JP2006280038A - 自動車用電気接続箱 - Google Patents

自動車用電気接続箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2006280038A
JP2006280038A JP2005091954A JP2005091954A JP2006280038A JP 2006280038 A JP2006280038 A JP 2006280038A JP 2005091954 A JP2005091954 A JP 2005091954A JP 2005091954 A JP2005091954 A JP 2005091954A JP 2006280038 A JP2006280038 A JP 2006280038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
case
connector
connector fitting
fitting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005091954A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Isshiki
義博 一色
Yukitaka Saito
友紀貴 齋藤
Yoshihiko Nakahama
佳彦 中浜
Shinya Kai
慎也 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2005091954A priority Critical patent/JP2006280038A/ja
Publication of JP2006280038A publication Critical patent/JP2006280038A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 電気接続箱に引き込んだワイヤハーネスを他のワイヤハーネスのコネクタ接続の邪魔にならないように配索して、コネクタ接続の作業効率を低下させることなく、かつ、電気接続箱を小型化する。
【解決手段】 内部回路を収容するケース11にコネクタ嵌合部12が設けられ、該ケース11に設けられたワイヤハーネス導入用の開口11b、11cに、第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2に外装したグロメット21、22を嵌合させて第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2がケース11内部に引き込まれ、第2ワイヤハーネス端末に接続されたコネクタ16がコネクタ嵌合部12と嵌合される自動車用電気接続箱において、コネクタ嵌合部12と嵌合されない第1ワイヤハーネスW/H−1を、該コネクタ嵌合部12の上方を配索させずに開口11bより該ケース内部の所要部位へと配索させる経路規制リブ14を設けている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車用電気接続箱に関し、詳しくは、カーメーカーの車両組立工場において、電気接続箱のケース内にワイヤハーネスを引き込み、この引き込まれたワイヤハーネスから分岐する支線をケース内部に容易に配線できるようにすると共に、電気接続箱の大型化を抑制するものである。
従来、自動車に搭載する電気接続箱では、ワイヤハーネス組立工場において、電気接続箱の内部に設けたコネクタ嵌合部に電線端末に接続したコネクタを嵌合して予め組みつけている。この電気接続箱に予め接続したワイヤハーネスは、カーメーカーの車両組立工場において、自動車に配索される他のワイヤハーネスとコネクタ接続される。
車両組立工場において、先に車体に沿って配索されたワイヤハーネスを電気接続箱に引き込んで、ワイヤハーネス端末のコネクタと電気接続箱内に設けたコネクタ嵌合部とを嵌する。
其の際、電気接続箱のアッパーケースの上方にワイヤハーネスを引き込み、該ワイヤハーネスの分岐される支線を、アッパーケースの上部を通して異なる方向に配線していく。この配線された支線が、コネクタ嵌合部の上方を通過すると、該コネクタ嵌合部に別の支線に設けたコネクタを嵌合する作業が非常に困難となり、ケース内部に引き込まれた支線の配線順序が規制されることとなる。
そのため、通常は、コネクタ嵌合部をワイヤハーネスの引き込み口から離した位置に設け、ケース内部に配線されるワイヤハーネスがコネクタ嵌合部に干渉しない設計とされている。しかしながら該構成とするとケースが大型化する問題がある。
