JP6829112B2 - パレット - Google Patents

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本発明は、積載物を支持するパレットに関する。
積載物を支持する支持のためのスキッドパレット(以下、単にパレットともいう。)は、デッキボードの上面だけを載置面とした単面型パレットであり、デッキボードの下面のコーナ部近傍に、脚部が配置され、また、側面に、フォークリフトやハンドリフタなどの運搬機械のフォークが挿入される差込口が配置されている。パレットは、積載物が下ろされた後、回収され、段積みされた状態でコンテナに収容され運搬される。パレットは、コンテナにより多くのパレットを積載するため、下側パレットの脚部の内側に構成された嵌合凹部に、重ねられる上側パレットの脚部が嵌合される構造となっており、段積み時における全高が低くなるように構成されている。
パレットの段積みには、フルネスティングとハーフネスティングとがある(特許文献1参照)。フルネスティングでは、上側パレットの脚部のほぼ全てが下側パレットの嵌合凹部に入り込み、上側パレットのデッキボードと下側パレットのデッキボードとが互いに平行に近接するようにパレットが段積みされる。ハーフネスティングでは、上側パレットの脚部が下側パレットの台座部に支持されて、上側パレットの脚部の半分程度が下側パレットの嵌合凹部に入り込んだ状態でパレットが段積みされる。フルネスティングでは、ハーフネスティングに比べて、段積み時の全高を低くすることができる。
特開2003−212236号公報
フルネスティングの場合、上側パレットの脚部のほぼ全てが下側パレットの嵌合凹部に入り込むため、下側パレットから上側パレットをばらす際に、上側パレットの脚部が下側パレットの嵌合凹部に引っかかり、上側パレットと下側パレットとを円滑に分離させることができないことがある。
本発明は、フルネスティングで段積みされたパレットの分離を円滑に行うことを可能としたパレットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するパレットは、フルネスティングで段積みが可能なパレットであって、載置面を有する正方形状を有したデッキボードと、前記デッキボードの各コーナ部において、前記載置面とは反対の面である裏面から突出したコーナ脚部と、前記載置面のなかで前記コーナ部が位置する部分にコーナ開口部を有し、前記コーナ開口部から前記コーナ脚部の内側に向けて窪むコーナ嵌合凹部であって、前記フルネスティングのとき、前記コーナ嵌合凹部を有した前記パレットの上側に重ねられる他の前記パレットである上側パレットの前記コーナ脚部が嵌合される前記コーナ嵌合凹部と、前記各コーナ部において、前記デッキボードの外周縁部から前記コーナ脚部の延在する方向に延出された支持片とを備え、前記支持片がその延在方向に有する高さは、前記フルネスティングのとき、前記上側パレットの前記支持片が前記パレットが重ねられる他の下側パレットの前記外周縁部に当接する大きさである。
上記構成によれば、フルネスティングの状態において、下側パレットから上側パレットを分離させるため、作業者が作業開始時において上側パレットを下側パレットに対して傾けるように持ち上げることがある。この際、上側パレットの支持片は、上側パレットを下側パレットに対して傾けた際に支点として機能する。これにより、下側パレットに対して上側パレットを傾ける作業をする際の上側パレットの状態や姿勢が安定し、下側パレットの嵌合凹部に上側パレットの脚部が引っかかることを防ぐことができる。結果として、下側パレットに対して上側パレットを容易に分離することができる。
上記パレットにおいて、前記支持片は、前記コーナ部を構成する前記正方形状の2辺である第1辺および第2辺に沿って延びている構成としてもよい。
上記構成によれば、下側パレットに対して上側パレットが傾けられて支持片が支点となった際に、支持片が受ける荷重に対して支持片の機械的な耐性を高めることができる。
