JP3943641B2 - プラスチック製パレット - Google Patents
プラスチック製パレット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3943641B2 JP3943641B2 JP35710496A JP35710496A JP3943641B2 JP 3943641 B2 JP3943641 B2 JP 3943641B2 JP 35710496 A JP35710496 A JP 35710496A JP 35710496 A JP35710496 A JP 35710496A JP 3943641 B2 JP3943641 B2 JP 3943641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- hole
- handle
- rib
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2519/00—Pallets or like platforms, with or without side walls, for supporting loads to be lifted or lowered
- B65D2519/00004—Details relating to pallets
- B65D2519/00736—Details
- B65D2519/00776—Accessories for manipulating the pallet
- B65D2519/00786—Accessories for manipulating the pallet for lifting, e.g. hooks, loops
- B65D2519/00791—Accessories for manipulating the pallet for lifting, e.g. hooks, loops handles, handgrip holes
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は荷物の保管、運搬の際に使用するフォークリフト用のプラスチック製パレットに係り、特に手で操作できるようにしたプラスチック製パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、荷物の保管、運搬用のプラスチック製パレットは、荷物を載置してフォーク差込口にフォークリフトのフォークを挿入して持ち上げ、移動されるが、パレット自体を保管、管理する場合には、床面に接地させて積み重ねたりあるいはパレットの両端部に台座をおいて支持する、いわゆるラック積みが行われる。そして、積み重ねる際には、パレットの端面を揃えたり、次に使用する際にフォークを挿入し易くするためにフォーク差込口の方向を変えたりする手作業が行われる。また、パレットを1つだけ人手により運搬しなければならない場合がある。
【0003】
上記作業はフォーク差込口に手を差し込んでデッキボードの内面に設けたリブや支柱部に手をかけて行われ、四方差しタイプの場合はいずれの方向においても手を差し込むことができるが、二方差しタイプの場合には一方向にはフォーク差込口がないから手をかけることができない。このために、二方差しタイプにおいても手をかけることができるように、フォーク差込方向に沿って配置された複数本の桁のうち両端に位置する端桁の側板部に把手部を設けたパレットが提案されている(特開平8−133286号公報)。前記パレットでは、作業性、操作性が向上するものの次のような問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記把手部は側板部の表面に開口する凹状を形成してなるものであるから、手を差し込むことにより持ち上げたり引きずって移動させたりすることができるものの、側板部が壁面に当接している場合や、側板部同士が当接している場合など手を差し込むことができない場合には、前記把手部を使用することはできない。また、パレットを人手によって運搬する場合には、二方差しタイプばかりでなく四方差しタイプにおいても、手掛け孔がないために抱え込んで持ち上げることができず、側面を接地させて引きずりながら移動させなければならないという問題があった。また、デッキボード面に透孔が形成されているパレットでも、透孔が小さくて指が入らないとか、指が入っても当たりが悪く手が痛くなったり、持ち上げたときのバランスが悪く安全に持ち運ぶことができない等の問題がある。
【0005】
そこで、この発明は上記問題を解決し、いずれの方向からでも手を引っかけてずらすことができるばかりでなく、抱え込んで持ち運びができるようにしたプラスチック製パレットを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、この発明の請求項1に係るプラスチック製パレットは、分割成形した上部品と下部品とを支柱部の端面において溶着し、少なくとも上部デッキボードは天板と天板の下面に設けた補強リブとからなるパレットにおいて、天板にはパレットの間口方向及び奥行方向のいずれにおいてもパレット端面からそれぞれの寸法の4分の1よりもパレット中心側にのみ複数の手掛け孔を設けてなり、前記手掛け孔は手を差し込み可能な大きさの透孔の周縁の一部または全部に天板の下面に手掛けリブを形成してなり、前記手掛け孔以外の部分の天板は閉じていることを特徴とする。請求項2に係るプラスチック製パレットは、前記透孔が長方形状であり、長手方向の両側に手掛けリブを形成したことを特徴とする。請求項3に係るプラスチック製パレットは、前記透孔の周縁を囲むように設けた補強リブの一部の高さを低くして手掛けリブとしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明を図示する実施形態について詳細に説明する。図1はパレットの上面斜視図、図2は底面斜視図である。パレット1は、上部デッキボード3と下部デッキボード5とを四隅の支柱部7及びその中間に設けた中間支柱部9で連結してなり、上下デッキボード3、5と支柱部7及び支柱部9で囲まれた空隙をフォーク差込口10とした四方差しパレットである。上記パレットは予め分割成形した上部品と下部品とを支柱部において突き合わせ溶着してなり、支柱部は中空構造とされている。
【0008】
前記上部デッキボード3は、天板11と前記天板11の下面に縦横に設けた補強リブ13とからなる。また、下部デッキボード5は、各支柱部間においてのみ連結するように設けられており、各支柱部で囲まれた部分は開孔部15とされている。この発明の特徴は、デッキボードに手掛け孔17を設けた点にある。即ち、前記手掛け孔17は、天板11の任意の位置に透孔17aを設け、前記透孔17a周縁を囲むように天板11の下面に前記補強リブ13を設けるとともに、前記補強リブ13の一部の高さを低くして手掛けリブ17bとすることにより構成したものである。図示する実施形態では、手掛け孔17は長方形状の透孔17aであって、長手方向の補強リブを手掛けリブ17bとしたものである。
【0009】
前記手掛け孔17は、図1に示すように、間口方向X、奥行方向Yのいずれにおいてもパレット端面から長さ寸法の4分の1よりもパレット中心側に設けることが好ましい。このように、手掛け孔17をパレット端面から長さ寸法の4分の1よりもパレット中心側に設けることによって、持ち上げたときのバランスがよく、手に力を入れ易いという効果がある。前記手掛け孔17を構成する透孔17aは手が差し込み可能な大きさであれば方形状に限らず、楕円形状であってもよい。また、前記手掛けリブ17bの高さは適宜決定することができるが、天板11の下面から15〜30mmとすることが好ましい。
【0010】
図6は、他の実施形態を示し、手掛けリブを持ち易くしたものである。即ち、透孔17aの長手方向に指が馴染むように先端面を波形にした手掛けリブ17cを設ける構成としたものである。このように先端面を波形に形成した手掛けリブ17cとすることによってより安定した状態で持つことができる。
【0011】
尚、上記実施形態では、透孔17aの周縁に補強リブ13を設け、その一部を手掛けリブ17b、手掛けリブ17cとし、前記手掛けリブは透孔の両側に対向するように設けたが、手掛け孔は周縁の補強リブを全て手掛けリブとしてもよく、あるいは一辺の補強リブのみを手掛けリブとしてもよい。また、手掛け孔の周縁には補強リブを設けることなく、一辺あるいは二辺に手掛けリブを設ける構成とすることもできる。さらに、パレットのタイプは四方差しタイプに限定されるものではなく、二方差しタイプであってもよい。