従来、特開2000−287335号(特許文献1)においては、車両内に複数配索されるとともに端末にコネクタを有するワイヤハーネスを、電気接続箱で相互接続する構成が開示され、ワイヤハーネス同士のコネクタ接続部を水密に収容するコネクタボックスを本体部の外面に着脱自在に装着する構成とされている。
前記特許文献1はワイヤハーネス同士をコネクタ接続するものであるが、ワイヤハーネス同士の接続ではなく、電気接続箱の内部回路とワイヤハーネスのコネクタに接続する場合には、特許文献1の構成は適用できない。また、コネクタボックスを本体部の外面に着脱自在に装着すると、電気接続箱が大型化すると共にコネクタボックスを防水仕様としなければならない問題等もある。
特開2000−287335号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、電気接続箱のケースの上方にワイヤハーネスを引き込み、ケース内に設けたコネクタ嵌合部にワイヤハーネス端末のコネクタを嵌合してケースの内部回路と接続する場合において、コネクタ嵌合部の上部に他の電線を通過させないように規制して、コネクタ接続の作業性を高めながら、電気接続箱の大型化を抑制できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、第1の発明として、ケース周壁に設けられたワイヤハーネス導入用の開口に、ワイヤハーネスに外装したグロメットを嵌合させてワイヤハーネスが前記ケースの内部に引き込まれ、前記ワイヤハーネス端末に接続されたコネクタが前記ケース内部に設けられたコネクタ嵌合部と嵌合される自動車用電気接続箱において、
前記コネクタ嵌合部は、ケース周壁に囲まれた内部仕切壁に設けられると共に、前記ワイヤハーネス導入用の開口近傍に設けられる一方、
前記コネクタ嵌合部と嵌合されないワイヤハーネスを、該コネクタ嵌合部の上方を配索させずに前記開口より該ケース内部の所要部位へと配索させる経路規制リブを、前記内部仕切壁から突設していることを特徴とする自動車用電気接続箱を提供している。
前記構成によれば、電気接続箱のケース内にワイヤハーネスの配索経路を規制する経路規制リブを設けているため、ケース内に引き込んだワイヤハーネスを経路規制リブに引っ掛けて配索することにより、コネクタ嵌合部の上方を配索させずにコネクタ嵌合部の側方に配索させることができる。
このように、ケース内に引き込んだワイヤハーネスの経路を規制して配索しているため、ワイヤハーネス導入用の開口近傍にもコネクタ嵌合部を設けることができ、開口近傍の空間も有効に活用して電気接続箱を小型化することができる。また、ワイヤハーネス導入用の開口近傍にコネクタ嵌合部を設けても、前記のようにワイヤハーネスの経路を規制してコネクタ嵌合部の上方に配索しないようにしているため、ワイヤハーネス導入用の開口近傍に設けたコネクタ嵌合部へのコネクタ接続作業を容易にすることができる。
また、本発明は、第2の発明として、ケース周壁に設けられたワイヤハーネス導入用の開口に、ワイヤハーネスに外装したグロメットを嵌合させてワイヤハーネスが前記ケースの内部に引き込まれ、前記ワイヤハーネス端末に接続されたコネクタが前記ケース内部に設けられたコネクタ嵌合部と嵌合される自動車用電気接続箱において、
前記コネクタ嵌合部は、ケース周壁に囲まれた内部仕切壁に設けられると共に、前記ワイヤハーネス導入用の開口近傍に設けられる一方、
前記ワイヤハーネスに外装するグロメットに、前記ワイヤハーネス導入用の開口に嵌合する部位よりケース内部に延在すると共に前記コネクタ嵌合部の上方に位置しないガイド片を設け、
前記コネクタ嵌合部と嵌合されないワイヤハーネスを前記ガイド片に取り付けて、ケース内部の所要部位へと配索させる構成としている自動車用電気接続箱を提供している。
前記構成によれば、電気接続箱のケース内に引き込んだワイヤハーネスをグロメットに設けたガイド片に取り付けて配索経路を規制しているため、ワイヤハーネスをコネクタ嵌合部の上方を配索させずにコネクタ嵌合部の側方に配索させることができる。よって、前記第1の発明と同様、ワイヤハーネス導入用の開口近傍にもコネクタ嵌合部を設けて電気接続箱を小型化できると共に、該コネクタ嵌合部へのコネクタ接続も容易にすることができる。
また、ワイヤハーネスに外装したグロメットをワイヤハーネス導入用の開口に取り付ける前に、予めワイヤハーネスをグロメットのガイド片に取り付けておくと、グロメットの前記開口への取り付けと同時にワイヤハーネスがケース内で方向規制された状態となり、ワイヤハーネスの組付作業を容易にすることができる。
