパワーセービングモードを有し、CPU101の省電力化を図ることができる。
また、108は基地局との無線通信を制御する外付けWAN用インターフェースである。外付けWAN用インターフェース108は、たとえば、PDC(Personal Digital Cellular)カード、PHS(Personal Handyphone System)カード、ディジタル携帯電話の世界統一規格であるIMT−2000に準拠した高速通信用カードといった公衆無線網対応のハードウェアである。
外付けWAN用インターフェース108は、その種類により音声直接通話対応の外付けWAN用インターフェース108aであったり、音声通話非対応(すなわち、データ通信専用)の外付けWAN用インターフェース108bであったりする。外付けWAN用インターフェース108は、音声通話装置のカードスロット109に対し着脱することができる。
上述した音声通話装置では、外付けWAN用インターフェース108を着脱できる仕組みとなっているため、外付けWAN用インターフェース108の着脱の有無や、装着された外付けWAN用インターフェース108の音声直接通話対応/非対応に応じて様々な状態管理をおこなう必要がある。たとえば、ある外付けWAN用インターフェース108aでは公衆無線網の回線交換による音声通話が可能であるが、別の外付けWAN用インターフェース108bではパケット通信しかできない場合がある。
このとき、前者の外付けWAN用インターフェース108aと後者の外付けWAN用インターフェース108bでは異なる状態管理が必要になる。これらの様々な種類の外付けWAN用インターフェース108に対応し、本実施の形態では待ち受けモードの仮想化をおこない、必要最小限の4つの待ち受けモードを用意することで、外付けWAN用インターフェース108の差異を吸収する仕組みを提供する。また、この4つの待ち受けモードを提供することで、通話品質と低消費電力化と低コスト化のトレードオフをおこない、ユーザの嗜好(ローミング対応か省電力優先か等)に応じた待ち受けモード制御ができるようになる。
ここで、上述した4つの待ち受けモードについて説明する。上述した音声通話装置では、外付けWAN用インターフェース108の着脱および音声直接通話対応/非対応によって『VoIP(Voice over IP)専用モード』、『回線交換専用モード』、『VoIP優先モード』、『回線交換優先モード』の4つの待ち受けモードを設定することができる。これらの4つの待ち受けモードの選択により、通話品質、低消費電力化、低コスト化などのトレードオフをおこなう。
(VoIP専用モード)
まず、VoIP専用モードについて説明する。図2は、VoIP専用モードの状態遷移を示す図表である。VoIP専用モードとは、外付けWAN用インターフェース108の着脱の有無や音声直接通話対応/非対応に関わらず、VoIPにより通話(発着信)をおこなうための待ち受けモードである。
すなわち、VoIP専用モードは、VoIPの継続利用による内蔵無線LANインターフェース107と外付けWAN用インターフェース108のローミングと、無線LANやパケット網などの公衆無線網を使用することでコストの低下を実現する待ち受けモードである。図2に示すように、VoIP専用モードでは、無線LAN圏内である場合、公衆無線網の圏内外に関わらず内蔵無線LANインターフェース107を用いてVoIPにより通話(発着信)をおこなう。
一方、無線LAN圏外で、かつ公衆無線網圏内の場合には、公衆無線網を介して、音声直接通話対応の外付けWAN用インターフェース108aを用いてVoIPにより通話(発着信)をおこなう。なお、無線LAN圏外で、かつ公衆無線網圏内の場合において、外付けWAN用インターフェース108bが未装着または抜脱された場合、音声通話非対応の外付けWAN用インターフェース108bが装着されている場合には、通話(発着信)ができないこととなる。
また、無線LANおよび公衆無線網の両方の圏外の場合も、通話(発着信)はできない。VoIP専用モードでは、シームレスローミング機能を利用することにより、ネットワークを、無線LANから公衆無線網、または公衆無線網から無線LANへ切り換えてVoIPを切断することなく継続することができる。なお、無線LAN圏外では、公衆無線網を接続した状態であるため、消費電力が増加してしまう。したがって、状態遷移によって省電力化を図るシステムを導入する。このシステムについては後述する。
(回線交換専用モード)
つぎに、回線交換専用モードについて説明する。図3は、回線交換専用モードの状態遷移を示す図表である。回線交換専用モードとは、無線LANを一切使用せず、公衆無線網の回線交換による音声のみを使用して通話(発着信)をおこなう待ち受けモードである。すなわち、回線交換専用モードは、無線LAN機能を停止させて省電力化を図り、通話品質も向上させる待ち受けモードである。図3に示すように、公衆無線網圏内である場合、無線LAN圏内外に関わらず、公衆無線網により通話(発着信)をおこなう。
一方、公衆無線網圏外の場合には、通話(発着信)をおこなうことができない。回線交換専用モードでは、無線LANを使用しないため、内蔵無線LANインターフェース107への電力の供給を停止することができ、最も省電力化を図ることができる。なお、回線交換専用モードでは、公衆無線網のみを使用するため、無線LANを使用した場合に比べて通話料金が増大してしまうが、VoIPよりも通話品質がよいため、通話品質を重視する場合に用いるのが好ましい。
(VoIP優先モード)
つぎに、VoIP優先モードについて説明する。図4は、VoIP優先モードの状態遷移を示す図表である。VoIP優先モードとは、無線LANと公衆無線網の両方の音声通話網で待ち受けをおこなう待ち受けモードである。これにより、音声通話電話への到達性が向上する。すなわち、VoIP優先モードは、内蔵無線LANインターフェース107と外付けWAN用インターフェース108の両方で待ち受けをし、いつでもどこでも通話可能にし、通話品質と消費電力とコストのトレードオフを実現する待ち受けモードであり、電話を掛けるときにVoIP(低コスト化)を優先する。
図4に示すように、無線LAN圏内でかつ公衆無線網圏内である場合、内蔵無線LANインターフェース107と外付けWAN用インターフェース108aの両方の音声通話インターフェースで待ち受け(着信)をおこなう。発信する場合には、内蔵無線LANインターフェース107を用いてVoIPにより発信する。
また、無線LAN圏内でかつ公衆無線網圏外である場合、内蔵無線LANインターフェース107を用いてVoIPにより通話(発着信)をおこなう。一方、無線LAN圏外でかつ公衆無線網圏内である場合、外付けWAN用インターフェース108aを用いて、回線交換により音声通話を用いる。また、無線LANおよび公衆無線網の圏外の場合には、通話(発着信)はできない。
このVoIP優先モードでは、無線LAN圏内である場合、内蔵無線LANインターフェース107を用いて発着信の待ち受けをおこなうことができる。さらに、公衆無線網圏内である場合、発信の待ち受けに関しては、内蔵無線LANインターフェース107のみを用いて待ち受けをおこなうことができる。また、着信の待ち受けに関しては、外付けWAN用インターフェース108aを用いた回線交換による着信の待ち受けもおこなうことができる。
このように、無線LANのVoIPを優先的に使用することにより、低コストでの通話を実現することができる。一方、無線LAN圏外である場合、公衆無線網の回線交換による音声通話ができ、低消費電力で発着信の待ち受けをおこなうことができる。すなわち、VoIP優先モードは、通話品質よりも通話料金低減を優先した待ち受けモードである。
(回線交換優先モード)
つぎに、回線交換優先モードについて説明する。図5は、回線交換優先モードの状態遷移を示す図表である。回線交換優先モードとは、VoIP優先モードと同様に、無線LANと公衆無線網の両方の音声通話網で待ち受けをおこなう待ち受けモードである。これにより、音声通話電話への到達性が向上する。
すなわち、回線交換優先モードは、内蔵無線LANインターフェース107と外付けWAN用インターフェース108の両方で待ち受けをし、いつでもどこでも通話可能にし、通話品質と消費電力とコストのトレードオフを実現する待ち受けモードであり、電話を掛けるときに、外付けWAN用インターフェース108による回線交換での音声通話を優先(通話品質や消費電力を優先する)する。
図5に示すように、無線LAN圏内でかつ公衆無線網圏内である場合、内蔵無線LANインターフェース107と外付けWAN用インターフェース108aの両方の音声通話インターフェースで待ち受け(着信)をおこなう。そして、発信する場合には、外付けWAN用インターフェース108aを用いて回線交換によりおこなう。その他は、図4に示したVoIP優先モードの状態遷移と同様のため、説明を省略する。
