JPH0872875A - 合成樹脂製パレット - Google Patents

合成樹脂製パレット

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JPH0872875A
JPH0872875A JP20857794A JP20857794A JPH0872875A JP H0872875 A JPH0872875 A JP H0872875A JP 20857794 A JP20857794 A JP 20857794A JP 20857794 A JP20857794 A JP 20857794A JP H0872875 A JPH0872875 A JP H0872875A
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JP
Japan
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fork
pallet
fork insertion
synthetic resin
insertion path
Prior art date
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JP20857794A
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Hajime Nakajima
肇 中島
Yoshinori Ishikawa
与法 石川
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C C I KK
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C C I KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォークリフトのフォークの挿入がスムーズ
であり、かつ浅い角度での挿入が可能なフォーク挿入路
を有する合成樹脂製パレットを提供すること。 【構成】 デッキボードと脚部とからなり、前記脚部間
にフォークリフトのフォークを挿入するためのフォーク
挿入路27が形成されている合成樹脂製パレット21に
おいて、前記脚部のフォーク挿入路27を構成する面
が、フォーク挿入路27がフォーク挿入口28より奥行
き方向に向かって幅狭となるように傾斜して設けられて
いること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂製パレットに関
する。詳細にはフォークリフトのフォークの挿入がスム
ーズであり、かつ浅い角度での挿入が可能なフォーク挿
入路を有する合成樹脂製パレットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
合成樹脂製パレット1としては、図9に示すように、上
板2と下板3とが脚部4を介して一体に設けられてお
り、前記脚部4間にフォークリフトのフォークFを挿入
するためのフォーク挿入路5が形成されているものが上
市されている。
【0003】この合成樹脂製パレット1を使用して荷役
作業を行う場合、フォークリフトのフォークFを合成樹
脂製パレット1の脚部4間に形成されたフォーク挿入口
6からフォーク挿入路5へ挿入して作業を行うのである
が、図10に示す木製のパレット11(JIS 11型
パレット)のフォーク挿入口16が480mmであるの
に対して、市販の合成樹脂製パレットの場合には260
mmと、一般的にフォーク挿入口6の幅が狭くなってい
る。また、これに続くフォーク挿入路5もフォーク挿入
口6の幅と同一の幅となっている。このため、図11に
示すように、パレット1のフォーク挿入路5に対してほ
ぼ正面となるように回り込んでから、フォークFをフォ
ーク挿入口6へ挿入しなければならなかった。
【0004】そこで、作業性の向上を計るため、パレッ
トのフォーク挿入口及び挿入路の幅を木製のパレットと
同程度にまで広げる試みもなされてはいたが、当該合成
樹脂製パレットは木製のパレットに比べて曲げ強度が小
さく、木製のパレットと同じように広幅とした場合、当
該パレットの曲げ強度が小さくなり、荷役時に大きく撓
んでしまい、破損したり、荷崩れを生じたりするなどの
弊害を生じていた。
【0005】このような事情から、合成樹脂製パレット
におけるフォーク挿入口の幅は、現状のままにおかれ、
作業者は、前述した如くパレットのフォーク挿入路に対
してほぼ正面となるように回り込んでから、フォークを
フォーク挿入口へ挿入するという作業を余儀なくされて
いた。このため、荷役作業を行うのに十分なスペースが
確保することができないような工場や倉庫内では、目的
のパレットにフォークを挿入するのに、別のパレットを
幾つも移動させて回り込みに必要なスペースを確保しな
ければならないといった不都合が生じていた。
【0006】また、パレットのフォーク挿入路に対して
ほぼ正面となるように回り込むことができないこともあ
