JP5215163B2 - 電気接続箱、及び、該電気接続箱の電線配索方法 - Google Patents

電気接続箱、及び、該電気接続箱の電線配索方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車のエンジンルーム内に取り付けられる電気接続箱、及び、該電気接続箱の電線配索方法に関するものである。
自動車には多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車には、電源と前記電子機器との間の適宜箇所に、ヒューズやリレー等の電気部品が集約されて構成された電気接続箱が配置されている。
なお、電気接続箱は、ジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックス、とも呼ばれる。本明細書では、前述したジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックスを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
図12は従来の電気接続箱の電線配索方法を説明する説明図である。図13は図12中のD−D線に沿った断面図である。図14は図13に示された電気接続箱の布線台から外した状態を示す断面図である。図15は従来の他の電気接続箱の電線配索方法を説明する説明図である。
図12に示す電気接続箱101は、複数の外壁111,112,113,114により筒状に形成され、かつ、前記筒状の内側が隔壁115により複数の空間に区画されたケース102と、隔壁115により区画された前記空間に取り付けられた複数のカセットブロック116と、このカセットブロック116に収容された複数の電気部品(不図示)と、一端が前記電気部品に接続されかつ他端がケース102に設けられた電線通し口104,105からケース102外に引き出された複数の電線103と、ケース102の上面102aに取り付けられるアッパカバー(不図示)と、ケース102の下面102bに取り付けられるロアカバー(不図示)と、を有している。
また、前記電線通し口104,105からケース102外に引き出された複数の電線103は、一束に結わえられてワイヤハーネスを構成する。このワイヤハーネスは、所定の部分が車両の所定の位置に固定されるように、所定の長さに形成されることが必要であった。また、ケース102の上面102aにアッパカバーを取り付ける際に、ケース102とアッパカバーとの間に電線103を噛み込まないようにする必要があった。これらのことから、電気接続箱101においては、図12に示すように、複数の電線103を電線通し口104,105に向かって配索する際、布線台109を用いることで電線103の配索経路を規制していた。
上記布線台109は、図12ないし図14に示すように、ケース102を載置することが可能な台座108と、この台座108から棒状に立設した複数本のピン106と、で構成されている。また、ケース102の外壁113には、前記ピン106を下面102b側から上面102a側に突出させるための貫通穴107が設けられている。
前述した布線台109を用いて電気接続箱101の複数の電線103を配索する際は、まず、ケース102を台座108上に載置しかつ複数のピン106を貫通穴107からケース102の上面102a側に突出させて、該ケース102を布線台109に固定する。そして、複数の電線103の一端をカセットブロック116に収容された各電気部品に接続し、次に、これら電線103の他端を図12に示すようにピン106の外側を通して電線通し口104,105からケース102外に引き出すように配索する。こうすることで、複数の電線103がケース102内の所定の配索経路上に位置付けられて、ワイヤハーネスの長さ即ち各電線103の長さが所定の長さに揃えられ、かつ、これら電線103の噛み込みが防止される(特許文献1を参照。)。
図15に示す電気接続箱201は、ケース202と、複数のカセットブロック116と、このカセットブロック116に収容された複数の電気部品(不図示)と、一端が前記電気部品に接続されかつ他端が電線通し口104,105からケース202外に引き出された複数の電線103と、ケース202の上面202aに取り付けられるアッパカバー(不図示)と、ケース202の下面202bに取り付けられるロアカバー(不図示)と、を有している。また、図15に示された電気接続箱201において、前述した図12ないし図14に示された電気接続箱101と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図15に示すように、上記ケース202には、前記電気接続箱101の貫通穴107が設けられていた箇所に、隔壁115の上端から棒状に立設した規制棒207が、隔壁115と一体に設けられている。この規制棒207は、複数の電線103を電線通し口104,105に向かって配索する際に、前述したピン106と同様の役割を果たす。
