JP2020115708A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができるワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス1が、取付部材3に配索され主電線5を有する複数の電線7と、複数の電線7のうち主電線5が収容され主取付部9を介して取付部材3に取り付けられる主プロテクタ11と、複数の電線7のうち主電線5以外の副電線13が収容され副取付部15を介して取付部材3に取り付けられる副プロテクタ17とを有した。【選択図】図2

Description

本発明は、ワイヤハーネスに関する。詳細には、複数の電線がプロテクタを介して取付部材に配索されるワイヤハーネスに関する。
従来、ワイヤハーネスとしては、取付部材としての車両に配索される複数の電線としての電線束と、電線束が収容され車両に取り付けられるプロテクタとしての成形型とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このワイヤハーネスでは、成形型を配索経路に合わせて樹脂成形し、この成形型内に電線束を収容し、成形型内にモールド樹脂を注入して硬化させることによって、ワイヤハーネスを一体成形し、この一体成形されたワイヤハーネスを車両に取り付けている。
特開2012−248409号公報
ところで、上記特許文献1のようなワイヤハーネスでは、複数の電線とプロテクタとが一体に成形されているので、配索される電線の本数が増加した場合、ワイヤハーネスの重量が増大してしまう。
このため、取付部材に対してワイヤハーネスを取り付けるときに、ワイヤハーネスが重く、取付作業が困難になる恐れがあり、取付部材に対するワイヤハーネスの取付性が低下する可能性があった。
加えて、上記特許文献1のようなワイヤハーネスでは、複数の電線とプロテクタとが一体に成形されているので、新たな電線の追加や電線の分岐を行おうとしても、容易に電線の追加や分岐を行うことができず、回路設計の自由度が低下していた。
そこで、この発明は、取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができるワイヤハーネスの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、取付部材に配索され主電線を有する複数の電線と、複数の前記電線のうち前記主電線が収容され主取付部を介して前記取付部材に取り付けられる主プロテクタと、複数の前記電線のうち前記主電線以外の副電線が収容され副取付部を介して前記取付部材に取り付けられる副プロテクタとを有することを特徴とするワイヤハーネスである。
このワイヤハーネスでは、複数の電線のうち主電線が収容され主取付部を介して取付部材に取り付けられる主プロテクタと、複数の電線のうち主電線以外の副電線が収容され副取付部を介して取付部材に取り付けられる副プロテクタとを有している。
このため、複数の電線が多く、その重量が増大している場合には、複数の電線を主電線と副電線とに分割し、取付部材に主プロテクタと副プロテクタとを取り付けることで、重量の大きな部材を取り扱うことなく、複数の電線を取付部材に配索することができ、取付部材に対するワイヤハーネスの取付性を向上することができる。
一方、新たな電線の追加や電線の分岐を行う場合には、予め取付部材に主電線が収容された主プロテクタを取り付けておき、新たな電線や分岐される電線である副電線を収容する副プロテクタを取付部材に取り付けることで、容易に副電線の追加や分岐を行うことができ、回路設計の自由度を向上することができる。
従って、このようなワイヤハーネスでは、取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のワイヤハーネスであって、前記副プロテクタには、前記取付部材に取り付けられた状態で、前記副電線を収容可能な開口部が設けられていることを特徴とする。
このワイヤハーネスでは、副プロテクタに、取付部材に取り付けられた状態で、副電線を収容可能な開口部が設けられているので、取付部材に取り付けられた副プロテクタの開口部から副電線を収容することで、副電線を取付部材に配索することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のワイヤハーネスであって、前記副プロテクタは、前記取付部材に取り付けられた前記主プロテクタに対して重ね合わされて配置され、前記主取付部と前記副取付部とは、前記電線の長さ方向に沿って交互に複数設けられていることを特徴とする。
このワイヤハーネスでは、副プロテクタが、取付部材に取り付けられた主プロテクタに対して重ね合わされて配置され、主取付部と副取付部とが、電線の長さ方向に沿って交互に複数設けられているので、取付部材に対する主プロテクタと副プロテクタとの配置スペースを小型化することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、前記副プロテクタは、前記取付部材に取付可能なベース部と、前記副電線を収容可能で前記ベース部に取付可能な収容部とを有することを特徴とする。
このワイヤハーネスでは、副プロテクタが、取付部材に取付可能なベース部と、副電線を収容可能でベース部に取付可能な収容部とを有するので、ベース部に対して収容部を取り付けることで、取付部材に対する副電線の配索を容易に行うことができる。
本発明によれば、取付部材に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができるワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスが取り付けられた車両の概略図である。 本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネスの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るワイヤハーネスの平面図である。 本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネスの断面図である。 本発明の第2実施形態に係るワイヤハーネスの平面図である。 本発明の第3実施形態に係るワイヤハーネスの断面図である。 参考例に係るワイヤハーネスの斜視図である。
図1〜図6を用いて本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスについて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、取付部材3に配索され主電線5を有する複数の電線7と、複数の電線7のうち主電線5が収容され主取付部9を介して取付部材3に取り付けられる主プロテクタ11と、複数の電線7のうち主電線5以外の副電線13が収容され副取付部15を介して取付部材3に取り付けられる副プロテクタ17とを有する。
また、副プロテクタ17には、取付部材3に取り付けられた状態で、副電線13を収容可能な開口部19が設けられている。
ここで、図1に示すように、例えば、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、車両21に搭載された電気部品としての電動モータ23と、バッテリ25との間を電気的に接続する。
このワイヤハーネス1は、例えば、プラス回路やマイナス回路を構成する高圧電線と、オプション回路や分割回路を構成する低圧電線とを有しており、少なくとも高圧電線の両端部が電動モータ23側とバッテリ25側とにそれぞれ接続され、車両21の床下に配索される。
以下、図1〜図3を用いてワイヤハーネス1の詳細について説明する。
図1〜図3に示すように、ワイヤハーネス1は、複数の電線7と、主プロテクタ11と、副プロテクタ17とを備えている。
複数の電線7は、主電線5と、副電線13とを備えている。
主電線5は、例えば、電動モータ23とバッテリ25との間を電気的に接続し、プラス回路やマイナス回路を構成する高圧電線からなる。
副電線13は、例えば、電動モータ23とバッテリ25との間や他の電気部品の間の情報を伝達する信号線、或いは他の電気部品の間を電気的に接続する幹線から分岐された分岐線などのオプション回路や分割回路を構成する低圧電線からなる。
この複数の電線7は、主電線5と副電線13との本数が多く、その重量が増大している場合、或いはオプション回路や分割回路の追加により、副電線13を追加する場合、主電線5と副電線13とに分割されて取付部材3としての車両21の床下に配索される。
このような主電線5と副電線13とからなる複数の電線7は、主電線5が主プロテクタ11に収容され、副電線13が副プロテクタ17に収容された状態で、取付部材3に配索される。
主プロテクタ11は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、車両21の所定の配索形状に沿って成形され、複数の電線7のうち主電線5を収容可能なように、断面凹状に形成されている。
この主プロテクタ11には、幅方向の両側に電線7の長さ方向に沿って、取付部材3に設けられた複数の主被取付部27にそれぞれ取り付けられる複数の主取付部9が設けられている。
取付部材3の主被取付部27は、取付部材3から主プロテクタ11側に向けて突設されたスタッドボルトからなり、主取付部9には、主被取付部27が挿通される孔部が設けられている。
この複数の主取付部9は、主被取付部27が孔部に挿通された状態で、主被取付部27にナット29を締結することにより、主プロテクタ11が取付部材3に取り付けられる。
このような主プロテクタ11は、主電線5を内部に収容した状態で、取付部材3に配置され、主取付部9を介して取付部材3に取り付けられる。
副プロテクタ17は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、車両21の所定の配索形状に沿って成形され、複数の電線7のうち主電線5以外の副電線13を収容可能なように、断面凹状に形成されている。
この副プロテクタ17には、幅方向の両側に電線7の長さ方向に沿って、取付部材3に設けられた複数の副被取付部31にそれぞれ取り付けられる複数の副取付部15が設けられている。
取付部材3の副被取付部31は、取付部材3から副プロテクタ17側に向けて突設されたスタッドボルトからなり、副取付部15には、副被取付部31が挿通される孔部が設けられている。
この複数の副取付部15は、副被取付部31が孔部に挿通された状態で、副被取付部31にナット33を締結することにより、副プロテクタ17が取付部材3に取り付けられる。
ここで、取付部材3の隣り合う主被取付部27と副被取付部31とは、電線7の長さ方向に沿って交互に配置されている。
このように主被取付部27と副被取付部31とを配置することにより、取付部材3に主プロテクタ11と副プロテクタ17とを取り付けたときに、主プロテクタ11と副プロテクタ17とが近接して配置され、取付部材3に対する主プロテクタ11と副プロテクタ17との配置スペースを小型化することができる。
このような副プロテクタ17は、副電線13を内部に収容していない状態で、取付部材3に配置され、副取付部15を介して取付部材3に取り付けられる。
このように取付部材3に取り付けられる副プロテクタ17には、取付部材3に取り付けられた状態で、副電線13を内部に収容可能な開口部19が設けられている。
開口部19は、副プロテクタ17の取付部材3と反対側の面に、副電線13を収容可能なように、電線7の長さ方向に沿って副プロテクタ17の内部と外部とを連通して設けられている。
