JP2005025620A - 文書更新通知装置及び文書更新通知方法及び文書更新通知装置の制御プログラム - Google Patents

文書更新通知装置及び文書更新通知方法及び文書更新通知装置の制御プログラム Download PDF

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JP2005025620A
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Abstract

【課題】文書の更新内容を容易に把握することができるができる文書更新通知装置を提供する。
【解決手段】文書の更新箇所が識別可能な更新箇所識別文書を作成する更新箇所識別文書作成部106と、文書の更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別文書作成部106により作成された更新箇所識別文書を特定するための特定情報を含む通知データを作成する通知データ作成部108とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書の更新を通知するための文書更新通知装置及び文書更新通知方法及び文書更新通知装置の制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ウェブサーバ上のページに対して、以前のページデータと現在のページデータとを定期的に比較することでページの更新を検知し、更新されたことを利用者に通知する文書更新通知装置が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1において開示されているホームページ更新通知装置は、ウェブサーバ上で蓄積されているページの更新を検知して、更新されたページのURLを電子メールで利用者に通知するものである。
【0004】
また、特許文献2において開示されているWWW(World Wide Web)更新通知システムは、ウェブサーバ上で蓄積されているページの更新を検知して、ページ作成者が作成する更新概要ファイルの内容を電子メールで利用者に通知するものである。
【0005】
また、更に、更新があった場合にどの場所が更新されたかを分り易く示すために、文書を表示する際、更新前の文書から変化している部分を強調表示する文書出力装置が提案されている。このような文書出力装置の例としては、特許文献3において開示されている文書出力システムや更新された文書中の変更点を強調して表示する特許文献4がある。
【0006】
また、近年、WWW(World Wide Web)を利用した情報の提供が急速な普及を見せている。WWWで提供される情報の種類には、新製品の発売やイベントの開催告知等、WWW以外のメディアを通じても提供されるものから、Webオークションサイトの様に、WWWが唯一の情報提供メディアとなっているものも数多く存在するようになった。ユーザは、そこで提供される様々な情報にアクセスし、必要な情報を選択して利用している。
【0007】
WWWでは、情報提供者が非同期に且つ不定期に情報を更新する。そのためユーザは、常に最新の情報を手にするために幾つものWebサーバに能動的にアクセスして、新たな情報が追加されていないか、以前提供された情報が変更されていないか等、自ら確認する必要がある。
【0008】
ここで、例えば、新種のウィルスやセキュリティーホールの発見に関する情報、或いはオークションサイトに登録される新商品の情報等、ユーザにとって緊急性を要する情報を入手するためには、その緊急度に応じた頻度でWebサーバにアクセスする必要があり、ユーザにとって負担となっていた。
【0009】
この負担を軽減するために、従来、自動的にWebサイトを巡回して情報の更新を検知し、その更新をユーザに通知するシステムが存在している。例えば、特許文献5において開示されているシステムは、ユーザの登録したWebページを定期的に監視して、更新が検出された場合にメールで通知するものである。
【0010】
【特許文献1】
特開平10−260886号公報
【特許文献2】
特開平10−171700号公報
【特許文献3】
特開2000−81999号公報
【特許文献4】
特開平11−15716号公報
【特許文献5】
特開2001−67283号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1では、利用者がページの更新を知ることはできるものの、どの箇所が変更されたかを容易に知ることができないという問題がある。
【0012】
特許文献2では、ページ作成者が更新概要ファイルを適切に作成すれば、上記問題も幾分解決されるが、実際の文書で更新箇所を確認することは容易ではないという問題がある。更に、ページ作成者が更新の度に更新概要ファイルを作成するには、多くの手間がかかり、適切な更新概要ファイルを常に作成するのは困難であるという問題もある。
【0013】
そこで、例えば、特許文献1の文書更新通知装置と特許文献3の文書出力装置とを組み合わせることで、あるページが更新された場合に、そのページのURLを通知し、このURLでページを表示する場合に更新箇所を強調表示するような文書更新通知装置が想起される。
【0014】
しかしながら、このような文書更新通知装置でも、ページのサイズが大きい場合には更新箇所を容易に探すことができず、更新内容を把握できないという問題が依然としてある。更に、更新されたページが複数ある場合には、各ページを一つずつ閲覧していく必要があり、更新内容を容易に把握できないという問題点もある。
【0015】
これらの問題については、ウェブページの更新通知を例として説明したが、ネットワークを介して蓄積された文書を閲覧するシステムに関して一般的に該当する問題である。
【0016】
また、特許文献4は、ユーザが指定した文書に更新があったことをユーザに通知するという目的においては有効に機能するものであるが、更新内容を知るためには、通知されたWebページにユーザがアクセスして確認する必要があった。
【0017】
そのため、実際の更新内容がユーザの必要としている情報とは無関係な場合でも、通知されたメッセージからだけではユーザにはそれが分らず、不要なWebアクセスを低減させることはできなかった。
【0018】
このような問題を解決する装置である特許文献3によれば、ユーザは文書を閲覧する際に更新された個所を容易に判別することが可能であるが、更新の行われた文書を自動的に通知する機能を有していないため、ユーザが能動的にサーバにアクセスして文書を取得する手間を軽減することはできない。
【0019】
また、特許文献5によれば、変更された個所については容易に判定することが可能であるが、どのように変更されたかについての情報を得ることができない。
【0020】
このため、例えば、商品の価格情報をチェックする目的で更新通知を受けているユーザが、通知メッセージだけから簡単に更新前後の価格変化等を把握するといったニーズを満たすことができなかった。
【0021】
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解消するためになされたもので、その目的は、文書の更新内容を容易に把握することができる文書更新通知装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、文書の更新をユーザに通知する文書更新通知装置において、文書の更新箇所が識別可能な更新箇所識別文書を作成する更新箇所識別文書作成手段と、文書の更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別文書作成手段により作成された更新箇所識別文書を特定するための特定情報を含む通知データを作成する通知データ作成手段とを備えたことを特徴とする文書更新通知装置を提供する。
【0023】
