JP2005057967A - ハーネスプロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】長手寸法を変更することにより、ワイヤハーネスの所要箇所を外部干渉等から適切に保護することができ、また、ワイヤハーネスがプロテクタの端部に擦れて傷が付くことを防止することができるハーネスプロテクタを提供する。
【解決手段】 射出成形された雌型プロテクタ12と、押出成形された雄型プロテクタ34とが嵌合して相互に連結されてなるハーネスプロテクタ10であって、雌型プロテクタ12に、両プロテクタ12,34の嵌合状態を維持するための複数の係止突起と、車体パネルに固定される取付ブラケット27とを設け、雄型プロテクタ34に、複数の係止突起に係合する複数の孔部を設けた。ベース13の基壁15に、ワイヤハーネス70を浮かした状態で支持する支持壁を形成した。カバー28の天井壁29に、ベース13に挿通されたワイヤハーネス70を押え付ける押えリブ30を垂設した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車体パネルに沿って配索されるワイヤハーネスの所要箇所に取り付けられ、外部干渉等によるワイヤハーネスの損傷を防止するハーネスプロテクタに関するものである。
図7及び図8は、この種のハーネスプロテクタの従来の一例を示したものである(特許文献1,2)。
図7に示す従来例は、プロテクタ本体41からのワイヤハーネスの浮き上がりやはみ出しを防止したものであり、プロテクタ本体41の基壁42に立設された仕切壁46にロック部47を設け、プロテクタ本体41の側壁43a、43bに、仕切壁46と対応する位置でロック部47に係合する係止孔50を有する開閉自在の電線押え部材49を設けたものである。
ハーネスプロテクタ40は、ワイヤハーネスが装着される断面U字状のプロテクタ本体41と、プロテクタ本体41とは別体として構成されるプロテクタカバー(図示せず)とからなっている。プロテクタ本体41は、基壁42と両側の外壁43a、43bとからなり、三次元的に湾曲形成されている。プロテクタ本体41の基壁42には、仕切壁46が立設されている。この仕切壁46は、両外壁43a、43bとほぼ平行に立設され、プロテクタ本体41の横断面を複数の空間48に仕切っている。
仕切壁46の先端部には、ロック部47が設けられ、電線押え部材49の係止孔50と係合するようになっている。電線押え部材49は、その一端がヒンジ51によりプロテクタ本体41の側壁43aに連結され、他端が係止手段によりプロテクタ本体41の側壁43bに係止されるようになっている。プロテクタカバーは、プロテクタ本体41の開放面に対応する形状に形成されており、係止手段でプロテクタ本体41の側壁43a、43bに係止されるようになっている。
このようなプロテクタ40の使用状態について説明する。ワイヤハーネスは、小分けにされて、プロテクタ本体41の仕切壁46により仕切られた空間に挿通される。仕切壁46により、ワイヤハーネスは、プロテクタ本体41の内部に均等に挿通されるため、1ヶ所に片寄ることはない。ワイヤハーネスが挿通されると、電線押え部材49が仕切壁46の先端部に設けられたロック部47と係合して、ワイヤハーネスがプロテクタ本体41の内部から外部へ出ないように固定される。最後に、プロテクタ本体41の開放面がプロテクタカバーによって閉止される。
図8に示す従来例は、ワイヤハーネスの挿入作業性が良く、しかも大径サイズのワイヤハーネスに傷が付くことを防止することができ、また、部品数が少なく経済性に優れるブロー成形されたハーネスプロテクタ60を提供するものであり、一側壁61にワイヤハーネス挿通用のスリット62が形成され、スリット62の対向面にワイヤハーネス挿入用の冶具を入れるための孔部63が形成されたものである。
ハーネスプロテクタ60は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂を構成材料としている。スリット62は、側壁61の長手方向の全長に亘って形成されている。ハーネスプロテクタ60の側壁61は、薄肉に形成されているため、可撓性を有している。このため、スリット62を押し広げることで、ワイヤハーネスを挿入することができるようになっている。ワイヤハーネスが挿入されると、側壁61の弾性復元力でスリット62が閉じて、ワイヤハーネスがハーネスプロテクタ60から抜け出すことが防止され、外部干渉等から保護されるようになっている。
