JP3112499U - 組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテナの段積みが容易で、輸送中の被搬送物のガタつきを防止する組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニットを提供する。
【解決手段】第1の嵌合部36aおよび第2の嵌合部11cが、位置合わせ用の傾斜面36b,11dを有するので、組み立て式コンテナユニットAの段積み時、ユニットAを正確に位置合わさなくても、正確な段積みが可能となる。その結果、段積み時の荷崩れを防止できる。また、内部空間への薬液ボトル43の収納時、薬液ボトル43は格子枠40により画成された多数の小空間39に収納され、薬液ボトル43は緩衝部材38により側方から保持される。よって、搬送中の薬液ボトル43のガタつきを防げる。
【選択図】図1
【解決手段】第1の嵌合部36aおよび第2の嵌合部11cが、位置合わせ用の傾斜面36b,11dを有するので、組み立て式コンテナユニットAの段積み時、ユニットAを正確に位置合わさなくても、正確な段積みが可能となる。その結果、段積み時の荷崩れを防止できる。また、内部空間への薬液ボトル43の収納時、薬液ボトル43は格子枠40により画成された多数の小空間39に収納され、薬液ボトル43は緩衝部材38により側方から保持される。よって、搬送中の薬液ボトル43のガタつきを防げる。
【選択図】図1
Description
この考案は、組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニット、詳しくは段積みが可能で、多数の容器を収納可能な組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニットに関する。
例えば、各種の薬液を充填した薬液ボトル(被搬送物)の運搬時に利用される組み立て式コンテナとして、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1の組み立て式コンテナは、方形の底板と4枚の側板とを備え、側板のうちの向かい合う一組の側板の各下部には側板側連結部が設けられる一方、底板には底板側連結部が設けられ、側板のうちの向かい合う一組の側板を底板に分離可能に連結する連結構造を有した組み立て式コンテナである。
特許文献1の組み立て式コンテナは、方形の底板と4枚の側板とを備え、側板のうちの向かい合う一組の側板の各下部には側板側連結部が設けられる一方、底板には底板側連結部が設けられ、側板のうちの向かい合う一組の側板を底板に分離可能に連結する連結構造を有した組み立て式コンテナである。
底板側連結部は、底板の上面に平行な内縁支持面と、内縁支持面よりも底板の辺側に位置し、底板の上面に平行な外縁支持面と、内縁支持面との間の角度が鈍角をなし、内縁支持面の外縁支持面側に連続する下側溝壁面と、この下側溝壁面に平行で下側溝壁面の上方に位置する上側溝壁面とを有し、内縁支持面と外縁支持面との間に開口する差込溝とを有している。
一方、側板側連結部は、側板の下端に形成され、取り付け時に内縁支持面と合わさる内縁被支持面と、側板の下端に形成され、取り付け時に外縁支持面と合わさる外縁被支持面と、内縁被支持面との間の角度が、内縁支持面と下側溝壁面との間の角度と同じで、内縁被支持面の外縁被支持面側の辺に連続する下側差込面と、この下側差込面に平行で下側差込面の上方に位置し、下側差込面との間の距離が下側溝壁面と上側溝壁面との間の距離と同じである上側差込面とを有している。
しかも、側板側連結部には、内縁被支持面と外縁被支持面との間から延出され、取り付け時に差込溝に差し込まれる差込部が設けられている。
一方、側板側連結部は、側板の下端に形成され、取り付け時に内縁支持面と合わさる内縁被支持面と、側板の下端に形成され、取り付け時に外縁支持面と合わさる外縁被支持面と、内縁被支持面との間の角度が、内縁支持面と下側溝壁面との間の角度と同じで、内縁被支持面の外縁被支持面側の辺に連続する下側差込面と、この下側差込面に平行で下側差込面の上方に位置し、下側差込面との間の距離が下側溝壁面と上側溝壁面との間の距離と同じである上側差込面とを有している。
しかも、側板側連結部には、内縁被支持面と外縁被支持面との間から延出され、取り付け時に差込溝に差し込まれる差込部が設けられている。
特許文献1の組み立て式コンテナの組み立て時において、底板と連結側板とを連結する際には、差込部全体が差込溝に嵌め込まれ、内縁被支持面、外縁被支持面がそれぞれ内縁支持面、外縁支持面に合わさって支持される。その結果、側板は底板に分離可能に連結され、底板上に自立することができる。また、底板と側板との連結構造を単純化することができる。
しかしながら、特許文献1では、底板の底面と天板の上面とが平坦であった。そのため、組み立て式コンテナの段積み時、各組み立て式コンテナを正確に位置合わせして積み重ねすることが難しかった。その結果、荷崩れが発生するおそれがあった。
