JPH10326282A - 電子ファイル検索・編集方法及びシステム及び電子ファイル検索・編集プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット上において自分の興味のある
情報を検索する場合において、手順を大幅に簡略化で
き、検索に要する時間を削減することが可能な電子ファ
イル検索・編集方法及びシステム及び電子ファイル検索
・編集プログラムを格納した記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、利用者が当該利用者に関する
情報及び収集を希望する情報のキーワードを登録してお
き、少なくとも１つ以上の検索対象を含む電子文書ファ
イルの中に、専用の制御情報を挿入し、挿入された制御
情報に基づいて、検索対象を検索し、同一の電子文書フ
ァイルまたは、複数の電子文書ファイルから検索された
検索対象を抽出し、１つのファイルに編集する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子ファイル検索
・編集方法及びシステム及び電子ファイル検索・編集プ
ログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、利用者が通
信ネットワークを介して情報提供者の提供する情報のう
ち、利用者が希望する情報をコンピュータにより自動的
に収集し、取りまとめて利用者に表示すると共に、提供
された情報が変化したことについて利用者へ電子メール
により通知する電子ファイル検索・編集方法及びシステ
ム及び電子ファイル検索・編集プログラムを格納した記
憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば、インターネット上のＨＴ
ＭＬファイルで自分で興味のある情報を検索する場合に
おいては、通常、いくつかのホームページ上で利用でき
る検索エンジンを使用して、多数のＵＲＬを取得する。
その後、ＵＲＬへアクセスし、複数のファイルの内容を
確認することを繰り返す。

【０００３】また、複数のファイルは、一覧性がないた
めファイルのコピーを行い、紙にプリントアウトして利
用者が目を通している。また、ＵＲＬ内の情報の更新状
況が分からないため自分の興味ある情報を持つＵＲＬを
何度もアクセスしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、インターネット上において自分の興味の
ある情報を検索する場合においては、上記のような作業
が伴い、多くの手順を要し、手間がかかる。また、検索
した情報について一覧性がないため、検索した情報結果
を全て把握するのにファイルのコピーを行う必要があ
り、時間を要する。

【０００５】さらに、自分の興味ある情報が更新された
かどうか不明なため、自分の興味のある情報を有するＵ
ＲＬを無駄にアクセスしてしまうという問題がある。本
発明は、上記の点に鑑みなされたもので、インターネッ
ト上において自分の興味のある情報を検索する場合にお
いて、手順を大幅に簡略化でき、検索に要する時間を削
減することが可能な電子ファイル検索・編集方法及びシ
ステム及び電子ファイル検索・編集プログラムを格納し
た記憶媒体を提供することを目的とする。

【０００６】さらに、ＵＲＬ内の情報の更新状況が自動
的に利用者に知らされ、無駄なＵＲＬのアクセスを不要
とする電子ファイル検索・編集方法及びシステム及び電
子ファイル検索・編集プログラムを格納した記憶媒体を
提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】図１は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明は、利用者が通信ネッ
トワークを介して情報提供者の提供する情報のうち、利
用者が希望する情報をコンピュータにより収集し、利用
者に表示する電子ファイル検索・編集方法において、少
なくとも１つ以上の検索対象となる電子文書ファイルの
中に、専用の制御情報（タグ）を挿入し（ステップ
１）、情報提供者の前記電子文書ファイルを収集し、前
記制御情報に基づいて、該電子文書ファイルから抽出し
た情報をデータベースに格納しておき（ステップ２）、
利用者が当該利用者に関する情報及び収集を希望する
情報のキーワード（カテゴリ）を登録し（ステップ
３）、登録されたキーワードに基づいて、該キーワード
に対応した情報をデータベースから検索し（ステップ
４）、同一の電子文書ファイルまたは、複数の電子文書
ファイルから抽出された情報を、データベースに登録す
ると共に、利用者が登録したキーワード（カテゴリ）に
基づいて、当該データベースから利用者が希望する情報
を検索し、１つのファイルに編集する（ステップ５）。

【０００８】また、本発明は、定期的に利用者が予め登
録したキーワード（カテゴリ）に対応する情報提供者の
提供する情報を、タグをキーとして電子文書ファイルを
検索し、データベースに登録し、登録前のデータベース
内の情報と比較し、該データベース内の情報について、
新規または、追加、変更、または、削除を含む更新が発
生した場合に、該更新があったことを、電子メールで、
更新に関連するカテゴリを登録している利用者に通知す
る。

【０００９】また、本発明は、利用者のアクセス時に、
該利用者が予め登録している利用者に関する情報を用い
て、登録されている利用者への表示のための画面構成情
報に基づいて、該利用者専用のホームページを構成して
表示し、利用者専用のホームページ内に当該利用者の希
望するカテゴリ及び該カテゴリに対応する詳細な情報及
び他の処理への移行のリンク付けを該利用者専用のホー
ムページに一体的に表示する。

