JP2007264768A - システム開発支援プログラム、システム開発支援装置およびシステム開発支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の機能分類手段3により、業務プロセスフロー1aに示された実行主体毎に、実行主体と実行主体に対応するグループに含まれる機能との対応関係を示す第1の機能分類情報3aが生成される。次に、第2の機能分類手段4により、同一内部データ定義2a内のデータに対して生成アクセスまたは更新アクセスの少なくともいずれか一方を行う機能が同じグループに纏められ、内部データ図に対応する実行主体と、内部データ図に含まれるデータに基づいて生成されたグループに含まれる機能との対応関係を示す第2の機能分類情報4aが生成される。そして、分類結果比較手段5により、第1の機能分類情報3aと第2の機能分類情報4aとが比較される。
【選択図】図1
Description
・経営者・業務部門を中心とする第1のグループ(対象業務およびビジネスシステムの支援対象の業務機能を把握)
・システムベンダを中心とする第2のグループ(業務システムを実装する技法やノウハウを有する)
これらのグループ間には相互理解のギャップが存在する。すなわち、それぞれが業務寄りの言葉、システム寄りの言葉で機能を説明しがちで、システムが実現すべき機能(ユースケース)が業務側からベンダ側に伝わりにくい。また、第1のグループが業務内容を変更した場合、その変更に合わせてシステムが変更されるまでには、時間的なギャップが存在する。
図1は、本実施の形態の概略を示す図である。システム開発支援装置は、業務プロセスフローを元にしたシステム開発を支援するために、図1に示す機能を有する。
内部データ定義記憶手段2は、内部データ定義2aを記憶している。内部データ定義2aは、実行主体毎の内部データ図2bと情報分析表2cとを含んでいる。内部データ図2bは、処理対象となるデータ間の関係を表している。情報分析表2cは、機能それぞれと、機能による生成アクセスまたは更新アクセスの対象となるデータとの関係が示されている。
図2は、本実施の形態に係るシステム開発支援装置のハードウェア構成例を示す図である。システム開発支援装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
図3は、システム開発支援装置の機能を示すブロック図である。システム開発支援装置100は、業務プロセスフロー記憶部110、内部データ定義記憶部120、サービスインタフェース定義記憶部130、業務プロセスフロー編集部141、内部データ編集部142、第1のサービスインタフェース定義生成部150、第2のサービスインタフェース定義生成部160、サービスインタフェース定義比較部170、および不備・矛盾検出部180を有している。
図4は、業務プロセスフローの記述例を示す図である。業務プロセスフロー111は、ノード31〜41、ノード間を接続する実線の矢印、ノード間で受け渡されるデータ51〜53、およびデータとノードとを示す破線の矢印によって、業務プロセスフローを定義している。
パーティション21は、出荷部門が行うべきサービス(コンピュータシステムで提供される情報処理サービス)を示している。パーティション21には、6つのノード31,32,35,36,40,41が設定されている。
図5は、内部データ図集合の例を示す図である。内部データ図集合121には、複数の内部データ図121a,121b,・・・が含まれている。各内部データ図121a,121b,・・・には、サービス名が設定されている。例えば、内部データ図121aのサービス名は「在庫管理サービス」である。
起点フローでのアクセスの欄には、業務プロセスフローの1つを起点フローとして選択したときに、起点フロー内で実行される任意のデータに対するアクセスのアクセス種別が設定される。
[ステップS11]業務プロセスフロー編集部141は、ユーザからの操作入力に応答して、業務プロセスフロー111を生成する。そして、業務プロセスフロー編集部141は、生成した業務プロセスフロー111を業務プロセスフロー記憶部110に格納する。
図10は、第1のサービスインタフェース定義の生成状況を示す図である。第1のサービスインタフェース定義131を生成する際には、次の条件を満たす部分を対象部分とする。
・業務側と「システムによる自動実行」と合意された処理(実装方法が「システム」)に相当するノードを抽出候補とする。
・抽出候補のうち「サービス実装不適」と実装情報が設定されたパーティション内のノードを除外する。
図11は、第1のサービスインタフェース定義生成処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS32]第1のサービスインタフェース定義生成部150は、既達ノードリストをRAM102内に生成する。そして、第1のサービスインタフェース定義生成部150は、注目中の開始のノード31を既達ノードリストに加える。