特開2007−62693号公報
しかしながら、前述した従来の電気接続箱101,201には、以下に示す問題があった。
即ち、電気接続箱101においては、電線103の配索経路を規制するために布線台109を用いることから、ケース102の外壁113にピン106を突出させるための貫通穴107を設けなければならず、該ケース102の防水性が低下してしまうという問題があった。また、前述した布線台109のような大型の治具を用いるためには、広い作業スペースが必要であるという問題があった。また、電気接続箱201においては、電線103の配索経路を規制する際に布線台109を用いない代わりにケース202に規制棒207を設けなければならず、ケース202が大型化してしまうという問題があった。
したがって、本発明は、ケースの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケースの大型化を防止することができる電気接続箱、及び、該電気接続箱の電線配索方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、ケースと、該ケース内に収容された複数の電気部品と、一端が前記電気部品に接続されかつ他端が前記ケースに設けられた電線通し口から前記ケース外に引き出された複数の電線と、を有する電気接続箱において、前記電線の他端側を前記電線通し口に向かって配索する際に該電線の配索経路を規制する規制部材の一端が取り付けられる規制部材取付部が、前記ケースに設けられていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記規制部材取付部が、前記規制部材の一端が嵌まる有底筒状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記規制部材取付部を構成する筒状の周壁に、当該規制部材取付部の開口部から底部に向かって延びた少なくとも1つのスリットが設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記規制部材取付部が、前記ケースの外郭を構成する外壁と、該外壁との間に板状に形成された前記規制部材の一端を挟持する二重壁と、で構成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、電気接続箱のケース内に収容された電気部品に接続された電線を、前記ケースに設けられた電線通し口に向かって配索する電線配索方法において、前記ケースに設けられた有底筒状の規制部材取付部に規制部材の一端を嵌めて該規制部材を前記ケースに取り付け、そして、前記規制部材の表面に前記電線を沿わせながら該電線を配索することを特徴とする電線配索方法である。
請求項6に記載された発明は、電気接続箱のケース内に収容された電気部品に接続された電線を、前記ケースに設けられた電線通し口に向かって配索する電線配索方法において、前記ケースの外郭を構成する外壁と、該外壁との間に板状の規制部材の一端を挟持する二重壁と、で構成された規制部材取付部に前記規制部材の一端を差し込んで該規制部材を前記ケースに取り付け、そして、前記電線を前記規制部材の内側を通しながら配索することを特徴とする電線配索方法である。
請求項1に記載された発明によれば、前記電線の他端側を前記電線通し口に向かって配索する際に該電線の配索経路を規制する規制部材の一端が取り付けられる規制部材取付部が、前記ケースに設けられているので、前記規制部材の一端を前記規制部材取付部に取り付けることで、電気接続箱の組み立て時にこのケースとカバーとの間に電線を噛み込むことがないように当該電線の配索経路を規制することができる。よって、ケースの防水性を低下させる要因となる従来の電気接続箱の前記貫通穴や、電線の配索時以外には利用することがない従来の電気接続箱の前記規制棒などをケースに設ける必要がなく、そのために、ケースの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケースの大型化を防止することができる電気接続箱を提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記規制部材取付部が、前記規制部材の一端が嵌まる有底筒状に形成されているので、前記規制部材の一端を前記規制部材取付部に嵌めてケースに取り付けることで、電気接続箱の組み立て時にこのケースとカバーとの間に電線を噛み込むことがないように当該電線の配索経路を規制することができる。よって、ケースの防水性を低下させる要因となる従来の電気接続箱の前記貫通穴や、電線の配索時以外には利用することがない従来の電気接続箱の前記規制棒などをケースに設ける必要がなく、そのために、ケースの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケースの大型化を防止することができる電気接続箱を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記規制部材取付部を構成する筒状の周壁に、当該規制部材取付部の開口部から底部に向かって延びた少なくとも1つのスリットが設けられているので、電線の配索時に該電線の張力による応力が規制部材に加えられた場合に、前記応力を分散させることができ、そのために、規制部材取付部や規制部材が折れることを防止できる。
請求項4に記載された発明によれば、前記規制部材取付部が、前記ケースの外郭を構成する外壁と、該外壁との間に板状に形成された前記規制部材の一端を挟持する二重壁と、で構成されているので、板状の前記規制部材の一端を前記外壁と前記二重壁との間に挟んでケースに取り付けることで、電気接続箱の組み立て時にこのケースとカバーとの間に電線を噛み込むことがないように当該電線の配索経路を規制することができる。よって、ケースの防水性を低下させる要因となる従来の電気接続箱の前記貫通穴や、電線の配索時以外には利用することがない従来の電気接続箱の前記規制棒などをケースに設ける必要がなく、そのために、ケースの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケースの大型化を防止することができる電気接続箱を提供することができる。また、前記外壁の他に前記二重壁を設けることで、ケースの剛性を向上させることができる。
請求項5に記載された発明によれば、前記ケースに設けられた有底筒状の規制部材取付部に規制部材の一端を嵌めて該規制部材を前記ケースに取り付け、そして、前記規制部材の表面に前記電線を沿わせながら該電線を配索するので、ケースの防水性を低下させる要因となる従来の電気接続箱の前記貫通穴や、電線の配索時以外には利用することがない従来の電気接続箱の前記規制棒などをケースに設けることなく、電気接続箱の組み立て時にケースとカバーとの間に電線を噛み込むことがないように当該電線を所定の配索経路上に位置付けることができる。よって、ケースの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケースの大型化を防止することができる。また、前記規制部材を繰り返し利用することができるので、電気接続箱の組み立て工程におけるコストダウンを図ることができる。また、従来の布線台のような大型の治具を用いずに電線を配索することができ、場所を選ばず小さい作業スペースで電気接続箱の組み立てを行うことができる。
請求項6に記載された発明によれば、前記ケースの外郭を構成する外壁と、該外壁との間に板状の規制部材の一端を挟持する二重壁と、で構成された規制部材取付部に前記規制部材の一端を差し込んで該規制部材を前記ケースに取り付け、そして、前記電線を前記規制部材の内側を通しながら配索するので、ケースの防水性を低下させる要因となる従来の電気接続箱の前記貫通穴や、電線の配索時以外には利用することがない従来の電気接続箱の前記規制棒などをケースに設けることなく、電気接続箱の組み立て時にケースとカバーとの間に電線を噛み込むことがないように当該電線を所定の配索経路上に位置付けることができる。よって、ケースの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケースの大型化を防止することができる。また、前記規制部材を繰り返し利用することができるので、電気接続箱の組み立て工程におけるコストダウンを図ることができる。また、従来の布線台のような大型の治具を用いずに電線を配索することができ、場所を選ばず小さい作業スペースで電気接続箱の組み立てを行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る電気接続箱、及び、該電気接続箱の電線配索方法を、図1ないし図3に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。図2は図1に示された電気接続箱の電線が配索される前の状態を示す斜視図である。図3は図1中のA−A線に沿った断面図である。
本発明の電気接続箱は、自動車のエンジンルームなどに取り付けられて、前記自動車に搭載された多種多様な電子機器に電力を供給するものである。また、本明細書では、ジャンクションブロック、ヒューズブロック、リレーボックスを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
