JP4101213B2 - 音声通話方法、音声通話プログラムおよび音声通話装置 - Google Patents

音声通話方法、音声通話プログラムおよび音声通話装置 Download PDF

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Description

この発明は、複数の無線通信装置を備えた音声通話装置における音声通話方法、音声通話プログラムおよび音声通話装置に関する。
公衆電話回線網の代わりにインターネットなどのIP網を利用して格安で電話をかける、いわゆるIP電話を携帯電話(PHSを含む)でも実現したいというニーズが高まってきている。ただ、携帯電話の公衆無線網は広範囲のエリアをカバーしてはいるものの、帯域が狭いという欠点がある。一方、たとえばWLAN(無線LAN)は帯域は広いものの、利用できるエリアが企業内や家庭内、公衆スポットなどに限定されてしまうという欠点がある。そこでこれらの欠点を相互に補うため、本出願人は世界に先駆けて、公衆無線網(具体的にはPHS)とWLANの双方に対応する携帯電話型のIP電話端末を開発した。
もっとも、このように複数の通信インターフェースを有する端末では、それらをシームレスに切り替えて音声通話を継続できるのでなければならない。そのために、上記端末ではIP上の音声通話であるVoIP(Voice over IP)を利用する。すなわち、どのインターフェースを介した通信でもIPで接続し、VoIPで通話する(なお、WLANでは通常IPで接続されるため、VoIPをそのまま利用できるが、PHSではまずPPPによりIP接続を行った上でVoIPを利用する必要がある)。これにより、下記特許文献1や特許文献2に記載のシームレスローミングを適用できる。
ただ、複数の通信インターフェースを有する端末ではそのそれぞれに電力を供給する必要があるため、消費電力が大きくなり(特にWLANの消費電力は非常に大きい)、その分待ち受け時間が短くなってしまう。そこで、この種の端末における省電力化と待ち受け時間の延長を目的として、たとえば下記特許文献3に記載の発明のように、消費電力が相対的に最も小さい狭帯域波受信回路で待ち受けを行い、着信時に中帯域波受信回路または広帯域波受信回路を起動する(電力を供給する)ことが考えられている。
特開2003−319010号公報 特開2004−129024号公報 特開2002−135203号公報
しかしながら上記特許文献3に記載の従来技術においては、たとえばその第8実施例の図13に示されているように、中帯域波や広帯域波で通話中も狭帯域受信回路には電力供給が継続されるため、その分電力を消費することのほか、通話中にもかかわらず狭帯域波で別の着信ができてしまい、制御が複雑になるという問題がある。また、狭帯域波の圏外では、たとえ中帯域波や広帯域波の圏内であっても電話を受けることができない。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、音声通話装置に搭載された複数の無線通信装置の電源のON/OFFを効率的に切り替えることで、待ち受け時および着信時の省電力化およびそれに伴う待ち受け時間の延長を図ることが可能な音声通話方法、音声通話プログラム、および音声通話装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる音声通話方法、音声通話プログラム、および音声通話装置は、第1の無線通信装置および第2の無線通信装置を備えた音声通話装置における音声通話方法、音声通話プログラムまたは音声通話装置であって、前記第1の無線通信装置への着信時に前記第2の無線通信装置に電力を供給して当該装置による通信の可否を判定するとともに、その判定結果に基づいて、いずれか一つの通信装置を選択して相手先へコールバックすることを特徴とする。
この発明によれば、第2の無線通信装置の電源は待ち受け時にはOFFであり、着信時にはじめてONとなる。
また、この発明にかかる音声通話方法、音声通話プログラム、および音声通話装置は、選択されなかった前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置への電力の供給を停止することを特徴とする。
この発明によれば、第2の無線通信装置の電源は待ち受け時にはOFFであり、着信時には一時的にONとなるものの、相手先へのコールバックに第2の無線通信装置が選択されない限り、着信直後に再びOFFとなる。
また、この発明にかかる音声通話方法、音声通話プログラム、および音声通話装置は、前記通信の可否をあらかじめ間欠的に取得されている前記第2の通信装置の圏内圏外情報に基づいて判定することを特徴とする。
この発明によれば、着信時に第2の無線通信装置の電源をONにする必要がない。
また、この発明にかかる音声通話方法は、前記第1の無線通信装置はPHSインターフェースであり、前記第2の無線通信装置はWLANインターフェースであることを特徴とする。
この発明によれば、PHSに比べて消費電力が相対的に大きいWLANへの電力供給は極力抑制される。
本発明にかかる音声通話方法、音声通話プログラム、および音声通話装置によれば、音声通話装置に搭載された複数の無線通信装置の電源のON/OFFを効率的に切り替えることで、待ち受け時および着信時の省電力化およびそれに伴う待ち受け時間の延長を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる音声通話方法、音声通話プログラム、および音声通話装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置の外観図(正面図、背面図、側面図、上面図)である。図示するように、本音声通話装置100の外観および寸法は従来の携帯電話とほぼ同様である。ただし、本装置100は、その上側背面にCF型のPHSカードを挿入するカードスロット101を備える。