上記パレットにおいて、前記パレットは、前記裏面から前記コーナ脚部と同方向に突出し、相互に隣り合う前記コーナ部の間において、互いに離間して配置される一対の中間脚部と、前記一対の中間脚部に跨って配置される下面デッキボードと、前記載置面のなかで相互に隣り合う前記コーナ部の間に位置する部分に中間開口部を有し、前記中間開口部から前記一対の中間脚部の内側に向けて窪む中間嵌合凹部であって、前記フルネスティングのとき、前記上側パレットの前記一対の中間脚部および前記下面デッキボードが嵌合される前記中間嵌合凹部と、前記一対の中間脚部の間において、前記デッキボードと前記下面デッキボードとの間にフォークが挿入可能な差込口とを備え、相互に隣り合う前記コーナ部の間に、2組の前記一対の中間脚部を備え、前記差込口は、前記一対の中間脚部の各組において、1つずつを備え、前記支持片は、前記第1辺の延在方向においては前記第2辺に近い前記差込口よりも前記コーナ部側に位置し、前記第2辺の延在方向においては前記第1辺に近い前記差込口よりも前記コーナ部側に位置するようにしてもよい。
上記構成によれば、デッキボードの下縁と下面デッキボードとの間であって、かつ、対をなす中間脚部の間にフォークの経路となる差込口を構成することができる。そして、差込口に入るフォークの経路を確保しつつも、支点となる支持片が受ける荷重に対して支持片の機械的な耐性を高めることができる。
上記パレットにおいて、前記パレットは、前記コーナ脚部と前記一対の中間脚部とのうちで前記コーナ脚部と隣り合う中間脚部との間であって、かつ、前記第1辺および前記第2辺の各々と当該辺に対して対向する対向辺との間に延びる溝部を備え、前記支持片は、前記第1辺の延在方向においては前記第2辺に近い前記溝部よりも前記コーナ部側に位置し、前記第2辺の延在方向においては前記第1辺に近い前記溝部よりも前記コーナ部側に位置する構成としてもよい。
上記構成によれば、積載物を荷崩れがないように支持するバンドが通される溝部を狭めることなく、支持片が受ける荷重に対して支持片の機械的な耐性を高めることができる。
上記パレットにおいて、前記コーナ嵌合凹部および前記中間嵌合凹部の各々が嵌合凹部であり、前記コーナ脚部および前記中間脚部のうちで少なくとも1つの脚部は、前記1つの脚部の内側に位置する前記嵌合凹部に対して嵌脱される嵌脱方向に延びるリブを備えている構成としてもよい。
上記構成によれば、上側パレットのリブは、下側パレットの嵌合凹部を構成する内面に対向し接触する。上側パレットのリブは、下側パレットの嵌合凹部を構成する内側面との接触面積が狭くし、摩擦抵抗を小さくして、円滑に下側パレットに対して上側パレットを分離させることができる。
上記パレットにおいて、前記中間脚部において、前記デッキボードの外周縁とは反対側に位置する先端面と側面とで構成されるコーナ部がR面またはC面で構成されている構成としてもよい。
上記構成によれば、フルネスティングの状態において、下側パレットから上側パレットを分離させる際に、コーナ部と嵌合凹部の内側面との摩擦抵抗を小さくして、円滑に下側パレットに対して上側パレットを分離させることができる。
以上のような構成によれば、フルネスティングで段積みされたパレットの分離を円滑に行うことを可能としたパレットを提供することができる。
パレットを載置面側から見た斜視図。 パレットを裏面側から見た斜視図。 フルネスティングで段積みする際のコーナ脚部の位置関係を示す要部斜視図。 パレットの上面構造を示す平面図。 (a)はコーナ側中間脚部および第1中央側中間脚部のコーナ部がR面で構成された状態を示す要部斜視図、(b)は上側パレットを下側パレットから分離させる状態を示す側面図。 溝部および支持片を示す要部斜視図。 パレットをフルネスティングで段積みした状態を示す側面図。 パレットを図4の状態から90°回転したパレットの上面構造を示す平面図。 ハーフネスティングで段積みする際のコーナ脚部の位置関係を示す要部斜視図。 パレットをハーフネスティングで段積みした状態を示す側面図。
以下、本発明におけるパレットを具体化した一実施の形態を図面を参照して説明する。
〔全体構成〕
図1に示すように、パレット1は、スキッドパレットであり、上面を載置面とした単面型パレットである。このパレット1は、ポリプロピレンやリサイクルポリプロピレン等の合成樹脂材料を原料とし、例えば一体射出成形により、全体が正方形の板状形状に成形されている。
パレット1は、上面を平坦な載置面4Aとした正方形状のデッキボード4を有している。デッキボード4は、正方形の環状形状を有する外周縁部2の内側に、桟となる格子状のリブ3が設けられている。パレット1は、四方差しパレットであって、外周を構成する四側面に、フォークリフトやハンドリフタ等の運搬機械のフォークが差し込まれる差込口5が2つずつ設けられている。
〔脚部の説明〕