上記電気接続箱1Aは、図1及び図2に示すように、ケース2Aと、このケース2A内に取り付けられた複数のカセットブロック16と、このカセットブロック16に収容されたコネクタ、リレー、ヒューズ等の複数の電気部品(不図示)と、これら複数の電気部品同士を予め定められたパターンにしたがって接続するバスバ(不図示)と、一端が前記電気部品に接続されかつ他端がケース2Aに設けられた電線通し口4,5からケース2A外に引き出された複数の電線3と、ケース2Aの上面2aに取り付けられるアッパカバー(不図示)と、ケース2Aの下面2bに取り付けられるロアカバー(不図示)と、を有している。
上記ケース2Aは、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。このケース2Aは、複数の外壁11,12,13,14により筒状に形成され、かつ、前記筒状の内側が隔壁15により複数の空間に区画されている。また、上記電線通し口4,5は、外壁14と、外壁12とにそれぞれ1つずつ設けられている。これら電線通し口4,5は、外壁14,12の上面2a側の端部が半円状に切り欠かれて設けられている。
また、上記ケース2Aには、規制部材6Aの一端が取り付けられる規制部材取付部7Aが、電線通し口4の近傍と電線通し口5の近傍との2箇所に設けられている。前記規制部材6Aは、電気接続箱1Aの組み立て時にケース2Aとアッパカバーとの間に電線3を噛み込むことがないように、即ち、ケース2Aから電線3がはみ出さないように、この電線3の他端側を電線通し口4,5に向かって配索する際に当該電線3のケース2A内における配索経路を規制するものである。また、本実施形態では、規制部材6Aは、円柱状即ち棒状に形成されている。また、前記規制部材6Aは、金属で構成されており、当該規制部材6Aに沿わされる電線3の張力に耐え得る剛性を有している。
上記規制部材取付部7Aは、図3に示すように、隔壁15の上面2a側の端部から円筒状に突出した周壁71と、この周壁71の下面2b側に位置する開口部を塞いだ底部72と、周壁71の上面2a側に位置する開口部73と、を有する有底筒状に形成されている。
上記規制部材6Aは、図3に示すように、その一端が、開口部73を通されて周壁71の内側に位置付けられかつ底部72に当接する格好で規制部材取付部7Aに嵌められて、この規制部材取付部7Aに取り付けられる。また、規制部材取付部7Aに取り付けられた規制部材6Aを取り外す際には、規制部材6Aの他端側を把持して規制部材取付部7Aから離れる方向に引っ張ることで規制部材取付部7Aから取り外すことができる。
上記複数のカセットブロック16は、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成型により、前述した複数の電気部品を装着することが可能な格子状に形成されている。
上記複数の電線3は、周知の被覆電線である。これら複数の電線3は、前述した電線通し口4,5からケース2A外に引き出された他端側の部分が一束に結わえられてワイヤハーネスを構成する。
前述した構成の電気接続箱1Aを組み立てる際には、まず、各種電気部品が取り付けられたカセットブロック16とバスバとをケース2Aの内側に取り付ける。そして、図2に示すように、規制部材6Aの一端を開口部73から周壁71の内部に挿入して規制部材取付部7Aに嵌めて、該規制部材6Aをケース2Aに取り付ける。そして、複数の電線3の一端を各種電気部品に接続し、該電線3の他端側を、図1に示すように各規制部材6Aの電線通し口4,5よりも外側、即ち一対の規制部材6Aの間を通して当該規制部材6Aの表面に沿わせながら電線通し口4,5からケース2A外に引き出す。そして、引き出された複数の電線3を、粘着テープや結束バンド等により一束に結わえる。その後、規制部材6Aを規制部材取付部7Aから取り外し、ケース2Aにアッパカバー及びロアカバーを取り付けて電気接続箱1Aの組み立てが完了する。
前述したように組み立てられた本発明の電気接続箱1Aは、規制部材6Aを用いて電線3を配索したことにより、複数の電線3がケース2A内の所定の配索経路上に位置付けられているので、これら複数の電線3が束ねられることにより構成されるワイヤハーネスが予め決められた所定の長さになる。また、規制部材6Aを用いて電線3を配索したことにより、複数の電線3がケース2Aからはみ出すことなくケース2A内の所定の配索経路上に位置付けられているので、ケース2Aにアッパカバーを取り付ける際に、ケース2Aとアッパカバーとの間に電線3が噛み込まれることを防止できる。また、「電線3が噛み込まれる」とは、電線3が、ケース2Aの電線通し口4,5以外の縁部とアッパカバーとの間に挟まれることを意味する。
また、本発明の電気接続箱1Aは、規制部材6Aの一端を取り付ける有底筒状、即ちケース2Aの外壁11,12,13,14を貫通していない有底筒状、の規制部材取付部7Aがケース2Aに設けられているので、従来の電気接続箱(図12ないし図15を参照。)のようにケース2Aの防水性を低下させる要因となる前記貫通穴や、電線3の配索時以外には利用することがない前記規制棒などをケース2Aに設ける必要がなく、そのために、ケース2Aの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケース2Aの大型化を防止することができる。また、このような本発明の電気接続箱1Aは、車両要件により、ケース2Aの高さ方向(下面2bから上面2aに向かう方向)のスペースが十分に確保できない取付箇所に取り付けられる場合に特に有効である。
