JPWO2014064757A1 - 法人情報提供装置及びサーバプログラム - Google Patents

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Abstract

世界中の法人のWebサイトで公開する法人情報の変化の内容を容易且つタイムリーに知ることができる技術を提供する。法人情報提供装置2の統一法人情報生成部2は、クローラ部11が収集した法人のWebサイト3のWebページから抽出した法人概要を示す最新の法人情報を過去の法人情報と比較して変化を検出する。そして、変化を検出した場合、最新の法人情報による統一法人情報と、最新の統一法人情報と過去の統一法人情報の差異表示とを作成し、それらを含む法人情報画面を生成してユーザ端末4に提供する。【選択図】図1

Description

本発明はWebサイトで公開されている法人情報を収集し、これを利用して様々な法人情報を生成しユーザ端末に提供するWebサービスを実施する技術に関する。特に本発明は企業のWebサイトから企業情報を収集し、これを利用して様々な企業情報を生成しユーザ端末に提供する技術に関する。
今日では多くの企業が自社のWebサイトを開設して様々な企業情報を公開している。企業情報としては、例えば名称、住所、代表者、資本金、財務情報、URLなどの企業概要のほか、事業分野、商品、サービスに関する情報などが提供されている。閲覧者はWebサイトを通じてその企業について多くのことを知ることができる。
しかしながら企業は事業活動を通じて変化する。例えば移転による住所変更、代表者の変更、増資による資本金の増額、新規事業への取り組みによる事業分野の拡張、新商品や新サービスの展開は、企業に見られる一般的な変化である。したがってWebサイトに掲載されている企業情報も変更される。
Webサイトの変更を知る技術としては、例えばユーザ端末がサーバ装置に更新チェックを希望する企業のホームページのアドレスを登録しておき、サーバ装置が指定された企業のホームページの更新を検出するとユーザ端末に更新されたことを通知するサービスが知られている(一例として特許文献1参照)。
特開2002−175213号公報
そのようなホームページの更新を通知するサービスは、更新をタイムリーに知ることができる点で有用である。しかしながらWebサイトに掲載されている企業情報がどのように変更されたのか、その前後の内容を知ることはできない。
企業情報の変更内容をも知るためには、更新前のWebサイトの内容を更新後のWebサイトの内容と比較すれば良い。しかしながら企業が事前にWebサイトの更新日時を公表するのは稀である。また、更新日時が公表されていたとしても、事前に全てのWebページを紙に印刷したりデータで保存しておくのは多くの時間と労力が必要であり負担が大きい。こうした企業情報の変化を多数の企業について調べるには、さらに膨大な時間と労力が必要であり、それを人手によって行うのは非現実的である。
現実問題として、できる限り多くの企業の企業情報の変化を容易に且つタイムリーに知りたいというニーズは、様々な業種の企業の営業活動の場面で多数存在する。例えば営業拠点を中心として半径数キロメートル以内の営業エリアに所在する多数の企業を対象に営業活動を行う場合、それぞれの企業の変化を容易に且つタイムリーに分かれば、それを考慮した営業提案を行うことが可能である。こうした営業提案が効果的なのは地域密着型ビジネスに取り組もうとする業種や企業である。
もちろん、そうした業種や企業にとって有用なだけでなく、多数の企業におけるそれぞれの変化をビジネスチャンスと捉えて新たな営業提案を行うことは、地理的な距離の遠近に拘わらず様々な業種と企業にとって有用である。しかしながら前述のように、国内に所在する多数の企業や外国に所在する多数の企業について、それぞれの企業情報の変化の内容を容易に且つタイムリーに知りたいという要望に応える技術は、本出願人の知る限り皆無である。このことは企業情報だけでなく、財団法人、社団法人等の法律によって自然人以外で権利能力を認められる組織体である「法人」に関する法人情報についても同様である。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明である。その目的は、世界中の法人のWebサイトで公開する法人情報の変化の内容を容易且つタイムリーに知ることができる技術を提供することにある。
本発明は次の法人情報提供装置とサーバプログラムによって上記目的を達成するものである。
すなわち本発明は、ユーザ端末に法人情報を提供する法人情報提供装置について、法人のWebサイトからWebページを定期的に収集するクローラ部と、Webページを蓄積する記憶装置でなるWebページ保持部と、法人情報に関する所定の情報項目(以下、法人概要項目)の集合が統一法人情報として定義されており、Webページ保持部が蓄積するWebページからその法人概要項目に該当する法人情報を抽出し、当該法人の統一法人情報を作成する統一法人情報生成部と、統一法人情報を蓄積する記憶装置でなる法人情報保持部と、を備えており、統一法人情報生成部は、抽出した最新の前記法人情報を法人情報保持部が蓄積する当該法人の過去の統一法人情報の法人情報と比較して変化を検出し、それによって最新の法人情報による統一法人情報と、最新の統一法人情報と過去の統一法人情報の差異表示とを作成して法人情報保持部に蓄積することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ端末に法人情報を提供するサーバプログラムであって、コンピュータの制御装置に、法人のWebサイトからWebページを定期的に収集する処理と、法人情報に関する所定の情報項目(以下、法人概要項目)の集合が統一法人情報として定義されており、収集したWebページからその法人概要項目に該当する法人情報を抽出する処理と、抽出したその最新の法人情報を記憶装置に蓄積する当該法人の過去の統一法人情報の法人情報と比較して変化を検出したならば、最新の法人情報による統一法人情報と、最新の統一法人情報と過去の統一法人情報の差異表示とを作成し記憶装置に蓄積する処理と、を実行させるサーバプログラムを提供する。
これらの本発明によれば、法人(例えば企業)のWebサイトから定期的に収集した法人情報(例えば企業情報)によって、変化の前後を容易に把握可能な比較フォーマットとなる統一法人情報を生成する。そして最新の統一法人情報と過去の統一法人情報と、それらの差異表示とを作成し、それをユーザ端末に提供する。したがって世界中の法人がWebサイトで公開する法人情報の変化の内容を比較可能な形式で容易且つタイムリーに知ることができる。
ユーザ端末に送信する「最新の統一法人情報及び過去の統一法人情報」は、例えば以下の3つの実施形態により実施することができる。
〔1〕最新と過去の各々の統一法人情報に含むすべての法人情報を送信する形態
〔2〕最新の統一法人情報についてはすべての法人情報を送信し、過去の統一法人情報については最新の統一法人情報と異なる古い法人情報を送信する形態
〔3〕最新の統一法人情報については過去の統一法人情報と異なる法人情報を送信し、過去の統一法人情報についてはすべての法人情報を送信する形態
前記「差異表示」は、過去の統一法人情報から変化した最新の統一法人情報の法人情報に強調表示を付したものとして構成できる。そのような強調表示としては、例えば文字飾りによる強調表示(例えば文字色変更、文字サイズ変更、アンダーラインの付加、文字枠の付加、抜き文字表示など)、背景飾りによる強調表示(例えば表示枠内の背景への着色など)がある。
