JP2001159936A - コンピュータシステムおよびそのウェイクアップ方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよびそのウェイクアップ方法

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JP2001159936A JP34499799A JP34499799A JP2001159936A JP 2001159936 A JP2001159936 A JP 2001159936A JP 34499799 A JP34499799 A JP 34499799A JP 34499799 A JP34499799 A JP 34499799A JP 2001159936 A JP2001159936 A JP 2001159936A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCと携帯電話との無線による通信が可能な
システムにおいて、PCのバッテリ切れを考慮した最適
なウェイクアップ制御を実現する。 【解決手段】 PC100のウェイクアップ設定が行わ
れる時点でのバッテリ残量とスタンバイ時のPC100
の消費電力から、PCがスタンバイ状態に移行してから
どれだけの時間動作可能であるかを計算し、この動作可
能時間をユーザに例えばディスプレイを通して知らせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータと携
帯端末との無線等による通信が可能なコンピュータシス
テムとそのウェイクアップ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯性を考慮したノートブックタイプの
パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)は、屋外
への持ち出される場合を考慮してバッテリによる駆動が
可能である。このようなPCを携帯中のユーザはバッテ
リ残量に気を配いながらの利用を強いられる。このよう
なPCの多くはバッテリ残量をディスプレイ上での表示
でユーザに知らせる手段をもっていることが普通であ
る。
【0003】ところで近年、PCと、PDA(Personal
Digital(Data) Assistants)などの携帯性を重視した
個人用の情報端末や携帯電話など(以下、携帯端末と総
称する。)とを無線で接続し、携帯端末からPCを操作
したり、PCと携帯端末との間でのデータ転送を行う仕
組みが検討されている。具体的な利用イメージとして、
手元の携帯電話から鞄の中のPCが管理している受信メ
ールなどのデータを呼び出して携帯電話のディスプレイ
でその内容を見る、といったものが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たPCと携帯端末からなるシステムにおいては、PCの
バッテリ切れに関する対応についての検討が十分なされ
ていない。例えば、PCのバッテリが空になっている場
合、携帯端末からPCのバッテリ残量等を確認しないユ
ーザは、携帯端末とPCとを接続するための操作を何度
も繰り返すことになり、ユーザからの信頼を損なうこと
になる。また、PCから携帯端末へのデータ転送時にP
Cがバッテリ切れとなった場合に転送途中のデータのフ
ァイルが壊れないとは限らない。
【0005】本発明はこのような課題を解決するための
もので、その目的とするところは、PCのスタンバイ状
態からの動作可能時間を予めユーザが把握しておくこと
ができ、使い勝手を高めることのできるコンピュータシ
ステムとそのウェイクアップ設定の提供を目的とする。
【0006】また、本発明は、PCのウェイクアップ後
の動作可能時間を予めユーザが把握しておくことがで
き、使い勝手を高められるコンピュータシステムとその
ウェイクアップ方法の提供を目的とする。
【0007】さらに、本発明は、PCのウェイクアップ
後の動作可能時間に対して最適な転送データ量をユーザ
が選択できることで、転送途中のデータのファイル破壊
の生じないコンピュータシステムとそのウェイクアップ
方法の提供を目的とする。
【0008】さらに、本発明は、PCのウェイクアップ
後の動作可能時間に対して最適な転送データ量が自動的
に選択されることで、転送途中のデータのファイル破壊
を防止できるとともにユーザに負担をかけることのない
コンピュータシステムとそのウェイクアップ方法の提供
を目的とする。
【0009】さらに、本発明は、携帯端末から、スタン
バイ状態にあるコンピュータをウェイクアップさせるこ
とのできるコンピュータシステムとそのウェイクアップ
方法の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、コンピュータと携帯端末との通信が可
能なコンピュータシステムにおいて、前記コンピュータ
が、動作電力の供給源であるバッテリと、前記携帯端末
より発行されたウェイクアップ命令に応じて、前記コン