図2に示すように、デッキボード4の下面は、下面から突出してデッキボード4を支持する複数のコーナ脚部11〜14が一体成形されている。各コーナ脚部11〜14の各々は、正方形状を有するデッキボード4の各コーナ部において、デッキボード4の正方形の対角線上に2つずつ配置されている。例えば、コーナ脚部11は、デッキボード4の下面において、外側に外側コーナ脚部11Aを備えている。そして、デッキボード4の対角線上であって外側コーナ脚部11Aの内側には、内側コーナ脚部11Bを備えている。同様に、コーナ脚部12〜14も、それぞれが、外側に外側コーナ脚部12A〜14Aを備え、デッキボード4の対角線上であって外側コーナ脚部12A〜14Aの内側に、内側コーナ脚部12B〜14Bを備えている。
さらに、デッキボード4の下面には、積載荷重を分散する下面デッキボード21が複数配置される。下面デッキボード21もまた、ポリプロピレンやリサイクルポリプロピレン等の合成樹脂材料を原料とし、例えば一体射出成形により、細長い矩形板形状に成形されている。下面デッキボード21は、デッキボード4の下面側において、外周部に沿って配置される。また、下面デッキボード21は、デッキボード4の下面において、各辺の中間位置を通る十字状の中心線に沿って配置される。下面デッキボード21の各々は、デッキボード4の下面に対して突出した中間脚部や中央部中間脚部の先端部に一体に設けられている。
具体的に、外周に配置される下面デッキボード21の各々は、長手方向の一端が各コーナ脚部11〜14と隣接する位置において、デッキボード4の下面に対して突出したコーナ側中間脚部22の先端部に配置されている。また、長手方向の他端部がデッキボード4の各辺の中央位置において、デッキボード4の下面に対して突出した第1中央側中間脚部23の先端部に配置されている。これにより、下面デッキボード21は、コーナ側中間脚部22の先端部と第1中央側中間脚部23とに跨るように配置されている。コーナ側中間脚部22と第1中央側中間脚部23とは、下面デッキボード21を取り付け、さらに、差込口5を構成するための対となる中間脚部である。すなわち、相互に隣り合うコーナ部の間には、一対の中間脚部が2組配置され、各組の中間脚部の間に差込口5が構成されている。
また、内側に配置される下面デッキボード21の各々は、長手方向の一端が4つの中央部中間脚部24A,24B,24C,24D(以下、まとめて、中央部中間脚部24ともいう。)の先端部に配置されている。また、長手方向の他端部が第2中央側中間脚部25の先端部に配置されている。これにより、下面デッキボード21は、中央部中間脚部24の先端部と第2中央側中間脚部25の先端部とに跨るように配置されている。内側に配置される下面デッキボード21は、デッキボード4の十字状の中心線に沿う位置であって、中心線が交差する中心点に対して点対称となる位置に配置されている。第2中央側中間脚部25と中央部中間脚部24A〜24Dとは、内側に配置される下面デッキボード21が取り付けられ、さらに、差込口5を構成するための対となる脚部である。
図1に示すように、デッキボード4の載置面4Aにおいて、下面デッキボード21が配置された各々の位置には、下面デッキボード21とほぼ同じ大きさおよび形状を有した細長い矩形形状の中間開口部26が配置されている。具体的には、中間開口部26は、デッキボード4の外周部において、下面デッキボード21の両側に位置するコーナ側中間脚部22と第1中央側中間脚部23との間に設けられている。また、中間開口部26は、十字形状に配置されたデッキボード4を支持する中央部中間脚部24と第2中央側中間脚部25との間に設けられている。中間開口部26は、これに連続した窪みで構成された中間嵌合凹部27を備えている。中間嵌合凹部27には、上側パレットのコーナ側中間脚部22、第1中央側中間脚部23、および、これらに跨る下面デッキボード21が嵌合する。また、中間嵌合凹部27には、中央部中間脚部24、第2中央側中間脚部25、および、これらに跨る下面デッキボード21とが嵌合する。
次に、コーナ脚部11〜14の具体的構造について説明する。なお、図3では、外側コーナ脚部14Aを例に示している。
図3に示すように、外周縁部2の各コーナ部に設けられた外側コーナ脚部11A〜14Aは、載置面4A側に正方形状を有する外側コーナ開口部11C〜14Cを備えている。そして、外側コーナ開口部11C〜14Cに連続して、外側コーナ脚部11A〜14Aの内側には、パレット1が段積みされた際に、上側パレット1Uの外側コーナ脚部11A〜14Aが嵌合される外側コーナ嵌合凹部11D〜14Dが設けられている。外側コーナ脚部11A〜14Aの内側に構成された外側コーナ嵌合凹部11D〜14Dは、底面に向かって狭くなる窪み形状を有し、段積みされる上側パレット1Uの外側コーナ脚部11A〜14Aが進入し易くなっている。外側コーナ開口部11C〜14Cは、外周縁部2の外側面から若干内側に開口端が位置している。フルネスティングで段積みするとき、下側パレット1Lの外側コーナ脚部11A〜14Aは、上側パレット1Uの外側コーナ脚部11A〜14Aが嵌合する構造となっている。
外側コーナ嵌合凹部11D〜14Dには、外側台座部11E〜14Eが内側に突出して設けられている。外側台座部11E〜14Eは、載置面4Aより一段低い高さ、好ましくはパレット1の高さの半分より上側に配置されている。各外側台座部11E〜14Eは、矩形形状を有しており、外側コーナ嵌合凹部11D〜14Dの内側面から内側に突出し、その反対側の外面が外側窪み部11F〜14Fとなっている。したがって、上側パレット1Uの外側コーナ脚部11A〜14Aが下側パレット1Lの外側コーナ嵌合凹部11D〜14Dに嵌合される際に、上側パレット1Uの外側窪み部11F〜14Fは、下側パレット1Lの外側台座部11E〜14Eと嵌合する。外側台座部11E〜14Eは、外側コーナ嵌合凹部11D〜14Dに対して外側に突出して設けられるのではなく、内側に膨らむように設けられることで、外側コーナ脚部11A〜14Aの外形形状が複雑化することを抑制している。
内側コーナ脚部11B〜14Bも、外側コーナ脚部11A〜14Aとほぼ同様な構成を備え、内側コーナ開口部11I〜14Iと、内側コーナ嵌合凹部11H〜14Hと、内側台座部11G〜14Gとを備えている。そして、内側台座部11G〜14Gと外側台座部11E〜14Eとは、互いに平行に配置されている。図4に示すように、また、内側台座部11G〜14Gと外側台座部11E〜14Eとは、一つのコーナ部の台座部と隣のコーナ部の台座部とで向きが90°異なる配置となっている。
ただし、内側台座部11G〜14Gと外側台座部11E〜14Eとでは、台座部の向きの規則性が異なっている。外側台座部11E〜14Eは、パレット1を左右何れの向きに回転させても(90°、180°、270°)、外側コーナ開口部11C〜14Cにおける位置は同じである。すなわち、上側パレット1Uにおける外側台座部11E〜14Eの位置と下側パレット1Lにおける外側台座部11E〜14Eの位置とは、パレット1を左右何れの向きに回転させても一致する(重なる)。
これに対して、内側台座部11G〜14Gは、基準となる下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを(90°、270°)回転させたとき、下側パレット1Lの内側台座部11G〜14G上には、上側パレット1Uにおける内側コーナ脚部11B〜14Bの先端面が位置する。パレット1がハーフネスティングで段積みされる際に、下側パレット1Lにおける内側台座部11G〜14Gは、上側パレット1Uの内側コーナ脚部11B〜14Bの先端面が載置される載置部となる。
また、中央部中間脚部24A〜24Dも外側コーナ脚部11A〜14Aや内側コーナ脚部11B〜14Bと同様な構成を備えており、中央台座部26A〜26Dを備えている。中央台座部26A〜26Dは、パレット1を何れの向きに回転させても(90°、180°、270°)、位置は同じである。
図5(a)に示すように、コーナ側中間脚部22および第1中央側中間脚部23において、デッキボード4の外周縁部2とは反対側に位置する先端面と外側面とで構成されるコーナ部28は、R面で構成されている。図5(b)に示すように、フルネスティングの状態において、作業者が下側パレット1Lから上側パレット1Uを傾けて分離させる際に、支点に近い側の上側パレット1Uのコーナ部28Aは、下側パレット1Lにおけるコーナ側中間脚部22および第1中央側中間脚部23の内側面に当たる部分である。上側パレット1Uは、この当たる部分となるコーナ部28をR面で構成することによって、下側パレット1Lにおけるコーナ側中間脚部22および第1中央側中間脚部23の内側面に対する摩擦抵抗を小さくしている。
また、外側コーナ脚部12A〜14A、内側コーナ脚部12B〜14B、中間脚部22,23,25、および、中央部中間脚部24の外表面には、嵌脱方向である上下方向に沿って、直線状のリブ29が設けられている。上側パレット1Uにおける、外側コーナ脚部12A〜14Aおよび内側コーナ脚部12B〜14Bは、下側パレットにおける、外側コーナ脚部12A〜14Aおよび内側コーナ脚部12B〜14Bに差し込まれる。また、上側パレット1Uにおける、中間脚部22,23,25、および、中央部中間脚部24は、下側パレットにおける、中間脚部22,23,25、および、中央部中間脚部24の内側に構成された嵌合凹部に差し込まれる。この際に、上側パレット1Uのリブ29は、下側パレット1Lの嵌合凹部を構成する内側面に対向し接触する。上側パレット1Uのリブ29は、下側パレット1Lの嵌合凹部を構成する内面との接触面積を減らし、摩擦抵抗を小さくしている。