る。この場合には斜めからフォークをパレットのフォー
ク挿入口に挿入し、当該パレットを回転させながら、フ
ォークをパレットのフォーク挿入路に挿入するという操
作が行なわれていた。ところが、パレットに置かれた荷
の重量が大きな場合には、フォークをパレットのフォー
ク挿入口に挿入して、当該パレットを無理に回転させよ
うとすると、フォーク挿入路を構成する脚部が破損する
という事態を招くこともあった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、フォークリフトのフォークの挿入がスムー
ズであり、かつ浅い角度での挿入が可能なフォーク挿入
路を有する合成樹脂製パレットを提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、「デッキボードと脚部とか
らなり、前記脚部間にフォークリフトのフォークを挿入
するためのフォーク挿入路が形成されている合成樹脂製
パレットにおいて、前記脚部のフォーク挿入路を構成す
る面が、フォーク挿入路がフォーク挿入口より奥行き方
向に向かって幅狭となるように傾斜して設けられている
ことを特徴とする合成樹脂製パレット」をその要旨とし
た。
【0009】請求項2記載の発明は、「前記脚部のフォ
ーク挿入路を構成する面の傾斜角が、デッキボードの辺
に対して30〜60゜であることを特徴とする合成樹脂
製パレット」をその要旨とした。
【0010】請求項3記載の発明は、「前記フォーク挿
入口の口幅が260〜480mmであることを特徴とす
る合成樹脂製パレット」をその要旨とした。
【0011】請求項4記載の発明は、「前記脚部のフォ
ーク挿入路を構成する面がアール状に湾曲していること
を特徴とする合成樹脂製パレット」をその要旨とした。
【0012】請求項5記載の発明は、「前記脚部がデッ
キボードの中央部と各辺の中央部とコーナー部とに配さ
れており、前記コーナー部に配された脚部を挟んでフォ
ークが挿入されるようフォーク挿入路が形成されている
ことを特徴とする合成樹脂製パレット」をその要旨とし
た。
【0013】
【作用】請求項1記載の合成樹脂製パレットにあって
は、脚部のフォーク挿入路を構成する面が、前記フォー
ク挿入路がフォーク挿入口より奥行き方向に向かって幅
狭となるように傾斜して設けられていることから、フォ
ークを脚部間に形成されているフォーク挿入口へ浅い角
度で挿入しても、脚部のフォーク挿入路を構成する面に
沿ってパレット内部へとスムーズに誘導されるようにな
っている。
【0014】請求項2記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、脚部のフォーク挿入路を構成する面の傾斜角が、
デッキボードの辺に対して30〜60゜であることか
ら、フォークは直角、つまり真正面からはもとより、3
0゜という浅い角度からも挿入することができ、しかも
フォークは、上記角度に傾斜したフォーク挿入路を構成
する面に沿ってスムーズにパレット内部へ誘導されるよ
うになっている。
【0015】請求項3記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、フォーク挿入口の口幅が260〜480mmであ
ることから挿入幅が広く、フォーク挿入口に沿って、あ
るいはフォーク挿入口中央からなど、作業者は作業場所
の状況に応じてフォーク挿入位置を広い範囲から選択で
きるようになっている。
【0016】請求項4記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、脚部のフォーク挿入路を構成する面がアール状に
湾曲しているので、フォークは滑らかなアール面に沿っ
てスムーズに誘導されるようになっている。
【0017】請求項5記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、デッキボードのコーナー部に配された脚部を挟ん
でフォークが挿入されるようにフォーク挿入路が形成さ
れているので、作業者は作業場所の状況に応じて当該合
成樹脂製パレットのコーナーからもフォークを挿入する
ことができるようになっている。
【0018】
【実施例】以下、本発明の合成樹脂製パレットを図面に
示した一実施例に従って詳細に説明する。図1及び図2
に示すものは二方差しの合成樹脂製パレットの態様であ
り、上板22(1100mm×1100mm)と下板2
3(1100mm×1100mm)とからなるデッキボ
ードが同デッキボードの各辺側に配置した脚部24、2
5と中央部分に配置した脚部26とを介して一体に設け
られ、前記脚部24、25間にはフォークリフト(図示
しない)のフォークFを挿入するためのフォーク挿入路
27が形成されている。
【0019】このパレット21において、対抗する二辺
に配置された脚部24は略三角状に設けた枠からなり、
同脚部24の斜辺24aはデッキボードの辺に対して、
換言すればフォーク挿入口28に対して約45゜傾斜し
て設けられている。脚部25はデッキボードの前記脚部