【００１０】また、本発明は、利用者によるアクセスが
終了した時点で、利用者専用のホームページを削除す
る。図２は、本発明の原理構成図である。本発明は、利
用者端末１００と情報を提供するサーバ２００が通信ネ
ットワークを介して接続され、利用者が希望する情報を
収集し、該利用者端末１００に表示する電子ファイル検
索・編集システムであって、サーバ２００は、少なくと
も１つ以上の検索対象を含む電子文書ファイル２１０
と、利用者端末１００から入力された当該利用者に関す
る情報及び収集を希望する情報のキーワードを記憶手段
（登録情報記録部２６０）に登録する利用者情報登録手
段２２０と、利用者へ提供する情報が格納された電子文
書ファイル２１０の中に、専用の制御情報（タグ）を挿
入するタグ挿入手段２３０と、挿入された制御情報に基
づいて、同一の電子文書ファイルまたは、複数の電子文
書ファイルから検索対象を検索する検索手段２４０と、
検索手段２４０により検索された検索対象を抽出し、デ
ータベースに登録するデータベース登録手段２６０と、
データベースからキーワード（カテゴリ）に基づき情報
を検索し、１つの記録手段（編集情報ファイル２７０）
に編集する編集手段２５０とを有する。

【００１１】また、本発明において、サーバ２００は、
定期的に利用者端末１００から予め登録されたキーワー
ド（カテゴリ）に対応する情報提供者の提供する情報
を、タグをキーとして前記電子文書ファイル２１０を検
索し、データベースに登録する提供情報登録手段と、登
録前のデータベース内の情報と比較し、該データベース
内の情報について、新規または、追加、変更、または、
削除を含む更新が発生した場合に、該更新があったこと
を、電子メールで、更新に関連するカテゴリを登録して
いる利用者端末１００に通知する変更情報通知手段を更
に有する。

【００１２】また、本発明は、利用者端末１００からの
アクセス時に、該利用者端末１００から予め登録されて
いる利用者に関する情報を用いて、登録されている利用
者端末１００への表示のための画面構成情報に基づい
て、該利用者専用のホームページを構成するホームペー
ジ生成手段と、ホームページ生成手段により生成された
利用者専用のホームページを表示するホームページ表示
手段とを有する。

【００１３】また、上記のホームページ表示手段は、利
用者専用のホームページ内に当該利用者の希望するカテ
ゴリ及び該カテゴリに対応する詳細な情報及び他の処理
への移行のリンク付けを該利用者専用のホームページに
一体的に表示する詳細情報表示手段を含む。また、本発
明は、利用者端末からのアクセスが終了した時点で、利
用者専用のホームページを削除する削除手段を含む。

【００１４】本発明は、通信ネットワークを介して情報
提供者の提供する情報のうち、利用者が希望する情報を
収集し、該利用者端末に表示する電子ファイル検索・編
集プログラムを格納した記憶媒体であって、利用者端末
から入力された当該利用者に関する情報及び収集を希望
する情報のキーワードを登録する利用者情報登録プロセ
スと、予め専用の制御情報（タグ）を挿入した少なくと
も１つ以上の情報提供者の電子文書ファイルの中から挿
入された制御情報に基づいて、検索対象を検索する検索
プロセスと、検索プロセスにより検索された検索対象を
抽出し、１つのファイルに編集する編集プロセスとを有
する。

【００１５】また、本発明は、定期的に利用者端末から
予め登録されたキーワード（カテゴリ）に対応する情報
提供者の提供する情報を、タグをキーとして電子文書フ
ァイルを検索し、データベースに登録する提供情報登録
プロセスと、登録前のデータベース内の情報と比較し、
該データベース内の情報について、新規または、追加、
変更、または、削除を含む更新が発生した場合に、該更
新があったことを、電子メールで、更新に関連するカテ
ゴリを登録している利用者端末に通知する変更情報通知
プログラムを更に有する。

【００１６】また、本発明は、利用者端末からのアクセ
ス時に、該利用者端末から予め登録されている利用者に
関する情報を用いて、登録されている利用者端末への表
示のための画面構成情報に基づいて、該利用者専用のホ
ームページを構成するホームページ生成プロセスと、ホ
ームページ生成プロセスにより生成された利用者専用の
ホームページを表示するホームページ表示プロセスとを
有する。

【００１７】また、本発明は、ホームページ表示プロセ
スにおいて、利用者専用のホームページ内に当該利用者
の希望するカテゴリ及び該カテゴリに対応する詳細な情
報及び他の処理への移行のリンク付けを該利用者専用の
ホームページに一体的に表示する詳細情報表示プロセス
を含む。また、本発明は、利用者端末からのアクセスが
終了した時点で、利用者専用のホームページを削除する
削除プロセスを含む。

