JP2005041523A - ロール体の保持運搬具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール体を実質的に支持するロールトレー部分がリフトフォークによって破損し難いロール体の保持運搬具を提供する。
【解決手段】ロール体の保持運搬具は、ロール体を保持可能な保持部を有する複数のロールトレー10と、リフトフォークの挿入部21を有するパレット20とを備える。パレット20は前記各ロールトレー10とは別体物として構成されている。この保持運搬具の使用時には、第1のロールトレー10Aをその上下が逆になるように反転させ、その第1のロールトレー10Aの上に第2のロールトレー10Bの下面を接合させてロールトレー対(10A,10B)を構成する。そして、このロールトレー対を下段のロール体30Aと上段のロール体30Bとの間に介在させて、ロール体の多段積みを実現する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、略円柱形状のロール体を保持、保管あるいは運搬等する際に用いられるロール体の保持運搬具に関する。特に、フィルムやシートの類を巻回してなるロール体の保持運搬等に適した保持運搬具に関するものである。
包装用フィルムロール等のロール体を運ぶための運搬具として、発泡樹脂で作られたパレット形状物の上部にロール体曲面を支持し得る溝構造部位を形成すると共に、そのパレット形状物の底部にフォーク(即ちフォークリフトトラックが具備する一対のリフトフォーク)の挿入部を形成してなるロール受け台が知られている(特許文献1)。
しかしながら、上記ロール受け台は、ロール体を支持する溝構造部位とフォーク挿入部とが発泡樹脂製パレット形状物に一体化された一体物である。このため、パレット形状物がリフトフォークの予期せぬ接触を受けて破損し易いのみならず、リフトフォークによって削り取られた発泡樹脂片が静電気を帯び、ロール体表面に静電付着するというような困った事態を生じ易かった。また、ロール受け台の不使用時に複数のロール受け台を垂直に段積みした場合、上段のロール受け台の底部(脚部)に刺さっていた小石等が、下段に位置する他のロール受け台の溝構造部位にこぼれ落ちることがあり、次回使用時にそのことに気付かぬままロール受け台にロール体を載せると、ロール体表面が小石等で傷付けられて商品価値を損なう虞れがあった。
特開平8−2526号公報(特許請求の範囲及び図面)
本発明の目的は、ロール体を実質的に支持するロールトレー部分がリフトフォークによって破損し難いロール体の保持運搬具を提供することにある。また、従来のロール受け台にはない優れた特長を備えたロール体の保持運搬具を提供することにある。
請求項1の発明は、ロール体を転動不能に保持可能な保持部を有するロールトレーと、前記ロールトレーとは別体物として構成されると共にリフトフォークの挿入部を有する前記ロールトレーを載置するためのパレットとを備えることを特徴とするロール体の保持運搬具である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のロール体の保持運搬具において、前記ロールトレーは平面矩形状をなし、そのロールトレーの下側には、前記パレット又は他のトレーとの接合面が形成され、当該ロールトレーの上側には、前記保持部を構成するロール体外周曲面に対応した湾曲保持面が形成されており、第1のロールトレーをその上下が逆になるように反転させ、その第1のロールトレーの接合面に第2のロールトレーの接合面を接合させてロールトレー対を構成し、このロールトレー対を下段のロール体と上段のロール体との間に介在させることでロール体を多段積み可能としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のロール体の保持運搬具において、前記各ロールトレーの下側の接合面又はその近傍には、前記上下反転させた第1のロールトレーと前記第2のロールトレーとの接合時に各ロールトレーが互いの接合面に沿って横ズレするのを防止するための横ズレ防止部が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載のロール体の保持運搬具において、前記各ロールトレーの上側には、他のロールトレーを載せるための上側載置面が形成され、不使用時には第1のロールトレーの上側載置面に第2のロールトレーの前記下側接合面を接触させながら複数のロールトレーを多段積み可能となっており、前記各ロールトレーの下側接合面及び上側載置面には、第1のロールトレーに対して第2のロールトレーを相対位置決めするための位置決め部が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2,3又は4に記載のロール体の保持運搬具において、前記ロールトレーの保持部に保持されるロール体の外周曲面にあってそのロール体の軸方向に延びる一側線が少なくとも当該ロールトレーに連続接触し得るように、ロールトレーの保持部が形成されていることを特徴とする。
(付記)本発明の更に好ましい態様や追加的構成要件を以下に列挙する。付記イ:前記各ロールトレーの上側には複数の保持部が並設されており、各ロールトレーは2本以上のロール体を横並び状態で保持可能であること。この場合、2本以上のロール体を横並びに保持するため、ロール体の多段積み時に下段が非常に安定する。付記ロ:前記ロール保持部を構成する湾曲保持面は、互いに曲率半径の異なる二以上の湾曲面で構成されていること。この場合、ロール保持部はそれぞれの湾曲面の曲率半径に対応した複数種類のロール体に適応可能となるため、ロール体の保持運搬具の汎用性又は適用範囲が広がる。付記ハ:前記ロールトレーは緩衝性材料(より好ましくは発泡樹脂)で作られていること。
請求項1によれば、ロール体を直接保持するロールトレーと、リフトフォーク挿入部を有するパレットとを別体化しているので、リフトフォークが接触するのはパレットだけであって、リフトフォークがロールトレーに接触することがない。従って、ロールトレーがリフトフォークによって破損することがなく、その結果、ロール体の保持運搬具の製品寿命(有効使用期間)が長くなる。また、ロールトレーは常にパレットの上にありロールトレーが直に接地することがないため、ロールトレーに小石等が付着しそれが原因となってロールトレーの保持部に小石等がこぼれ落ちる心配がない。
請求項2によれば、複数のロール体を垂直方向に多段積みする場合、上下が逆になるように反転させた第1のロールトレーの接合面に第2のロールトレーの接合面を接合させてロールトレー対を構成し、このロールトレー対を下段ロールと上段ロールとの間に介在させる。すると、下段のロール体の外周曲面を第1のロールトレーの湾曲保持面が捉え、その第1のロールトレーの直上に位置する第2のロールトレーの湾曲保持面が上段のロール体を転動不能に保持する。このため、複数のロール体の垂直方向への段積みが非常に安定する。
請求項3によれば、ロールトレーの下側の接合面又はその近傍に横ズレ防止部を設けたことで、上下反転させた第1のロールトレーと第2のロールトレーとの接合時に各ロールトレーが互いの接合面に沿って横ズレするのが防止され、段積み保管時や運搬時における荷崩れの発生を効果的に防止することができる。
請求項4によれば、ロールトレーの上側に上側載置面を形成すると共に、ロールトレーの下側接合面及び上側載置面に位置決め部を設けたことで、ロール体保持運搬具の不使用時には、第1のロールトレーの上側載置面に第2のロールトレーの下側接合面を接触させながら、しかも第1及び第2のトレー間で相対位置決めを確実に行いながら、複数のロールトレーを多段積みすることができる。このため、不使用時には複数のロールトレーを比較的小さなスペースにまとめて保管することができる。
請求項5によれば、当該保持運搬具を用いたロール体の運搬時に、ロール体の軸方向への振動や加速度が当該保持運搬具に伝達された場合でも、ロール体外周面の軸方向に延びる一側線が当該ロールトレーに連続接触していることで、ロール体外周面によれシワが発生するのを防止できる。特にロール体がフィルムロールである場合に運搬時の振動や加速度に基づくよれシワ発生の防止効果は非常に高く、フィルムロールの品質を損なうことなく安全確実にロール体を運搬することができる。
本発明の一実施形態を図1〜図5を参照しつつ説明する。図4及び図5に示すように、ロール体の保持運搬具は、複数のロールトレー10と、これらロールトレー10を載置すべく別体物として作られたパレット20とから構成されている。パレット20は平面矩形状をなし、高剛性の合成樹脂(例えばポリエチレン)を材料として射出成形により一体成形されている。パレット20の四側面の各々には2本のリフトフォークを挿入可能な一対の挿入部21が開口形成され、このパレット20はいわゆる四方差し可能となっている。複数あるロールトレー10はいずれも同寸同形である。図1〜図3に示すように、各ロールトレー10は平面矩形状をなし、緩衝性材料(好ましくは発泡ポリプロピレン等の発泡樹脂)を用いてビーズ法型内発泡成形により一体成形されている。