また、図2は上記装置のハードウエア構成を示す説明図である。図中、200は本装置内の各部に電力を供給する電源、201は装置全体の制御を司るCPU、202はプログラムやデータなどを記憶するメモリである。また、203は数字キーや十字キーなどの各種操作ボタン、204はメニューなどを表示する液晶ディスプレイ、205は音声を装置内部に入力するマイク、206は逆に音声を装置外部に出力するスピーカである。また、207は基地局との無線通信を制御するPHSインターフェースである。そして、ここまでは従来の携帯電話と同様であるが、本装置はPHSインターフェース207のほか、IEEE802.11bなどによる無線通信を制御するWLANインターフェース208もあわせて搭載した点が特徴となっている。
なお、PHSインターフェース207は具体的にはCF型のPHSカードであり、本装置のカードスロット(図1の101)に挿入されているものとする。したがって本装置のハードウエア構成としては、(1)PHSインターフェース207とWLANインターフェース208の双方を具備する場合と、(2)WLANインターフェース208のみを具備する場合とが考えられるが、特に断らない限り以下では(1)の場合を考えることにする。
そしてこの(1)の場合、PHSとWLANの切り替え時に通話が切断されてしまうという問題があるので、本装置は上述の従来技術を利用して、これらの間のシームレスローミングを実現している。一方、消費電力が大きい(待ち受け時間が短い)という問題については、待ち受けを基本的にPHSで行うようにする、すなわちPHSのみがON(電力が供給されている状態)でWLANはできるだけOFF(電力が供給されていない状態)にすることで、待ち受け時の省電力化をはかっている。具体的には、WLANが圏内であるか圏外であるかを問わず、PHSが圏内である限り待ち受けはPHSにより行い、PHSが圏外でかつWLANが圏内である場合に限り、WLANによる待ち受けを行う。
図3および図4は、本装置がPHSとWLANのいずれで待ち受けを行うかを示す状態遷移図である。図3は、図中黒丸で示される初期状態(本装置への電源投入時)において本装置がPHSの圏外にあった場合、図4は逆に圏内にあった場合である。図中「音声待ち受け」とはPHSによる待ち受けを意味しており、本装置がこの状態にあるときはPHSの電源はON、WLANの電源はOFFである。また、図中「VoIP待ち受け」とはWLANによる待ち受けを意味しており、本装置がこの状態にあるときはPHSは原則としてOFF(厳密には間欠受信を行うので定期的にON)、WLANはONである。なお、図中「待機中」とはPHSでもWLANでも着信できないが、PHSで待ち受けだけはしている状態である。
そして着信があった時点で、本装置は相手先との接続方法(PHSを使うのかWLANを使うのかなど)を選択し、選択した方法で相手先に接続するが、本発明の特徴はこの部分にあるので、以下ではこの機能を中心に説明する。
図5は、この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置の構成を機能的に示す説明図である。図中、500は発着信制御部であり、発信時や着信時の本装置の動作を制御する機能部である。上記動作は基本的に従来技術の携帯電話と同様であるが、本発明に特徴的なものとしては、PHSの着信直後に呼を切断したり、後述する相手先検索部504から通知されたIP電話番号へ、PHSまたはWLANによりコールバックしたりする処理がある。なお、この発着信制御部500は図2に示したCPU201により実現される。
501はPHS通信部であり、基地局との無線通信を制御する機能部である。502はWLAN通信部であり、IEEE802.11bなどによる無線通信を制御する機能部である。なお、PHS通信部501は図2に示したPHSインターフェース207により、WLAN通信部502はWLANインターフェース208により、それぞれ実現される。
503は相手先DB(データベース)であり、通話の相手先についてその(1)電話網上の識別情報である電話番号(固定電話や携帯電話などの電話番号)と、(2)IP網上の識別情報である電話番号(具体的には「050−XXXX−XXXX」やSIPアドレスなど)とを対応づけて保持する機能部である。なお、この相手先DB503は図2に示したメモリ202により実現される。
なお、以下では説明の便宜上、上記(1)(2)は物理的に同一の電話機の識別情報であるものとするが、必ずしもそうでなければならないわけではなく、たとえばある相手先について、電話機1の電話番号と電話機2のIP電話番号とを対応づけて保持しておくことも可能である。ただし後述のように、本発明にかかる音声通話装置は(1)の電話番号から着信があると、それは切断して折り返し(2)のIP電話番号へコールバックするので、電話機1および2が物理的に近くにないと、実際問題として相手先ではコールバックを受けることができない。
504は相手先検索部であり、発着信制御部500から通知された相手先の電話番号(発信元電話番号)に対応するIP電話番号を、相手先DB503から検索する機能部である。なお、この相手先検索部504は図2に示したCPU201により実現される。
505はPHS/WLAN選択部であり、PHS通信部501あるいはWLAN通信部502を制御して、PHSまたはWLANのいずれでコールバックするかを選択する機能部である。なお、このPHS/WLAN選択部505は図2に示したCPU201により実現される。