【００１８】上記のように、本発明は、複数の検索対象
を含む情報提供者の電子文書ファイルの中に専用の制御
情報（タグ）を挿入し、挿入された制御情報により検索
対象を検索し、同一の電子ファイルまたは、複数の電子
文書ファイルから検索された検索対象を切り出し、キー
ワード（カテゴリ）に対応して切り出した情報をデータ
ベースに登録すると共に、利用者の端末からのアクセス
時に利用者が希望するキーワード（カテゴリ）により当
該データベースを検索し、キーワードに対応した情報を
全て一つのファイルに編集する。これにより、編集され
たファイルを利用者独自のカスタマイズされたファイル
として、保管しておき、利用者からの要求に応じて随時
表示することができる。

【００１９】つまり、検索対象を識別するための制御情
報（識別情報）を挿入し、識別情報を目印に情報提供者
の提供する電子ファイルを検索し、検索対象をキーワー
ド対応にデータベースへ保管する。利用者が希望するキ
ーワード（カテゴリ）を選択指定することにより、当該
ＤＢを検索し、キーワードに対応した全ての情報を１つ
のファイルにマージし、表示する。利用者は、１回の検
索で１つのファイルで複数のファイルの内容を見ること
が可能となり、検索の効率が向上する。

【００２０】

【発明の実施の形態】図３は、本発明の電子ファイル検
索・編集システムの構成を示す。同図に示す電子ファイ
ル検索・編集システムは、複数の利用者端末１０、サー
バ２０、情報提供者装置３０、通信ネットワーク４０、
５０から構成される。なお、図３においては、サーバ２
０と情報提供者装置３０を分離した形で構成している
が、この例に限定されることなく、前述の図２の構成の
ように、情報提供者装置３０の構成をサーバに含む構成
とすることも可能である。

【００２１】サーバ２０は、ネットワーク４０、５０に
接続されており、利用者登録部２１、登録情報記憶部２
２、検索部２３、編集情報ファイル２４、表示制御部２
５、送信部２６、更新判定部２７及びファイル取得部２
８から構成される。利用者端末１０は、利用者に関する
情報（利用者識別子）及び収集を希望する情報を検索す
るためのキーワード（カテゴリ）を入力し、サーバ２０
から希望するキーワードに対応する情報を取得し、ディ
スプレイに表示する。

【００２２】サーバ２０の利用者登録部２１は、利用者
端末１０から入力された利用者識別子と、キーワードを
取得して、それらを登録情報記憶部２２に登録する。登
録情報記憶部２２に格納される情報は、ＵＲＬ，会社
名、利用者が選択できる情報のキーワード（カテゴリ）
等である。ファイル取得部２８は、予め登録されたＵＲ
Ｌに基づいて接続された情報提供者装置３０のファイル
のうち情報提供となっている電子ファイル３１の全内容
を取得して、サーバ２０へコピーする。

【００２３】検索部２３は、情報提供者装置３０からフ
ァイル取得部２８がコピーした全ての電子ファイル３１
の予め電子ファイルに埋め込まれたタグを目印に検索
し、検索により抽出された登録情報記憶部２２に登録さ
れているキーワード（カテゴリ）対応に編集情報ファイ
ル２４に登録する。情報編集ファイル２４は、リレーシ
ョナルデータベース（ＲＤＢ）であり、情報提供者装置
３０の情報提供対応の電子ファイルの中の前述の処理に
よりタグを目印に抽出された情報をカテゴリ対応に格納
する。

【００２４】表示制御部２５は、編集情報ファイル２４
に登録されているカテゴリに対応する情報を利用者端末
１０で表示可能な形態に編集し、送信部２６に転送す
る。送信部２６は、利用者からアクセスがあった時点
で、カテゴリ毎に編集された情報を利用者端末１０に送
信する。所定の周期でファイル取得部２８が情報提供者
装置３０からコピーしてきた情報提供対象の全電子ファ
イル３１を検索部２３がタグを目印に情報を抽出し、抽
出した結果の情報と編集情報ファイル（ＲＤＢ）をカテ
ゴリ毎に比較を行い、情報の内容が変更、追加、削除等
により更新された場合に、更新判定部２７は、当該更新
された旨を送信部２６に通知する。これにより、利用者
端末１０に送信部２６から検索対象の電子ファイル３１
が更新された旨を通知することができる。

【００２５】情報提供者装置３０は、電子ファイル３１
とタグ設定部３２から構成される。電子ファイル３１
は、タグ設定部３２により検索の目印となるタグが設定
され、当該タグを埋め込んだＨＴＭＬ形式の文書を格納
する。

【００２６】

【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。最初に、情報提供者装置３０内の電子ファイル３１
に登録される情報とタグの例を示す。図４は、本発明の
一実施例のキーワード（カテゴリ）の分類の例である。
電子ファイル３１は、図５に示す検索の目印（タグ）を
埋め込んだＨＴＭＬ形式の文書情報から構成されている
ものとする。タグを埋め込んだＨＴＭＬの文書例を図５
に示す。カテゴリに対応するカテゴリ分類コードは図５
のカテゴリタグと一緒に電子ファイル３１の中に記述さ
れる。