図1に示すように、ロールトレー10の上側には、当該トレー10が保持すべきロール体の外周曲面に対応した湾曲保持面11が形成されている。湾曲保持面11は、ロールトレー10の長辺方向の長さ全体にわたって延びており、途中に段差等がない連続した保持面となっている。この湾曲保持面11はロール体を転動不能に保持可能な保持部を構成する。保持部としての湾曲保持面11は左右に二つ並んで設けられており、一つのロールトレー10は2本のロール体を横並び状態で保持可能となっている(図5参照)。
なお、図3に示すように、各湾曲保持面11は、互いに曲率半径の異なる二以上の湾曲面11a,11bで構成されている。即ち、各湾曲保持面11は、その最底位置Bを含む所定の角度範囲αにおいては半径R1(例えばR1=228mm)の円弧に沿った第1の湾曲面11aで構成され、その第1の湾曲面11aの左右両側範囲では前記半径R1よりも大きな半径R2(例えばR2=250mm)の円弧に沿った第2の湾曲面11bで構成されている。この構成によれば、半径R1のロール体を保持する場合にはそのロール体の外周曲面が第1の湾曲面11aによって保持され、第2の湾曲面11bは保持に関与しない。他方、半径R2のロール体を保持する場合にはそのロール体の外周曲面が第2の湾曲面11bによって保持され、第1の湾曲面11aは保持に関与しない。このように、湾曲保持面11が複数の湾曲面11a,11bで構成されることで、それぞれの湾曲面の曲率半径R1,R2に対応した複数種類のロール体に適応可能となり、ロール体の保持運搬具としての汎用性や適用範囲が拡大する。
図2に示すように、各ロールトレー10の下側には、水平な接合面13が形成されている。この接合面13は前記パレット20の上面又は他のロールトレー10の接合面13と接合可能である。そして、各ロールトレーの下側の接合面13には、複数の係合突部14及びそれら係合突部14に対応する複数の係合凹部15が設けられている。ロールトレー下側接合面13の各係合突部14は、その接合面13をパレット20の上面に接合したときにパレット上面に設けられた係合凹部や係合穴(図示略)に係合してそのロールトレー10のパレット20に対する横ズレを防止することができる。また、二つのロールトレー10のうちの第1のロールトレーをその上下が逆になるように反転させその第1のロールトレーの接合面13に第2のロールトレーの接合面13を接合させてロールトレー対(10,10)を構成したときに、第1のロールトレーの係合突部14及び係合凹部15は、それぞれ対応する第2のロールトレーの係合凹部15及び係合突部14に係合して第1及び第2のロールトレー間での横ズレを防止することができる。つまり、各ロールトレー10の下側接合面13に設けた一群の係合突部14及び係合凹部15は、上下反転させた第1のロールトレーと第2のロールトレーとの接合時に各ロールトレーが互いの接合面13に沿って横ズレするのを防止するための横ズレ防止部を構成する。
更に図1に示すように、各ロールトレー10の上側であって前記湾曲保持面11よりも高い位置には、他のロールトレー10を載せるための上側載置面16が形成されている。そして、中央の上側載置面16には、一対の位置決め用突部17が設けられ、他方、ロールトレーの下側接合面13には、前記一対の位置決め用突部17に対応する一対の位置決め用凹部18が設けられている(図2参照)。故に、図4に示すように当該保持運搬具の不使用時には、下段のロールトレーの上側載置面16に上段のロールトレーの下側接合面13を接触させると共に、下段ロールトレーの位置決め用突部17と上段ロールトレーの位置決め用凹部18との相互係合関係に基づき上下両ロールトレー間の位置決め及び横ズレ防止を行いながら、複数のロールトレー10を垂直方向に多段積みすることができる。この意味で各ロールトレー10に設けられた位置決め用突部17及び位置決め用凹部18は、不使用時の段積み時において、第1のロールトレーに対して第2のロールトレーを相対位置決めするための位置決め部を構成する。