〔溝部の説明〕
図5(a)に示すように、外側コーナ脚部11A〜14Aとコーナ側中間脚部22との間は、デッキボード4の相対する辺の間に跨る溝部19を備える。溝部19は、デッキボード4の載置面4Aに積載された積載物を荷崩れがないように支持するバンドが通される。バンドとしては、一例としてPP(ポリプロピレン)バンドである。
〔支持片の説明〕
図6に示すように、デッキボード4の外周縁部2における各コーナ部には、支持片31が設けられている。デッキボード4の各コーナ部は、円弧部32Aとなっており、円弧部32Aの両側に第1辺32Bと第2辺32Cを備えている。支持片31は、円弧部32Aと連続するように下方に向かって延出した円弧片部31Aと、円弧片部31Aに対して両方向に延びた延長片部31B,31Cとを備えている。円弧片部31Aの外側の面は、コーナ部の円弧部32Aと同じ曲率の円弧面を備えている。延長片部31B,31Cは、第1辺32Bおよび第2辺32Cに沿って延びている。
円弧片部31Aおよび延長片部31B,31Cが延在方向に有する高さHは、パレット1がフルネスティングで段積みされたときに、下側パレット1Lの載置面4Aにおける円弧部32A近傍に当接する高さである。
延長片部31Bの円弧片部31Aから第1辺32Bの延在方向における長さL(延長片部31Cにおける円弧片部31A側の端から反対端までの長さ)は、延長片部31Cの円弧片部31Aから第2辺32Cの延在方向における長さL(延長片部31Cにおける円弧片部31A側の端から反対端までの長さ)と同じである。
また、延長片部31Cの第2辺32Cの延在方向における長さは、第1辺32Bに近い差込口5Aよりもコーナ部側に位置する長さであることが好ましい。同様に、延長片部31Bの第1辺32Bの延在方向における長さは、第2辺32Cに近い差込口5Bよりもコーナ部側に位置する長さであることが好ましい。これにより、差込口5を狭めないようにし、フォークの経路を確保することができる。換言すると、延長片部31B,31Cの長さは、最大で、円弧片部31A側の端からコーナ側中間脚部22(差込口5の縁)までの長さL1である。
より好ましくは、延長片部31Cの第2辺32Cの延在方向における長さは、第1辺32Bに近い溝部19Aよりもコーナ部側に位置する長さであることが好ましい。同様に、延長片部31Bの第1辺32Bの延在方向における長さは、第2辺32Cに近い溝部19Bよりもコーナ部側に位置する長さであることが好ましい。これにより、差込口5を狭めることなく、さらに積載物を荷崩れがないように支持するバンドが通される溝部19を狭めないようにすることができる。換言すると、延長片部31B,31Cの長さは、最大で、円弧片部31A側の端から溝部19の最深部における円弧片部31Aに近い角までの長さL2ある。
更に好ましくは、図3の例のように、延長片部31B,31Cの長さは、最大で円弧片部31A側の端から外側コーナ脚部11A〜14Aの先端面における溝部19側の角までの長さL3である。更に好ましくは、外側コーナ脚部11A〜14Aの先端面における溝部19側の角の手前までである。
以上のように構成された支持片31は、フルネスティングの状態において、下側パレット1Lから上側パレット1Uを分離させるため、作業者が上側パレット1Uを持ち上げ、下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを傾けた際の支点となる部分である。支持片31は、円弧片部31Aと延長片部31B,31Cとから構成されることで、下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを傾けた際の支点となった際にも、支点となる支持片31が受ける荷重に対して支持片31の機械的な耐性を高めることができる。
〔パレットの作用〕
以上のように構成されたパレット1は、四方差しパレットであり、パレット1の各側面に設けられた差込口5から運搬機械のフォークを差し込むことができる。図2に示すように、このパレット1では、接地面側に、下面デッキボード21が配置されている。したがって、下側パレット1Lに積載されている積載物の上に、更に上側パレット1Uを積み上げる場合であっても、下側パレット1Lの積載物上に対して荷重が分散され、下側パレット1Lの積載物が傷付いたり潰れたり破損したりすることを抑制することができる。また、上側パレット1Uは、下側パレット1Lの積載物上での姿勢を安定させることができる。