孔部63は、パンチや焼きごてなどの簡易な手段で貫通形成されている。孔部63には、ワイヤハーネス挿入用の冶具が挿入され、冶具の先端側に形成された棒状体をスリット62に宛うことで、スリット62が大きく広かれるようになっている。ワイヤハーネスが開口から挿入された後は、冶具を抜き取ることで、スリット62が閉じるようになっている。
実開昭63−198324号公報(第3−6頁、第1図) 特開平3−34280号公報(第2−4頁、第1図)
しかしながら、上記従来のハーネスプロテクタ40,60にあっては、解決すべき以下の問題点がある。
第1の従来例は、射出成形された湾曲構造のハーネスプロテクタ40であり、側壁43aに電線押え部材49を設けてワイヤハーネスを固定できるようにしたものであるが、金型費用が高くなったり、設備が大きくなったりするため、ハーネスプロテクタ40の長さを簡単には変更することができないという問題があった。
第2の従来例では、一定断面で単純な形状の成形体しか得られず、ハーネスプロテクタ60内においてワイヤハーネスがばたついたり、動いたりするのを防止する壁や、車体側に固定される取付ブラケットなどを成形することができないという問題があった。すなわち、ハーネスプロテクタ60に電線固定構造やプロテクタ取付構造を織り込むことができず、ワイヤハーネスの保護されるべき所要箇所が適切に保護されないという問題があった。
また、ハーネスプロテクタ60は、長手方向に長く延びたブロー成形体から切断されたものであり、切断部にシャープエッジが形成されたり、ばりが形成されたりして、シャープエッジ等に擦れた電線に傷が生じ、電気的接続の信頼性が損なわれる心配があった。
また、ブロー成形は、溶融樹脂をチューブ状に押し出しながら金型にくわえ込ませて、空気を吹き込んで冷却固化させる成形法であるため、押出成形と同様にして成形体を二次元又は三次元に湾曲した複雑形状に成形することができず、車体パネル等に沿って配索される湾曲したワイヤハーネスを有効に保護することができないという問題もあった。
本発明は、上記した点に鑑み、長手方向の寸法の変更が容易であり、所望の長さのワイヤハーネスを外部干渉などから有効に保護することができ、また、ワイヤハーネスに傷を付けることを防止することができる連結構造のハーネスプロテクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、射出成形された一方のプロテクタと、押出成形された他方のプロテクタとが嵌合して相互に連結されたことを特徴とする。
上記構成によれば、射出成形された一方のプロテクタに、電線固定部や車体側固定部を設けることが可能となり、電線の固定や車体側へのハーネスプロテクタの取り付けを行うことができる。また、一方のプロテクタを電線の配索形状に沿うように湾曲成形することができる。押出成形された他方のプロテクタは、一方のプロテクタに連結される繋ぎ部材として機能し、任意の長さに切断された他方のプロテクタを一方のプロテクタに連結することで、ハーネスプロテクタの長さを変更することができ、ワイヤハーネスの長さに応じたハーネスプロテクタを提供することが可能となる。なお、連結される一方のプロテクタと他方のプロテクタの数は制約されるものではなく、例えば一方のプロテクタと他方のプロテクタを一つずつ連結させたり、一方のプロテクタの両端部に、他方のプロテクタを連結させたりすることができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のハーネスプロテクタにおいて、前記一方のプロテクタに係止部が設けられ、前記他方のプロテクタに該係止部に係合する係合部が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、相互に連結された双方のプロテクタが、車両走行中の振動や衝撃などにより不用意に抜け外れることが防止される。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載のハーネスプロテクタにおいて、前記係止部が係止突起であり、前記係合部が孔部であることを特徴とする。
上記構成によれば、押出成形品である他方のプロテクタの成形性が向上するとともに、簡易な方法で係合部である孔部を形成することができる。
また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のハーネスプロテクタにおいて、前記一方のプロテクタが、ベースと、該ベースに着脱自在に取り付けられるカバーとからなることを特徴とする。