[ステップS41]第2のサービスインタフェース定義生成部160は、CRUD表122に設定されているデータのうち、同一の内部データ図121a,121b,・・・に設定されているデータ同士を同じグループに分類する。
[ステップS45]第2のサービスインタフェース定義生成部160は、第2のサービスインタフェース定義132に行を追加し、その行のインタフェースの欄にステップS44で抽出した機能の機能名を設定する。
[ステップS51]サービスインタフェース定義比較部170は、サービスインタフェース定義記憶部130から第1のサービスインタフェース定義131と第2のサービスインタフェース定義132とを取得する。そして、サービスインタフェース定義比較部170は、一方のサービスインタフェース定義にのみ存在するインタフェースを、どちらかにだけ存在するかの情報と共に、過不足インタフェースリストに加える。
[ステップS57]サービスインタフェース定義比較部170は、第2のサービスインタフェース定義132に設定されている各サービスに対して、ステップS58〜S60の処理を行う。
図18は、グループ化詳細表示画面の例を示す図である。グループ化詳細表示画面80には、第1のサービスインタフェース定義表示部81と第2のサービスインタフェース定義表示部82とが設けられている。
図19は、データアクセス表生成処理を示す図である。図19の例では、5つの業務プロセスフロー112〜116が設けられている。また、業務プロセスフロー112〜116内のアクションでアクセスされるデータ、およびそのアクセス種別(生成(C)、更新(U)、参照(R)、削除(D))は、CRUD表122を参照することで認識される。不備・矛盾検出部180は、まず、複数の業務プロセスフロー112〜116から第1のデータアクセス表91aと第2のデータアクセス表91bとを生成する。第1のデータアクセス表91aには、各業務プロセスフロー112〜116で必ずアクセスされるデータと、そのアクセス種別とが設定される。第2のデータアクセス表91bには、各業務プロセスフロー112〜116でアクセスされる可能性のあるデータと、そのアクセス種別とが設定される。
図20は、フロー関係リスト生成処理の概念を示す図である。第1のデータアクセス表91aの生成後、不備・矛盾検出部180はフロー関係リスト92を生成する。フロー関係リスト92の生成は、アクセス関係表181と第1のデータアクセス表91aとを参照して行われる。フロー関係リスト92には、業務プロセスフロー間の実行の先後関係(フロー関係情報)が示される。
図21は、矛盾フロー間関係リスト生成処理を示す図である。フロー関係リスト92には、業務プロセスフロー間の先後関係が示されている。そこで、不備・矛盾検出部180は、フロー関係リスト92に登録された情報の中で、矛盾する先後関係を抽出し、矛盾フロー間関係リスト93に登録する。
図22は、生成アクション不備リストと無使用データリストとの生成処理を示す図である。第2のデータアクセス表91bには、各データに対するアセス形態が設定されている。そこで、データの生成(C)アクションがないにも拘わらず、更新(U)等の他のアクションがある場合、生成(C)アクションの不備と考えられる。
図23は、削除後アクセスアクションリストと繰り返し生成アクションリストとの生成処理を示す図である。削除後アクセスアクションリスト96は、削除されたデータに対する後続(実行順が後になる)のアクションを示している。業務プロセスフロー間の処理の先後関係は、フロー関係リスト92によって認識される。
図24は、矛盾フロー間関係リスト、不備・矛盾検出処理の手順を示すフローチャートである。以下、図24の示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS72]不備・矛盾検出部180は、データアクセス矛盾・アクション抜け検出処理を行う。この処理の詳細は後述する(図26、図27参照)。
[ステップS81]不備・矛盾検出部180は、各業務プロセスフローで必ず実行されるデータアクセスに対して、フロー名、対象データ、およびアクセス種別を登録する。ここで、必ず実行されるデータアクセスとは、業務プロセスフロー内のアクションで実行されるデータアクセスのうち、条件分岐によって実行されない可能性があるアクションを除外したものである。例えば、図19に示した業務プロセスフロー113では、「A3」のアクションは条件分岐においてある条件が満たされた場合に実行される。従って、必ず実行されるアクションではない。
[ステップS85]不備・矛盾検出部180は、2つの対象フローで対象データに対するデータアクセスの関係を、フロー関係リスト92に登録する。具体的には、不備・矛盾検出部180は、フロー関係リスト92に新たな行を追加し、その行の各欄に次のデータを登録する。すなわち、不備・矛盾検出部180は、まず対象データのデータ名をフロー関係リスト92の対象データの欄に登録する。次に、不備・矛盾検出部180は、起点フロー側の業務プロセスフローのフロー名を、起点フローの欄に登録する。さらに、不備・矛盾検出部180は、終点フロー側の業務プロセスフローのフロー名を、起点フローの欄に登録する。そして、不備・矛盾検出部180は、アクセス関係表181において、対象フロー間の関係を示す情報を、関係の欄に登録する。