〔フルネスティングの説明〕
図3に示すように、フルネスティングで段積みする場合、段積みされるパレット1は、向きが揃えられた状態で積み上げられる。この場合、上側パレット1Uの外側コーナ脚部11A〜14Aは、下側パレット1Lの外側コーナ嵌合凹部11D〜14Dにほぼ全体が入り込んだ状態で嵌合される。また、上側パレット1Uの内側コーナ脚部11B〜14Bも、下側パレット1Lの内側コーナ嵌合凹部11H〜14Hにほぼ全体が入り込んだ状態で嵌合される。さらに、デッキボード4の外周に沿って配置される上側パレット1Uのコーナ側中間脚部22、第1中央側中間脚部23、および、これらに跨る下面デッキボード21は、中間嵌合凹部27にほぼ全体が入り込んだ状態で嵌合される。また、ほぼ十字形状に配置される中央部中間脚部24、第2中央側中間脚部25、および、これらに跨る下面デッキボード21も、中間嵌合凹部27にほぼ全体が入り込んだ状態で嵌合される。
図7に示すように、これにより、上下に隣接する上側パレット1Uと下側パレット1Lの外周縁部2が近接するような状態で段積みされる。この場合、下側パレット1Lの差込口5には、上側パレット1Uの下面デッキボード21が位置し、上側パレット1Uの下面デッキボード21と下側パレット1Lの差込口5の上縁との間に、フォーク37が挿入可能な間隔36が形成される。間隔36には、フォークリフトのフォーク37を差し込み、重なったパレット1を切り離しパレット1を運搬することができる。
また、上側パレット1Uは、軽量であり、作業者は、下側パレット1Lに対して、支持片31を支点Pとして、支点Pと反対側の端部を離すように持ち上げることができる(図7中最上段のパレット1U参照)。
〔ハーフネスティングの説明〕
図8に示すように、フルネスティングで段積みされたパレット1をハーフネスティングで段積みするように切り替えるには、上側パレット1Uが一度、作業者や運搬機械で持ち上げられ、90°回転される。図8のパレット1の向きは、図4に示すパレット1の向きを基準としたとき、右側に90°回転した状態である。図9に示すように、この状態において、下側パレット1Lの内側台座部11G〜14G上には、上側パレット1Uの内側コーナ脚部11B〜14Bの先端面が位置される(図8中○で囲んだ部分)。図9では、下側パレット1Lの内側台座部14G上に、上側パレット1Uの内側コーナ脚部13Bの先端面が位置される。これにより、ハーフネスティングで段積みされる場合、下側パレット1Lにおける内側台座部11G〜14Gには、上側パレット1Uの内側コーナ脚部11B〜14Bの先端面が載置される。すなわち、各脚部は各嵌合凹部に全体が入り込むようには嵌合しない。図10に示すように、この場合、下側パレット1Lの差込口5の中には、上側パレット1Uの下面デッキボード21が位置せず、差込口5はほぼ全体が露出する。したがって、下側パレット1Lの差込口5には、ハンドリフタのフォークを容易に挿入することができる。
勿論、パレット1は、以上のように、フルネスティングとハーフネスティングとを組み合わせて段積みしてもよいし、フルネスティングだけやハーフネスティングだけで段積みしてもよい。
上記実施の形態によれば、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(1)支持片31は、フルネスティングの状態において、下側パレット1Lから上側パレット1Uを分離させるため、作業者が作業開始時において上側パレット1Uを下側パレット1Lに対して傾けるように持ち上げることになる。この際、上側パレット1Uの支持片31は、上側パレット1Uを下側パレット1Lに対して傾けた際に支点Pとすることができる。これにより、下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを傾ける作業をする際の上側パレット1Uの状態や姿勢が安定し、下側パレット1Lの嵌合凹部に上側パレット1Uの脚部が引っかかることを防ぐことができる。結果として、下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを容易に分離することができる。
(2)支持片31は、円弧片部31Aと延長片部31B,31Cとから構成されることで、下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを傾けた際の支点Pとなった際にも、支持片31が受ける荷重に対して支持片31の機械的な耐性を高めることができる。