また、本発明は、文書の更新をユーザに通知する文書更新通知装置において、更新前後の文書の差分情報を抽出する差分情報抽出手段と、更新前の文書と更新後の文書の両方を含み且つ前記差分情報に基づいて当該文書中の変更箇所を識別可能な更新通知メッセージを作成する更新通知メッセージ作成手段とを備えたことを特徴とする文書更新通知装置を提供する。
【0024】
また、本発明は、文書の更新をユーザに通知する文書更新通知方法において、文書の更新箇所が識別可能な更新箇所識別文書を作成する更新箇所識別文書作成ステップと、文書の更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別文書作成ステップにより作成された更新箇所識別文書を特定するための特定情報を含む通知データを作成する通知データ作成ステップとを備えたことを特徴とする文書更新通知方法を提供する。
【0025】
また、本発明は、文書の更新をユーザに通知する文書更新通知方法において、更新前後の文書の差分情報を抽出する差分情報抽出ステップと、更新前の文書と更新後の文書の両方を含み且つ前記差分情報に基づいて当該文書中の変更箇所を識別可能な更新通知メッセージを作成する更新通知メッセージ作成ステップとを備えたことを特徴とする文書更新通知方法を提供する。
【0026】
また、本発明は前記文書更新通知方法が備えた各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする文書更新通知装置の制御プログラムを提供する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づき説明する。
【0028】
尚、以下の実施の形態では“文書”の例として“ページ”を挙げて説明する。
【0029】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態を、図1乃至図14に基づき説明する。
【0030】
図1は、本実施の形態に係る文書更新通知装置の機能モジュールの構成例を示すブロック図である。
【0031】
図1において、101はページ登録部で、変更したページデータを登録するものである。102はページ保持部で、ページ登録部101により登録された変更後のページを保持するものである。103は履歴保持部で、ページ登録部101に新たなデータが登録される前に、ページ保持部102により保持されていた各時点のページデータを履歴として保持するものである。104は差分作成部で、ページ登録部101に新たなデータが登録された時に、ページ保持部102により保持される変更後のページデータと、履歴保持部103により保持される変更前のページデータとの差分を作成するものである。105は差分保持部で、差分作成部104により作成された差分データを保持するものである。
【0032】
また、106は更新箇所識別ページ作成部で、差分保持部105により保持されている差分データを用いて、ページデータ保持部102により保持されているページデータを基にして、更新箇所を識別可能とし、更新箇所を特定した要求があった場合に当該更新箇所が表示されるようなページデータを作成するものである。107は更新箇所識別ページ保持部で、更新箇所識別ページ作成部106により作成されたページデータを保持するものである。108は通知データ作成部で、差分保持部105により保持されている差分データを用いて、更新ページのリストが、更新箇所の概要を表すデータ及び更新箇所識別ページ作成部106により作成されたページデータの各更新箇所を指定して当該箇所を表示するためのリンクデータから構成される通知データを作成するものである。
【0033】
また、109は通知先アドレス保持部で、通知先の利用者のメールアドレスを保持するものである。110は通知メール送信部で、通知データ作成部108により作成された通知データを内容とする電子メールを、通知先アドレス保持部109により保持されているアドレスに対して送信するものである。111はWeb(ウェブ)サーバ部で、通知メール送信部110から送信されたメールに含まれるリンクに対応するページデータの要求を受信し、更新箇所識別ページ保持部107により保持されている対応ページデータを返信するものである。
【0034】
図2は、本実施の形態に係る文書更新通知装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0035】
図2において、201はCPU(中央演算処理装置)で、上記各モジュールを実現するプログラムを実行するものである。202はメモリで、上記各モジュールを実現するプログラムやそのプログラムの動作に必要な領域及び図1の差分保持部105を実現するものである。203はディスク装置で、以下に説明するプログラムを格納し、図1のページ保持部102と履歴保持部103と更新箇所識別ページ保持部107とを実現すると共に、他の動作に必要な永続的データを保持するものである。204はネットワークインタフェース(ネットワークI/F)で、外部のネットワークと接続して、図1の通知メール送信部110とWebサーバ部111による通信を実現するものである。205はバスで、前記各ハードウェアモジュール間のデータ転送と制御信号伝達を行なうものである。
【0036】
次に、本実施の形態に係る文書更新通知装置の利用例を、図3を用いて説明する。
【0037】
図3は、本実施の形態に係る文書更新通知装置の利用例を示す図であり、同図において、301は本実施の形態に係る文書更新通知装置である。この文書更新通知装置301は、図2のネットワークインタフェース204により、IPパケットを伝送するネットワーク302に接続されており、以下に述べるプロトコルによる通信が行なわれる。ネットワーク302としては、例えば、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)がある。303はメールサーバで、ネットワーク302に接続されている。文書更新通知装置301で送信されるメールは、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)により受信者に対応するメールサーバ303に到達する。
【0038】
また、304は利用者が使用するパーソナルコンピュータで、ネットワーク302に接続されている。このパーソナルコンピュータ304では、メーラ305とブラウザ306の各プログラムが動作する。メーラ305は、POP(Post Office Protocol)によりメールサーバ303から利用者宛のメールを受信する。ブラウザ306は、HTTPにより指定したURLに対応するページデータを取得して表示する。メーラ305のプログラムとブラウザ306のプログラムは連携動作可能で、メーラ305においてメール中のURL(Uniform Resource Locator)をクリックすると、ブラウザ306で当該URLのページを表示する。
【0039】
尚、文書更新通知装置301、メールサーバ303及びパーソナルコンピュータ304は、それぞれ複数あっても良いが、説明を簡素化するため、ここでは、それぞれ一つとして説明する。
【0040】
次に、図3に示す利用形態において、文書更新通知がどのように行なわれるかについて、図4を用いて説明する。
【0041】
図4は、本実施の形態に係る文書更新通知装置における更新前のページデータの一例を示す図である。図4においては、図1のページ保持部102により保持されているページのうち、二つのページのみを表示しているが、ページ保持部102には他のページも保持されている。
【0042】
図4において、401は“/page1.html”を識別子とするページのデータ、402は“/page2.html”を識別子とするページのデータである。
【0043】
尚、文書更新通知装置301のホスト名を“server”とすると、データ401のURLは“http://server/page1.html”となり、データ402のURLは“http://server/page2.html”となる。
【0044】
