JPH0733891U - ロール製品用プロテクター - Google Patents

ロール製品用プロテクター

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JPH0733891U
JPH0733891U JP7095393U JP7095393U JPH0733891U JP H0733891 U JPH0733891 U JP H0733891U JP 7095393 U JP7095393 U JP 7095393U JP 7095393 U JP7095393 U JP 7095393U JP H0733891 U JPH0733891 U JP H0733891U
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roll product
product
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JP7095393U
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義和 足立
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村▲ずみ▼株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチックフィルム、プラスチックシー
ト、紙等の広幅の帯状製品を中空心部に巻回してなるロ
ール製品を、安全に且つ荷崩れのおそれなく段積みして
輸送・保管することができるロール製品用プロテクター
を提供する。 【構成】 広幅の帯状製品32を中空心部33に巻回し
てなるロール製品31を輸送・保管するためのプロテク
ター11において、裏面でロール製品31の端面を押さ
える方形の基板部12と、ロール製品31の中空心部3
3の中空孔34に挿入可能に基板部12の裏面中央に突
設したロール製品支持用円筒部13と、基板部12の裏
面四角に突設した段積み用脚部14と、脚部14の先端
21を挿入可能に基板部12の表面四角に設けた段積み
用凹部23と、基板部12の各側面中央に設けた梱包用
バンド溝18とを具備してなる硬質合成樹脂成形体であ
って、基板部12の各辺長を前記ロール製品31の外径
よりも長くするとともに、脚部14の脚長を円筒部13
の全長よりも長くしたことを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、広幅の帯状製品を中空心部に巻回してなるロール製品を輸送・保管 するためのロール製品用プロテクターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プラスチックフィルム、プラスチックシート、紙等の広幅の帯状製 品を輸送・保管する場合には、図7に示すように、これらの帯状製品2を中空心 部3に巻回してロール製品1を形成し、輸送・保管中に帯状製品2が側方に竹の 子状に滑り出すのを防止するため、ロール製品1にプロテクター5を組み付けて 輸送・保管していた。 このプロテクター5は、方形のベニヤ板製側板6の中央に設けた軸孔7に合成 樹脂製のT字形の頭付支軸8を挿通してなるもので、ロール製品1の両端面を一 対の側板6で挟持するとともに、頭付支軸8を中空心部3の中空孔4に挿入して ロール製品1を支持し、必要に応じ、両側板6の外側に梱包用バンド9を十字状 に掛けて全体を緊締している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のプロテクター5によれば、プロテクター5をロール製品1 に組み付ける作業が繁雑であり、また、ロール製品1を複数個段積みして輸送・ 保管する時、側板6のベニヤ板は板厚が薄いので、上下の側板6が互いに少しず れただけで荷崩れを起こすおそれがあり、さらに、側板6のベニヤ板は耐久性に 乏しいなどの問題があった。 本考案は、従来のプロテクター5を改良して、上述のような問題点を取除くこ とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のロール製品用プロテクターは、広幅の帯 状製品を中空心部に巻回してなるロール製品を輸送・保管するためのプロテクタ ーにおいて、裏面で前記ロール製品の端面を押える方形の基板部と、前記ロール 製品の中空心部の中空孔に挿入可能に前記基板部の裏面中央に突設したロール製 品支持用円筒部と、前記基板部の裏面四角に突設した段積み用脚部と、該脚部の 先端を挿入可能に前記基板部の表面四角に設けた段積み用凹部とを具備してなる 硬質合成樹脂成形体であって、前記基板部の各辺長を前記ロール製品の外径より も長くするとともに、前記脚部の脚長を前記円筒部の全長よりも長くしたことを 特徴とするものである。 そして、前記円筒部内周に複数個の補強リブを軸方向に設けることが強度上好 ましい。 また、前記基板部の各側面中央に梱包用バンド溝を設けると、輸送や保管中の 荷崩れを防止することができる。
【0005】
【作用】
上記構成のプロテクターをロール製品に適用するには、一対のプロテクターの 基板部裏面でロール製品の両端面を押えて挟持するとともに、円筒部をロール製 品の中空心部の中空孔に挿入してロール製品を支持し、必要に応じ、バンド溝に 2本の梱包用バンドを十字状に掛けて全体を緊締する。この作業は、基板部と円 筒部とが一体成形されているので簡単である。 このようにプロテクターを適用したロール製品は、水平状態に段積みした時、 上段のプロテクターの基板部及び脚部の下面が対応する下段のプロテクターの基 板部及び脚部の上面に載る。そのため、ロール製品どうしが水平方向に少々ずれ ても荷崩れするおそれはない。 使用しないプロテクターは、段積みして輸送・保管する。その際、上段のプロ テクターの脚部先端を下段のプロテクターの基板部表面に設けた凹部に挿入し、 必要に応じて、バンド溝に梱包用バンドを掛けて全体を緊締しておく。これによ り、プロテクターどうしのずれがなくなり、荷崩れが防止される。 なお、プロテクターは、硬質合成樹脂からなるので耐久性に富む。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図6に基づいて説明する。 図1〜図3は本実施例のプロテクターの構成を示す図である。図示のように、 プロテクター11は、基板部12、円筒部13及び脚部14を具備してなる硬質 合成樹脂成形体である。 基板部12は、正方形の板状体で、それぞれが溝形の断面形状を有する中央の 環状部15と正方形の周縁部16とをT字形の断面形状を有する複数個の放射状 リム部17により接続してなり、周縁部16の各外側面中央にバンド溝18を設 けている。周縁部16の辺長は、後述するロール製品31の外径よりも長くして ある。