【００２７】次に、情報提供者装置３０のタグ設定部３
２におけるタグの挿入方法について説明する。情報提供
者装置３０のタグ設定部３２は、各情報単位に切り出し
範囲をタグにより記入する。タグ挿入位置は、各情報の
最初から、 「スタートタグ」 「カテゴリタグ」 「製品名タグ」 「製品番号タグ」 「広告タグ」の順序で挿入する。ここで、１情報単
位が終了した時点で、 「エンドタグ」を挿入し、範囲指定作業が終了す
る。

【００２８】図６は、本発明の一実施例の検索部の動作
を示すフローチャートである。 ステップ１０１） ＵＲＬテーブル（図示せず）で指定
されたＵＲＬに接続する。 ステップ１０２） 正常にＵＲＬに接続できたかを判定
し、正常な接続の場合にはステップ１０４に移行し、そ
うでない場合には、ステップ１０３に移行する。

【００２９】ステップ１０３） 接続回数が所定の回数
を越えている場合にはステップ１０５に移行し、越えて
いない場合にはステップ１０１に移行する。 ステップ１０４） 正常に接続できた場合には、サーバ
２０のファイル取得部２８はその電子ファイル３１及び
その電子ファイル３１からリンクされているファイルを
全て（画像ファイルも含む）サーバ２０上のワークファ
イル（図示せず）にコピーする。

【００３０】上記のフローチャートに示すように、予め
決められた時刻にサービスを提供するサーバ２０は、予
めＵＲＬテーブル（図示せず）に設定した情報提供者装
置３０の全てのＵＲＬに自動的に接続を行い、情報提供
装置３０が提供している電子ファイル（ＨＴＭＬ形式）
を全て、サーバ２０上にコピーする。図７は、本発明の
一実施例のタグ検索時の動作を示す。

【００３１】ステップ２０１） サーバ２０のファイル
取得部２８は、上記の図６における処理が終了したＨＴ
ＭＬ形式のワークファイル（図示せず）のタグ情報を確
認する。 ステップ２０２） ワークファイルにコピーされた情報
にタグ情報があるかを判断し、ない場合には処理を終了
し、タグ情報がある場合にはステップ２０３に移行す
る。

【００３２】ステップ２０３） タグによりワークファ
イル（図示せず）から必要な部分を切り出し、編集情報
ファイル２４に格納する。 ステップ２０４） 正常に編集情報ファイル２４に格納
できた場合にはステップ２０６に移行し、そうでない場
合には、ステップ２０５に移行する。 ステップ２０５） ログにエラー情報を送出する。

【００３３】ステップ２０６） ワークファイルの最後
のレコードのタグ情報の確認が終了している場合には、
当該処理を終了し、そうでない場合にはステップ２０１
に移行する。 上記に示すように、図６における処理が正常終了後、情
報提供装置３０のＵＲＬからコピーした全てのワークフ
ァイル中において専用タグを検索し、専用タグの内容を
カテゴリ−分類情報として、図４に示すカテゴリ毎に専
用タグに対応する情報を編集情報ファイル２４（ＲＤ
Ｂ）に蓄積する。図８は、本発明の一実施例の編集情報
ファイルの例を示す。

【００３４】次に、利用者が利用者端末１０からサーバ
２０にアクセスを行う場合の動作を説明する。図９は、
本発明の一実施例の利用者端末からの登録処理のフロー
チャートである。 ステップ３０１） 利用者が利用者端末１０より例え
ば、サーバ（Ｗｅｂサイト）２０にアクセスする。

【００３５】ステップ３０２） 利用者端末１０のディ
スプレイに利用者情報の登録画面を表示する。 ステップ３０３） 利用者が利用者の電子メールアドレ
ス（＝利用者ＩＤ）、利用者情報を入力する。 ステップ３０４） 入力された情報は正しいかを判定
し、正しい場合にはステップ３０５に移行し、そうでな
い場合には、ステップ３０１に移行する。

【００３６】ステップ３０５） 利用者が選択できる情
報のキーワード（カテゴリ）を選択する。 ステップ３０６） 利用者個別の情報及びカテゴリをサ
ーバ２０の登録情報記憶部２２に蓄積する。 ステップ３０７） 利用者専用のホームページをサーバ
２０上に構成し、表示する。

【００３７】ステップ３０８） 利用者からのＷｅｂサ
イトへのアクセスを終了する。 ステップ３０９） サーバ２０上に構成した利用者専用
のホームページを消去する。 上記のように、利用者は利用者端末１０の利用者情報登
録画面の表示に従い、利用者の電子メールアドレス（利
用者ＩＤ）及び利用者に関する必要な情報登録の入力及
び利用者登録を行う。

