JP2008061111A - 電子機器および無線通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線デバイスとの無線接続が確立される前における無線通信モジュールの電力消費の低減を図ることが可能な電子機器を実現する。
【解決手段】無線LANドライバ302は、無線デバイスとの無線接続が確立される前の期間中においては、無線LANモジュール109をAWAKE状態に維持するのではなく、ユーザによって無線デバイスの検出が要求された場合、つまりアプリケーションプログラム301がユーザからの要求に応答して無線デバイス検出要求を出力した場合に、無線LANモジュール109をスリープ(SLEEP)状態からAWAKE状態に遷移させて、無線LANモジュール109にスキャン処理を実行させる。スキャン処理が終了した時、無線LANドライバ302は、無線LANモジュール109をSLEEP状態に遷移させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、無線通信機能を有する電子機器および同電子機器で用いられる無線通信制御方法に関する。
一般に、パーソナルコンピュータ、PDA、オーディオプレーヤのような携帯型の電子機器においては、その電力消費を低減することが要求されている。特に、無線LANモジュールのような無線通信モジュールを搭載した電子機器においては、無線通信モジュールによって比較的多くの電力が消費されるので、無線通信モジュールの省電力化を図ることが必要である。
特許文献1には、省電力機能を有する携帯端末装置が開示されている。この携帯端末装置においては、携帯端末装置とこの携帯端末装置に無線接続されたアクセスポイントとの間でデータ通信が所定時間行われなかった時に、携帯端末装置内の送受信部への電力の供給が停止される。
特開2006−005577号公報
しかし、特許文献1の省電力技術は携帯端末装置とアクセスポイントとの間の無線接続が確立された後にのみ適用されるものであり、無線接続が確立される前の期間中における省電力については何ら考慮されていない。
無線LANの規格においては、無線通信モジュールのステートとして、Awake状態と称される稼働状態と、Doze状態と称されるスリープ状態とが定義されている。スリープ状態は、無線通信モジュールが無線信号の送信および受信を一切実行しない状態であり、無線通信モジュールによって消費される電力は稼働状態よりも大幅に少ない。
携帯端末装置がアクセスポイントとの無線通信を実行するためには、携帯端末装置は、その携帯端末装置の周囲に存在するアクセスポイントを検出することが必要となる。このため、通常は、アクセスポイントとの無線接続が確立されるまでの期間中は、アクセスポイントからのビーコン信号の受信などに備えるために、無線通信モジュールはAwake状態に維持され、スリープ状態には遷移しない。このため、アクセスポイントとの無線接続が確立されるまでの期間中は、無線通信モジュールは電力を消費し続けることになる。
よって、無線通信機能を有する電子機器のバッテリ動作時間を延ばすためには、アクセスポイントのような無線デバイスとの無線接続が確立される前における無線通信モジュールの電力消費を低減するための新たな機能を実現することが必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、無線デバイスとの無線接続が確立される前における無線通信モジュールの電力消費を低減することが可能な電子機器および無線通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、複数の無線通信チャネルのいずれか一つを用いて無線通信を実行する電子機器において、前記無線通信を実行可能な稼働状態と前記稼働状態よりも電力消費の少ないスリープ状態との間を遷移するように構成された無線通信モジュールと、前記電子機器によって実行されるアプリケーションプログラムがユーザからの要求に応答して無線デバイス検出要求を出力した場合、前記無線通信モジュールを前記スリープ状態から前記稼働状態に遷移させると共に、前記無線通信モジュールに、前記無線通信モジュールの周囲に存在する無線デバイスを検出するスキャン処理を前記複数の無線通信チャネルそれぞれに対して実行させ、前記複数の無線通信チャネルの全てに対する前記スキャン処理が終了した場合、前記無線通信モジュールを前記稼働状態からスリープ状態に遷移させるスキャン処理制御手段と、前記複数の無線通信チャネルそれぞれに対するスキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストを前記アプリケーションプログラムに送出するデバイスリスト送出手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、無線デバイスとの無線接続が確立される前における無線通信モジュールの電力消費を低減することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を説明する。
この電子機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、AV(オーディオ・ビデオ)プレーヤ、のような携帯型機器であり、内蔵バッテリによって駆動可能に構成されている。以下では、電子機器がオーディオデータおよびビデオデータを再生するためのAVプレーヤ11として実現されている場合を想定する。
AVプレーヤ11の本体表面上には、表示デバイスとしてのLCD12と、入力デバイスとしての各種操作ボタン(バックボタン13、スタートボタン14、OKボタン15、プラスボタン16)とが設けられている。ヘッドフォン17は、AVプレーヤ11の例えば本体上面に設けられたヘッドフォン端子に接続される。