前記本発明の法人情報提供装置は、法人概要項目ごとにそれが変化したならば法人での発生が予想されるビジネスニーズを蓄積する記憶装置でなるニーズ保持部を備え、統一法人情報生成部は、前記変化を検出すると、ニーズ保持部から変化した法人概要項目と関連付けられたビジネスニーズを抽出し、それを含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する。
また、前記サーバプログラムは、記憶装置が法人概要項目ごとにそれが変化したならば法人での発生が予想されるビジネスニーズを蓄積しており、制御装置が、前記変化を検出すると、記憶装置から変化した法人概要項目と関連付けられたビジネスニーズを抽出し、それを含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する。
これらの本発明によれば、法人情報の変化の内容を比較可能な形式で提供できるだけでなく、変化した法人概要項目に対応するビジネスニーズも統一法人情報に含めて作成される。したがって、ユーザは最新の統一法人情報を通じて、法人の変化だけでなく、それによって現在又は将来起こることが想定されるビジネスニーズも知ることができる。
前記本発明の法人情報提供装置は、法人情報保持部が複数の法人の統一法人情報を蓄積しており、統一法人情報生成部は、前記変化を検出すると、法人情報保持部が保持する他法人の統一法人情報を検索し、変化した法人概要項目と関連する法人情報を有する少なくとも1以上の法人を含む関連法人情報を作成する。
また、前記サーバプログラムは、記憶装置が複数の法人の統一法人情報を蓄積しており、制御装置が、前記変化を検出すると、記憶装置が保持する他法人の統一法人情報を検索し、変化した法人概要項目と関連する法人情報を有する少なくとも1以上の法人を含む関連法人情報を作成する。
これらの本発明によれば、法人情報の変化の内容を比較可能な形式で提供できるだけでなく、統一法人情報を蓄積した世界中の法人の中から変化した法人概要項目と関連のある法人を見つけ出すことができる。つまり、当該法人について、現在または将来のビジネスネットワークを作る可能性のある法人、特に企業を知ることができる。
前記本発明の法人情報提供装置は、統一法人情報生成部は、関連法人情報を含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する。
また、前記サーバプログラムは、制御装置が前記関連法人情報を含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する。
これらの本発明によれば、最新の統一法人情報とともに関連法人情報を知ることができる。
前記本発明の法人情報提供装置は、統一法人情報の法人概要項目には住所情報が含まれており、ユーザ端末で表示する地図画像を蓄積する記憶装置でなる地図画像保持部と、住所情報に対応する地図画像上の位置座標を示す位置情報を蓄積する記憶装置でなる位置情報保持部と、住所情報に対応する地図画像上の座標位置に企業の所在を示すマーカー画像を配置する表示処理を実行する表示処理部とを備える。
また、前記サーバプログラムは、統一法人情報の法人概要項目に住所情報が含まれており、記憶装置が、ユーザ端末で表示する地図画像と、住所情報に対応する地図画像上の位置座標を示す位置情報とを蓄積しており、制御装置が、住所情報に対応する地図画像上の座標位置に法人の所在を示すマーカー画像を配置する表示処理を実行する。
これらの本発明によれば、統一法人情報を蓄積した世界中の法人、特に企業の所在を地図画像上に配置したマーカー画像によって知ることができる。なお、企業の場合、マーカー画像は本店所在地だけでなく、営業所、支店、店舗等の事業拠点にも配置される。
前記本発明の法人情報提供装置は、法人情報保持部が複数の法人の統一法人情報を蓄積しており、法人情報保持部の統一法人情報の中から共通の住所情報をもつ法人リスト情報を作成する法人リスト作成部を備えており、表示処理部は、ユーザ端末によって地図画像上のマーカー画像が選択されると、地図画像上に法人リスト情報を含める表示処理を実行する。
また、前記サーバプログラムは、記憶装置が、複数の法人の統一法人情報と、共通の住所情報をもつ法人リスト情報とを蓄積しており、ユーザ端末によって地図画像上のマーカー画像が選択されると、制御装置が地図画像上に法人リストを表示する処理を実行する
これらの本発明によれば、地図画像に関連付けてマーカー画像を付した建物や施設に所在する法人、特に企業を容易に知ることができる。なお、企業の場合、法人リストに表示されるのは営業所、支店、店舗等の事業拠点も含まれる。
前記本発明の法人情報提供装置は、表示処理部は、ユーザ端末によって地図画像上の法人リストに含まれる法人が選択されることで、法人情報保持部から当該法人の統一法人情報を読み出してユーザ端末に送信する処理を実行する。
また、前記サーバプログラムは、ユーザ端末によって地図画像上の法人リストに含まれる法人が選択されることで、制御装置が当該法人の統一法人情報をユーザ端末に送信する処理を実行する。
これらの本発明によれば、マーカー画像を付した建物や施設に所在する法人の法人情報を容易に知ることができる。
本発明の法人情報提供装置及びサーバプログラムによれば、世界中の法人、特に企業がWebサイトで公開する法人情報、企業情報の変化の内容を比較可能な形式で容易且つタイムリーに知ることができる。
また、変化のあった世界中の法人のビジネスニーズや関連法人情報を知ることができれば、過去の変化だけでなく、その法人の将来動向も分析することが可能になる。
したがって、本発明によれば、例えば多くの企業の営業活動で、多数の企業の変化をそれぞれビジネスチャンスとして捉えた新たな営業提案を効果的に実施できるようになる。
第1実施形態による法人情報提供装置を含む法人情報提供システムの構成図。 図1のWebページ保持部が保持するWebページデータの説明図。 図1の類語辞書保持部が蓄積する法人概要項目とその類語/検索ワードを示す辞書データの説明図。 図1の法人情報保持部が蓄積する統一法人情報データの説明図。 図1の法人リスト保持部が蓄積する法人リストデータの説明図。 第1実施形態による統一法人情報を生成・蓄積するフローチャート。 第1実施形態による法人情報提供のフローチャート。 第1実施形態による法人情報画面の説明図。 第1実施形態によるマーカー画像付き地図表示のフローチャート。 第1実施形態による地図画面表示の説明図。 第1実施形態による法人リストを表示するフローチャート。 第1実施形態による法人リストを含む地図画面表示の説明図。 法人情報画面を表示するフローチャート。 第2実施形態による法人情報提供装置を含む法人情報提供システムの構成図。 図14のニーズ保持部が蓄積するニーズデータの説明図。 第2実施形態による統一法人情報を生成・蓄積するフローチャート。 第2実施形態による法人情報画面の説明図。 第3実施形態による統一法人情報を生成・蓄積するフローチャート。 A社とその関連法人との関係を示す説明図。 第3実施形態による法人情報画面の説明図。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の各実施形態で共通する構成については同一の符号を付して重複説明を省略する。