【００３８】ここで、ステップ３０５において、利用者
が希望するキーワード（カテゴリ）を選択する画面の一
例を図１０に示す。また、図１１に本発明の一実施例の
利用者専用のホームページの表示例を示す。利用者のカ
テゴリ選択終了後、表示制御部２５は、サーバ２０の登
録情報記憶部２２の利用者情報と予めサーバ２０内に登
録されている画面構成情報に基づいて、サーバ２０内の
利用者専用のホームページを構成し、利用者端末１０に
表示する。

【００３９】次に、利用者がサーバ２０内に登録したカ
テゴリに対応する情報提供者装置３０から提供される情
報を参照する場合の処理を説明する。図１２は、本発明
の一実施例の利用者が情報を参照する場合のフローチャ
ートである。 ステップ４０１） 利用者がサーバ２０（Ｗｅｂサイ
ト）にアクセスする。

【００４０】ステップ４０２） 利用者が利用者ＩＤ及
びパスワードを入力する。 ステップ４０３） 利用者登録部２１は、登録情報記憶
部２２の内容を参照して、利用者は利用者ＩＤ、パスワ
ードは正常であるかを判定し、正常である場合にはステ
ップ４０４に移行し、そうでない場合にはステップ４０
２に移行する。 ステップ４０４） 利用者専用のホームページをサーバ
２０上に構成し、利用者に表示する。

【００４１】ステップ４０５） 利用者が予め登録した
利用者専用のホームページ上に表示されたカテゴリを選
択する。 ステップ４０６） 検索部２３は、利用者が選択したカ
テゴリが編集情報ファイル２４上にあるかを判定し、あ
る場合にはステップ４０８に移行し、ない場合にはステ
ップ４０７に移行する。

【００４２】ステップ４０７） 検索対象がないことか
ら、本処理を終了し、利用者にエラーを通知する。 ステップ４０８） 検索したカテゴリに対応するタグ情
報の一覧（タグ種類（製品名タグ）、（広告タ
グ））をＨＴＭＬファイルとして作成し、クリッピング
結果として利用者専用のホームページに表示する。

【００４３】ステップ４０９） スクラップブック（よ
り詳細なクリッピング内容）を表示するかを判定し、表
示する場合には後述する処理を行う。表示しない場合に
は、ステップ４１０に移行する。 ステップ４１０） 他のカテゴリを選択するかを判定
し、選択する場合にはステップ４０５に移行する。選択
しない場合にはステップ４１１に移行する。

【００４４】ステップ４１１） 利用者端末１０からの
サーバ２０（Ｗｅｂサイト）へのアクセスを終了する。 ステップ４１２） サーバ２０上に構成した利用者専用
のホームページを消去する。 上記のように、利用者装置１０は、サーバ２０（Ｗｅｂ
サイト）に接続（アクセス）を行い、利用者ＩＤ及びパ
スワードを入力する。利用者ＩＤ及びパスワードが正常
な場合には、前述の図９に示す方法と同様に、サーバ２
０内の登録情報記憶部２２に登録された利用者情報と希
望カテゴリ情報及び予めサーバ２０内に登録した画面構
成情報に基づいて、サーバ２０内に利用者専用ホームペ
ージを構成し、表示する。この場合の表示例を前述の図
１１に示す。

【００４５】次に、利用者は、利用者専用ホームページ
上において、予め利用者が選択したカテゴリの中からタ
グ情報を見たいカテゴリを１つまたは、複数選択する。
サーバ２０は、利用者の選択したカテゴリに対するタグ
情報（（製品名タグ）、（広告タグ）に対応する情
報：クリッピング情報）を図６及び図７により、サーバ
２０内に構築された、編集情報ファイル２４から検索
し、一覧の形で利用者専用ホームページに表示する。こ
の表示例を図１３に示す。

【００４６】次にタグ（製品名タグ）、（広告タ
グ）に対応する情報の、より詳細な内容（スクラップブ
ック）を見たい場合の動作について説明する。図１４
は、本発明の一実施例のスクラップブック参照動作のフ
ローチャートである。 ステップ５０１） 選択された１つまたは複数のカテゴ
リに対する、より詳細な情報（タグ種類〜の範囲）
を情報提供者装置３０の電子ファイル３１から読み出
す。

【００４７】ステップ５０２） 電子ファイル３１から
読み出したファイルをマージして、一つのＨＴＭＬ形式
の編集情報サブファイルを生成し、スクラップブックと
して利用者専用のホームページを表示する。 ステップ５０３） 再度、タグ情報の一覧（タグ種類
、）を表示して、他の詳細情報を表示するかを判定
する。他の詳細情報を表示する場合には、当該タグ情報
を選択する。しない場合にはステップ５０４に移行す
る。

