JP2007072749A - データベース変更点検索方法および装置 - Google Patents

データベース変更点検索方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】変更点の確認作業を省力化し、データ数とデータ項目数が多いデータであっても変更点の認識を容易にする。
【解決手段】汎用コンピュータは、変更前の第1のファイルと変更後の第2のファイルのそれぞれについて、変更点検索の対象となるフィールドと予め設定されたキーフィールドを読み取り、キーフィールドの情報が同一のデータを、第1のファイル及び第2のファイルから選択し、選択した2つのデータを、キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較し、比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、このフィールドを変更点として記憶すると共に、選択した2つのデータを変更履歴ファイルに書き込み、変更点として記憶したフィールドを識別するための情報を、変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータの該当フィールドに付与する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、データベースに格納された変更前のファイルと変更後のファイルにおける変更点を検索するデータベース変更点検索方法および装置に関するものである。
従来より、ビル監視システムでは、例えば空調設備、電力設備、防犯設備、防災設備などの各種の設備機器の監視ポイントからデータを収集するために、監視ポイントの名称や番号、データのタイプなどを設定した電子データ(汎用的な形式の電子データ、以下、帳票データと表す)が予め作成されている。ビル監視システムの中央監視装置は、この帳票データに基づいてデータを収集すべき監視ポイントを特定し、監視ポイントからデータを収集する。
ところで、建築物の設計段階や建設段階においては、設計変更によって機器種別の変更などが頻繁に行なわれ、それに伴って監視ポイントの内容変更および監視ポイント数の増減が頻繁に生じることがある。そして、このような設計変更が重なっていくと、監視ポイントの登録数についてそのデータ容量が、中央監視装置の仕様の範囲内であるか否かを確認する必要が生じ、そのために監視ポイントの登録数について増減を確認する場合がある。この確認の際、変更後の帳票データにおいては、変更した箇所がそれと分かるように表示されていない場合が多いため、従来は、変更前の帳票データと変更後の帳票データとを人が見比べて登録内容の違い(変更点)を見つけるといった手作業での確認作業を行なっていた。
このような監視ポイントの変更履歴を確認する作業は、変更した箇所が分からないために、全てのデータを見比べるといった手作業での確認になるため、変更箇所を見つけ出すことにかなりの労力が掛かっていた。さらに、監視ポイント数が多い場合、そして変更点および変更頻度が多い場合、かなりの労力を生じ、結果として、作業時間が非常に掛かってしまうという問題があった。
また、設計変更時に、人為的ミスによって帳票データに変更内容が正しく入力されていないことがある。監視ポイントの変更が重なり、そして監視ポイント数が多い場合は特に、この入力ミスを発見できないままになるといった人為的ミスが生じることも問題であった。
特に、大規模建築物などは、一般的に、監視ポイントが非常に多いため、以上の問題が多く発生する傾向にある。
このような変更点の確認作業を省力化する手法として、変更前と変更後のデータの差分データを抽出する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−81427号公報
以上のように、変更点の確認を手作業で行う場合には、変更点を見つけ出すことにかなりの労力と時間が掛かるという問題点があり、また帳票データの入力ミスを見過ごしてしまう可能性があった。
一方、特許文献1に開示された方法によれば、変更点の確認作業を省力化することができる。しかしながら、特許文献1に開示された方法では、例えばビル監視システムで使用される帳票データのようにデータ数(監視ポイント数)が多く、データ項目(フィールド)の数も多いデータについて、変更点を確認する作業に適していないという問題点があった。特許文献1に開示された方法が帳票データの確認作業に適していない理由は、特許文献1に開示された方法では指定されたデータ項目についてのみ差分データを表示しているために、変更されたデータがどの監視ポイントのデータであるかを確認しずらいためである。なお、以上のような問題点は、帳票データに限らず、データ数とデータ項目数が多いファイルであれば同様に生じる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、変更点の確認作業を省力化し、かつデータ数とデータ項目数が多いデータであっても変更点を容易に認識することができるデータベース変更点検索方法および装置を提供することを目的とする。
本発明のデータベース変更点検索方法は、変更前の第1のファイルと変更後の第2のファイルのそれぞれについて、外部から指定された変更点検索の対象となるフィールドと予め設定されたキーフィールドとを読み取る第1のステップと、前記第1のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶すると共に、前記第2のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶する第2のステップと、前記キーフィールドの情報が同一のデータを、前記第2のステップで記憶した第1のファイルのデータ及び第2のファイルのデータからそれぞれ選択する第3のステップと、この第3のステップで選択した2つのデータを、前記キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較する第4のステップと、この第4のステップの比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、このフィールドを変更点として記憶する第5のステップと、前記第4のステップの比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、前記第3のステップで選択した2つのデータを変更履歴ファイルに書き込む第6のステップと、前記変更点として記憶したフィールドを識別するための情報を、前記変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータの該当フィールドに付与する第7のステップとを有するものである。
また、本発明のデータベース変更点検索方法の1構成例は、さらに、前記第4のステップの比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、前記変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータについて、前記変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの変更を表す変更種別を書き込む第8のステップを有するものである。
また、本発明のデータベース変更点検索方法の1構成例は、さらに、前記第3のステップにおいて、前記第2のステップで記憶した第1のファイルのデータのキーフィールドの情報と同一のキーフィールドを備えたデータが、前記第2のステップで記憶した第2のファイルに存在しない場合、この第1のファイルのデータを前記変更履歴ファイルに書き込む第9のステップと、この変更履歴ファイルに書き込んだ第1のファイルのデータについて、前記変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの削除を表す変更種別を書き込む第10のステップとを有するものである。
また、本発明のデータベース変更点検索方法の1構成例は、さらに、前記第3のステップにおいて、前記第2のステップで記憶した第2のファイルのデータのキーフィールドの情報と同一のキーフィールドを備えたデータが、前記第2のステップで記憶した第1のファイルに存在しない場合、この第2のファイルのデータを前記変更履歴ファイルに書き込む第11のステップと、この変更履歴ファイルに書き込んだ第2のファイルのデータについて、前記変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの追加を表す変更種別を書き込む第12のステップとを有するものである。
また、本発明のデータベース変更点検索装置は、変更前の第1のファイルと変更後の第2のファイルのそれぞれについて、外部から指定された変更点検索の対象となるフィールドと予め設定されたキーフィールドとを読み取る読取手段と、前記第1のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶すると共に、前記第2のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶するデータ記憶手段と、前記キーフィールドの情報が同一のデータを、前記データ記憶手段が記憶した第1のファイルのデータ及び第2のファイルのデータからそれぞれ選択するデータ選択手段と、このデータ選択手段で選択された2つのデータを、前記キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、このフィールドを変更点として記憶する変更点記憶手段と、前記比較手段による比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、前記データ選択手段で選択された2つのデータを変更履歴ファイルに書き込む書込手段と、前記変更点として記憶したフィールドを識別するための情報を、前記変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータの該当フィールドに付与する識別情報付与手段とを有するものである。
従来は、監視ポイントの変更履歴を確認する上で、変更前の第1のファイルと、変更後の第2のファイルとを見比べて登録内容の違い(変更点)を見つけるというように手作業で行なわれていたため、非常な労力が掛かり、また登録内容が正しく変更されないままになるといった人為的ミスが生じていた。これに対して、本発明では、キーフィールドの情報が同一のデータを、第1のファイルのデータ及び第2のファイルのデータからそれぞれ選択して、この2つのデータを、キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較することにより、違いがあるフィールドのみを変更点として記憶することを自動的に行なうので、従来に比べて格段に少ない労力、及び短時間で確認作業を完了することができる。また、本発明では、比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、選択した2つのデータを変更履歴ファイルに書き込み、変更点として記憶したフィールドを識別するための情報を、変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータの該当フィールドに付与するようにしている。これにより、本発明を例えばビル監視システムの帳票データの変更点検索に適用すれば、変更されたデータがどの監視ポイントのデータであるかを容易に認識することができ、またこの監視ポイントのどのフィールドのデータが変更されたかを容易に認識することができる。また、本発明では、第1のファイルのデータ及び第2のファイルのデータの共通のフィールドのみを抽出して比較する際、データを文字列として比較するので、変更前もしくは変更後のデータ長が異なる場合においても、違いの有無を確実に判断することができ、従来あった人為的な確認ミスをなくし、違いを修正して正しく登録することができる。
また、本発明では、第4のステップの比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータについて、変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの変更を表す変更種別を書き込むことにより、第1のファイルのデータが変更されたことを容易に認識することができる。
また、本発明では、第3のステップにおいて、第2のステップで記憶した第1のファイルのデータのキーフィールドの情報と同一のキーフィールドを備えたデータが、第2のステップで記憶した第2のファイルに存在しない場合、この第1のファイルのデータを変更履歴ファイルに書き込み、変更履歴ファイルに書き込んだ第1のファイルのデータについて、変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの削除を表す変更種別を書き込むことにより、第1のファイルのデータが削除されたことを容易に認識することができる。したがって、本発明を例えばビル監視システムの帳票データの変更点検索に適用すれば、変更前と変更後の監視ポイント数の増減を容易に確認することができる。
また、本発明では、第3のステップにおいて、第2のステップで記憶した第2のファイルのデータのキーフィールドの情報と同一のキーフィールドを備えたデータが、第2のステップで記憶した第1のファイルに存在しない場合、この第2のファイルのデータを変更履歴ファイルに書き込み、変更履歴ファイルに書き込んだ第2のファイルのデータについて、変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの追加を表す変更種別を書き込むことにより、第2のファイルのデータが追加されたことを容易に認識することができる。したがって、本発明を例えばビル監視システムの帳票データの変更点検索に適用すれば、変更前と変更後の監視ポイント数の増減を容易に確認することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本実施の形態において変更点検索の対象となる帳票データの詳細を説明するために、帳票データを用いるビル監視システムの中央監視装置について説明する。図1は本発明の実施の形態に係るビル監視システムの中央監視装置の1構成例を示すブロック図である。
図1において、1−1はCPU、1−2はRAM、1−3はROM、1−4はハードディスク装置などの記憶装置、1−5〜1−7はインターフェイス装置(以下、I/Fと略する)、1−8はディスプレイ装置、1−9はキーボード、1−10はマウスである。
CPU1−1は、I/F1−5,1−7を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM1−2にアクセスしながら、ROM1−3や記憶装置1−4に格納されたプログラムに従って動作し、I/F1−6を介してディスプレイ装置1−8に情報を表示させる。
記憶装置1−4には、電子帳票作成プログラム(不図示)が格納されている。この電子帳票作成プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置1−4にインストールされている。
ビル監視システムでは、例えば空調設備、電力設備、防犯設備、防災設備などの各種の設備機器の監視ポイントからデータを収集するために、監視ポイントの名称や番号、データのタイプなどを設定した帳票データを電子帳票作成プログラムを用いて予め作成しておく。図1の例では、記憶装置1−4中にデータベースDYが構築され、このデータベースDY中に、帳票データの集まりである帳票ファイルFB1が作成されている。
CPU1−1は、帳票ファイルFB1に基づいてデータを収集すべき監視ポイントを特定し、I/F1−5を通じて監視ポイントからデータを収集して、収集したデータを記憶装置1−4に格納すると共に、このデータをI/F1−6を通じてディスプレイ装置1−8に表示させる。
図2に、記憶装置1−4に格納された帳票ファイルFB1の構造の1例を示す。帳票ファイルFB1は、データ構造情報100と帳票データ101とからなる。データ構造情報100は、帳票データ101のフォーマット(データ構造)を示している。データ構造情報100は、フィールド(列)の番号102と、フィールドの属性103とからなる。データ構造情報100の定義によれば、帳票データ101はN個のフィールドから構成され、番号#1のフィールドに各帳票データに固有の帳票番号が格納され、番号#2のフィールドにライン番号が格納され、番号#3のフィールドに監視ポイントのポイント名称が格納され、番号#4のフィールドにモジュール番号が格納され、番号#Nのフィールドに監視ポイントの番号が格納される。
図2の例では、帳票ファイルFB1は、帳票番号「001」〜「125」の125個の帳票データを含んでいる。例えば帳票番号「001」の帳票データでは、ライン番号が「1」、ポイント名称が「5F 給気ファン」、モジュール番号が「21」、ポイント番号が「10」となっている。
次に、帳票データの変更点検索に用いる汎用コンピュータについて説明する。この汎用コンピュータは、例えばビル監視システムの開発企業の作業者が使用するものである。図3は本発明の実施の形態に係る汎用コンピュータの1構成例を示すブロック図である。図3において、2−1はCPU、2−2はRAM、2−3はROM、2−4はハードディスク装置などの記憶装置、2−5〜2−7はI/F、2−8はディスプレイ装置、2−9はキーボード、2−10はマウスである。
CPU2−1は、I/F2−5,2−7を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM2−2にアクセスしながら、ROM2−3や記憶装置2−4に格納されたプログラムに従って動作し、I/F2−6を介してディスプレイ装置2−8に情報を表示させる。
記憶装置2−4には、本実施の形態に特有のプログラムとして、データベース変更点検索出力プログラム(不図示)が格納されている。併せて、記憶装置2−4には、電子帳票作成プログラム(不図示)が格納されている。このデータベース変更点検索出力プログラムおよび電子帳票作成プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて、記憶装置2−4にインストールされている。
作業者は、以上のような汎用コンピュータを使用して帳票ファイルを作成・変更することができる。例えばビル監視システムに設計変更が生じて、監視ポイントを変更する必要が出た場合、作業者は、中央監視装置のデータベースDYに格納されている帳票ファイルFB1を、フレキシブルディスクなどの記録媒体あるいはネットワークを介して記憶装置2−4内のデータベースDPに読み込む。そして、作業者は、設計変更の内容を反映させるべく、電子帳票作成プログラムを用いて帳票ファイルFB1を編集し、新たな帳票ファイルFB2を作成する。図2は、データベースDP内に変更前の帳票ファイルFB1が格納され、さらに変更後の帳票ファイルFB2が作成された状態を示している。なお、帳票ファイルFB2も変更前の帳票ファイルFB1と同様の構造である。
帳票ファイルの変更後、作業者は、汎用コンピュータのデータベース変更点検索出力プログラムを用いて、帳票ファイルの変更履歴を確認することができる。図4、図5は、本実施の形態のデータベース変更点検索処理を示すフローチャートである。汎用コンピュータのCPU2−1は、記憶装置2−4に格納されているデータベース変更点検索出力プログラムに従って図4、図5のような処理を行う。これにより、汎用コンピュータは、変更前の帳票ファイルと変更後の帳票ファイルのそれぞれについて、変更点検索の対象となるフィールドとキーフィールドとを読み取る読取手段と、変更前と変更後の帳票ファイルの読み取ったフィールドのデータを記憶するデータ記憶手段と、キーフィールドの情報が同一のデータを、変更前帳票ファイル及び変更後帳票ファイルからそれぞれ選択するデータ選択手段と、選択した2つの帳票データを、キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較する比較手段と、比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、このフィールドを変更点として記憶する変更点記憶手段と、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、選択した2つの帳票データを変更履歴ファイルに書き込む書込手段と、変更点として記憶したフィールドを識別するための情報(変更点識別フラグ)を、変更履歴ファイルに書き込んだ2つの帳票データの該当フィールドに付与する識別情報付与手段とを備えたデータベース変更点検索装置として機能する。
以下、図4、図5の処理について説明する。まず、作業者は、キーボード2−9とマウス2−10を操作して、変更点検索の対象となる変更前の帳票ファイルFB1と変更後の帳票ファイルFB2とを指定すると共に、変更点検索の対象となるフィールドを例えばフィールド番号で指定する。
CPU2−1は、記憶装置2−4に格納されている変更前の帳票ファイルFB1のデータ構造情報を読み込み、作業者から指定されたフィールドをデータ構造情報に基づいて特定し、指定されたフィールドのデータを帳票ファイルFB1から読み取る。そして、CPU2−1は、読み取ったデータを比較用の変更前帳票ファイルFB1’として記憶装置2−4のデータベースDPに格納する(図4ステップ401)。変更前帳票ファイルFB1’の1例を図6に示す。