ピュータを少なくとも前記携帯端末との通信機能を有効
にしたまま前記バッテリの電力供給先を制限したスタン
バイ状態から前記バッテリの電力供給先の制限を解除し
た制限解除状態にウェイクアップさせる手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0011】この発明は、携帯端末から、スタンバイ状
態にあるコンピュータをウェイクアップさせることので
きるコンピュータシステムが提供される。
【0012】また、上記目的を達成するために、この発
明は、前記構成を有するコンピュータシステムにおい
て、前記コンピュータが、前記コンピュータをウェイク
アップさせるための設定を行う時、前記コンピュータが
前記制限解除状態から前記スタンバイ状態に移行したあ
との動作可能時間を前記バッテリの残量を基に取得する
取得手段と、前記取得手段により取得された動作可能時
間を表示する表示手段とをさらに有することを特徴とす
る。
【0013】この発明は、コンピュータのウェイクアッ
プ設定の際に、コンピュータが制限解除状態からスタン
バイ状態に切り替わってからの動作可能時間をユーザに
表示することで、ユーザは動作可能時間を確認し、ウェ
イクアップ設定を有効にしてコンピュータをスタンバイ
状態に落とすかどうかを選択することができる。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
は、コンピュータと携帯端末との通信が可能なコンピュ
ータシステムにおいて、前記コンピュータが、動作電力
の供給源であるバッテリと、前記携帯端末より発行され
たウェイクアップ命令に応じて、前記コンピュータを少
なくとも前記携帯端末との通信機能を有効にしたまま前
記バッテリの電力供給先を制限したスタンバイ状態から
前記バッテリの電力供給先の制限を解除した制限解除状
態にウェイクアップさせる手段と、前記コンピュータが
ウェイクアップしてからの動作可能時間を前記バッテリ
の残量を基に取得する取得手段と、前記取得手段により
取得された動作可能時間を前記携帯端末に通知する手段
とを有することを特徴とする。
【0015】この発明は、携帯端末からのウェイクアッ
プ要求の際に、コンピュータがスタンバイ状態から制限
解除状態へウェイクアップしてからの動作可能時間を携
帯端末に通知することで、ユーザは、その動作可能時間
を参考に、コンピュータから携帯電話へのデータ転送を
行うかどうか、或いはデータ転送内容の詳細を決めるこ
とができる。通信可能時間が必要なデータ転送量に対し
て不十分である場合にデータ転送を行わないことを選択
することで、データ転送途中でコンピュータのバッテリ
が空になり、突然のシステムダウンによってファイルが
壊れるといった事故の発生を抑止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0017】図1に、本発明の実施形態に係るコンピュ
ータシステムの構成を示す。同図に示すように、本実施
形態のコンピュータシステムは、携帯性を考慮したノー
トブックタイプのパーソナルコンピュータ(以下、PC
と称す。)100と、このPC100と通信を行うこと
が可能な携帯電話200とで構成されるものである。P
C100と携帯電話200との通信インタフェースとし
て2.45GHz帯の無線通信規格であるBluetoothが用い
られている。携帯電話200は、例えば、鞄300の中
のPC100から送信されたデータを前記通信インタフ
ェースを通じて無線で取得し、ディスプレイ400に表
示させることが可能である。
【0018】図2に、PC100のソフトウェア構成を
示す。PC100におけるソフトウェアは、PCエンジ
ン部101を構成するソフトウェア群と無線モジュール
102に実装されたソフトウェア群とに大別される。
【0019】無線モジュール102に実装されたソフト
ウェア群としては、無線リンクの制御を行うLMP(Li
nk Management Protocol)103と、PCエンジン部1
01のドライバと通信を行うためのHCI(Host Contr
ol Interface)104などがある。
【0020】PCエンジン部101は、Microsoft社のW
indowsなどのOS105、Bluetoothのプロトコルドラ
イバ群106、無線モジュール102と通信を行うため
のHCI107、無線モジュール102をUSBインタ
フェースで接続した場合に必要なUSBドライバ108
などで構成されている。無線モジュール102とのイン
タフェースにはUSBのほかPCカード(PCMCIA
など)、PCIなどを用いることが可能であり、この場
合もそれぞれのインタフェースに合わせたドライバを実
装することで必要である。
【0021】さらに、PCエンジン部101のソフトウ
ェアには、携帯電話200からの要求に応じてPC10
0に常駐しているアプリケーション112と通信を行う
携帯電話通信プログラム109、携帯電話200からの
ウェイクアップの要求を受け付けるために必要な設定を
行うウェイクアップ用設定プログラム110、PC10
