JP6118773B2 - ワイヤハーネス用の外装部材、及びワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス用の外装部材、及びワイヤハーネス Download PDF

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本発明は、外装部材と、この外装部材を構成に含んでなるワイヤハーネスとに関する。
例えばハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される高電圧の機器間を電気的に接続するためとしてワイヤハーネスが用いられる。
下記特許文献1に開示されたワイヤハーネスは、導電路と、この導電路を保護するための金属製の保護パイプとを備えて構成される。ワイヤハーネスは、これを三次元的な複雑なスペースに配索するために、先ず、金属製の保護パイプをストレートな状態で用い、次にこの保護パイプに導電路を挿通し、そして、この後に保護パイプを専用の曲げ設備にて曲げることにより所望の配索経路のものに形成される。
また、下記特許文献2に開示されたワイヤハーネスは、導電路と、この導電路を保護するための合成樹脂製のコルゲートチューブと、コルゲートチューブに所望の曲げ形状部分を形成するための樹脂製のプロテクタとを備えて構成される。外装部材は、上記構成から分かるように、コルゲートチューブとプロテクタの二種類の樹脂部材からなる。コルゲートチューブは複数本からなり、プロテクタにより連結される。
さらに、下記特許文献3に開示されたワイヤハーネスは、導電路と、この導電路を保護するための合成樹脂製の外装部材とを備えて構成される。外装部材は、ワイヤハーネスを三次元的な複雑なスペースに配索するために、蛇腹管形状の可撓管部と、ストレート管形状のストレート管部とを有する。外装部材は、これら可撓管部とストレート管部とを連続させるようにして樹脂成形される。尚、特許文献3には、外装部材の樹脂成形に係る設備及び方法が詳細に開示される。
特開2004−224156号公報 特開2010−12868号公報 特開2013−211963号公報
特許文献1のワイヤハーネスの外装部材にあっては、金属製の保護パイプであることから、これを曲げるための大型の専用設備が必要になってしまうという問題点を有する。また、特許文献2のワイヤハーネスの外装部材にあっては、曲げ形状部分の形成にプロテクタを採用することから、曲げ形状部分を複数箇所形成するのであれば、その分のプロテクタの成形金型が必要になってしまうという問題点を有する。さらに、特許文献3のワイヤハーネスの外装部材にあっては、成形金型の都合上、可撓管部やストレート管部の寸法に制約が出てしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、大型設備や複数の成形金型を必要とせず、また、寸法変更も容易なワイヤハーネス用の外装部材と、この外装部材を構成に含んでなるワイヤハーネスとを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の外装部材は、導電路を挿通して保護するために管体形状に形成されるワイヤハーネス用の外装部材において、当該外装部材は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部と、形状をストレートな部分として固定することが可能な固形部とを有し、前記柔軟部は、コルゲートチューブの所望の部分で形成され、且つ、前記固形部は、前記コルゲートチューブの前記所望の部分以外に取り付け固定される固形化部材で形成され、該固形化部材は、管軸方向に並んで前記コルゲートチューブの複数の蛇腹凹部に外嵌めされる複数の蛇腹嵌合部を有して形成され、該複数の蛇腹嵌合部は、前記蛇腹凹部の外周の半分以上になる長さの湾曲リブ形状に形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネス用の外装部材において、前記固形化部材は、前記管軸方向にのびて前記複数の蛇腹嵌合部に一体化する湾曲板部又は棒状部を有して形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載のワイヤハーネス用の外装部材において、前記複数の蛇腹嵌合部は、弾力性を有し且つ前記蛇腹凹部の径よりも小さく形成されることを特徴とする。
以上のような特徴を有する本発明の外装部材によれば、コルゲートチューブと、このコルゲートチューブに取り付けられる固形化部材とで構成される。コルゲートチューブは、曲げ形状にすることが可能な柔軟部になり、また、コルゲートチューブに対して固形化部材を取り付けると、この取り付け部分が、形状をストレートな部分として固定する固形部になる。本発明の外装部材は、固形化部材の寸法、個数を必要な長さ、個数に設定するだけで、詳細寸法設定が可能である。また、寸法変更も迅速に対応することが可能である。
上記課題を解決するためになされた請求項4に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1、2又は3に記載のワイヤハーネス用の外装部材と、該外装部材に挿通される導電路とを含むことを特徴とする。
以上のような特徴を有する本発明のワイヤハーネスによれば、大型設備や複数の成形金型を必要とせず、また、寸法変更も容易な外装部材を構成に含む。
請求項1に記載された本発明によれば、コルゲートチューブと、このコルゲートチューブに取り付けられる固形化部材とで構成される外装部材であることから、従来例のような大型設備や複数の成形金型を必要としない外装部材を提供することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、複数の蛇腹嵌合部を管軸方向にのびる湾曲板部又は棒状部にて一体化したものも有効な固形化部材として提供することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、コルゲートチューブに対する固形化部材の取り付けを、コルゲートチューブの蛇腹凹部への圧入のような外嵌めと、蛇腹嵌合部の弾性力とにより行う構造であることから、固形化部材のみでの取り付けが可能であり、結果、部品点数の増大を抑制することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、請求項1、2又は3に記載の外装部材を構成に含むことから、より良いワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネスに係る図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。 図1(a)のワイヤハーネスの構成を示す概要図である。 図2の要部の断面図である。 図2の要部の断面図(高圧導電路を含む)である。 図2の変形例となる図である。 他の例(実施例2)となる外装部材の図であり、(a)は断面図、(b)は概略斜視図である。 他の例(実施例3)となるワイヤハーネスの図であり、(a)はワイヤハーネスの構成を示す概要図、(b)は固形化部材の斜視図、(c)は(a)の要部断面図である。
ワイヤハーネスは、外装部材と、この外装部材に挿通される導電路とを含んで構成される。外装部材は、導電路を保護するために管体形状に形成される。このような形状の外装部材は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部と、形状をストレートな部分として固定することが可能な固形部とを有する。柔軟部は、コルゲートチューブの所望の部分で形成される。また、固形部は、コルゲートチューブの上記所望の部分以外に取り付け固定される固形化部材で形成される。
固形化部材は、複数の蛇腹嵌合部のみ、或いは、複数の蛇腹嵌合部と、この複数の蛇腹嵌合部に一体化する湾曲板部又は棒状部とを有して形成される。複数の蛇腹嵌合部は、コルゲートチューブの蛇腹凹部の外周の半分以上になる長さの湾曲リブ形状に形成される。複数の蛇腹嵌合部は、弾力性を有し且つ蛇腹凹部の径よりも小さく形成される。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスに係る図であり、(a)は高電圧のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図、(b)は(a)とは別のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。また、図2は図1(a)のワイヤハーネスの構成を示す概要図、図3及び図4は図2の要部の断面図、図5は図2の変形例となる図である。
本実施例においては、ハイブリッド自動車(電気自動車等であってもよい)に配索されるワイヤハーネスに対し本発明を採用する。
図1(a)において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよい)。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧の(高電圧用の)ワイヤハーネス8により接続される。また、バッテリー5とインバータユニット4も高圧のワイヤハーネス9により接続される。ワイヤハーネス9は、この中間部10が車両床下11に配索される。また、車両床下11に沿って略平行に配索される。車両床下11は、公知のボディであるとともに所謂パネル部材であって、所定位置には貫通孔が形成される。この貫通孔には、ワイヤハーネス9が水密に挿通される。