図26は、データアクセス矛盾・アクション抜け検出処理の手順を示すフローチャートの前半である。以下、図26に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS96]不備・矛盾検出部180は、該当アクション(ステップS93で検出されたアクション)が属する業務プロセスフロー内の該当アクション以降に、同一データの生成アクションがあるか否かを判断する。同一データの生成アクションがあれば、処理がステップS98に進められる。同一データの生成アクションがなければ、処理がステップS97に進められる。
[ステップS100]不備・矛盾検出部180は、対象データに削除(D)でアクセスするアクションを検索する。具体的には、不備・矛盾検出部180は、第2のデータアクセス表から、現在の対処データのデータ名とアクセス「D」とが設定されたレコードを抽出する。そして、不備・矛盾検出部180は、抽出したレコードの対象フローで示された業務プロセスフローから、対象データに対して削除アクセスを行うアクションを抽出する。
[ステップS107]不備・矛盾検出部180は、ステップS106においてアクションが検出されたか否かを判断する。アクションが検出された場合、処理がステップS109に進められる。アクションが検出されなかった場合、処理がステップS108に進められる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
コンピュータを、
業務の遂行に必要な処理を行うための機能が、処理の実行主体毎に分けて記述された業務プロセスフローを格納する業務プロセスフロー記憶手段、
処理対象となるデータ間の関係を前記実行主体毎に表した内部データ図、および前記機能それぞれと前記機能による生成アクセスまたは更新アクセスの対象となるデータとの関係を示す情報分析表を含む内部データ定義を記憶する内部データ定義記憶手段、
前記業務プロセスフローに示された前記実行主体毎に、前記実行主体において実施する前記機能を同じグループに纏め、前記実行主体と前記実行主体に対応するグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第1の機能分類情報を生成する第1の機能分類手段、
前記内部データ定義の同一の前記内部データ図に含まれるデータを同一のデータグループに纏め、前記情報分析表を参照して、前記データグループ内のデータに対して生成アクセスまたは更新アクセスの少なくともいずれか一方を行う機能を同じグループに纏め、前記内部データ図に対応する前記実行主体と、前記内部データ図に含まれるデータに基づいて生成されたグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第2の機能分類情報を生成する第2の機能分類手段、
前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報とを比較し、同一の前記実行主体に対応付けられた前記機能の一致・不一致を判断し、不一致点を表示する分類結果比較手段、
として機能させることを特徴とするシステム開発支援プログラム。
前記第1の機能分類手段は、コンピュータシステムによる自動実行によって実装すべき前記機能のみを前記グループに含めることを特徴とする付記1記載のシステム開発支援プログラム。
コンピュータを、さらに、
データアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別に基づいて、同一のデータに対する2つのデータアクセスの先後関係を定義したアクセス関係表を有し、複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスのアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、2つの前記業務プロセスフローからなる組み合わせのうち、いずれの前記業務プロセスフローを先に実行しても前記アクセス関係表に示されるデータアクセスの先後関係を満たすことができない組み合わせを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載のシステム開発支援プログラム。
コンピュータを、さらに、
データアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別に基づいて、同一のデータに対する2つのデータアクセスの先後関係を定義したアクセス関係表を有し、複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスのアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、共通のデータにアクセスを行う2つの前記業務プロセスフローからなる組み合わせにおける前記業務プロセスフロー間の実行順を前記アクセス関係表に基づいて判断し、先に実行される前記業務プロセスフローで削除されたデータに対して後に実行される前記業務プロセスフローでアクセスしている組み合わせを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載のシステム開発支援プログラム。