0に内蔵されたバッテリの残量を調べ、ウェイクアップ
用設定プログラム110や携帯電話通信プログラム10
9と通信を行う電源管理プログラム111がある。
【0022】図3に、PC100のハードウェア構成を
示す。PC100はPC本体131とPC本体131に
開閉自在に取り付けられたLCDパネルユニット(図1
参照)から構成されている。
【0023】PC本体131は前述したバッテリ132
を有し、そのバッテリ132から供給される電力によっ
て動作する。また、ACアダプタを介してAC商用電源
などの外部電源133から電力供給を受けることもでき
る。外部電源133から電力供給を受けているときはそ
の外部電源133からの電力によってバッテリ132の
充電も自動的に行われる。外部電源133からの電力が
供給されていないときはバッテリ132からPC本体1
31に電力が供給される。
【0024】PC本体131のシステムボード上には、
システムバス141、CPU142、システムコントロ
ーラ143、メモリ144、BIOS−ROM145、
磁気ディスクドライブ(HDD)146、リアルタイム
クロック(RTC)147、キーボードコントローラ
(KBC)148、組み込みコントローラ149、電源
コントローラ150、VGAコントローラ151、ビデ
オRAM(VRAM)152、USBコントローラ15
3、電源回路154などが搭載されている。
【0025】また、Bluetoothを用いて携帯電話200
との間で通信を行う無線モジュール102はBluetooth
モジュール160とアンテナ部161で構成されてい
る。Bluetoothモジュール160にはRF部、ベースバ
ンド部、メモリ部、水晶発振部などが組み込まれてい
る。PC本体131の電源がOFFの状態であってもBl
uetoothモジュール160が動作できるよう、Bluetooth
モジュール160へはPC本体131とは独立した電源
系統からの電力が供給される。そして携帯電話200よ
り送られてきたウェイクアップの要求をPC本体131
に伝えるために、無線モジュール102はPC本体13
1の組み込みコントローラ149とも接続されている。
【0026】次に、携帯電話200のソフトウェアの構
成を説明する。図4に示すように、携帯電話200のソ
フトウェアは、携帯電話エンジン部201を構成するソ
フトウェアと無線モジュール202に実装されたソフト
ウェアとに大別される。
【0027】無線モジュール202にはハードウェア装
置としてRF部203、ベースバンド部204が存在す
る。ベースバンド部204上には無線電波で携帯電話2
00の側の無線通信装置との間で無線リンクを形成する
LMP205、携帯電話エンジン部201と例えばシリ
アル・インタフェースを介して通信を行うHCI206
が実装されている。
【0028】携帯電話エンジン部201には、携帯電話
に標準に実装されるRF部207、ベースバンド部20
8、携帯電話プロトコルスタック209、Bluetoothの
無線プロトコルスタック212、無線モジュール202
とシリアル・インタフェースを介して通信を行うHCI
210と、PC側の携帯電話通信プログラム109と通
信を行うメール通信用ソフトなどのアプリケーション2
11が実装されている。
【0029】次に、Bluetoothの仕様について簡単に説
明する。データは1スロットが625μsのTDD(Time
‐Division Duplex)方式でパケット転送され、パケッ
ト毎に周波数が変化する周波数ホッピングが採用されて
いる。同じ周波数ホッピングシーケンスを用いて、1台
のマスターと最大7台のスレーブでピコネットを形成
し、通信を行う。データチャネルは非同期データチャネ
ル(ACL)と、同期音声チャネル(SC0)の二種類
があり、SC0は1チャネルあたり64Kbpsで同時に
3チャネルまで使用できる。Bluetoothの仕様の詳細に
ついては、Specification of the Bluetooth System Ve
rsion 1.0Aを参照されたい。
【0030】Bluetoothでは、通信を行いたい端末がリ
モート端末のアドレスを知らない場合、Inquiry(問い
合わせ)を行いコネクション確立に必要な情報を収集す
る。Inquiryに応答する全ての端末のデバイス・アドレ
スやクロック情報を集めることができる。そしてこれら
の情報を使って、続くPageという処理で実際にコネクシ
ョンを確立することが可能である。また、自分自身が他
の端末によって発見されることを許可している端末は、
Inquiryメッセージに応答するためInquiry Scanを行
い、コネクション確立要求を待っている状態の端末はPa
geに応答するためPage Scanを行っている。
【0031】Inquiry ScanやPage Scanを実行するとき
はPC側のHCIドライバが無線モジュール側にHCI
コマンドを送信する。そのとき、Inquiry Scan/Page Sc
anの間隔を指定するInquiryScan_Interval/PageScan_In