上記構成によれば、ワイヤハーネスの配索前にワイヤハーネスを予め一方のプロテクタに挿通させる必要がなくなるとともに、ワイヤハーネスの配索後に一方のプロテクタを簡単に取り付けることができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載のハーネスプロテクタにおいて、前記ベースの壁部に、ワイヤハーネスを浮かした状態で支持する支持壁が形成され、該支持壁が前記他方のプロテクタの壁厚と同程度ないしそれより高い寸法に形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、他方のコネクタの切断部がシャープエッジになっていても、このシャープエッジにワイヤハーネスが当たることが防止される。
また、請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載のハーネスプロテクタにおいて、前記カバーの壁部に、前記ベースに挿通されたワイヤハーネスを押え付ける電線固定部が垂設されたことを特徴とする。
上記構成によれば、ベースにカバーを被せた際に、ベースに挿通されたワイヤハーネスがカバーの電線固定部に押え付けられて固定される。
また、請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のハーネスプロテクタにおいて、前記一方のプロテクタに、車体側に固定される車体取付部が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、ハーネスプロテクタを車体パネル等の車体側に動かないように固定することができ、しかもワイヤハーネスのばたつきによる異音の発生を防止することができる。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、射出成形された一方のプロテクタに、電線固定部や車体取付部を設けることが可能となり、電線の固定とハーネスプロテクタの取り付けを行うことができる。また、一方のプロテクタを電線の配索形状に沿うように湾曲成形することが可能となる。押出成形された他方のプロテクタは、一定断面のパイプ状に形成されるから、任意の長さに切断することが可能となり、繋ぎ部材としての他方のプロテクタの長さを変えることで、ハーネスプロテクタの長さを変更(伸縮)することができる。したがって、ハーネスプロテクタの設計の自由度が向上し、ワイヤハーネスを適切に保護することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、一方のプロテクタに係止部が設けられ、他方のプロテクタに係止部に係合する係合部が設けられているから、相互に連結された双方のプロテクタが、車両走行中の振動や衝撃などにより不用意に抜け外れることが防止される。したがって、ハーネスプロテクタの連結信頼性が向上し、外部干渉等からワイヤハーネスを確実に保護することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、係止部が係止突起であり、係合部が孔部であるから、押出成形品である他方のプロテクタの成形性が向上するとともに、簡易な方法で孔部を形成することができる。
また、請求項4記載の発明によれば、一方のプロテクタが、ベースとカバーとから構成されるから、ワイヤハーネスを予め一方のプロテクタに挿通させる必要がなくなるとともに、ワイヤハーネスの中間部に一方のプロテクタを取り付けることができる。したがって、ワイヤハーネスに対する一方のプロテクタの取付性が向上する。
また、請求項5記載の発明によれば、支持壁により、ワイヤハーネスが浮いた状態に支持されるから、所定の長さに切断された他方のプロテクタの切断部にワイヤハーネスが当たることが防止される。したがって、ワイヤハーネスに傷が付くことを未然に防ぐことができる。
また、請求項6記載の発明によれば、カバーに電線固定部が垂設されているから、ベースにカバーを被せた際に、ベースに挿通されたワイヤハーネスがカバーの電線固定部に押え付けられる。したがって、ワイヤハーネスがベース内で動いたり、浮き上がったりすることが防止される。
また、請求項7記載の発明によれば、一方のプロテクタに車体取付部が設けられているから、ハーネスプロテクタを車体パネル等の車体側に動かないように固定することができる。したがって、ワイヤハーネスのばたつきによる異音の発生や、車体側とハーネスプロテクタとの衝突による異音の発生を防止することができる。
