JP3886034B2 - プラスチック製パレット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は荷物の保管、運搬に使用するフォークリフト用のプラスチック製パレットに係り、詳しくは、大型の二方差し用プラスチック製パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、荷物の保管、運搬に使用されるフォークリフト用パレットでは、プラスチック製パレットが多く使用されているが、木製パレットと比較すると変形し易いという問題がある。図3は二方差しプラスチック製パレット1を示し、上部デッキボード3と下部デッキボード5とを両端部の支柱部7、及びその中間に設けた中間支柱部9で連結し、前記支柱部と上下デッキボードで囲まれた空隙をフォーク差込口11としたものである。
【0003】
そして、上部デッキボード3及び下部デッキボード5の下面には、変形を防止するために縦横に補強リブを設けてなる。前記支柱部7と中間支柱部9は、上下端面が上部デッキボード3及び下部デッキボード5によって閉じられており、全体として閉じた中空構造を形成している。
【0004】
これらのパレット1は、図3に示すように、両端部に台座12を置いて支持する、いわゆるラック積みやチェーコンベアで搬送される場合がある。前記ラック積みにおいて、パレット1に荷物を載置して矢印の方向に荷重がかかると、上部デッキボード3及び下部デッキボード5が一点鎖線のように変形する。そこで、パレットの変形量を小さくするために、フォーク差込口11はできるだけ小さく形成することが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
また、例えば、長手方向(間口方向)寸法が、1800〜2400mm、短手方向(奥行方向)寸法が1200〜1600mmのような大型のパレットにあっては、これを運搬するフォークリフトのフォークの間隔も大きくなる。一方、フォークリフトには、フォークが左右に水平移動してフォーク間隔を調節できるものと、フォークが固定されておりフォーク間隔を調節できないものがある。
【0006】
フォーク間隔を調節することができるフォークリフトを使用して運搬する場合には、パレットのフォーク差込口11の間隔に合わせてフォークの間隔を調節すればよいが、フォーク間隔を調節することができないフォークリフトを使用して運搬する場合には、フォークの間隔をパレットのフォーク差込口11の間隔に合わせることができない。このように、フォークが固定されているフォークリフトは、一般に大型のフォークリフトであるから、このような大型のフォークリフトの使用も可能とするには、パレットのフォーク差込口11自体の幅寸法を外側に広げる必要がある。
【0007】
しかしながら、フォーク差込口自体の幅寸法を大きくすると、それだけデッキボードの変形量が大きくなり、荷崩れ等の危険がある。そこで、フォーク差込口の幅寸法を大きくした場合には、フォーク差込口周辺を補強しなければならない。補強の方法としては、フォーク差込口周辺の支柱壁の肉厚を厚くしたり、補強リブを多くするなどの方法もあるが、このような補強方法にも限界があるとともに、成形後の歪みによる変形量が大きくなったり、コストアップになるという問題がある。
【0008】
【発明の目的】
この発明は上記課題を解決すべくなされたもので、大型のパレットにおいても荷重による変形量を小さくすることができるプラスチック製パレットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明に係るプラスチック製パレットは、
上部デッキボードとその下面に設けた両端部に平行な連続する支柱部と中間支柱部とからなる上部成形部材と、下部デッキボードとその上面に設けた両端部に平行な連続する支柱部とその中間支柱部とかなる下部成形部材を前記上下成形部材の両端部の支柱部と中間支柱部の端面を突き合わせて溶着し、前記上部デッキボードと下部デッキボード及び各支柱部で囲まれ対向する両側面に開口する空隙を一対のフォーク差込口とした二方差しパレットにおいて、前記一対のフォーク差込口が、連続する一体の仕切部によってそれぞれ複数のフォーク差込口に分割されており、前記仕切部は、平行な仕切り壁の間を補強リブで連結することによって複数の閉じた空隙を有していることを特徴とする。また、フォーク差込口は、仕切部を2以上設けて分割してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。パレット20は上部デッキボード21と下部デッキボード23を両端部の支柱部25とその中間に設けた中間支柱部27で連結し、前記上部デッキボード21と下部デッキボード23と支柱部25、中間支柱部27で囲まれた空隙をフォーク差込口29とした二方差しパレットである。
【0011】
図示する実施形態のパレット20は、上部デッキボード21の下面の両端部に支柱部25aを設け、その中間部に中間支柱部27aを設けた上部成形部材20aと、下部デッキボード23の上面の両端部に支柱部25bを設け、その中間部に中間支柱部27bを設けた下部成形部材20bとをその各支柱部の端面を突き合せて溶着してなる。
【0012】
上部デッキボード21と下部デッキボード23は、支柱部25,中間支柱部27との連結部ばかりでなくフォーク差込口29に面する部分においても、上部デッキボード21の表面が平滑な上板30の下面及び下部デッキボード23の表面が平滑な下板の上面に補強リブ31を設けてなる。補強リブ31は、上板30の下面及び下板の上面のそれぞれ全面に縦横に設けられている。そして、前記支柱部25,中間支柱部27は、上部デッキボード21と下部デッキボード23とともに、全体として閉じた中空構造に形成されている。
【0013】
次いで、フォーク差込口29の構成について説明する。フォーク差込口29は、仕切部33によって分割された外側のフォーク差込口29aと内側のフォーク差込口29bによって形成されている。前記仕切部33は閉じた複数の空隙35を有している。即ち、仕切部33は、仕切壁33a、33bの間を補強リブ33cによって連結することにより複数の空隙35を形成している。仕切部33は、閉じた空隙35によって所定の厚さに形成することができ、荷重や捻れに対する強度が向上する。また、仕切部33を設けることによって溶着面積が増大するため、上部形成部材20aと下部成形部材20bを強固に溶着することができる。
【0014】
前記仕切部33は、仕切壁33a、33b間に間隔を設けた二重構造としたが、仕切壁33a、33bの間隔はパレットの大きさやフォーク差込口29の大きさ等によって適宜決定すればよい。また、仕切壁33a、33bの間に間隔を設けることなく一枚の仕切壁とすることができる。
【0015】
また、上記実施形態では、フォーク差込口29は1つの仕切部33によって2つのフォーク差込口29a、29bとしたが、仕切部33を複数設けることも可能である。即ち、支柱部25と支柱部27の間に1以上の仕切部33を設けることによって複数のフォーク差込口とすることができる。
【0016】
複数のフォーク差込口のうち、一対の外側同士のフォーク差込口の間隔、または一対の内側同士のフォーク差込口の間隔、例えば、図2において左側のフォーク差込口29aと右側のフォーク差込口29aとの間隔は、フォークが固定して取り付けられフォークの間隔を調節することができないフォークリフトのフォーク間の幅寸法に合わせて形成することが好ましい。
【0017】
また、前記フォーク差込口29a、29bのそれぞれの大きさは、フォークが挿入できる大きさであればよい。通常、フォーク自体の幅寸法は100〜125mmであり、これらのフォークが若干の余裕を持って挿入できる大きさとすればよい。また、フォーク差込口29a、29bは、それぞれ同一の大きさとしてもよいし、異なる大きさとしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明では、フォーク差込口を複数に分割した構成としたから、全体としては大きな寸法であるにもかかわらず、1つのフォーク差込口の幅寸法を小さくすることができるから、荷重を受けたときの変形量を小さくすることができる。また、複数のフォーク差込口を設けることによって、フォークを左右に水平移動してフォーク間隔を調節できるフォークリフトにも使用することができ、フォークが固定されてフォーク間隔を調節できないフォークリフトにも使用することができ、これらのフォークリフトが混用されても対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットの正面図である。
【図2】左半分は、上部デッキボードの下面を示す断面図、右半分はパレットの平面図である。
【図3】ラック積みにおけるパレットの変形を示す説明図である。
【符号の説明】
20 パレット
21 上部デッキボード
23 下部デッキボード
25、27 支柱部
29 フォーク差込口
30 上板
31 補強リブ
33 仕切部

Claims (2)

  1. 上部デッキボードとその下面に設けた両端部に平行な連続する支柱部と中間支柱部とからなる上部成形部材と、下部デッキボードとその上面に設けた両端部に平行な連続する支柱部とその中間支柱部とかなる下部成形部材を前記上下成形部材の両端部の支柱部と中間支柱部の端面を突き合わせて溶着し、前記上部デッキボードと下部デッキボード及び各支柱部で囲まれ対向する両側面に開口する空隙を一対のフォーク差込口とした二方差しパレットにおいて、前記一対のフォーク差込口が、連続する一体の仕切部によってそれぞれ複数のフォーク差込口に分割されており、前記仕切部は、平行な仕切壁の間を補強リブで連結することによって複数の閉じた空隙を有していることを特徴とするプラスチック製パレット。
  2. 仕切部を2以上設けたことを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製パレット。
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