24を配置した二辺と直交する二辺に沿って全体に配置
された枠であり、同脚部25の当該パレット21のコー
ナーに位置する部分はアール状に湾曲して設けられ(R
200mm)、前記脚部24との間に2つのフォーク挿
入路27(路幅275mm)を形成している。この脚部
25のフォーク挿入路27を構成する湾曲面はフォーク
挿入口28(口幅475mm)との間に約47゜傾斜し
ている。脚部26はデッキボードの中央部分に配置され
た略四角状の枠であり、同脚部26の各コーナー部分は
斜めに切欠されている。
【0020】このように構成したパレット21にあって
は、フォークリフト(図示しない)のフォークFを挿入
するとき、その挿入角度が直角、つまり真正面からはも
とより、約45゜の角度からの挿入も可能であり、しか
もパレット21内部への挿入は、上記角度に傾斜したフ
ォーク挿入路27を構成する面に沿ってスムーズに誘導
されるようになっている。特に脚部25のコーナー部分
はアール状に湾曲して設けられているので、フォークF
はこの脚部25のアール面に沿ってスムーズに誘導され
るようになっている。
【0021】次に、図3及び図4に示す態様について説
明する。図3及び図4に示すものは四方差しの合成樹脂
製パレット31の態様であり、上板32(1100mm
×1100mm)と下板33(1100mm×1100
mm)とからなるデッキボードが、デッキボードの各辺
中央に配置した脚部34と、コーナー部分に配置した脚
部35と、パレット31の中央部分に配置した脚部36
とを介して一体に設けられ、前記脚部34、35間には
フォークリフト(図示しない)のフォークFを挿入する
ためのフォーク挿入路37が形成されている。
【0022】このパレット31において、デッキボード
の各辺の中央部分に配置された脚部34は略八角形をな
し、デッキボードの辺側の二辺を長く設けた形状の枠か
らなり、同脚部34の長辺34aはデッキボードの辺に
対して、換言すればフォーク挿入口38に対して約55
゜傾斜して設けられている。脚部35はデッキボードの
各コーナー部分に配置された枠であり、前記脚部34と
の間に4つのフォーク挿入路37(路幅275mm)を
形成している。この脚部35のフォーク挿入路37を構
成する面はフォーク挿入口38(口幅475mm)との
間に約57゜傾斜している。脚部36はデッキボードの
中央部分に配置された略四角状の枠であり、同脚部36
の各コーナー部分は斜めに切欠されている。
【0023】このように構成したパレット31にあって
は、フォークリフト(図示しない)のフォークFを挿入
するとき、その挿入角度が直角、つまり真正面からはも
とより、約55゜の角度からの挿入も可能であり、しか
もパレット31内部への挿入は、上記角度に傾斜したフ
ォーク挿入路37を構成する面に沿ってスムーズに誘導
されるようになっている。
【0024】次に、図5及び図6に示す態様について説
明する。図5及び図6に示すものは四方差しの合成樹脂
製パレット41の態様であり、上板42(1100mm
×1100mm)と下板43(1100mm×1100
mm)とからなるデッキボードが、同デッキボードの各
辺中央に配置した脚部44と、コーナー部分に配置した
脚部45と、中央部分に配置した脚部46とを介して一
体に設けられ、前記脚部44、45間にはフォークリフ
ト(図示しない)のフォークFを挿入するためのフォー
ク挿入路47が形成されている。
【0025】このパレット41において、各辺の中央部
分に配置された脚部44は略八角形をなし、デッキボー
ドの辺側の二辺を長く設けた形状の枠からなり、同脚部
44の長辺44aはデッキボードの辺に対して、換言す
ればフォーク挿入口48に対して約55゜傾斜して設け
られている。脚部45はデッキボードの各コーナー部分
に配置された枠であり、前記脚部44との間に4つのフ
ォーク挿入路47(路幅275mm)を形成している。
この脚部45のフォーク挿入路47を構成する面はデッ
キボードの辺に対して、換言すればフォーク挿入口48
(口幅475mm)との間に約37゜傾斜している。脚
部46はデッキボードの中央部分に配置された略四角状
の枠であり、同脚部46の各コーナー部分は斜めに切欠
されている。
【0026】このように構成したパレット41にあって
は、フォークリフト(図示しない)のフォークFを挿入
するとき、その挿入角度が直角、つまり真正面からはも
とより、約37゜の角度からの挿入も可能であり、しか
もパレット41内部への挿入は、上記角度に傾斜したフ
ォーク挿入路47を構成する面に沿ってスムーズに誘導
されるようになっている。
【0027】尚、図7に示すように、本発明のパレット
51において、各脚部52にはリブ53を設けてその補
強を計ることもできる。尚、リブの形状、数、配置は任
意であり、当該パレットの用途、使用状態等を考慮して
適宜決定するとよい。
【0028】尚、図8に示すように、本発明の合成樹脂
製パレット61にあっては、上板62と下板63とから
なるデッキボードの中央部と各辺の中央部とコーナー部
とにそれぞれ脚部66、64、65が配されており、前
記コーナー部に配された脚部65を挟んでフォークFが
挿入されるようフォーク挿入路67が形成されている態
様を採ることもできる。この場合、当該合成樹脂製パレ
ット61にあっては、デッキボードのコーナー部に配さ
れた脚部65を挟んでフォークFが挿入されるようにフ
ォーク挿入路67が形成されているので、例えばフォー
クリフトがパレットの正面となるように回り込むための
スペースがないときでも、パレットのコーナー部分に斜
めからフォークを挿入して、パレットの辺が正面となる
ようにパレットを回転させたりするなど、狭いスペース
でも効率的な作業ができるようになる。
【0029】尚、本発明のパレットにおいて、フォーク
挿入口の口幅は任意であるが、260〜480mmの範
囲が好ましい。フォーク挿入口の口幅を260〜480
mmの範囲とすることにより、挿入幅が広くなり、フォ
ーク挿入口に沿って、あるいはフォーク挿入口中央から
など、作業者は作業場所の状況に応じてフォーク挿入位
置を広い範囲から選択することができる。これに対し
て、口幅が260mmを下回る場合にはスムーズなフォ
ークの挿入ができなくなり、口幅が480mmを上回る
場合には当該パレットの曲げ強度が小さくなり、荷役時
に撓んだり、破損したりするなどの弊害を生じることに
なる。
【0030】また、本発明のパレットにおいて、フォー
ク挿入路はフォーク挿入口より奥行き方向に向かって幅
狭となるように設けられていることから、例えば上記実
施例の如くフォーク挿入路の幅を265mmとし、フォ
ーク挿入口の口幅を木製のパレット並の475mmとし
ても、当該パレットの曲げ強度は小さくなり難く、荷役
時に大きく撓んで、破損したり、荷崩れを生じたりする
などの弊害を生じ難い。勿論、実施例のものよりもフォ
ーク挿入口の口幅やフォーク挿入路の幅を広げることも
可能であるが、前述の如く弊害を生じる恐れもあるの
で、フォーク挿入口の口幅、フォーク挿入路の幅を決定
する場合には、当該パレットの用途、使用状態、大き
さ、脚部の大きさ、形状、配置などを考慮するのが望ま
しい。
【0031】尚、本発明では脚部のフォーク挿入路を構
成する面の傾斜角がデッキボードの辺に対して30〜6
0゜を好ましい範囲としているが、それは傾斜角が30
゜以下の場合、フォークを浅い角度から挿入することは
できるものの、フォーク先端が他の脚部の挿入路を構成
する面に深い角度で当たることになるので、スムーズに
パレット内部へ誘導されないという不具合を生じること
になる。一方、傾斜角が60゜を越える場合、浅い角度
からの挿入が可能、作業性の向上といった効果が得られ
なくなる。
【0032】尚、本発明のパレットにおいて、上板及び
下板からなるデッキボードと各脚部とは別々に成形して
おいて、後にこれらを接着したり、溶着したりするなど
して一体化するようにすることができる。また、上記実
施例において、脚部の形状は2種若しくは3種である
が、例えばすべての脚部を円筒状とすることもでき、こ
の場合、脚部は1種類の金型で成形できることになる。
また、上記実施例において脚部は、軽量化を目的として
すべて枠型としたが、例えば三角柱状、円柱状などに成
形したものであってもよい。この場合、枠型のものに比
べて強度も高くなるので、その分フォーク挿入口の口幅
及びフォーク挿入路の幅を広げることができる。
【0033】尚、上記実施例では、上板と下板とにより
構成されたデッキボードと脚部とからなる両面使用タイ
プの合成樹脂製パレットを示したが、例えばデッキボー
ドが上板と下板とにより構成されているが、下板には軽
量化、材料コストの低減化を目的として開口が設けられ
ている片面使用タイプの合成樹脂製パレットや、上板の
みで構成されたデッキボードと脚部とからなる片面使用
タイプ(所謂スキットタイプ)の合成樹脂製パレットに
も、本発明を適用することができる。
【0034】
【発明の効果】上記構成を備えたことにより、請求項1
記載の合成樹脂製パレットにあっては、脚部のフォーク
挿入路を構成する面が、前記フォーク挿入路がフォーク
挿入口より奥行き方向に向かって幅狭となるように傾斜
して設けられていることから、フォークを脚部間に形成
されているフォーク挿入口へ浅い角度で挿入することが
できる。このため、従来のパレットのように、フォーク
挿入路に対してほぼ正面となるように回り込んでから、
フォークをフォーク挿入口へ挿入する必要がなく、十分
な旋回スペースの無い工場や倉庫でも、荷役作業を効率
的に行うことができる。
【0035】請求項2記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、脚部のフォーク挿入路を構成する面の傾斜角が、
デッキボードの辺に対して30〜60゜であることか
ら、フォークは直角、つまり真正面からはもとより、3
0゜という浅い角度からも挿入することができ、しかも
フォークは、上記角度に傾斜したフォーク挿入路を構成
する面に沿ってスムーズにパレット内部へ誘導される。