第1実施形態〔図1〜図13〕
図1は、第1実施形態による法人情報提供システム1の全体構成図であり、法人情報を提供するWebサービスを実行する法人情報提供装置2、企業や財団法人など法人のWebサイトを公開するWebサーバ3(以下、符号「3」はそのWebサーバ3が提供するWebサイトにも使用する。)、前記Webサービスを利用するユーザ端末4を備えており、それらはインターネット網5を介して接続されている。
法人情報提供装置2、Webサイト3はサーバ装置にて実装され、ユーザ端末4は携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートブックパソコンなどの携帯通信端末や据置型のパーソナルコンピュータにて実装される。
ユーザ端末4による法人情報提供装置2との接続・接続解除は、本実施形態ではユーザ端末4の表示装置に表示されるブラウザ画面で所定のユーザIDとパスワードによる認証を伴う一般的なログイン操作とログアウト操作によって行われる。
この法人情報提供システム1では、法人情報提供装置2が、多数の法人のWebサイト3にアクセスしてWebページを定期的に収集し、そのWebページから抽出される法人情報を統一フォーマットに配置した「統一法人情報」を生成する。それは、例えば定期的に収集するWebページから抽出した法人情報に変化を検出したときに生成される。そして法人情報提供装置2は、ユーザ端末4の要求に応じて「最新の統一法人情報」と、「過去の統一法人情報」と、それらの「差異表示」とを送信する。ユーザ端末4では、Webサイト3を公開する法人ごとに最新の法人情報と過去の法人情報とを、比較可能な差異表示とともに見ることができる。
これまでユーザは、例えば自己の関心のある企業のWebサイト3からその企業の変化を知りたいと考える場合、これまではそのWebサイト3に自分で定期的にアクセスし、Webページに書かれているコンテンツが変化した箇所を自分で発見しなければならなかった。しかしながら、この法人情報提供システム1によれば、ユーザはそのような労力を掛けることなく法人が変化したことと、その変化の前後とを容易に知ることができる。そして、この企業情報提供システム1は、最も広汎に運用した場合、Webサイト3を公開する世界中の法人のWebページから法人情報を収集できるので、自己のユーザ端末4によって世界中の企業の変化を居ながらにして容易に知ることができるものである。
法人情報提供装置2はサーバ装置で実装され、入力部6、「制御装置」としての制御部7、記憶装置8、表示部9、通信部10を備える。
入力部6は、キーボード、マウス等の入力装置で構成される。
制御部7は、本実施形態のサーバプログラムを実行する中央演算処理装置にて構成される。具体的な機能構成としては、クローラ部11、統一法人情報生成部12、分析部13、法人リスト作成部14、表示処理部15を備える。
記憶装置8は、ハードディスク等の外部記憶装置にて構成される。具体的な機能構成としては、Webページ保持部16、類語辞書保持部17、法人情報保持部18、法人リスト保持部19、地図画像保持部20、位置情報保持部21を備える。
表示部9は、ディスプレイなどの表示装置で構成される。
通信部10は、法人情報提供装置2をインターネット網5を介してWebサーバ3、ユーザ端末4と接続できるようにするためのネットワークモデム、ネットワークアダプタにて構成される。
次に制御部7の詳細を説明する。
クローラ部11は、企業、財団法人、社団法人等の「法人」のWebサイト3からWebページを定期的に収集し、記憶装置8のWebページ保持部16に蓄積する処理を実行する。アクセスするWebサイト3は、インターネット網5に公開されている世界中の法人のWebサイト3を対象とする。法人のWebサイト3か否かは、Webページに含まれている法人名に法人格を示す用語が含まれているかを検索し、含まれていれば法人のWebサイト3と判定し、含まれていなければ法人のWebサイト3とは判定しない。したがってWebサイト3の使用言語は日本語に限られず、法人のWebサイト3であればあらゆる言語のWebサイト3が対象とされる。
ただし、世界中の法人のWebサイト3とする他にも、国ごと(日本、アメリカ、フランスなど)、地域ごと(関東地方、九州地方など)、都市ごと(大阪、東京など)のように地理的条件を付けて、そこに所在する法人のWebサイト3を対象とすることができる。こうした地理的条件により収集対象とする法人を決める場合には、各法人のWebページに掲載されている住所情報を抽出し、それが収集対象の地域の名称に該当するか否かによって収集するかが決められる。
収集する頻度は任意の期間で設定することができる。例えば毎日、15日、30日、60日など所定の日数、月数、月初め、月末などを設定することができる。更新頻度が高いWebサイト3については収集頻度を高く設定し、更新頻度が少ないWebサイト3については収集頻度を低く設定することもできる。
統一法人情報生成部12は、Webページ保持部16に蓄積した法人のWebサイト3のWebページから所定の法人情報を検出して「統一法人情報」を生成し、それを記憶装置8の法人情報保持部18に蓄積する処理を実行する。
法人のWebサイト3ごとに法人情報は様々な表示形態で公開されている。例えば「企業名」をWebページから抽出する場合、正式な企業の名称は一般的には「会社概要」に記載されている。ところが「企業名」が「会社概要」に書かれていても、A社ではそれが「会社名」の項目欄に記載されていたり、B社では「名称」の項目欄に記載されていたり、また特定の項目欄を設けずに記載されていることもある。こうした不都合はその他の法人情報でも同じである。すべての企業のWebサイト3で企業情報を記載するための項目欄が統一されていれば、Webページ3から比較的容易に求める法人情報を収集できるが、そのようにはされていない。
統一法人情報生成部12は、法人のWebサイト3ごとに様々な項目欄に公開されている法人情報を統一フォーマットに整理するための解析処理を実行する。
統一法人情報生成部12には更新処理部13を備える。この更新処理部13は、先ず統一法人情報生成部12によってWebページ3から抽出された法人情報が、記憶装置8の法人情報保持部18に蓄積されている過去の法人情報と一致するか否かを判定する処理を実行する。
そして抽出した法人情報が過去の法人情報とすべて一致する場合には、過去の法人情報をそのまま保持する。
他方、抽出した法人情報の中に過去の法人情報と一致しないものがある場合には、新たに最新の統一法人情報を生成し、過去の統一法人情報を上書きせずに法人情報保持部18に蓄積する処理を実行する。これと併せて更新処理部13は、過去の法人情報から変化した最新の法人情報を可視化するための「差異表示」を生成する。本実施形態による「差異表示」はユーザ端末4で表示する最新の統一法人情報のうち、変化した最新の法人情報にアンダーラインを付ける文字飾りの強調表示を行うために必要な処理を実行する。
法人リスト作成部14は、法人情報保持部19が保持する「統一法人情報」の中から住所が共通する「法人リスト」を作成し、法人リスト保持部19に蓄積する処理を実行する。
表示処理部15は、ユーザ端末4のリクエストに応じて、地図画像保持部20に蓄積する地図画像を読み出すとともに、地図画像上の位置座標に対応する位置情報を住所情報として位置情報保持部21から読み出して地図画像を生成する。
このとき表示処理部15は、法人リスト保持部19に蓄積する住所情報と対応する地図画像上の座標位置に、統一法人情報を作成した法人が所在することを示すマーカー画像を配置する表示処理を実行する。ユーザ端末4ではそのマーカー画像が付加された地図画像が表示される。
そして、ユーザ端末4によってマーカー画像の選択操作がなされると、表示処理部15は法人リスト保持部19に蓄積された「法人リスト」を抽出し、その表示画面をユーザ端末4に送信する処理を実行する。それによってユーザ端末4で法人リストが表示される。
法人情報提供装置2は、ユーザ端末4での地図画像の表示領域が変更されるたびに、ユーザ端末4のWebブラウザへ地図画像の位置座標に対応する位置情報をクッキー情報として送信しており、ユーザ端末4の制御装置はそれをWebブラウザに保存する。したがって、ユーザ端末4が法人情報提供装置2からログアウトして再びログインすると、ユーザ端末4の制御装置がその位置情報を送信し、表示処理部15はそのリクエストに応じてログアウト時と同じ表示領域としたマーカー画像付きの地図画像を送信する。
こうすることで、ログインの際、前回と同じ地図画像を見たい場合に、その都度ユーザが表示領域を調整する操作する必要がなく便利である。また、ユーザ端末4が再びログインするまでの間に、地図画像の表示領域に含まれる法人の統一法人情報が更新されていれば、後述のようにマーカー画像の表示が変わるので、ユーザは地図画像の範囲での法人情報の変化を直ぐに把握することができるメリットがある。
次に記憶装置8の詳細を説明する。
Webページ保持部16は、クローラ部11が収集したWebサイト3のWebページを蓄積する。Webページ保持部16が保持するWebページデータ16aは、例えば図2で示すようにWebサイト3ごと、即ち同じドメイン名には共通の「識別子」16bが付与され、その識別子16bごとに法人を識別する。また、同じドメイン名を持つWebページごとに「URL」16cと「Webページ番号」16dが付与されて、各Webページのページデータ16eが保持されている。
類語辞書保持部17は、統一法人情報生成部12がWebサイト3のWebページから特定の法人情報を収集するための類語辞書データ17aを蓄積する。本実施形態の類語辞書データ17aは図3で示すように統一法人情報を構成する「法人概要項目」17bが定められている。
具体的には「法人名」「設立」「代表」「資本金」「住所」「TEL」「事業」「商品/サービス」「取引先」「取引銀行」「株主」「株式市場」「社員数」「売上」「URL」である。それらの各法人概要項目には、例えば図3で例示するような「類語/検索ワード」が設定されている。図3では類語/検索ワードとして日本語のみを示しているが、日本語のみならず英語その他の言語を含めるようにしてもよい。また、英語その他の言語だけとして日本語を含めないようにすることもできる。
統一法人情報生成部12は、Webページ保持部16に蓄積した法人のWebサイト3のWebページから、その「法人概要項目」の「類語/検索ワード」の何れかを含むデータを検索し、これによって検出された「類語」を項目名とするコンテンツ(法人情報)を抽出することで、それを当該法人概要項目のコンテンツ(法人情報)として法人情報保持部18に蓄積する。
法人情報保持部18は、統一法人情報生成部12が生成した統一法人情報を蓄積する。この統一法人情報は、例えば図4で示すような統一法人情報データ18aで構成されている。統一法人情報データ18aには、Webページデータ16aの識別子16bごとに、統一法人情報18cが更新されるたびに新たなデータ番号18bが付与されて統一法人情報18cの法人概要項目の各コンテンツ(法人情報)も更新される。
法人リスト保持部19は、法人リストデータ19aを保持する。法人リストデータ19aは、本実施形態では図5で示すように「リスト番号」19b、「住所情報」19c、「位置座標」19d、「識別子」16b、「法人名」19e、「URL」19fで構成される。このうち住所情報19c、法人名19d、URL19eは統一法人情報データ18aのものを転記したものである。以上のようにして法人リストデータ19aには、住所情報を共通にする法人をリスト化した「法人リスト」19gが含まれている。
地図画像保持部20は、地図画像を蓄積する。法人情報提供装置2は、インターネット網5を介して外部のマップサーバから地図画像を取得して地図画像保持部20に保持する。
この地図画像は、法人情報提供装置2がユーザ端末4に提供する地域のものである。したがって、提供する地域が世界なら世界の地図画像であり、特定の国であれば当該国の地図画像であり、特定の国の特定の地域であれば当該地域の地図画像であり、特定の国の都市であれば当該都市の地図画像となる。そして、地図画像には実空間の座標系、例えば緯度経度の座標が設定されており、地図画像上の各地点には現実世界の位置を示す位置情報、具体的には緯度経度値が付されている。
位置情報保持部21には、住所情報と、その住所情報が示す地図画像上の位置を示す位置情報との対応関係が蓄積されている。住所情報は現実世界に存在する住所の集合であり、各住所には地図画像上の位置情報、具体的には緯度経度値が対応付けて保持されている。位置情報保持部21が保持する住所情報の範囲は、地図画像保持部20と同様に、法人情報提供装置2がユーザ端末4に提供する地域に対応している。また、統一法人情報データ18aと法人リストデータ19aの住所情報19cは、この位置情報保持部21が保持する住所情報に基づいて付される。
法人情報提供装置2による法人情報の提供〔図6〜図13〕
次に、法人情報提供装置2による法人情報の提供の流れについて説明する。
Webページの収集・蓄積〔図6〕
法人情報提供装置2のクローラ部11は、いわゆるロボット検索によってインターネット網5に公開されている企業などの法人のWebサイト3を巡回してWebページ3を取得し、取得したWebページ3をWebページ保持部16にWebページデータ16aとして蓄積する(S11)。
なお、ページデータ16aとして蓄積するのはWebページ3の画像やテキストを含む全部でも良いが、データ量が膨大となるためそれらの一部でも良い。一部とする場合には例えば企業概要のWebページ3、事業概要のWebページ3、商品紹介、サービス紹介のWebページ3など、後述のようにユーザ端末に提供する統一法人情報を作成するために必要なコンテンツが掲載されているWebページ3をURLで特定し蓄積する。
統一法人情報の生成・蓄積〔図6〕
Webページ保持部16のWebページデータ16aに新たなデータが蓄積されると、統一法人情報生成部12は、類語辞書保持部17に蓄積する類語辞書データ17aの法人概要項目17bごとに、その類語を検索ワードとするページデータ16eの検索を実行する(S13)。
具体的には、ページデータ16eの中に「法人名」に対応する項目欄がある否かの判定を、類語として設定した検索ワードに何れかに該当するテキストデータが存在するか否かを検索することで実行する(S15)。他の法人概要項目17bも同様に検索する。
この結果、各法人概要項目17bに対応する項目欄が存在する場合には、その項目欄に対応するテキストデータを抽出する(S17)。こうして法人概要項目17bごとに抽出された法人情報のテキストデータが統一法人情報となるものである。