図5は、図1のページ登録部101により登録された更新後のページデータの一例を示す図であり、同図において、501は図4におけるデータ401の更新後のデータ、502は図4におけるデータ402の更新後のデータである。
【0045】
図6は、図4におけるデータ401から図5におけるデータ501及び図4におけるデータ402から図5におけるデータ502への更新が行なわれた後に、通知処理が起動された場合にユーザに送られる通知メールの一例を示す図である。
【0046】
尚、この通知メールが送られるためには、図1の通知先アドレス保持部109にユーザのメールアドレスが保持されている必要があるが、何らかの手段で予めユーザのメールアドレスが保持されているものとする。例えば、メールアドレスを登録するウェブのフォームが用意されており、ユーザが自分のメールアドレスを登録するといった手段が用いられる。
【0047】
図6において、601,611,612,621,622,631,632,651,652,653,654,661,662,663,664は行である。
【0048】
行601は、図1のページ保持部102により保持されているページのうち何ページが更新されたかを表している。以下の情報は、このページ数分列挙される。行611及び行612は、更新されたページのタイトルを表している。行621及び行622は、更新されたページのURLを表している。ユーザが図3のメーラ305でこのURLをクリックすると、ブラウザに当該ページが表示される。例えば、行621をクリックすると、ブラウザには、図7に示すようにページが表示される。行611や行621の情報から、ユーザはどのページが更新されたかを知ることができるが、これだけでは上述した特許文献1と同じであり、どの箇所が更新されたかを容易に知ることができない。
【0049】
そこで、本実施の形態に係る文書更新通知装置では、通知メールに更に次の情報を記載している。図6の行631及び行632は、各ページにおいて更新された箇所の個数を表している。以下の情報は、更新箇所数分列挙される。また、行651、行652、行653及び行654は、更新箇所毎に更新内容を簡易に表している。ある文字列が追加された場合は、[追加]と記した後に、追加された文字列を記す。また、ある文字列が別の文字列に変更された場合は、[変更]と記した後に、変更前の文字列と変更後の文字列を記す。また、ある文字列が削除された場合は、[削除]と記した後に、削除された文字列を記す。この情報により、利用者は更新箇所の概要を知ることができる。
【0050】
但し、この情報だけでは、前後の文脈情報が欠落しているので、更新内容を正確に把握することはできない。
【0051】
そこで、本実施の形態に係る文書更新通知装置では、実際のページにおいて更新箇所を識別可能した上で、更新箇所が容易に分かるようにブラウザで表示できるようにしている。図6の、行661、行662、行663、行664は、更新箇所を識別可能としたページの当該更新箇所を表示するためのURLである。ユーザが図3のメーラ305でこのURLをクリックすると、当該ページの更新箇所を識別可能に表示したページの当該更新箇所をブラウザで表示する。
【0052】
例えば、図6の行661をクリックすると、ブラウザには図8に示すようにページが表示される。更新箇所は、例えば、フォントを変える等して識別可能として表示し、更に、更新箇所を必ずブラウザ画面上に表示することで、ユーザは更新内容を容易に把握することができる。
【0053】
図9は、図6の行662をクリックした時のブラウザでのページ表示例を示す図である。更新箇所が変更である場合は、変更前の文字列と変更後の文字列とを識別可能に表示する。
【0054】
図10は、図6の行663をクリックした時のブラウザでのページ表示例を示す図である。ここでは、行654で示している更新箇所が近接しているので、こちらの更新箇所も同時に表示されている。ページ全体の更新内容を利用者が把握したいことが一般的であるので、全ての更新箇所を同時に識別可能に表示している。また、行654に対応する更新箇所では、削除された文字列を加えて識別可能に表示する。
【0055】
次に、本実施の形態に係る文書更新装置の処理動作について、図11を用いて説明する。
【0056】
図11は、本実施の形態に係る文書更新装置における差分生成処理動作の流れを示すフローチャートであり、この差分生成処理動作は、図1のページ登録部101に新たなページが登録されると開始される。
【0057】
図11において、まず、ステップS1101で、ページ登録部101により登録されるページの識別子を取り出し、ページ保持部102により保持されているページのうち、この識別子で識別されるページデータを履歴保持部103に移す。その後、次のステップS1102へ進む。
【0058】
ステップS1102では、ページ登録部101により登録されたページデータを、ページ保持部102の当該識別子で識別されるページデータとして保持する。その後、次のステップS1103へ進む。
【0059】
ステップS1103では、ページ登録部101により登録されたページデータと、履歴保持部103により保持されている当該識別子で識別される履歴の中で、最も古いページデータとの差分を作成する。この差分の作成は、Unix(登録商標)のdiffコマンド等、既知の技術で実現可能である。ここで差分を生成する際に、HTML(Hypertext Markup Language)の各タグ及びタグで区切られるタグ以外の各部分を、それぞれ比較単位とする。そして、作成した差分を差分保持部105に保持した後、本処理動作を終了する。
【0060】
図12は、本実施の形態に係る文書更新通知装置における差分保持部105の状態の一例を示す図である。この例では、ページデータ保持部102により保持されているページデータが、図4に示すデータから図5に示すデータに更新された後の状態を示している。
【0061】
図12において、1201は更新されたページを示すリストである。列1211は、更新されたページの識別子を保持する。列1212は、当該ページの差分データを保持したリストへのポインタを保持する。1202,1203は各ページの差分データのリストである。差分データ1202,1203は、次のフィールドから構成される。列1221は、差分が生じる箇所を更新後のページデータにおける文字位置で表現した値を保持する。例えば、更新後のページデータにおいて、100番目の文字に引き続く文字列が、追加された文字列であるか変更された文字列である場合には、この値は100となる。また、100番目の文字の後にあった文字列が削除された場合も、この値は100となる。列1222は、差分における更新前のデータを保持する。即ち、変更の場合は更新前の文字列が、削除の場合は削除された文字列が入る。追加の場合は空白である。列1223は、差分における更新後のデータを保持する。即ち、変更の場合は更新後の文字列が、追加の場合は追加された文字列が入る。削除の場合は空白である。
【0062】
以上で、差分生成処理動作は終了する。
【0063】
図13は、本実施の形態の係る文書更新通知装置における通知処理動作の流れを示すフローチャートである。この通知処理動作は、定められたスケジュールによって開始される。例えば、1日1回特定時刻に開始される。
【0064】
図13において、まず、ステップS1301で、図1の更新箇所識別ページ保持部107により保持されている更新箇所識別ページを全て削除する。その後、次のステップS1302へ進む。
【0065】
ステップS1302では、図1の履歴保持部103により保持されている履歴データを全て削除する。その後、次のステップS1303へ進む。
【0066】
ステップS1303では、図1の差分保持部105により保持されている更新ページのリストにおいて、未処理の更新ページがあるか否かを判定する。そして、未処理の更新ページがある場合はステップS1304へ、また、未処理の更新ページがない場合はステップS1309へ、それぞれ進む。
【0067】