【0012】
【発明の効果】
この発明に係るプラスチック製パレットは、デッキボードの適宜の位置に手掛け孔を設けたから、手を引っかけて持ち上げたり、ずらしたりすることができ、パレットの整理、保管作業を能率良く、しかも安全に行うことができる。また、積み重ねられたパレットが壁面等に当接したり、側面から手を入れる隙間がない場合にもパレットを持ち上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットの上面斜視図である。
【図2】パレットの下面斜視図である。
【図3】上部デッキボードの一部の下面図である。
【図4】上部デッキボードにおける手掛け孔を示す拡大断面図である。
【図5】同じく手掛け孔を示す一部を切り欠いた要部斜視図である。
【図6】他の実施形態の手掛け孔を示す一部を切り欠いた要部斜視図である。
【符号の説明】
1 パレット
3 上部デッキボード
5 下部デッキボード
7 支柱部
9 中間支柱部
10 フォーク差込口
11 天板
13 補強リブ
15 開口部
17 手掛け孔
17a 透孔
17b 手掛けリブ
17c 手掛けリブ
Claims (3)
- 分割成形した上部品と下部品とを支柱部の端面において溶着し、少なくとも上部デッキボードは天板と天板の下面に設けた補強リブとからなるパレットにおいて、天板にはパレットの間口方向及び奥行方向のいずれにおいてもパレット端面からそれぞれの寸法の4分の1よりもパレット中心側にのみ複数の手掛け孔を設けてなり、前記手掛け孔は手を差し込み可能な大きさの透孔の周縁の一部または全部に天板の下面に手掛けリブを形成してなり、前記手掛け孔以外の部分の天板は閉じていることを特徴とするプラスチック製パレット。
- 前記透孔が長方形状であり、長手方向の両側に手掛けリブを形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製パレット。
- 前記透孔の周縁を囲むように設けた補強リブの一部の高さを低くして手掛けリブとしたことを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35710496A JP3943641B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | プラスチック製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35710496A JP3943641B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | プラスチック製パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10194281A JPH10194281A (ja) | 1998-07-28 |
JP3943641B2 true JP3943641B2 (ja) | 2007-07-11 |
Family
ID=18452405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35710496A Expired - Lifetime JP3943641B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | プラスチック製パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3943641B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH715381A1 (de) * | 2018-09-26 | 2020-03-31 | Utz Georg Holding Ag | Kunststoffpalette mit Handgriff. |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3807436B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2006-08-09 | ダイキン工業株式会社 | 高所設置型空気調和機の天板構造 |
JP2008239231A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Dic Corp | 合成樹脂製パレット |
GB2504087A (en) * | 2012-07-16 | 2014-01-22 | Chep Uk Ltd | Pallet with feet which nest when stacking |
JP2020059537A (ja) * | 2018-10-11 | 2020-04-16 | 株式会社木田鉄工所 | 搬送パレットおよびその使用方法 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35710496A patent/JP3943641B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH715381A1 (de) * | 2018-09-26 | 2020-03-31 | Utz Georg Holding Ag | Kunststoffpalette mit Handgriff. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10194281A (ja) | 1998-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0945356A1 (en) | Synthetic resin pallet and manufacturing method therefor | |
US7735429B2 (en) | Connector for support structures | |
JP3204887U (ja) | パレット構造 | |
JP3943641B2 (ja) | プラスチック製パレット | |
JP4557255B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP3903350B2 (ja) | プラスチック製パレット | |
JP4421496B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP2577134Y2 (ja) | 載物用パレット | |
JP3919036B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP4550225B2 (ja) | パレット | |
KR102218232B1 (ko) | 팔레트 장치, 이를 이용한 벽돌의 적재 및 운반방법 | |
JPH1045131A (ja) | プラスチック製パレット | |
JP3574878B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP3897943B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JPH08104330A (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP4181254B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP3886034B2 (ja) | プラスチック製パレット | |
JPH07242241A (ja) | 建材運搬用パレット | |
JP2022098955A (ja) | ネスティングラック | |
JP3384892B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP4261218B2 (ja) | パレット | |
JPH0872875A (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP3847501B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JPH0720281Y2 (ja) | ポータブルパーク | |
JP2001130687A (ja) | 大型容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |