JP2005313913A - 運搬用容器 - Google Patents
運搬用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005313913A JP2005313913A JP2004131694A JP2004131694A JP2005313913A JP 2005313913 A JP2005313913 A JP 2005313913A JP 2004131694 A JP2004131694 A JP 2004131694A JP 2004131694 A JP2004131694 A JP 2004131694A JP 2005313913 A JP2005313913 A JP 2005313913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- bearing
- bearing member
- shaft
- lower container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Pallets (AREA)
Abstract
【課題】 ロール状物を安定して強固に支持する。非使用時は嵩を低くできる。
【解決手段】 下容器1と上容器11の両開口部を合わせて内部にロール状物品30を収納する。下容器1にロール状物品30の軸31の両端部を支持する第一の軸受け部2を設ける。軸受け部材20を下容器1の内で垂直に起立させて上半部を下容器1の上開口から上方に突出させる。軸受け部材20に軸31の両端部を支持する第二の軸受け部23を設ける。上容器11の対向する側壁部2の下端縁部に第一の軸受け部3、第二の軸受け部23により支持したロール状物品30の軸31の両端部を上から支持する第三の軸受け部13を設ける。下容器1、上容器11にそれぞれ軸受け部材20の起立状態を上下部で保持する支持部4、14を設ける。下容器1と上下反転した上容器11とをネスティング積み自在とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 下容器1と上容器11の両開口部を合わせて内部にロール状物品30を収納する。下容器1にロール状物品30の軸31の両端部を支持する第一の軸受け部2を設ける。軸受け部材20を下容器1の内で垂直に起立させて上半部を下容器1の上開口から上方に突出させる。軸受け部材20に軸31の両端部を支持する第二の軸受け部23を設ける。上容器11の対向する側壁部2の下端縁部に第一の軸受け部3、第二の軸受け部23により支持したロール状物品30の軸31の両端部を上から支持する第三の軸受け部13を設ける。下容器1、上容器11にそれぞれ軸受け部材20の起立状態を上下部で保持する支持部4、14を設ける。下容器1と上下反転した上容器11とをネスティング積み自在とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ロール状物品を収納して運搬するための運搬用容器に関するものである。
従来からプラスチックフィルム、プラスチックシート、紙材等をロール状に巻いたロール状物品を収納して搬送するための運搬用容器、あるいはボックスパレット、あるいはロール状物品のコンテナとしては、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3が知られている。
ところが、上記特許文献1に示された従来例にあっては、上面から下方に向けて切欠した溝の底面にロール状物品の軸を支持する軸受け面を形成した軸受けパネルを1対パレット上に対向させて平行に着脱自在に立て、該1対のパレットの軸受け面にロール状物品の軸を支持し、更に上記1対の軸受けパネル上に別の1対の軸受けパネルを着脱自在に立て、同様に該別の1対のパレットの軸受け面にロール状物品の軸を支持するというようにしてロール状物品を支持していた。ところが、この従来例にあっては、着脱自在に立設した1対のパレットの軸受け面にロール状物品の軸を支持するだけであるので、ロール状物品の支持が安定しないという問題があり、また、ロール状物品の軸は両端部の上側を支持していないのでロール状物品の軸が溝内で上下に振動する事態が生じるという問題があり、更に、軸受けパネルが立設してある面以外の面はオープンとなっているため、ロール状物品が露出して汚れたり、傷付いたりするという問題がある。
また、上記特許文献2に示された従来例にあっては、略直方体形状の容器本体を上下に分割した同一形状の2つの分割体で運搬用容器を構成し、分割体の対向する傾斜した側壁部の開口端部に軸受け用の溝を形成し、該2つの分割体よりなる運搬用容器内にロール状物品を収納すると共にロール状物品の軸を軸受け用の溝に嵌め込み支持するようにしたものが開示してある。ところが、この特許文献2に示された従来例においては、分割体の対向する傾斜した側壁部の開口縁部に設けた軸受け用の溝でのみロール状物品の軸を支持しており、ロール状物品の支持強度が弱いという問題があり、特に、合成樹脂製の分割体の軸受け用の溝を設けた側壁部は合成樹脂による成形上の制約から傾斜しており、垂直な場合に比べると支持強度が更に弱くなるという問題がある。しかも、上記従来例においては、2つの分割体は同一形状であるというだけで、使用しない時にいずれか一方をいずれか他方に対してネスティング積みできるような構造となっておらず、使用する時も使用しない時も同じ略直方体形状の容器本体としておく必要があり、使用しない時、つまり、ロール状物を入れずに搬送したり、あるいは保管している時に嵩張るという問題がある。
また、上記特許文献3に示された従来例にあっては、上方が開口した直方体形状のダンボール製の下箱の対向する側壁部の上端部に宙吊り状にロール状物品の軸の両端部の下半部を支持する第一の軸受け部を設け、ダンボール製の支持板を下容器の第一の軸受け部を設けた垂直な側壁部の内側に沿って起立させると共に該支持板の上半部を下容器の上開口から上方に突出させ、支持板の上半部に上端から下方に案内溝を設けて該案内溝の溝底部分に上記第一の軸受け部よりも内側においてロール状物品の軸の両端部の下半分を支持する第二の軸受け部を設け、上容器の対向する側壁部の下端縁部に上記第一の軸受け部、第二の軸受け部により支持したロール状物品の軸の両端部の上半部を支持するための第三の軸受け部を設け、上容器内に入った起立状態の支持板の上部を挿入するようにしたものである。
しかしながら、この従来例にあっては、支持板は垂直な側壁部の内面に沿わせているだけなので、安定して起立させることができず、支持板がぐらついたりするため、起立した支持板間にロール状物品を挿入しながら支持板の第二の軸受け部にロール状物品の軸を嵌め込んで支持させるという作業がし難く、しかも、挿入後においても支持板がぐらついたり、傾いたりするので、支持板の第二の軸受け部により安定してロール状物品の軸を支持できず、特に、支持板が傾くと、支持板の第二の軸受け部によりロール状物品を支持しない状態となってしまうという問題がある。しかも、上記従来例のものはダンボール製の使い捨てのものであって、繰り返し使用するものではなく、1回使用する廃棄されてしまうものであって、資源の有効利用という観点から好ましくないという問題がある。
特公平1−26942号公報
特開2002−255275号公報
特開2002−80087号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ロール状物品の収納作業が容易にできると共にロール状物を安定して強固に支持でき、しかも、使用しない時には嵩を低くコンパクトにして搬送や保管ができ、繰り返し使用が可能な運搬用容器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る運搬用容器は、上方が開口した合成樹脂製の下容器1と下方が開口した合成樹脂製の上容器11の両開口部を合わせて重ねた状態で内部にロール状物品30を収納するようにした運搬用容器Aであって、下容器1の対向する側壁部2の上端縁部にロール状物品30の軸31の両端部の下半部を支持する第一の軸受け部3を設け、横向にすることで下容器1内に収納自在な合成樹脂製の軸受け部材20を下容器1の上記第一の軸受け部3を設けた側壁部2の内側において垂直に起立させると共に該軸受け部材20の上半部を下容器1の上開口から上方に突出させ、軸受け部材20の上半部に上端から下方に案内溝21を設けて該案内溝21の溝底部分に上記第一の軸受け部3よりも内側においてロール状物品30の軸31の両端部の下半分を支持する第二の軸受け部23を設け、上容器11の対向する側壁部2の下端縁部に上記第一の軸受け部3、第二の軸受け部23により宙吊り状に支持したロール状物品30の軸の両端部の上半部を支持するための第三の軸受け部13を設け、下容器1、上容器11にそれぞれ起立状態の軸受け部材20の下部と上部とをそれぞれ支持して起立状態を保持するための支持部4、14を設け、下容器1と上下反転した上容器11とをネスティング積み自在として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、ロール状物品30の軸31を下容器1の第一の軸受け部3と、軸受け部材20に設けた第二の軸受け部23で受けてロール状物品30の荷重を安定して支持できるものであり、特に、軸受け部材20が下容器1、上容器11に対してそれぞれ支持部4、14により支持されてぐらついたり、傾いたりすることなく、起立状態を保持しているので、支持が安定して確実にできるものであり、また、第三の軸受け部13でロール状物品30の軸31の上半分を支持するので、軸31が上下方向にがたついたりせず、この点でも安定した支持ができるものであり、また、軸受け部材20は下容器1の支持部4に支持された状態で起立しているので、下容器1にロール状物品30の下半分を入れると共に軸31を軸受け部材20の案内溝21の上端から入れる作業を行う際、軸受け部材20が傾いたり、ぐらついたりせず、上記作業が容易且つ確実に行えるものであって作業性が向上するものであり、また、下容器1、上容器11、軸受け部材20はいずれも合成樹脂製で繰り返し使用が可能であり、しかも、軸受け部材20を下容器1内に横向きにして収納した状態で下容器1と上容器11とをネスティング積みすることで、運搬用容器Aを構成する3つの部材を一纏めにしてコンパクトにすることができ、運搬用容器Aを使用しない状態での搬送や保管等において大きなスペースを取らないものである。
また、各側壁部2がいずれも上方に行く程外側となるように傾斜した合成樹脂製の下容器1と、各側壁部2がいずれも下方に行く程外側となるように傾斜した合成樹脂製の上容器11とを同一形状、同一大きさのもので構成し、下容器1と上下反転した上容器11とをネスティング積み自在としてあることが好ましい。
このような構成とすることで、合成樹脂製の上容器11と下容器1とを共通化でき、共通の金型で上容器11と下容器1とを成形できるので、コストが安くなる。
また、軸受け部材20の下端部が下容器1に対して起倒可能なように回動自在に軸支してあり、該軸支構造が軸部22が縦長孔9に対して上下移動自在で、横向き姿勢の軸受け部材20を軸部22を中心に回動して起立した状態において軸受け部材20を下方にスライドさせることで支持部4により軸受け部材20の起立状態を保持し、起立保持状態において軸受け部材20を上方にスライドさせることで支持部4による軸受け部材20の保持を解除して軸受け部材20を横向き姿勢に回動自在可能とすることが好ましい。
このような構成とすることで、使用しない時には軸受け部材20を起立させて上方に引き上げた状態で横向きに倒すことで下容器1の支持部4による軸受け部材20の起立状態保持を解除し、この状態で軸受け部材20を軸部22を中心に横向きに倒すことで、軸受け部材20を下容器1内に横向きにして収納でき、また、使用する時は、軸部22を中心に軸受け部材20を回動させて起立させ、起立姿勢のまま下方にスライドさせるだけで、軸受け部材20が支持部4により支持されて起立姿勢を保持するものであり、簡単な構成で起立姿勢の保持、起立姿勢の保持を解除して下容器1内に収納するという作業が容易に行えるものである。
本発明は、下容器の第一の軸受け部と、軸受け部材に設けた第二の軸受け部でロール状物品からの荷重を支持でき、特に、軸受け部材が下容器、上容器に対してそれぞれ支持部により支持されてぐらついたり、傾いたりすることなく、起立状態を保持しているので、安定して確実且つ強固に支持できるものであり、また、第三の軸受け部でロール状物品の軸の上半分を支持するので、軸が上下方向にがたついたりせず、この点でも安定した支持ができるものであり、また、軸受け部材は下容器の支持部に支持された状態で起立しているので、下容器にロール状物品の下半分を入れると共に軸を軸受け部材の案内溝の上端から入れる作業を行う際、軸受け部材が傾いたり、ぐらついたりせず、上記作業が容易且つ確実に行え、作業性が向上するものであり、また、下容器、上容器、軸受け部材はいずれも合成樹脂製で繰り返し使用が可能であって資源の有効利用が図れ、しかも、軸受け部材を下容器内に横向きにして収納した状態で下容器と上容器とをネスティング積みすることができるので、運搬用容器を構成する3つの部材を一纏めにしてコンパクトにできて、運搬用容器を使用しない状態での搬送や保管等において大きなスペースを取らないので搬送、保管効率が良くなるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の運搬用容器Aは内部にロール状物品30を収納するためのものであり、合成樹脂製の下容器1と、合成樹脂製の上容器11と、2個の合成樹脂製の軸受け部材20とが一つのセットとなって構成してある。ここで、下容器1には合成樹脂製のパレット用脚部材40を設ける場合と、設けない場合とがある。図1乃至図9にはパレット用脚部材40を設ける例が示してあり、図10乃至図17にはパレット用脚部材40を設ける例が示してある。
まず、図1乃至図9に示す実施形態に基いて説明する。合成樹脂製の下容器1は平面視正方形状又は長方形状をしており、各側壁部2がいずれも上方に行く程外側となるように傾斜していて上開口の周縁部にはフランジ部5が設けてあり、対向する1対の側壁部2(添付図面に示す実施形態では短辺側の側壁部2)の上端縁部(上端縁部にはフランジ部5を含んでいる)に半円状をした第一の軸受け部3が形成してある。図7(a)に示すように、この下容器1の底面部8の上記第一の軸受け部3を設けた上記1対の側壁部2側の端部付近に該側壁部2の下辺に沿って1乃至複数の突起4aが上方に向けて突出してあり、該突起4aと上記側壁部2の下部との間の隙間が支持部4となっている。上記第一の軸受け部3を設けた側壁部2の両側端部付近には下容器1内側に向けて支柱部6が突設してあり、同一側壁部2において両側端部付近に位置する両支柱部6の対向面の下端部に上下に長い縦長孔9が形成してある。また、上方に行く程外側となるように傾斜している側壁部2の外面の上部には該下容器1と、上下逆にした上容器11とをネスティング積みする際に下段の上容器11のフランジ部15に載置される載置用突部7が突設してある。
合成樹脂製の軸受け部材20は図9に示すようなもので、下端部の両側に先端が自由端となった弾性片28を設け、弾性片28の下端の外側面に軸部22を突設してある。軸受け部材20は内面が平坦な板部24の外面側に縦、横等に多数のリブ25を突設して構成してあり、軸受け部材20を垂直に起立させた状態で、平坦な板部24の内面は垂直面となり、多数のリブ25を突設することで構成される外面(リブ25の突出面)は上下方向の中間が垂直な板部24から最も外側に突出し且つ中間よりも上方にいく程突出量が次第に小さくなる共に中間より下方に行く程突出量が次第に小さくなるように設定してある。つまり、多数のリブの突出面により構成される軸受け部材20の外面側は上部及び下部ともそれぞれ傾斜した傾斜部26a、26bとなっており、その上下の傾斜部26a、26bの傾斜方向は互いに逆向きとなっており、下の傾斜部26aの傾斜角度は下容器1の上記第一の軸受け部3を設けた側壁部2の内面の傾斜と同じ傾斜角度となっており、上の傾斜部26bの傾斜確度は後述する上容器11の第三の軸受け部13を設けた側壁部12の内面の傾斜と同じ傾斜角度となっている。軸受け部材20の上半部に上端から下方に向けてU字状に切欠して案内溝21が形成してあり、この案内溝21の溝底部分に半円状をした第二の軸受け部23を設けてある。
上記構成の軸受け部材20の両側下端部に設けた軸部22は下容器1の第一の軸受け部3を設けた側壁部2の内面部の両端部付近に突設した支柱部6の対向面の下端部に設けた縦長孔9内に上下移動自在且つ回転自在に嵌め込んであり、軸受け部材20を起立させた状態で軸受け部材20を下方にスライドさせる(つまり軸部22を縦長孔9の下端部に移動させる)ことで、図4(b)の実線に示すように、軸受け部材20の下端部が支持部4を構成する下容器1の側壁部2と突起4aとの間の隙間に嵌め込まれて軸受け部材20の起立状態が保持されるようになっている。この起立状態において軸受け部材20の内面部の板部24は垂直となり、軸受け部材20の外面部を構成する傾斜部26aが第一の軸受け部3を設けた側壁部2に当接している。このように第一の軸受け部3を設けた側壁部2に沿って軸受け部材20を起立させた状態において軸受け部材20の上半部が下容器1の上開口から上方に突出するようになっている。
一方、上記のように軸受け部材20を起立させている状態で、軸受け部材20を上方にスライドさせる(つまり軸部22を縦長孔9の上端部に移動させる)ことで、軸受け部材20の下端部が支持部4を構成する下容器1の側壁部2と突起4aとの間の隙間から上方に抜けることで支持部4による起立状態の保持が解除される。したがって、この状態で軸部22を中心に軸受け部材20を回動させることで軸受け部材20を図4(b)の想像線に示すように下容器1内に横向きに倒すことができるようになっている。ここで、実施形態では、両側の軸受け部材20を横向きに倒した場合、両側の軸受け部材20の一部同士が上下方向に重複するようになっている。
合成樹脂製の上容器11は平面視正方形状又は長方形状をしており、各側壁部12がいずれも下方に行く程外側となるように傾斜していて下開口の周縁部にはフランジ部15が設けてあり、対向する1対の側壁部12(添付図面に示す実施形態では短辺側の側壁部12)の下端縁部(下端縁部にはフランジ部15を含んでいる)に半円状をした第二の軸受け部13が形成してある。この上容器11の底面部18の上記第二の軸受け部13を設けた上記1対の側壁部12側の端部付近に該側壁部12の辺に沿って1乃至複数の突起14aが下方に向けて突出してあり、該突起14aと上記側壁部12の下部との間の隙間が支持部14となっている。また、上容器11は前述の下容器1とネスティング積みができるようになっており、このため、下方に行く程外側となるように傾斜している側壁部2の外面のフランジ部15側には該上容器11を上下逆にして前述の下容器1とネスティング積みする際に下段の下容器1のフランジ部5に載置される載置用突部17が突設してある。
上容器11は下容器1と同じ形状、同じ大きさのものである必要はないが、添付図面においては、上容器11として下容器1と同じ形状、同じ大きさのものを使用してある。つまり、本実施形態では下容器1と上容器11とを共通化してあり、上容器11としては下容器1と同じもので軸受け部材20を取付けていないものを上下逆にして使用するようになっている。この場合、図1乃至図8に示す下容器1の側壁部2、第一の軸受け部3、支持部4、突起4a、フランジ部5、支柱部6、載置用突部7、底面部8が、それぞれ上容器11の側壁部12、第二の軸受け部13、支持部14、突起14a、フランジ部15、載置用突部17、底面部18に一致する。また、この場合、上容器11には下容器1の支柱部6、縦長孔9と同じ支柱部16、縦長孔19が設けてある。
上記のような構成の運搬用容器Aの使用に当たっては、以下のようにして使用する。すなわち、下容器1内に横向きに倒して収納している軸受け部材20を軸部22を中心に回動して起立させると共に起立姿勢で軸受け部材20を下方にスライドさせて軸受け部材20の下端部を支持部4で支持すると共に軸受け部材20の上半部を下容器1よりも上方に突出させる。このようにして軸受け部材20の内面が垂直面となる起立姿勢を保持した状態で、ロール状物品30の軸31を軸受け部材20の案内溝21の上端開口から嵌め込み、案内溝21で軸31を案内しながらロール状物品30の下半部を下容器1内において両軸受け部材20間に位置させると共に、該軸31の両端部の下半分の半円部を、案内溝21の溝底部分の第二の軸受け部23と下容器1の側壁部2の上縁部に設けた第一の軸受け部3とで支持することで、ロール状物品30を宙吊り状態となるように軸31の両端部がそれぞれ第一の軸受け部3と第二の軸受け部23とで支持される。
このロール状物品30の収納と軸31の案内溝21の上端からの挿入作業の際、本発明においては、軸受け部材20が起立姿勢を保持された状態で下容器1に取付けてあるので、軸受け部材20が傾いたり、ぐらついたりせず、特に、挿入時にロール状物品30や軸31が軸受け部材20に当たっても、傾いたり、ぐらついたりしないので、簡単且つ確実にロール状物品30を挿入し且つ軸31を案内溝21の上端から挿入して第一の軸受け部3と第二の軸受け部23とで支持させる作業ができるものである。
このように下容器1内にロール状物品30の下半部を入れると共に軸31の両端部の下半部を第一の軸受け部3と第二の軸受け部23とでそれぞれ支持した状態で、下方が開口した上容器11をロール状物品30の上半部に被せ、上容器11の下開口のフランジ部15を下容器1の上開口のフランジ部5に合わせる。この状態で上容器11の対向する側壁部12の下端部に設けた半円状の第二の軸受け部13がそれぞれ軸31の両端部の上半部に嵌め込まれて該軸31の端部の上半部が第二の軸受け部13により支持され、同時に、軸受け部材20の上端部が側壁部12と突起14aとの間の隙間により構成される支持部14に嵌め込まれて軸受け部材20の上端部が上容器11に支持されると共に軸受け部材20の上半部の外側部を構成する上の傾斜部26bが上容器11の傾斜した側壁部12に当接する(図2(b)参照)。
上記上容器11をロール状物品30の上半部に被せる作業をする際、一対の起立した軸受け部材20の各上半部の外側面は上に行く程内側となるような上の傾斜部26bとなっているので、該1対の軸受け部材20の各上の傾斜部26bをガイドとして上容器11を被せる作業が容易に行えるものであり、上容器11のフランジ部15を下容器1の上開口のフランジ部5に合わせた状態で、上記のように、軸受け部材20の上端部が支持部14に自動的にぴったりと嵌め込まれると共に上の傾斜部26bが上容器11の傾斜した側壁部12にぴったりと自動的に当接するので、上方から上容器11を被せる操作を行うのみで部材相互の位置決め連結が自動的に行えるのである。
上記のようにして下容器1に上容器11を被せた後に、下容器1と上容器11とを任意のバンドやクリップ等の任意の結合手段により結合してもよい。
このようにして運搬用容器Aに収納され且つ軸31の下半部を第一の軸受け部3と第三の軸受け部23とで支持されたロール状物品30は運搬用容器Aに宙吊りされて支持されるものである。このようにしてロール状物品30を運搬用容器A内に宙吊りに支持した状態で搬送したり、保管することで、ロール状物品30を保護した状態で搬送したり、保管したりできるものである。
ロール状物品30からの荷重は垂直に起立した軸受け部材20の第三の軸受け部23と下容器1の側壁部2の第一の軸受け部3とで支持されるのであるが、この場合、第一の軸受け部3のみでロール状物品30の荷重を支持するものにおいては、合成樹脂製の下容器1の側壁部2は成形上の制約で傾斜しているため、荷重の支持強度という点に関しては垂直なものに比べて不利であるが、本発明においては、軸受け部材20が上下両端部をそれぞれ支持部4、14により垂直に起立した姿勢で保持されているので、搬送や保管時に軸受け部材20が傾いたり、がたついたりせず、したがって、ロール状物品30の荷重を安定して確実に支持でき、特に、垂直姿勢を保持しているので、荷重の支持に対しては最も強く支持できるものである。しかも、軸受け部材20の外側面は下容器1の傾斜した側壁部2、上容器11の傾斜した側壁部12の内面にそれぞれぴったりと当接しているので、荷重を受けた場合における軸受け部材20の外広がりを防止できてよりいっそう確実に荷重の支持ができるものである。
また、第二の軸受け部13により軸31の端部の上半部を支持しているので、軸31は端部の全周が第一の軸受け部3、第二の軸受け部13、第三の軸受け部23により支持されることになって、搬送中に振動が加わっても軸31が上下方向にがたついたりしないものである。
ここで、実施形態のように軸受け部材20の内面部を平坦面とすることで、ロール状物品30の巻きずれと端面の傷付きを防止できるものである。
一方、上記運搬用容器Aが空の場合、つまり、使用しない場合は、下容器1に対して起立している軸受け部材20を上方にスライドさせて支持部4による保持を解除した状態で軸部22を中心に回動して軸受け部材20を横に倒して下容器1の底面部8の上に重ね、この状態で、上容器11を上下逆にし、図9に示すように、上容器11と下容器1とをネスティング積みするものである。この場合、下容器1の上開口から上下逆にした状態の上容器11の下部を嵌め込んでネスティング積みしてもよく、あるいは、上下逆にした状態の上容器11の上開口から下容器1の下部を嵌め込んでネスティング積みしてもよい。また、複数の運搬用容器Aを上記のようにしてネスティング積みする際に、運搬用容器Aを構成する下容器1と上容器11とをネスティング積みした組に、更に、別の運搬用容器Aを構成する下容器1と上容器11とをネスティング積みした組をネスティング積みするというように、つまり、……下容器1、上容器11、下容器1、上容器11……というように交互に下容器1と上容器11とをネスティング積みしてもよい。ネスティング積みした状態では、上容器11の載置用突部17の下面が下段の下容器1のフランジ部5に載置され、また、下容器1の載置用突部7の下面が下段の上容器11のフランジ部15に載置される。