ステップS1304では、更新ページのリストから未処理の更新ページを一つ選択し、作成する通知データに当該ページのタイトルとURLを追加する。その後、ステップS1305へ進む。
【0068】
ステップS1305では、該ページの差分データリストにおいて、未処理の差分データがあるか否かを判定する。そして、未処理の差分データがある場合はステップS1306へ、また、未処理の差分データがない場合はステップS1308へ、それぞれ進む。
【0069】
ステップS1306では、図1のページ保持部102により保持されている当該ページのページデータに対して、差分を識別可能に表示する加工処理を行なう。その後、ステップS1307へ進む。前記加工処理としては、差分データの種別によって次の三通りの処理を行なう。ここで、識別開始位置とは、ページ保持部102により保持されている当該ページデータにおいて、先頭から文字数が図12の列1221に保持されている値となる位置のことを指す。また、識別終了位置とは、識別開始位置から始まる図12の列1223に保持されている文字列が終了する位置を指す。
【0070】
但し、識別開始位置からタグが始まる場合は、タグが終わる位置を識別開始位置とする。また、識別終了位置の直前にタグがある場合は、タグが始まる位置を識別終了位置とする。
【0071】
(1)差分が追加である場合(差分データの列1222が空白の場合)
まず、識別開始位置に文字列「<a name=”diff[カウンタ]”><ins>」を挿入する。尚、[カウンタ]は、更新ページ毎にリセットされ、差分データ毎に1増えるカウンタの値を意味する。次に、識別終了位置に文字列「</ins></a>」を挿入する。
【0072】
(2)差分が変更である場合(差分データの列1222と列1223が共に空白でない場合)
まず、識別開始位置に文字列「<a name=”diff[カウンタ]”><del>」を挿入する。これに引き続き、列1222に保持されている文字列を挿入する。引き続き、文字列「</del><識別終了位置に文字列「</ins></a>」を挿入する。そして、識別終了位置に文字列「</ins></a>」を挿入する。
【0073】
(3)差分が追加である場合(差分データの列1223が空白の場合)
まず、識別開始位置に文字列「<a name=”diff[カウンタ]”><del>」を挿入する。これに引き続き、列1222に保持されている文字列を挿入する。引き続き、文字列「</del></a>」を挿入する。
【0074】
但し、列1222に保持されている文字列がタグから始まる場合は、このタグをaタグの前に出す。また、列1222に保持されている文字列がタグで終わる場合は、このタグをa閉じタグの後ろに出す。
【0075】
図13のステップS1307では、通知データに当該差分データの簡易表示データと更新箇所表示URLとを追加する。その後、ステップS1305へ戻る。簡易表示データは、差分データの種別によって次の三通りのパターンとする。
(1)差分が追加である場合(差分データの列1222が空白の場合)
[追加][列1223の文字列]
(2)差分が変更である場合(差分データの列1222と列1223が共に空白でない場合)
[変更][列1222の文字列]→[列1223の文字列]
(3)差分が追加である場合(差分データの列1223が空白の場合)
[削除][列1222の文字列]
更新箇所表示URLは、「http:://[ホスト名]/diff[ページ識別子]#diff[カウンタ]」とする。
【0076】
図13のステップS1308では、加工されたページデータを図1の更新箇所識別ページ保持部107に、当該ページの識別子で識別されるように保持する。その後、ステップS1303へ戻る。
【0077】
ステップS1309では、作成された通知データを図1の通知先アドレス保持部109により保持されている全てのアドレスに対して電子メールで送信する。その後、本処理動作を終了する。
【0078】
図14は、本実施の形態に係る文書更新通知装置における通知処理により作成される更新箇所識別ページのページデータの一例を示す図である。図1のページデータ保持部102により保持されているページデータが図5に示す例であり、図1の差分保持部105により保持される差分が図12に示す例である場合に、図14に示すデータが作成される。
【0079】
図14において、1401は識別子が”/page1.html”であるページの更新箇所識別ページ、1402は識別子が”/page2.html”であるページの更新箇所識別ページである。
【0080】
次に、図1のWebサーバ部111がページのリクエストを受信した時の処理動作について説明する。HTTPリクエストにおいて要求されるページのパス部が“/diff”で始まる場合は、それ以降の部分を識別子として識別される、更新箇所識別ページ保持部107により保持されている更新箇所識別ページを返す。それ以外の場合は、パス部を識別子として識別されるページ保持部102により保持されているページデータを返す。
【0081】
ブラウザ306は、図14に示すページデータを受信すると、INSタグやDELタグの要素を識別可能に表示する。また、要求されたURLに“#”があると、それ以降の部分をキーとして、name属性がキーに一致するAタグの要素が必ず表示されるようにする。
【0082】
以上の各処理が行なわれることで、利用形態で説明したような動作が実現される。
【0083】
従って、ユーザは、通知メールを見ることで、ページの更新内容を簡易に把握できると同時に、更新箇所表示のURLをクリックすると、当該更新箇所が識別可能に表示されたページを容易に見ることができる。
【0084】
以上説明したように、本実施の形態に係る文書更新通知装置によれば、更新箇所を識別し、文書内で各更新箇所を特定できるような更新箇所の識別文書を作成する更新箇所識別ページ作成部106と、更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別ページ作成部106により作成された識別ページの各更新箇所を表示するためのリンクデータとを含む通知データを作成する通知データ作成部108とを備えたことにより、ページの更新内容を簡易に把握できる更新通知をユーザに対して行ない、更新通知をユーザがページ上で更新箇所を確認したい場合に、容易に該当する更新箇所をユーザが探すことができ且つ更新内容を正確に把握できるという効果が得られる。
【0085】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図15乃至図17に基づき説明する。
【0086】
上記第1の実施の形態においては、更新の概要を通知メールに含める場合について説明したが、他の方法で通知しても良い。
【0087】
本実施の形態は、更新があったことのみをメールで通知し、更新概要を記した更新概要ページを用意して、更新概要は、通知メールに記載のURLへブラウザからアクセスして更新概要を見るようにしたものである。
【0088】
図15は、本実施の形態に係る文書更新通知装置における機能モジュールの構成例を示す図である。
【0089】
図15において、1501はページ登録部で、変更したページデータを登録するものである。1502はページ保持部で、ページ登録部1501により登録された変更後のページを保持するものである。1503は履歴保持部で、ページ登録部1501に新たなデータが登録される前に、ページ保持部1502により保持されていた各時点のページデータを履歴として保持するものである。
【0090】
1504は差分作成部で、ページ登録部1501に新たなデータが登録された場合に、ページ保持部1502により保持される変更後のページデータと、履歴保持部1503により保持される変更前のページデータとの差分を作成するものである。1505は差分保持部で、差分作成部1504により作成された差分データを保持するものである。
【0091】
また、1506は更新箇所識別ページ作成部で、差分保持部1505により保持されている差分データを用いて、ページデータ保持部1502により保持されているページデータを基にして、更新箇所を識別し、更新箇所を特定した要求があった場合に当該更新箇所が表示されるようなページデータを作成するものである。1507は更新箇所識別ページ保持部で、更新箇所識別ページ作成部1506により作成されたページデータを保持するものである。1508は更新概要ページ作成部で、差分保持部1505により保持されている差分データを用いて、更新ページのリストが、更新箇所の概要を表すデータから構成され、概要の表示部分を更新箇所識別ページ作成部1506により作成されたページデータの各更新箇所を指定して当該箇所を表示するためのリンクのアンカーとする更新概要ページデータを作成するものである。
【0092】
また、1509は更新概要ページ保持部で、更新概要ページ作成部1508により作成された更新概要ページを保持するものである。1510は通知先アドレス保持部で、通知先の利用者のメールアドレスを保持するものである。1511は通知メール送信部で、更新概要ページ作成部1508により更新概要ページが作成された場合に、更新概要ページを取得するURLを含む通知メールを作成して、通知先アドレス保持部1510により保持されているアドレスに対して送信するものである。1512はWeb(ウェブ)サーバで、通知メール送信部1511から送信されたメールに含まれるリンクに対応するページデータの要求や、更新概要ページに含まれるリンクに対応するページデータの要求を受信し、更新箇所識別ページ保持部1507や更新概要ページ保持部1509により保持されている対応ページデータを返信するものである。
【0093】
図16は、本実施の形態に係る文書更新通知装置から送られる通知メールの一例を示す図である。このメールに含まれるURLをメーラでクリックすると、ブラウザに図17に示すような更新概要ページが表示される。この更新概要ページは、上述した第1の実施の形態において図6に示した通知メールとほぼ同じ内容である。通知メールでは、文字列で表現された更新箇所識別ページ等のURLが無く、更新の概要を示す文字列が、対応する更新箇所識別ページへのリンクのアンカーとなっている。従って、ユーザは、更新概要ページを見て、更新の概要を把握しながら、更新を正確に知りたい場合は、ブラウザで当該箇所をクリックすると、容易に更新箇所識別ページの当該更新箇所を見ることができる。
【0094】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を、図18及び図19に基づき説明する。上述した第1及び第2の実施の形態においては、文書更新通知装置内に登録される文書を通知対象とする場合について説明したが、本実施の形態は、他の文書提供装置で提供される文書の更新を監視して、その更新を通知するようにしたものである。
【0095】
図18は、本実施の形態に係る文書更新通知装置における機能モジュールの構成例を示す図である。
【0096】
図18において、1801は通知対象保持部で、通知対象とするページのURLリストを保持するものである。通知対象ページのURLは、他の何らかの手段で登録される。1802はページ収集部で、通知対象保持部1801により保持されているURLで識別される通知対象のページを定期的に収集するものである。1803はページ保持部で、ページ収集部1802により収集されたページを保持するものである。1804は履歴保持部で、ページ収集部1802でページが収集される前に、ページ保持部1803により保持されていた各時点のページデータを履歴として保持するものである。1805は差分作成部で、ページ収集部1802で新たなページが収集された場合に、ページ保持部1803により保持された新ページデータと、履歴保持部1804により保持される直前のページデータとを比較し、変更がある場合は差分データを作成するものである。
【0097】
また、1806は差分保持部で、差分作成部1805により作成された差分データを保持するものである。1807は更新箇所識別ページ作成部で、差分保持部1806により保持されている差分データを用いて、ページデータ保持部1803により保持されているページデータを基にして、更新箇所を識別し、更新箇所を特定した要求があった場合に当該更新箇所が表示されるようなページデータを作成するものである。1808は更新箇所識別ページ保持部で、更新箇所識別ページ作成部1807により作成されたページデータを保持するものである。1809は通知データ作成部で、差分保持部1806により保持されている差分データを用いて、更新ページのリストが、更新箇所の概要を表すデータ及び更新箇所識別ページ作成部1807により作成されたページデータの各更新箇所を指定して、当該箇所を表示するためのリンクデータから構成される通知データを作成するものである。
【0098】
1810は通知先アドレス保持部で、通知先の利用者のメールアドレスを保持するものである。1811は通知メール送信部で、通知データ作成部1809により作成された通知データを内容とする電子メールを、通知先アドレス保持部1810により保持されているアドレスに対して送信するものである。1812はWeb(ウェブ)サーバで、通知メール送信部1811から送信されたメールに含まれるリンクに対応するページデータの要求を受信し、更新箇所識別ページ保持部1808により保持されている対応ページデータを返信するものである。
【0099】
次に、本実施の形態に係る文書更新通知装置の利用例を、図19を用いて説明する。
【0100】
図19は、本実施の形態に係る文書更新通知装置の利用例を示す図である。図19において、1901は通知対象のページを提供するWebサーバである。このWebサーバ1901は、IPパケットを伝送するネットワーク1902に接続されており、以下に述べるプロトコルによる通信が行なわれる。1903は本実施の形態に係る文書更新通知装置で、同様にネットワーク1902に接続されている。この文書更新通知装置1903は、HTTP(Hypertext transfer protocol)により、Webサーバ1901からページデータを収集する。1904はメールサーバで、同様にネットワーク1902に接続されている。文書更新通知装置1903で送信されるメールは、SMTPにより受信者に対応するメールサーバ1904に到達する。
【0101】
また、1905は利用者が使用するパーソナルコンピュータで、同様にネットワーク1902に接続されている。このパーソナルコンピュータ1905では、メーラ1906とブラウザ1907の各プログラムが動作する。メーラ1906は、POPによりメールサーバ1904から利用者宛のメールを受信する。ブラウザ1907は、HTTPにより指定したURLに対応するページデータを取得して表示する。メーラ1906のプログラムとブラウザ1907のプログラムは連携動作可能で、メーラ1906においてメール中のURLをクリックすると、ブラウザ1907で当該URLのページを表示する。
【0102】
本実施の形態に係る文書更新通知装置の処理動作は、ページを登録するのではなく、他のWebサーバから収集する点を除いては、上述した第1の実施の形態とほぼ同じである。収集したデータが、一つ前の収集データから必ずしも更新されてないため、更新されていない場合は、差分を生成しないことや、識別子がホスト部も含めたURLになること等が上述した第1の実施の形態と異なるものである。
【0103】
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態を、図20乃至図24に基づき説明する。
【0104】
尚、本実施の形態では“ページ”ではなく“文書”として説明する。
【0105】
図20は、本実施の形態に係る文書更新通知装置の構成を示すブロック図である。
【0106】
図20において、2001は通知対象指定部、2002はWeb(ウェブ)サーバ、2003はHTML(Hypertext Markup Language)データ、2004は文書取得部、2005は文書保存部、2006は文書記憶部、2007は更新検知部、2008はユーザ管理部、2009は差分情報生成部、2010は差分情報記憶部、2011は通知メッセージ生成部、2012はメッセージ記憶部、2013は通知部、2014は通知時刻記憶部、2015はネットワークインタフェース、2016はネットワーク、2017はユーザである。