この回線交換優先モードでは、公衆無線網圏内である場合、外付けWAN用インターフェース108aを用いて発着信の待ち受けをおこなうことができる。さらに、無線LAN圏内である場合、発信の待ち受けに関しては、外付けWAN用インターフェース108aのみを用いて待ち受けをおこなうことができる。また、着信の待ち受けに関しては、内蔵無線LANインターフェース107を用いたVoIPによる着信の待ち受けもおこなうことができる。
このように、公衆無線網の回線交換を優先的に使用することにより、通話品質の高い通話を実現することができる。一方、公衆無線網圏外である場合、無線LANのVoIPによる音声通話ができ、低コストで発着信の待ち受けをおこなうことができる。すなわち、回線交換優先モードは、通話料金低減よりも通話品質を優先した待ち受けモードである。
つぎに、外付けWAN用インターフェース108の種類によって利用できる待ち受けモードについて説明する。図6は、外付けWAN用インターフェース108の種類によって利用できる待ち受けモードを示す図表である。上述したように、外部WAN用インターフェース108の着脱の有無や音声直接通話対応/非対応に応じて、利用できる待ち受けモードがそれぞれ異なる。外付けWAN用インターフェース108としては、回線交換による音声通話のみ可能なカード、回線交換による音声通話およびデータ通信が可能なカード、データ通信のみ可能なカードなどがある。
図6において、外付けWAN用インターフェース108が未装着の場合、VoIP専用モードのみを利用することができる。また、内蔵無線LANインターフェース107のほか、公衆無線網による音声通話に対応している外付けWAN用インターフェース108aが装着されている場合、図2〜図5に示したすべての待ち受けモードを利用することができる。また、公衆無線網による音声通話に対応していない外付けWAN用インターフェース108bが装着されている場合、VoIP専用モードのみを利用することができる。
このように、装着された外付けWAN用インターフェース108が音声直接通話機能を有しているかを判別することによって、4つの待ち受けモードすべてを選択することができるか、あるいはVoIP専用モードしか選択できないかを判別することもできる。
また、待ち受けモードを選択において、ユーザの嗜好を設定し、ユーザの嗜好に基づいて待ち受けモードの自動設定をすることも可能である。具体的には、たとえば、ユーザがローミング優先と考えていれば、VoIP専用モードを、また、低消費電力を優先と考えていれば回線交換優先モードを自動的に設定することもできる。
(音声通話装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる音声通話装置の機能的構成について説明する。図7は、この発明の実施の形態にかかる音声通話装置700の機能的構成を示すブロック図である。図7において、音声通話装置700は、検出部701と、判別部702と、設定部703と、判定部704と、制御部705と、選択部706と、取得部707と、から構成されており、無線LANに接続する無線LANインターフェースを用いて音声通話をおこなう。
まず、検出部701は、装置本体に着脱可能な他のインターフェースの着脱を検出する。具体的には、たとえば、他のインターフェースとして、図1に示した外付けWAN用インターフェース108のカードスロット109への装着/未装着(または抜脱)を検出する。
また、判別部702は、検出部701によって検出された外付けインターフェースが公衆回線網の音声通話インターフェース、すなわち音声通話対応のインターフェースであるか否かを検出する。具体的には、カードスロット109に差し込まれた外付けWAN用インターフェース108からの識別信号および装置内部に保持する設定情報により、外付けWAN用インターフェース108が音声通話対応の外付けWAN用インターフェース108aか、音声通話非対応(データ通信専用)の外付けWAN用インターフェース108bか否かを判別する。
また、設定部703は、検出部701によって検出された検出結果または判別部702によって判別された判別結果に基づいて、内蔵無線LANインターフェース107または外付けWAN用インターフェース108のうち少なくともいずれか一つの音声通話インターフェースを用いて音声通話の発着信の待ち受けをおこなう待ち受けモードを設定する。この待ち受けモードとは、具体的には、たとえば、図2〜図5に示したVoIP専用モード、回線交換専用モード、VoIP優先モード、回線交換優先モードの4つの待ち受けモードから選ばれた待ち受けモードである。
具体的には、外付けWAN用インターフェース108が未装着(または抜脱)の場合、音声通話装置700は、内蔵無線LANインターフェース107でしか音声通話ができないこととなる。したがって、この場合は、無条件で、図2に示したVoIP専用モードに設定される。
また、カードスロット109に装着された外付けWAN用インターフェース108が音声通話非対応の外付けWAN用インターフェース108bである場合は、音声通話装置700は、内蔵無線LANインターフェース107もしくは外付けWANインターフェース108bのデータモードを用いたVoIPでしか音声通話ができないこととなる。したがって、この場合は、無条件で、図2に示したVoIP専用モードに設定される。
一方、カードスロット109に装着された外付けWAN用インターフェース108が音声通話対応の外付けWAN用インターフェース108aである場合、内蔵無線LANインターフェース107を用いたVoIPによる音声通話の待ち受けと、外付けWAN用インターフェース108aを用いた回線交換による音声通話の待ち受けとをおこなうことができる。したがって、この場合には、ユーザの手動選択操作または音声通話装置700の自動選択処理により、VoIP専用モード、回線交換専用モード、VoIP優先モード、回線交換優先モードの4つの待ち受けモードから選択することができる。
また、判定部704は、設定部703によってVoIP専用モードに設定された場合、無線LANと公衆回線網のうちいずれの音声通話網圏内にあるかを判定する。また、制御部705は、判定部704によって無線LANの圏外であると判定された場合、内蔵無線LANインターフェース107への電源供給を停止するように制御する。
具体的には、VoIP専用モードでは、上述したように、回線交換を利用せずすべてVoIPにより待ち受けをおこなうが、公衆無線網圏内外にかかわらず無線LAN圏内の場合、内蔵無線LANインターフェース107を用いたVoIPによる待ち受けをおこなう。
一方、無線LAN圏外でかつ公衆無線網圏内に限り、外付けWAN用インターフェース108aを用いたVoIPによる待ち受けをおこなう。すなわち、無線LAN圏外でかつ公衆無線網圏内の場合、内蔵無線LANインターフェース107を使用しないため、無線LAN圏外であると判定した場合、制御部705は、電源100から内蔵無線LANインターフェース107への電源供給を停止する制御をおこなう。これにより、省電力化を図ることができる。
同様に、判定部704は、設定部703によってVoIP/回線交換両用モード(VoIP優先モードまたは回線交換優先モード)に設定された場合、無線LANと公衆回線網のうちいずれの音声通話網圏内にあるかを判定する。そして、制御部705は、判定部704によって無線LANの圏外であると判定された場合、内蔵無線LANインターフェース107への電源供給を停止するように制御する。
具体的には、VoIP優先モードでは、上述したように、公衆無線網圏内外にかかわらず無線LAN圏内の場合、内蔵無線LANインターフェース107を用いたVoIPによる発着信の待ち受けをおこなう。さらに、公衆無線網圏内でもある場合、外付けWAN用インターフェース108aを用いた回線交換方式による待ち受けをおこなう。
一方、VoIP優先モードでは、無線LAN圏外でかつ公衆無線網圏内に限り、外付けWAN用インターフェース108aを用いた回線交換方式による待ち受けをおこなう。すなわち、無線LAN圏外でかつ公衆無線網圏内の場合、内蔵無線LANインターフェース107を使用しないため、無線LAN圏外であると判定した場合、制御部705は、電源100から内蔵無線LANインターフェース107への電源供給を停止する制御をおこなう。これにより、省電力化を図ることができる。
