JP7280047B2 - 平型導体 - Google Patents

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本発明は、平型導体に関する。詳細には、車両に搭載された電気部品を接続するワイヤハーネスに適用される平型導体に関する。
従来、ワイヤハーネスとしては、車両に搭載された電気部品としてのモータとバッテリとの間を接続する高圧導電路を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このワイヤハーネスでは、高圧導電路が、1本の丸型導体からなる導体部を有し、この導体部は車両に対する所定の配索経路に沿った形状を保持できる剛性を有しており、曲げが施されると、元に戻ることがなく、配索経路に対する経路規制に優れている。
特開2012-151056号公報
ところで、上記特許文献1のような丸型導体に換えて、丸型導体と同様に、経路規制に優れた導体として、平板状に形成された導体部を有する平型導体を適用することが考えられる。
しかしながら、平型導体は、板厚方向への荷重や繰り返しの振動を受けると、変形などを生じてしまう恐れがあった。
そこで、この発明は、剛性を向上することができる平型導体の提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、平板状に形成され取付部材に板厚方向に対向して取り付けられる導体部と、前記導体部に設けられ板厚方向に向けて立設されたリブとを有し、前記リブは、前記導体部の板厚方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする平型導体である。
この平型導体では、導体部に、板厚方向に向けて立設されたリブが設けられているので、導体部の剛性を高めることができ、板厚方向への荷重や繰り返しの振動による変形を抑制することができる。
従って、このような平型導体では、導体部にリブが板厚方向に向けて立設されているので、剛性を向上することができる。
また、この平型導体では、リブが、導体部の板厚方向の両側にそれぞれ設けられているので、導体部の剛性をさらに向上することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の平型導体であって、前記リブは、前記導体部の端部を折り曲げて形成されていることを特徴とする。
この平型導体では、リブが、導体部の端部を折り曲げて形成されているので、部品点数を増加させることなく、導体部の剛性を向上することができる。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の平型導体であって、前記導体部は、複数が板厚方向に重ね合わされて前記取付部材に取り付けられることを特徴とする。
この平型導体では、導体部が、複数が板厚方向に重ね合わされて取付部材に取り付けられるので、リブによって剛性が高められた導体部を複数重ね合わせることで、隣り合う導体部のリブによってさらに導体部の剛性を高めることができ、構造体としての全体的な剛性を向上することができる。
本発明によれば、剛性を向上することができる平型導体を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る平型導体が適用されたワイヤハーネスが取り付けられた車両の概略図である。 本発明の第1実施形態に係る平型導体の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る平型導体の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る平型導体の他例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る平型導体の他例を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る平型導体の斜視図である。
図1~図6を用いて本発明の実施の形態に係る平型導体について説明する。
(第1実施形態)
図1,図2を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係る平型導体1は、平板状に形成され取付部材3に板厚方向に対向して取り付けられる導体部5と、導体部5に設けられ板厚方向に向けて立設されたリブ7とを有する。
また、リブ7は、導体部5の板厚方向の両側にそれぞれ設けられている。
ここで、図1に示すように、例えば、本実施の形態に係る平型導体1は、車両9に搭載された電気部品としての電動モータ11と、バッテリ13との間を電気的に接続するワイヤハーネス15に適用される。
このワイヤハーネス15は、例えば、プラス回路やマイナス回路を構成する平型導体1を有する2本の高圧電線を有しており、両端部が電動モータ11側とバッテリ13側とにそれぞれ接続され、取付部材3としての車両9の床下に配索される。
以下、図1,図2を用いてこのようなワイヤハーネス15に適用される平型導体1の詳細について説明する。
図1,図2に示すように、平型導体1は、導体部5と、リブ7とを備えている。
導体部5は、導電性材料からなり、平板状に形成され、車両9に対して、電気部品(ここでは電動モータ11とバッテリ13)の間に所定の配索形状に成形されて配索される。
この導体部5は、剛性を有しており、所定の配索形状に成形されると、元に戻ることがなく、配索経路に対する経路規制に優れている。
このような導体部5は、流れる電流値に合わせて厚さや幅が設定されており、取付部材3としての車両9の床下にクリップなどの複数の固定部材(不図示)を介して取り付けられて配索される。
このように取付部材3としての車両9の床下に複数の固定部材を介して取り付けられる導体部5は、板厚方向への荷重や車両9の走行などによる繰り返しの振動を受けると、変形や破損などを生じる恐れがあった。
そこで、導体部5には、リブ7が設けられている。
リブ7は、導体部5の幅方向の両側にそれぞれ設けられ、導体部5と連続する一部材で導体部5の板厚方向の両側に向けてそれぞれ立設され、導体部5の長さ方向に沿って延設されている。
このリブ7は、導体部5の剛性を向上させ、導体部5の板厚方向への荷重や車両9の走行などによる繰り返しの振動を受けたときに、導体部5に変形や破損などが生じることを大幅に抑制する。
加えて、リブ7は、導体部5の板厚方向の両側にそれぞれ設けられているので、導体部5の剛性をさらに高めることができる。
さらには、リブ7は、導体部5の幅方向の両側にそれぞれ設けられているので、導体部5の広い範囲で剛性を高めることができる。
このようにリブ7によって導体部5の剛性を高めることにより、取付部材3としての車両9の床下に平型導体1を適用したワイヤハーネス15を配索した状態で、導体部5の変形を抑制でき、配索形状を安定して保持することができる。
なお、平型導体1の外周を覆うように、絶縁被覆を設けてもよく、この絶縁被覆の外周を覆うように、編組や金属箔などのシールド部材を設けてもよい。
このような平型導体1では、導体部5に、板厚方向に向けて立設されたリブ7が設けられているので、導体部5の剛性を高めることができ、板厚方向への荷重や繰り返しの振動による変形を抑制することができる。
従って、このような平型導体1では、導体部5にリブ7が板厚方向に向けて立設されているので、剛性を向上することができる。
また、リブ7は、導体部5の板厚方向の両側にそれぞれ設けられているので、導体部5の剛性をさらに向上することができる。
(第2実施形態)
図3~図5を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係る平型導体101は、リブ103が、導体部5の端部を折り曲げて形成されている。
なお、第1実施形態と同様の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図3に示すように、リブ103は、導体部5の幅方向一側の端部を板厚方向の一側に向けて折り曲げることによって形成されている。
このように導体部5の端部を折り曲げてリブ103を形成することにより、リブ103を設けるために別部材を用いる必要がなく、リブ103を導体部5に容易に設けることができる。
ここで、図4に示すように、導体部5の幅方向両側の端部をそれぞれ板厚方向の一側に向けて折り曲げてリブ103,103を設けてもよい。
加えて、図5に示すように、導体部5の幅方向両側の端部をそれぞれ板厚方向の一側と他側とに向けて折り曲げてリブ103,103を設けてもよい。
このような平型導体101では、リブ103が、導体部5の端部を折り曲げて形成されているので、部品点数を増加させることなく、導体部5の剛性を向上することができる。
(第3実施形態)
図6を用いて第3実施形態について説明する。
本実施の形態に係る平型導体201は、導体部5が、複数が板厚方向に重ね合わされて取付部材3に取り付けられる。
なお、他の実施形態と同様の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は他の実施形態を参照するものとし省略するが、他の実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図6に示すように、導体部5には、幅方向一側の端部を板厚方向の一側に向けて折り曲げることによってリブ103が設けられている。
このリブ103が設けられた導体部5は、隣り合う導体部5,5のリブ103,103が、幅方向の両側で導体部5と立設方向で対向するように、複数(ここでは2つ)の導体部5が重ね合わされる。
この複数の導体部5が重ね合わされた平型導体201は、取付部材3(図1参照)に取り付けられる複数(ここでは1つのみ図示)のクランプ203によって重ね合わされた状態が保持され、クランプ203を介して取付部材3に配索される。
なお、重ね合わされた2つの導体部5が、例えば、プラス回路とマイナス回路とをそれぞれ構成する場合には、それぞれの導体部5を絶縁被覆で覆うことにより、互いの絶縁性を保持することができ、ワイヤハーネス15(図1参照)が複数の回路を構成することができる。
このようにリブ103が設けられた導体部5を重ね合わせることにより、自身のリブ103に加えて、隣り合う導体部5,5のリブ103,103によって、互いの導体部5,5の剛性をさらに高めることができる。
このため、取付部材3としての車両9の床下に配索されるワイヤハーネス15のような構造体では、全体的な剛性を向上することができる。
なお、重ね合わせる導体部5としては、図2,図4,図5に示すような導体部5であってもよく、リブが設けられた導体部であれば、どのような導体部を重ね合わせてもよい。
このような平型導体201では、導体部5が、複数が板厚方向に重ね合わされて取付部材3に取り付けられるので、リブ103によって剛性が高められた導体部5を複数重ね合わせることで、隣り合う導体部5,5のリブ103,103によってさらに導体部5の剛性を高めることができ、構造体としての全体的な剛性を向上することができる。
なお、本発明の実施の形態に係る平型導体では、導体部が直線状に形成されているが、これに限らず、配索される車両の配索形状に合わせて、導体部を所定の配索形状に成形すればよい。
また、リブは、導体部の幅方向の端部に設けられているが、これに限らず、例えば、導体部の幅方向の中心にリブを設けてもよく、板厚方向に立設されたリブであれば、導体部のどの位置にリブを設けてもよい。
1,101,201…平型導体
3…取付部材
5…導体部
7,103…リブ

Claims (2)

  1. 平板状に形成され取付部材に板厚方向に対向して取り付けられる導体部と、
    前記導体部に設けられ板厚方向に向けて立設されたリブとを有し、
    前記リブは、前記導体部の板厚方向の両側にそれぞれ設けられ
    前記導体部は、複数が板厚方向に重ね合わされて前記取付部材に取り付けられることを特徴とする平型導体。
  2. 請求項1記載の平型導体であって、
    前記リブは、前記導体部の端部を折り曲げて形成されていることを特徴とする平型導体。
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