また、組み立て式コンテナの内部空間を形成する底板、天板、4枚の側板の内面には、収納される多数の薬液ボトルを支持する構造が存在しなかった。そのため、輸送時、内部空間で薬液ボトルがガタつき、薬液ボトルや組み立て式コンテナの側板などを傷つけるおそれがあった。
また、組み立て式コンテナの内部空間を形成する底板、天板、4枚の側板の内面には、収納される多数の薬液ボトルを支持する構造が存在しなかった。そのため、輸送時、内部空間で薬液ボトルがガタつき、薬液ボトルや組み立て式コンテナの側板などを傷つけるおそれがあった。
この考案は、組み立て式コンテナの段積みが容易で、しかもコンテナ輸送中の被搬送物のガタつきを防止することができる組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニットを提供することを、その目的としている。
請求項1に記載の考案は、底板と天板と4枚の側板とを、組み立て・分解可能な平行六面体の組み立て式コンテナにおいて、上記天板の上面の四隅には、コンテナ段積み用の第1の嵌合部が配設され、
上記底板の下面の四隅には、第1の嵌合部に対応する第2の嵌合部が配設され、上記組み立て式コンテナの内部空間には、該内部空間を縦横複数の小空間に区画する可撓性を有した格子枠が収納され、
上記側板のうち、向かい合う少なくとも1組の側板の内面には、上記各列の小空間に収納された複数の被搬送物を側方から押圧し、上記内部空間での被搬送物のガタつきを防止する緩衝部材が設けられ、上記第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部には、位置合わせ用の傾斜面を有している組み立て式コンテナである。
上記底板の下面の四隅には、第1の嵌合部に対応する第2の嵌合部が配設され、上記組み立て式コンテナの内部空間には、該内部空間を縦横複数の小空間に区画する可撓性を有した格子枠が収納され、
上記側板のうち、向かい合う少なくとも1組の側板の内面には、上記各列の小空間に収納された複数の被搬送物を側方から押圧し、上記内部空間での被搬送物のガタつきを防止する緩衝部材が設けられ、上記第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部には、位置合わせ用の傾斜面を有している組み立て式コンテナである。
この考案によれば、組み立て式コンテナの段積み時には、下段配置される組み立て式コンテナの天板の四隅に配設された第1の嵌合部と、上段配置される別の組み立て式コンテナの底板の四隅に配設された第2の嵌合部とを位置合わせする。その後、別の組み立て式コンテナを徐々に下降させる。このとき、第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部は、位置合わせ用の傾斜面を有している。そのため、対応する両嵌合部は、互いに一部が当接したのち、傾斜面をガイドにして、予め設計された段積み位置まで水平面内での位置を徐々に補正しながら下降する。その結果、コンテナの段積み時、上下段の組み立て式コンテナを正確に位置合わせしなくても、四隅が合致した正確な段積みが可能になる。よって、段積み時の組み立て式コンテナの位置ずれを原因とした荷崩れの発生を防止することができる。
また、内部空間への被搬送物の収納時、各被搬送物は、格子枠により画成された縦横複数の小空間にそれぞれ収納される。しかも、収納された各被搬送物は、緩衝部材により側方から押圧されて保持される。そのため、内部空間での被搬送物のガタつきが防止される。これにより、このガタつきを原因とした被搬送物および組み立て式コンテナの損傷を防止することができる。
底板と天板と4枚の側板の素材は限定されない。例えば、アルミニウムまたはアルミニウムの合金でもよい。その他、鉄、ステンレスなどの他の金属を採用してもよい。また、木でもよい。
平行六面体としては、例えば直方体、立方体が挙げられる。
第1の嵌合部と第2の嵌合部の素材、形状、大きさは限定されない。両嵌合部の嵌合構造は任意である。傾斜面は、第1の嵌合部だけに設けてもよいし、第2の嵌合部だけに設けてもよい。また、両嵌合部に配設してもよい。
格子枠としては、緩衝部材による被搬送物の押圧時、被搬送物に対して適度な押圧力を作用できるように、適度な可撓性を有した例えば合成樹脂板、金属板、木板などを採用することができる。
被搬送物の種類は限定されない。例えば、各種の薬液が充填された薬液ボトルなどを採用することができる。
平行六面体としては、例えば直方体、立方体が挙げられる。
第1の嵌合部と第2の嵌合部の素材、形状、大きさは限定されない。両嵌合部の嵌合構造は任意である。傾斜面は、第1の嵌合部だけに設けてもよいし、第2の嵌合部だけに設けてもよい。また、両嵌合部に配設してもよい。
格子枠としては、緩衝部材による被搬送物の押圧時、被搬送物に対して適度な押圧力を作用できるように、適度な可撓性を有した例えば合成樹脂板、金属板、木板などを採用することができる。
被搬送物の種類は限定されない。例えば、各種の薬液が充填された薬液ボトルなどを採用することができる。