コンピュータを、さらに、
複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、生成アクセスを行う前記機能が複数存在するデータを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載のシステム開発支援プログラム。
前記コンピュータを、さらに、
複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、生成アクセスを行う前記機能が存在しないデータを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載のシステム開発支援プログラム。
前記コンピュータを、さらに、
複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、参照アクセスを行う前記機能が存在しないデータを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載のシステム開発支援プログラム。
業務の遂行に必要な処理を行うための機能が、処理の実行主体毎に分けて記述された業務プロセスフローを格納する業務プロセスフロー記憶手段と、
処理対象となるデータ間の関係を前記実行主体毎に表した内部データ図、および前記機能それぞれと前記機能による生成アクセスまたは更新アクセスの対象となるデータとの関係を示す情報分析表を含む内部データ定義を記憶する内部データ定義記憶手段と、
前記業務プロセスフローに示された前記実行主体毎に、前記実行主体において実施する前記機能を同じグループに纏め、前記実行主体と前記実行主体に対応するグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第1の機能分類情報を生成する第1の機能分類手段と、
前記内部データ定義の同一の前記内部データ図に含まれるデータを同一のデータグループに纏め、前記情報分析表を参照して、前記データグループ内のデータに対して生成アクセスまたは更新アクセスの少なくともいずれか一方を行う機能を同じグループに纏め、前記内部データ図に対応する前記実行主体と、前記内部データ図に含まれるデータに基づいて生成されたグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第2の機能分類情報を生成する第2の機能分類手段と、
前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報とを比較し、同一の前記実行主体に対応付けられた前記機能の一致・不一致を判断し、不一致点を表示する分類結果比較手段と、
を有することを特徴とするシステム開発支援装置。
第1の機能分類手段が、業務の遂行に必要な処理を行うための機能が、処理の実行主体毎に分けて記述された業務プロセスフローを格納する業務プロセスフロー記憶手段から前記業務プロセスフローを取得し、前記業務プロセスフローに示された前記実行主体毎に、前記実行主体において実施する前記機能を同じグループに纏め、前記実行主体と前記実行主体に対応するグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第1の機能分類情報を生成し、
第2の機能分類手段が、処理対象となるデータ間の関係を前記実行主体毎に表した内部データ図、および前記機能それぞれと前記機能による生成アクセスまたは更新アクセスの対象となるデータとの関係を示す情報分析表を含む内部データ定義を記憶する内部データ定義記憶手段から前記内部データ定義を取得し、前記内部データ定義の同一の前記内部データ図に含まれるデータを同一のデータグループに纏め、前記情報分析表を参照して、前記データグループ内のデータに対して生成アクセスまたは更新アクセスの少なくともいずれか一方を行う機能を同じグループに纏め、前記内部データ図に対応する前記実行主体と、前記内部データ図に含まれるデータに基づいて生成されたグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第2の機能分類情報を生成し、
分類結果比較手段が、前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報とを比較し、同一の前記実行主体に対応付けられた前記機能の一致・不一致を判断し、不一致点を表示する、
ことを特徴とするシステム開発支援方法。
1a 業務プロセスフロー
2 内部データ定義記憶手段
2a 内部データ定義
2b 内部データ図
2c 情報分析表
3 第1の機能分類手段
3a 第1の機能分類情報
4 第2の機能分類手段
4a 第2の機能分類情報