他方、項目欄が存在しない場合には、それに対応するテキストデータは抽出せず処理が終了する。こうして企業等の法人のWebサイト3を対象として情報が収集されることになり、法人を対象とした統一法人情報が生成され、ユーザ端末4に提供される。
次に、統一法人情報生成部12の更新処理部13は、そのテキストデータを抽出した法人の統一法人情報が、すでに法人情報保持部18に蓄積されているかを検出する(S19)。この検出は、例えば抽出した法人概要項目17bに含まれるURL、企業名、住所が一致するデータをもつ法人を検索することによって実行する。
この結果、まだ蓄積されていない場合には、統一法人情報データ18aに法人概要項目17bごとに抽出された法人情報を新規登録する法人の統一法人情報18cとして蓄積する。
他方、既に蓄積されている場合、更新処理部13はデータの更新処理を実行する。具体的には、今回抽出した各法人概要項目17bの内容と統一法人情報として蓄積している過去の法人概要項目17bの内容との間に差異があるか否かを検出する(S21)。
この結果、差異がない場合、更新処理部13は統一法人情報18cを生成しない。即ち、統一法人情報データ18aについて新たなデータ番号18bを付して統一法人情報18cを作成する処理を実行しない。
他方、差異がある場合、更新処理部13は新たな統一法人情報18cを生成する(S25)。即ち、更新処理部13は、統一法人情報データ18aに新たなデータ番号18bを付与するとともに、新たな統一法人情報18cとして、今回法人概要項目17bごとに抽出した法人情報のテキストデータを更新日時とともに蓄積する。
そして更新処理部13は、そのデータ蓄積の前に、差異のある法人情報については、ユーザ端末4で分かり易く差異表示するための処理も行う(S23)。本実施形態ではその差異表示として変化のあった情報についてアンダーラインを付すとともに、項目欄を着色することとしているので、そのために必要な処理を行った上で統一法人情報18cとして法人情報保持部18に蓄積する。なお、こうした差異表示の処理は新たな統一法人情報18cのデータ蓄積の後に行ってもよい。
以上のようなステップを各法人のWebサイト3について実行することで、法人ごとに統一法人情報18cが生成されて蓄積される。この場合、以上の説明では、法人情報提供装置2が、Webサイト3を公開する世界中の法人の統一法人情報18cを生成する。
これに対して、統一法人情報18cを生成する法人として、特定の国、地域、都市といった地理的条件を限定をつけることも可能である。この場合には、例えばステップ15で法人概要項目17bの「住所」の類語を検索ワードとして検索する際に、特定の国名、地域名、都市名が含まれていることをアンド条件として検索を実行する。
この結果、法人概要項目17bの「住所」に対応する項目欄があり、且つ、特定の国名等が含まれている場合には、テキストデータを抽出し(S17)、統一法人情報18cを生成する前述の処理ステップに進む。他方、特定の国名等が含まれていない場合にはテキストデータは抽出せず処理が終了する。
以上のようにして法人情報提供装置2は、1カ国以上の特定の国に所在する法人の情報を提供する場合には、当該国の住所情報を有するすべての法人の統一法人情報18cを生成・蓄積することができる。また、特定の国の特定の地域や都市に所在する法人の情報を提供する場合には、その地域や都市の住所情報を有するすべての法人の統一法人情報18cを生成・蓄積することができる。
ユーザ端末4に法人情報を提供する流れ〔図7〜図13〕
次に、法人情報提供装置2がユーザ端末4に法人情報を提供する流れを説明する。以下では2つの提供形態について説明する。
(1)第1の提供形態〔図7〜図8〕
ユーザ端末4は、法人情報提供装置2にログオンしてから法人情報提供装置2に特定の法人の統一法人情報18cの配信を要求する(S31)。この配信の要求は、例えば法人情報提供装置2がインターネット網5を介して提供する法人選択と、配信を求める情報選択と、配信要求とを送信する所定のWebページの表示画面にて行われる。
法人情報提供装置2の制御部7は、ユーザ端末4からの配信要求が、法人情報保持部18に蓄積する最新の統一法人情報18cのみであるか、最新と過去の統一法人情報18cの配信要求であるかを判断する(S33)。
その結果、最新の統一法人情報18cのみである場合、制御部7は法人情報保持部18から最新の統一法人情報18cを読み出して、それを表形式で表示する画面データをユーザ端末4に送信する(S35)。
この場合、ユーザ端末4に送信されて、表示装置で画面表示される最新の統一法人情報18cは、(1)すべての法人概要項目17bに関する法人情報、(2)ユーザが選択した特定の法人概要項目17bに関する法人情報、(3)過去から変更のあった法人概要項目17bに関する法人情報、の何れかによって行われる。この何れにするかはユーザ端末4で行う配信を求める情報選択を行う表示画面で選択されるが、法人情報提供装置2の初期設定で決めておくこともできる。
ステップ33に戻る。ステップ33でユーザ端末4の配信要求が過去と最新の統一法人情報18cである場合、制御部7は法人情報保持部18から当該法人の最新の統一法人情報18cと過去の統一法人情報18cを読み出して、それを表形式で表示する画面データをユーザ端末4に送信する(S37)。
この結果、ユーザ端末4では、例えば図8で示すような法人情報画面22が表示される。法人情報画面22は表形式にて構成されており、そこには更新日が最新の「最新情報」に対応する統一法人情報枠22a、その前に更新した「過去情報(3)」に対応する統一法人情報枠22b、そしてその下にはさらにその前に更新した「過去情報(2)」「過去情報(1)」に対応する統一法人情報枠が表示される。
図8で示す法人情報画面22には「差異表示」が含まれている。
例えば「過去情報(3)」(22b)は「過去情報(2)」に対して「商品/サービス」に「ケニア(ケニア)」「ブルーマウンテン(ジャマイカ)」が追加されている点で内容が変化している。これと同様に、「過去情報(4)」(22a)は「過去情報(3)」(22b)に対して「商品/サービス」に「クリスタルマウンテン(キューバ)」「コナ(ハワイ島)」が変化しており、「社員数」と「売上高」変化している。
更新処理部13はそうした変化を示す「差異表示」として、本実施形態ではアンダーラインをつけるとともに項目欄を着色する表示処理を行っている。したがってユーザはこの法人情報画面22を見れば直ぐに変化した法人概要項目17bと内容を把握することが可能である。
(2)第2の提供形態〔図9〜図13〕
第1の提供形態は、ユーザ端末4で統一法人情報18c(法人情報画面22)を画面表示するものであるが、この提供形態では地図画像と関連付けて法人情報を提供するものである。
ユーザ端末4が法人情報提供装置2に地図画像の表示を要求する(S51)。制御部7の表示処理部15は、ユーザ端末4から要求された表示エリアに対応する地図画像を地図画像保持部20から読み出す(S53)。表示エリアの特定は、地図画像に関連付けられている位置座標(例えば緯度経度値)の範囲によって行う。
次に制御部7は、法人リスト保持部19の法人リストデータ19aを検索して、その表示エリアの座標範囲に住所情報19c、位置座標19dをもつすべての法人リスト19gのリスト番号19bを抽出する(S55)。そして、法人リスト19gごとに住所情報19c、位置座標19dに対応する地図画像上の座標位置にマーカー画像を配置する表示処理を実行してから(S57)、ユーザ端末4に表示画面を送信する(S59)。以上によってユーザ端末4で表示される地図表示画面23の一例を図10に示す。