【0007】 円筒部13は、基板部12の環状部15の裏面中央に突設した筒状体で、内周 に複数個の補強リブ19を軸方向に設けており、外周が後述するロール製品31 の中空心部33の中空孔34に挿入可能に形成されている。
【0008】 脚部14は、基板部12の周縁部16の裏面四角に突設した三角形の断面形状 を有する筒状体で、中間部20と先端部21とからなっている。中間部20の中 空孔22は、反先端部側が基板部12の表面に開口して、先端部21の挿入可能 な凹部23を形成している。脚部14の脚長は、前記円筒部13の全長よりも先 端部21の長さだけ長くしてある。
【0009】 上記構成のプロテクター11は、図4に示すように、プラスチックフィルム、 プラスチックシート、紙等の広幅の帯状製品32を中空心部33に巻回してなる ロール製品31の両端に組み付けて使用する。詳しくは、一対のプロテクター1 1の基板部12の裏面でロール製品31の両端面を押さえて挟持するとともに、 円筒部13をロール製品31の中空心部33の中空孔34に挿入してロール製品 31を支持した後、バンド溝18に2本の梱包用バンド24を十字状に掛けて全 体を緊締する。 これにより、基板部12は、帯状製品32が輸送・保管中に側方に竹の子状に 滑り出すのを防止するとともに、その辺長をロール製品31の外径よりも長くし てあるので、ロール製品31を床面上や梱包容器内に水平状態に置いた時、帯状 製品32が床面や梱包容器底面に接触して汚損するのを防止する。
【0010】 上記のようにプロテクター11を組み付けたロール製品31は、図5に示すよ うに、適当数を段積みして輸送・保管することができる。その際、上段のプロテ クター11は、その基板部12のみならず脚部14も対応する下段のプロテクタ ー11の基板部12及び脚部14の上面に載るので、ロール製品31どうしが水 平方向に少々ずれても荷崩れするおそれはない。なお、図示を省略したが、基板 部12又は脚部14の側面にロール製品31どうしのずれを防止するための係止 部を設けてもよい。
【0011】 また、使用しないプロテクター11は、図6に示すように、適当数を段積みし て輸送・保管する。その際、上段のプロテクター11の脚部14の先端部21を 下段のプロテクター11の基板部12の表面に形成した凹部23に挿入し、必要 に応じ、更にバンド溝18に梱包用バンド25を掛けて全体を緊締しておく。こ れにより、プロテクター11どうしのずれがなくなり、荷崩れが防止される。 なお、脚部14の脚長を円筒部13の全長よりも先端部21の長さだけ長くし てあるので、上段の円筒部13の先端が下段の基板部12に突き当たって、上段 のプロテクター11がぐらつくようなことはない。 本考案において、一対のプロテクターをロール製品に組み付けたものを梱包容 器内に隙間なく収容するような場合は、プロテクターがロール製品から離脱する おそれがないのでバンドによる緊締は省略することができる。
【0012】 本考案は、以上説明したように構成されているので、以下の利点を有する。 プロテクター全体を一体の硬質合成樹脂成形体としたので、プロテクターをロ ール製品に組み付ける作業が簡単である上に、プロテクターの耐久性が大である 。そして、プロテクターの円筒部内周に補強リブを設けると、プロテクターの耐 久性を更に増すことができる。 また、ロール製品に組み付けたプロテクターは、ロール製品の帯状製品が側方 に竹の子状に滑り出すのを防止するとともに、ロール製品を床面上や梱包容器内 に水平状態に置いた時、帯状製品が床面や梱包容器の底面に接触して汚損するの を防止する。そのため、ロール製品を安全に輸送・保管することができる。 さらに、プロテクターを組み付けたロール製品及び使用しないプロテクターは 何れも荷崩れの恐れなく段積みして輸送・保管することができる。したがって、 それらの輸送・保管に有するスペースが少なくてすみ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すプロテクターの正面図
である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】本考案のプロテクターを適用したロール製品の
一部切欠き側面図である。
【図5】本考案のプロテクターを適用したロール製品の
段積み状態を示す側面図である。
【図6】本考案のプロテクター自体の段積み状態を示す
一部切欠き側面図である。
【図7】従来のプロテクターの一例を適用したロール製
品の段積み状態を示す一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
11 プロテクター 12 基板部 13 円筒部 14 脚部 18 バンド溝 19 補強リブ 21 先端部 23 凹部 31 ロール製品 32 帯状製品 33 中空心部 34 中空孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広幅の帯状製品を中空心部に巻回してな
    るロール製品を輸送・保管するためのプロテクターにお
    いて、裏面で前記ロール製品の端面を押さえる方形の基
    板部と、前記ロール製品の中空心部の中空孔に挿入可能
    に前記基板部の裏面中央に突設したロール製品支持用円
    筒部と、前記基板部の裏面四角に突設した段積み用脚部
    と、該脚部の先端を挿入可能に前記基板部の表面四角に
    設けた段積み用凹部とを具備してなる硬質合成樹脂成形
    体であって、前記基板部の各辺長を前記ロール製品の外
    径よりも長くするとともに、前記脚部の脚長を前記円筒
    部の全長よりも長くしたことを特徴とするロール製品用
    プロテクター。
  2. 【請求項2】 円筒部内周に複数個の補強リブを軸方向
    に設けた請求項1記載のロール製品用プロテクター。
  3. 【請求項3】 基板部の各側面中央に梱包用バンド溝を
    設けた請求項1又は2記載ロール製品用プロテクター。
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JP2018020852A (ja) * 2017-11-13 2018-02-08 村角株式会社 ロール製品用プロテクター

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JP5778244B2 (ja) * 2011-09-09 2015-09-16 古河電気工業株式会社 ダイシングダイボンディングフィルムの梱包構造および梱包方法
JP7237348B2 (ja) 2019-02-19 2023-03-13 三甲株式会社 ロール保持盤

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