ガイド片へのワイヤハーネスの取り付けは、テープ巻き固定やワイヤハーネスに取り付けたクランプをガイド片に穿設した係止孔に挿入係止する等の方法が挙げられる。
前記ケースが、アッパーカバーを取り付けた状態で、自動車のボンネットの下部に搭載される電気接続箱の場合、ボンネットの下面に補強材が設けられていない箇所と対向する位置の前記アッパーカバーの上壁には、ボンネット下面と所定寸法の隙間をあける位置まで上方へ突出させていることが好ましい。
前記構成とすると、アッパーカバーの上壁を上方へ突出させた分だけアッパーカバー内部の容積を増大させることができ、電気接続箱に搭載したリレーやヒューズ等から生じる熱によるカバー内の温度上昇を軽減することができる。
前述したように、本発明によれば、電気接続箱のケース内に設けた経路規制リブ、もしくは、ワイヤハーネスに外装したグロメットに設けたガイド片により、ケース内に引き込んだワイヤハーネスをコネクタ嵌合部の上方を配索させずにコネクタ嵌合部の側方に配索させることができる。よって、ワイヤハーネス導入用の開口近傍に設けたコネクタ嵌合部へのコネクタ接続作業を容易にすることができると共に、開口近傍の空間も有効に活用して電気接続箱を小型化することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5は、本発明の第1実施形態を示し、電気接続箱10は、ケース11のケース周壁11aにワイヤハーネス導入用の第1開口11bと第2開口11cがケース周壁11aの上端から切り欠いて設けられ、該第1開口11bから第1ワイヤハーネスW/H−1を、第2開口11cから第2ワイヤハーネスW/H−2をケース内部に引き込む構成としている。
ケース11には、ケース周壁11aに囲まれた内部仕切壁11dに複数のコネクタ嵌合部12が設けられていると共に、第1開口11bから離れたケース内部にECU13が収容されている。コネクタ嵌合部12は第1、第2開口11b、11cの近傍に、かつ、該第1、第2開口11b、11cよりも低い位置に設けられている。コネクタ嵌合部12には第2開口11cからケース内部に引き込まれる第2ワイヤハーネスW/H−2の端末のコネクタ16が嵌合接続される一方、ECU13のコネクタ嵌合部13aには第1開口11bからケース内部に引き込まれる第1ワイヤハーネスW/H−1の端末のコネクタ15が嵌合接続される。
また、ケース周壁11aに囲まれた内部仕切壁11dには、第1ワイヤハーネスW/H−1をコネクタ嵌合部12の上方を配索させずに第1開口11bよりECU13へと配索させる水平断面L形状の経路規制リブ14が突設されている。
詳細には、図2に示すように、第1ワイヤハーネスW/H−1をケース内部に引き込む第1開口11bを設けた辺のケース周壁11a−1と近接するコネクタ嵌合部12との間には、ケース周壁11a−1と所要の間隔をあけて仕切壁11d−1を設けている。該仕切壁11d−1から上方に向けて経路規制リブ14が突設されており、ケース周壁11a−1から第1ワイヤハーネスW/H−1配索側に連続する辺のケース周壁11a−2と経路規制リブ14との間には第1ワイヤハーネスW/H−1を通すことができる所要間隔をあけている。仕切壁11d−1の上端はコネクタ嵌合部12の上端よりも若干下方位置に設けられているが、経路規制リブ14はコネクタ嵌合部12の上端よりも上方へ突出した状態となっている。
また、前記ケース周壁11a−2と近接するコネクタ嵌合部12との間に第1ワイヤハーネスW/H−1を通すことができる所要間隔をあけると共に、ケース周壁11a−2から第1ワイヤハーネスW/H−1配索側に連続する辺のケース周壁11a−3と近接するコネクタ嵌合部12との間にも第1ワイヤハーネスW/H−1を通すことができる所要間隔をあけている。よって、経路規制リブ14によって経路が規制された第1ワイヤハーネスW/H−1は、コネクタ嵌合部12の上方を通ることなく、ケース周壁11a−1、11a−2、11a−3とコネクタ嵌合部12との間を通って第1開口11bからECU13まで配索される。
ECU13のコネクタ嵌合部13aは、図3に示すように、ECU13の底面に設けられており、第1開口11bからケース内部に引き込んだ第1ワイヤハーネスW/H−1をケース11の底面側まで配索して、第1ワイヤハーネスW/H−1の端末のコネクタ15をECU13のコネクタ嵌合部13aに嵌合している。