このようにして運搬用容器Aを下容器1と上容器11とに分離すると共に軸受け部材20を下容器1内に横にして倒した常態でネスティング積みすることで非使用時における運搬用容器Aを構成する各部材を一纏めにして嵩低くコンパクトにでき、この状態で非使用時における運搬用容器Aの搬送や保管ができるので、運搬用容器Aの繰り返し使用に当たって、空の状態における搬送や保管に要するスペースが狭くてよく、また、下容器1と上容器11と軸受け部材20とからなる運搬用容器Aのセットがバラバラにならないようにできるものである。
次に、図10乃至図17に基いて本発明の他の実施形態につき説明する。本実施形態においては、下容器1の底面部8の下面にパレット用脚部材40を設ける点が上記実施形態と異なるのみで、他の構成は上記実施形態と同様であるので、下容器1の底面部8の下面にパレット用脚部材40を設け構成について説明する。
下容器1の底面部8の両長辺に沿ってそれぞれ複数箇所に係止孔部50が設けてあり、下容器1の底面部8の下面にそれぞれ両長辺に沿ってフォーク差し込み部41を有する合成樹脂製のパレット用脚部材40を配置し、該パレット用脚部材40の上面部に形成した係止突起51を上記係止孔部50に嵌め込み係止することで下容器1の底面部8の下面にパレット用脚部材40を取付けるようになっている。ここで、上容器11として下容器1と同一形状、同一大きさのものを使用する場合、上容器11の底面部18にも同様に係止孔部50と同じ係止孔部(図示せず)が存在するが、上容器11の係止孔部51にはパレット用脚部材40は取付けない。
このように下容器1にパレット用脚部材40を取付けたものの場合、運搬用容器Aを移動する際、パレット用脚部材40のフォーク差し込み部41にフォークリフト装置のフォークを差し込んで持ち上げて容易に移動することができる。
なお、前述のようにロール状物品30を宙吊り状態に収納支持した運搬用容器Aを複数搬送したり、保管したりする場合には、図15に示すように、別部材のパレット60上に複数載置するようにしてもよく、運搬用容器Aを上下に多段に積み重ねてもよい。
一方、上記運搬用容器Aが空の場合、つまり、使用しない場合は、前述の実施形態と同様に上容器11と上下逆にした下容器1とをネスティング積みするものであるが、この場合、図17に示すように、パレット用脚部材40を取付けたままの状態でネスティング積みされるものである。
A 運搬用容器
1 下容器
2 側壁部
3 第一の軸受け部
4 支持部
9 縦長孔
11 上容器
12 側壁部
13 第三の軸受け部
14 支持部
20 軸受け部材
21 案内溝
22 軸部
23 第二の軸受け部
30 ロール状物品
31 軸
1 下容器
2 側壁部
3 第一の軸受け部
4 支持部
9 縦長孔
11 上容器
12 側壁部
13 第三の軸受け部
14 支持部
20 軸受け部材
21 案内溝
22 軸部
23 第二の軸受け部
30 ロール状物品
31 軸
Claims (3)
- 上方が開口した合成樹脂製の下容器と下方が開口した合成樹脂製の上容器の両開口部を合わせて重ねた状態で内部にロール状物品を収納するようにした運搬用容器であって、下容器の対向する側壁部の上端縁部にロール状物品の軸の両端部の下半部を支持する第一の軸受け部を設け、横向にすることで下容器内に収納自在な合成樹脂製の軸受け部材を下容器の上記第一の軸受け部を設けた側壁部の内側において垂直に起立させると共に該軸受け部材の上半部を下容器の上開口から上方に突出させ、軸受け部材の上半部に上端から下方に案内溝を設けて該案内溝の溝底部分に上記第一の軸受け部よりも内側においてロール状物品の軸の両端部の下半分を支持する第二の軸受け部を設け、上容器の対向する側壁部の下端縁部に上記第一の軸受け部、第二の軸受け部により宙吊り状に支持したロール状物品の軸の両端部の上半部を支持するための第三の軸受け部を設け、下容器、上容器にそれぞれ起立状態の軸受け部材の下部と上部とをそれぞれ支持して起立状態を保持するための支持部を設け、下容器と上下反転した上容器とをネスティング積み自在として成ることを特徴とする運搬用容器。
- 各側壁部がいずれも上方に行く程外側となるように傾斜した合成樹脂製の下容器と、各側壁部がいずれも下方に行く程外側となるように傾斜した合成樹脂製の上容器とを同一形状、同一大きさのもので構成し、下容器と上下反転した上容器とをネスティング積み自在としてあることを特徴とする請求項1記載の運搬用容器。
- 軸受け部材の下端部が下容器に対して起倒可能なように回動自在に軸支してあり、該軸支構造が軸部が縦長孔に対して上下移動自在で、横向き姿勢の軸受け部材を軸部を中心に回動して起立した状態において軸受け部材を下方にスライドさせることで支持部により軸受け部材の起立状態を保持し、起立保持状態において軸受け部材を上方にスライドさせることで支持部による軸受け部材の保持を解除して軸受け部材を横向き姿勢に回動自在可能として成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の運搬用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004131694A JP2005313913A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 運搬用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004131694A JP2005313913A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 運搬用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005313913A true JP2005313913A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35441747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004131694A Pending JP2005313913A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 運搬用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005313913A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103303598A (zh) * | 2012-03-09 | 2013-09-18 | 三甲株式会社 | 滚筒收容件 |
JP2013184736A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Sanko Co Ltd | ロール収容具 |
EP2644534A1 (en) | 2012-03-27 | 2013-10-02 | Kyoraku Co., Ltd. | Container for roll body |
JP2021079978A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社村田製作所 | ロール保管容器 |
JP2021079979A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社村田製作所 | ロール保管容器 |
JP2021079980A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社村田製作所 | ロール保管容器 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3808735A1 (de) * | 1988-03-16 | 1989-09-28 | Lamiflex Verpackungstechnik Gm | Transportbehaelter fuer walzen, wickelkoerper od. dgl. |
JPH1095430A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Iyo Tekko Kk | ロール部材用パレット |
JPH11278487A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 缶用運搬容器 |
JPH11310238A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Zeon Kasei Co Ltd | コンテナ |
JP2002080087A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-19 | Kawatake Electronics Co Ltd | ロール状物品のコンテナ |
-
2004
- 2004-04-27 JP JP2004131694A patent/JP2005313913A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3808735A1 (de) * | 1988-03-16 | 1989-09-28 | Lamiflex Verpackungstechnik Gm | Transportbehaelter fuer walzen, wickelkoerper od. dgl. |
JPH1095430A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Iyo Tekko Kk | ロール部材用パレット |
JPH11278487A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 缶用運搬容器 |