次に、CPU2−1は、記憶装置2−4に格納されている変更後の帳票ファイルFB2のデータ構造情報を読み込み、作業者から指定されたフィールドをデータ構造情報に基づいて特定し、指定されたフィールドのデータを帳票ファイルFB2から読み取る。そして、CPU2−1は、読み取ったデータを比較用の変更後帳票ファイルFB2’として記憶装置2−4のデータベースDPに格納する(ステップ402)。変更後帳票ファイルFB2’の1例を図7に示す。なお、フィールド番号#1の帳票番号については、後述のようにソート・比較用のキーとして用いるため、ステップ401,402において必要なフィールドのデータとして無条件に読み取るようにしている。
続いて、CPU2−1は、変更前帳票ファイルFB1’と変更後帳票ファイルFB2’をRAM1−2に格納する(ステップ403)。
CPU2−1は、フィールドをカウントするカウント値nを1とし、RAM1−2に記憶されている変更前帳票ファイルFB1’のデータ構造情報を読み込み、n=1番目のフィールドの帳票番号をキーフィールドとして設定すると共に、RAM1−2に記憶されている変更後帳票ファイルFB2’のデータ構造情報を読み込み、n=1番目のフィールドの帳票番号をキーフィールドとして設定する(ステップ404)。
そして、CPU2−1は、キーフィールドの値が昇順となるように変更前帳票ファイルFB1’のデータ及び変更後帳票ファイルFB2’のデータをそれぞれソートする(ステップ405)。変更前帳票ファイルFB1’は、帳票番号が「001」〜「125」の125個の帳票データを含み(図6)、変更後帳票ファイルFB2’は、帳票番号が「001」〜「123」、「125」、「126」の125個の帳票データを含んでいる(図7)。
次に、CPU2−1は、変更前帳票ファイルFB1’の帳票データをカウントするカウント値aをA(Aは変更前帳票ファイルFB1’の帳票データの個数)とし(ステップ406)、変更前帳票ファイルFB1’のa番目の帳票データについて、そのキーフィールドの値(帳票番号)を読み取り、この値と一致するキーフィールドを有する帳票データを変更後帳票ファイルFB2’において検索する(ステップ407)。ここでは、検索の結果得られた変更後帳票ファイルFB2’の帳票データをb番目とする。図6の例では、変更前帳票ファイルFB1’のa=1番目の帳票データのキーフィールドには、帳票番号として「001」が書き込まれている。図7の例では、この「001」と一致するキーフィールドを有する変更後帳票ファイルFB2’の帳票データは、1番目に存在するので、b=1である。
続いて、CPU2−1は、キーフィールドの値が一致した、変更前帳票ファイルFB1’のa番目の帳票データと変更後帳票ファイルFB2’のb番目の帳票データとを、比較対象のデータとして選択する(ステップ408)。
そして、CPU2−1は、選択した2つの帳票データを、キーフィールドを除く同一番号のフィールド毎、すなわちn=2〜N番目のフィールド毎に比較する。具体的には、CPU2−1は、n=2とし(ステップ409)、変更前帳票ファイルFB1’のa番目の帳票データのn番目のフィールドの情報と変更後帳票ファイルFB2’のb番目の帳票データのn番目のフィールドの情報とを比較する(ステップ410)。
比較した結果、n番目のフィールドの情報が一致している場合(ステップ411においてNO)、CPU2−1は、n=Nが成立するかどうか、すなわち最後のフィールド#Nまで比較が終了したかどうかを判定し(ステップ413)、カウント値nが最後のフィールド番号#Nに達していない場合は、カウント値nを1増やして(ステップ414)、ステップ410に戻る。こうして、ステップ410,411,413,414の処理がカウント値n毎に行われる。
一方、CPU2−1は、ステップ411においてn番目のフィールドの情報が一致していないと判断した場合、前記選択した2つの帳票データのn番目のフィールドの情報に不一致があったことを示す不一致情報をRAM2−2に格納し、データベースDP内の変更履歴ファイルFRに、変更前帳票ファイルFB1’のa番目の帳票データと変更後帳票ファイルFB2’のb番目の帳票データとを書き込む(ステップ412)。この変更履歴ファイルFRの1例を図8に示す。
このとき、CPU2−1は、変更履歴ファイルFRにデータ区分フィールドを作成しておき、変更履歴ファイルFRに書き込む帳票データが変更前帳票ファイルFB1’の帳票データであれば、データ区分フィールドに「変更前」と書き込み、変更後帳票ファイルFB2’の帳票データであれば、データ区分フィールドに「変更後」と書き込む。これにより、変更前帳票ファイルFB1’の帳票データであるのか、変更後帳票ファイルFB2’の帳票データであるのかを判別できるようにしておく。
また、CPU2−1は、変更履歴ファイルFRに書き込んだ2つの帳票データのn番目のフィールドに対して例えば変更点識別フラグを設定することで、帳票データの変更点を識別できるようにしておく。図8の例では、変更点識別フラグが設定されている箇所を梨子地で示している。