第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2に外装するグロメット21、22は第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2を通す筒部21a、22aとケース周壁11aの第1、第2開口11b、11cに取り付ける取付部21b、22bとからなる。取付部21b、22bは第1、第2開口11b、11cと略同形状とし、上端を除いた全周に第1、第2開口11b、11cの周縁と嵌合する嵌合溝21c、22cを設けている。また、取付部21b、22bの中央には筒部21a、22aの中空部と連続する開口21d、22dが設けられている。
第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2に外装したグロメット21、22の嵌合溝21c、22cを第1、第2開口11b、11cの周縁に嵌合させ、この状態でケース11の上面側にアッパーカバー17を被せてロック結合して、グロメット21、22を第1、第2開口11b、11cに固定している。これにより、第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2をケース内部に引き込んだ状態で第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2をケース11に取り付けている。
前記電気接続箱10は、図5に示すように、ケース11にアッパーカバー17とロアカバー18を取り付けた状態で、自動車のボンネット30の下部に搭載される。ボンネット30の下面には補強材となる補強リブ31が所要箇所に設けられており、補強リブ31が設けられていない箇所と対向するアッパーカバー17の上壁17aを上方へ突出させている。よって、ボンネット30の下面に補強リブ31を設けている箇所も、設けていない箇所もボンネット30の下面とアッパーカバー17の上面との隙間をボンネットとの間に必要とされる所定寸法Hとしている。
次に、電気接続箱10への第1、第2ワイヤハーネスW/H−1、W/H−2の取り付け方向について説明する。
先ず、カーメーカーの車両組立工場において、第1ワイヤハーネスW/H−1の所要箇所に外装したグロメット21をケース11の第1開口11bに取り付けると共に、端末に接続したECU13をケース内部の所要箇所に配置する。
次いで、第1ワイヤハーネスW/H−1を経路規制リブ14に引っ掛けて、ケース周壁11a−1、11a−2、11a−3とコネクタ嵌合部12との間に第1ワイヤハーネスW/H−1を通して配索経路を規制する。このとき、第1ワイヤハーネスW/H−1の経路を経路規制リブ14によって規制して、第1ワイヤハーネスW/H−1がコネクタ嵌合部12の上方に配索されないようにしている。
次いで、第2ワイヤハーネスW/H−2に外装したグロメット22を第2開口11cに取り付け、第2ワイヤハーネスW/H−2の端末のコネクタ16をそれぞれコネクタ嵌合部12に嵌合接続する。
最後に、ケース11の上面側にアッパーカバー17を被せてロック結合して、グロメット21、22が第1、第2開口11b、11cから脱落しないようにする。
前記構成によれば、電気接続箱10のケース11内に第1ワイヤハーネスW/H−1の配索経路を規制する経路規制リブ14を設けているため、ケース11内に引き込んだ第1ワイヤハーネスW/H−1を経路規制リブ14に引っ掛けて配索することにより、コネクタ嵌合部12の上方を配索させずにコネクタ嵌合部12の側方に配索させることができる。よって、第2ワイヤハーネスW/H−2の端末のコネクタ16をコネクタ嵌合部12に嵌合接続する際に、先に配索した第1ワイヤハーネスW/H−1が邪魔にならず、コネクタ16の接続作業を容易にすることができる。
また、経路規制リブ14によって、第1ワイヤハーネスW/H−1の経路を規制しているため、第1開口11bとコネクタ嵌合部12との間には、第1ワイヤハーネスW/H−1を通すだけの狭小なスペースを設けておけばよく、電気接続箱10を小型化することができる。
さらに、ボンネット30の下面に補強材31が設けられていない箇所と対向する位置のアッパーカバー17の上壁17aを上方へ突出させて、アッパーカバー17内部の容積を増大させているため、電気接続箱10に搭載したリレーやヒューズ等から生じる熱によるカバー内の温度上昇を軽減することができる。
かつ、アッパーカバー17の上壁17aがボンネット30の補強材31で上方に突出させられない箇所でも、ワイヤハーネスを経路規制しているため、電気接続箱の上部空間が狭くなっていてもワイヤハーネスの配索に問題はない。
なお、本実施形態ではケースに設けた2つの開口からそれぞれワイヤハーネスを引き込んだ場合の一方のワイヤハーネスの経路規制を行っているが、開口が1つであり、1つのワイヤハーネスの所要の電線を経路規制して他の電線をコネクタ嵌合部に嵌合する場合にも本発明は適用できる。