さて、本実施形態の保持運搬具は、図5に示すような使用態様で複数のロール体(例えばフィルムロール)30A,30Bの保持運搬に使用される。即ち、パレット20の上に最下段のロールトレー10を配置し、その最下段のロールトレー10の各保持部(11)に2本のロール体30Aをそれぞれ載せる。その下段のロール体対(30A,30A)の上には一対のロールトレー10A,10Bを配置し、更にそのロールトレー対の上に上段のロール体対(30B,30B)を載せる。つまり、中段に介在する一対のロールトレーにあっては、相対的に下側に位置することになる第1のロールトレー10Aをその上下が逆になるように反転させ、その第1のロールトレー10Aの接合面13に、相対的に上側に位置することになる第2のロールトレー10Bの接合面13を接合させてロールトレー対(10A,10B)を構成する。そして、このロールトレー対(10A,10B)を下段のロール体対(30A,30A)と上段のロール体対(30B,30B)との間に介在させることで、下段ロール体30Aの各外周曲面が第1のロールトレー10Aの各湾曲保持面11に捉えられると共に、第2のロールトレー10Bの各湾曲保持面11が上段ロール体30Bによって転動不能に保持され、その結果、複数ロール体30A,30Bの垂直方向への多段積みが実現される。なお、各段のロールトレー10は2本のロール体を横並びに保持するため、ロール体の多段積み時に下段が非常に安定する。
本実施形態の保持運搬具によれば、ロール体を直接保持するロールトレー10とパレット20とを別体化しているので、ロールトレー10がリフトフォークによって破損することがなく、ロール体の保持運搬具の製品寿命が長くなる。また、ロールトレー10は常にパレット20の上にあり各ロールトレー10が直に接地する機会がないため、ロールトレー10に小石等が付着しそれが原因となってロールトレーの湾曲保持面11に小石等がこぼれ落ちる心配がない。
また、図5に示すように、最上段のロール体30Bの上には一つのロールトレー10Cを被せることができる。この最上段のロールトレー10Cは、最上段のロール体30Bに対して埃よけの蓋又はカバー材として機能するのみならず、例えば図5に破線で示すような経路に沿ってパレット20と当該最上段のロールトレー10Cとの間に締結バンドやロープの類を架け渡す際に「バンド等の締結具と併用するための緩衝性下敷き材」としても有効利用できる。その際に最上段に配置されるロールトレー10Cは一つで足り、二以上のトレーを用いる必要がないので、その分だけロール体段積み時の全高を必要最小限にとどめることができ、運搬時の才数(容積等)を小さくできる。
更に本実施形態によれば、ロールトレー10の各湾曲保持面11(即ち湾曲面11a,11b)は、ロールトレー10の長辺方向の長さ全体にわたって延びており、途中に段差等がない連続した保持面として構成されている。それ故、ロールトレー10の湾曲保持面11に保持されるロール体の外周曲面にあってそのロール体の軸方向に延びる一側線が少なくとも当該ロールトレー10に連続接触し得るようになっている。つまり、保持されるロール体が半径R1のときには、そのロール体の外周曲面が湾曲面11aの長手方向全体にわたって連続接触した状態で該ロール体が湾曲保持面11に保持される。同様に、保持されるロール体が半径R2のときには、そのロール体の外周曲面が左右二つの湾曲面11bの各々の長手方向全体にわたって連続接触した状態で該ロール体が湾曲保持面11に保持される。それ故、ロール体の運搬時に、ロール体の軸方向への振動や加速度が当該保持運搬具に伝達されたとしても、ロール体外周曲面の軸方向に延びる一側線が少なくとも当該ロールトレー10に連続接触していることで、ロール体外面によれシワが発生するのを防止できる。
ちなみに、ロール体外周曲面の軸方向に延びる一側線がロールトレー10に連続接触していない場合、つまりロール体外周曲面との軸方向接触範囲において途中に段差等が存在する場合には、ロール体の軸方向への振動や加速度に起因して前記段差等がある箇所においてよれシワができ易いことが経験的事実として確認されている。
(変更例)本発明の実施形態を以下のように変更してもよい。