【００４８】ステップ５０４） 他のカテゴリを選択す
るかを判定し、する場合には、他のカテゴリを選択する
処理に移行する。そうでない場合には、ステップ５０５
に移行する。 ステップ５０５） 利用者端末１０からＷｅｂサイトへ
のアクセスを終了する。

【００４９】ステップ５０６） サーバ２０上に構成し
たホームページを消去する。 上記のように、利用者端末１０からサーバ２０にアクセ
スし、利用者ＩＤ及びパスワードを入力し、当該利用者
ＩＤ及びパスワードが正常な場合には、前述の図１２に
示す方法と同様に、サーバ２０内に登録された利用者情
報と希望カテゴリ情報及び予めサーバ２０内に登録され
ている画面構成情報に基づいて、サーバ２０内に利用者
専用ホームページを構成し、表示する。

【００５０】次に、タグ（（製品名タグ）、（広告
タグ））に対応する情報の、より詳細な内容（スクラッ
プブック）を見たい場合には、利用者は利用者専用ホー
ムページ内のタグ、情報の一覧の中から見たい情報
を選択する。サーバ２０は、利用者が選択した情報に対
応する内容（タグ〜の範囲）を前述の図６、図７に
示す方法によりサーバ２０内に構築されたＲＤＢである
編集情報ファイル２４（図８）から検索し、一覧の形で
利用者専用ホームページに表示する。表示例を図１５に
示す。

【００５１】利用者が他のカテゴリに対応するタグ情報
の一覧及び、より詳細な内容（スクラップブック）を参
照したい場合には、利用者専用ホームページ上の該当ボ
タンを選択することにより、当該処理へ容易に移行でき
る形となっている。その後、利用者がサーバ２０への接
続（アクセス）を終了（切断）した後、サーバ２０内に
構成した利用者専用のホームページを消去する。

【００５２】図１６は、本発明の一実施例の電子ファイ
ルが更新された場合のフローチャートである。 ステップ６０１） 予めサーバ２０上に設定した時刻に
前述の図６及び図７に示すフローに基づいた処理を行
う。 ステップ６０２） 上記の処理で切り出された電子ファ
イル３１のＨＴＭＬ情報の内容を編集情報ファイル２４
（ＲＤＢ）に格納されている現在のＨＴＭＬ情報と比較
する。

【００５３】ステップ６０３） これにより、新たな内
容である場合には、ステップ６０４に移行し、そうでな
い場合にはステップ６０５に移行する。 ステップ６０４） 新たな内容をサーバ２０上の編集情
報ファイル２４の該当するカテゴリに対応するＲＤＢ上
のテーブルに登録し、ステップ６１０に移行す る。 ステップ６０５） また、内容が変更されている
場合には、ステップ６０６に移行し、そうでない場合に
はステップ６０７に移行する。

【００５４】ステップ６０６） サーバ２０上の編集情
報ファイル２４の該当するカテゴリに対応するテーブル
のデータを新しいものに変更する。 ステップ６０７） また、以前の内容が存在しない場合
には、ステップ６０８に移行し、そうでない場合にはス
テップ６０９に移行する。 ステップ６０８） サーバ２０の編集情報ファイル２４
の該当する情報を削除し、ステップ６１０に移行する。

【００５５】ステップ６０９） 以前の内容が存在する
場合には、変更がないものとし、何も編集情報ファイル
２４に対して行わず処理を終了する。 ステップ６１０） 変更のあったカテゴリを選択してい
る利用者をサーバ２０上で検索する。 ステップ６１１） 変更日付を含む変更があった旨の電
子メールを編集する。

【００５６】ステップ６１２） 該当する利用者へメー
ルを送付する。 このように、サーバ２０は、予め決められた時刻に前述
の図６、図７の処理を行い、次に抽出した専用タグに対
応する情報をカテゴリ毎にＲＤＢである編集情報ファイ
ル２４の情報と比較し、情報内容が異なる場合について
は、情報内容が異なるカテゴリを選択している利用者を
サーバ２０上で検索する。さらに、検索された該当利用
者の電子メールアドレスへ、情報内容の変更があった日
付を含む変更があった旨の電子メールを編集し、送信す
る。これにより、利用者は希望するカテゴリの情報内容
に変更があったことを知ることができる。

【００５７】なお、本発明は、サーバ２０の各構成要素
及び情報提供者装置３０のタグ設定部３２をプログラム
として構成し、フロッピーディスクやＣＤ・ＲＯＭ等の
可搬記憶媒体に格納することも可能である。なお、本発
明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の
範囲内で種々変更・応用が可能である。

【００５８】

【発明の効果】上述のように、本発明によれば、インタ
ーネット上において、自分の興味のある情報を検索する
場合において、手順を大幅に簡略化することが可能とな
り、作業に要する時間を大幅に削減できる。また、検索
した結果についてその詳細な内容も含め、一覧性がある
ため、ファイルのコピーやプリントアウトが不要とな
る。