さらに、CPU2−1は、変更履歴ファイルFRに変更種別フィールドを作成しておき、変更種別を書き込む。例えば図8の例では、帳票番号「0002」の変更前の帳票データにおいてライン番号が「1」であったのに対して、同じ帳票番号「0002」の変更後の帳票データではライン番号が「2」に変更されているので、変更種別を「変更」とする。
なお、ステップ410の比較を行なうにあたり、フィールドの情報のデータタイプは、数値型や文字列型などであるが、比較を実行する際は、文字列データとして比較するので、数値型や文字列型の違いに関らず、前記選択した2つの帳票データのフィールドに書き込まれている情報に違いがあれば、その違いを確実に判別することができる。
次に、ステップ413においてn=Nが成立すれば、最後のフィールド#Nまで比較が終了したことになる。CPU2−1は、ステップ413において判定YESとなった場合、変更前帳票ファイルFB1’のa番目の帳票データと変更後帳票ファイルFB2’のb番目の帳票データとの間で全てのフィールドの情報が一致したかどうかを判定し(図5ステップ415)、全てのフィールドの情報が一致した場合には、ステップ408で選択してRAM2−2に格納した帳票データを削除する(ステップ416)。
ステップ415において少なくとも一部のフィールドの情報に不一致があったと判定した場合、あるいはステップ416の処理が終了した場合、CPU2−1は、a=1が成立するかどうか、すなわち変更前帳票ファイルFB1’の最初の帳票データまで処理が終了したかどうかを判定し(ステップ417)、a=1が成立しない場合は、カウント値aを1減らして(ステップ418)、ステップ407に戻る。
こうして、変更前帳票ファイルFB1’の帳票データ毎にステップ407〜418の処理が行われる。ステップ417においてa=1が成立する場合は、変更前帳票ファイルFB1’の帳票データと変更後帳票ファイルFB2’の帳票データのうち、キーフィールドの値が一致する帳票データ同士の比較が完了したことになる。
以上の処理は、変更種別が「変更」の場合の変更点を検索するための処理であるが、帳票データの変更種別としては、この他に「削除」(帳票データが削除されたことにより変更前帳票ファイルFB1’のみに帳票データが存在する場合)や、「追加」(帳票データが追加されたことにより変更後帳票ファイルFB2’のみに帳票データが存在する場合)がある。これら変更種別が「削除」、「追加」となる場合を判別するべく、次のようなフローで検索を実行する。
CPU2−1は、ステップ417においてa=1が成立した場合、変更前帳票ファイルFB1’の帳票データのキーフィールドの値と一致するキーフィールドを備えた帳票データが変更後帳票ファイルFB2’に存在しない場合(ステップ419においてYES)、データベースDP内の変更履歴ファイルFRに、変更前帳票ファイルFB1’の当該帳票データを書き込むと共に、この帳票データの変更種別を「削除」とする(ステップ420)。
例えば、カウント値a=124とし、変更前帳票ファイルFB1’の124番目の帳票データについて、データ構造情報に書き込まれているキーフィールドの帳票番号を読み取る。図6の例では、124番目の帳票データのキーフィールドに帳票番号として「124」が書き込まれており、この「124」がキーフィールドのキーとして読み取られる。次に、CPU2−1は、読み取ったキーと一致する、変更後帳票ファイルFB2’のb番目の帳票データのキーフィールドの情報を検索する。図7の例では、変更前帳票ファイルFB1’の帳票データから読み取ったキーと一致するキーフィールドを備えた帳票データは変更後帳票ファイルFB2’には存在しない。
これにより、ステップ419において判定YESとなり、CPU2−1は、変更前帳票ファイルFB1’の124番目の帳票データを選択し、図8に示すように変更履歴ファイルFRに、変更前帳票ファイルFB1’の124番目の帳票データを書き込む(ステップ420)。このとき、CPU2−1は、変更履歴ファイルFRに書き込む帳票データが変更前のデータであるか、もしくは変更後のデータであるかを一見して判別できるようにする。ここでは、変更履歴ファイルFRに書き込んだ帳票データが変更前帳票ファイルFB1’の帳票データなので、図8に示すようにデータ区分フィールドに「変更前」と書き込む。
さらに、CPU2−1は、当該帳票データについて、削除があったことを一見して判別できるようにする。図8の例では、変更履歴ファイルFRに書き込んだ帳票データの変更種別フィールドに変更種別として「削除」と書き込む。
また、CPU2−1は、ステップ417においてa=1が成立した場合、変更後帳票ファイルFB2’の帳票データのキーフィールドの値と一致するキーフィールドを備えた帳票データが変更前帳票ファイルFB1’に存在しない場合(ステップ419においてYES)、データベースDP内の変更履歴ファイルFRに、変更後帳票ファイルFB2’の当該帳票データを書き込むと共に、この帳票データの変更種別を「追加」とする(ステップ420)。
例えば、変更後帳票ファイルFB2’の帳票データをカウントするカウント値bを125とし、変更後帳票ファイルFB2’の125番目の帳票データについて、データ構造情報に書き込まれているキーフィールドの帳票番号を読み取る。図7の例では、125番目の帳票データのキーフィールドに帳票番号として「126」が書き込まれており、この「125」がキーフィールドのキーとして読み取られる。次に、CPU2−1は、読み取ったキーと一致する、変更前帳票ファイルFB1’のa番目の帳票データのキーフィールドの情報を検索する。図6の例では、変更後帳票ファイルFB2’の帳票データから読み取ったキーと一致するキーフィールドを備えた帳票データは変更前帳票ファイルFB1’には存在しない。
これにより、ステップ419において判定YESとなり、CPU2−1は、変更後帳票ファイルFB2’の125番目の帳票データを選択し、図8に示すように変更履歴ファイルFRに、変更後帳票ファイルFB2’の125番目の帳票データを書き込む(ステップ420)。このとき、CPU2−1は、変更履歴ファイルFRに書き込む帳票データが変更前のデータであるか、もしくは変更後のデータであるかを一見して判別できるようにする。ここでは、変更履歴ファイルFRに書き込んだ帳票データが変更後帳票ファイルFB2’の帳票データなので、図8に示すようにデータ区分フィールドに「変更後」と書き込む。
さらに、CPU2−1は、当該帳票データについて、追加があったことを一見して判別できるようにする。図8の例では、変更履歴ファイルFRに書き込んだ帳票データの変更種別フィールドに変更種別として「追加」と書き込む。こうして、記憶装置2−4内のデータベースDP内に、図8に示したような変更履歴ファイルFRが生成される。
以上のように、本実施の形態では、キーフィールドの情報が同一のデータを、変更前帳票ファイルFB1’の帳票データ及び変更後帳票ファイルFB2’の帳票データからそれぞれ選択して、この2つの帳票データを、キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較することにより、違いがあるフィールドのみを変更点として記憶することを自動的に行なうので、従来に比べて格段に少ない労力、及び短時間で確認作業を完了することができる。
また、本実施の形態では、比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、選択した2つの帳票データを変更履歴ファイルFRに書き込み、変更点として記憶したフィールドを識別するための情報(変更点識別フラグ)を、変更履歴ファイルFRに書き込んだ2つの帳票データの該当フィールドに付与するようにしている。図4、図5に示したデータベース変更点検索処理の終了後、作業者が、キーボード2−9とマウス2−10を操作して、変更履歴ファイルFRの表示をCPU2−1に指示すると、CPU2−1は、I/F2−6を介してディスプレイ装置2−8に変更履歴ファイルFRを表示させる。
このとき、CPU2−1は、変更点識別フラグが設定されているフィールドを例えば色分け表示するなどして、変更があったことを一見して判別できるようにする。これにより、作業者は、変更された帳票データがどの監視ポイントのデータであるかを容易に認識することができ、またこの監視ポイントのどのフィールドのデータが変更されたかを容易に認識することができる。例えば図8の例では、帳票番号「0002」の変更前の帳票データにおいてライン番号が「1」であったのに対して、同じ帳票番号「0002」の変更後の帳票データではライン番号が「2」に変更されていることを容易に認識できる。
なお、本実施の形態では、本発明のデータベース変更点検索方法の適用対象として、ビル監視システムで使用される帳票データを例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、他のデータベースにも適用できることは言うまでもない。
また、本実施の形態では、変更前帳票ファイルFB1’と変更後帳票ファイルFB2’の各帳票データについて変更点を見つける度に、その都度、帳票データを変更履歴ファイルFRに書き込んでいくが、全ての帳票データについて変更点の検索を実施した後で、不一致があったデータを変更履歴ファイルFRに書き込むようにしてもよい。
また、図8に示した変更履歴ファイルFRを表示する際に、変更前の帳票データを例えば緑色で表示し、変更後の帳票データを例えば青色で表示するといったように、変更前と変更後で色分け表示してもよい。
本発明は、データベースに格納されたファイルの変更点を検索する技術に適用することができる。
本発明の実施の形態に係るビル監視システムの中央監視装置の1構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における帳票ファイルの構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係る汎用コンピュータの1構成例を示すブロック図である。 図3の汎用コンピュータのデータベース変更点検索処理を示すフローチャートである。 図3の汎用コンピュータのデータベース変更点検索処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において変更点検索の対象となる変更前帳票ファイルの1例を示す図である。 本発明の実施の形態において変更点検索の対象となる変更後帳票ファイルの1例を示す図である。 本発明の実施の形態において変更点検索の結果得られた変更履歴ファイルの1例を示す図である。
符号の説明
1−1,2−1…CPU、1−2,2−2…RAM、1−3,2−3…ROM、1−4,2−4…記憶装置、1−5〜1−7,2−5〜2−7…インターフェイス装置、1−8,2−8…ディスプレイ装置、1−9,2−9…キーボード、1−10,2−10…マウス。