【0107】
図20において、通知対象指定部2001を通じてユーザ2017が更新を検出する文書を指定する。ここでは、対象となる文書は、Webサーバ2002上に存在するHTMLデータ2003である場合を想定し、文書を指定する際に、ユーザ2017は、その文書のURL(Uniform Resource Locator)を指定する。文書取得部2004は、ネットワークインタフェース2015を通じて当該URLにアクセスして文書を取得する。
【0108】
尚、取得した文書にハイパーリンクが含まれている場合、文書取得部2004は、これらのハイパーリンクが指し示すURLを抽出し、そのURLにアクセスして、階層的な文書の集合を取得することも可能である。
【0109】
文書取得部2004が取得した文書は、文書保存部2005に渡される。文書保存部2005では、当該文書を一意に識別することが可能な識別子が付与される。本実施の形態においては、識別子として文書のURLを利用するものとするが、これについては本発明の規定するところではない。
【0110】
文書保存部2005では、同一のURLに存在する文書を繰り返して取得した際に、それらを識別するために、各文書に取得時刻も合わせて付与し、その文書を文書記憶部2006に保存する。
【0111】
図21は、文書保存レコードの一例を示す図であり、同図において、2101は文書識別子で、ここではURLが記されている。2101は文書取得時刻、2103は文書データである。
【0112】
再び図20に戻って、更新検知部2007が文書記憶部2006に保存された文書から、同一のURLより取得した文書を検索する。取得時刻を異にした複数の文書が保存されている文書を検出した場合は、ユーザ管理部2008より、当該文書の更新通知を受けているユーザに対して最後に通知を送信した時刻を取得する。最終通知時刻よりも後に取得された文書が存在していた場合は、最終通知時刻の直前に取得した文書及び最終通知時刻以降に取得した文書の中から、可能な全ての二つの文書の組み合わせについて比較を行ない、更新の有無を判定する。ここでは、HTMLデータ2003からタグを取り除いたテキスト部分が変更された場合に更新があったと定義するが、他の定義を用いることも可能である。
【0113】
更新通知部2007で更新があったと判定されたHTMLデータ2003の組は、差分情報生成部2009に渡される。差分情報生成部2009では、HTMLデータ2003からタグを取り除いたテキストを抽出し、変更が加えられている個所をテキスト中より検出する。変更個所は、それぞれ加えられた変更の種類に応じて分類される。一組の文書中の全ての変更個所の抽出と分類とが終了した場合は、文書のURL、比較元文書の取得時刻、比較先文書の取得時刻及び変更の分類子と共に差分情報記憶部2010に保存される。
【0114】
図22に示す文書を例にして具体的に説明する。
【0115】
図22(a)は比較元の文書、図22(b)は比較先の文書である。ここでは、比較元文書である“東京、埼玉”が比較先文書である“群馬、栃木”に変更され、更に比較元文書から“強風警報”が削除されている。図22(c)は、これら二つの文書の差分情報のレコードの一例を示す。図22(c)において、2201は文書識別子、2202は比較元文書の取得時刻、2203は比較先文書の取得時刻であり、2204に当該文書中に含まれる変更内容が列挙される。
【0116】
次に、図20の通知メッセージ作成部2011の処理動作について説明する。通知メッセージ作成部2011は、まず、差分情報記憶部2010から保存されている差分情報レコードを取得する。続いて、差分情報レコードに記される文書のURLと比較元・比較先文書の取得時刻を基に、文書記憶部2006に保存されている当該文書データを取得する。比較元・比較先の両文書が取得できた場合は、差分情報レコードに記されている更新内容を各文書に反映させて、ユーザ2017が認識可能な状態に編集して通知メッセージを作成し、その通知メッセージをメッセージ記憶部2012に記憶する。通知メッセージ作成部2011は、差分情報記憶部2010に保存されている全ての差分情報レコードについて通知メッセージを作成するまで上記の処理を繰り返し行なう。
【0117】
図23は、図22に示した文書の更新を通知するメッセージの一例を示す図である。同図において、メッセージタイトル2301や文書URL2302に続いて、書面の左半面に比較元文書が、書面の右半面に比較先文書が、それぞれ表示されている。比較元文書では、更新後に削除された“強風警報”の文字列に取り消し線2303が引かれて表示される。また、更新前後で変更になった“東京、埼玉”と“群馬、栃木”の文字列は、両文書で斜体2304で表示される。
【0118】
また、図24は、図23とは異なる別の表示例を示す図である。図23に示す例と同様、メッセージタイトル2401と文書URL2402が表示されるが、本表示例においては、変更個所だけを文書中に出現する順番に列挙する。図24において、上段が更新後の文書中のテキストであり、先頭に△のアイコン2403で表示される。また、下段が更新前の文書中のテキストであり、先頭に▼のアイコン2404で表示される。追加や削除を伴う変更では、対応するテキストが比較先または比較元の文書中に存在しないため、いずれかの行には何も表示されない。ここでは、“強風警報”は更新後の文書から削除されたために、メッセージではアイコンだけが表示される。
【0119】
尚、以上は更新部分を識別可能に表示する方法の一例であり、表示先デバイスの能力や文書の種類に応じて任意の方法を用いることができる。
【0120】
最後に図20の通知部2013が、作成された通知メッセージをメッセージ記憶部2012より取得して、ユーザ2017に送信する。ここで、メッセージを送信する手段としては、電子メールやインスタントメッセンジャー等を用いることが可能であるが、本発明は、これを規定するものではない。また、メッセージ送信時刻をユーザ管理部2008に渡し、ユーザ管理部2008は、これを通知時刻記憶部2014に保存する。
【0121】
以上のように、本実施の形態に係る文書更新通知装置によれば、文書の更新を通知する際に、更新前後での変更点をユーザが識別可能な形式にして表示することでユーザはWebページにアクセスすることなく、容易に文書の更新内容を把握することが可能である。
【0122】
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について、図25及び図26に基づき説明する。
【0123】
尚、本実施の形態も上述した第4の実施の形態同様“ページ”ではなく“文書”として説明する。
【0124】
本実施の形態に係る文書更新通知装置の基本的な構成は、上述した第4の実施の形態の図20と同一であるから、必要に応じて同図を流用して説明する。
【0125】
本実施の形態において、上述した第4の実施の形態と異なる点は、通知メッセージの内容である。即ち、上述した第4の実施の形態においては、差分情報を通知メッセージに含めていたが、本実施の形態においては、通知メッセージには差分情報の存在する場所を示すリンクのみが記されている。
【0126】
図25(a)は、本実施の形態に係る文書更新通知装置における通知メッセージの一例を示す図である。ユーザ2017が指定した通知対象名2501が列挙されており、それぞれにリンクが貼られている。リンク先URLが差分情報の所在を表しており、ユーザ2017が当該URLにアクセスすると、図20のユーザ管理部2008に接続される。URLには、図25(b)に示すように、ユーザ識別子“usrID”や文書識別子“pageURL”がパラメータとして含まれる。ユーザ管理部2008では、接続したユーザ2017をusrIDパラメータより識別して、当該ユーザ2017が“pageURL”の指し示す文書に最後にアクセスした時刻を通知時刻記憶部2014より取得する。