また、本発明では、規制部材6Aがケース2Aに着脱自在であるので、この規制部材6Aを繰り返し利用することができ、電気接続箱1Aの組み立て工程におけるコストダウンを図ることができる。また、従来の布線台(図12ないし図14を参照。)のような大型の治具を用いずに電線3を配索することができ、場所を選ばず小さい作業スペースで電気接続箱1Aの組み立てを行うことができる。
また、規制部材6Aは、電線3の配索時にのみケース2Aに取り付けられ、電線3の配索後にはケース2Aから取り外されるので、剛性の高い金属製の物を用いても、電気接続箱1Aの重量を増加させることがない。
また、前述したように、各種電気部品が取り付けられたカセットブロック16とバスバとをケース2Aの内側に取り付けた後に、規制部材6Aを規制部材取付部7Aに取り付けるようにすることで、前記カセットブロック16などをケース2Aに容易に装着することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る電気接続箱を、図4及び図5に基づいて説明する。図4は本発明の第2の実施形態に係る電気接続箱の規制部材取付部を示す斜視図である。図5は図4に示された規制部材取付部の作用効果を説明する説明図である。また、図4及び図5において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の規制部材取付部7Bは、図4及び図5に示すように、第1の実施形態で説明した規制部材取付部7Aの構成に加えて、周壁71に、開口部73から底部72に向かって延びた複数のスリット74が設けられている。また、図4及び図5中の符号1Bは電気接続箱であり、符号2Bはケースである。
このような構成の規制部材取付部7Bは、電線3を電線通し口4,5に向かって配索する際に、該電線3の張力による応力が図5中の矢印B、矢印Cに示すように規制部材6Aに加えられた場合に、前記応力を分散させることができる。よって、規制部材取付部7Bや規制部材6Aが折れることを防止できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る電気接続箱を、図6及び図11に基づいて説明する。図6は本発明の第3の実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。図7は図6に示された電気接続箱の分解図である。図8は図6中のB−B線に沿った断面図である。図9は図8中のC部の拡大図である。図10は図6に示された電気接続箱の規制部材取付部に他の規制部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。図11は図10に示された電気接続箱の分解図である。また、図6及び図11において、前述した第1,2の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
上記電気接続箱1Cは、図6及び図8に示すように、ケース2Cと、このケース2C内に取り付けられた複数のカセットブロック(不図示)と、このカセットブロックに収容されたコネクタ、リレー、ヒューズ等の複数の電気部品(不図示)と、これら複数の電気部品同士を予め定められたパターンにしたがって接続するバスバ(不図示)と、一端が前記電気部品に接続されかつ他端がケース2Cに設けられた電線通し口4,5,8からケース2C外に引き出された複数の電線3と、ケース2Cの上面2aに取り付けられるアッパカバー(不図示)と、ケース2Cの下面2bに取り付けられるロアカバー9と、を有している。
上記ケース2Cは、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。このケース2Cは、ケース2Cの外郭を構成する複数の外壁21,22,23,24と、各外壁21,22,23,24に設けられた後述の二重壁31,32,33,34と、により筒状に形成され、かつ、前記筒状の内側が隔壁により複数の空間に区画されている。また、上記電線通し口4,5,8は、外壁24と、外壁22と、外壁21と、にそれぞれ1つずつ設けられている。これら電線通し口4,5,8は、外壁24,22,21の上面2a側の端部が半円状に切り欠かれて設けられている。
また、上記ケース2Cには、規制部材61,62,63,64の一端がそれぞれ取り付けられる規制部材取付部41,42,43,44が4箇所に設けられている。これら規制部材取付部41,42,43,44は、図7ないし図9に示すように、それぞれ、前述した外壁21,22,23,24と、これら外壁21,22,23,24との間に規制部材61,62,63,64の一端を挟持する二重壁31,32,33,34と、で構成されている。また、本実施形態では、各規制部材61,62,63,64は、平面視が長方形の板状に形成されている。また、各規制部材61,62,63,64の幅は、各外壁21,22,23,24の幅とほぼ等しく形成されている。また、各規制部材61,62,63,64の前記一端には、複数のスリット65が互いに間隔をあけて設けられている。
上記二重壁31,32,33,34は、図8及び図9に示すように、外壁21,22,23,24の外側に配されて外壁21,22,23,24との間に前述した板状の規制部材61,62,63,64の一端を位置付ける板状の重なり壁部(図8に、外壁22,24の外側に配された重なり壁部32a,34aを示す。)と、この重なり壁部及び外壁21,22,23,24の下面2b側の端部同士を連結した連結部(図8に、重なり壁部32a,34a及び外壁22,24の端部同士を連結した連結部32b,34bを示す。)と、で構成されている。即ち、重なり壁部及び外壁21,22,23,24の上面2a側の端部同士は、規制部材61,62,63,64の一端を受け入れることが可能なように離間している。
さらに、本実施形態では、上記二重壁31,32,33,34は、前記重なり壁部と前記外壁21,22,23,24とを連結し、下面2bから上面2aに向かう方向にリブ状に延びた複数の連結リブ66を構成に有している。複数の連結リブ66は、互いに間隔をあけて、下面2bから上面2aに向かう方向と直交する方向に沿って並べられている。
上記規制部材61,62,63,64は、その一端が、外壁21,22,23,24と二重壁31,32,33,34との間に差し込まれて、これら外壁21,22,23,24及び二重壁31,32,33,34、即ち規制部材取付部41,42,43,44に挟持される。即ち規制部材取付部41,42,43,44に取り付けられる。また、この状態で、複数のスリット65内に複数の連結リブ66を位置付ける。このことにより、規制部材61,62,63,64のがたつきが防止される。また、規制部材取付部41,42,43,44に取り付けられた規制部材61,62,63,64を取り外す際には、規制部材61,62,63,64の他端側を把持して規制部材取付部41,42,43,44から離れる方向に引っ張ることで規制部材取付部41,42,43,44から取り外すことができる。
また、上記4つの規制部材61,62,63,64は、それぞれ規制部材取付部41,42,43,44に取り付けられることで、ケース2Cの上面2a側に位置する空間の四方、即ちケース2Cのほぼ全周、を包囲する。
前述した構成の電気接続箱1Cを組み立てる際には、まず、各種電気部品が取り付けられたカセットブロックとバスバとをケース2Cの内側に取り付ける。そして、図6に示すように、規制部材61,62,63,64の一端を外壁21,22,23,24と二重壁31,32,33,34との間、即ち規制部材取付部41,42,43,44、に差し込んで、これら規制部材61,62,63,64をケース2Cに取り付ける。そして、複数の電線3の一端を各種電気部品に接続し、該電線3の他端側を、図6に示すように、規制部材61,62,63,64の内側を通しながら、即ち規制部材61,62,63,64で囲まれた部分を通しながら、電線通し口4,5,8からケース2C外に引き出す。そして、引き出された複数の電線3を、粘着テープや結束バンド等により一束に結わえる。その後、規制部材61,62,63,64を規制部材取付部41,42,43,44から取り外し、ケース2Cにアッパカバー及びロアカバー9を取り付けて電気接続箱1Cの組み立てが完了する。
前述したように組み立てられた本発明の電気接続箱1Cは、規制部材61,62,63,64を用いて電線3を配索したことにより、複数の電線3がケース2Cからはみ出すことなくケース2C内の所定の配索経路上に位置付けられているので、ケース2Cにアッパカバーを取り付ける際に、ケース2Cとアッパカバーとの間に電線3が噛み込まれることを防止できる。
また、本発明の電気接続箱1Cは、規制部材61,62,63,64の一端を外壁21,22,23,24と二重壁31,32,33,34との間に挟持することでこれら規制部材61,62,63,64の一端を取り付ける規制部材取付部41,42,43,44、即ちケース2Cの外壁21,22,23,24を貫通していない規制部材取付部41,42,43,44がケース2Cに設けられているので、従来の電気接続箱(図12ないし図15を参照。)のようにケース2Cの防水性を低下させる要因となる前記貫通穴や、電線3の配索時以外には利用することがない前記規制棒などをケース2Cに設ける必要がなく、そのために、ケース2Cの防水性が低下することを防止でき、かつ、ケース2Cの大型化を防止することができる。また、外壁21,22,23,24に二重壁31,32,33,34を設けることで、ケース2Cの剛性を向上させることができる。
さらに、上記構成の電気接続箱1Cは、二重壁31,32,33,34が、前記重なり壁部と外壁21,22,23,24とを連結した複数の連結リブ66、即ち前記重なり壁部と外壁21,22,23,24との間の空間を複数の空間に区切る複数の連結リブ66、を構成に有しているので、図10及び図11に示すように、規制部材取付部41,42,43,44の前記複数の空間の1つに、規制部材61,62,63,64よりも幅の小さい規制部材6Cを取り付けることも可能である。このように、電気接続箱1Cは、ケース2Cの全周の電線噛み込みを防止する場合は、規制部材61,62,63,64を用い、電線通し口4,5近傍のみの電線噛み込みを防止する場合は、規制部材6Cを規制部材取付部42,43,44の電線通し口4,5の近傍に差し込んで用いることができる。このように、電気接続箱1Cは、規制部材61,62,63,64,6Cを汎用的に利用することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示された電気接続箱の電線が配索される前の状態を示す斜視図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気接続箱の規制部材取付部を示す斜視図である。 図4に示された規制部材取付部の作用効果を説明する説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図6に示された電気接続箱の分解図である。 図6中のB−B線に沿った断面図である。 図8中のC部の拡大図である。 図6に示された電気接続箱の規制部材取付部に他の規制部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。 図10に示された電気接続箱の分解図である。 従来の電気接続箱の電線配索方法を説明する説明図である。 図12中のD−D線に沿った断面図である。 図13に示された電気接続箱の布線台から外した状態を示す断面図である。 従来の他の電気接続箱の電線配索方法を説明する説明図である。
符号の説明
1A,1B,1C 電気接続箱
2A,2B,2C ケース
3 電線
4,5,8 電線通し口
6A,6C,61,62,63,64 規制部材
7A,7B,41,42,43,44 規制部材取付部
21,22,23,24 外壁
31,32,33,34 二重壁
71 周壁
72 底部
73 開口部
74 スリット

Claims (6)

  1. ケースと、該ケース内に収容された複数の電気部品と、一端が前記電気部品に接続されかつ他端が前記ケースに設けられた電線通し口から前記ケース外に引き出された複数の電線と、を有する電気接続箱において、
    前記電線の他端側を前記電線通し口に向かって配索する際に該電線の配索経路を規制する規制部材の一端が取り付けられる規制部材取付部が、前記ケースに設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記規制部材取付部が、前記規制部材の一端が嵌まる有底筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記規制部材取付部を構成する筒状の周壁に、当該規制部材取付部の開口部から底部に向かって延びた少なくとも1つのスリットが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記規制部材取付部が、前記ケースの外郭を構成する外壁と、該外壁との間に板状に形成された前記規制部材の一端を挟持する二重壁と、で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  5. 電気接続箱のケース内に収容された電気部品に接続された電線を、前記ケースに設けられた電線通し口に向かって配索する電線配索方法において、
    前記ケースに設けられた有底筒状の規制部材取付部に規制部材の一端を嵌めて該規制部材を前記ケースに取り付け、そして、前記規制部材の表面に前記電線を沿わせながら該電線を配索することを特徴とする電線配索方法。
  6. 電気接続箱のケース内に収容された電気部品に接続された電線を、前記ケースに設けられた電線通し口に向かって配索する電線配索方法において、
    前記ケースの外郭を構成する外壁と、該外壁との間に板状の規制部材の一端を挟持する二重壁と、で構成された規制部材取付部に前記規制部材の一端を差し込んで該規制部材を前記ケースに取り付け、そして、前記電線を前記規制部材の内側を通しながら配索することを特徴とする電線配索方法。
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