地図表示画面23は、ファイル操作、編集操作、表示操作等の各種操作を行う操作部23a、任意の検索テキストを入力して実行する検索部23b、新着情報表示部23c、地図画像24を表示する地図表示部23dを含んで構成されており、Webサイト3を閲覧するブラウザにより表示される。
以上のうち、検索部23bに特定の法人名、事業名、商品名、サービス名などの任意の検索ワードを入力して検索を実行すると、制御部7は法人情報保持部18を検索し、その中から該当する法人を抽出して検索結果一覧画面を生成し、ユーザ端末4に送信する。そしてユーザ端末4で法人が選択されると、制御部7は後述する法人情報画面をユーザ端末4に送信する。
新着情報表示部23cは、法人情報保持部18に蓄積されている法人のうち統一法人情報18cが更新された法人の一覧を表示する。そしてユーザ端末4で法人が選択されると、制御部7は法人情報画面22をユーザ端末4に送信する。
この新着情報表示部23cで表示する法人を選択するには、例えば次の方法がある。
(1)法人情報保持部18に蓄積するすべての法人を対象とする。
これによれば、世界、国、地域、都市など法人情報保持部18が蓄積するすべての法人の新着情報を漏れなく容易に知ることができる。
(2)ユーザ設定でユーザが関心のある特定の法人のみを対象とする。
これによれば、ユーザが関心のある特定の法人の新着情報のみを効率的に知ることができる。
(3)ユーザ端末4で画面表示する地図画像24の表示エリアに含まれる法人のみを対象とする。
これによれば特定地域に所在する法人に的を絞って新着情報を知ることができる。
地図表示部23dに表示した地図画像24には、前述したマーカー画像25が重畳配置されており(S71)、そこに所在する建物、施設は法人リスト19gに含まれる法人の本店や法人の事業拠点(例えば企業の営業所、支店、店舗)の所在地ということになる。
マーカー画像25には、前述のように法人が関連付けられるが、その何れかの法人の統一法人情報18cが更新されたことを表す「更新表示」を付すことができる。この「更新表示」としては、例えばマーカー画像25の着色を変えて表示したり、マーカー画像25を点滅させたり、マーカー画像25に「NEW!」のような文字表示を付けたりすることができる。
なお、地図画像24は任意の倍率で拡大・縮小して表示することができる。これに伴って表示エリアが変更すると、上記ステップ51〜ステップ59による処理が繰り返されて地図画像24の表示エリアが変わり、それに応じてマーカー画像25の表示個数も変わることになる。
ユーザ端末4で地図画像24のマーカー画像25の選択操作を行うと(S73)、法人情報提供装置2にそのマーカー画像25に対応する法人リスト19gの送信要求が送信される。法人情報提供装置2の表示処理部15は、法人リスト保持部19からデータを読み出して(S75)、そのマーカー画像25から法人リスト26を吹き出し表示する。その画面表示例を図12に示す。法人リスト26には住所情報の下に法人名が列挙される。
こうした地図表示画面23からは、図13で示す3つの方法によってユーザ端末4で統一法人情報18cと差異表示を含む法人情報画面22(図8)を表示させることが可能である。
第1の方法は、法人リスト26に列挙された法人名を選択する(S91)。
第2の方法は、新着情報表示部23cに列挙された法人名を選択する(S93)。
第3の方法は、検索部23bに法人名を入力して検索を実行し、検索結果として列挙された法人名を選択する(S95)。
以上の何れかの操作を行うことで、ユーザ端末4から法人情報提供装置2に当該法人の法人情報画面22の配信要求が送信され(S97)、表示処理部15が法人情報保持部18から統一法人情報18cを読み出して法人情報画面22を表示する画面データを生成してユーザ端末4に送信する。これによってユーザ端末4で法人情報画面22を表示することができる(S99)。
以上のとおり、第2の提供形態では、地図画像24の建物・施設に法人が所在するマーカー画像25を重畳表示し、そこから法人リスト26を吹き出し表示し、さらにそこに表示された法人を選択することで法人情報画面22へと展開して法人情報が提供される。これによって以下のようなメリットがある。
(1)ユーザは、マーカー画像25によって、地理的な移動の制約を受けることなく、どのような国、地域、都市であってもマーカー画像25付きの建物・施設に法人が所在していることを容易に知ることができる。
したがって、例えば企業が営業活動を行う場合に、マーカー画像25の多い地域を調べることで、活動エリアの選定を容易に行うことができる。
(2)ユーザは、法人リスト26によってマーカー画像25付きの建物・施設に所在している法人を容易に知ることができる。
したがって、例えば企業が営業活動を行う場合に、多くの訪問先が見込める建物・施設を事前に調べることができ、効率的に営業活動を行うことができる。
(3)ユーザは、法人リスト26から展開される法人情報画面22によって、法人の法人概要を知ることができる。
したがって、例えば企業が営業活動を行う建物・施設を選定する際に、法人リスト26に含まれる複数の法人の概要を法人リスト26から展開することで容易且つシームレスに知ることができる。
(4)ユーザは、地図画像24、マーカー画像25、法人リスト26の順に展開された法人情報画面22の最新の統一法人情報枠22aと過去の統一法人情報枠22bによって、法人の変化を知ることができる。
したがって、例えば企業が営業活動を行う場合に、その変化した事項を事前に把握した上でそれに適した効果的な営業提案を行うことができる。
(5)ユーザは、法人情報画面22の統一法人情報枠22a、22bに付される差異表示によって、法人の変化の内容を即座に把握することができる。
(6)ユーザは、法人情報画面22の統一法人情報枠22a、22bによって、個々の法人のWebサイト3では表示形態が異なることの多い法人概要情報を統一法人情報18cという共通フォーマットを通じて知ることができる。したがって世界中の法人どうしであっても容易に比較することができる。
(7)ユーザは、マーカー画像25の更新表示によって、地図画像に表示された多数のマーカー画像25から更新表示のあるマーカー画像25のみを選択して、更新された最新の統一法人情報枠22aの内容を知ることができる。
第2実施形態〔図14〜図17〕
図14は、第2実施形態による法人情報提供システム1である。第1実施形態との相違点は法人情報提供装置2である。即ち、本実施形態では記憶装置8がニーズ保持部27を備えている。その他の構成は第1実施形態と同じであるため、重複説明を省略する。
ニーズ保持部27には、図15で示すようなニーズデータ27aが蓄積されている。ニーズデータ27aは所定の法人概要項目17bと、各法人概要項目17bに対応するビジネスニーズ27bが蓄積されている。ビジネスニーズ27bは、法人概要項目17bごとにそれが変化したならば法人での発生が予想されるニーズ情報である。もちろん法人情報提供装置2を操作すれば、法人概要項目17bに対応するビジネスニーズ27bとして掲載するコンテンツを自由に追加・削除・変更することができる。このビジネスニーズ27aを統一法人情報18cとしてユーザに提供しようというのが本実施形態の特徴である。
統一法人情報18cの生成・蓄積〔図16〕