506は電力供給部であり、PHS通信部501やWLAN通信部502へその動作に必要な電力を供給する機能部である。507は電力供給制御部であり、PHS通信部501やWLAN通信部502に指示して、電力供給部506からの電力供給を受けるか受けないかを切り替えさせる(電源のON/OFFを切り替えさせる)機能部である。なお、電力供給部506は図2に示した電源200により、電力供給制御部507はCPU201により、それぞれ実現される。
次に、図6はこの発明の実施の形態1にかかる音声通話装置において、音声待ち受け中(PHSによる待ち受け中)に着信があった場合の音声通話の手順を示すフローチャートである。
図中ステップS601の時点では、PHSのみがON(WLANはOFF)の状態である。そしてこの状態で発着信制御部500が、PHS通信部501から着信を通知されると(ステップS602:Yes)、発着信制御部500から発信元電話番号の通知を受けた相手先検索部504が、まず相手先DB503から上記番号に対応するIP電話番号を検索する(ステップS603)。
そしてIP電話番号が検索できた場合(コールバック先となるIP電話番号が特定できた場合、と言ってもよい。ステップS604:Yes)、相手先検索部504は検索成功の旨と、検索されたIP電話番号とを発着信制御部500に通知する。次にこれを受けた発着信制御部500では、着信音の出力など通常の着信動作を行った後、本装置のユーザが電話に出る前(相手先に通話料金が発生する前)に、PHS通信部501に指示して呼を切断させる(ステップS605)。
次に、発着信制御部500はPHS/WLAN選択部505に指示して、PHSまたはWLANのいずれで相手先にコールバックするかを選択させる。すなわち、これを受けたPHS/WLAN選択部505はまず電力供給制御部507に対して、WLANに電力を供給するよう指示し、電力供給制御部507から出力された電源ONの信号を受けて、WLAN通信部502が電源ONの状態となる(ステップS606)。したがって、このステップS606の時点ではPHSとWLANのいずれもがON(いずれも動作可能な状態)となる。
次にPHS/WLAN選択部505は、上記で起動されたWLAN通信部502を制御してWLANの圏内/圏外を判定し(ステップS607)、もし圏内であれば(ステップS608:Yes)、WLANでコールバックすべき旨を発着信制御部500へ通知するとともに、電力供給制御部507に対して、PHSへの電力供給を停止するよう指示する。そして、電力供給制御部507から出力された電源OFFの信号を受けて、PHS通信部501が電源OFFの状態となる(ステップS609)。したがって、このステップS609の時点ではWLANのみがONの状態となる。
一方、発着信制御部500はWLAN通信部502を制御して、ステップS604で検索されたIP電話番号へVoIPによりコールバックを行う(ステップS610)。そして、相手先が電話に出た後はVoIPによる音声通話を行い(ステップS611)、切断時(ステップS612)にはその旨をPHS/WLAN選択部505に通知する。これを受けたPHS/WLAN選択部505は、その時点でPHSの圏外となっていなければ、電力供給制御部507に対してOFFになっているPHSをON、ONになっているWLANをOFFにするよう指示する。そして電力供給制御部507から出力された信号を受けて、PHS通信部501が電源ON、WLAN通信部502が電源OFFの状態となった後(ステップS613)、ステップS601に戻って音声待ち受けを継続する。
上記に対して、WLANが圏外であった場合は(ステップS608:No)、PHS/WLAN選択部505はPHSでコールバックすべき旨を発着信制御部500へ通知するとともに、電力供給制御部507に対して、WLANへの電力供給を停止するよう指示する。そして、電力供給制御部507から出力された電源OFFの信号を受けて、WLAN通信部502が電源OFFの状態となる(ステップS614)。したがって、このステップS614の時点では待ち受け時と同様、再びPHSのみがONの状態となる。
一方、発着信制御部500はPHS通信部501を制御して、ステップS604で検索されたIP電話番号へPPPおよびVoIPによりコールバックを行う(ステップS615)。そして、相手先が電話に出た後はVoIPによる音声通話を行い(ステップS616)、切断時(ステップS617)にはその旨がPHS/WLAN選択部505に通知され、その時点でPHSの圏外となっていなければ、ステップS601に戻って音声待ち受けが継続される。
上記に対して、相手先DB503からIP電話番号が検索できなかった場合(ステップS604:No)は、コールバック先が特定できないので、PHSにかかってきた電話をそのままPHSで受ける。すなわち、相手先検索部504から検索失敗の旨を通知された発着信制御部500は通常の着信動作を行い(ステップS618)、本装置のユーザが電話に出た後は通常のPHS通話(ステップS619)を行って、切断時(ステップS620)にはその旨をPHS/WLAN選択部505に通知する。そして、その時点でPHSの圏外となっていなければ、ステップS601に戻って音声待ち受けが継続される。
一方、図7はこの発明の実施の形態1にかかる音声通話装置において、VoIP待ち受け中(WLANによる待ち受け中)に着信があった場合の音声通話の手順を示すフローチャートである。
図中ステップS701の時点では、WLANのみがON(PHSはOFF)の状態である。そしてこの状態で発着信制御部500が、WLAN通信部502から着信を通知されると(ステップS702:Yes)、発着信制御部500はそのまま通常の着信動作を行い(ステップS703)、本装置のユーザが電話に出た後はWLANによるVoIP通話を行って(ステップS704)、切断後(ステップS705)はステップS701のVoIP待ち受けを継続する。