また、回線交換優先モードでは、上述したように、無線LAN圏内外にかかわらず公衆無線網圏内の場合、外付けWAN用インターフェース108aを用いた回線交換方式による待ち受けをおこなう。さらに、無線LAN圏内でもある場合、内蔵無線LANインターフェース107を用いたVoIPによる着信の待ち受けをおこなう。
すなわち、無線LAN圏外でかつ公衆無線網圏内の場合、内蔵無線LANインターフェース107を使用しないため、無線LAN圏外であると判定した場合、制御部705は、電源100から内蔵無線LANインターフェース107への電源供給を停止する制御をおこなう。これにより、省電力化を図ることができる。
また、選択部706は、VoIP専用モード、回線交換専用モード、VoIP優先モード、回線交換優先モードの4つの待ち受けモードの中のいずれか一つの待ち受けモードの選択を受け付ける。具体的には、たとえば、ユーザが図1に示した操作ボタン103を操作することにより、ユーザが選んだ待ち受けモードを設定することができる。
また、取得部707は、装置本体の使用状況に関する情報を取得する。使用状況に関する情報としては、装置本体の電池残量、通話料金の課金超過の有無、重要通話先のユーザ操作選択などが挙げられる。この場合、選択部706は、VoIP専用モード、回線交換専用モード、VoIP優先モード、回線交換優先モードの中から、取得部707によって取得された使用状況に関する情報に応じた待ち受けモードを自動選択する。
たとえば、電池残量が所定量以下であると判断された場合、回線交換専用モードを自動選択する。これにより、省電力化を図ることができ、使用途中での電池切れを極力回避することができる。また、通話料金が課金超過であると判断された場合、VoIP専用モードを自動選択する。これにより、通話コストの増加を自動的に低減することができる。また、重要通話先を選択した場合、回線交換優先モードを自動選択する。これにより、重要通話先に対して通話品質のよい音声通話を自動的におこなうことができる。
なお、上述した検出部701と、判別部702と、設定部703と、判定部704と、制御部705と、選択部706と、取得部707と、は、具体的には、たとえば、図1に示したメモリ102に記録されたプログラムを、CPU101が実行することによってその機能を実現する。
(音声通話処理)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる音声通話処理について説明する。図8は、この発明の実施の形態にかかる音声通話処理手順を示すフローチャートである。図8において、まず、電源ONになるのを待ち(ステップS801:No)、電源ONになった場合(ステップS801:Yes)、外付けWAN用インターフェース108が装着されているかを判断する(ステップS802)。
外付けWAN用インターフェース108が装着されていない場合(ステップS802:No)、VoIP専用モードによる待ち受け状態設定処理をおこなう(ステップS803)。これにより、一連の処理を終了する。一方、外付けWAN用インターフェース108が装着されている場合(ステップS802:Yes)、装着された外付けWAN用インターフェース108が音声直接通話対応かを判断する(ステップS804)。音声直接通話非対応である場合(ステップS804:No)、ステップS803に移行して、図2に示したVoIP専用モードによる待ち受け状態設定処理をおこなう。
一方、装着された外付けWAN用インターフェース108が音声直接通話対応である場合(ステップS804:Yes)、待ち受けモード自動選択ONであるか否かを判断する(ステップS805)。自動選択OFFである場合(ステップS805:No)、ユーザの手動操作により、どの待ち受けモードが選択されたか否かを判断する(ステップS806)。
そして、ステップS806において、VoIP専用モードが選択された場合(ステップS806:VoIP専用)、図2に示したVoIP専用モードによる待ち受け状態設定処理をおこなう(ステップS803)。また、回線交換専用モードが選択された場合(ステップS806:回線交換専用)、図3に示した回線交換専用モードによる待ち受け状態設定処理をおこなう(ステップS807)。
VoIP優先モードが選択された場合(ステップS806:VoIP優先)、図4に示したVoIP優先モードによる待ち受け状態設定処理をおこなう(ステップS808)。また、回線交換優先モードが選択された場合(ステップS806:回線交換優先)、図5に示した回線交換優先モードによる待ち受け状態設定処理をおこなう(ステップS809)。そして、これらにより一連の処理を終了する。
また、ステップS805において、待ち受けモード自動設定がONである場合(ステップS805:Yes)、待ち受けモードの自動選択処理をおこない(ステップS810)、その自動選択内容に応じた待ち受けモードによる待ち受け状態設定処理をおこなう(ステップS803、ステップS807〜S809)。そして、これらにより一連の処理を終了する。また、電源ON以外にも外付けWANインターフェース108が着脱されたときにも図8と同じ処理をするということは後述する。
(待ち受けモード自動選択処理)
つぎに、図8に示したステップS810の待ち受けモード自動選択処理手順について説明する。図9は、待ち受けモード自動選択処理手順を示すフローチャートである。図8において、待ち受けモード自動選択がONである場合(ステップS805:Yes)、電池残量が所定量以下か否かを判断する(ステップS901)。
電池残量が所定量以下の場合(ステップS901:Yes)、図3に示した回線交換専用モード設定処理をおこなう(ステップS807)。一方、所定量より多い場合(ステップS901:No)、通話料金が課金超過か否かを判断する(ステップS902)。課金超過である場合(ステップS902:Yes)、図2に示したVoIP専用モード設定処理をおこなう(ステップS803)。
一方、課金超過でない場合(ステップS902:No)、重要通話先が選択されたかを判断する(ステップS903)。重要通話先が選択された場合(ステップS903:Yes)、図5に示した回線交換優先モード設定処理をおこなう(ステップS809)。一方、重要通話先が選択されていない場合(ステップS903:No)、ステップS806に移行して、ユーザの手動選択操作を受け付ける。
このように、図9に示した待ち受けモード自動選択処理によれば、音声通話装置700の使用状況に応じた待ち受けモードに自動設定することができるため、現在どの待ち受けモードが有効であるかをユーザが考えたり、待ち受けモードの手動選択操作といった煩わしさを解消することができる。
(VoIP専用モード設定処理)
つぎに、VoIP専用モード設定処理について説明する。図10−1〜図10−3は、VoIP専用モード設定処理手順を示すフローチャートである。図10−1において、まず、通常消費電力モードから省電力モード(A)に設定し(ステップS1001)、無線LAN圏内かを判定する(ステップS1002)。省電力モード(A)については後述する。
無線LAN圏内である場合(ステップS1002:Yes)、無線LANのアソシエーションを確立し(ステップS1003)、装置本体に登録されているユーザの電話番号や電子メールアドレスなどをSIP(Session Initiation Protocol)サーバに登録する(ステップS1004)。これにより、無線LANを介して、内蔵無線LANインターフェース107を用いたVoIPによる発着信の待ち受け状態を設定することができる。
一方、ステップS1002において、無線LAN圏外である場合(ステップS1002:No)、省電力モード(A)から省電力モード(B)に設定し(ステップS1005)、公衆無線網圏内か否かを判定する(ステップS1006)。省電力モード(B)については後述する。公衆無線網圏外である場合(ステップS1006:No)、ステップS1001に移行して、省電力モード(A)に設定する。
一方、公衆無線網圏内である場合(ステップS1006:Yes)、PPP(Point to Point Protocol)リンクを確立し(ステップS1007)、装置本体に登録されているユーザの電話番号や電子メールアドレスなどをSIPサーバに登録する(ステップS1008)。これにより、公衆無線網を介して、外付けWAN用インターフェース108aを用いたVoIPによる発着信の待ち受けをおこなうことができる。
つぎに、ステップS1004のあと、図10−2において、無線LAN圏内であるか否かを判定する(ステップS1009)。無線LAN圏外である場合(ステップS1009:No)、図10−1に示したステップS1006に移行して、公衆無線網圏内か否かを判定する。