tervalというパラメータを設定する必要がある。Inquir
yScan_Interval/PageScan_Intervalの範囲は11.25ミリ
秒から2560ミリ秒でデフォルト値はl.28秒である。
【0032】次に、このコンピュータシステムにおける
特徴的な機能として、PC300がスタンバイ状態に移
行してからのバッテリ残量に依存する動作可能時間を確
認する機能について説明する。
【0033】この機能が利用される場面の動作として、
携帯電話200から、スタンバイ状態にあるPC100
をウェイクアップさせて受信メールを携帯電話200の
画面で読む場面を説明する。PC100をスタンバイ状
態にする前に携帯電話200からPC100の受信メー
ルを読むために必要な設定がPC100上で行われる。
【0034】図5に、このウェイクアップ設定の手順の
一部を示す。図2に示したように、PC100にはウェ
イクアップ用設定プログラム110が実装されている。
ユーザはこのウェイクアップ用設定プログラム110を
介してPC100をウェイクップすることを許すデバイ
スの登録を行う(ステップ501)。例えば、自分の所
有している携帯電話200のアドレスを予め登録してお
く。これにより自分の所有している携帯電話200以外
のデバイスからのPC100のウェイクアップを禁止で
きる。
【0035】次に、PC100に接続されている、或い
は内蔵されているBluetoothデバイスが携帯電話200
とコネクションを確立できるように、Page Scanの動作
についての設定、或いはPage ScanとInquiry Scanの両
方の動作についての設定を行う。その際、PC100の
ウェイクアップを認めるデバイス(自分の所有している
携帯電話200)がPC100側のアドレスやクロック
オフセットなどの情報を予め知っている場合は、Inquir
yを省略してPageから実行することができるので、この
場合、Page Scanのみイネーブルにし、Page Scanに必要
なパラメータだけを設定しておけばよい(ステップ50
2,503,504)。
【0036】また、このウェイクアップの設定後にPC
100はスタンバイ状態に落とされることになるが、ス
タンバイ状態に落とされた時点でのバッテリ残量が少な
い場合、PC100をウェイクアップさせた後すぐにP
C100が省電力モード(ハイバネーション)に移行し
てしまうことが考えられる。この場合、例えば、PC1
00が鞄に入っているなどの理由でPC100の状態を
知らないユーザは、携帯電話200からPC100との
接続を無駄に試みてしまうことになる。これを防ぐため
に、ウェイクアップの設定が行われた時点でのバッテリ
残量とスタンバイ時のPC100の消費電力(Bluetoot
hが使用する電力、メモリ144のバックアップ電源な
ど)から、PC100がスタンバイ状態に移行してから
どれだけの時間動作可能であるかを計算し(ステップ5
05,506)、この動作可能時間をユーザに例えばL
CD155を通して知らせる(ステップ507)。
【0037】この動作をさらに詳しく説明すると、電源
管理プログラム111は、ウェイクアップ用設定プログ
ラム110からユーザがウェイクアップを設定しようと
していることの通知を受けると、OS105にバッテリ
残量を問い合わせる。OS105はこの問い合わせに対
しバッテリ残量の値(割合)を返す。電源管理プログラ
ム111は、このバッテリ残量の値(割合)と電源バッ
テリ132の充電容量から残り電力量を求め、この残り
電力量とスタンバイ時の消費電力などから動作可能時間
を計算し、その動作可能時間をユーザに知らせる。
【0038】なお、動作可能時間をユーザに通知する手
段としては、ディスプレイによる表示に代えて音声やL
EDによる表示を用いてもよい。また、OS105から
返されるバッテリ残量の割合と動作可能時間との対応を
示すテーブルを予め用意しておき、このテーブルを参照
して動作可能時間を取得するようにしてもよい。このテ
ーブルを用いる方式によれば、動作可能時間の取得のた
めの計算が不要になる分CPU142の負荷が軽減され
る。
【0039】また、Page ScanやInquiry Scanの実行間
隔によってBluetoothによる消費電力が変わることがあ
るので、この実行間隔の設定値毎にテーブルの値を登録
しておくことで、より精度の高い予想動作可能時間を得
ることができる。
【0040】逆に、バッテリ残量に応じて自動的に適切
なPage ScanやInquiry Scanの実行間隔を計算して設定
するようにしてもよい。例えば、バッテリ残量が多いほ
どPage Scan、Inquiry Scanの実行間隔を短くする。
【0041】また、Page Scan、Inquiry Scanの実行間
隔の設定はPC100をスタンバイ状態に落とす前にそ
の都度行うことの他に、デフォルトで予め設定しておい
た値が自動的に設定されるようにしてもよい。
【0042】ユーザが動作可能時間を確認した後、ウェ
イクアップの設定を有効にしてPC100をスタンバイ
状態に落とすかどうかを選択することができる。このと
き、動作可能時間がユーザの必要な時間に満たなけれ
ば、PC100をスタンバイ状態に落とさずに設定を終
了することを選択できる(ステップ508)。予想動作
可能時間がユーザの必要を満足するならば、実際にHC
IコマンドでBluetoothデバイスが単独で動作し、登録
しておいた携帯電話200からのコネクション確立要求
に対して自動的に応答するように設定を行う(ステップ
509)。
【0043】また、ユーザの判断によらず、動作可能時
間の評価のためのしきい値を予め設定しておき、動作可
能時間がしきい値より小さい場合はウェイクアップの設
定を禁止し、動作可能時間がしきい値より大きい場合つ
まりバッテリ残量が十分多い場合はウェイクアップ設定
を有効にするなどの制御手段をウェイクアップ用設定プ
ログラム110に入れることも可能である。この場合の
動作の流れを図6に示す。
【0044】PC100のウェイクアップ後に携帯電話
200で受信メールを読みたい場合は、PC100上で
メール送受信のためのアプリケーションを起動した状態
でPC100をスタンバイ状態に移行させればよい。も
ちろん、PC100のウェイクアップ後に携帯電話20
0との間で通信するアプリケーションはメール通信用の
アプリケーションに限らず、PC100と携帯電話20
0との通信が可能なものであれば何でもよい。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、PC100のウェイクアップ設定が行われるとき、
そのPC100がスタンバイ状態に移行してからどれだ
けの時間動作可能であるかを計算してユーザに通知する
機能が設けられたことで、例えば、PC100のバッテ
リ残量が乏しい場合などにウェイクアップ設定をキャン
セルすることをユーザが選択できるようになり、PC1
00との接続のための携帯電話200の操作が無駄に行
われることを回避できるなど、使い勝手を向上させるこ
とができる。
【0046】次に、PC100のウェイクアップ後の動
作可能時間を計算して携帯電話200に通知する機能に
ついて説明する。
【0047】携帯電話200とPC100との間でBlue
toothによるコネクションが確立され、携帯電話200
からPC100にウェイクアップの命令が送られると、
PC本体131に電源が投入される。これにより、OS
105をはじめ、携帯電話通信プログラム109、電源
管理プログラム111、メール通信ソフトなどのアプリ
ケーション112など、PC100がスタンバイ状態に
移行する直前まで起動しておいたソフトウェアがPC1
00内のメモリ144に再びロードされ、PC100は
スタンバイ直前の動作状態に戻る。
【0048】一方、携帯電話200とPC100との間
でBluetoothによるコネクションが確立されると、PC
100から携帯電話200にコネクション確立完了が通
知される。この後、ユーザは携帯電話200側で、携帯
電話200とPC100との間で通信を行うアプリケー
ションを選択する。
【0049】図7に、PC100のウェイクアップ後の
処理の流れを示す。PC100がウェイクアップしてス
タンバイ直前の動作状態に戻ると(ステップ701)、
PC100の携帯電話通信プログラム109が、PC1
00がウェイクアップ後どれだけの時間動作できるかを
計算し(ステップ702)、その結果を携帯電話200
に通知する(ステップ703)。
【0050】この動作をさらに詳しく説明すると、PC
100がウェイクアップした後、携帯電話通信プログラ
ム109は電源管理プログラム111に対して動作可能
時間を問い合わせる。この問い合わせに応じて電源管理
プログラム111はOS105にバッテリ残量を問い合
わせる。OS105はこの問い合わせに対しバッテリ残
量の値(割合)を返す。電源管理プログラム111はこ
のバッテリ残量の値(割合)と電源バッテリ132の充
電容量から残りの電力量を求め、この残り電力量と例え
ば携帯電話200との通信時の消費電力等から動作可能
時間を計算し、その動作可能時間を携帯電話通信プログ
ラム109に返す。携帯電話通信プログラム109はそ
の動作可能時間を携帯電話200に無線送信する。携帯
電話200は受信した動作可能時間を例えばディスプレ
イ表示するなどしてユーザに通知する。
【0051】ユーザはその後、動作可能時間を参考に、
PC100から携帯電話200へのデータ転送を行うか
どうかを決めることができる。通信可能時間が必要なデ
ータ転送量に対して不十分である場合にデータ転送を行
わないことを選択することで、データ転送途中でPC1
00のバッテリ132が空になり、突然のシステムダウ
ンによってファイルが壊れるといった事故の発生を抑止
できる。
【0052】また、ユーザは、動作可能時間を参考に、
PC100から携帯電話200へのデータ転送内容の詳
細を決めることができる。例えば、メール通信用のアプ
リケーションを起動してPC100から受信メールを携
帯電話200へ転送する場合に、転送する受信メールを
制限するようにする。転送する受信メールとして、全受
信メール、未読の受信メール、未読の受信メールのタイ
トルなどを選択できるようにすれば、PC100の動作
可能時間に対して受信メールの安全な転送を行うことが
可能になる。
【0053】ところで、PC100の動作可能時間をた
だユーザに提供するだけでは、特に動作可能時間にそれ
ほどの余裕がない場合に、データ転送を実行するかどう
かの判断にユーザが戸惑う場合が考えられる。
【0054】そこで、図8に示すように、携帯電話20
0からPC100へのデータ転送要求の送信後(ステッ
プ801)、PC100でそのデータ転送要求の詳細内
容から予想転送データ量を計算し、この予想転送データ
量と無線リンクの通信速度などから予想転送時間を計算
し、この予想転送時間を携帯電話200に通知する(ス
テップ802)ようにしてもよい。携帯電話200は受
信した予想転送時間を例えばディスプレイ表示するなど
してユーザに通知する。
【0055】ユーザは、このようにして携帯端末200
に表示された予想転送時間と既に取得している動作可能
時間とから、PC100から携帯電話200へのデータ
転送を開始するか無効にするかを決定し、その指示をP
C100に送信する。予想転送時間が動作可能時間より
短ければ、ユーザは確信をもってデータ転送の開始をP
C100に対して与えることができ、操作性が向上す
る。
【0056】さらに、図9に示すように、予測転送時間
と動作可能時間とをPC100で比較し(ステップ90
3)、予測転送時間が動作可能時間より短ければ、デー
タ転送を行うように構成してもよい(ステップ90
4)。この場合、予測転送時間および動作可能時間をユ
ーザに示す必要がないので、予測転送時間および動作可
能時間を携帯電話200に通知するための通信を省くこ
とができる。また、ユーザの判断に拠らず、動作可能時
間内に終了しないデータ転送が自動的に判定されてデー
タ転送が無効になるので、ユーザの負担減を図れるとと
もに、判断誤りのないデータ転送制限を実現できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
タンバイ状態にあるコンピュータをウェイクアップさせ
ることのできるコンピュータシステムを提供できるとと
もに、コンピュータのウェイクアップ設定の際に、コン
ピュータが制限解除状態からスタンバイ状態に切り替わ
ってからの動作可能時間をユーザに表示することで、ユ
ーザは動作可能時間を確認し、ウェイクアップ設定を有
効にしてコンピュータをスタンバイ状態に落とすかどう
かを選択することができる。
【0058】また、本発明によれば、携帯端末からのウ
ェイクアップ要求の際に、コンピュータがスタンバイ状
態から制限解除状態へウェイクアップしてからの動作可
能時間を携帯端末に通知することで、ユーザは、その動
作可能時間を参考に、コンピュータから携帯電話へのデ
ータ転送を行うかどうか、或いはデータ転送内容の詳細
を決めることができる。通信可能時間が必要なデータ転
送量に対して不十分である場合にデータ転送を行わない
ことを選択することで、データ転送途中でコンピュータ
のバッテリが空になり、突然のシステムダウンによって
ファイルが壊れるといった事故の発生を抑止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコンピュータシステム
の全体の構成を示す図
【図2】PCのソフトウェア構成を示す図
【図3】PCのハードウェア構成を示す図
【図4】携帯電話のソフトウェアの構成を示す図
【図5】PCのウェイクアップ設定の手順を示す流れ図
【図6】PCのウェイクアップ設定の別の手順を示す流
れ図
【図7】PCのウェイクアップ後の処理の流れを示す図
【図8】PCのウェイクアップ後の別の処理の流れを示
す図
【図9】PCのウェイクアップ後のさらに別の処理の流
れを示す図
【符号の説明】
100…PC 101…PCエンジン部 102…無線モジュール 103…LMP 104…HCI 105…OS 106…プロトコルドライバ群 107…HCI 108…USBドライバ 109…携帯電話通信プログラム 110…ウェイクアップ用設定プログラム 111…電源管理プログラム 131…PC本体 132…バッテリ 133…外部電源 141…システムバス 142…CPU 143…システムコントローラ 144…メモリ 145…BIOS−ROM 146…磁気ディスクドライブ(HDD) 147…リアルタイムクロック(RTC) 148…キーボードコントローラ(KBC) 149…組み込みコントローラ 150…電源コントローラ 151…VGAコントローラ 152…ビデオRAM(VRAM) 153…USBコントローラ 154…電源回路 160…Bluetoothモジュール 161…アンテナ部 200…携帯電話 201…携帯電話エンジン部 202…無線モジュール 203…RF部 204…ベースバンド部 205…LMP 206…HCI 207…RF部 208…ベースバンド部 209…携帯電話プロトコルスタック 210…HCI 211…アプリケーション 212…無線プロトコルスタック

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータと携帯端末との通信が可能
    なコンピュータシステムにおいて、前記コンピュータ
    が、 動作電力の供給源であるバッテリと、 前記携帯端末より発行されたウェイクアップ命令に応じ
    て、前記コンピュータを少なくとも前記携帯端末との通
    信機能を有効にしたまま前記バッテリの電力供給先を制
    限したスタンバイ状態から前記バッテリの電力供給先の
    制限を解除した制限解除状態にウェイクアップさせる手
    段とを有することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータが、 前記コンピュータをウェイクアップさせるための設定を
    行う時、前記コンピュータが前記制限解除状態から前記
    スタンバイ状態に移行したあとの動作可能時間を前記バ
    ッテリの残量を基に取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された動作可能時間を表示する
    表示手段とをさらに有することを特徴とする請求項1記
    載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータが、前記通信機能のパ
    ラメータを設定する設定手段をさらに有し、 前記取得手段が、少なくとも前記バッテリの残量と前記
    設定手段により設定されたパラメータに対して最適な前
    記動作可能時間を取得することを特徴とする請求項2記
    載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータが、前記取得手段によ
    り取得された前記動作可能時間から、前記通信機能の最
    適なパラメータを設定する手段をさらに有することを特
    徴とする請求項2記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータが、前記取得手段によ
    り取得された前記動作可能時間を基に、前記携帯端末か
    ら受け取ったウェイクアップ命令を有効とするかどうか
    を決定する手段をさらに有することを特徴とする請求項
    2記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 コンピュータと携帯端末との通信が可能
    なコンピュータシステムにおいて、前記コンピュータ
    が、 動作電力の供給源であるバッテリと、 前記携帯端末より発行されたウェイクアップ命令に応じ
    て、前記コンピュータを少なくとも前記携帯端末との通
    信機能を有効にしたまま前記バッテリの電力供給先を制
    限したスタンバイ状態から前記バッテリの電力供給先の
    制限を解除した制限解除状態にウェイクアップさせる手
    段と、 前記コンピュータがウェイクアップしてからの動作可能
    時間を前記バッテリの残量を基に取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された動作可能時間を前記携帯
    端末に通知する手段とを有することを特徴とするコンピ
    ュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記携帯端末が、前記コンピュータより
    通知された動作可能時間を表示する手段を有することを
    特徴とする請求項6記載のコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 前記コンピュータが、前記通信機能のパ
    ラメータを設定する設定手段をさらに有し、 前記取得手段が、少なくとも前記バッテリの残量と前記
    設定手段により設定されたパラメータに対して最適な前
    記動作可能時間を取得することを特徴とする請求項6記
    載のコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータが、前記取得手段によ
    り取得された前記動作可能時間から、前記通信機能の最
    適なパラメータを設定する手段をさらに有することを特
    徴とする請求項6記載のコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータが、前記取得手段に
    より取得された前記動作可能時間を基に、前記携帯端末
    からのウェイクアップ命令を有効とするかどうかを決定
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項6記載
    のコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 コンピュータと携帯端末との通信が可
    能なコンピュータシステムにおいて、前記コンピュータ
    が、 動作電力の供給源であるバッテリと、 前記携帯端末より発行されたウェイクアップ命令に応じ
    て、前記コンピュータを少なくとも前記携帯端末との通
    信機能を有効にしたまま前記バッテリの電力供給先を制
    限したスタンバイ状態から前記バッテリの電力供給先の
    制限を解除した制限解除状態にウェイクアップさせる手
    段と、 前記コンピュータがウェイクアップしてからの動作可能
    時間を前記バッテリの残量を基に取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された動作可能時間を前記携帯
    端末に通知する動作可能時間通知手段と、 前記携帯端末から要求された転送データ量から予想転送
    時間を求める予想転送時間算出手段と、 前記予想転送時間算出手段により算出された予想転送時
    間を前記携帯端末に通知する予想転送時間通知手段とを
    有することを特徴とするコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】 前記携帯端末が、前記コンピュータよ
    り通知された予想転送時間を表示する手段を有すること
    を特徴とする請求項11記載のコンピュータシステム。
  13. 【請求項13】 コンピュータと携帯端末との通信が可
    能なコンピュータシステムにおいて、 動作電力の供給源であるバッテリと、 前記携帯端末より発行されたウェイクアップ命令に応じ
    て、前記コンピュータを少なくとも前記携帯端末との通
    信機能を有効にしたまま前記バッテリの電力供給先を制
    限したスタンバイ状態から前記バッテリの電力供給先の
    制限を解除した制限解除状態にウェイクアップさせる手
    段と、 前記コンピュータがウェイクアップしてからの動作可能
    時間を前記バッテリの残量を基に取得する取得手段と、 前記携帯端末から要求された転送データ量から予想転送
    時間を求める予想転送時間算出手段と、 前記予想転送時間算出手段により算出された予想転送時
    間と前記取得手段により取得された動作可能時間とを比
    較して前記携帯端末へのデータ転送を有効にするか無効
    にするかを判定する判定手段とを有することを特徴とす
    るコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 前記コンピュータが、前記判定手段の
    判定結果を前記携帯端末に通知する手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項13記載のコンピュータシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記携帯端末が、前記コンピュータよ
    り通知された判定結果を表示する手段を有することを特
    徴とする請求項13記載のコンピュータシステム。
  16. 【請求項16】 コンピュータと携帯端末との間で通信
    可能なコンピュータシステムのウェイクアップ方法にお
    いて、 前記携帯端末より発行されたウェイクアップ命令に応じ
    て、前記コンピュータを少なくとも前記携帯端末との通
    信機能を有効にしたまま前記バッテリの電力供給先を制
    限したスタンバイ状態から前記バッテリの電力供給先の
    制限を解除した制限解除状態にウェイクアップさせるこ
    とを特徴とするコンピュータシステムのウェイクアップ
    方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータと携帯端末との間で通信
    可能なコンピュータシステムのウェイクアップ方法にお
    いて、 少なくとも前記携帯端末との通信機能を有効にしつつ内
    蔵バッテリの電力供給先を制限したスタンバイ状態から
    前記電力供給先の制限を解除した制限解除状態へ前記コ
    ンピュータをウェイクアップさせるための設定を行う
    際、 前記コンピュータのバッテリ残量を基に、前記コンピュ
    ータが前記制限解除状態から前記スタンバイ状態に切り
    替わってからの動作可能時間を取得し、この取得した動
    作可能時間を表示することを特徴とするコンピュータシ
    ステムのウェイクアップ方法。
  18. 【請求項18】 前記取得した動作可能時間に基づき、
    前記携帯端末からのウェイクアップ命令を有効とするか
    どうかを決定することを特徴とする請求項17記載のコ
    ンピュータシステムのウェイクアップ方法。
  19. 【請求項19】 前記動作可能時間を前記バッテリの残
    量と前記通信機能のパラメータを基に取得することを特
    徴とする請求項17記載のコンピュータシステムのウェ
    イクアップ方法。
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