Claims (5)

  1. 変更前の第1のファイルと変更後の第2のファイルのそれぞれについて、外部から指定された変更点検索の対象となるフィールドと予め設定されたキーフィールドとを読み取る第1のステップと、
    前記第1のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶すると共に、前記第2のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶する第2のステップと、
    前記キーフィールドの情報が同一のデータを、前記第2のステップで記憶した第1のファイルのデータ及び第2のファイルのデータからそれぞれ選択する第3のステップと、
    この第3のステップで選択した2つのデータを、前記キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較する第4のステップと、
    この第4のステップの比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、このフィールドを変更点として記憶する第5のステップと、
    前記第4のステップの比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、前記第3のステップで選択した2つのデータを変更履歴ファイルに書き込む第6のステップと、
    前記変更点として記憶したフィールドを識別するための情報を、前記変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータの該当フィールドに付与する第7のステップとを有することを特徴とするデータベース変更点検索方法。
  2. 請求項1記載のデータベース変更点検索方法において、
    さらに、前記第4のステップの比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、前記変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータについて、前記変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの変更を表す変更種別を書き込む第8のステップを有することを特徴とするデータベース変更点検索方法。
  3. 請求項1記載のデータベース変更点検索方法において、
    さらに、前記第3のステップにおいて、前記第2のステップで記憶した第1のファイルのデータのキーフィールドの情報と同一のキーフィールドを備えたデータが、前記第2のステップで記憶した第2のファイルに存在しない場合、この第1のファイルのデータを前記変更履歴ファイルに書き込む第9のステップと、
    この変更履歴ファイルに書き込んだ第1のファイルのデータについて、前記変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの削除を表す変更種別を書き込む第10のステップとを有することを特徴とするデータベース変更点検索方法。
  4. 請求項1記載のデータベース変更点検索方法において、
    さらに、前記第3のステップにおいて、前記第2のステップで記憶した第2のファイルのデータのキーフィールドの情報と同一のキーフィールドを備えたデータが、前記第2のステップで記憶した第1のファイルに存在しない場合、この第2のファイルのデータを前記変更履歴ファイルに書き込む第11のステップと、
    この変更履歴ファイルに書き込んだ第2のファイルのデータについて、前記変更履歴ファイルの変更種別フィールドにデータの追加を表す変更種別を書き込む第12のステップとを有することを特徴とするデータベース変更点検索方法。
  5. 変更前の第1のファイルと変更後の第2のファイルのそれぞれについて、外部から指定された変更点検索の対象となるフィールドと予め設定されたキーフィールドとを読み取る読取手段と、
    前記第1のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶すると共に、前記第2のファイルの前記読み取ったフィールドのデータを記憶するデータ記憶手段と、
    前記キーフィールドの情報が同一のデータを、前記データ記憶手段が記憶した第1のファイルのデータ及び第2のファイルのデータからそれぞれ選択するデータ選択手段と、
    このデータ選択手段で選択された2つのデータを、前記キーフィールド以外の共通のフィールド毎に比較する比較手段と、
    この比較手段による比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、このフィールドを変更点として記憶する変更点記憶手段と、
    前記比較手段による比較の結果、いずれかのフィールドにおいて情報が一致しなかった場合、前記データ選択手段で選択された2つのデータを変更履歴ファイルに書き込む書込手段と、
    前記変更点として記憶したフィールドを識別するための情報を、前記変更履歴ファイルに書き込んだ2つのデータの該当フィールドに付与する識別情報付与手段とを有することを特徴とするデータベース変更点検索装置。
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