(3)デッキボード4の下縁と下面デッキボード21との間であって、かつ、対となる中間脚部22,23の間に差込口5を構成することができる。
(4)支持片31は、延長片部31B,31Cを最大で、円弧片部31Aから第1中央側中間脚部23の位置までとする。これにより、差込口5を狭めることなく、支点Pとなる支持片31が受ける荷重に対して支持片31の機械的な耐性を高めることができる。
(5)支持片31は、延長片部31B,31Cを最大で、円弧片部31Aから溝部19の位置までとする。これにより、溝部19を狭めることなく、支点Pとなる支持片31が受ける荷重に対して支持片31の機械的な耐性を高めることができる。
(6)上側パレット1Uのリブ29は、下側パレット1Lの嵌合凹部を構成する内面に対向し接触する。上側パレット1Uのリブ29は、下側パレット1Lの嵌合凹部を構成する内側面との接触面積が狭くし、摩擦抵抗を小さくして、円滑に下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを分離させることができる。
(7)コーナ側中間脚部22および第1中央側中間脚部23は、コーナ部28をR面で構成している。したがって、フルネスティングの状態において、下側パレット1Lから上側パレット1Uを分離させる際に、コーナ部28とコーナ側中間脚部22および第1中央側中間脚部23の内側面との摩擦抵抗を小さくして、円滑に下側パレット1Lに対して上側パレット1Uを分離させることができる。
(8)パレット1は、90°回転させるだけで、ハーフネスティングとフルネスティングとを切り替えることができる。これにより、フルネスティングとハーフネスティングを切り替えの作業量を低減することができる。
(9)フルネスティングの場合にも、フォーク37を間隔36に差し込み、重なったパレット1をフォークリフトなどの運搬機械で運ぶことができる。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・間隔36は、フォーク37を差し込み可能な間隔でなくてもよい。この場合、最下段のパレット1の上には、ハーフネスティングでパレット1を重ねることによって、最下段のパレット1の差込口5にフォーク37を差し込むことができる。
・パレット1は、フルネスティングによってのみ段積みできる構成であってもよい。この場合、外側コーナ脚部11A〜14Aと内側コーナ脚部11B〜14Bの構成を同一とすればよい。
・また、ハーフネスティングのための台座部は、内側コーナ脚部11B〜14Bに加えて、または、内側コーナ脚部11B〜14Bに代えて、外側コーナ脚部11A〜14Aや、中間脚部22,23,25や中央部中間脚部24に設けるようにしてもよい。この場合、内側コーナ脚部11B〜14Bの内側台座部11G〜14Gの配置を、外側コーナ脚部11A〜14Aや中間脚部22,23,25や中央部中間脚部24にも適用する。
・コーナ部28は、C面で構成しても、R面とほぼ同様の効果を得ることができる。
・嵌合凹部に対して脚部の大きさは小さく、嵌合凹部に対して脚部の引っかかりがない場合、コーナ部28のR面やC面を省略してもよい。
・嵌合凹部に対して脚部の大きさは小さく、嵌合凹部に対して脚部の引っかかりがない場合、リブ29は省略してもよい。
・また、一部の脚部にリブ29を設けるようにしてもよい。例えば、外側コーナ脚部11A〜14Aだけに設けてもよいし、内側コーナ脚部11B〜14Bだけに設けてもよい。また、コーナ側中間脚部22だけに設けてもよいし、第1中央側中間脚部23や第2中央側中間脚部25だけに設けてもよいし、中央部中間脚部24だけに設けてもよい。さらに、これらの脚部の中で、複数の脚部に設けるようにしてもよい。
・各脚部の各面に設けられるリブ29の本数は特に限定されるものではない。
・パレット1において、他の荷崩れ防止を使用する場合、溝部19の構成を省略してもよい。
・支持片31において、延長片部31B,31Cの長さは、支点Pとしての強度を確保できる最低限の長さとすればよい。これにより、支持片31のための材料費を削減することができる。一例として、支持片31は、延長片部31B,31Cを省略し、円弧片部31Aだけの構成とすることもできる。
・差込口が相対する2方向に配置された二方差しパレットであってもよい。