5 分類結果比較手段
6 機能分類表示画面
6a,6b 機能分類表
Claims (10)
- 業務プロセスフローを元にしたシステム開発を支援するためのシステム開発支援プログラムにおいて、
コンピュータを、
業務の遂行に必要な処理を行うための機能が、処理の実行主体毎に分けて記述された業務プロセスフローを格納する業務プロセスフロー記憶手段、
処理対象となるデータ間の関係を前記実行主体毎に表した内部データ図、および前記機能それぞれと前記機能による生成アクセスまたは更新アクセスの対象となるデータとの関係を示す情報分析表を含む内部データ定義を記憶する内部データ定義記憶手段、
前記業務プロセスフローに示された前記実行主体毎に、前記実行主体において実施する前記機能を同じグループに纏め、前記実行主体と前記実行主体に対応するグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第1の機能分類情報を生成する第1の機能分類手段、
前記内部データ定義の同一の前記内部データ図に含まれるデータを同一のデータグループに纏め、前記情報分析表を参照して、前記データグループ内のデータに対して生成アクセスまたは更新アクセスの少なくともいずれか一方を行う機能を同じグループに纏め、前記内部データ図に対応する前記実行主体と、前記内部データ図に含まれるデータに基づいて生成されたグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第2の機能分類情報を生成する第2の機能分類手段、
前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報とを比較し、同一の前記実行主体に対応付けられた前記機能の一致・不一致を判断し、不一致点を表示する分類結果比較手段、
として機能させることを特徴とするシステム開発支援プログラム。 - 前記分類結果比較手段は、前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報との内容を並べて表示し、同一の前記実行主体に対応付けられた前記機能が比較相手より余分に存在する場合、余分な前記機能を強調表示すること特徴とする請求項1記載のシステム開発支援プログラム。
- 前記分類結果比較手段は、前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報のいずれか一方を基準とし、基準側の前記実行主体に対応付けられた前記機能が、比較相手では異なる前記実行主体に対応付けられている場合、比較相手において対応付けられた前記実行主体を強調表示することを特徴とする請求項1記載のシステム開発支援プログラム。
- 前記内部データ定義手段に記憶された前記情報分析表には、前記機能それぞれと前記機能による参照アクセスまたは削除アクセスの対象となるデータとの関係についても示されており、
コンピュータを、さらに、
データアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別に基づいて、同一のデータに対する2つのデータアクセスの先後関係を定義したアクセス関係表を有し、複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスのアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、2つの前記業務プロセスフローからなる組み合わせのうち、いずれの前記業務プロセスフローを先に実行しても前記アクセス関係表に示されるデータアクセスの先後関係を満たすことができない組み合わせを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする請求項1記載のシステム開発支援プログラム。 - 前記不備・矛盾検出手段は、前記業務プロセスフロー内で実行されるデータアクセスが前記アクセス関係表に示されるデータアクセスの先後関係を満たすことができるか否かの判断において、前記業務プロセスフローにおいて必ず実行されるデータアクセスのみを判断の対象とすることを特徴とする請求項4記載のシステム開発支援プログラム。
- 前記内部データ定義手段に記憶された前記情報分析表には、前記機能それぞれと前記機能による参照アクセスまたは削除アクセスの対象となるデータとの関係についても示されており、
コンピュータを、さらに、
データアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別に基づいて、同一のデータに対する2つのデータアクセスの先後関係を定義したアクセス関係表を有し、複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスのアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、共通のデータにアクセスを行う2つの前記業務プロセスフローからなる組み合わせにおける前記業務プロセスフロー間の実行順を前記アクセス関係表に基づいて判断し、先に実行される前記業務プロセスフローで削除されたデータに対して後に実行される前記業務プロセスフローでアクセスしている組み合わせを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする請求項1記載のシステム開発支援プログラム。 - 前記内部データ定義手段に記憶された前記情報分析表には、前記機能それぞれと前記機能による参照アクセスまたは削除アクセスの対象となるデータとの関係についても示されており、