この開口部19の縁部には、副プロテクタ17の内部に向けて撓み可能に延設され、互いに近接する方向に傾斜された一対の可撓片35,35が設けられている。
このような開口部19には、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合、副電線13が挿入され、一対の可撓片35,35を通過した後、一対の可撓片35,35のいずれか一方側に移動され、副プロテクタ17内に副電線13が収容される。
このように取付部材3に副電線13を収容可能な副プロテクタ17を取り付けておくことで、複数の電線7の重量が増大している場合には、複数の電線7を主電線5と副電線13とに分割し、主電線5を主プロテクタ11と共に取付部材3に配索した後に、副電線13を副プロテクタ17に収容することができる。
このため、重量の大きな複数の電線7を同時に取り扱うことがなく、取付作業を容易にし、取付部材3に対するワイヤハーネス1の取付性を向上することができる。
一方、オプション回路や分割回路の追加により、新たに追加される電線や分岐される電線である副電線13を取付部材3に配索させる場合には、予め取付部材3に取り付けられた副プロテクタ17に対して、開口部19から副電線13を収容すればよい。
このため、容易に副電線13の追加や分岐を行うことができ、回路設計の自由度を向上することができる。
このようなワイヤハーネス1の取付部材3に対する取付方法は、まず、主電線5が収容された主プロテクタ11と、副電線13が収容されていない副プロテクタ17とを、それぞれ主取付部9と副取付部15とを介して取付部材3に取り付ける。
そして、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合には、副プロテクタ17の開口部19から副電線13を挿入し、副電線13を副プロテクタ17に収容し、取付作業を完了する。
このようなワイヤハーネス1では、複数の電線7のうち主電線5が収容され主取付部9を介して取付部材3に取り付けられる主プロテクタ11と、複数の電線7のうち主電線5以外の副電線13が収容され副取付部15を介して取付部材3に取り付けられる副プロテクタ17とを有している。
このため、複数の電線7が多く、その重量が増大している場合には、複数の電線7を主電線5と副電線13とに分割し、取付部材3に主プロテクタ11と副プロテクタ17とを取り付けることで、重量の大きな部材を取り扱うことなく、複数の電線7を取付部材3に配索することができ、取付部材3に対するワイヤハーネス1の取付性を向上することができる。
一方、新たな電線の追加や電線の分岐を行う場合には、予め取付部材3に主電線5が収容された主プロテクタ11を取り付けておき、新たな電線や分岐される電線である副電線13を収容する副プロテクタ17を取付部材3に取り付けることで、容易に電線の追加や分岐を行うことができ、回路設計の自由度を向上することができる。
従って、このようなワイヤハーネス1では、取付部材3に対する取付性を向上することができ、回路設計の自由度を向上することができる。
また、副プロテクタ17には、取付部材3に取り付けられた状態で、副電線13を収容可能な開口部19が設けられているので、取付部材3に取り付けられた副プロテクタ17の開口部19から副電線13を収容することで、副電線13を取付部材3に配索することができる。
(第2実施形態)
図4,図5を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係るワイヤハーネス101は、副プロテクタ103が、取付部材3に取り付けられた主プロテクタ11に対して重ね合わされて配置され、主取付部9と副取付部15とが、電線7の長さ方向に沿って交互に複数設けられている。
なお、第1実施形態と同様の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図4,図5に示すように、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合、副プロテクタ103は、副電線13が収容された状態で、取付部材3に取り付けられた主プロテクタ11に対して重ね合わせて配置される。
このように副プロテクタ103を主プロテクタ11に重ね合わせることにより、取付部材3に対する主プロテクタ11と副プロテクタ103との配置スペースを小型化することができる。
このように配置された主プロテクタ11の主取付部9と副プロテクタ103の副取付部15とは、電線7の長さ方向に沿って交互に複数設けられている。
このように主取付部9と副取付部15とを設けることにより、主取付部9と副取付部15とが、主プロテクタ11と副プロテクタ103との幅方向に張り出すことなく、コンパクトに配置することができる。
このようなワイヤハーネス101の取付部材3に対する取付方法は、まず、主電線5が収容された主プロテクタ11を主取付部9を介して取付部材3に取り付ける。
そして、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合には、副プロテクタ103に副電線13を収容し、主プロテクタ11に副プロテクタ103を重ね合わせ、副プロテクタ103を副取付部15を介して取付部材3に取り付け、取付作業を完了する。
このようなワイヤハーネス101では、副プロテクタ103が、取付部材3に取り付けられた主プロテクタ11に対して重ね合わされて配置され、主取付部9と副取付部15とが、電線7の長さ方向に沿って交互に複数設けられているので、取付部材3に対する主プロテクタ11と副プロテクタ103との配置スペースを小型化することができる。
(第3実施形態)
図6を用いて第3実施形態について説明する。
本実施の形態に係るワイヤハーネス201は、副プロテクタ203が、取付部材3に取付可能なベース部205と、副電線13を収容可能でベース部205に取付可能な収容部207とを有する。