制御部7が統一法人情報18cを生成し、それを法人情報保持部18に蓄積するまでのプロセスについて、第1実施形態と異なる点は、ステップ23で更新処理部13が差異表示の処理を行った後である。
即ち、本実施形態では更新処理部13が、変化した法人概要項目17bに対応するビジネスニーズ27bをニーズ保持部27から抽出する(S24)。そして本実施形態の統一法人情報データ18aには、図4で示す統一法人情報18cの「URL」の項目の右隣に「ビジネスニーズ」の項目が設定されている。そこで更新処理部13は、そこに抽出したビジネスニーズ27bを書き込む処理を実行する。「ビジネスニーズ」の項目は、変化した法人概要項目17bが複数ある場合には「ビジネスニーズ(1)」「ビジネスニーズ(2)」・・・のように、それに対応する数だけ項目が追加される。
以上のようにして統一法人情報18cが生成され、更新処理部13がそれを法人情報保持部18に蓄積する。
なお、ビジネスニーズ27bの項目の書き込みは新たな統一法人情報18cのデータ蓄積を行った後に行ってもよい。
ユーザ端末4への法人情報の提供〔図17〕
本実施形態が第1実施形態と相違する点は、法人情報画面22の構成である。即ち、この実施形態では図17で示すように、法人情報画面22の統一法人情報枠22aの最下欄に「ビジネスニーズ(1)商品/サービス」「ビジネスニーズ(2)社員数」の項目が付加されており、それぞれビジネスニーズが表示される。なお、図17の法人情報画面22は、説明の便宜上、図8の法人情報画面22の最新の統一法人情報枠22aのみを抜き出したものである。
第2実施形態によれば、ユーザは、地図画像24、マーカー画像25、法人リスト26の順に展開された法人情報画面22の最新の統一法人情報枠22aと過去の統一法人情報枠22bによって、法人の変化を知ることができる。そしてその変化に留まらず、どのようなビジネスニーズ27bが現在当該法人に生じており、また将来生じる可能性があるのかを知ることができる。
第3実施形態〔図18〜図20〕
第3実施形態の法人情報提供装置2は、ユーザ端末4に関連法人情報を提供する点で第1実施形態と異なる。法人情報提供システム1、法人情報提供装置2の構成は第1実施形態と同じであるため、重複説明を省略する。
統一法人情報18cの生成・蓄積〔図18、図19〕
制御部7が統一法人情報18cを生成し、それを法人情報保持部18に蓄積するまでのプロセスについて、第1実施形態と異なる点は、ステップ23で更新処理部13が差異表示の処理を行った後である。
即ち、本実施形態では更新処理部13が、法人情報保持部18を検索して、変化した法人概要項目17bと関連する法人情報を有する法人を抽出する(図18のS26)。
そのために本実施形態の統一法人情報データ18aには、図4で示す統一法人情報18cの「URL」の項目の右隣側に複数種類の「関連法人情報」が設定されている。本実施形態では例えば「販売先」「仕入先」「同業他社」の項目が順に設定されている。
そして、例えばA社の法人概要項目17bの「事業」に新たな事業が追加された場合や「商品/サービス」に新商品が追加された場合を想定して関連法人情報を生成し統一法人情報18cに含める処理を説明する(図19参照)。
「同業他社」の抽出と書き込み: 更新処理部13は、その商品を検索ワードとして法人情報保持部18を検索し、それを「商品/サービス」の項目に含む他の法人を抽出する。
ここでは同一の商品を含む企業としてX社が抽出されたと仮定する。更新処理部13は、X社がA社と同一商品を取扱う「同業他社」とみなして、A社の統一法人情報18cの「同業他社」の項目に書き込む処理を実行する。
「販売先」の抽出と書き込み: ここでX社の統一法人情報18cには「取引先」の項目が含まれており、そこに記載されているY社はX社と同業のA社にとって新たな「販売先」の候補となる可能性がある。そこで更新処理部13は、X社の「取引先」に記載されているY社をA社の新たな「販売先」とみなして、A社の統一法人情報18cの「販売先」の項目に書き込む処理を実行する。
「仕入先」の抽出と書き込み: X社を統一法人情報18cの「取引先」の項目にZ社が含まれていると仮定する。この場合、Z社はX社に何らかの生産設備や資材を販売している可能性がある。そこで更新処理部13は、X社を「取引先」に含むZ社をX社と同業のA社にとっての新たな「仕入先」とみなして、A社の統一法人情報18cの「仕入先」の項目に書き込む処理を実行する。
以上のような関係を図解すると図19のようになる。こうしてA社の統一法人情報データ18a(図4)には、「販売先」「仕入先」「同業他社」の各項目に関連する企業が書き込まれて「関連法人情報」22eが生成される。
以上の例ではA社と商品が共通する同業他社のX社を第1階層とし、X社と関連するY社、Z社を第2階層として、A社とビジネス上、潜在的に関連性のあるネットワーク情報を提供する例を示したが、もちろん第2階層から続く第3階層以降についても探索することで関連法人情報を生成することもできる。
なお、前述の例では説明を簡略化するため、A社の新商品と共通する商品を取り扱う企業としてX社だけを抽出したが、図19で示すL社のように他にも企業がある場合は、前述したのと同様にしてX社と同様の書き込み処理を実行する。
ユーザ端末4への法人情報の提供〔図20〕
本実施形態が第1実施形態と相違する点は、法人情報画面22の構成である。即ち、この実施形態では図20で示すように、法人情報画面22の統一法人情報枠22aの最下欄に関連法人情報22eとして「販売先」「仕入先」「同業他社」の項目が付加されており、それぞれ法人名が表示される。なお、図20の企業情報画面22は、説明の便宜上、図8の企業情報画面22の最新の統一企業情報枠22aのみを抜き出したものである。なお、法人リスト26から法人情報画面22を展開するのと同様に、関連法人情報22eの法人名を選択操作すれば法人情報画面22を表示できる。
第3実施形態によれば、ユーザは法人情報画面22の最新の統一法人情報枠22aと過去の統一法人情報枠22bによって法人の変化を知ることができだけでなく、法人の変化によって、現在または将来どのような法人との新たなビジネスネットワークを構築できる可能性があるのかを知ったり分析したりすることができる。そして関連法人情報22eとして抽出される法人は国内法人だけでなく諸外国の法人にも及ぶ。したがってこれまで予想もしなかったような関連法人を発掘できる可能性がある。
実施形態の変形例
以上の実施形態では法人情報提供装置2として各種の記憶装置8(Webページ保持部16,類語辞書保持部17,法人情報保持部18,法人リスト保持部19,地図画像保持部20,位置情報保持部21,ニーズ保持部27)を備える例を説明したが、それぞれ制御部7に対してWAN、LANで接続される1台以上のサーバ装置として構成しても良い。
以上の実施形態では法人情報提供装置2の制御部7が、クローラ部11、統一法人情報生成部12、更新処理部13、法人リスト作成部14,表示処理部15のすべての機能を実行する例を説明したが、各機能をそれぞれ実行する別々のサーバ装置として構成してもよい。
以上の実施形態では、ユーザ端末4が法人情報提供装置2と接続し接続解除するためにユーザIDとパスワードによるログイン操作とログアウト操作を行う例を示したが、それは必須ではない。したがってユーザ端末4がログイン操作やログアウト操作を行わなくても、法人情報提供装置2による法人情報の提供を受けられるものとして構成してもよい。