図6および図7をまとめると、まず(1)PHSが使える場所(PHS圏内)ではWLANが使えるか否かにかかわらずもっぱらPHSで待ち受けを行い、PHSに着信があると、(1−1)電話をかけてきた相手先のIP電話番号が分かりかつWLANが使える場合はWLANでコールバック、(1−2)IP電話番号は分かるがWLANが使えない場合はPHSでコールバック、(1−3)そもそもIP電話番号が分からない場合は着信した電話をそのまま受ける、という3パターンになる。
一方、(2)PHSは使えないもののWLANだけでも使える場所ではもっぱらWLANで待ち受けを行い、WLANに着信があると、(2−1)そのままWLANで電話を受けることになる。これはたとえばWLANのみを搭載したPCによる、通常のVoIP通話と同様であり、その間PHSがONになることは原則としてない(間欠受信時を除く)。
以上説明した実施の形態1によれば、WLANがONとなるのは、(1−1)の場合は着信直後から通話終了までの間(ステップS606〜S613)、(1−2)の場合は着信直後の一瞬のみ(ステップS606〜S608およびステップS614)であり、(1−3)の場合は終始OFFである。また、(2−1)の場合は終始ON(ステップS701〜S705)であるが、PHSが使えずWLANのみが使える場所は比較的稀のため、実際にはあまり長時間にはならないと考えられる。このように、本装置は消費電力の大きいWLANへの電力供給をできる限り抑制するので、これにより省電力化および待ち受け時間の延長がはかられる。
(実施の形態2)
さて、上述した実施の形態1では、WLANがONとなるタイミングはおよそ上記の通りであるが、厳密には上記(1)(2)のほか(3)PHSもWLANも使えない場所が存在する。そしてこの(3)の場合、PHSやWLANが圏内になればただちに音声待ち受けやVoIP待ち受けに移行する目的で、本装置は一定の待機時間経過ごとにPHSおよびWLANの圏内/圏外判定を行っている。ただ、この判定のためにも電力が消費されてしまうので、以下で説明する実施の形態2のように、少なくともPHSもWLANも圏外と分かっているときはWLANの待機時間だけでも延長する(WLANをあまり頻繁に立ち上げないようにする)ことで、省電力化を図るようにしてもよい。
この発明の実施の形態2にかかる音声通話装置のハードウエア構成は、図2に示した実施の形態1のそれと同様である。図8は、実施の形態2にかかる上記装置の構成を機能的に示す説明図である。図5に示した実施の形態1のそれとの差異は、新たに圏内/圏外判定部808を備えた点である。図示する各部の機能のうち、実施の形態1と異なる点については、すぐ以下に述べるフローチャート中で順次説明する。
図9は、この発明の実施の形態2にかかる音声通話装置における、WLANの待機時間の変更処理の手順を示すフローチャートである。実施の形態2にかかる圏内/圏外判定部808は、あらかじめ保持しているPHS待機時間808aが経過するごとにPHSの圏内/圏外判定を、またWLAN待機時間808bが経過するごとにWLANの圏内/圏外判定を、それぞれ行って、その結果をそれぞれPHS判定結果808cあるいはWLAN判定結果808dとして保持している。なおかつ、圏内/圏外判定部808はPHSの圏内/圏外判定時に、WLAN待機時間808bを図9の手順により変更している。
すなわち、PHS待機時間808aで示される所定時間が経過するごとに、圏内/圏外判定部808はPHS通信部801を制御して、PHSの圏内/圏外判定を行う(ステップS901。なお、PHSがOFFになっているときは判定に先立って、電力供給制御部807に指示して電力を供給させるのは言うまでもない)。そしてPHSが圏外だった場合(ステップS902:No)、圏内/圏外判定部808は次にWLAN通信部802を制御して、WLANの圏内/圏外判定を行う(ステップS903。なお、WLANがOFFになっているときは判定に先立って、電力供給制御部807に指示して電力を供給させるのは言うまでもない)。
そしてWLANも圏外だった場合は(ステップS904:No)、圏内/圏外判定部808はあらかじめ保持しているWLAN待機時間808bに所定時間を加算することで、当該待機時間を延長する(ステップS905)。一方、WLANが圏内だった場合は(ステップS904:Yes)、前回までの本フローチャートによる処理で延長された(可能性のある)WLAN待機時間808bを初期値にリセットする(ステップS906)。また、PHSが圏内だった場合も(ステップS902:Yes)、同様にWLAN待機時間808bをリセットする(ステップS906)。そして、PHS待機時間808aで示される時間だけ待機(ステップS907)した後、ステップS901に戻って上述の処理を繰り返す。
以上説明した実施の形態2によれば、定期的に実行されるPHSの圏内/圏外判定のタイミングで、PHSもWLANも圏外であればWLANの待機時間が段階的に延長されてゆく(WLANの起動間隔が段階的に拡大してゆく)ので、その分WLANに電力の供給される機会が減少し、消費電力の抑制を図ることができる。
なお、PHS待機時間808aやWLAN待機時間808bの経過ごとに間欠的に取得され、圏内/圏外判定部808に保持されるPHS判定結果808cおよびWLAN判定結果808d(以下ではこれらを「圏内圏外情報」と総称する)は、たとえば図6のステップS607における、着信時のWLANの圏内/圏外判定に利用することができる。すなわち当該判定において、PHS/WLAN選択部805は逐一WLAN通信部802に問い合わせることなく、圏内/圏外判定部808内の直近の圏内圏外情報を参照することで、高速にPHSとWLANのいずれでコールバックするかを選択できる。