一方、無線LAN圏内であると判定された場合(ステップS1009:Yes)、VoIPによる発着信があるかを判断する(ステップS1010)。発着信がある場合(ステップS1010:Yes)、省電力モード(A)においてCPU101を通常消費電力モードに切り替える(ステップS1011)。
そして、VoIP通話の終了を待ち(ステップS1012:No)、通話終了した場合(ステップS1012:Yes)、CPU101をスリープモードに切り替えて(ステップS1013)、ステップS1009に移行する。このように、発着信がある場合にのみ、CPU101を通常消費電力モードに切り替えて、発着信がない場合には、スリープモードとしておくことにより、消費電力の低減化を図ることができる。
また、ステップS1010において、VoIPの発着信がない場合(ステップS1010:No)、電源OFFになったか否かを判断する(ステップS1014)。電源OFFになった場合(ステップS1014:Yes)、一連の処理を終了する。一方、電源ONである場合(ステップS1014:No)、外付けWAN用インターフェース108aが抜脱されたかを判断する(ステップS1015)。抜脱された場合(ステップS1015:Yes)、図8に示したステップS802に移行する。
一方、抜脱されていない場合(ステップS1015:No)、待ち受けモード設定入力があったかを判断する(ステップS1016)。ここで、待ち受けモード設定入力とは、ステップS805の待ち受けモード自動選択のON/OFF操作入力、またはステップS806の待ち受けモードの手動操作選択入力である。待ち受けモード設定入力がない場合(ステップS1016:No)、ステップS1009に移行して、VoIPによる発着信の待ち受けを継続する。一方、設定入力があった場合(ステップS1016:Yes)、ステップS805に移行する。
また、図10−1に示したステップS1008のあと、図10−3において、公衆無線網圏内であるか否かを判定する(ステップS1017)。公衆無線網圏外である場合(ステップS1017:No)、図10−1に示したステップS1001に移行して、省電力モード(A)に設定する。
一方、公衆無線網圏内であると判定された場合(ステップS1017:Yes)、VoIPによる発着信があるかを判断する(ステップS1018)。発着信がある場合(ステップS1018:Yes)、省電力モード(B)においてCPU101を通常消費電力モードに切り替える(ステップS1019)。
そして、VoIP通話の終了を待ち(ステップS1020:No)、通話終了した場合(ステップS1020:Yes)、CPU101をスリープモードに切り替えて(ステップS1021)、ステップS1017に移行する。このように、発着信がある場合にのみ、CPU101を通常消費電力モードに切り替えて、発着信がない場合には、スリープモードとしておくことにより、消費電力の低減化を図ることができる。
また、ステップS1018において、VoIPの発着信がない場合(ステップS1018:No)、電源OFFになったか否かを判断する(ステップS1022)。電源OFFになった場合(ステップS1022:Yes)、一連の処理を終了する。一方、電源ONである場合(ステップS1022:No)、外付けWAN用インターフェース108aが抜脱されたかを判断する(ステップS1023)。抜脱された場合(ステップS1023:Yes)、図8に示したステップS802に移行する。
一方、抜脱されていない場合(ステップS1023:No)、待ち受けモード設定入力があったかを判断する(ステップS1024)。待ち受けモード設定入力がない場合(ステップS1024:No)、ステップS1017に移行して、VoIPによる発着信の待ち受けを継続する。一方、設定入力があった場合(ステップS1024:Yes)、ステップS805に移行する。
このVoIP専用モード設定処理によれば、シームレスローミング機能を利用することにより、ネットワークを、無線LANから公衆無線網、または公衆無線網から無線LANへ切り換えて、VoIPを切断することなく継続することができる。このように、VoIP専用モードを利用して、VoIPにより発着信を待ち受けることによって、通話料金の低廉化を図ることができる。
つぎに、図10−1に示した省電力モード(A)について説明する。図11は、省電力モード(A)の動作を示すタイミングチャートである。なお、以下図11、図12、および図14の説明において、ラインが上側にあるタイミングでは、図1に示したCPU101は通常消費電力モード(通常消費電力状態)となり、ラインが下側にあるタイミングではCPU101はスリープモード(低消費電力状態)となる。
また、ここでは、着信の待ち受け処理について説明するが、発信時には、CPU101はスリープモードから通常消費電力モードに遷移する。さらに、無線LANにより発信する場合には、内蔵無線LANインターフェース107をActive Mode(通常のバースト通信モード)にして、公衆無線網により発信する場合には、外付けWAN用インターフェース108aを通話状態にすることとなる。
図11において、待ち受け状態では、CPU101はスリープモードになっており、消費電力を低下させている。無線LAN圏内では、内蔵無線LANインターフェース107は間欠的に無線LANからビーコン信号1101を受信する。このビーコン信号1101の受信タイミングと同時に内蔵無線LANインターフェース107がCPU101に割り込みをかける(図11中、符号1102)。
CPU101は、内蔵無線LANインターフェース107の割り込みに従って起きあがり(図11中、符号1103)、内蔵無線LANインターフェース107がVoIPのパケットを受信したかを確認する(パケットチェック)。内蔵無線LANインターフェース107がVoIPのパケットを受信した場合には、データ処理をおこなう。
具体的には、たとえば、内蔵無線LANインターフェース107を用いたVoIPによる発着信の場合、発着信した後にCPU101は通常消費電力モード、内蔵無線LANインターフェース107はActive Mode(通常のバースト通信モード)に切り換えられて、VoIP通話をおこなう。一方、ビーコン信号1101の割り込みの時点でパケットを受信しなければ、CPU101のタイマをリセットして(図11中、符号1104)、CPU101を再度スリープモードにする。そして、つぎの割り込みを待つ。
この省電力モード(A)によれば、無線LAN圏内において常時CPU101をスリープモードにしておき、スリープモード中に無線LANからのビーコン信号1101を受信した場合にのみパケットの受信をチェックするため、CPU101および内臓無線LANインターフェース107の省電力化を図ることができる。
つぎに、省電力モード(B)の動作について説明する。図12は、省電力モード(B)の動作を示すタイミングチャートである。図11に示したように、無線LAN圏内では、CPU101はビーコン信号1101の受信タイミングに同期して起きあがっていた。
一方で、無線LAN圏外に出てしまうと内蔵無線LANインターフェース107は、ビーコン信号1101を受信することができなくなってしまい、Active Modeの状態が継続する。また、ビーコン信号1101による割り込みがなくなってしまうため、CPU101はスリープモードになったまま内蔵無線LANインターフェース107を制御することができず、内蔵無線LANインターフェース107の消費電力が増加する。
そのため、図12では、無線LAN圏外に出たと判定されると、CPU101は内蔵無線LANインターフェースへ107の電力の供給を停止し、CPU101自身もスリープモードに陥る。そして、無線LAN圏外では、タイマの割り込みに従ってCPU101が起きあがる。なお、図11に示したように、CPU101にビーコン信号1101による割り込みが発生すると、タイマはリセットをかけられるため、無線LAN圏内では、タイマによる割り込みは発生しない。
図12に示すように、無線LAN圏外においてタイマから割り込み信号が立ち上がると(図12中、符号1201)、CPUはスリープモードから通常モードに起き上がる(図12中、符号1202)。この通常モード中に、CPU101は、内蔵無線LANインターフェース107に一時的に電力の供給をして、無線LAN圏内であるか圏外であるかを判断する。
無線LAN圏内の場合には、図11に示したように、内蔵無線LANインターフェース107をパワーセービングモードにして、無線LAN圏内での処理をおこなう(図12中、符号1203)。一方、無線LAN圏外の場合には、CPU101は、内蔵無線LANインターフェース107への電力供給を停止してタイマをリセットする。
これにより、CPU101は再びスリープモードになり、タイマの割り込み信号1201を待つ。このように、無線LAN圏内と無線LAN圏外でのCPU101の起きあがりの動作を変えることによって、無線LAN圏外における内蔵無線LANインターフェース107への電力供給を停止して省電力化を図ることができる。
(回線交換専用モード設定処理)
つぎに、回線交換専用モード設定処理手順について説明する。図13は、回線交換専用モード設定処理手順を示すフローチャートである。まず、内蔵無線LANインターフェース107への電力の供給を停止するように設定し(ステップS1301)、音声直接通話対応の外付けWAN用インターフェース108aが抜脱されたか否かを判断する(ステップS1302)。
外付けWAN用インターフェース108aが抜脱された場合(ステップS1302:Yes)、図8に示したステップS802に移行する。一方、外付けWAN用インターフェース108aが装着されている場合(ステップS1302:No)、待ち受けモード設定入力があったかを判断する(ステップS1303)。設定入力があった場合(ステップS1303:Yes)、図8に示したステップS805に移行する。
一方、待ち受けモード設定入力がない場合(ステップS1303:No)、公衆無線網圏内であるか否かを判断する(ステップS1304)。公衆無線網圏外である場合(ステップS1304:No)、ステップS1302に移行する。一方、公衆回線網内である場合(ステップS1304:Yes)、外部WANインターフェース108aを音声モードに設定する(ステップS1305)。
そして、省電力モード(C)に設定し(ステップS1306)、公衆無線網圏内であるか否かを判断する(ステップS1307)。省電力モード(C)については後述する。公衆無線網圏外である場合(ステップS1307:No)、ステップS1302に移行する。一方、公衆回線網内である場合(ステップS1307:Yes)、発着信ありか否かを判断する(ステップS1308)。
発着信ありの場合(ステップS1308:Yes)、CPU101を通常消費電力モードに切り替え(ステップS1309)、通話終了を待つ(ステップS1310:No)。通話が終了した場合(ステップS1310:Yes)、CPU101をスリープモードに切り替えて(ステップS1311)、ステップS1307に移行して、回線交換による発着信を待ち受ける。このように、発着信がある場合にのみ、CPU101を通常消費電力モードに切り替えて、発着信がない場合には、スリープモードとしておくことにより、消費電力の低減化を図ることができる。
一方、ステップS1308において、発着信がない場合(ステップS1308:No)、電源OFFになったか否かを判断する(ステップS1312)。電源がOFFになった場合(ステップS1312:Yes)、一連の処理を終了する。一方、電源ONを維持している場合(ステップS1312:No)、外付けWAN用インターフェース108aが抜脱されたかを判断する(ステップS1313)。抜脱された場合(ステップS1313:Yes)、図8に示したステップS802に移行する。一方、装着されている場合(ステップS1313:No)、待ち受けモード設定入力があったかを判断する(ステップS1314)。
待ち受けモード設定入力があった場合(ステップS1314:Yes)、図8に示したステップS805に移行して、待ち受けモード自動選択のON/OFFを検出する。一方、待ち受けモード設定入力がない場合(ステップS1314:No)、ステップS1307に移行して、回線交換による発着信を待ち受ける。
このように、回線交換専用モード設定処理によれば、無線LANを一切使用せず、公衆無線網の回線交換による音声のみを使用して通話(発着信)をおこなうことができる。したがって、内蔵無線LANインターフェース107への電力の供給を停止することができ、最も省電力化を図ることができる。また、回線交換のみを使用することで、通話品質の良い音声通話を常時おこなうことができる。
つぎに、図13に示したステップS1306の省電力モード(C)について説明する。図14は、省電力モード(C)の動作を示すタイミングチャートである。PHSなどの公衆無線網の場合は、通常は待ち受け状態にあり、この待ち受け状態では消費電力はきわめて低い。図14に示した公衆無線網の待ち受け中では、CPU101はスリープモードであり(図14中、符号1401)、低消費電力で待ち受けることができる。
そして、公衆無線網から外付けWAN用インターフェース108aに着信があると、公衆無線網は着信にあわせてCPU101に割り込みをして(図14中、符号1402)、スリープモードのCPU101を起こして通常消費電力モードにする(図14中、符号1403)。これにより、公衆無線網による通話可能状態となり、CPU101は通常の着信処理をおこなう。
この省電力モード(C)では、内蔵無線LANインターフェース107を使用していないため、内蔵無線LANインターフェース107への電力供給を停止することができる。また、CPU101は、常時スリープモードで待ち受けており、公衆無線網の発着信がある場合にのみ通常消費電力モードに遷移するため、最も効率よく低消費電力化を図ることができる。
(VoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理)
つぎに、VoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理について説明する。図15−1〜図15−4は、VoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理手順を示すフローチャートである。
なお、図15−1は、VoIP優先モード/回線交換優先モードの待ち受け設定を示すフローチャートであり、図15−2は、無線LAN圏内でかつ公衆無線網圏内での待ち受けの状態遷移を示すフローチャートであり、図15−3は、無線LAN圏内でかつ公衆無線網圏外での待ち受けの状態遷移を示すフローチャートであり、図15−4は、無線LAN圏外でかつ公衆無線網圏内での待ち受けの状態遷移を示すフローチャートである。
まず、無線LAN圏内か否かを判断する(ステップS1501)。無線LAN圏内である場合(ステップS1501:Yes)、図11に示した省電力モード(A)に設定し(ステップS1502)、無線LANのアソシエーションを確立する(ステップS1503)。そして、装置本体に登録されているユーザの電話番号や電子メールアドレスなどをSIPサーバに登録する(ステップS1504)。
つぎに、公衆無線網圏内か否かを判断し(ステップS1505)、公衆無線網圏内である場合(ステップS1505:Yes)、外部WANインターフェース108aを音声モードに設定する(ステップS1506)。そして、図14に示した省電力モード(C)に設定して(ステップS1507)、図15−2に示すステップS1512に移行する。
ここで、VoIP優先モードが選択されている場合、発信に関しては、内蔵無線LANインターフェース107を用いた無線LANのVoIPによる発信となる。また、着信に関しては、内蔵無線LANインターフェース107を用いた無線LANのVoIPによる待ち受け状態、および外付けWAN用インターフェース108aを用いた公衆無線網の回線交換による待ち受け状態をおこなうことができる。
一方、回線交換優先モードが選択されている場合、発信に関しては、外付けWAN用インターフェース108aを用いた公衆無線網の回線交換による発信となる。また、着信に関しては、内蔵無線LANインターフェース107を用いた無線LANのVoIPによる待ち受け状態、および外付けWAN用インターフェース108aを用いた公衆無線網の回線交換による待ち受けをおこなうことができる。
また、ステップS1505において、公衆無線網圏外である場合(ステップS1505:No)、図15−3に示すステップS1522に移行する。これにより、VoIP優先モードおよび回線交換優先モードのいずれの待ち受けモードが選択されている場合でも、外付けWAN用インターフェース108aを用いた、公衆無線網の回線交換による発着信の待ち受けをおこなうことができる。
また、ステップS1501において、無線LAN圏外である場合(ステップS1501:No)、図12に示した省電力モード(B)に設定し(ステップS1508)、公衆無線網圏内か否かを判断する(ステップS1509)。公衆無線網圏外である場合(ステップS1509:No)、ステップS1501に移行する。一方、公衆無線網圏内である場合(ステップS1509:Yes)、外部WANインターフェース108aを音声モードに設定する(ステップS1510)。そして、図14に示した省電力モード(C)に設定し(ステップS1511)、図15−4に示すステップS1532に移行する。
これにより、VoIP優先モードおよび回線交換優先モードのいずれの待ち受けモードが選択されている場合でも、内蔵無線LANインターフェース107を用いた無線LANのVoIPによる発着信の待ち受けをおこなうことができる。
また、図15−2において、無線LAN圏内か否かを判定する(ステップS1512)。無線LAN圏外であると判定された場合(ステップS1512:No)、公衆無線網圏内か否かを判定する(ステップS1513)。公衆無線網圏内であると判定された場合(ステップS1513:Yes)、図15−4に示すステップS1532に移行する。一方、公衆無線網圏外であると判定された場合(ステップS1513:No)、図15−1に示したステップS1501に移行する。
また、ステップS1512において、無線LAN圏内であると判定された場合(ステップS1512:Yes)、公衆無線網圏内であるか否かを判定する(ステップS1514)。公衆無線網圏外であると判定された場合(ステップS1514:No)、図15−3に示したステップS1522に移行する。
一方、公衆無線網圏内であると判定された場合(ステップS1514:Yes)発着信があるか否かを判断する(ステップS1515)。発着信ありの場合(ステップS1515:Yes)、CPU101を通常消費電力モードに切り替える(ステップS1516)。
そして、通話終了を待ち(ステップS1517:No)、通話終了した場合(ステップS1517:Yes)、CPU101をスリープモードに切り替えて(ステップS1518)、ステップS1512に移行して、発着信を待ち受ける。このように、発着信がある場合にのみ、CPU101を通常消費電力モードに切り替えて、発着信がない場合には、スリープモードとしておくことにより、消費電力の低減化を図ることができる。
また、ステップS1515において、発着信がない場合(ステップS1515:No)、電源がOFFになったかを判断する(ステップS1519)。電源OFFになった場合(ステップS1519:Yes)、一連の処理を終了する。一方、電源ONを維持している場合(ステップS1519:No)、外付けWAN用インターフェース108aが抜脱されたか否かを判断する(ステップS1520)。抜脱された場合(ステップS1520:No)、図8に示したステップS802に移行する。
一方、装着されている場合(ステップS1520:No)、待ち受けモード設定入力があったか否かを判断する(ステップS1521)。待ち受けモード設定入力があった場合(ステップS1521:Yes)、図8に示したステップS805に移行する。一方、待ち受けモード設定入力がない場合(ステップS1521:No)、ステップS1512に移行して、発着信の待ち受けを継続する。
また、図15−3において、無線LAN圏内か否かを判定する(ステップS1522)。無線LAN圏外であると判定された場合(ステップS1522:No)、公衆無線網圏内か否かを判定する(ステップS1523)。公衆無線網圏内であると判定された場合(ステップS1523:Yes)、図15−1に示したステップS1508に移行して、省電力モード(B)に設定する。一方、公衆無線網圏外であると判定された場合(ステップS1523:No)、図15−1に示したステップS1501に移行する。
また、ステップS1522において、無線LAN圏内であると判定された場合(ステップS1522:Yes)、公衆無線網圏内であるか否かを判定する(ステップS1524)。公衆無線網圏内であると判定された場合(ステップS1524:Yes)、図15−1に示したステップS1506に移行して、外部WANインターフェース108aを音声モードに設定する。
一方、公衆無線網圏外であると判定された場合(ステップS1524:No)、発着信があるか否かを判断する(ステップS1525)。発着信ありの場合(ステップS1525:Yes)、CPU101を通常消費電力モードに切り替える(ステップS1526)。
そして、通話終了を待ち(ステップS1527:No)、通話終了した場合(ステップS1527:Yes)、CPU101をスリープモードに切り替えて(ステップS1528)、ステップS1522に移行して、発着信を待ち受ける。このように、発着信がある場合にのみ、CPU101を通常消費電力モードに切り替えて、発着信がない場合には、スリープモードとしておくことにより、消費電力の低減化を図ることができる。
また、ステップS1525において、発着信がない場合(ステップS1525:No)、電源がOFFになったかを判断する(ステップS1529)。電源OFFになった場合(ステップS1529:Yes)、一連の処理を終了する。一方、電源ONを維持している場合(ステップS1529:No)、外付けWAN用インターフェース108aが抜脱されたか否かを判断する(ステップS1530)。抜脱された場合(ステップS1530:Yes)、図8に示したステップS802に移行する。
一方、装着されている場合(ステップS1530:No)、待ち受けモード設定入力があったか否かを判断する(ステップS1531)。待ち受けモード設定入力があった場合(ステップS1531:Yes)、図8に示したステップS805に移行する。一方、待ち受けモード設定入力がない場合(ステップS1531:No)、ステップS1522に移行して、発着信の待ち受けを継続する。
また、図15−4において、公衆無線網圏内か否かを判定する(ステップS1532)。公衆無線網圏外であると判定された場合(ステップS1532:No)、無線LAN圏内か否かを判定する(ステップS1533)。無線LAN圏内であると判定された場合(ステップS1533:Yes)、図15−1に示したステップS1502に移行して、省電力モード(A)に設定する。一方、無線LAN圏外であると判定された場合(ステップS1533:No)、図15−1に示したステップS1501に移行する。
また、ステップS1532において、公衆無線網圏内であると判定された場合(ステップS1532:Yes)、無線LAN圏内であるか否かを判定する(ステップS1534)。無線LAN圏圏内であると判定された場合(ステップS1534:Yes)、図15−1に示したステップS1502に移行して、省電力モード(A)に設定する。
一方、無線LAN圏圏外であると判定された場合(ステップS1534:No)、発着信があるか否かを判断する(ステップS1535)。発着信ありの場合(ステップS1535:Yes)、CPU101を通常消費電力モードに切り替える(ステップS1536)。
そして、通話終了を待ち(ステップS1537:No)、通話終了した場合(ステップS1537:Yes)、CPU101をスリープモードに切り替えて(ステップS1538)、ステップS1532に移行して、発着信を待ち受ける。このように、発着信がある場合にのみ、CPU101を通常消費電力モードに切り替えて、発着信がない場合には、スリープモードとしておくことにより、消費電力の低減化を図ることができる。
また、ステップS1535において、発着信がない場合(ステップS1535:No)、電源がOFFになったかを判断する(ステップS1539)。電源OFFになった場合(ステップS1539:Yes)、一連の処理を終了する。一方、電源ONを維持している場合(ステップS1539:No)、外付けWAN用インターフェース108aが抜脱されたか否かを判断する(ステップS1540)。抜脱された場合(ステップS1540:Yes)、図8に示したステップS802に移行する。
一方、装着されている場合(ステップS1540:No)、待ち受けモード設定入力があったか否かを判断する(ステップS1541)。待ち受けモード設定入力があった場合(ステップS1541:Yes)、図8に示したステップS805に移行する。一方、待ち受けモード設定入力がない場合(ステップS1541:No)、ステップS1532に移行して、発着信の待ち受けを継続する。
このVoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理によれば、無線LANと公衆無線網の両方の音声通話網で待ち受けをおこなうことができる。すなわち、VoIP優先モードでは、無線LAN圏内である場合、内蔵無線LANインターフェース107を優先使用して通話(発着信)をおこなうため、低コストで通話することができる。一方、無線LAN圏外である場合、公衆無線網の回線交換による音声通話ができ、低消費電力で発着信の待ち受けをおこなうことができる。
また、回線交換優先モードでは、公衆無線網圏内である場合、外付けWAN用インターフェース108aを優先使用して通話(発着信)の待ち受けをおこなうため、通話品質の高い通話を実現することができる。一方、公衆無線網圏外である場合、無線LANのVoIPによる音声通話ができ、低コストで発着信の待ち受けをおこなうことができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかる音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体によれば、通話品質、省電力化および通話コストのトレードオフを効率的に図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した音声通話方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)無線通信網に接続する第1の無線通信インターフェースを用いて音声通話をおこなう音声通話装置において、
装置本体に着脱可能な第2の無線通信インターフェースの着脱を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された第2の無線通信インターフェースが公衆回線網に接続する音声通話対応のインターフェースであるか否かを判別する判別手段と、
前記検出手段によって検出された検出結果または前記判別手段によって判別された判別結果に基づいて、前記第1または第2の無線通信インターフェースのうち少なくともいずれか一つのインターフェースを用いて音声通話の発着信の待ち受けをおこなう待ち受けモードを設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする音声通話装置。
(付記2)前記設定手段は、
前記検出手段によって検出された検出結果または前記判別手段によって判別された判別結果に基づいて、前記待ち受けモードを、VoIP(Voice over IP)のみにより発着信の待ち受けをおこなうVoIP専用モードに設定することを特徴とする付記1に記載の音声通話装置。
(付記3)前記設定手段は、
前記検出手段によって前記第2の無線通信インターフェースの未装着が検出された場合、または前記判別手段によって前記第2の無線通信インターフェースが前記公衆回線網に接続する音声通話対応のインターフェースでないと判別された場合、前記待ち受けモードを、前記VoIP専用モードに設定することを特徴とする付記2に記載の音声通話装置。
(付記4)前記設定手段によって前記VoIP専用モードに設定された場合、前記無線通信網と前記公衆回線網のうちいずれの圏内にあるかを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記第1の無線通信網の圏外であると判定された場合、前記第1の無線通信インターフェースへの電源供給を停止するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする付記2または3に記載の音声通話装置。
(付記5)前記設定手段は、
前記判別手段によって前記第2の無線通信インターフェースが前記公衆回線網に接続する音声通話対応のインターフェースであると判別された場合、前記待ち受けモードを、回線交換方式のみにより発着信の待ち受けをおこなう回線交換専用モードに設定することを特徴とする付記1に記載の音声通話装置。
(付記6)前記設定手段は、
前記判別手段によって前記第2の無線通信インターフェースが前記公衆回線網に接続する音声通話対応のインターフェースであると判別された場合、前記待ち受けモードを、VoIP(Voice over IP)および回線交換方式により発着信の待ち受けをおこなうVoIP/回線交換両用モードに設定することを特徴とする付記1に記載の音声通話装置。
(付記7)前記設定手段によって前記VoIP/回線交換両用モードに設定された場合、前記無線通信網と前記公衆回線網のうちいずれの圏内にあるかを判定する判定手段を備え、
前記設定手段は、
前記判定手段によって前記無線通信網および前記公衆無線網圏内であると判定された場合、前記第1の無線通信インターフェースを用いて前記VoIPにより発着信の待ち受けをおこなうとともに、前記第2の無線通信インターフェースを用いて前記回線交換方式により着信の待ち受けをおこなうことを特徴とする付記6に記載の音声通話装置。
(付記8)前記設定手段によって前記VoIP/回線交換両用モードに設定された場合、前記第1の無線通信網と前記公衆回線網のうちいずれの圏内にあるかを判定する判定手段を備え、
前記設定手段は、
前記判定手段によって前記無線LANおよび前記公衆無線網圏内であると判定された場合、前記第1の無線通信インターフェースを用いて前記VoIPにより着信の待ち受けをおこなうとともに、前記第2の無線通信インターフェースを用いて前記回線交換方式により発着信の待ち受けをおこなうことを特徴とする付記6に記載の音声通話装置。
(付記9)前記設定手段によって前記VoIP/回線交換両用モードに設定された場合、前記第1の無線通信網と前記公衆回線網のうちいずれの圏内にあるかを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記無線通信網の圏外であると判定された場合、前記第1の無線通信インターフェースへの電源供給を停止するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする付記6〜8のいずれか一つに記載の音声通話装置。
(付記10)前記設定手段は、
前記待ち受けモードを、VoIP(Voice over IP)のみにより発着信の待ち受けをおこなうVoIP専用モードと、回線交換方式のみにより発着信の待ち受けをおこなう回線交換専用モードと、前記VoIPおよび前記回線交換方式により発着信の待ち受けをおこなうVoIP/回線交換両用モードとの中から選ばれた待ち受けモードを設定することを特徴とする付記1に記載の音声通話装置。
(付記11)さらに、前記VoIP専用モードと前記回線交換専用モードと前記VoIP/回線交換両用モードのうち、いずれかの待ち受けモードの選択を受け付ける選択手段を備え、
前記設定手段は、
前記待ち受けモードを、前記選択手段によって選択された待ち受けモードに設定することを特徴とする付記10に記載の音声通話装置。
(付記12)前記装置本体の使用状況に関する情報を取得する取得手段と、
前記VoIP専用モードと前記回線交換専用モードと前記VoIP/回線交換両用モードの中から、前記取得手段によって取得された使用状況に関する情報に応じた待ち受けモードを選択する選択手段を備え、
前記設定手段は、
前記待ち受けモードを、前記選択手段によって選択された待ち受けモードに設定することを特徴とする付記10に記載の音声通話装置。
(付記13)無線通信網に接続する第1の無線通信インターフェースを用いて音声通話をおこなう音声通話方法において、
装置本体に着脱可能な第2の無線通信インターフェースの着脱を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出された第2の無線通信インターフェースが公衆回線網に接続する音声通話対応のインターフェースであるか否かを判別する判別工程と、
前記検出工程によって検出された検出結果または前記判別工程によって判別された判別結果に基づいて、前記第1または第2の無線通信インターフェースのうち少なくともいずれか一つのインターフェースを用いて音声通話の発着信の待ち受けをおこなう待ち受けモードを設定する設定工程と、
を含んだことを特徴とする音声通話方法。
(付記14)無線通信網に接続する第1の無線通信インターフェースを用いて音声通話をおこなわせる音声通話プログラムにおいて、
装置本体に着脱可能な第2の無線通信インターフェースの着脱を検出させる検出工程と、
前記検出工程によって検出された第2の無線通信インターフェースが公衆回線網に接続する音声通話対応のインターフェースであるか否かを判別させる判別工程と、
前記検出工程によって検出された検出結果または前記判別工程によって判別された判別結果に基づいて、前記第1または第2の無線通信インターフェースのうち少なくともいずれか一つのインターフェースを用いて音声通話の発着信の待ち受けをおこなう待ち受けモードを設定させる設定工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする音声通話プログラム。
(付記15)付記14に記載の音声通話プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
以上のように、本発明にかかる音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体は、無線LANによるVoIPを利用した音声通話装置、音声通話方法、音声通話プログラム、および記録媒体に有用であり、特に、可搬型の携帯電話機、PDA、パーソナル・コンピュータに適している。
この発明の実施の形態にかかる音声通話装置のハードウェア構成を示す説明図である。 VoIP専用モードの状態遷移を示す図表である。 回線交換専用モードの状態遷移を示す図表である。 VoIP優先モードの状態遷移を示す図表である。 回線交換優先モードの状態遷移を示す図表である。 外付けWAN用インターフェースの種類によって利用できる待ち受けモードを示す図表である。 この発明の実施の形態にかかる音声通話装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる音声通話処理手順を示すフローチャートである。 待ち受けモード自動選択処理手順を示すフローチャートである。 VoIP専用モード設定処理手順を示すフローチャート(その1)である。 VoIP専用モード設定処理手順を示すフローチャート(その2)である。 VoIP専用モード設定処理手順を示すフローチャート(その3)である。 省電力モード(A)の動作を示すタイミングチャートである。 省電力モード(B)の動作を示すタイミングチャートである。 回線交換専用モード設定処理手順を示すフローチャートである。 省電力モード(C)の動作を示すタイミングチャートである。 VoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理手順を示すフローチャート(その1)である。 VoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理手順を示すフローチャート(その2)である。 VoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理手順を示すフローチャート(その3)である。 VoIP優先モード/回線交換優先モード設定処理手順を示すフローチャート(その4)である。
符号の説明
107 内蔵無線LANインターフェース(第1の無線通信インターフェース)
108(108a,108b) 外付けWAN用インターフェース(第2の無線通信インターフェース)
700 音声通話装置
701 検出部
702 判別部
703 設定部
704 判定部
705 制御部
706 選択部
707 取得部

Claims (7)

  1. VoIP方式のみにより待ち受けを行う第1の待ち受けモードと、回線交換方式のみにより待ち受けを行う第2の待ち受けモードと、前記VoIP方式及び前記回線交換方式の双方で待ち受けを行う第3の待ち受けモードのうち1つを、着信の待ち受けモードとして設定可能な音声通話装置であって、
    前記VoIP方式による第1の無線通信網への接続を行う内蔵無線通信インターフェースと、
    第2の無線通信網への接続を行う外付け無線通信インターフェースを装着する外付けインターフェース装着部と、
    前記外付けインターフェース装着部への前記外付け無線通信インターフェースの装着を検出する検出手段と、
    前記検出手段により装着が検出された前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースであるか否かを判別する判別手段と、
    前記検出手段により前記外付け無線通信インターフェースの装着が検出されない場合、または、前記判別手段により前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースでないと判別された場合、前記第1の待ち受けモードに設定し、前記判別手段により前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式に対応したインターフェースであると判別された場合、前記第1の待ち受けモードと前記第2の待ち受けモードと前記第3の待ち受けモードの中から1つを選択する選択手段により選択された待ち受けモードに設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする音声通話装置。
  2. 前記選択手段は、予めユーザが設定した待ち受けモードを選択することを特徴とする請求項1記載の音声通話装置。
  3. 前記音声通話装置の使用状況に関する情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記選択手段は、前記取得手段により取得された使用状況に関する情報に基づいて待ち受けモードを選択することを特徴とする請求項1記載の音声通話装置。
  4. 前記使用状況に関する情報は通話料金に関する情報であり、前記選択手段は、前記通話料金が課金超過である場合、前記第1の待ち受けモードを選択することを特徴とする請求項3記載の音声通話装置。
  5. 前記判別手段は、装着された前記外付け無線通信インターフェースからの識別信号に基づいて前記判別をすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の音声通話装置。
  6. VoIP方式のみにより待ち受けを行う第1の待ち受けモードと、回線交換方式のみにより待ち受けを行う第2の待ち受けモードと、前記VoIP方式及び前記回線交換方式の双方で待ち受けを行う第3の待ち受けモードのうち1つを、着信の待ち受けモードとして設定可能で、前記VoIP方式による第1の無線通信網への接続を行う内蔵無線通信インターフェースと、第2の無線通信網への接続を行う外付け無線通信インターフェースを装着する外付けインターフェース装着部とを備えた音声通話装置を、
    前記外付けインターフェース装着部への前記外付け無線通信インターフェースの装着を検出する検出手段と、
    前記検出手段により装着が検出された前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースであるか否かを判別する判別手段と、
    前記検出手段により前記外付け無線通信インターフェースの装着が検出されない場合、または、前記判別手段により前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースでないと判別された場合、前記第1の待ち受けモードに設定し、前記判別手段により前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式に対応したインターフェースであると判別された場合、前記第1の待ち受けモードと前記第2の待ち受けモードと前記第3の待ち受けモードの中から1つを選択する選択手段により選択された待ち受けモードに設定する設定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. VoIP方式のみにより待ち受けを行う第1の待ち受けモードと、回線交換方式のみにより待ち受けを行う第2の待ち受けモードと、前記VoIP方式及び前記回線交換方式の双方で待ち受けを行う第3の待ち受けモードのうち1つを、着信の待ち受けモードとして設定可能で、前記VoIP方式による第1の無線通信網への接続を行う内蔵無線通信インターフェースと、第2の無線通信網への接続を行う外付け無線通信インターフェースを装着する外付けインターフェース装着部とを備えた音声通話装置において実行される方法であって、
    前記外付けインターフェース装着部への前記外付け無線通信インターフェースの装着を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより装着が検出された前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースであるか否かを判別する判別ステップと、
    前記検出ステップにより前記外付け無線通信インターフェースの装着が検出されない場合、または、かつ前記判別ステップにより前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式対応のインターフェースでないと判別された場合、前記第1の待ち受けモードに設定する第2の設定ステップと、
    前記判別ステップにより前記外付け無線通信インターフェースが回線交換方式に対応したインターフェースであると判別された場合、前記第1の待ち受けモードと前記第2の待ち受けモードと前記第3の待ち受けモードの中から1つを選択する選択ステップにより選択された待ち受けモードに設定する第3の設定ステップ、
    とを実行することを特徴とするモード選択方法。
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