【0127】
続いて、通知メッセージ作成部2011での処理へ進む。通知メッセージ作成部2011は、“pageURL”の指し示す文書を文書記憶部2006より検索し、前記最終アクセス時刻の直前に取得した文書から最後に取得した文書まで、2以上の文書データを取得する。また、同様に差分情報記憶部2010から“pageURL”の指し示す文書の差分情報を全て取得する。必要なデータを全て取得した場合は、取得した文書データと差分情報とから、動的に差分情報表示用文書を作成する。
【0128】
ここでは、図26に示すHTML文書を作成する場合を例に説明する。
【0129】
図26において、2601は差分情報の表示装置、一般的にはWebブラウザである。差分表示ページは、HTMLのFRAMEタグにより3分割されており、上部のペイン2602には、タイトルや表示されている文書のURLを表記する。下部のペインは、更に左右に分割されていて、左側のペイン2603には比較元の文書が、右側のペイン2604には比較先の文書が、それぞれ表示される。ユーザ2017が前記通知メッセージのリンクを通じてアクセスした時点では、比較元文書には、最終アクセス時刻の直前に取得した文書が表示されており、また、比較先文書には、最後に取得した文書が表示されている。左右の文書のページには、操作ボタン2606が通知メッセージ作成部2011によって埋め込まれる。これは、最終アクセスから今回のアクセスまでに複数の文書が取得された場合に、表示させる文書を変更させるためのものである。例えば、図26において、右側のペイン2604には、3/29に取得した文書が比較先文書として選択されている。ここで、ユーザ2017が「>」ボタンをクリックすると、通知メッセージ作成部2011では、3/29の次に取得した文書を比較先文書に用いて差分情報表示用文書を生成し直す。差分位置を識別可能に表示している場合には、左側ペイン2603に表示している比較元文書も同時に生成し直す。
【0130】
ここで、左右のペイン2603,2604に表示されるHTML文書を生成するタイミングについては、ユーザ2017が操作ボタン2606をクリックしてから生成しても、或いは予め生成して保存しておいたものをユーザ2017が操作した時点で読み出すようにしても良い。また、表示しているいずれの文書よりも古い、或いは新しい文書が保存されていない場合、或いは保存されている文書が2時刻分しかない場合は、通知メッセージ作成部2011が操作ボタン2606を埋め込まないことも可能である。
【0131】
上部ペイン2602には差分表示ボタン2605を埋め込み、下部ペインに表示される文書として取得したデータをそのまま表示させるか、或いは更新部分を識別可能に表示させるかを、ユーザ2017が選択できるようにしても良い。
【0132】
以上のように、本実施の形態に係る文書更新通知装置によれば、文書の更新を通知する際に、更新前後での変更点をユーザが識別可能な形式にして表示するので、ユーザはWebページにアクセスすることなく、容易に文書の更新内容を把握することが可能である。
【0133】
(他の実施の形態)
上記実施の形態においては、通知対象のページを一つずつURLで指定する場合について説明したが、ページの集合を指定しても良い。例えば、Webサーバのホスト名だけを指定し、そのトップページからリンクを辿れるページであって、同一Webサーバで提供されるページを全て通知対象としても良い。
【0134】
また、上記実施の形態においては、更新された文書がある場合に電子メールで通知する場合について説明したが、利用者が良く利用するウェブページに表示する等、他の通知手段で行なっても良い。また、能動的に通知せずに、更新概要ページを用意するだけでも良い。
【0135】
また、上記実施の形態においては、電子メール等で能動的に更新を通知する場合について説明したが、同一のURLで識別される更新概要ページを用意するだけでも良い。
【0136】
また、上記実施の形態においては、毎日一定時刻に通知する場合について説明したが、任意のスケジュールで通知処理を起動しても良い。また、更新されたページ数が一定値に達した場合に通知する等、スケジュール以外で通知処理を起動しても良い。
【0137】
また、上記実施の形態においては、毎日一定時刻に他のWebサーバから通知対象のページを収集する場合について説明したが、任意のスケジュールで収集しても良い。また、ページ毎に異なるスケジュールで収集しても良い。更に、外部から要求があった場合に収集する等、スケジュール以外で収集処理を起動しても良い。
【0138】
また、上記実施の形態においては、登録している通知対象を全て纏めて通知する場合について説明したが、登録されている通知対象を複数のグループに分け、グループ毎に纏めて通知しても良い。この場合、上記実施の形態における通知処理は、グループを単位として適用される。
【0139】
また、上記実施の形態においては、文書更新通知装置の全利用者に対して同一の通知をする場合について説明したが、一つの文書更新通知装置で利用者毎に異なる通知をしても良い。例えば、通知対象をユーザ毎に変えたり、通知を行なうタイミングを変えたりしても良い。後者の場合、履歴保持部は、任意のタイミングでの差分データを作成できるように履歴を保持するように構成する。
【0140】
また、上記実施の形態においては、通知を行なうと前回の通知以前の更新に関しては、更新箇所識別ページを得られないが、前回の通知以前の更新箇所識別ページを得られるようにしても良い。例えば、更新箇所識別ページのURLに更新バージョンを示すデータを付与して、前の更新箇所識別ページを提供しても良い。
【0141】
また、上記実施の形態においては、通知データの作成、更新箇所識別ページの作成及び通知メールの送信を一括して行なっていたが、それぞれ必要が生じた場合に行なっても良い。例えば、更新箇所識別ページは、Webサーバに対して要求があった場合に差分データから作成しても良い。
【0142】
また、上記実施の形態においては、以前のバージョンから削除された文字列を更新箇所識別ページに挿入して表示していたが、削除された文字列は挿入しないで、更新後のページで追加された文字列のみを識別可能に表示しても良い。また、削除のみの場合は、削除された箇所だけを識別可能に表示しても良い。
【0143】
また、上記実施の形態においては、追加された文字列はINSタグで、削除された文字列はDELタグで、それぞれ囲み、ブラウザの機能で識別可能に表示するようにしたが、これ以外の識別を行なっても良い。文字列のフォント、サイズ、色等を変えたり、背景を変えたり、文字列を囲む枠を設けたりしても良い。そのためには、これらを指定するタグを用いたり、スタイルシートを用いる。
【0144】
また、上記実施の形態における通知データは一例であり、他のフォーマットや記載内容をしても良い。例えば、削除された文字列と追加された文字列とを併記せず、追加された文字列だけを記載したり、更新箇所数を記載しないようにしても良い。
【0145】
また、上記実施の形態においては、文書をウェブページとし、更新箇所識別ページをブラウザで閲覧していたが、これに限定されるものではなく、ハイパーテキスト機能を実現できる任意の文書閲覧システムに適用できる。
【0146】
また、上記実施の形態においては、コンピュータまたはCPUやMPUを用いて、前述した機能を実現するソウトウェアプログラムを動作させる実施形態であったが、その機能の全部または一部を実現する論理回路により達成されることは言うまでもない。
【0147】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0148】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0149】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0150】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0151】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。