【0036】請求項3記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、フォーク挿入口の口幅が260〜480mmであ
ることから挿入幅が広く、フォーク挿入口に沿って、あ
るいはフォーク挿入口中央からなど、作業者は作業場所
の状況に応じてフォーク挿入位置を広い範囲から選択す
ることができる。
【0037】請求項4記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、脚部のフォーク挿入路を構成する面がアール状に
湾曲しているので、フォークは滑らかなアール面に沿っ
てスムーズに誘導される。
【0038】請求項5記載の合成樹脂製パレットにあっ
ては、デッキボードのコーナー部に配された脚部を挟ん
でフォークが挿入されるようフォーク挿入路が形成され
ているので、例えばフォークリフトがパレットの正面と
なるように回り込むためのスペースがないときでも、パ
レットのコーナー部分に斜めからフォークを挿入して、
パレットの辺が正面となるようにパレットを回転させた
りするなど、狭いスペースでも効率的な作業ができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂製パレットを示した平面図。
【図2】同じく側面図。
【図3】本発明の合成樹脂製パレットの別の態様を示し
た平面図。
【図4】同じく側面図。
【図5】本発明の合成樹脂製パレットのさらに別の態様
を示した平面図。
【図6】同じく側面図。
【図7】本発明の合成樹脂製パレットのさらに別の態様
を示した平面図。
【図8】本発明の合成樹脂製パレットのさらに別の態様
を示した斜視図。
【図9】従来の合成樹脂製パレットを示した側面図。
【図10】従来の木製パレットを示した側面図。
【図11】従来の合成樹脂製パレットにフォークを挿入
しようとしている状態を示した斜視図。
【符号の説明】
22、32、42、62・・・上板 23、33、43、63・・・下板 24、34、44、64・・・辺側中央に配した脚部 25、35、45、65・・・コーナー部に配した脚部 26、36、46、66・・・中央に配した脚部 27、37、47、67・・・フォーク挿入路 28、38、48、68・・・フォーク挿入口 F・・・フォーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デッキボードと脚部とからなり、前記脚
    部間にフォークリフトのフォークを挿入するためのフォ
    ーク挿入路が形成されている合成樹脂製パレットにおい
    て、前記脚部のフォーク挿入路を構成する面が、フォー
    ク挿入路がフォーク挿入口より奥行き方向に向かって幅
    狭となるように傾斜して設けられていることを特徴とす
    る合成樹脂製パレット。
  2. 【請求項2】 前記脚部のフォーク挿入路を構成する面
    の傾斜角が、デッキボードの辺に対して30〜60゜で
    あることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製パレッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記フォーク挿入口の口幅が260〜4
    80mmであることを特徴とする請求項1記載の合成樹
    脂製パレット。
  4. 【請求項4】 前記脚部のフォーク挿入路を構成する面
    がアール状に湾曲していることを特徴とする請求項1記
    載の合成樹脂製パレット。
  5. 【請求項5】 前記脚部がデッキボードの中央部と各辺
    の中央部とコーナー部とに配されており、前記コーナー
    部に配された脚部を挟んでフォークが挿入されるようフ
    ォーク挿入路が形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の合成樹脂製パレット。
JP20857794A 1994-09-01 1994-09-01 合成樹脂製パレット Pending JPH0872875A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019131314A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 伊東電機株式会社 物品保管装置、及び物品移動装置
JP2020059537A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 株式会社木田鉄工所 搬送パレットおよびその使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019131314A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 伊東電機株式会社 物品保管装置、及び物品移動装置
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