【００５９】さらに、ＵＲＬ内の情報の更新状況が自動
的に利用者に通知されるため、無駄にＵＲＬにアクセス
する必要がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理を説明するための図である。

【図２】本発明の原理構成図である。

【図３】本発明の電子ファイル検索・編集システムの構
成図である。

【図４】本発明の一実施例のカテゴリ分類表の例であ
る。

【図５】本発明の一実施例のタグの意味を示す図であ
る。

【図６】本発明の一実施例の検索部の動作を示すフロー
チャートである。

【図７】本発明の一実施例の編集情報ファイル生成動作
のフローチャートである。

【図８】本発明の一実施例の編集情報ファイルの例であ
る。

【図９】本発明の一実施例の利用者端末からの登録処理
のフローチャートである。

【図１０】本発明の一実施例のカテゴリ選択画面の例で
ある。

【図１１】本発明の一実施例の利用者専用ホームページ
の表示例である。

【図１２】本発明の一実施例の利用者が情報を参照する
場合のフローチャートである。

【図１３】本発明の一実施例の利用者が選択したカテゴ
リに対するホームページの表示例である。

【図１４】本発明の一実施例のスクラップブック参照動
作のフローチャートである。

【図１５】本発明の一実施例のスクラップブックを参照
した場合のホームページの例である。

【図１６】本発明の一実施例の電子ファイルが更新され
た場合のフローチャートである。

【符号の説明】

１０，１００ 利用者端末 ２０，２００ サーバ ２１ 利用者登録部 ２２ 登録情報記憶部 ２３ 検索部 ２４ 編集情報ファイル ２５ 表示制御部 ２６ 送信部 ２７ 更新判定部 ２８ ファイル取得部 ３０ 情報提供者装置 ３１ 電子ファイル ３２ タグ設定部 ４０，５０ 通信ネットワーク ２１０ 電子文書ファイル ２２０ 利用者情報登録手段 ２３０ タグ挿入手段 ２４０ 検索手段 ２５０ 編集手段 ２６０ 登録情報記録部 ２７０ 編集情報ファイル ２８０ データベース登録手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 啓文 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 利用者が通信ネットワークを介して情報
   提供者の提供する情報のうち、利用者が希望する情報を
   コンピュータにより収集し、利用者に表示する電子ファ
   イル検索・編集方法において、 少なくとも１つ以上の検索対象となる電子文書ファイル
   の中に、専用の制御情報（タグ）を挿入し、 前記情報提供者の前記電子文書ファイルを収集し、前記
   制御情報に基づいて、該電子文書ファイルから抽出した
   情報をデータベースに格納しておき、 前記利用者が当該利用者に関する情報及び収集を希望す
   る情報のキーワード（カテゴリ）を登録し、 登録された前記キーワードに基づいて、該キーワードに
   対応した情報を前記データベースから検索し、 同一の電子文書ファイルまたは、複数の電子文書ファイ
   ルから抽出された情報を、データベースに登録すると共
   に、利用者が登録したキーワード（カテゴリ）に基づい
   て、当該データベースから前記利用者が希望する情報を
   検索し、１つのファイルに編集することを特徴とする電
   子ファイル検索・編集方法。
2. 【請求項２】 定期的に前記利用者が予め登録した前記
   キーワード（カテゴリ）に対応する情報提供者の提供す
   る情報を、タグをキーとして検索し、データベースに登
   録し、 登録前のデータベース内の情報と比較し、該データベー
   ス内の情報について、新規または、追加、変更、また
   は、削除を含む更新が発生した場合に、該更新があった
   ことを、電子メールで、更新に関連するカテゴリを登録
   している利用者に通知する請求項１記載の電子ファイル
   検索・編集方法。
3. 【請求項３】 前記利用者のアクセス時に、該利用者が
   予め登録している前記利用者に関する情報を用いて、登
   録されている利用者への表示のための画面構成情報に基
   づいて、該利用者専用のホームページを構成して表示
   し、 前記利用者専用のホームページ内に当該利用者の希望す
   るカテゴリ及び該カテゴリに対応する詳細な情報及び他
   の処理への移行のリンク付けを該利用者専用のホームペ
   ージに一体的に表示する請求項１及び２記載の電子ファ
   イル検索・編集方法。
4. 【請求項４】 前記利用者によるアクセスが終了した時
   点で、前記利用者専用のホームページを削除する請求項
   ３記載の電子ファイル検索・編集方法。
5. 【請求項５】 利用者端末と情報を提供するサーバが通
   信ネットワークを介して接続され、利用者が希望する情
   報を収集し、該利用者端末に表示する電子ファイル検索
   ・編集システムであって、 少なくとも１つ以上の検索対象を含む電子文書ファイル
   と、 前記利用者端末から入力された当該利用者に関する情報
   及び収集を希望する情報のキーワードを登録する利用者