図6は、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態と第1実施形態との相違点は、ケース11内に第1ワイヤハーネスW/H−1の経路規制リブを設けず、第1ワイヤハーネスW/H−1に外装するグロメット21’にガイド片21e’を設けている点である。
グロメット21’のガイド片21e’は、取付部21b’の開口21d’の上方からケース内部側へ一体的に突出し、グロメット21’をケース11に取り付けたときに、ケース11の周壁11a−1、11a−2に沿うL形状としている。また、ガイド片21e’の幅はケース周壁11aと近接するコネクタ嵌合部12との間隔よりも細幅として、ガイド片21e’がコネクタ嵌合部12の上方に位置しない設定としている。
グロメット21’の開口21d’より引き出した第1ワイヤハーネスW/H−1をガイド片21’の下面に沿わせてテープ巻き等により取り付けて、第1ワイヤハーネスW/H−1の配索経路を規制している。
前記構成によれば、電気接続箱10のケース11内に引き込んだ第1ワイヤハーネスW/H−1をグロメット21’に設けたガイド片21e’に取り付けて配索経路を規制しているため、第1ワイヤハーネスW/H−1をコネクタ嵌合部12の上方を配索させずにコネクタ嵌合部12の側方に配索させることができる。よって、第1実施形態と同様、開口11b近傍にもコネクタ嵌合部12を設けて電気接続箱10を小型化できると共に、該コネクタ嵌合部12への第2ワイヤハーネスW/H−2のコネクタ接続も容易にすることができる。
また、第1ワイヤハーネスW/H−1に外装したグロメット21’を第1開口11bに取り付ける前に、予め第1ワイヤハーネスW/H−1をグロメット21’のガイド片21e’に取り付けておくと、グロメット21’の第1開口11bへの取り付けと同時に第1ワイヤハーネスW/H−1がケース11内で方向規制された状態となり、組付作業を容易にすることができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態の電気接続箱のケース内部を示す斜視図である。 ケース内部を示す平面図である。 ケース内部を示す断面図である。 電気接続箱の平面図である。 電気接続箱とボンネットとの位置関係を示す図面である。 本発明の第2実施形態を示す図面である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 ケース
12 コネクタ嵌合部
13 ECU
14 経路規制リブ
15 第1ワイヤハーネスの端末のコネクタ
16 第2ワイヤハーネスの端末のコネクタ
17 アッパーカバー
17a 上方に突出させた上壁
21、22 グロメット
21e’ ガイド片
30 ボンネット
31 補強材

Claims (2)

  1. ケース周壁に設けられたワイヤハーネス導入用の開口に、ワイヤハーネスに外装したグロメットを嵌合させてワイヤハーネスが前記ケースの内部に引き込まれ、前記ワイヤハーネス端末に接続されたコネクタが前記ケース内部に設けられたコネクタ嵌合部と嵌合される自動車用電気接続箱において、
    前記コネクタ嵌合部は、ケース周壁に囲まれた内部仕切壁に設けられると共に、前記ワイヤハーネス導入用の開口近傍に設けられる一方、
    前記コネクタ嵌合部と嵌合されないワイヤハーネスを、該コネクタ嵌合部の上方を配索させずに前記開口より該ケース内部の所要部位へと配索させる経路規制リブを、前記内部仕切壁から突設していることを特徴とする自動車用電気接続箱。
  2. ケース周壁に設けられたワイヤハーネス導入用の開口に、ワイヤハーネスに外装したグロメットを嵌合させてワイヤハーネスが前記ケースの内部に引き込まれ、前記ワイヤハーネス端末に接続されたコネクタが前記ケース内部に設けられたコネクタ嵌合部と嵌合される自動車用電気接続箱において、
    前記コネクタ嵌合部は、ケース周壁に囲まれた内部仕切壁に設けられると共に、前記ワイヤハーネス導入用の開口近傍に設けられる一方、
    前記ワイヤハーネスに外装するグロメットに、前記ワイヤハーネス導入用の開口に嵌合する部位よりケース内部に延在すると共に前記コネクタ嵌合部の上方に位置しないガイド片を設け、
    前記コネクタ嵌合部と嵌合されないワイヤハーネスを前記ガイド片に取り付けて、ケース内部の所要部位へと配索させる構成としている自動車用電気接続箱。