本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るハーネスプロテクタの一実施形態を示すものである。
ハーネスプロテクタは、車体パネル等に沿って配索されるワイヤハーネス70の干渉部に取り付けられ、ワイヤハーネス70の断線や傷等の損傷を防止するための保護部材であり、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂を構成材料として成形されたものである。なお、ワイヤハーネス70とは、モータ等のアクチュエータ類やメータ等の計器類等に電源を供給したり、信号を伝送したりする電線や光ファイバケーブルその他の線条体が束ねられたものである。
本実施形態に係るハーネスプロテクタ10は、プロテクタの長手寸法を変更することにより、ワイヤハーネス70の所要箇所を外部干渉等から適切に保護することができ、また、ワイヤハーネス70がプロテクタの端部に擦れて傷が付くことを防止することができるものであり、射出成形された雌型プロテクタ(一方のプロテクタ)12と、押出成形された雄型プロテクタ(他方のプロテクタ)34とが嵌合して相互に連結されてなるハーネスプロテクタ10であって、雌型プロテクタ12に、両プロテクタ12,34の嵌合状態を維持するための複数の係止突起(係止部)20,31と、図示しない車体パネル(車体側)に固定される取付ブラケット(車体取付部)27とが設けられ、雄型プロテクタ34に、複数の係止突起20,31に係合する複数の孔部(係合部)37が設けられたことを第1の特徴とするものである。
また、雌型プロテクタ12がベース13と着脱自在のカバー28とからなり、ベース13の基壁(壁部)15にワイヤハーネス70を浮かした状態で支持する支持壁18が形成され、カバー28の天井壁(壁部)29にベース13に挿通されたワイヤハーネス70を押え付ける押えリブ(電線固定部)30が垂設されたこと第2の特徴とするものである。
第1の特徴によれば、雌型プロテクタ12は射出成形品であるから、成形機や金型に要する費用が高価であるものの、複雑な形状の成形品を高精度に成形することができ、電線固定構造や車体パネルへのプロテクタ取付構造を織り込むことができる。また、ワイヤハーネス70の配索形状に沿うように雌型プロテクタ12を成形することが可能となる。他方、雄型プロテクタ34は押出成形品であるから、一定断面の長尺成形体75を任意の長さに切断し、雄型プロテクタ34を雌型プロテクタ12に連結することで、ハーネスプロテクタ10の長さを伸縮することができる。両プロテクタ12,34は、係止突起20,31と孔部37とからなる係止手段により係止されて、プロテクタ嵌合状態が維持されるようになっている。
なお、射出成形方法とは、射出成形機を用いて行われ、溶融樹脂を高圧で金型内に射出し、その中で溶融樹脂を冷却固化させ、金型を開いて成形品を取り出す方法である。金型費用が高価になるが、複雑形状の成形品を大量に成形できる特徴がある。押出成形とは、押出成形機を用いてパイプなどのような成形体を連続して押し出しながら成形する方法をいい、シリンダ(バレル)内の溶融樹脂をスクリューで押し出し、製品形状に形成された金型に流し込み、水又は空気で冷却固化させる方法である。設備費が安価であり、単純形状で長尺の成形体を大量に成形できる特徴がある。
第2の特徴によれば、雌型プロテクタ12のベース13にカバー28を着脱自在に取り付けることができるから、ワイヤハーネス70の配索作業後に雌型プロテクタ12を取り付けることができ、雌型プロテクタ12の取付作業性が向上する。また、ベース13の基壁15に設けられた支持壁18により、ワイヤハーネス70が基壁15から浮いた状態に支持され、雄型プロテクタ34の切断部38のシャープエッジにワイヤハーネス70が擦れて傷付くことが防止される。カバー28の天井壁29に垂設された押えリブ30により、ベース13に挿通されたワイヤハーネス70が上から押え付けられて、ワイヤハーネス70が雌型プロテクタ12の中で動くことなく確実に固定される。
以下に、ハーネスプロテクタ10の主要構成部分及びその作用について詳細に説明する。
図1に示すように、ハーネスプロテクタ10は、射出成形された雌型プロテクタ12と、押出成形された雄型プロテクタ34とから構成され、係止手段により相互に連結されたものである。ワイヤハーネス70は、ハーネスプロテクタ10の内部を挿通されて、その所要箇所が外部干渉から保護されるようになっている。
雌型プロテクタ12は、ともに樹脂成形されたベース13とカバー28とからなっている。ベース13は、基壁15と基壁15の両側から起立する左右の側壁24,25とから断面コ字状をなしている。基壁1に対向する天井壁及び長手方向の前後壁はそれぞれ開放形成されている。ここで、本明細書では、説明の都合上、前をプロテクタ12,34が嵌合される方向をいうものとし、後をワイヤハーネス70の引き出される方向をいうものとし、上をカバー28の位置する側をいうものと、下をベース13の位置する側をいうものとする。
ベース13は、全体としてみれば略真直に成形されているが、後側がやや上側に反りあがっている。ベース13の後側は、カバー28が宛われない部分であり、引き出されたワイヤハーネス70がある程度自由に曲げられるようになっている。上述したように、ベース13は射出成形体であるから、本実施形態の形状に制約されるものではなく、ベース13全体を二次元的又は三次元的に湾曲成形することも可能である。
左右の側壁24,25には、カバー28を係止させるための複数の係止枠26が形成されている。係止枠26は、両側の基部と基部に続く自由端部とからなり、ある程度の撓みが許容されている。カバー28の縁壁32には、係止枠26に対応する位置で係止爪33(図3)が形成されている。ベース13にカバー28を被せると、係止爪33が係止枠26を外側に撓ませながら挿入され、自由端部の弾性復帰により係止爪33と係止枠26とが係合されるようになっている。
一方の側壁25には、ハーネスプロテクタ10を車体パネルに固定するための取付ブラケット27が突設されている。取付ブラケット27は舌片状をなし、側壁25と直交する方向に突出している。このような取付ブラケット27は、射出成形では設けることができるものの、押出成形では設けることができないものである。
取付ブラケット27は、両側の根本部27aと、根本部27aに続く取付部27bとからなっている。取付部27bの中央には締結部材としてのねじ(図示せず)を挿通させるためのねじ孔27cが形成されている。ねじ孔27cの周囲には、放射状の補強リブ27dが円周方向に等ピッチで形成されている。取付部27bが補強リブ27dにより補強されることで強度が向上し、ハーネスプロテクタ10が取付ブラケット27を介して車体パネルに強く締結固定されるようになっている。
図2に示すように、基壁15には、ワイヤハーネス70を構成する各電線70aを小分けにするための複数の仕切壁17と、仕切壁17の前端に交差する支持壁18と、仕切壁17及び側壁24,25の長手方向の所要箇所に形成された横リブ21と、長手方向に条設された複数の縦リブ22とが設けられている。
仕切壁17は、基壁15の前側及び後側を除く中間部において各電線70a(図1)の長手方向に沿って延設されている。左右の側壁24,25と仕切壁17の間及び隣合う仕切壁17,17の間には、各電線70aを挿通させるための挿通路17aが形成されている。各挿通路17aに各電線70aが挿通されることで、電線同士の絡みが防止されるようになっている。また、挿通路17a内には、複数の横リブ21が突設されているため、側壁24,25及び仕切壁17が補強され、倒れが防止されるようになっている。相対向する横リブ21のスロット21aには、各電線70aが挿通されるようになっているため、このスロット幅を狭めることで、各電線70aの横ずれが防止されるようにすることもできる。
縦リブ22は、各挿通路17a内において、2列に条設されているため、各電線70aが縦リブ22に支持される格好になっている。各電線70aが縦リブ22により基壁15から浮き上がった状態に支持されることで、各電線70aの放熱効果が向上し、雌型プロテクタ12内で熱が籠もることが防止されている。
図4に示すように、支持壁18は、雄型プロテクタ34の嵌合部35(図6)が挿入される嵌合受け部16の奥側に設けられている。支持壁18には、3本の電線70a,70a,70aを挿通させるためのU字状の挿通口18aが形成されている。挿通口18aは、挿通路17aに連通する位置に形成されるとともに、各電線70aを基壁15から浮き上がった状態に支持するように形成されている。
基壁15から挿通口18aの底までの高さ寸法δは、雄型プロテクタ34の壁厚t(図5)と同程度ないしはそれよりも高い寸法に形成されているため、各電線70aが雄型プロテクタ34の切断部38(図5)のシャープエッジに当たることが防止されている。このため、ワイヤハーネス70が不用意な引張力を受けて、長手方向にずれた場合であっても、電線70aに傷が付いたり、擦過痕が生じたりすることが防止されている。
支持壁18の挿通口18aは、各電線70aの外径と同程度ないしそれよりはやや狭い寸法に形成されているため、各電線70aは挿通口18aの内端により挟持され、電線挿通作業中における電線70aの抜け出しが防止され、作業性が向上されるようにもなっている。
また、支持壁18は、プロテクタ嵌合方向に直交し、嵌合受け部16の奥側に形成された壁部であるから、両プロテクタ12,34の嵌合状態において、開口からベース13内に砂、塵埃、水などが浸入することを防止する機能も兼ね備えている。
嵌合受け部16の基壁15には、一対の係止突起20,20が内向きに突設されている。雄型プロテクタ34の周壁36には、この係止突起20に対応する位置で孔部37が形成されている。係止突起20と孔部37とが係合することで、両プロテクタ12,34の嵌合状態が維持されるようになっている。
図3に示すように(カバー28の裏側が示されている)、カバー28は、ベース13の上部(解放空間)に対応する形状に形成されている。カバー28は、天井壁29と、天井壁29の左右両側の縁部に連なる縁壁32とからなっている。縁壁32には、ベース13の係止枠26に対応する位置で複数の係止爪33が設けられている。係止枠26に係止爪33が係合することで、ベース13にカバー28が取り付けられるようになっている。ベース13からカバー28を取り外す場合は、係止枠26を外側に撓ませることで、係止枠26と係止爪33の係止が外れるようになっている。
天井壁29には、ベース13に挿通された各電線70aを押え付ける押えリブ30が複数形成されている。この押えリブ30は、ベース13の挿通路17a内に形成された相対向する横リブ21の間のスロット21a(図2)に対応して位置している。ベース13に電線70aを挿通させ、カバー28を取り付けると、電線70aが押えリブ30により押え付けられて、電線70aが動いたり、ばたついたりすることが防止されるようになっている。
また、ベース13に被せられて嵌合受け部16を形成するカバー28の前側部分には、一対の係止突起31,31が内向きに突設されている。係止突起31は、雄型プロテクタ34の周壁36に形成された孔部37に対応して位置しており、係止突起31が孔部37に係合することで、両プロテクタ12,34の嵌合状態が維持されるようになっている。本実施形態では、係止突起20,31がベース13とカバー28の両方に設けられているから、両プロテクタ12,34が確実に係止されるようになっている。
図5及び図6に示す雄型プロテクタ34は、押出成形されたパイプ状の長尺成形体75から所定の長さに切断されたものである。断面形状は、どこを切断しても一定の断面が得られるようになっている。切断は、切れ味の良いカッタ等の工具を用いて行われるため、むしれや溶着等を生ずることはなく、極めて綺麗に切断が行われる。その一方で、切断面38の縁部はシャープエッジとなり、エッジに電線70aが当たると電線70aに傷が付く心配がある。本発明は、係る事情を考慮して、電線70aをベース13に形成された支持壁18で浮かした状態に支持することで、電線70aが雄型プロテクタ34のシャープエッジに当たることを未然に回避している。
周壁36の上側と下側の壁部には、ベース12とカバー28の係止突起20,31に係合する孔部37が形成されている。孔部37は、係止突起20,31に対応する数だけ設けられている。雌型プロテクタ12と雄型プロテクタ34とを係止させるには、カバー28が外されたベース13に雄型プロテクタ34を取り付け、ベース13の係止突起20に雄型プロテクタ34の下側の壁部に形成された孔部37を係合させた後、カバー28をベース13に取り付け、カバー28の係止突起31を雄型プロテクタ34の上側の壁部に形成された孔部37に係合させることにより行う。両プロテクタ12,34が係止されると、車両走行中の振動や不用意な引張力によって両プロテクタ12,34が外れることなく、ハーネスプロテクタ10の連結信頼性が維持されるようになっている。
雄型プロテクタ34の内部には、電線70aを横一列に並べた状態で、電線70a毎に挿通させる挿通孔39が形成されている。隣接する挿通孔39,39は仕切壁39aにより仕切られている。挿通孔39の内部には、雌型プロテクタ12のように電線固定手段が織り込まれていなため、各電線70aは自由にスライドできるようになっている。しかし、雄型プロテクタ34が雌型プロテクタ12に連結されると、各電線70aは固定されるようになっている。
なお、本発明は、発明の骨子を逸脱しない範囲で以下のように変形して実施することも可能である。
(1)雌型プロテクタ12と雄型プロテクタ34の双方をそれぞれパイプ状に成形し、雌型プロテクタ12と雄型プロテクタ34との間に嵌めしろ(締めしろ)を設け、圧入又は無理嵌めにより両プロテクタ12,34が外れないようにその嵌合状態を維持させる。このようにすれば、雌型プロテクタ12と雄型プロテクタ34に係止突起20,32や孔部37を設けなくてもよくなり、両プロテクタ12,34の成形性が向上するとともに、連結性が向上する。
(2)係止突起20,31をベース13とカバー28とにそれぞれ設けることに代えて、係止突起20,31をベース13又はカバー28のいずれか一方に設ける。このようにすれば、係止突起20,31を設けない他方プロテクタの成形性が向上し、生産コストを低減することができる。
(3)雌型プロテクタ12の係止突起20を凸部に変更し、雄型プロテクタ34の孔部37を凹部に変更して構成する。逆に、雌型プロテクタ12に凹部を形成し、雄型プロテクタ34に凸部を形成する。このようにすれば、凸部と凹部とが係合することにより、両プロテクタ12,34を簡易に係止させることができる。
(4)一方のプロテクタを射出成形された雄型プロテクタに変更し、他方のプロテクタを押出成形された雌型プロテクタに変更して構成する。このようにすれば、雄型プロテクタに電線70aを浮いた状態に支持する支持壁を設けなくても、電線70aが雌型プロテクタの切断部(嵌合先端部)に当たらなくなり、電線70aに傷が付くことを防止することができる。
本発明に係るハーネスプロテクタの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示す雌型プロテクタのベースの平面図である。 図1に示す雌型プロテクタのカバーの底面図である。 図2に示すベースの嵌合受け部を示す斜視図である。 図1に示す雄型プロテクタの斜視図である。 図2に示す雌型プロテクタのベースに図5に示す雄型プロテクタが嵌合した状態を示す斜視図である。 従来のハーネスプロテクタの一例を示す斜視図である。 従来のハーネスプロテクタの他の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 ハーネスプロテクタ
12 雌型プロテクタ(一方のプロテクタ)
13 ベース
15 基壁(壁部)
18 支持壁
20 係止突起(係止部)
27 取付ブラケット(車体固定部)
28 カバー
29 押えリブ(電線固定部)
31 係止突起(係止部)
34 雄型プロテクタ(他方のプロテクタ)
37 孔部(係合部)

Claims (7)

  1. 射出成形された一方のプロテクタと、押出成形された他方のプロテクタとが嵌合して相互に連結されたことを特徴とするハーネスプロテクタ。
  2. 前記一方のプロテクタに係止部が設けられ、前記他方のプロテクタに該係止部に係合する係合部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のハーネスプロテクタ。
  3. 前記係止部が係止突起であり、前記係合部が孔部であることを特徴とする請求項2記載のハーネスプロテクタ。
  4. 前記一方のプロテクタが、ベースと、該ベースに着脱自在に取り付けられるカバーとからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のハーネスプロテクタ。
  5. 前記ベースの壁部に、ワイヤハーネスを浮かした状態で支持する支持壁が形成され、該支持壁が前記他方のプロテクタの壁厚と同程度ないしそれより高い寸法に形成されたことを特徴とする請求項4記載のハーネスプロテクタ。
  6. 前記カバーの壁部に、前記ベースに挿通されたワイヤハーネスを押え付ける電線固定部が垂設されたことを特徴とする請求項4又は5記載のハーネスプロテクタ。
  7. 前記一方のプロテクタに、車体側に固定される車体取付部が設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のハーネスプロテクタ。
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