   情報登録手段と、 少なくとも１つ以上の検索対象を含む電子文書ファイル
   の中に、専用の制御情報（タグ）を挿入するタグ挿入手
   段と、 挿入された前記制御情報に基づいて、同一の電子文書フ
   ァイルまたは、複数の電子文書ファイルから前記検索対
   象を検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された前記検索対象を抽出し、
   １つのファイルに編集する編集手段とを有することを特
   徴とする電子ファイル検索・編集システム。
6. 【請求項６】 定期的に前記利用者が予め登録した前記
   キーワード（カテゴリ）に対応する情報提供者の提供す
   る情報を、タグをキーとして検索し、データベースに登
   録する提供情報登録手段と、 登録前のデータベース内の情報と比較し、該データベー
   ス内の情報について、新規または、追加、変更、また
   は、削除を含む更新が発生した場合に、該更新があった
   ことを、電子メールで、更新に関連するカテゴリを登録
   している利用者端末に通知する変更情報通知手段を更に
   有する請求項５記載の電子ファイル検索・編集システ
   ム。
7. 【請求項７】 前記利用者のアクセス時に、該利用者が
   予め登録している前記利用者に関する情報を用いて、登
   録されている利用者端末への表示のための画面構成情報
   に基づいて、該利用者専用のホームページを構成するホ
   ームページ生成手段と、 前記ホームページ生成手段により生成された前記利用者
   専用のホームページを表示するホームページ表示手段と
   を有する請求項５及び６記載の電子ファイル検索・編集
   システム。
8. 【請求項８】 前記ホームページ表示手段は、 前記利用者専用のホームページ内に当該利用者の希望す
   るカテゴリ及び該カテゴリに対応する詳細な情報及び他
   の処理への移行のリンク付けを該利用者専用のホームペ
   ージに一体的に表示する詳細情報表示手段を含む請求項
   ７記載の電子ファイル検索・編集システム。
9. 【請求項９】 前記利用者端末からのアクセスが終了し
   た時点で、前記利用者専用のホームページを削除する削
   除手段を含む請求項７記載の電子ファイル検索・編集シ
   ステム。
10. 【請求項１０】 通信ネットワークを介して情報提供者
    の提供する情報のうち、利用者が希望する情報を収集
    し、該利用者端末に表示する電子ファイル検索・編集プ
    ログラムを格納した記憶媒体であって、 前記利用者が当該利用者に関する情報及び収集を希望す
    る情報のキーワードを登録する利用者情報登録プロセス
    と、 予め専用の制御情報（タグ）を挿入した少なくとも１つ
    以上の検索対象を含む電子文書ファイルの中から挿入さ
    れた該制御情報に基づいて、前記検索対象を検索する検
    索プロセスと、 前記検索プロセスにより検索された前記検索対象を抽出
    し、１つのファイルに編集する編集プロセスとを有する
    ことを特徴とする電子ファイル検索・編集プログラムを
    格納した記憶媒体。
11. 【請求項１１】 定期的に前記利用者が予め登録した前
    記キーワード（カテゴリ）に対応する情報提供者の提供
    する情報を、タグをキーとして前記電子文書ファイルを
    検索し、データベースに登録する提供情報登録プロセス
    と、 登録前のデータベース内の情報と比較し、該データベー
    ス内の情報について、新規または、追加、変更、また
    は、削除を含む更新が発生した場合に、該更新があった
    ことを、電子メールで、更新に関連するカテゴリを登録
    している利用者に通知する変更情報通知プログラムを更
    に有する請求項１０記載の電子ファイル検索・編集プロ
    グラムを格納した記憶媒体。
12. 【請求項１２】 前記利用者のアクセス時に、該利用者
    が予め登録している前記利用者に関する情報を用いて、
    登録されている利用者への表示のための画面構成情報に
    基づいて、該利用者専用のホームページを構成するホー
    ムページ生成プロセスと、 前記ホームページ生成プロセスにより生成された前記利
    用者専用のホームページを表示するホームページ表示プ
    ロセスとを有する請求項１０及び１１記載の電子ファイ
    ル検索・編集プログラムを格納した記憶媒体。
13. 【請求項１３】 前記ホームページ表示プロセスは、 前記利用者専用のホームページ内に当該利用者の希望す
    るカテゴリ及び該カテゴリに対応する詳細な情報及び他
    の処理への移行のリンク付けを該利用者専用のホームペ
    ージに一体的に表示する詳細情報表示プロセスを含む請
    求項１２記載の電子ファイル検索・編集プログラムを格
    納した記憶媒体。
14. 【請求項１４】 前記利用者によるアクセスが終了した
    時点で、前記利用者専用のホームページを削除する削除
    プロセスを含む請求項１２記載の電子ファイル検索・編
    集プログラムを格納した記憶媒体。