【0152】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、文書の更新内容を容易に把握することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置の利用形態を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置におけるページ保持部に保持される更新前のページデータの一例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置におけるページ保持部に保持される更新後のページデータの一例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における通知メールの一例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置におけるブラウザでのページ表示例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における更新箇所を識別したページデータをブラウザで表示する一例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における更新箇所を識別したページデータをブラウザで表示する別の一例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における更新箇所を識別したページデータをブラウザで表示する別の一例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における差分生成処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における差分保持部の一例を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における通知処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係る文書更新通知装置における更新箇所識別ページデータの一例を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係る文書更新通知装置の機能構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係る文書更新通知装置における通知メールの一例を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係る文書更新通知装置における更新概要ページの一例を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態に係る文書更新通知装置における機能構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態に係る文書更新通知装置の利用形態を示す図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態に係る文書更新通知装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の第4の実施の形態に係る文書更新通知装置における文書保存レコードの一例を示す図である。
【図22】本発明の第4の実施の形態に係る文書更新通知装置における差分情報レコードの一例を示す図である。
【図23】本発明の第4の実施の形態に係る文書更新通知装置における差分情報を含む更新通知メッセージの一例を示す図である。
【図24】本発明の第4の実施の形態に係る文書更新通知装置における差分情報を含まない更新通知メッセージの一例を示す図である。
【図25】本発明の第5の実施の形態に係る文書更新通知装置における差分情報表示用文書の一例を示す図である。
【図26】本発明の第5の実施の形態に係る文書更新通知装置における差分情報を含む更新通知メッセージの一例を示す図である。
【符号の説明】
101 ページ登録部
102 ページ保持部
103 履歴保持部
104 差分作成部
105 差分保持部
106 更新箇所識別ページ作成部
107 更新箇所識別ページ保持部
108 通知データ作成部
109 通知先アドレス保持部
110 通知メール送信部
111 Webサーバ部
2001 通知対象指定部
2002 Webサーバ
2003 HTMLデータ
2004 文書取得部
2005 文書保存部
2006 文書記憶部
2007 更新検知部
2008 ユーザ管理部
2009 差分情報生成部
2010 差分情報記憶部
2011 通知メッセージ生成部
2012 メッセージ記憶部
2013 通知部
2014 通知時刻記憶部
2015 ネットワークインタフェース
2016 ネットワーク
2017 ユーザ

Claims (7)

  1. 文書の更新をユーザに通知する文書更新通知装置において、
    文書の更新箇所が識別可能な更新箇所識別文書を作成する更新箇所識別文書作成手段と、
    文書の更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別文書作成手段により作成された更新箇所識別文書を特定するための特定情報を含む通知データを作成する通知データ作成手段とを備えたことを特徴とする文書更新通知装置。
  2. 前記通知データ作成手段は文書の更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別文書作成手段により作成された更新箇所識別文書の各更新箇所を特定するためのリンクデータを含む通知データを作成することを特徴とする請求項1記載の文書更新通知装置。
  3. 文書の更新をユーザに通知する文書更新通知装置において、
    更新前後の文書の差分情報を抽出する差分情報抽出手段と、
    更新前の文書と更新後の文書の両方を含み且つ前記差分情報に基づいて当該文書中の変更箇所を識別可能な更新通知メッセージを作成する更新通知メッセージ作成手段とを備えたことを特徴とする文書更新通知装置。
  4. 文書の更新をユーザに通知する文書更新通知方法において、
    文書の更新箇所が識別可能な更新箇所識別文書を作成する更新箇所識別文書作成ステップと、
    文書の更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別文書作成ステップにより作成された更新箇所識別文書を特定するための特定情報を含む通知データを作成する通知データ作成ステップとを備えたことを特徴とする文書更新通知方法。
  5. 前記通知データ作成ステップは文書の更新箇所の概要を表すデータ及び前記更新箇所識別文書作成ステップにより作成された更新箇所識別文書の各更新箇所を特定するためのリンクデータを含む通知データを作成することを特徴とする請求項4記載の文書更新通知方法。
  6. 文書の更新をユーザに通知する文書更新通知方法において、
    更新前後の文書の差分情報を抽出する差分情報抽出ステップと、
    更新前の文書と更新後の文書の両方を含み且つ前記差分情報に基づいて当該文書中の変更箇所を識別可能な更新通知メッセージを作成する更新通知メッセージ作成ステップとを備えたことを特徴とする文書更新通知方法。
  7. 請求項3乃至6に記載の文書更新通知方法が備えた各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴とする文書更新通知装置の制御プログラム。
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