なお、上述した実施の形態1および2では、PHSもWLANも利用可能な場合はWLANでコールバックするようにしたが、これは通常、費用面ではWLANのほうがPHSよりも有利なためである(通話料が事実上かからない)。もっとも、たとえばできるだけバッテリを節約したい(待ち受け時間を長くしたい)場合には、たとえ通話料がかかるとしても、PHSの使える場所ではPHSを使いたいとユーザが考えることもある。このように、何をコストと考えるかはユーザやその時々の状況によって変化するため、PHSもWLANも利用可能な場合はいずれを利用するかを、あらかじめ初期設定としてユーザに選択させたり、あるいはコールバック時にユーザが個々に選択できるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1および2では、着信した電話をいったん切ってコールバックするか(コールバック方式。図6ステップS608〜S617)、あるいはその電話にそのまま出るか(直接接続方式。図6ステップS618〜S620)を、コールバック先のIP電話番号が特定できるかどうかによって振り分けたが、コールバック先は分かっていてもそのまま電話を取りたい場合もあるので、着信時にユーザがいずれかの方式を選択できるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1および2では、PHSやWLANをシームレスに切り替えての音声通話が本装置のみで実現でき、本装置以外の追加的な設備や既存の設備の改修などを必要としない。もっとも、既存のSIPサーバなどを改修して本装置と組み合わせることで、より高度で使いやすいシステムを構築することが可能なのは言うまでもない。たとえば本装置に電話をかけた側から見ると、毎回毎回ワンコール程度で切断された直後に折り返し電話がかかってくる(場合によっては、発信に使ったのとは別の電話機に着信する)ことになるが、しくみを知らないとやや不自然な流れである。そこで経路上のSIPサーバで、相手先がかけてきた電話を切らずに待たせておき、本装置からのコールバックと接続することで、相手先に違和感を覚えさせることなくコールバックを実現できる。
なお、図10〜図20は相手先との間にSIPサーバを介した場合の本装置の状態遷移図である。まず、図10はWLAN圏内での音声待ち受け中(PHSのみON)に電話がかかってきた場合の状態遷移図であり、このケースでは上述のように、WLANのみをONにしてVoIPでコールバックを行う。図11および図12は、同じくWLAN圏内での音声待ち受け中に本装置から電話をかける場合の状態遷移図であり、そのかけ方としては、図11のようにWLANのみONにしてVoIP発信する方式と、図12のようにPHSのみONのまま音声発信する方式(PHSで普通に電話をかけるのと同じかけ方)とがある。
なお、上述した実施の形態1および2では、WLAN圏内であってもPHS圏内であればもっぱらPHSで待ち受けを行うようにしたが、バッテリの節約を考慮しないのであれば、PHSの圏内/圏外にかかわらずWLAN圏内でWLANによる待ち受けを行うことはもちろん可能である。図13は、WLAN圏内でのVoIP待ち受け中(WLANのみON)に、本装置に電話がかかってきた場合の状態遷移図、図14は逆に本装置から電話をかける場合の状態遷移図である。図示する遷移は、たとえばWLANのみを搭載したPCにおいてIP電話を受けたりかけたりするときの遷移とほぼ同様であるが、WLANが使えなくなったときにはPHSへ切り替えて通話を継続できる点が特長となっている。なお、図13および図14ではWLANのみが終始ONとなる。
一方、WLAN圏外では本装置は一律に音声待ち受け(PHSのみON)を行う。図15は、WLAN圏外での音声待ち受け中に電話がかかってきた場合の状態遷移図であり、図示する遷移は従来技術のPHSにおいて着信があったときの遷移と同様である。ただし、同じくWLAN圏外での音声待ち受け中に電話をかける場合については、図16のようにVoIP発信する場合と、図17のように音声発信する場合とがある。なお、図15・図16・図17では終始PHSはON、WLANはOFFである。
なお、上記では本装置にPHSとWLANの双方が具備されていることを前提としたが、上述のようにPHSインターフェース207はスロットから着脱可能であるので、実際にはWLANしか具備しない構成もありうる。そして図18は、本装置がWLANしか備えておらず、かつWLAN圏内でVoIP待ち受け中に電話がかかってきた場合の状態遷移図、図19は逆に電話をかける場合の状態遷移図である。図示する遷移は、たとえばWLANのみを搭載したPCにおいてIP電話を受けたりかけたりするときの遷移と同様である。また、図20は本装置がWLANしか備えておらず、かつWLAN圏外でVoIP待ち受けをしている場合の状態遷移図であり、この場合は発着信ともに不可能であるものの、定期的にWLANをONにして圏内/圏外判定だけを行う。
なお、本発明にかかる音声通話装置の用途としては、従来の携帯電話と同様に電話を発着信することのほか、たとえば簡易的な会議システムなどが考えられる。具体的には、複数の端末をWLANでアドホックに接続するとともに、いずれかの端末がサーバ(その他の端末はクライアント)となって、PHSで外部ネットワークに接続する。なお、このサーバにおいてエコーキャンセルなどの処理を行うようにしてもよい。また、このほかPCやプリンタなどの情報機器を制御するためのユビキタスリモコンとして、本装置を利用することも考えられる。
なお、上述した実施の形態1および2で説明した音声通話方法は、あらかじめ用意されたプログラムをプロセッサで実行することにより実現される。このプログラムはメモリ202のほか、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、プロセッサによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)第1の無線通信装置および第2の無線通信装置を備えた音声通話装置における音声通話方法であって、
前記第1の無線通信装置への着信を検知する検知工程と、
前記検知工程で前記着信が検知された場合に前記第2の無線通信装置に電力を供給する電力供給工程と、
前記電力供給工程で電力を供給された前記第2の無線通信装置による通信の可否を判定する判定工程と、
前記判定工程における判定結果に基づいて前記第1の通信装置および前記第2の通信装置のうちいずれか一つを選択する選択工程と、
前記検知工程で前記着信が検知された相手先へ前記選択工程で選択された前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置によりコールバックするコールバック工程と、
を含むことを特徴とする音声通話方法。
(付記2)さらに、前記選択工程で選択されなかった前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置への電力の供給を停止する電力停止工程を含むことを特徴とする前記付記1に記載の音声通話方法。
(付記3)さらに、前記検知工程で前記着信が検知された相手先についてそのコールバック先を特定する特定工程を含み、
前記電力供給工程では、前記検知工程で前記着信が検知されかつ前記特定工程で前記コールバック先が特定できた場合に前記第2の無線通信装置に電力を供給するとともに、
前記コールバック工程では、前記検知工程で前記着信が検知された相手先の前記特定工程で特定された前記コールバック先へ前記選択工程で選択された前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置によりコールバックすることを特徴とする前記付記1または付記2に記載の音声通話方法。
(付記4)前記選択工程では、前記判定工程で前記通信が可能と判定された場合は前記第2の通信装置を選択することを特徴とする前記付記1〜付記3のいずれか一つに記載の音声通話方法。
(付記5)前記判定工程では、前記通信の可否をあらかじめ間欠的に取得されている前記第2の通信装置の圏内圏外情報に基づいて判定することを特徴とする前記付記1〜付記4のいずれか一つに記載の音声通話方法。
(付記6)前記圏内圏外情報が取得される時間間隔は、前記第1の通信装置による通信および前記第2の通信装置による通信がともに不可の場合は段階的に延長されることを特徴とする前記付記5に記載の音声通話方法。
(付記7)第1の無線通信装置および第2の無線通信装置を備えた音声通話装置における音声通話プログラムであって、
前記第1の無線通信装置への着信を検知する検知工程と、
前記検知工程で前記着信が検知された場合に前記第2の無線通信装置に電力を供給する電力供給工程と、
前記電力供給工程で電力を供給された前記第2の無線通信装置による通信の可否を判定する判定工程と、
前記判定工程における判定結果に基づいて前記第1の通信装置および前記第2の通信装置のうちいずれか一つを選択する選択工程と、
前記検知工程で前記着信が検知された相手先へ前記選択工程で選択された前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置によりコールバックするコールバック工程と、
をプロセッサに実行させることを特徴とする音声通話プログラム。
(付記8)さらに、前記選択工程で選択されなかった前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置への電力の供給を停止する電力停止工程を含むことを特徴とする前記付記7に記載の音声通話プログラム。
(付記9)さらに、前記検知工程で前記着信が検知された相手先についてそのコールバック先を特定する特定工程を含み、
前記電力供給工程では、前記検知工程で前記着信が検知されかつ前記特定工程で前記コールバック先が特定できた場合に前記第2の無線通信装置に電力を供給するとともに、
前記コールバック工程では、前記検知工程で前記着信が検知された相手先の前記特定工程で特定された前記コールバック先へ前記選択工程で選択された前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置によりコールバックすることを特徴とする前記付記7または付記8に記載の音声通話プログラム。
(付記10)前記選択工程では、前記判定工程で前記通信が可能と判定された場合は前記第2の通信装置を選択することを特徴とする前記付記7〜付記9のいずれか一つに記載の音声通話プログラム。
(付記11)前記判定工程では、前記通信の可否をあらかじめ間欠的に取得されている前記第2の通信装置の圏内圏外情報に基づいて判定することを特徴とする前記付記7〜付記10のいずれか一つに記載の音声通話プログラム。
(付記12)前記圏内圏外情報が取得される時間間隔は、前記第1の通信装置による通信および前記第2の通信装置による通信がともに不可の場合は段階的に延長されることを特徴とする前記付記11に記載の音声通話プログラム。
(付記13)第1の無線通信装置および第2の無線通信装置を備えた音声通話装置であって、
前記第1の無線通信装置への着信を検知する検知手段と、
前記検知手段により前記着信が検知された場合に前記第2の無線通信装置に電力を供給する電力供給手段と、
前記電力供給手段により電力を供給された前記第2の無線通信装置による通信の可否を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて前記第1の通信装置および前記第2の通信装置のうちいずれか一つを選択する選択手段と、
前記検知手段により前記着信が検知された相手先へ前記選択手段により選択された前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置によりコールバックするコールバック手段と、
を備えることを特徴とする音声通話装置。
(付記14)さらに、前記選択手段により選択されなかった前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置への電力の供給を停止する電力停止手段を備えることを特徴とする前記付記13に記載の音声通話装置。
(付記15)さらに、前記検知手段により前記着信が検知された相手先についてそのコールバック先を特定する特定手段を備え、
前記電力供給手段は、前記検知手段により前記着信が検知されかつ前記特定手段により前記コールバック先が特定できた場合に前記第2の無線通信装置に電力を供給するとともに、
前記コールバック手段は、前記検知手段により前記着信が検知された相手先の前記特定手段により特定された前記コールバック先へ前記選択手段により選択された前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置によりコールバックすることを特徴とする前記付記13または付記14に記載の音声通話装置。
(付記16)前記選択手段は、前記判定手段により前記通信が可能と判定された場合は前記第2の通信装置を選択することを特徴とする前記付記13〜付記15のいずれか一つに記載の音声通話装置。
(付記17)前記判定手段は、前記通信の可否をあらかじめ間欠的に取得されている前記第2の通信装置の圏内圏外情報に基づいて判定することを特徴とする前記付記13〜付記16のいずれか一つに記載の音声通話装置。
(付記18)前記圏内圏外情報が取得される時間間隔は、前記第1の通信装置による通信および前記第2の通信装置による通信がともに不可の場合は段階的に延長されることを特徴とする前記付記17に記載の音声通話装置。
以上のように、本発明にかかる音声通話方法、音声通話プログラム、および音声通話装置は、複数の無線通信装置を搭載した音声通話装置における省電力化およびそれに伴う待ち受け時間の延長の目的に有用であり、特に上記装置の中に、WLANのように消費電力が大きくかつ使用頻度の比較的少ない装置が含まれている場合に適している。
この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置の外観図である。 この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置のハードウエア構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置の状態遷移図である(初期状態でPHS圏外だった場合)。 この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置の状態遷移図である(初期状態でPHS圏内だった場合)。 この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置の構成を機能的に示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置において、音声待ち受け中(PHSによる待ち受け中)に着信があった場合の音声通話の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1にかかる音声通話装置において、VoIP待ち受け中(WLANによる待ち受け中)に着信があった場合の音声通話の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2にかかる音声通話装置の構成を機能的に示す説明図である。 この発明の実施の形態2にかかる音声通話装置における、WLANの待機時間の変更処理の手順を示すフローチャートである。 WLAN圏内での音声待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置に着信があった場合)。 WLAN圏内での音声待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置からVoIP発信する場合)。 WLAN圏内での音声待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置から音声発信する場合)。 WLAN圏内でのVoIP待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置に着信があった場合)。 WLAN圏内でのVoIP待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置からVoIP発信する場合)。 WLAN圏外での音声待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置に着信があった場合)。 WLAN圏外での音声待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置からVoIP発信する場合)。 WLAN圏外での音声待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置から音声発信する場合)。 WLAN圏内でのVoIP待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置に着信があった場合)。 WLAN圏内でのVoIP待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である(本装置からVoIP発信する場合)。 WLAN圏外でのVoIP待ち受け中における本装置の状態遷移の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 音声通話装置
101 カードスロット
200 電源
201 CPU
202 メモリ
203 操作ボタン
204 液晶ディスプレイ
205 マイク
206 スピーカ
207 PHSインターフェース