JPH11310238A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Zeon Kasei Co Ltd | コンテナ |
JP2002080087A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-19 | Kawatake Electronics Co Ltd | ロール状物品のコンテナ |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103303598A (zh) * | 2012-03-09 | 2013-09-18 | 三甲株式会社 | 滚筒收容件 |
JP2013184736A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Sanko Co Ltd | ロール収容具 |
EP2644534A1 (en) | 2012-03-27 | 2013-10-02 | Kyoraku Co., Ltd. | Container for roll body |
JP2013227071A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-11-07 | Kyoraku Co Ltd | ロール体用コンテナ |
JP2021079978A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社村田製作所 | ロール保管容器 |
JP2021079979A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社村田製作所 | ロール保管容器 |
JP2021079980A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 株式会社村田製作所 | ロール保管容器 |
JP7350259B2 (ja) | 2019-11-19 | 2023-09-26 | 株式会社村田製作所 | ロール保管容器 |
JP7388696B2 (ja) | 2019-11-19 | 2023-11-29 | 三甲株式会社 | ロール保管容器 |
JP7388695B2 (ja) | 2019-11-19 | 2023-11-29 | 三甲株式会社 | ロール保管容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2004274301A1 (en) | Article storage case | |
US20140117014A1 (en) | Device for orienting a stack of containers | |
JP2005313913A (ja) | 運搬用容器 | |
JP2010111401A (ja) | 運搬用容器 | |
KR101540579B1 (ko) | 포장 운송용 거치 장치 | |
JP2009083875A (ja) | 組み立て式コンテナ | |
KR101598209B1 (ko) | 가변형 파레트 | |
JP5769240B2 (ja) | パレット | |
JP2010064758A (ja) | ハニカム構造体包装体 | |
JP5262320B2 (ja) | 組み立て式コンテナ | |
JP2007204119A (ja) | パレット用梱包箱及び梱包箱付きパレット | |
JP4121517B2 (ja) | コンテナのスタック構造 | |
JP2002096834A (ja) | 移送用トレイ | |
JP4485963B2 (ja) | 板状物収納容器 | |
JP3176135U (ja) | 梱包用トレイ | |
JP2001048178A (ja) | 多段積みトレイ | |
JP2005324823A (ja) | ロール状物運搬用ホルダ | |
JP2006325976A (ja) | 収容箱 | |
JP2002362554A (ja) | パレット容器 | |
JP2005014992A (ja) | 画像形成装置の梱包装置、パレット及び物品梱包装置 | |
JP3214858U (ja) | 組み立て式コンテナ | |
KR20060031447A (ko) | 포장용 상자, 괘선형성방법 및 포장용 상자의 제조 방법 | |
JP3693866B2 (ja) | 缶ビン類の運搬保管用容器 | |
JP7259283B2 (ja) | 組み立て式コンテナ | |
JP2003300531A (ja) | 運搬容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070326 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20091224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100511 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |