JP2013189228A - ロール保持盤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のロール保持盤50では、不使用時には横臥状態でパレット83上に載置されるが、その際、ロール保持盤50の後側自立補助突部58群をパレット83の桁部85における特定列の区画孔92群に凹凸係合させることで、パレット83に対してロール保持盤50が正規位置に位置決めされた状態で横ずれが防止される。これにより、ロール保持盤50をパレット83に乗せた状態で安定した搬送が可能になる。しかも、その後側自立補助突部58群は、ロール保持盤50の外縁部に配置されているので、後側自立補助突部58群と区画孔92群とを目視しながらそれらの凹凸係合作業を容易に行うことができる。さらに、後側自立補助突部58群は、ロール保持盤50の自立の補助になるので、自立状態のロール保持盤50による荷物の保持も安定する。
【選択図】図14
Description
請求項1のロール保持盤は、不使用時には横臥状態で樹脂パレット上に載置されるが、その際、ロール保持盤の自立補助突部を樹脂パレットのうち桟構造で区画された区画孔に凹凸係合させることで、パレットに対するロール保持盤の横ずれが防止される。これにより、ロール保持盤をパレットに乗せて安定した搬送を行うことが可能になる。しかも、その自立補助突部は、ロール保持盤の外縁部に配置されているので、自立補助突部と区画孔とを目視しながらそれらの凹凸係合作業を容易に行うことができる。また、その自立補助突部は、ロール保持盤の自立の補助になるので、ロール保持盤による荷物の保持も安定する。
請求項2のロール保持盤は、自立状態における上下の両端部から水平方向に自立補助突部と積上位置決突部とが突出した構造になっている。そして、横臥状態で樹脂パレット上に載置すると、自立補助突部と積上位置決突部の両方が桟構造の樹脂パレットの区画孔に凹凸係合する。これにより、パレットに対するロール保持盤の横ずれがより一層確実に防止される。また、不使用のロール保持盤が複数存在する場合には、樹脂パレット上に複数のロール保持盤を交互に180度旋回させて積み重ねていけばよい。すると、上側のロール保持盤の積上位置決突部が下側のロール保持盤の積上位置決凹部に凹凸係合し、上下のロール保持盤同士も位置決めされる。これにより、樹脂パレットとロール保持盤との間の横ずれ防止に加えて、上下のロール保持盤同士の横ずれも防止され、複数のロール保持盤をパレットに乗せた状態で安定して搬送することが可能になる。
請求項3の構成では、横臥状態のロール保持盤の上に別のロール保持盤を積み上げる際に、位置決ガイド溝に積上位置決突部を受容させた状態で上側のロール保持盤を下側のロール保持盤に対してスライドさせると、積上位置決突部が積上位置決凹部に案内されて凹凸係合する。これにより、ロール保持盤の上に別のロール保持盤を積み上げる作業を効率よく行うことができる。
請求項4の構成では、横臥状態のロール保持盤を樹脂パレットの上に載置する際に、樹脂パレットにおける特定列の区画孔群には、ロール保持盤の自立補助突部群の凹凸係合が許容されるが、その特定列以外の列の区画孔群への凹凸係合は規制されるので、ロール保持盤が樹脂パレット上の不正規位置に載置されることを防ぐことができる。
請求項5のロール保持盤は、不使用時には横臥状態で樹脂パレット上に載置されるが、その際、ロール保持盤の位置規制突部を樹脂パレットのうち桟構造の区画孔に凹凸係合させることで、パレットに対するロール保持盤の横ずれが防止され、ロール保持盤をパレットに乗せた状態で安定して搬送することが可能になる。しかも、その位置規制突部は、ロール保持盤の外縁部に配置されているので、位置規制突部と区画孔とを目視しながらそれらの凹凸係合作業を容易に行うことができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
54 積上ガイド溝
54B 積上位置決凹部
55 芯材支持溝(芯材支持部)
58 後側自立補助突部(自立補助突部、位置規制突部)
59 積上位置決突部
80 ロール
81 芯材
82 ロール本体
83 パレット
91,92,93,94,95 区画孔
請求項3の構成では、横臥状態のロール保持盤の上に別のロール保持盤を積み上げる際に、積上ガイド溝に積上位置決突部を受容させた状態で上側のロール保持盤を下側のロール保持盤に対してスライドさせると、積上位置決突部が積上位置決凹部に案内されて凹凸係合する。これにより、ロール保持盤の上に別のロール保持盤を積み上げる作業を効率よく行うことができる。
Claims (5)
- 荷物としてのロールの端面を覆う板状をなしかつ、前記ロールの芯材の端部を支持するための溝状又は孔状の芯材支持部を備え、使用時には、自立状態で前記ロールの両端部に配置されて前記ロールを浮かせた状態に支持する一方、不使用時には横臥状態で桟構造の樹脂パレット上に載置されるロール保持盤において、
前記自立状態のロール保持盤の下端外縁部から水平方向に突出してロール保護盤の自立を補助すると共に、ロール保持盤が前記横臥状態にされたときに、前記樹脂パレットのうち前記桟構造にて区画された区画孔に凹凸係合する自立補助突部を備えたことを特徴とするロール保持盤。 - 前記自立状態のロール保持盤の上端外縁部又は上端外縁部寄り位置から水平方向に突出し、前記自立補助突部が前記区画孔に凹凸係合した状態で、別の前記区画孔に凹凸係合する積上位置決突部と、
前記ロール保持盤のうち横臥状態で上方を向く横臥上面に形成されて、複数のロール保持盤を交互に180度旋回させて積み重ねた際に、上側のロール保持盤の前記積上位置決突部が凹凸係合して上下のロール保持盤同士を位置決めする積上位置決凹部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のロール保持盤。 - 前記横臥上面に陥没形成されて、ロール保持盤の前記自立状態で前記積上位置決凹部から鉛直方向上方に延びた溝状をなし、複数のロール保持盤を交互に180度旋回させて積み重ねた際に、上側のロール保持盤の前記積上位置決突部を前記積上位置決凹部に案内することが可能な位置決ガイド溝を備えたことを特徴とする請求項2に記載のロール保持盤。
- 前記自立補助突部は、複数横並びに設けられ、ロール保持盤が前記横臥状態にされたときに、前記樹脂パレットのうち前記桟構造で区画された複数列の区画孔群のうち予め設定した特定列の区画孔群への凹凸係合は許容されるが、その特定列以外の列の区画孔群への凹凸係合が規制されるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のロール保持盤。
- 荷物としてのロールの端面を覆う板状をなしかつ、前記ロールの芯材の端部を支持するための溝状又は孔状の芯材支持部を備え、使用時には、自立状態で前記ロールの両端部に配置されて前記ロールを浮かせた状態に支持する一方、不使用時には横臥状態で桟構造の樹脂パレット上に載置されるロール保持盤において、
そのロール保持盤のうち前記横臥姿勢で下側を向く横臥下面の外縁部から突出して、前記樹脂パレットのうち前記桟構造にて区画された区画孔に凹凸係合する位置規制突部を備えたことを特徴とするロール保持盤。
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2012
- 2012-03-14 JP JP2012056933A patent/JP5963243B2/ja active Active
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