第2実施形態の法人情報提供装置2は、第3実施形態の法人情報提供装置2の特徴である関連法人情報の生成と蓄積、ユーザ端末4への提供を組み合わせて実施することができる。
1 法人情報提供システム
2 法人情報提供装置
3 Webサーバ(Webサイト)
4 ユーザ端末
5 インターネット網
6 入力部
7 制御部(制御装置)
8 記憶装置
9 表示部
10 通信部
11 クローラ部
12 統一法人情報生成部
13 分析部
14 法人リスト作成部
15 表示処理部
16 Webページ保持部
16a Webページデータ
16b 識別子
16c URL
16d Webページ番号
16e ページデータ
17 類語辞書保持部
17a 類語辞書データ
17b 法人概要項目
18 法人情報保持部
18a 統一法人情報データ
18b データ番号
18c 統一法人情報
19 法人リスト保持部
19a 法人リストデータ
19b リスト番号
19c 住所情報
19d 位置座標
19e 法人名
19f URL
19g 法人リスト
20 地図画像保持部
21 位置情報保持部
22 法人情報画面
22a,22b 統一法人情報枠
22d ビジネスニーズ
22e 関連法人情報
23 地図表示画面
23a 操作部
23b 検索部
23c 新着情報表示部
23d 地図表示部
24 地図画像
25 マーカー画像
26 法人リスト
27 ニーズ保持部
27a ニーズデータ
27b ビジネスニーズ情報

Claims (14)

  1. ユーザ端末に法人情報を提供する法人情報提供装置において、
    法人のWebサイトからWebページを定期的に収集するクローラ部と、
    Webページを蓄積する記憶装置でなるWebページ保持部と、
    法人情報に関する所定の情報項目(以下、法人概要項目)の集合が統一法人情報として定義されており、Webページ保持部が蓄積するWebページからその法人概要項目に該当する法人情報を抽出し、当該法人の統一法人情報を作成する統一法人情報生成部と、
    統一法人情報を蓄積する記憶装置でなる法人情報保持部と、を備えており、 統一法人情報生成部は、抽出した最新の前記法人情報を法人情報保持部が蓄積する当該法人の過去の統一法人情報の法人情報と比較して変化を検出し、それによって最新の法人情報による統一法人情報と、最新の統一法人情報と過去の統一法人情報の差異表示とを作成して法人情報保持部に蓄積することを特徴とする法人情報提供装置。
  2. 法人概要項目ごとにそれが変化したならば法人での発生が予想されるビジネスニーズを蓄積する記憶装置でなるニーズ保持部を備え、
    統一法人情報生成部は、前記変化を検出すると、ニーズ保持部から変化した法人概要項目と関連付けられたビジネスニーズを抽出し、それを含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する請求項1記載の法人情報提供装置。
  3. 法人情報保持部が複数の法人の統一法人情報を蓄積しており、
    統一法人情報生成部は、前記変化を検出すると、法人情報保持部が保持する他法人の統一法人情報を検索し、変化した法人概要項目と関連する法人情報を有する少なくとも1以上の法人を含む関連法人情報を作成する請求項1又は請求項2記載の法人情報提供装置。
  4. 統一法人情報生成部は、関連法人情報を含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する請求項3記載の法人情報提供装置。
  5. 統一法人情報の法人概要項目には住所情報が含まれており、
    ユーザ端末で表示する地図画像を蓄積する記憶装置でなる地図画像保持部と、
    住所情報に対応する地図画像上の位置座標を示す位置情報を蓄積する記憶装置でなる位置情報保持部と、
    住所情報に対応する地図画像上の座標位置に法人の所在を示すマーカー画像を配置する表示処理を実行する表示処理部とを備える請求項1〜請求項4何れか1項記載の法人情報提供装置。
  6. 法人情報保持部が複数の法人の統一法人情報を蓄積しており、
    法人情報保持部の統一法人情報の中から共通の住所情報をもつ法人リスト情報を作成する法人リスト作成部を備えており、
    表示処理部は、ユーザ端末によって地図画像上のマーカー画像が選択されると、地図画像上に法人リスト情報を含める表示処理を実行する請求項5記載の法人情報提供装置。
  7. 表示処理部は、ユーザ端末によって地図画像上の法人リストに含まれる法人が選択されることで、法人情報保持部から当該法人の統一法人情報を読み出してユーザ端末に送信する処理を実行する請求項6記載の法人情報提供装置。
  8. ユーザ端末に法人情報を提供するサーバプログラムであって、
    コンピュータの制御装置に、
    法人のWebサイトからWebページを定期的に収集する処理と、
    法人情報に関する所定の情報項目(以下、法人概要項目)の集合が統一法人情報として定義されており、収集したWebページからその法人概要項目に該当する法人情報を抽出する処理と、
    抽出したその最新の法人情報を記憶装置に蓄積する当該法人の過去の統一法人情報の法人情報と比較して変化を検出したならば、最新の法人情報による統一法人情報と、最新の統一法人情報と過去の統一法人情報の差異表示とを作成し記憶装置に蓄積する処理と、
    を実行させるサーバプログラム。
  9. 記憶装置が法人概要項目ごとにそれが変化したならば法人での発生が予想されるビジネスニーズを蓄積しており、
    制御装置が、前記変化を検出すると、記憶装置から変化した法人概要項目と関連付けられたビジネスニーズを抽出し、それを含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する請求項8記載のサーバプログラム。
  10. 記憶装置が複数の法人の統一法人情報を蓄積しており、
    制御装置が、前記変化を検出すると、記憶装置が保持する他法人の統一法人情報を検索し、変化した法人概要項目と関連する法人情報を有する少なくとも1以上の法人を含む関連法人情報を作成する請求項8又は請求項9記載のサーバプログラム。
  11. 制御装置が前記関連法人情報を含めて当該法人の最新の統一法人情報を作成する請求項10記載のサーバプログラム。
  12. 統一法人情報の法人概要項目に住所情報が含まれており、
    記憶装置が、ユーザ端末で表示する地図画像と、住所情報に対応する地図画像上の位置座標を示す位置情報とを蓄積しており、
    制御装置が、住所情報に対応する地図画像上の座標位置に法人の所在を示すマーカー画像を配置する表示処理を実行する請求項8〜11何れか1項記載のサーバプログラム。
  13. 記憶装置が、複数の法人の統一法人情報と、共通の住所情報をもつ法人リスト情報とを蓄積しており、
    ユーザ端末によって地図画像上のマーカー画像が選択されると、制御装置が地図画像上に法人リストを表示する処理を実行する請求項12記載のサーバプログラム。
  14. ユーザ端末によって地図画像上の法人リストに含まれる法人が選択されることで、制御装置が当該法人の統一法人情報をユーザ端末に送信する処理を実行する請求項13記載のサーバプログラム。
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