ワイヤハーネス9とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック12を介して接続される。ジャンクションブロック12には、ワイヤハーネス9の後端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段が電気的に接続される。また、ワイヤハーネス9とインバータユニット4は、前端側のハーネス端末13に配設されたシールドコネクタ14等の外部接続手段を介して電気的に接続される。
モータユニット3は、モータ及びジェネレータを含んで構成される。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含んで構成される。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成される。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成される。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化することによりなる。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能である。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないのは勿論である。
図1(b)において、引用符号15はワイヤハーネスを示す。ワイヤハーネス15は、低圧の(低電圧用の)ものであって、ハイブリッド自動車1における自動車後部7の低圧バッテリー16と、自動車前部17に搭載される補器18(機器)とを電気的に接続するために備えられる。ワイヤハーネス15は、図1(a)のワイヤハーネス9と同様に、車両床下11を通って配索される(一例である。車室側を通って配索されてもよい)。
図1(a)及び(b)に示す如く、ハイブリッド自動車1には、高圧のワイヤハーネス8、9及び低圧のワイヤハーネス15が配索される。本発明は、いずれのワイヤハーネスであっても適用可能であるが、代表例としてワイヤハーネス9を挙げて以下に説明をする。
図1(a)及び図2において、車両床下11を通って配索される長尺なワイヤハーネス9は、ハーネス本体19と、このハーネス本体19の両端、すなわちハーネス端末13にそれぞれ配設されるシールドコネクタ14(外部接続手段)とを備えて構成される。また、ワイヤハーネス9は、車両の所定位置に固定するための複数の固定部材20(例えばクランプ)と、水分の浸入を規制するための止水部材22、23(例えばグロメットやブーツ)とを備えて構成される。
図2において、ハーネス本体19(図1(a)参照)は、本発明に係る外装部材24と、この外装部材24に収容保護される高圧導電路25(導電路)とを備えて構成される。尚、外装部材24に関し、低圧のワイヤハーネス15を一緒に収容保護するような構成及び構造のものを採用してもよい(上記低圧のワイヤハーネス15は、ハーネス本体26と、このハーネス本体26の両端に配設されるコネクタ27とを備えて構成される(図1(b)参照))。
図2及び図3において、外装部材24は、樹脂製のコルゲートチューブ28と、同じく樹脂製の複数の固形化部材29、30とを含んで構成される。尚、このような外装部材24の構成として上記クランプ20を含めてもよいものとする。外装部材24は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部31〜34と、形状をストレートな部分として固定することが可能な固形部35、36とを有する。
コルゲートチューブ28は、本実施例において、断面円形状で長尺なものを必要な長さに切断したものが採用される(必要な長さに切断することで、例えば寸法変更等に柔軟に対応することができるのは勿論である)。コルゲートチューブ28は、周方向の蛇腹凹部37及び蛇腹凸部38を有し、これら蛇腹凹部37及び蛇腹凸部38が管軸方向に連続するような蛇腹管形状に形成される。コルゲートチューブ28は、この全体が柔軟性を有する。尚、上記断面円形状に限らないものとする。以下の説明で分かるようになるが、断面長円形状(平形形状)であってもこれに合わせて固形化部材29、30の形状を変更すればよい。