コンピュータを、さらに、
複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、生成アクセスを行う前記機能が複数存在するデータを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする請求項1記載のシステム開発支援プログラム。 - 前記内部データ定義手段に記憶された前記情報分析表には、前記機能それぞれと前記機能による参照アクセスまたは削除アクセスの対象となるデータとの関係についても示されており、
前記コンピュータを、さらに、
複数の前記業務プロセスフロー内の前記機能によるデータアクセスが生成・更新・参照・削除のどれなのかを示すアクセス種別を前記情報分析表によって判断し、生成アクセスを行う前記機能が存在しないデータを検出する不備・矛盾検出手段、
として機能させることを特徴とする請求項1記載のシステム開発支援プログラム。 - 業務プロセスフローを元にしたシステム開発を支援するためのシステム開発支援装置において、
業務の遂行に必要な処理を行うための機能が、処理の実行主体毎に分けて記述された業務プロセスフローを格納する業務プロセスフロー記憶手段と、
処理対象となるデータ間の関係を前記実行主体毎に表した内部データ図、および前記機能それぞれと前記機能による生成アクセスまたは更新アクセスの対象となるデータとの関係を示す情報分析表を含む内部データ定義を記憶する内部データ定義記憶手段と、
前記業務プロセスフローに示された前記実行主体毎に、前記実行主体において実施する前記機能を同じグループに纏め、前記実行主体と前記実行主体に対応するグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第1の機能分類情報を生成する第1の機能分類手段と、
前記内部データ定義の同一の前記内部データ図に含まれるデータを同一のデータグループに纏め、前記情報分析表を参照して、前記データグループ内のデータに対して生成アクセスまたは更新アクセスの少なくともいずれか一方を行う機能を同じグループに纏め、前記内部データ図に対応する前記実行主体と、前記内部データ図に含まれるデータに基づいて生成されたグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第2の機能分類情報を生成する第2の機能分類手段と、
前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報とを比較し、同一の前記実行主体に対応付けられた前記機能の一致・不一致を判断し、不一致点を表示する分類結果比較手段と、
を有することを特徴とするシステム開発支援装置。 - 業務プロセスフローを元にしたシステム開発をコンピュータによって支援するためのシステム開発支援方法において、
第1の機能分類手段が、業務の遂行に必要な処理を行うための機能が、処理の実行主体毎に分けて記述された業務プロセスフローを格納する業務プロセスフロー記憶手段から前記業務プロセスフローを取得し、前記業務プロセスフローに示された前記実行主体毎に、前記実行主体において実施する前記機能を同じグループに纏め、前記実行主体と前記実行主体に対応するグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第1の機能分類情報を生成し、
第2の機能分類手段が、処理対象となるデータ間の関係を前記実行主体毎に表した内部データ図、および前記機能それぞれと前記機能による生成アクセスまたは更新アクセスの対象となるデータとの関係を示す情報分析表を含む内部データ定義を記憶する内部データ定義記憶手段から前記内部データ定義を取得し、前記内部データ定義の同一の前記内部データ図に含まれるデータを同一のデータグループに纏め、前記情報分析表を参照して、前記データグループ内のデータに対して生成アクセスまたは更新アクセスの少なくともいずれか一方を行う機能を同じグループに纏め、前記内部データ図に対応する前記実行主体と、前記内部データ図に含まれるデータに基づいて生成されたグループに含まれる前記機能との対応関係を示す第2の機能分類情報を生成し、
分類結果比較手段が、前記第1の機能分類情報と前記第2の機能分類情報とを比較し、同一の前記実行主体に対応付けられた前記機能の一致・不一致を判断し、不一致点を表示する、
ことを特徴とするシステム開発支援方法。
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