なお、他の実施形態と同様の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は他の実施形態を参照するものとし省略するが、他の実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図6に示すように、副プロテクタ203は、ベース部205と、収容部207とを備えている。
ベース部205は、板状に形成され、取付部材3に設けられた複数の副被取付部31にそれぞれ取り付けられる複数の副取付部15が設けられている。
このベース部205は、主プロテクタ11と共に、予め取付部材3に副取付部15を介して取り付けられる。
収容部207は、副電線13を収容可能なように、断面凹状に形成され、係合部(不図示)を介してベース部205に取り付けられる。
この収容部207は、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合、副電線13を収容した状態で、ベース部205に取り付けられる。
このように副電線13を収容する収容部207を予め取付部材3に取り付けられたベース部205に取り付けることにより、複数の電線7の重量増大や回路の変更に容易に対応することができる。
このようなワイヤハーネス201の取付部材3に対する取付方法は、まず、主電線5が収容された主プロテクタ11と、副プロテクタ203のベース部205とを、それぞれ主取付部9と副取付部15とを介して取付部材3に取り付ける。
そして、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合には、副プロテクタ203の収容部207に副電線13を収容し、ベース部205に収容部207を取り付け、取付作業を完了する。
このようなワイヤハーネス201では、副プロテクタ203が、取付部材3に取付可能なベース部205と、副電線13を収容可能でベース部205に取付可能な収容部207とを有するので、ベース部205に対して収容部207を取り付けることで、取付部材3に対する副電線13の配索を容易に行うことができる。
なお、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスでは、主電線や副電線の本数が各実施形態で異なっているが、主電線や副電線の本数は、複数の電線の重量や回路の変更の状況に応じて適宜選択すればよい。
また、開口部を有する副プロテクタと、主プロテクタに重ね合わされる副プロテクタと、ベース部と収容部とを有する副プロテクタとは、それぞれ独立している構成を示しているが、これに限らず、開口部を有する副プロテクタを主プロテクタに重ね合わせるなど、副プロテクタがそれぞれの特徴を複合して有していてもよい。
また、主取付部と副取付部とは、スタッドボルトからなる主被取付部と副被取付部とにナットを介して取り付けられているが、これに限らず、例えば、主取付部と副取付部とをクリップとし、主被取付部と副被取付部とを穴部として、クリップ固定とするなど、取付部材に主プロテクタと副プロテクタとを取り付けられる構造であれば、主取付部及び副取付部と主被取付部及び副被取付部とはどのような形態であってもよい。
さらに、ベース部と収容部とを有する副プロテクタは、ベース部に収容部が2つ取り付けられているが、これに限らず、ベース部に収容部を1つ、或いは3つ以上取り付けるようにしてもよい。
(参考例)
ここで、参考例としてのワイヤハーネス301を図7に示す。
このワイヤハーネス301は、主電線5(図2参照)を収容し、取付部材3(図2参照)に取り付けられる主プロテクタ11に、副電線13の外周に巻き付けられた固定部材303を取り付けている。
主プロテクタ11には、固定部材303を取付可能な固定部305が複数設けられており、複数の電線7の重量が増大している場合や回路の変更を行う場合、固定部305に固定部材303を取り付けることによって、副電線13を取付部材3に配索することができる。
このようなワイヤハーネス301であっても、複数の電線7の重量増大や回路の変更に容易に対応することができる。
1,101,201…ワイヤハーネス
3…取付部材
5…主電線
7…電線
9…主取付部
11…主プロテクタ
13…副電線
15…副取付部
17,103,203…副プロテクタ
19…開口部
205…ベース部
207…収容部

Claims (4)

  1. 取付部材に配索され主電線を有する複数の電線と、
    複数の前記電線のうち前記主電線が収容され主取付部を介して前記取付部材に取り付けられる主プロテクタと、
    複数の前記電線のうち前記主電線以外の副電線が収容され副取付部を介して前記取付部材に取り付けられる副プロテクタと、
    を有することを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1記載のワイヤハーネスであって、
    前記副プロテクタには、前記取付部材に取り付けられた状態で、前記副電線を収容可能な開口部が設けられていることを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 請求項1又は2記載のワイヤハーネスであって、
    前記副プロテクタは、前記取付部材に取り付けられた前記主プロテクタに対して重ね合わされて配置され、
    前記主取付部と前記副取付部とは、前記電線の長さ方向に沿って交互に複数設けられていることを特徴とするワイヤハーネス。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスであって、
    前記副プロテクタは、前記取付部材に取付可能なベース部と、前記副電線を収容可能で前記ベース部に取付可能な収容部とを有することを特徴とするワイヤハーネス。
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