208 WLANインターフェース
500,800 発着信制御部
501,801 PHS通信部
502,802 WLAN通信部
503,803 相手先DB
504,804 相手先検索部
505,805 PHS/WLAN選択部
506,806 電力供給部
507,807 電力供給制御部
808 圏内/圏外判定部
808a PHS待機時間
808b WLAN待機時間
808c PHS判定結果
808d WLAN判定結果

Claims (6)

  1. 公衆無線網と、無線LANを経由したIP電話による通信が可能な音声通話装置であって、
    前記公衆無線網との通信を行う公衆無線網通信手段と、
    外部より起動・停止の処理が可能で、無線LAN通信網との通信を行う無線LAN通信手段と、
    前記公衆無線網の電話番号とIP電話の双方の電話番号を対応付けて記憶する機能部と、
    前記公衆無線網から、発呼者の電話番号を付した着信を受けた際、該電話番号に対応するIP電話の電話番号を前記機能部から検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索により対応するIP電話の電話番号が検索された場合、着信を閉結せずに切断を行う切断するとともに、前記無線LAN通信手段を起動し、無線LAN通信網の通信圏内を確認する無線LAN通信圏内確認手段と、
    前記無線LAN通信圏内確認手段により無線LAN通話圏内と確認された場合、前記無線LAN通信手段を制御して前記検索手段で検索されたIP電話の電話番号による発呼および通話の処理を行い、その後、無線LAN通話が完了すると前記無線LAN通信手段を停止させ、前記無線LAN通信圏内確認手段により無線LAN通話圏内と確認されなかった場合、前記無線LAN通信手段を停止させるとともに、前記公衆無線網通信手段を制御し、着信とともに通知された電話番号へ発呼および通話を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする音声通話装置。
  2. 前記無線LAN通信圏内確認手段は、前記通信の可否をあらかじめ間欠的に取得されている前記無線LAN通信手段の圏内圏外情報に基づいて確認することを特徴とする前記請求項1に記載の音声通話装置。
  3. 公衆無線網と、無線LANを経由したIP電話による通信が可能な音声通話装置であって、前記公衆無線網との通信を行う公衆無線網通信手段と、外部より起動・停止の処理が可能で、無線LAN通信網との通信を行う無線LAN通信手段と、公衆無線網の電話番号とIP電話の双方の電話番号を対応付けて記憶する機能部と、を備えた音声通話装置における音声通話方法であって、
    前記公衆無線網から、発呼者の電話番号を付した着信を受けた際、該電話番号に対応するIP電話の電話番号を前記機能部から検索する検索工程と、
    前記検索工程による検索により対応するIP電話の電話番号が検索された場合、着信を閉結せずに切断を行う切断するとともに、前記無線LAN通信手段を起動し、無線LAN通信網の通信圏内を確認する無線LAN通信圏内確認工程と、
    前記無線LAN通信圏内確認工程により無線LAN通話圏内と確認された場合、前記無線LAN通信手段を制御して前記検索工程で検索されたIP電話の電話番号による発呼および通話の処理を行い、その後、無線LAN通話が完了すると前記無線LAN通信手段を停止させる第1の処理工程と、
    前記無線LAN通信圏内確認工程により無線LAN通話圏内と確認されなかった場合、前記無線LAN通信手段を停止させるとともに、前記公衆無線網通信手段を制御し、着信とともに通知された電話番号へ発呼および通話を行う第2の工程と、
    をプロセッサに実行させることを特徴とする音声通話方法。
  4. 前記無線LAN通信圏内確認工程は、前記通信の可否をあらかじめ間欠的に取得されている前記無線LAN通信手段の圏内圏外情報に基づいて確認することを特徴とする前記請求項3に記載の音声通話方法。
  5. 公衆無線網と、無線LANを経由したIP電話による通信が可能な音声通話装置であって、前記公衆無線網との通信を行う公衆無線網通信手段と、外部より起動・停止の処理が可能で、無線LAN通信網との通信を行う無線LAN通信手段と、公衆無線網の電話番号とIP電話の双方の電話番号を対応付けて記憶する機能部と、を備えた音声通話装置における音声通話プログラムであって、
    前記公衆無線網から、発呼者の電話番号を付した着信を受けた際、該電話番号に対応するIP電話の電話番号を前記機能部から検索する検索工程と、
    前記検索工程による検索により対応するIP電話の電話番号が検索された場合、着信を閉結せずに切断を行う切断するとともに、前記無線LAN通信手段を起動し、無線LAN通信網の通信圏内を確認する無線LAN通信圏内確認工程と、
    前記無線LAN通信圏内確認工程により無線LAN通話圏内と確認された場合、前記無線LAN通信手段を制御して前記検索工程で検索されたIP電話の電話番号による発呼および通話の処理を行い、その後、無線LAN通話が完了すると前記無線LAN通信手段を停止させる第1の処理工程と、
    前記無線LAN通信圏内確認工程により無線LAN通話圏内と確認されなかった場合、前記無線LAN通信手段を停止させるとともに、前記公衆無線網通信手段を制御し、着信とともに通知された電話番号へ発呼および通話を行う第2の工程と、
    をプロセッサに実行させることを特徴とする音声通話プログラム。
  6. 前記無線LAN通信圏内確認工程は、前記通信の可否をあらかじめ間欠的に取得されている前記無線LAN通信手段の圏内圏外情報に基づいて確認することを特徴とする前記請求項5に記載の音声通話プログラム。

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