図1〜図3に示したロールトレー10では、各湾曲保持面11がロールトレーの長辺方向の長さ全体にわたって延びるように当該ロールトレー上側の凹凸形状を設計したが、ロールトレー上側の凹凸形状を図6及び図7に示すような形状としてもよい。図6では、ロールトレー上側に突設された各突部に形成された湾曲保持面としての湾曲面11c,11dは、ロールトレーの長辺方向に対し不連続であり3つに分断されている。但し図7に示すように、変更例におけるロール体の保持部は、同図左側の湾曲面11cと、同図右側の湾曲面11dと、両湾曲面11c,11d間に存在する水平面19との三面によって構成され、更にその水平面19を左右に二分する中心線Lが両湾曲面11c,11dに共通の曲率半径R3の円弧上に位置するように水平面19が設定されている。このため、ロールトレー10の長辺方向に沿って配列された3つの湾曲面11c(又は11d)は、当該長辺方向に対しては不連続で相互に分断されているものの、その保持部に半径R3のロール体を載置したときには、そのロール体の外周曲面の最底位置にあって当該ロール体の軸方向に延びる一側線が、前記中心線Lに沿って水平面19に連続接触することになる。すなわち図6及び図7に示すような構成でも、各湾曲面11c,11dの曲率半径R3との関係で水平面19の高さを適切に設定すれば、ロール体外周曲面の軸方向に延びる一側線がロールトレー10の水平面19に連続接触する状況を確保でき、ロール体外周曲面によれシワが発生するのを極力防止可能となる。
ロールトレーをその上面側から見た斜視図。 ロールトレーをその下面側から見た斜視図。 ロールトレーの部分正面図。 保持運搬具の不使用時におけるロールトレーの段積み状態を示す斜視図。 保持運搬具の使用時におけるロール体の段積み状態を示す斜視図。 変更例のロールトレーをその上面側から見た斜視図。 変更例のロールトレーの部分正面図。
符号の説明
10…ロールトレー、11…湾曲保持面(保持部)、13…下側接合面、14…係合突部、15…係合凹部(14及び15は横ズレ防止部を構成する)、16…上側載置面、17…位置決め用突部、18…位置決め用凹部(17及び18は位置決め部を構成する)、20…パレット、21…リフトフォークの挿入部、30A,30B…ロール体。

Claims (5)

  1. ロール体を転動不能に保持可能な保持部を有するロールトレーと、前記ロールトレーとは別体物として構成されると共にリフトフォークの挿入部を有する前記ロールトレーを載置するためのパレットとを備えることを特徴とするロール体の保持運搬具。
  2. 前記ロールトレーは平面矩形状をなし、そのロールトレーの下側には、前記パレット又は他のトレーとの接合面が形成され、当該ロールトレーの上側には、前記保持部を構成するロール体外周曲面に対応した湾曲保持面が形成されており、
    第1のロールトレーをその上下が逆になるように反転させ、その第1のロールトレーの接合面に第2のロールトレーの接合面を接合させてロールトレー対を構成し、このロールトレー対を下段のロール体と上段のロール体との間に介在させることでロール体を多段積み可能としたことを特徴とする請求項1に記載のロール体の保持運搬具。
  3. 前記各ロールトレーの下側の接合面又はその近傍には、前記上下反転させた第1のロールトレーと前記第2のロールトレーとの接合時に各ロールトレーが互いの接合面に沿って横ズレするのを防止するための横ズレ防止部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のロール体の保持運搬具。
  4. 前記各ロールトレーの上側には、他のロールトレーを載せるための上側載置面が形成され、不使用時には第1のロールトレーの上側載置面に第2のロールトレーの前記下側接合面を接触させながら複数のロールトレーを多段積み可能となっており、
    前記各ロールトレーの下側接合面及び上側載置面には、第1のロールトレーに対して第2のロールトレーを相対位置決めするための位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のロール体の保持運搬具。
  5. 前記ロールトレーの保持部に保持されるロール体の外周曲面にあってそのロール体の軸方向に延びる一側線が少なくとも当該ロールトレーに連続接触し得るように、ロールトレーの保持部が形成されていることを特徴とする請求項2,3又は4に記載のロール体の保持運搬具。
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