また、AVプレーヤ11は、IEEE 802.11b/g規格で規定された無線LANのような無線通信機能を有しており、同IEEE 802.11b/g規格に準拠した各種無線デバイス(アクセスポイント(AP)21、ステーション(STA)31)との無線通信を実行することができる。例えば、AVプレーヤ11は、アクセスポイント(AP)21に無線接続することにより、アクセスポイント(AP)21を介してインターネット上のサーバにアクセスし、オーディオデータ、ビデオデータ等をサーバからダウンロードすることができる。ステーション31は、例えばパーソナルコンピュータや、AVプレーヤ11と同じ無線通信機能を有する他のAVプレーヤなどから構成されている。AVプレーヤ11は、ステーション(STA)31に無線接続することにより、例えば、オーディオデータ、ビデオデータ等をステーション(STA)31との間で交換することができる。
次に、図2を参照して、AVプレーヤ11のシステム構成を説明する。
図2に示すように、AVプレーヤ11は、CPU101、メモリ102、表示コントローラ103、ハードディスクドライブ(HDD)104、入力インタフェース部105、USBコントローラ106、オーディオコントローラ107、I/Oコントローラ108、無線LANモジュール109、電源回路110、およびバッテリ111等を備えている。
CPU101はAVプレーヤ11の動作を制御するプロセッサであり、メモリ102にロードされた各種プログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、および無線LANドライバ等)を実行する。アプリケーションプログラムは、オーディオデータおよびビデオデータの再生、および無線通信の実行等を行うためのプログラムである。無線LANドライバは、アプリケーションプログラムからの要求に応じて、無線LANモジュール109を制御するためのドライバプログラムである。
表示コントローラ103はLCD12を制御し、各種操作メニュー、およびアプリケーションプログラムによって再生されたビデオデータに対応する画像等を、LCD12の表示画面上に表示する。HDD104は、オーディオデータおよびビデオデータ等の各種データを格納するためのストレージデバイスとして機能する。USBコントローラ106はAVプレーヤ11の本体に設けられたUSB端子201に接続されており、USB端子201に接続された他の各種デバイスとの通信を実行する。オーディオコントローラ107は音源デバイスであり、アプリケーションプログラムによって再生されたオーディオデータに対応するサウンド信号を生成し、そのサウンド信号をヘッドフォン端子202に出力する。I/Oコントローラ108は無線LANモジュール109とのインタフェースを実行するためのコントローラであり、例えば、SD IOカードを制御するためのSD IOホストコントローラから構成されている。この場合、I/Oコントローラ108と無線LANモジュール109との間は、SD IOバスを介して接続される。
無線LANモジュール109は、例えばIEEE 802.11b/g規格に準拠した無線通信を実行する無線通信モジュールである。IEEE 802.11b/g規格においては、互いにキャリア周波数が異なるチャネル1からチャネル13までの13個の無線通信チャネルが定義されており、無線LANモジュール109は、13個の無線通信チャネルの中の任意の一つを用いて無線通信を実行することがきる。
この無線LANモジュール109の状態は、2つの状態に大別される。一つは、Awake状態と称される稼働状態(アクティブ状態)であり、もう一つは、Doze状態と称されるスリープ状態である。無線LANモジュール109の状態は、稼働状態およびスリープ状態のいずれかに設定される。また無線LANモジュール109は、稼働状態とスリープ状態との間を遷移するように構成されている。スリープ状態は、無線LANモジュール109が無線信号の送信および受信を一切実行しないパワーセーブ状態である。スリープ状態において無線LANモジュール109によって消費される電力は、稼働状態において無線LANモジュール109によって消費される電力よりも大幅に少ない。稼働状態つまりAwake状態は、無線LANモジュール109が無線通信可能な状態である。稼働状態つまりAwake状態においては、無線LANモジュール109は無線信号を受信することができ、また無線LANドライバからの送信要求に応答して無線信号を送信することもできる。
なお、Awake状態を受信可能状態(待ち受け状態と、実際に無線信号を受信している状態とを含む)と称し、実際に無線信号を送信している状態を送信状態と称することもある。Awake状態の無線LANモジュール109が無線LANドライバから送信要求を受信すると、無線LANモジュール109は自動的に送信状態となり、無線信号を送信する。無線信号の送信が終了すると、無線LANモジュール109は自動的にAwake状態に戻る。
電源回路110は、AVプレーヤ11の本体内に設けられたバッテリ111からの電力、または外部のACアダプタ112からの電力を用いて、各コンポーネントに動作電源を供給する。
次に、図3を参照して、無線LANモジュール109の電力消費を低減するための省電力機能について説明する。図3には、アプリケーションプログラム301と、無線LANドライバ302と、無線LANモジュール109との間の関係が示されている。
本実施形態の省電力機能は、無線デバイス(アクセスポイント(AP)21、またはステーション(STA)31)と無線LANモジュール109との間の無線接続が確立される前の期間中における無線LANモジュール109の電力消費を低減する。この省電力機能は、無線LANドライバ302によって実現されている。
具体的には、無線LANドライバ302は、無線デバイスとの無線接続が確立される前の期間中においては、無線LANモジュール109をAWAKE状態に維持するのではなく、ユーザによって無線デバイスの検出が要求された場合にのみ、つまりアプリケーションプログラム301がユーザからの要求に応答して無線デバイス検出要求を出力した場合にのみ、無線LANモジュール109をスリープ(SLEEP)状態からAWAKE状態に遷移させて、無線LANモジュール109にスキャン処理を実行させる。スキャン処理は、無線LANモジュール109の周囲つまりAVプレーヤ11の周囲に存在する無線デバイスを検出する処理である。無線LANにおいては、上述したように、チャネル1からチャネル13までの13個の無線通信チャネルが定義されている。このため、スキャン処理は13個の通信チャネルそれぞれに対して実行される。13個の通信チャネルの全てに対するスキャン処理が終了した時、無線LANドライバ302は、無線LANモジュール109をSLEEP状態に遷移させる。
このように、無線LANモジュール109は、ユーザによって無線デバイスの検出が要求された場合にのみSLEEP状態からAWAKE状態に遷移する。そして、13個の通信チャネルの全てに対するスキャン処理の実行が終了すると、無線LANモジュール109は、AWAKE状態からSLEEP状態に遷移する。したがって、無線LANモジュール109がAWAKE状態に設定されている期間を制限することが可能となり、無線デバイスと無線LANモジュール109との間の無線接続が確立される前の期間中における無線LANモジュール109の電力消費を低減することが可能となる。
以下、アプリケーションプログラム301および無線LANドライバ302それぞれの機能構成を説明する。
アプリケーションプログラム301は、無線通信を利用して各種コンテンツデータ(オーディオデータ、ビデオデータ等)を無線デバイスとの間で転送するためのプログラムであり、GUIを用いて無線通信機能に関するユーザからの各種操作要求を受け取り、その操作要求に応じて無線LANドライバ302との通信を実行する。このアプリケーションプログラム301は、デバイス検出要求出力部401、およびデバイスリスト表示処理部402を備えている。これらデバイス検出要求出力部401、およびデバイスリスト表示処理部402は、CPU101によって実行されるソフトウェアモジュールである。
デバイス検出要求出力部401は、ユーザからの無線デバイスの検出要求に応答して、スキャン処理の実行を指示する無線デバイス検出要求を無線LANドライバ302に送出する。デバイスリスト表示処理部402は、無線LANモジュール109によって実行されるスキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストをLCD12の表示画面上に表示する。
無線LANドライバ302は、アプリケーションプログラム301からの要求に応じて無線LANモジュール109を制御するプログラムである。この無線LANドライバ302は、上述の省電力機能を実現するために、スキャン処理制御部403、AWAKE要求出力部404、SLEEP要求出力部405、およびデバイスリスト送出部406等を備えている。これらスキャン処理制御部403、AWAKE要求出力部404、SLEEP要求出力部405、およびデバイスリスト送出部406は、CPU101によって実行されるソフトウェアモジュールである。
スキャン処理制御部403は、アプリケーションプログラム301がユーザからの要求に応答して無線デバイス検出要求を出力した場合、AWAKE要求出力部404を用いて無線LANモジュール109をSLEEP状態からAWAKE状態に遷移させる遷移させると共に、スキャン要求(SCAN Req)を無線LANモジュール109に送出して、無線LANモジュール109に、スキャン処理を無線通信チャネル1〜13それぞれに対して実行させる。無線通信チャネル1〜13の全てに対するスキャン処理が終了したことを示す通知(SCAN Indication)を無線LANモジュール109から受け取ると、スキャン処理制御部403は、SLEEP要求出力部405を用いて無線LANモジュール109をAWAKE状態からSLEEP状態に遷移させる。
AWAKE要求出力部404は、スキャン処理制御部403からの要求に応じて、AWAKE状態への遷移を指示するAWAKE要求(AWAKE Req)を無線LANモジュール109に送出する。SLEEP要求出力部405は、スキャン処理制御部403からの要求に応じて、SLEEP状態への遷移を指示するスリープ要求(SLEEP Req)を無線LANモジュール109に送出する。
デバイスリスト送出部406は、スキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストをアプリケーションプログラム301に送出する。
無線LANモジュール109は、無線LANドライバ302からAWAKE要求(AWAKE Req)を受信した時、SLEEP状態からAWAKE状態に遷移する。また、無線LANドライバ302からスリープ要求(SLEEP Req)を受信した時、無線LANモジュール109は、AWAKE状態からSLEEP状態に遷移する。
無線LANドライバ302からスキャン要求(SCAN Req)を受信すると、無線LANモジュール109は、無線通信チャネル1〜13それぞれに対するスキャン処理を開始する。各無線通信チャネルに対するスキャン処理は、例えば、アクティブスキャンによって実行される。アクティブスキャンにおいては、無線LANモジュール109は、プローブ要求パケット(Probe Req)をブロードキャストし、無線デバイスからプローブ応答パケット(Probe Res)が送信されるのを待つ。プローブ応答パケット(Probe Res)を受信することにより、無線LANモジュール109は、プローブ応答パケット(Probe Res)を送信した無線デバイスを識別する情報(例えば、MACアドレス、SSID、無線デバイスの種類、等)を取得することができる。
本実施形態においては、無線LANモジュール109がAWAKE状態に維持されている時間をできるだけ短くするために、各無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間は、予め決められた時間(例えば、200ms)に制限されている。ある通信チャネルに対するスキャン処理が開始されてから制限時間(例えば、200ms)が経過すると、プローブ応答パケットを受信したかどうかにかかわらず、つまり無線デバイスを検出したかどうかにかかわらず、無線LANモジュール109はその通信チャネルに対するスキャン処理を終了し、次の通信チャネルのスキャン処理を開始する。
このように、無線LANモジュール109は、制限時間毎にスキャン対象の通信チャネルを通信チャネル1〜13間で順次変更しながら、通信チャネル1〜13それぞれのスキャン処理を実行する。このため、無線通信チャネル1〜13の全てに対するスキャン処理は、基本的には、制限時間×13の時間で完了する。アプリケーションプログラム301は、無線デバイス検出要求を出力してから特定時間(=制限時間×13)経過後に、デバイスリストの取得要求を無線LANドライバ302に送出する。
なお、図7を参照して後述するように、ある特定の通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間を他の通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間よりも長く設定するようにしてもよい。ある特定の通信チャネルを使用している多数の無線デバイスが存在する場合には、制限されたスキャン処理の時間内で、当該通信チャネル上に存在する全ての無線デバイスを検出することが困難な場合もあるためである。
次に、図4を参照して、LCD12の表示画面上に表示される操作画面の例を説明する。
ユーザが例えばスタートボタン14を押下操作すると、アプリケーションプログラム301は、スタート画面501をLCD12の表示画面上に表示する。スタート画面501は、ユーザに実行したい機能を選択させるためのメニュー画面である。このスタート画面501には、例えば、“MUSIC”、“VIDEO”、“W-LAN Communication”の3つの機能項目が表示される。ユーザが“MUSIC”を選択すると、アプリケーションプログラム301は、HDD104に格納されているオーディオデータの一覧をLCD12の表示画面上に表示する。そして、アプリケーションプログラム301は、オーディオデータの一覧の中からユーザが選択したオーディオデータを再生する。ユーザが“VIDEO”を選択すると、アプリケーションプログラム301は、HDD104に格納されているビデオデータの一覧をLCD12の表示画面上に表示する。そして、アプリケーションプログラム301は、ビデオデータの一覧の中からユーザが選択したビデオデータを再生する。
ユーザが“W-LAN Communication”を選択すると、アプリケーションプログラム301は、無線LANモジュール109にスキャン処理を実行させるために、上述の無線デバイス検出要求を無線LANドライバ302に送信する。そして、アプリケーションプログラム301は、スキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストを無線LANドライバ302から取得し、デバイスリスト画面502をLCD12の表示画面上に表示する。
デバイスリスト画面502には、AVプレーヤ11の周囲に存在するアクセスポイント(AP)の一覧と、AVプレーヤ11の周囲に存在するステーションの一覧(例えば本AVプレーヤ11と同等の無線通信機能を有する他のオーディオプレーヤ(AVプレーヤ)の一覧)とが表示される。また、デバイスリスト画面502には、“更新”ボタン503が配置されている。ユーザによって“更新”ボタン503が押下された時も、アプリケーションプログラム301は、無線LANモジュール109にスキャン処理を実行させるために、上述の無線デバイス検出要求を無線LANドライバ302に送信する。そして、アプリケーションプログラム301は、スキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストを無線LANドライバ302から取得し、デバイスリスト画面502をLCD12の表示画面上に表示する。
また、ユーザがデバイスリスト画面502に表示されている、あるアクセスポイントまたはステーションを選択すると、その選択されたアクセスポイントまたはステーションとの無線接続を確立するための処理が無線LANドライバ302の制御の下に実行される。
次に、図5を参照して、スキャン処理の制御手順について説明する。
AVプレーヤ11が電源投入された時、無線LANモジュール109の初期化処理が実行され、その後、無線LANモジュール109は無線LANドライバ302によってSLEEP状態に設定される。
アプリケーションプログラム301は、ユーザによって無線デバイスの検出が要求された時(例えば、ユーザが“W-LAN Communication”の選択操作、または“更新”ボタン503の押下操作を行った時)、無線デバイス検出要求を無線LANドライバ302に送信する。
無線LANドライバ302は、AWAKE要求(AWAKE Req)を無線LANモジュール109に送信して、無線LANモジュール109をSLEEP状態からAWAKE状態に遷移させる。そして、無線LANドライバ302は、スキャン要求(SCAN Req)を無線LANモジュール109に送信する。
無線LANモジュール109は、無線通信チャネル1〜13の順番でスキャン処理を順次実行する。各無線通信チャネルに対するスキャン処理においては、無線LANモジュール109は、プローブ要求パケット(Probe Req)をブロードキャストし、プローブ要求パケットに対する応答パケットであるプローブ応答パケット(Probe Res)が無線デバイスから送信されるのを待つ。
無線通信チャネル1〜13の全てのスキャン処理が終了すると、無線LANモジュール109は、SCAN Indicationを無線LANドライバ302に送信して、無線通信チャネル1〜13のスキャン処理の終了を無線LANドライバ302に通知する。無線LANドライバ302は、スリープ要求(SLEEP Req)を無線LANモジュール109に送信して、無線LANモジュール109をAWAKE状態からSLEEP状態に遷移させる。
アプリケーションプログラム301は、無線デバイス検出要求を送出してから一定時間(例えば、200ms×13、または200ms×13+α)経過した時、デバイスリスト取得要求(Get List)を無線LANドライバ302に送信する。このデバイスリスト取得要求(Get List)に応答して、無線LANドライバ302は、無線LANモジュール109によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリスト(list)をアプリケーションプログラム301に送信する。
以上のスキャン処理の制御動作は、ユーザによって無線デバイスの検出が要求される度に実行される。
次に、図6のフローチャートを参照して、無線LANドライバ302によって実行されるスキャン制御処理の手順について説明する。
アプリケーションプログラム301から無線デバイス検出要求を受信すると(ステップS101)、無線LANドライバ302は、無線LANモジュール109がAWAKE状態であるか否か、つまり無線LANモジュール109がスキャン処理を実行中であるか否かを判別する(ステップS102)。無線LANモジュール109がAWAKE状態であるならば、つまり無線LANモジュール109によるスキャン処理の実行中に無線デバイス検出要求が受信されたならば(ステップS102のYES)、無線LANドライバ302は、何もしない。
一方、無線LANドライバ302がSLEEP状態であれば、つまりスキャン処理が実行中でないならば(ステップS102のNO)、無線LANドライバ302は、AWAKE要求(AWAKE Req)を無線LANモジュール109に送信する(ステップS103)。そして、無線LANドライバ302は、スキャン要求(SCAN Req)を無線LANモジュール109に送信して、無線LANモジュール109にスキャン処理を開始させる(ステップS104)。この後、無線LANドライバ302は、無線LANモジュール109からSCAN Indicationが送信されるのを待つ。無線LANモジュール109からSCAN Indicationを受信すると(ステップS105のYES)、無線LANドライバ302は、スキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示す情報(スキャンリスト)を無線LANモジュール109から取得した後、無線LANモジュール109にスリープ要求(SLEEP Req)を送信して、無線LANモジュール109をSLEEP状態に遷移させる(ステップs106)。
このように、本実施形態においては、無線デバイスと無線LANモジュール109との間の無線接続が確立される前の期間中においては、無線LANモジュール109は、ユーザによって無線デバイスの検出が要求されたときのみSLEEP状態からAWAKE状態に遷移し、そしてスキャン処理が終了すると、SLEEP状態に遷移する。
次に、ある特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間(スキャン時間)を変更する処理にについて説明する。
上述したように、ある1つの無線通信チャネルに多数のアクセスポイントやステーションが存在する場合には、予め決められた特定のスキャン時間では、当該通信チャネル上に存在する全ての無線デバイスを検出することができない可能性がある。また、本実施形態のように、ユーザによって無線デバイスの検出が要求された場合にのみスキャン処理を実行するというスキャン制御においては、一回のスキャン処理で、AVプレーヤ11の周囲に存在する無線デバイスをなるべく多く検出することが好ましい。
このため、本実施形態では、特定の無線通信チャネルに対するスキャン時間を、アプリケーションプログラム301によって指定された時間に変更する処理、または特定の無線通信チャネルに対する前回のスキャン処理によって検出された無線デバイスの数に応じて特定の無線通信チャネルに対するスキャン時間を変更する処理が実行される。
図7のフローチャートは、前者の処理の手順を示している。
無線LANドライバ302は、アプリケーションプログラム301から特定チャネル(例えば、無線通信チャネル11)のスキャン時間(スキャン処理の実行時間)を指定する情報を受信すると(ステップS221)、アプリケーションプログラム301によって指定された特定チャネルのスキャン時間を無線LANモジュール109に通知して、無線LANモジュール109に特定チャネルに対するスキャン処理を他の各チャネルに対するスキャン処理よりも長い時間実行させる(ステップS222)。
図8のフローチャートは、無線LANモジュール109によって実行されるスキャン処理の手順を示している。
無線LANドライバ302からスキャン要求(SCAN Req)を受信すると(ステップs201のYES)、無線LANモジュール109は、スキャン対象の無線通信チャネルを順次変更しながら、スキャン処理を実行する。この場合、まず、無線LANモジュール109は、現在のスキャン対象の無線通信チャネルが、スキャン時間が指定されている特定の無線通信チャネルであるか否かを判別する(ステップS202)。スキャン対象の無線通信チャネルが特定の無線通信チャネルではないならば(ステップS202のNO)、無線LANモジュール109は、スキャン時間(スキャン処理の実行時間)をデフォルトの時間(例えば、200ms)に設定する(ステップS203)。一方、スキャン対象の無線通信チャネルが特定の無線通信チャネルであるならば(ステップS202のYES)、無線LANモジュール109は、スキャン時間(スキャン処理の実行時間)を、無線LANドライバ302を介して指定された時間(例えば、500ms)に設定する(ステップS204)。
この後、無線LANモジュール109は、プローブ要求パケット(Probe Req)をブロードキャストする(ステップS205)。そして、プローブ応答パケット(Probe Res)を受信すると(ステップS206のYES)、無線LANモジュール109は、受信したプローブ応答パケットに含まれる無線デバイス情報をスキャンリストに追加する(ステップS207)。設定されたスキャン時間に達するまで、ステップS206,S207の処理は繰り返し実行される。
タイムアウトつまり設定されたスキャン時間に達すると(ステップS208のYES)、無線LANモジュール109は、全ての通信チャネルに対するスキャン処理が完了したかどうかを判別する(ステップS209)。スキャン処理が実行されていない通信チャネルが残っているならば(ステップS209のNO)、無線LANモジュール109は、次の通信チャネルに移動する処理、つまりスキャン対象の通信チャネルを次の通信チャネルに変更する処理を実行し(ステップS210)、その後、ステップS202の処理に進む。
一方、全ての通信チャネルに対するスキャン処理が完了したならば(ステップS209のYES)、無線LANモジュール109は、SCAN Indicationを無線LANドライバ302に送信する(ステップS211)。
図9は、通信チャネル1〜13それぞれのスキャン時間の例を示している。
図9においては、アプリケーションプログラム301によって通信チャネル11のスキャン時間が指定され、その指定された時間がデフォルトのスキャン時間よりも長い場合を想定している。この場合、通信チャネル11に対するスキャン処理は、他の各通信チャネルのスキャン処理よりも長い時間実行される。よって、通信チャネル11に多数の無線デバイスが存在する場合においても、それら全ての無線デバイスを検出できる確率が高くなる。
次に、図10のフローチャートを参照して、前回のスキャン処理によって検出された無線デバイスの数に応じてスキャン時間を動的に変更する処理の手順を説明する。
無線LANドライバ302は、特定チャネルに対する前回のスキャン処理によって検出された無線デバイスの台数Nがn台よりも多いか否かを判別する(ステップS301)。特定チャネルに対する前回のスキャン処理によって検出された無線デバイスの台数Nがn台よりも多いならば(ステップS301のYES)、無線LANドライバ302は、特定チャネルのスキャン時間をデフォルトの時間よりも長い時間に変更するために、Nの値に応じて特定チャネルに対する新たなスキャン時間を決定する(ステップS302)。ステップS302の処理においては、例えば、図11のテーブルを使用することができる。このテーブルは、Nの値それぞれに対応するスキャン時間を定義したテーブルである。無線LANドライバ302は、このテーブルを参照することにより、Nの値に対応するスキャン時間を容易に決定することができる。
そして、無線LANドライバ302は、特定チャネルに対するスキャン処理を他の各チャネルに対するスキャン処理よりも長い時間実行させるために、決定した特定チャネルのスキャン時間を無線LANモジュール109に通知する(ステップS303)。
もし特定チャネルのスキャン時間がデフォルトの時間よりも長い時間に変更された後に、特定チャネルに存在する無線デバイスの台数Nがn以下に減少した場合(ステップS304のYES)、無線LANドライバ302は、特定チャネルのスキャン時間をデフォルトの時間に決定し、その決定した時間を無線LANモジュール109に通知する(ステップS305,S306)。
このように、本実施形態においては、特定チャネルに対する前回のスキャン処理によって検出された無線デバイスの数に応じて、特定チャネルのスキャン時間が動的に変更される。これにより、特定チャネルに存在する全ての無線デバイスを検出することが可能となる。
なお、このようにスキャン時間を動的に変更した場合においては、アプリケーションプログラム301は、チャネル1〜13のスキャン処理が何時終了するか分からない。このため、チャネル1〜13のスキャン処理が終了したことを示す終了通知を無線LANドライバ302からアプリケーションプログラム301に送信する処理を実行することが好ましい。これにより、アプリケーションプログラム301はスキャン処理の終了タイミングを意識することなく、デバイスリストを取得することが可能となる。
次に、図12を参照して、上述の終了通知処理を含む、スキャン処理制御手順について説明する。
アプリケーションプログラム301は、ユーザによって無線デバイスの検出が要求された時(例えば、ユーザが“W-LAN Communication”の選択操作、または“更新”ボタン503の押下操作を行った時)、無線デバイス検出要求を無線LANドライバ302に送信する。
無線LANドライバ302は、AWAKE要求(AWAKE Req)を無線LANモジュール109に送信して、無線LANモジュール109をSLEEP状態からAWAKE状態に遷移させる。そして、無線LANドライバ302は、SCAN Reqを無線LANモジュール109に送信する。
無線LANモジュール109は、無線通信チャネル1〜13の順番でスキャン処理を順次実行する。各無線通信チャネルに対するスキャン処理においては、無線LANモジュール109は、プローブ要求パケット(Probe Req)をブロードキャストし、プローブ要求パケットに対する応答パケットであるプローブ応答パケット(Probe Res)が無線デバイスから送信されるのを待つ。
無線通信チャネル1〜13の全てのスキャン処理が終了すると、無線LANモジュール109は、SCAN Indicationを無線LANドライバ302に送信して、無線通信チャネル1〜13のスキャン処理の終了を無線LANドライバ302に通知する。無線LANドライバ302は、スリープ要求(SLEEP Req)を無線LANモジュール109に送信して、無線LANモジュール109をAWAKE状態からSLEEP状態に遷移させる。そして、無線LANドライバ302は、無線通信チャネル1〜13の全てのスキャン処理が終了したことを示す終了通知をアプリケーションプログラム301に送信する。
この終了通知に応答して、アプリケーションプログラム301は、デバイスリスト取得要求(Get List)を無線LANドライバ302に送信する。このデバイスリスト取得要求(Get List)に応答して、無線LANドライバ302は、無線LANモジュール109によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリスト(list)をアプリケーションプログラム301に送信する。
なお、無線LANドライバ302は、デバイスリスト(list)を含む終了通知を、アプリケーションプログラム301に送信することもできる。
次に、図13のフローチャートを参照して、無線LANドライバ302によって実行されるスキャン制御処理の手順について説明する。この手順は、上述の終了通知処理を含んである。
図13のステップS101〜S106の処理は、図6で説明したステップS101〜S106の処理と同じである。無線通信チャネル1〜13のスキャン処理が終了した時、無線LANドライバ302は、スリープ要求(SLEEP Req)を無線LANモジュール109に送信した後に、終了通知をアプリケーションプログラム301に送信する(ステップS501)。
なお、本実施形態のスキャン制御処理の手順は全てソフトウェアによって実現することができるので、この手順を実行するプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて、無線LANモジュールを備えたコンピュータにインストールするだけで、本実施形態と同様の効果を容易に得ることができる。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る電子機器の概観の例を示す図。 図1の電子機器のシステム構成を示すブロック図。 図1の電子機器における、アプリケーションプログラムおよび無線LANドライバそれぞれの構成を示すブロック図。 図1の電子機器で用いられる操作画面の例を示す図。 図1の電子機器によって実行されるスキャン処理の制御手順を示す図。 図1の電子機器において無線LANドライバによって実行されるスキャン制御処理の手順を示すフローチャート。 図1の電子機器において特定チャネルのスキャン時間を変更する処理の手順を示すフローチャート。 図1の電子機器に設けられた無線LANモジュールによって実行されるスキャン処理の手順を示すフローチャート。 図1の電子機器において使用される通信チャネル1〜13それぞれのスキャン時間の例を示す図。 図1の電子機器において特定チャネルのスキャン時間を変更する処理の他の手順を示すフローチャート。 図1の電子機器で用いられるテーブルの例を示す図。 図1の電子機器によって実行されるスキャン処理の制御手順の他の例を示す図。 図1の電子機器において無線LANドライバによって実行されるスキャン制御処理の手順の他の例を示すフローチャート。
符号の説明
11…AVプレーヤ、101…CPU、109…無線LANモジュール、301…アプリケーションプログラム、302…無線LANドライバ、401…デバイス検出要求出力部、402…デバイスリスト表示処理部、403…スキャン処理制御部、404…AWAKE要求出力部、405…SLEEP要求出力部、406…デバイスリスト送出部。

Claims (10)

  1. 複数の無線通信チャネルのいずれか一つを用いて無線通信を実行する電子機器において、
    前記無線通信を実行可能な稼働状態と前記稼働状態よりも電力消費の少ないスリープ状態との間を遷移するように構成された無線通信モジュールと、
    前記電子機器によって実行されるアプリケーションプログラムがユーザからの要求に応答して無線デバイス検出要求を出力した場合、前記無線通信モジュールを前記スリープ状態から前記稼働状態に遷移させると共に、前記無線通信モジュールに、前記無線通信モジュールの周囲に存在する無線デバイスを検出するスキャン処理を前記複数の無線通信チャネルそれぞれに対して実行させ、前記複数の無線通信チャネルの全てに対する前記スキャン処理が終了した場合、前記無線通信モジュールを前記稼働状態からスリープ状態に遷移させるスキャン処理制御手段と、
    前記複数の無線通信チャネルそれぞれに対するスキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストを前記アプリケーションプログラムに送出するデバイスリスト送出手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記複数の無線通信チャネルの各々に対する前記スキャン処理の実行時間は所定の時間に制限されており、前記無線通信モジュールは、前記所定の時間毎にスキャン対象の無線通信チャネルを前記複数の無線通信チャネル間で順次変更し、
    前記デバイスリスト送出手段は、前記無線デバイス検出要求が出力されてから特定時間経過後に前記アプリケーションプログラムから送出されるデバイスリスト取得要求に応答して、前記デバイスリストを前記アプリケーションプログラムに送出することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記スキャン処理制御手段は、前記アプリケーションプログラムによって指定された、前記複数の無線通信チャネルの中の特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間を前記無線通信モジュールに通知して、前記無線通信モジュールに前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理を他の各無線通信チャネルに対するスキャン処理よりも長い時間実行させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記スキャン処理制御手段は、前記特定の無線通信チャネルに対する前回のスキャン処理によって検出された無線デバイスの数が所定数よりも多い場合、前記検出された無線デバイスの数に応じて前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間を決定し、前記無線通信モジュールに前記決定した前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間を通知して、前記無線通信モジュールに前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理を他の各無線通信チャネルに対するスキャン処理よりも長い時間実行させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記デバイスリスト送出手段は、前記複数の無線通信チャネルの全てに対する前記スキャン処理が終了した場合、前記複数の無線通信チャネルの全てに対する前記スキャン処理が終了したことを示す終了通知を前記アプリケーションプログラムに送信することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 複数の無線通信チャネルのいずれか一つを用いて無線通信を実行する電子機器内に設けられ前記無線通信を実行可能な稼働状態と前記稼働状態よりも電力消費の少ないスリープ状態との間を遷移するように構成された無線通信モジュールを制御する無線通信制御方法であって、
    前記電子機器によって実行されるアプリケーションプログラムがユーザからの要求に応答して無線デバイス検出要求を出力した場合、前記無線通信モジュールを、前記スリープ状態から前記稼働状態に遷移させると共に、前記無線通信モジュールに、前記無線通信モジュールの周囲に存在する無線デバイスを検出するスキャン処理を前記複数の無線通信チャネルそれぞれに対して実行させるステップと、
    前記複数の無線通信チャネルの全てに対する前記スキャン処理が終了した場合、前記無線通信モジュールを前記稼働状態からスリープ状態に遷移させるステップと、
    前記複数の無線通信チャネルそれぞれに対するスキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストを前記アプリケーションプログラムに送出するステップとを具備することを特徴とする無線通信制御方法。
  7. 前記複数の無線通信チャネルの各々に対する前記スキャン処理の実行時間は所定の時間に制限されており、前記無線通信モジュールは、前記所定の時間毎にスキャン対象の無線通信チャネルを前記複数の無線通信チャネル間で順次変更し、
    前記デバイスリストを前記アプリケーションプログラムに送出するステップは、前記無線デバイス検出要求が出力されてから特定時間経過後に前記アプリケーションプログラムから送出されるデバイスリスト取得要求に応答して、前記デバイスリストを前記アプリケーションプログラムに送出するステップを含むことを特徴とする請求項6記載の無線通信制御方法。
  8. 前記アプリケーションプログラムによって指定された、前記複数の無線通信チャネルの中の特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間を前記無線通信モジュールに通知して、前記無線通信モジュールに前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理を他の各無線通信チャネルに対するスキャン処理よりも長い時間実行させるステップをさらに具備することを特徴とする請求項6記載の無線通信制御方法。
  9. 前記特定の無線通信チャネルに対する前回のスキャン処理によって検出された無線デバイスの数が所定数よりも多い場合、前記検出された無線デバイスの数に応じて前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間を決定するステップと、
    前記無線通信モジュールに前記決定した前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理の実行時間を通知して、前記無線通信モジュールに前記特定の無線通信チャネルに対するスキャン処理を他の各無線通信チャネルに対するスキャン処理よりも長い時間実行させるステップとをさらに具備することを特徴とする請求項6記載の無線通信制御方法。
  10. 前記デバイスリストを前記アプリケーションプログラムに送出するステップは、前記複数の無線通信チャネルの全てに対する前記スキャン処理が終了した場合、前記複数の無線通信チャネルの全てに対する前記スキャン処理が終了したことを示す終了通知を前記アプリケーションプログラムに送信するステップを含むことを特徴とする請求項9記載の無線通信制御方法。
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