緩衝部材の素材としては、例えば各種の発泡性合成樹脂ブロック、多数枚の布帛を積層した布帛ブロックでもよい。また、ショックアブソーバなどのばね構造体などでもよい。
緩衝部材が配設される側板は、向かい合う1組の側板でもよいし、向かい合う2組の側板でもよい。
緩衝部材は、側板の内面の全域に設けてもよいし、側板の内面のうち、各列の小空間の領域だけに配設してもよい。
位置合わせ用の傾斜面は、第1の嵌合部に形成してもよいし、第2の嵌合部に形成してもよい。また、両嵌合部に形成してもよい。傾斜面の形状、大きさは限定されない。
緩衝部材が配設される側板は、向かい合う1組の側板でもよいし、向かい合う2組の側板でもよい。
緩衝部材は、側板の内面の全域に設けてもよいし、側板の内面のうち、各列の小空間の領域だけに配設してもよい。
位置合わせ用の傾斜面は、第1の嵌合部に形成してもよいし、第2の嵌合部に形成してもよい。また、両嵌合部に形成してもよい。傾斜面の形状、大きさは限定されない。
請求項2に記載の考案は、上記格子枠が組み立て式である請求項1に記載の組み立て式コンテナである。
この考案によれば、コンテナ組み立て時、格子枠を組み立てた後、コンテナの内部空間に収納する。格子枠を組み立て式としたので、コンテナの解体時に、格子枠も分解することができる。その結果、組み立て式コンテナをよりコンパクトに分解することができる。
格子枠の組み立て方式は限定されない。
この考案によれば、コンテナ組み立て時、格子枠を組み立てた後、コンテナの内部空間に収納する。格子枠を組み立て式としたので、コンテナの解体時に、格子枠も分解することができる。その結果、組み立て式コンテナをよりコンパクトに分解することができる。
格子枠の組み立て方式は限定されない。
請求項3に記載の考案は、上記緩衝部材は、上記側板の内面のうち、各列の小空間の領域にそれぞれ配設された請求項1または請求項2に記載の組み立て式コンテナである。
この考案によれば、緩衝部材を各列の小空間の領域に配設したので、内部空間に収納された各被搬送物は、対応する緩衝部材により側方から押圧されて保持される。そのため、緩衝部材を側板の内面の全域に設けた場合に比べて、緩衝部材の材料コストを低減することができる。また、内部空間への格子枠の組み付けが容易になる。
この考案によれば、緩衝部材を各列の小空間の領域に配設したので、内部空間に収納された各被搬送物は、対応する緩衝部材により側方から押圧されて保持される。そのため、緩衝部材を側板の内面の全域に設けた場合に比べて、緩衝部材の材料コストを低減することができる。また、内部空間への格子枠の組み付けが容易になる。
請求項4に記載の考案は、上記緩衝部材が、発泡合成樹脂ブロックである請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載の組み立て式コンテナである。
発泡合成樹脂ブロックとしては、例えば発泡ポリスチレンブロック、発泡ポリエチレンブロックなどを採用することができる。
発泡合成樹脂ブロックとしては、例えば発泡ポリスチレンブロック、発泡ポリエチレンブロックなどを採用することができる。
請求項5に記載の考案は、底板と天板と4枚の側板とを、組み立て・分解可能な平行六面体の組み立て式コンテナと、該組み立て式コンテナが載置されるパレットとを備えた組み立て式コンテナユニットにおいて、上記天板の上面の四隅には、コンテナ段積み用の第1の嵌合部が配設され、上記パレットの下面の四隅には、第1の嵌合部に対応する第2の嵌合部が配設され、上記組み立て式コンテナの内部空間には、該内部空間を縦横複数の小空間に区画する可撓性を有した格子枠が収納され、上記側板のうち、向かい合う少なくとも1組の側板の内面には、上記各列の小空間に収納された複数の被搬送物を側方から押圧し、上記内部空間での被搬送物のガタつきを防止する緩衝部材が設けられ、上記第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部には、位置合わせ用の傾斜面を有している組み立て式コンテナユニットである。
この考案によれば、組み立て式コンテナの段積み時には、下段配置される組み立て式コンテナユニットの天板の四隅に配設された第1の嵌合部と、上段配置される別の組み立て式コンテナユニットのパレットの四隅に配設された第2の嵌合部とを位置合わせする。その後、別の組み立て式コンテナユニットを徐々に下降させる。このとき、第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部は、位置合わせ用の傾斜面を有している。そのため、対応する両嵌合部は、互いに一部が当接したのち、傾斜面をガイドにして、予め設計された段積み位置まで水平面内での位置を徐々に補正しながら下降する。その結果、コンテナの段積み時、上下段の組み立て式コンテナを正確に位置合わせしなくても、四隅が合致した正確な段積みが可能になる。よって、段積み時の組み立て式コンテナの位置ずれを原因とした荷崩れの発生を防止することができる。
また、内部空間への被搬送物の収納時、各被搬送物は、格子枠により画成された縦横複数の小空間にそれぞれ収納される。しかも、収納された各被搬送物は、緩衝部材により側方から押圧されて保持される。そのため、内部空間での被搬送物のガタつきが防止される。これにより、このガタつきを原因とした被搬送物および組み立て式コンテナの損傷を防止することができる。
請求項6に記載の考案は、上記格子枠が組み立て式である請求項5に記載の組み立て式コンテナユニットである。
請求項7に記載の考案は、上記緩衝部材は、上記側板の内面のうち、各列の小空間の領域にそれぞれ配設された請求項5または請求項6に記載の組み立て式コンテナユニットである。
請求項8に記載の考案は、上記緩衝部材が、発泡合成樹脂ブロックである請求項5〜請求項7のうち、何れか1項に記載の組み立て式コンテナユニットである。
請求項1または請求項4に記載の考案によれば、第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部は、位置合わせ用の傾斜面を有しているので、コンテナの段積み時、上下段の組み立て式コンテナを正確に位置合わせしなくても、四隅が合致した正確な段積みが可能になる。その結果、段積み時の組み立て式コンテナの位置ずれを原因とした荷崩れの発生を防止することができる。
また、内部空間への被搬送物の収納時、各被搬送物は、格子枠により画成された縦横複数の小空間にそれぞれ収納され、各被搬送物は緩衝部材により側方から押圧されて保持されている。そのため、内部空間での被搬送物のガタつきを防止することができる。これにより、このガタつきを原因とした被搬送物および組み立て式コンテナの損傷を防止することができる。
また、内部空間への被搬送物の収納時、各被搬送物は、格子枠により画成された縦横複数の小空間にそれぞれ収納され、各被搬送物は緩衝部材により側方から押圧されて保持されている。そのため、内部空間での被搬送物のガタつきを防止することができる。これにより、このガタつきを原因とした被搬送物および組み立て式コンテナの損傷を防止することができる。
請求項2に記載の考案によれば、格子枠を組み立て式としたので、コンテナの解体時に格子枠も分解することができる。その結果、組み立て式コンテナをよりコンパクトに分解することができる。
請求項3に記載の考案によれば、緩衝部材を各列の小空間の領域に配設したので、緩衝部材を側板の内面の全域に設けた場合に比べて、緩衝部材の材料コストを低減することができる。また、内部空間への格子枠の組み付けが容易になる。
以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明する。
図1において、1はこの考案の実施例1に係る組み立て式コンテナユニットAで、組み立て式コンテナユニットAは、組み立て式コンテナ10と、組み立て式コンテナ10が載置されるパレット11とを備えている。組み立て式コンテナ10は、底板12と、前後側板(側板)13と、左右側板(側板)14と、天板15とを有している。以下、各構成部品を詳細に説明する。まず、図2を参照して、底板12を説明する。
図2に示すように、底板12は四辺枠16、長方形の上板17および長方形の下板18から構成されている。四辺枠16は、2本の連結枠部材19、2本の支持枠部材20および4個のコーナー部材21を有している。
図3Aの(a)に示すように、連結枠部材19は、平板部19aの上面において、壁状の突起部19bが平板部19aの一辺に沿って設けられた形状を有している。平板部19aの突起部19bが設けられた側は、連結枠部材19の外側となる。突起部19bの上部には、差込溝19cが設けられている。差込溝19cは互いに平行な下側溝壁面19dと上側溝壁面19eとを有し、その開口から奥の方に進むに従って連結枠部材19の外側へ向けて傾いている。
突起部19bの上部における差込溝19cから内側には、内縁支持面19fが下側溝壁面19dに連続して形成されている。なお、内縁支持面19fと下側溝壁面19dとの間の角度θ1は鈍角である。また、突起部19bの上部における差込溝19cから外側には、垂直接触面19gが上側溝壁面19eに連続して形成されている。なお、平板部19aからの高さは、内縁支持面19fの方が外縁支持面19hよりも低い。
図2に戻り、支持枠部材20は、平板部20aの上面に壁状の突起部20bを平板部20aの一辺に沿って設けた形状を有している。突起部20bの上端には、左右側板支持面20cが形成されている。
2本の支持枠部材20は、平板部20aを内側にした向かい合わせの状態で、上板17の上面の縁にそれぞれ配されている。しかも、平板部20aと上板17の上面の縁とを貫通したリベット22により、上板17の上面の縁と締結されている。1対の支持枠部材20の対応する端部間には、1対の連結枠部材19が平板部19aを内側にして向かい合わせに配置されている。連結枠部材19は、平板部19aと上板17とを貫通したリベット22により、上板17と締結されている。連結枠部材19と支持枠部材20とが突き合わされている隅部には、コーナー部材21がそれぞれ配設されている。コーナー部材21と連結枠部材19の端部とは、両者を貫通したリベット22により締結されている。コーナー部材21と支持枠部材20の端部とは、両部材を貫通したリベット22により締結されている。また、上板17の下面には、接着剤などで下板18が固定されている。なお、底板12の下面の四隅に、後述する第2の嵌合部11cを配設してもよい。これにより、パレット11を介さず、組み立て式コンテナ10だけでの段積みを行うことができる。次に、図1、図3Aの(b),図3Bの(c)、図4、図6〜図8を参照して、前後側板13を詳細に説明する。
図4に示すように、前後側板13は長方形の板23、上枠部材24、下枠部材25、右枠部材26および左枠部材27を有している。
図1、図6および図7に示すように、前後側板13の内面には、発泡性ポリスチレンブロック製の緩衝部材38が所定ピッチで6つ配設されている。また、組み立て式コンテナ10の内部空間には、格子枠40が出し入れ自在に収納されている。格子枠40により、この内部空間は左右4つ、前後6つの合計24の小空間39に区画されている。各小空間39には、薬液ボトル(被搬送物)43がそれぞれ収納される(図8)。各緩衝部材38は、前後側板13の内面のうち、各列の小空間39の領域の中央部にそれぞれ配設されている。
図1、図6および図7に示すように、前後側板13の内面には、発泡性ポリスチレンブロック製の緩衝部材38が所定ピッチで6つ配設されている。また、組み立て式コンテナ10の内部空間には、格子枠40が出し入れ自在に収納されている。格子枠40により、この内部空間は左右4つ、前後6つの合計24の小空間39に区画されている。各小空間39には、薬液ボトル(被搬送物)43がそれぞれ収納される(図8)。各緩衝部材38は、前後側板13の内面のうち、各列の小空間39の領域の中央部にそれぞれ配設されている。
図8に示すように、格子枠40は、下半分に所定ピッチでスリット40aが配設された短尺側の枠板41と、長尺側の枠板42とを格子状に組んだ部材である。枠板41,42は、ポリプロピレン製で、厚さ約1mmの可撓性を有した薄板である。各枠板41,42の両側部には、握り孔40bがそれぞれ形成されている。
図3Aの(b)に示すように、下枠部材25の上部には凹溝25aが設けられ、凹溝25aには板23の下部が差し込まれている。下枠部材25の板23に垂直な方向の厚みは、突起部19bの内外壁面間の厚みに等しい。下枠部材25の下部には差込部25bが設けられている。差込部25bは、先端に行くに従って前後側板13の外側に近づく方向に傾いている。差込部25bは、互いに平行な下側差込面25gと上側差込面25hとを有している。差込部25bの先端には、垂直面25cが形成されている。差込部25bの下側差込面25gと上側差込面25hとの間の幅は、差込溝19cの下側溝壁面19dと上側溝壁面19eとの間の幅より若干小さい。よって、差込部25bを滑らかに動く状態で差込溝19cに差し込むことができる。また、差込部25bの長さは、差込溝19cの深さよりも短い。よって、差込部25bを差込溝19cに差し込むと、差込部25bの全体が差込溝19cに差し込まれる。
下枠部材25の下部における差込部25bの内側には、内縁被支持面25dが下側差込面25gに連続して形成されている。なお、内縁被支持面25dと下側差込面25gとの間の角度θ2は、角度θ1に等しい。内縁被支持面25dは、差込部25bが差込溝19cに差し込まれた際、内縁支持面19fに合わさる。
下枠部材25の下部における差込部25bの外側には、垂直接触面25fが上側差込面25hに連続して形成されている。垂直接触面25fは、差込部25bが差込溝19cに差し込まれた際、垂直接触面19gに合わさる。下枠部材25の下部における垂直接触面25fの外側には、外縁被支持面25eが、垂直接触面25fに連続して形成されている。外縁被支持面25eは、差込部25bが差込溝19cに差し込まれた場合、外縁支持面19hに合わさる。
差込部25bの全体が差込溝19cに差し込まれると、内縁被支持面25dが内縁支持面19fと、外縁被支持面25eが外縁支持面19hと、垂直接触面25fが垂直接触面19gとにそれぞれ合わさる。これにより、連結枠部材19と下枠部材25とが連結される(図3Bの(c))。
図示しないものの、上枠部材24の下部、右枠部材26の左部および左枠部材27の右部には、凹溝25aと同様の凹溝が配設されている。これらの凹溝に、図4に示す各板23の上部、右部および左部が差し込まれて連結されている。板23が差し込まれた各枠部材24〜27の重なり合う端部同士は、この重なり合う部分を貫通したリベット22により締結されている。また、右枠部材26の右部および左枠部材27の左部には、それぞれ取付溝26a、27aが設けられている。右枠部材26の右側面および左枠部材27の左側面には、ピン穴26b、27bがそれぞれ穿孔されている。前後側板13の下枠部材25と、底板12の連結枠部材19との連結は、差込部25bを差込溝19cに差し込む構造に限定されない。例えば、特開2001−206365号公報の段落「0012」、「0015」に記載されたU字形の連結構造でもよい。次に、図5を参照して左右側板14を詳細に説明する。
図5に示すように、左右側板14は、長方形の板28、上枠部材29、下枠部材30、右枠部材31および左枠部材32を有している。上枠部材29の下部、下枠部材30の上部、右枠部材31の左部および左枠部材32の右部には、凹溝25aと同様の凹溝がそれぞれ設けられ、各板28の上部、下部、右部および左部が差し込まれて連結されている。板28が差し込まれた各枠部材29〜32の重なり合う端部同士は、この重なり合う部分を貫通したリベット22で連結されている。
下枠部材30の板28に対して垂直な方向の厚みは、突起部20bの内外壁面間の厚みに等しい。また、右枠部材31の板28に対して垂直な方向の幅および左枠部材32の板28に対して垂直な方向の幅は、それぞれ取付溝26a、27aの溝壁間の幅よりも若干小さい。そして、右枠部材31および左枠部材32をそれぞれ取付溝26a、27aに差し入れることができる。両板28の上端部の中間部には、面ファスナー37のループ側28aが配設されている。次に、図1を参照して天板15を詳細に説明する。
図1に示すように、天板15は長方形の板33、各2本の天板枠部材34、35および4個のコーナー部材36から構成されている。天板枠部材34、35には、凹溝25aと同様の凹溝がそれぞれ設けられている。板33の対応する端部それぞれが差し込まれて連結されている。天板枠部材34と天板枠部材35が突き合わされている隅部には、コーナー部材36が配されている。コーナー部材36と天板枠部材34の端部とは、両者を貫通したリベット22により締結され、同様にコーナー部材36と天板枠部材35の端部とは、両者を貫通したリベット22により締結されている。
また、図1の部分拡大図に示すように、コーナー部材36の先端部には、高さが低い平面視して直角三角形状を有した凸部である、コンテナ段積み用の第1の嵌合部36aが配設されている。第1の嵌合部36aの斜辺側の端面は、位置合わせ用の傾斜面36bとなっている。
さらに、天板枠部材35には、帯状の面ファスナー37のフック側35aが取り付けられている。面ファスナー37のフック側35aと板28の面ファスナー37のループ側28aまたは後述するパレット11の面ファスナー37のループ側11aとを接合させることができる。次に、図1を参照してパレット11を詳細に説明する。
図1に示すように、パレット11は、図示しないフォークリフト車を使用して組み立て式コンテナ10を持ち上げ、運搬する際に使用される架台である。パレット11は、平面視して長方形状の繊維強化合成樹脂製の厚肉な板材である。底板12の下に直接取り付けられる。ただし、底板12と別個に設け、組み立てられた組み立て式コンテナ10を載置するようにしてもよい。
パレット11の左右側の面の上端部の中間部には、面ファスナー37のループ側11aが配設されている。また、パレット11の前後側の面の両側部には、これらの前後側の面を貫通して、フォークリフト車の2本のフォークが挿入される断面矩形状のフォーク挿入孔11bが1対配設されている。また、パレット11の下面の四隅には、第1の嵌合部36aに対応した第2の嵌合部11cが配設されている。第2の嵌合部11cは、高さが低い平面視して直角三角形状の凹部である。第2の嵌合部11cの斜辺側の端面は、位置合わせ用の傾斜面36bに対応した傾斜面11dである。
次に、組み立て式コンテナユニットAの組み立て手順を説明する。
まず、2枚の前後側板13を、底板12に取り付ける。前後側板13を、その差込部25bが下側になる状態で、底板12の連結枠部材19の上方に位置させる。
まず、2枚の前後側板13を、底板12に取り付ける。前後側板13を、その差込部25bが下側になる状態で、底板12の連結枠部材19の上方に位置させる。
前後側板13の差込部25bを、連結枠部材19の内縁支持面19fの上に一旦載置し、前後側板13を連結枠部材19の外側の方へ動かす。前後側板13の動きに伴い、差込部25bが、連結枠部材19の外側の方に向かって内縁支持面19f上を滑って、差込部25bの垂直面25cが垂直接触面19gに当接する。
差込部25bは、差込溝19cと同じ角度で傾斜している。また、差込部25bの幅は差込溝19cの幅よりも若干小さい。そのため、差込部25bは、垂直接触面19gに連続する差込溝19cにそのまま落ち込むように差し込まれる。差込部25bの全体が差込溝19c内に差し込まれると、内縁被支持面25dが内縁支持面19fと、外縁被支持面25eが外縁支持面19hと、垂直接触面25fが垂直接触面19gとそれぞれ合わさる。これにより、連結枠部材19と下枠部材25とが連結される(図3Bの(c))。連結枠部材19と下枠部材25との連結により、前後側板13は底板12に取り付けられて自立する。
このように、2枚の前後側板13が底板12に向かい合わせの状態で取り付けられることで、図9の状態となる。次に、2枚の左右側板14を向かい合う前後側板13の間に取り付ける。左右側板14をその下枠部材30が下側となり、係止部50が組み立て式コンテナ10の外部側になる姿勢とし、右枠部材31および左枠部材32が、それぞれ前後側板13の取付溝36a、34aの上方に位置され、かつ下枠部材30が底板12の支持枠部材20の上方に位置されるようにする。そして、左右側板14の右枠部材31および左枠部材32を、取付溝36a、34aにそれぞれ差し入れ、そのまま左右側板14を落とし込み、支持枠部材20の左右側板支持面20cに載置する。
左右側板14は、向かい合う2枚の前後側板13の間に取り付けられ、前後側板13の差込溝19cに沿った方向の動きを規制する。これにより、差込部25bが差込溝19cから抜けることがなく、前後側板13は底板12から分離されなくなる。こうして、左右側板14と前後側板13とが連結される。
このように、2枚の左右側板14が、向かい合う前後側板13の間に取り付けられると図10の状態となり、薬液ボトル43を組み立て式コンテナ10の内部空間に収納可能になる。ここで、対応するスリット40aを介して、短尺側の枠板41と、長尺側の枠板42とを格子状に組み、格子枠40を組み立てる。その後、格子枠40を内部空間に収納する。また、天板15を、前後側板13および左右側板14からなる4面の壁の上部に取り付ける。
天板15の取り付け方法は、まず天板枠部材34が前後側板13の上方に、面ファスナー37のフック側35aを有する天板枠部材35が面ファスナー37のループ側28aを有する左右側板14の上方にそれぞれ位置するようにする。次に、天板部材34を前後側板13の上に、天板部材35を左右側板14の上にそれぞれ載置し、天板15を4面の壁の上部に取り付ける。これに伴い、天板15の四隅のコーナー部材36の下部が、前後側板13および左右側板14の外側にそれぞれ位置され、天板15が4面の壁に対して位置ずれしなくなる。また、面ファスナー37により、天板15のフック側35aと、左右側板14のループ側28aとを接合させると、天板15が前後側板13に固定される。
このように、天板15が4面の壁の上部に取り付けられることで、図11に示すような組み立て式コンテナ10が組み上がる。
組み立て式コンテナ10の分解時には、組み立てとは反対の手順となる。すなわち、天板15を前後側板13および左右側板14の上部から取り外し、次に左右側板14を向かい合う前後側板13の間から引き抜き、それから前後側板13を引き上げて底板12との連結を解く。これにより、組み立て式コンテナ10を分解することができる。
組み立て式コンテナ10の分解時には、組み立てとは反対の手順となる。すなわち、天板15を前後側板13および左右側板14の上部から取り外し、次に左右側板14を向かい合う前後側板13の間から引き抜き、それから前後側板13を引き上げて底板12との連結を解く。これにより、組み立て式コンテナ10を分解することができる。
また、組み立て式コンテナ10を折り畳む場合には、図12に示すように、取り外された前後側板13と左右側板14とを横向きにする。さらに、格子枠40を分解した枠板41,42も横向きにする。これらを、底板12の四辺枠16の内側に納める。また、天板15の四隅のコーナー部材36の下部を、底板12の四隅のコーナー部材21の外側にそれぞれ配置し、面ファスナー37により、天板15のフック側35aとパレット11のループ側11aとを接合する。これにより、組み立て式コンテナ10が折り畳まれる。
以上説明したように、実施例1の組み立て式コンテナ10によれば、第1の嵌合部36aおよび第2の嵌合部11cは、位置合わせ用の傾斜面36b,11dを有しているので、コンテナ10の段積み時、上下段の組み立て式コンテナ10を正確に位置合わせしなくても、四隅が合致した正確な段積みが可能になる。その結果、段積み時の組み立て式コンテナ10の位置ずれを原因とした荷崩れの発生を防止することができる。
また、内部空間への薬液ボトル43の収納時、各薬液ボトル43は、格子枠40により画成された縦横複数の小空間39にそれぞれ収納され、各薬液ボトル43は緩衝部材38により側方から押圧されて保持されている。そのため、内部空間での薬液ボトル43のガタつきを防止することができる。これにより、このガタつきを原因とした薬液ボトル43および組み立て式コンテナ10の損傷を防止することができる。
また、内部空間への薬液ボトル43の収納時、各薬液ボトル43は、格子枠40により画成された縦横複数の小空間39にそれぞれ収納され、各薬液ボトル43は緩衝部材38により側方から押圧されて保持されている。そのため、内部空間での薬液ボトル43のガタつきを防止することができる。これにより、このガタつきを原因とした薬液ボトル43および組み立て式コンテナ10の損傷を防止することができる。
また、格子枠40を組み立て式としたので、コンテナ10の解体時に格子枠40も分解することができる。その結果、組み立て式コンテナ10をよりコンパクトに分解することができる。
さらに、緩衝部材38を各列の小空間39の領域に配設したので、緩衝部材38を前後側板13の内面の全域に設けた場合に比べて、緩衝部材38の材料コストを低減することができる。また、内部空間への格子枠40の組み付けも容易になる。
さらに、緩衝部材38を各列の小空間39の領域に配設したので、緩衝部材38を前後側板13の内面の全域に設けた場合に比べて、緩衝部材38の材料コストを低減することができる。また、内部空間への格子枠40の組み付けも容易になる。
10 組み立て式コンテナ
11 パレット
11c 第2の嵌合部
12 底板
13 前後側板(側板)
14 左右側板(側板)
15 天板
36a 第1の嵌合部
36b,11d 傾斜面
38 緩衝部材
39 小空間
40 格子枠
A 組み立て式コンテナユニット
11 パレット
11c 第2の嵌合部
12 底板
13 前後側板(側板)
14 左右側板(側板)
15 天板
36a 第1の嵌合部
36b,11d 傾斜面
38 緩衝部材
39 小空間
40 格子枠
A 組み立て式コンテナユニット
Claims (8)
- 底板と天板と4枚の側板とを、組み立て・分解可能な平行六面体の組み立て式コンテナにおいて、
上記天板の上面の四隅には、コンテナ段積み用の第1の嵌合部が配設され、
上記底板の下面の四隅には、第1の嵌合部に対応する第2の嵌合部が配設され、
上記組み立て式コンテナの内部空間には、該内部空間を縦横複数の小空間に区画する可撓性を有した格子枠が収納され、
上記側板のうち、向かい合う少なくとも1組の側板の内面には、上記各列の小空間に収納された複数の被搬送物を側方から押圧し、上記内部空間での被搬送物のガタつきを防止する緩衝部材が設けられ、
上記第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部には、位置合わせ用の傾斜面を有している組み立て式コンテナ。 - 上記格子枠が組み立て式である請求項1に記載の組み立て式コンテナ。
- 上記緩衝部材は、上記側板の内面のうち、各列の小空間の領域にそれぞれ配設された請求項1または請求項2に記載の組み立て式コンテナ。
- 上記緩衝部材が、発泡合成樹脂ブロックである請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載の組み立て式コンテナ。
- 底板と天板と4枚の側板とを、組み立て・分解可能な平行六面体の組み立て式コンテナと、該組み立て式コンテナが載置されるパレットとを備えた組み立て式コンテナユニットにおいて、
上記天板の上面の四隅には、コンテナ段積み用の第1の嵌合部が配設され、
上記パレットの下面の四隅には、第1の嵌合部に対応する第2の嵌合部が配設され、
上記組み立て式コンテナの内部空間には、該内部空間を縦横複数の小空間に区画する可撓性を有した格子枠が収納され、
上記側板のうち、向かい合う少なくとも1組の側板の内面には、上記各列の小空間に収納された複数の被搬送物を側方から押圧し、上記内部空間での被搬送物のガタつきを防止する緩衝部材が設けられ、
上記第1の嵌合部およびまたは第2の嵌合部には、位置合わせ用の傾斜面を有している組み立て式コンテナユニット。 - 上記格子枠が組み立て式である請求項5に記載の組み立て式コンテナユニット。
- 上記緩衝部材は、上記側板の内面のうち、各列の小空間の領域にそれぞれ配設された請求項5または請求項6に記載の組み立て式コンテナユニット。
- 上記緩衝部材が、発泡合成樹脂ブロックである請求項5〜請求項7のうち、何れか1項に記載の組み立て式コンテナユニット。
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JP2005003261U JP3112499U (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニット |
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JP2013107650A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Sanko Co Ltd | 合成樹脂製パレット |
JP2015101377A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 運搬用容器 |
JP2019163079A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 株式会社カネカ | 定温保管輸送容器および輸送方法 |
-
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JP2013107650A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Sanko Co Ltd | 合成樹脂製パレット |
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