・外側コーナ脚部11A〜14Aや内側コーナ脚部11B〜14Bの形状は、円筒状等であってもよく、その形状は筒状であれば特に限定されるものではない。また、中間脚部22,23,25や中央部中間脚部24の形状も、円筒状等であってもよく、その形状は筒状であれば特に限定されるものではない。
1…パレット、1L…下側パレット、1U…上側パレット、2…外周縁部、3…リブ、4…デッキボード、4A…載置面、5…差込口、11−14…コーナ脚部、11A−14A…外側コーナ脚部、11B−14B…内側コーナ脚部、11C−14C…外側コーナ開口部、11D−14D…外側コーナ嵌合凹部、11E−14E…外側台座部、11F−14F…外側窪み部、11G−14G…内側台座部、11H−14H…内側コーナ嵌合凹部、11I−14I…内側コーナ開口部、19…溝部、21…下面デッキボード、22…コーナ側中間脚部、23…第1中央側中間脚部、24(24A−24D)…中央部中間脚部、25…第2中央側中間脚部、26…中間開口部、26A−26D…中央台座部、27…中間嵌合凹部、28…コーナ部、29…リブ、31…支持片、31A…円弧片部、31B…延長片部、31C…延長片部、32A…円弧部、32B…第1辺、32C…第2辺、36…間隔、37…フォーク。

Claims (4)

  1. フルネスティングで段積みが可能なパレットであって、
    載置面を有する正方形状を有したデッキボードと、
    前記デッキボードの各コーナ部において、前記載置面とは反対の面である裏面から突出したコーナ脚部と、
    前記載置面のなかで前記コーナ部が位置する部分にコーナ開口部を有し、前記コーナ開口部から前記コーナ脚部の内側に向けて窪むコーナ嵌合凹部であって、前記フルネスティングのとき、前記コーナ嵌合凹部を有した前記パレットの上側に重ねられる他の前記パレットである上側パレットの前記コーナ脚部が嵌合される前記コーナ嵌合凹部と、
    前記各コーナ部において、前記デッキボードの外周縁部から前記コーナ脚部の延在する方向に延出された支持片と、
    前記裏面から前記コーナ脚部と同方向に突出し、相互に隣り合う前記コーナ部の間において、互いに離間して配置される一対の中間脚部と、
    前記一対の中間脚部に跨って配置される下面デッキボードと、
    前記載置面のなかで相互に隣り合う前記コーナ部の間に位置する部分に中間開口部を有し、前記中間開口部から前記一対の中間脚部の内側に向けて窪む中間嵌合凹部であって、前記フルネスティングのとき、前記上側パレットの前記一対の中間脚部および前記下面デッキボードが嵌合される前記中間嵌合凹部と、
    前記一対の中間脚部の間において、前記デッキボードと前記下面デッキボードとの間にフォークが挿入可能な差込口と、
    前記コーナ脚部と前記一対の中間脚部とのうちで前記コーナ脚部と隣り合う中間脚部との間であって、かつ、前記コーナ部を構成する前記正方形状の2辺である第1辺および第2辺の各々と当該辺に対して対向する対向辺との間に延びる溝部とを備え、
    前記一対の中間脚部は、相互に隣り合う前記コーナ部の間に2組配置され、
    前記差込口は、前記一対の中間脚部の各組において、それぞれ1つずつ配置され、
    前記支持片は、前記第1辺および前記第2辺に沿って延びており、前記第1辺の延在方向において、前記第2辺と平行に延びる2つの前記溝部のうち前記第2辺に近い方の前記溝部よりも前記コーナ部側に位置し、前記第2辺の延在方向において、前記第1辺と平行に延びる2つの前記溝部のうち前記第1辺に近い方の前記溝部よりも前記コーナ部側に位置し、
    前記支持片がその延在方向に有する高さは、前記フルネスティングのとき、前記上側パ
    レットの前記支持片が下側に位置する前記パレットの前記外周縁部に当接する大きさである
    パレット。
  2. 前記コーナ嵌合凹部および前記中間嵌合凹部の各々が嵌合凹部であり、
    前記コーナ脚部および前記中間脚部のうちで少なくとも1つの脚部は、前記1つの脚部の内側に位置する前記嵌合凹部に対して嵌脱される嵌脱方向に延びるリブを備えている
    請求項1に記載のパレット。
  3. 前記リブは、直線状であって、前記フルネスティングのときに前記上側パレットの前記リブが下側に位置する前記パレットの前記嵌合凹部を構成する内側面に接触する
    請求項2に記載のパレット。
  4. 前記中間脚部において、前記デッキボードの外周縁部とは反対側に位置する側面と先端面とで構成される先端コーナ部がR面またはC面で構成されている
    請求項2または3に記載のパレット。
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