柔軟部31〜34は、曲げ形状にする必要がある部分に設定配置される。柔軟部31〜34は、コルゲートチューブ28自体が柔軟性を有する部材であることから、このようなコルゲートチューブ28の所望の部分に形成される。柔軟部31〜34は、外装部材24を見たときに固形化部材29、30が取り付けられてない蛇腹管形状の部分に該当する。柔軟部31〜34は、管軸を中心に360度方向に曲げ可能な部分に形成される。
柔軟部31〜34は、ワイヤハーネス9の配索先になる固定対象39の形状に合わせて配置形成される。固定対象39には、図2に示す如く、曲がった部分もあることから、また、外装部材24の端末近傍では電気的な接続も行われることから、柔軟部31〜34には曲げが存在する。柔軟部31〜34は、この長さが一定でなく、固定対象39に合わせて形成される。柔軟部31〜34は、ワイヤハーネス9の梱包状態や輸送時、さらには車両への経路配索時に、それぞれ所望の角度で撓ませることができる。また、大きく曲げたりすることができる。
固形部35、36は、コルゲートチューブ28の上記所望の部分以外、すなわち柔軟部31〜34以外になる部分40、41と、この部分40、41に取り付け固定される固形化部材29、30とで形成される。固形部35、36は、固形化部材29、30を上記部分40、41に対し外嵌めすることにより形成される。
図2ないし図4において、固形化部材29、30は、複数の蛇腹嵌合部42と、この複数の蛇腹嵌合部42に一体化する湾曲板部43とを有して例えば図示形状に形成される。
複数の蛇腹嵌合部42は、管軸方向に並ぶように配置される。複数の蛇腹嵌合部42は、コルゲートチューブ28の複数の蛇腹凹部37に外嵌めされる部分として形成される。蛇腹凹部37に外嵌めされる部分であることから、複数の蛇腹嵌合部42は湾曲リブ形状に形成される。湾曲リブ形状の複数の蛇腹嵌合部42は、コルゲートチューブ28の複数の蛇腹凹部37の外周の半分以上になる長さに形成される。また、湾曲リブ形状の複数の蛇腹嵌合部42は、蛇腹凹部37の外径よりも小さな内径に形成される。複数の蛇腹嵌合部42は、弾力性を有する。
湾曲板部43は、湾曲する板状であって、管軸方向に並ぶ複数の蛇腹嵌合部42をこの外側から覆うように一体形成される。湾曲板部43は、引用符号44で示す端部が蛇腹嵌合部42の端部位置にあわせて形成される。尚、図3を見た場合、例えば中心線Cの位置まで端部44が短くなるように形成してもよい(更に短くてもよい。端部44が短くなると、この短くなった端部44から複数の蛇腹嵌合部42の端部が露出し目印になることから、コルゲートチューブ28に対する固形化部材29、30の取り付けがし易くなるという利点がある)。
固形化部材29、30は、上記部分40、41に対する取り付けが、蛇腹凹部37への圧入のような外嵌めにて行われる。また、蛇腹嵌合部42自身の弾性力によっても行われる。固形化部材29、30は、図2に示す如く、固定対象39(車両床下11)に対し近い側に取り付け固定される。固形化部材29、30は、脱落し易いものではないが、固定対象39(車両床下11)に対し近い側に取り付け固定されれば脱落防止に有効である。尚、必要に応じて結束バンドやテープ巻き等を施して脱落防止を図ってもよい。
固形化部材29、30の取り付けに関し、上記のような固定対象39(車両床下11)に対し近い側でなく、この逆であってもよい。すなわち、図5に示すような地面側等であってもよい。図5の取り付けをした場合、例えば長尺な固形化部材30にあっては、湾曲板部43が例えば車両走行時の飛び石等による損傷防止に有効に機能するのは勿論である。尚、長尺な固形化部材30だけが地面に対し近い側に取り付けられてもよい。
本実施例の外装部材24では、短尺な固形部35と、長尺な固形部36とを有し、長尺な固形部36が車両床下11に対して配索される。また、本実施例の外装部材24では、特に図示しないが、柔軟部33と柔軟部34との間に所定長さの固形化部材が取り付けられて固形部が形成される。この他、車両床下11で曲げ形状の部分を形成する必要がある場合は、上記のような長尺な固形化部材30でなくてもよく、適宜長さの固形化部材が取り付けられる。
外装部材24は、図2から分かるように、柔軟部31〜34と固形部35、36とが交互に配置された状態に形成される。外装部材24は、薄肉のコルゲートチューブ28がベースになることから軽量であるといえる。
図4において、高圧導電路25は、以上のような外装部材24に収容保護される導電路であって、一又は複数本の高圧電線45と、この高圧電線45を覆うシールド部材46とを備えて構成される(一例である。例えば更にシースを含んで構成してもよい)。
高圧電線45は、導体47と、この導体47を被覆する絶縁体48とを備えて構成される。高圧電線45は、電気的な接続に必要な長さを有して形成される。高圧電線45は、ワイヤハーネス9がインバータユニット4とバッテリー5(ジャンクションブロック12。図1参照)とを電気的に接続することから、長尺なものに形成される。
導体47は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により製造される。導体47に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は丸形となる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体47は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体48が押出成形される。
尚、高圧電線45として、本実施例では公知のものを採用するが、この限りでないものとする。すなわち、公知のバスバーに絶縁体を設けて高圧回路としたもの等を採用してもよい。
絶縁体48は、熱可塑性樹脂材料を用いて導体の外周面に押出成形される。絶縁体48は、断面円形状の被覆として形成される。絶縁体48は、所定の厚みを有して形成される。上記熱可塑性樹脂としては、公知の様々な種類のものが使用可能であり、例えばポリ塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの高分子材料から適宜選択される。
シールド部材46は、高圧電線45を一括して覆う電磁シールド用の部材(電磁波対策用のシールド部材)であって、多数の素線を筒状に編んでなる公知の編組が採用される。シールド部材46は、高圧電線45の全長とほぼ同じ長さに形成される。シールド部材46は、この端部が上記シールドコネクタ14(図1参照)を介してインバータユニット4(図1参照)のシールドケース等(図示省略)に接続される。尚、シールド部材46は、電磁波対策をすることが可能であれば、例えば導電性を有する金属箔や、この金属箔を含む部材を採用してもよい。また、シート状に形成して巻き付けるような状態で組み付けてもよい。
固定部材20は、ワイヤハーネス9を固定対象39に固定するための部材であって、外装部材24に取り付けられる部分と、固定対象39に例えばボルト・ナットにより固定される部分とを有する。本実施例において、固定部材20は、固形化部材29、30の両端位置に合わせてコルゲートチューブ28に取り付けられる(例である)。
上記構成及び構造において、ワイヤハーネス9は次のような手順で製造される(一例である)。先ず、コルゲートチューブ28に高圧導電路25が挿通される。次に、このコルゲートチューブ28に固形化部材29、30が取り付け固定され、そして、所定位置に固定部材20が組み付けられる。最後に、高圧導電路25の端部にそれぞれシールドコネクタ14が設けられると、ワイヤハーネス9の製造が完了する。尚、グロメットやブーツである止水部材22、23は適宜組み付けられる。
上記の如く製造された後は所定の梱包がなされ、ワイヤハーネス9は車両組み付け現場まで輸送される。車両組み付け現場では、車両床下11に対応する部分からワイヤハーネス9が車両に取り付けられて固定される。取り付け固定に係る一連の作業が完了すると、ワイヤハーネス9は所望の経路で配索された状態になる。
以上、図1ないし図5を参照しながら説明してきたように、ワイヤハーネス9は、樹脂製の外装部材24と、この外装部材24に挿通される高圧導電路25とを含んで構成される。本発明は、外装部材24に特徴を有し、コルゲートチューブ28と、このコルゲートチューブ28に取り付けられる固形化部材29、30とで構成される。コルゲートチューブ28は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部31〜34になり、また、コルゲートチューブ28に対して固形化部材29、30を取り付けると、この取り付け部分が、形状をストレートな部分として固定する固形部35、36になる。本発明に係る外装部材24は、固形化部材29、30の寸法、個数を必要な長さ、個数に設定するだけで、詳細寸法設定が可能である。また、寸法変更も迅速に対応することが可能である。
本発明によれば、従来例のような大型設備や複数の成形金型を必要としない外装部材24を提供することができるという効果を奏する。
ワイヤハーネス9に関しては、上記のような外装部材24を構成に含むことから、より良いワイヤハーネス9を提供することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図6は他の例となる外装部材の図であり、(a)は断面図、(b)は概略斜視図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6において、外装部材51は、コルゲートチューブ28と、樹脂製の複数の固形化部材52(一つのみ図示)とを含んで構成される。外装部材51は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部31〜34と、形状をストレートな部分として固定することが可能な固形部35、36とを有する。固形化部材52は、管軸方向に並ぶ複数の蛇腹嵌合部42と、この複数の蛇腹嵌合部42に一体化する棒状部53とを有して例えば図示形状に形成される(全体の形状は図2の固形化部材29、30を図6の固形化部材52に置き換えたものと同じであり、ここでは図示を省略する)。
複数の蛇腹嵌合部42は、管軸方向に並ぶように配置される。複数の蛇腹嵌合部42は、コルゲートチューブ28の複数の蛇腹凹部37に外嵌めされる部分として形成される。蛇腹凹部37に外嵌めされる部分であることから、複数の蛇腹嵌合部42は湾曲リブ形状に形成される。湾曲リブ形状の複数の蛇腹嵌合部42は、コルゲートチューブ28の複数の蛇腹凹部37の外周の半分以上になる長さに形成される。また、湾曲リブ形状の複数の蛇腹嵌合部42は、蛇腹凹部37の外径よりも小さな内径に形成される。複数の蛇腹嵌合部42は、弾力性を有する。
棒状部53は、管軸方向に真っ直ぐのびる棒状の部分に形成される。棒状部53は、固形部35、36をストレートな部分として固定するために十分な剛性を確保することができるように形成される。棒状部53は、本実施例において一本であるが、二本以上であってもよい。
以上、図6を参照しながら説明してきたように、外装部材51は、コルゲートチューブ28と、このコルゲートチューブ28に取り付けられる固形化部材52とで構成される。コルゲートチューブ28は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部31〜34になり、また、コルゲートチューブ28に対して固形化部材52を取り付けると、この取り付け部分が、形状をストレートな部分として固定する固形部35、36になる。本発明に係る外装部材51は、固形化部材52の寸法、個数を必要な長さ、個数に設定するだけで、詳細寸法設定が可能である。また、寸法変更も迅速に対応することが可能である。
本発明によれば、従来例のような大型設備や複数の成形金型を必要としない外装部材51を提供することができるという効果を奏する。
ワイヤハーネスに関しては、上記のような外装部材51を構成に含むことから、より良いワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施例3を説明する。図7は他の例となるワイヤハーネスの図であり、(a)はワイヤハーネスの構成を示す概要図、(b)は固形化部材の斜視図、(c)は(a)の要部断面図である。尚、上記実施例1、2と基本的に同じ構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7において、ワイヤハーネス9は、ハーネス本体19(図1(a)参照)と、このハーネス本体19の両端、すなわちハーネス端末13にそれぞれ配設されるシールドコネクタ14(外部接続手段)とを備えて構成される。また、ワイヤハーネス9は、車両の所定位置に固定するための複数の固定部材20(例えばクランプ)と、水分の浸入を規制するための止水部材22等とを備えて構成される。
ハーネス本体19(図1(a)参照)は、本発明に係る外装部材61と、この外装部材61に収容保護される高圧導電路25(導電路)とを備えて構成される。尚、外装部材61に関し、低圧のワイヤハーネス15(図1(b)参照)を一緒に収容保護するような構成及び構造のものを採用してもよい。
外装部材61は、コルゲートチューブ28と、樹脂製の複数の固形化部材29、30とを含んで構成される。外装部材61は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部31〜34(33、34は図2参照)と、形状をストレートな部分として固定することが可能な固形部35、36とを有する。固形化部材29は固形部35を形成し、固形化部材30は固形部36を形成する。固形化部材29、30は、管軸方向に並ぶ複数の蛇腹嵌合部42のみを有して図示形状に形成される。
複数の蛇腹嵌合部42は、固形化部材29、30であると言え、このような複数の蛇腹嵌合部42は、コルゲートチューブ28の複数の蛇腹凹部37に一つ一つ外嵌めされる部材である。複数の蛇腹嵌合部42は湾曲リブ形状に形成される。湾曲リブ形状の複数の蛇腹嵌合部42は、コルゲートチューブ28の複数の蛇腹凹部37の外周の半分以上になる長さに形成される。また、湾曲リブ形状の複数の蛇腹嵌合部42は、蛇腹凹部37の外径よりも小さな内径に形成される。複数の蛇腹嵌合部42は、弾力性を有する。
以上、図7を参照しながら説明してきたように、外装部材61は、コルゲートチューブ28と、このコルゲートチューブ28に取り付けられる固形化部材29、30(複数の蛇腹嵌合部42)とで構成される。コルゲートチューブ28は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部31〜34(33、34は図2参照)になり、また、コルゲートチューブ28に対して複数の蛇腹嵌合部42を取り付けると、この取り付け部分が、形状をストレートな部分として固定する固形部35、36になる。本発明に係る外装部材61は、蛇腹嵌合部42を必要な個数に設定するだけで、詳細寸法設定が可能である。また、寸法変更も迅速に対応することが可能である。
本発明によれば、従来例のような大型設備や複数の成形金型を必要としない外装部材61を提供することができるという効果を奏する。
ワイヤハーネス9に関しては、上記のような外装部材61を構成に含むことから、より良いワイヤハーネスを提供することができるという効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車、 2…エンジン、 3…モータユニット、 4…インバータユニット、 5…バッテリー、 6…エンジンルーム、 7…自動車後部、 8、9…ワイヤハーネス、 10…中間部、 11…車両床下、 12…ジャンクションブロック、 13…ハーネス端末、 14…シールドコネクタ、 15…ワイヤハーネス、 16…低圧バッテリー、 17…自動車前部、 18…補器、 19…ハーネス本体、 20…固定部材、 22、23…止水部材、 24…外装部材、 25…高圧導電路(導電路)、 26…ハーネス本体、 27…コネクタ、 28…コルゲートチューブ、 29、30…固形化部材、 31〜34…柔軟部、 35、36…固形部、 37…蛇腹凹部、 38…蛇腹凸部、 39…固定対象、 40、41…部分(柔軟部以外になる部分)、 42…蛇腹嵌合部、 43…湾曲板部、 44…端部、 45…高圧電線、 46…シールド部材、 47…導体、 48…絶縁体、 51…外装部材、 52…固形化部材、 53…棒状部、 61…外装部材

Claims (4)

  1. 導電路を挿通して保護するために管体形状に形成されるワイヤハーネス用の外装部材において、
    当該外装部材は、曲げ形状にすることが可能な柔軟部と、形状をストレートな部分として固定することが可能な固形部とを有し、
    前記柔軟部は、コルゲートチューブの所望の部分で形成され、且つ、前記固形部は、前記コルゲートチューブの前記所望の部分以外に取り付け固定される固形化部材で形成され、
    該固形化部材は、管軸方向に並んで前記コルゲートチューブの複数の蛇腹凹部に外嵌めされる複数の蛇腹嵌合部を有して形成され、
    該複数の蛇腹嵌合部は、前記蛇腹凹部の外周の半分以上になる長さの湾曲リブ形状に形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス用の外装部材。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネス用の外装部材において、
    前記固形化部材は、前記管軸方向にのびて前記複数の蛇腹嵌合部に一体化する湾曲板部又は棒状部を有して形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス用の外装部材。
  3. 請求項1又は2に記載のワイヤハーネス用の外装部材において、
    前記複数の蛇腹嵌合部は、弾力性を有し且つ前記蛇腹凹部の径よりも小さく形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス用の外装部材。
  4. 請求項1、2又は3に記載のワイヤハーネス用の外装部材と、該外装部材に挿通される導電路とを含む
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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