JP2005091954A 2005-03-28 2005-03-28 自動車用電気接続箱 Withdrawn JP2006280038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005091954A JP2006280038A (ja) 2005-03-28 2005-03-28 自動車用電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005091954A JP2006280038A (ja) 2005-03-28 2005-03-28 自動車用電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006280038A true JP2006280038A (ja) 2006-10-12

Family

ID=37214187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005091954A Withdrawn JP2006280038A (ja) 2005-03-28 2005-03-28 自動車用電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006280038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011081386A1 (de) 2010-08-23 2012-02-23 Yazaki Corporation Elektrischer Anschlusskasten
US20150357799A1 (en) * 2014-06-06 2015-12-10 Yazaki Corporation Electricity connection box

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011081386A1 (de) 2010-08-23 2012-02-23 Yazaki Corporation Elektrischer Anschlusskasten
US9124079B2 (en) 2010-08-23 2015-09-01 Yazaki Corporation Electric junction box
DE102011081386B4 (de) 2010-08-23 2022-04-28 Yazaki Corporation Elektrischer Anschlusskasten
US20150357799A1 (en) * 2014-06-06 2015-12-10 Yazaki Corporation Electricity connection box
US9564742B2 (en) * 2014-06-06 2017-02-07 Yazaki Corporation Electricity connection box

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007288975A (ja) 電気接続箱
JP7207225B2 (ja) コネクタ
JP2008232222A (ja) 結束バンドの装着構造
JP5255966B2 (ja) 電気接続箱
JP5514528B2 (ja) 電気接続箱
JP5067176B2 (ja) 車載用の電気接続箱
JP2006280038A (ja) 自動車用電気接続箱
JP5432611B2 (ja) 電気接続箱
JP5086112B2 (ja) 防水ケース
US10122159B2 (en) Electric connection box
JP2008029080A (ja) 電気接続箱
JP4600333B2 (ja) 電気接続箱
JP4175310B2 (ja) 電気接続箱
JP5215163B2 (ja) 電気接続箱、及び、該電気接続箱の電線配索方法
JP2008236865A (ja) 電気接続箱のハーネス付設構造
JP2009278800A (ja) 車載用の電気接続箱
JP4600364B2 (ja) 電源分配構造
JP5805977B2 (ja) 電線導出部のテープ巻き構造
JP7072349B2 (ja) コネクタの保持構造
JP2000013956A (ja) 電気接続箱及び導出具
JP5047581B2 (ja) 電気接続箱、および該電気接続箱におけるワイヤハーネス配索構造
JP7400464B2 (ja) ハーネス保護構造
JP6494191B2 (ja) 電気接続箱
JP5049753B2 (ja) 電気接続箱
JP7107659B2 (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603