JP2003058238A - 監視制御方法 - Google Patents

監視制御方法

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JP2003058238A
JP2003058238A JP2001250356A JP2001250356A JP2003058238A JP 2003058238 A JP2003058238 A JP 2003058238A JP 2001250356 A JP2001250356 A JP 2001250356A JP 2001250356 A JP2001250356 A JP 2001250356A JP 2003058238 A JP2003058238 A JP 2003058238A
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monitoring
monitoring control
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JP2001250356A
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Muneyuki Mori
宗之 森
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視制御対象機器の変更,追加に伴う監視制
御装置のデータベース部(DB部)の変更,追加後の監
視制御のオンラインデータの登録ミスを防止する。 【解決手段】 監視制御装置のデータベース部(DB
部)11に機器定義情報の初期ファイルF1 を登録し、
監視制御対象機器(スイッチ3,3′)の変更,追加が
発生したときに、変更,追加の監視制御対象機器のみの
機器定義情報の差分ファイルSF1〜SF3をDB部11
に追加登録し、ファイル結合処理により、ファイルF1
から読出した機器定義情報にファイルSF1〜SF3から
読出した機器定義情報の変更,追加を施して監視制御の
オンラインデータを生成し、DB部11に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の監視制御対
象機器を、データベース部に登録された監視制御のオン
ラインデータの機器番号,名称等の機器定義情報を参照
して監視制御する監視制御方法に関し、詳しくは、監視
制御対象機器の変更,追加があったときのデータベース
部のオンラインデータの生成,登録に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路トンネルに代表される道路施
設や上下水道の水処理設備等の監視制御にあっては、施
設や設備の規模変更等に基づく監視制御対象機器の変更
(削減を含む),追加に容易に対応するため、図1に示
すネットワーク結合のクライアント/サーバーシステム
で構築された監視制御装置が用いられる。
【0003】この図1の監視制御装置は、例えば道路ト
ンネル内の換気,照明等を監視制御するため、有人監視
所に中央装置(親局)1を設け、トンネル内各所に端末
装置(子局)2を設けて構築される。
【0004】そして、中央装置1と各端末装置2との有
線又は無線の監視制御情報のやりとりに基づき、交通状
況や気象状況に応じてトンネル内の換気や照明の各種ス
イッチ3の入/切等の監視制御が行われる。
【0005】ところで、中央装置1は実際の監視制御を
行うリアルタイム監視制御部4,装置全体の保守管理を
行う管理部5及び各端末装置2と情報をやりとりする複
数個のマスタコントローラ6を備え、監視制御部4,管
理部5及び各コントローラ6はネットワーク7により接
続される。
【0006】さらに、監視制御部4は監視制御プログラ
ムを実行する論理演算部(CPU)8及びモニタ用のC
RT9からなり、管理部5は装置全体を管理するシステ
ムサーバー10に、ハードディスク等の大容量記憶装置
からなるデータベース部(以下DB部という)11,操
作入力用のコンソール端末12を接続して形成される。
【0007】そして、DB部11は工場出荷時,現場設
置時等の初期設定時に、その時点でのトンネル内の各監
視制御対象機器の機器定義情報を有する監視制御のオン
ラインデータが登録される。
【0008】このデータの機器定義情報は、図10に示
すように、スイッチ3等の監視制御対象機器毎のレコー
ドRからなり、各レコードRは左端の欄αに例えば4桁
の機器番号(機器NO.)が書込まれ、この欄αより右
側の各欄に機器固有情報が書込まれ、欄αの隣りの欄β
には、例えば40字以下の文字数で機器名称が書込まれ
る。
【0009】そして、この機器定義情報を監視制御プロ
グラムが扱う言語(マシン語)に翻訳して前記のオンラ
インデータが形成される。
【0010】さらに、監視制御のスタート時、論理演算
部8がDB部11をアクセスして前記のオンラインデー
タを読出し、このデータを論理演算部8のメモリに展開
する。
【0011】そして、論理演算部8は、メモリに展開し
たオンラインデータの各レコードRを参照しながら監視
制御プログラムを実行し、トンネル内の各スイッチの入
/切等を監視制御する。
【0012】この監視制御は、監視制御の停止操作,異
常停止等が発生しない限り、続けられる。
【0013】つぎに、トンネル内の換気,照明の変更,
拡張等が発生し、監視制御対象機器のスイッチ等の変
更,追加が生じた場合は、ユーザー側でのマシン語デー
タの作成が困難であることから、メンテナンス企業を含
むメーカー側により、従来、つぎのようにしてDB部1
1のオンラインデータが更新される。
【0014】まず、メーカー側データベース(DB)の
管理ファイルにテキストデータで登録されているDB部
11の既登録のオンラインデータの機器定義情報を参照
して変更,追加後の全ての監視制御対象機器を含む機器
定義情報の新たな管理ファイルが作成され、メーカー側
データベースの管理ファイルが更新される。
【0015】具体的には、図1の機器NO.0150のスイ
ッチ3′が監視制御対象機器として追加される場合は、
スイッチ3′を追加した図11の機器定義情報の管理フ
ァイルが新たに作成される。
【0016】つぎに、作成された管理ファイルがマシン
語に翻訳されて監視制御の新たなオンラインデータが生
成され、このデータが磁気テープ等の記録媒体に書込ま
れて監視制御装置に運ばれる。
【0017】そして、記録媒体のオンラインデータがコ
ンソール端末12,サーバー10を介してDB部11に
読込まれ、DB部11の既登録のオンラインデータが、
変更,追加後の新たなオンラインデータに書換えられて
更新される。
【0018】その後、監視制御部4の監視制御が一時停
止されて再スタートし、このとき、DB部11の更新さ
れたオンラインデータが論理演算部8のメモリに展開さ
れ、そのオンラインデータを参照して監視制御部4が監
視制御対象機器の変更,追加後の監視制御を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の監視制御方
法の場合、監視制御対象機器の変更,追加が生じると、
変更,追加後の全ての監視制御対象機器の機器定義情報
のファイルを作成し直し、このファイルから監視制御の
新たなオンラインデータを生成し、このデータをDB部
11に書込んでDB部11に登録されたオンラインデー
タを更新する必要がある。
【0020】この場合、機器定義情報のファイルを作成
し直すため、全ての監視制御対象機器について、それぞ
れの機器番号や機器名称等の固有情報を入力し直さなけ
ればならず、データ入力数が多くなることから、監視制
御対象機器を変更,追加したときに、DB部11の更新
された監視制御のオンラインデータに機器定義情報の登
録ミスが発生し易い問題点がある。
【0021】また、DB部11の元の監視制御のオンラ
インデータが変更,追加後の新たなオンラインデータに
書換えられて消失するため、例えば、変更,追加後の監
視制御で何らかの不具合が発生したときに、変更,追加
前の監視制御に戻して監視制御を迅速に復旧したり、不
具合の原因を究明したりすることができない問題点もあ
る。
【0022】本発明は、監視制御対象機器の変更,追加
が生じたときに、機器定義情報の入力ミスを極力防止す
るようにして、DB部の監視制御のオンラインデータに
機器定義情報の登録ミスが生じないようにすることを課
題とする。
【0023】また、DB部の監視制御のオンラインデー
タを、容易に以前のオンラインデータに戻せるようにす
ることも課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1の監視制御方法は、DB部に機
器定義情報の初期ファイルを登録し、監視制御対象機器
の変更,追加が発生したときに、変更,追加の監視制御
対象機器のみの機器定義情報の差分ファイルをDB部に
追加登録し、ファイル結合処理により、初期ファイルか
ら読出した機器定義情報に差分ファイルから読出した機
器定義情報の変更,追加を施して監視制御のオンライン
データを生成し、DB部に登録する。
【0025】したがって、監視制御対象機器の変更,追
加が発生したときに、変更,追加対象の監視制御対象機
器のみの機器定義情報の差分ファイルを作成し、このフ
ァイルをDB部に追加登録すれば、ファイル結合処理に
より、変更,追加後の監視制御のオンラインデータが生
成されてDB部に登録され、変更,追加後の全ての監視
制御対象機器の機器定義情報のファイルを作成し直す場
合より、データ入力数が著しく少なく、機器定義情報の
入力ミスがほとんど発生せず、監視制御対象機器の変
更,追加後のDB部のオンラインデータの機器定義情報
の登録ミスが防止される。
【0026】また、本発明の請求項2の監視制御方法
は、監視制御対象機器の変更,追加が発生する毎にDB
部に差分ファイルを追加登録し、ファイル結合処理によ
り、初期ファイルから読出した機器定義情報に、各差分
ファイルから読出した機器定義情報の変更,追加を、各
差分ファイルの登録順に施して監視制御のオンラインデ
ータを生成する。
【0027】したがって、監視制御対象機器の変更,追
加をくり返す場合に、変更,追加の発生毎に、変更,追
加対象の監視制御対象機器のみの機器定義情報の差分フ
ァイルを作成してDB部に追加登録すると、この追加登
録後のファイル結合処理により、初期ファイルから読出
された機器定義情報に、各差分ファイルから読出された
機器定義情報の変更,追加が、登録順に施されて監視制
御の最新のオンラインデータが自動的に生成され、DB
部に登録される。
【0028】そのため、監視制御対象機器の変更,追加
をくり返しても、機器定義情報の入力ミスが極めて少な
く、DB部に、機器定義情報の登録ミスなく、監視制御
の最新のオンラインデータを登録することができる。
【0029】さらに、本発明の請求項3の監視制御方法
は、追加登録された差分ファイルの選択/非選択の指定
に基づき、ファイル結合処理により、初期ファイルから
読出した機器定義情報に、選択指定された差分ファイル
のみから読出した機器定義情報の変更,追加を施して監
視制御のオンラインデータが生成される。
【0030】したがって、請求項1又は請求項2の監視
制御方法において、変更,追加後に生成されたオンライ
ンデータに基づく監視制御によって何らかの不具合が発
生した場合等に、差分ファイルの選択/非選択の指定に
基づき、変更,追加前の所望の監視制御状態の監視制御
のオンラインデータを自在に生成して容易にその監視制
御に戻すことができる。
【0031】そして、請求項1,請求項2又は請求項3
の監視制御方法において、差分ファイルはDB部への登
録日のファイル名でDB部に登録することが、登録順の
選択等のファイル管理の面から好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の1形態に
つき、図1〜図9を参照して説明する。この形態におい
ては、道路トンネル内の換気,照明等の監視制御に適用
し、図1の監視制御装置において、監視制御対象機器の
変更,追加に伴うDB部11の機器定義情報の登録及び
DB部11に登録された情報に基づく監視制御のオンラ
インデータの生成が従来と異なる。
【0033】まず、本形態の場合のDB部11の監視制
御のオンラインデータの登録について説明する。最初
に、メーカー側データベース入力により、図2の管理フ
ァイルFDBが作成される。
【0034】このファイルFDBは、監視制御対象機器毎
の各レコードR′が、図10のレコードRの欄α,β間
にその機器の変更,追加の有/無を示す更新の有/無の
欄γを設けて形成され、この欄γは、監視制御対象機器
の変更又は追加が発生したときに、自動的に又はマウス
クリック等でOFFからONに反転する。
【0035】そして、監視制御装置の工場出荷時、現場
設置時等の初期設定時は、その時点での各監視制御対象
機器のレコードR′が書込まれたファイルFDBから、欄
γを除いて各レコードR′が読出され、図10のファイ
ル構造の図3の初期ファイルF1が形成される。
【0036】さらに、このファイルF1 が監視制御装置
の監視制御プログラムが扱う言語(マシン語)に翻訳さ
れた後、磁気テープ等の記録媒体に書込まれて監視制御
装置に運ばれ、その管理部5のサーバー10のファイル
登録処理により、コンソール端末12,サーバー10を
介してDB部11に書込まれ、登録される。
【0037】このとき、ファイルF1 は、その登録日
(例えば010112(=2001年1月12日)のフ
ァイル名が付けられ、図4のファイルツリー構造に示す
ように、DB部11の「登録ホルダ」ディレクトリd1
の下位の「初期」のサブディレクトリsd0に登録され
る。
【0038】さらに、このファイル登録後のサーバー1
0のファイル結合処理により、ファイルF1 が読出さ
れ、その機器定義情報が図4の「オンラインホルダ」デ
ィレクトリd2にオンラインデータのファイルF2として
書込まれ、ファイルF1 に基づく監視制御のオンライン
データが自動的に生成されてDB部11に登録される。
【0039】その後、監視制御部4の監視制御がスター
トすると、論理演算部8がDB部11のファイルF2
アクセスしてそのオンラインデータを読出し、このデー
タが論理演算部8のメモリに展開され、このメモリ上の
オンラインデータを参照して監視制御が行われる。
【0040】つぎに、監視制御対象機器の変更,追加が
発生すると、メーカー側の変更,追加のデータベース入
力により、図5のデータベース入力プログラムが実行さ
れる。
【0041】そして、オペレータが変更又は追加する監
視制御対象機器の機器番号を入力すると、図5のステッ
プA1からステップA2に移行し、管理ファイルF1 の各
レコードR′の機器番号から一致する機器番号の有無を
判別する。
【0042】そして、同一機器番号のレコードR′が存
在すると、ステップA3 において、機器変更であると判
別し、ステップA4 により、そのレコードR′の内容を
モニタ画面に表示してレコードR′の欄β等への情報の
入力待ちになる。
【0043】この状態でステップA5 に移行し、機器名
称等の固有情報が入力されると、これらの情報がそのレ
コードR′に書込まれ、当該レコードR′が変更された
機器の定義情報に書換えられる。
【0044】そして、情報入力が終了すると、図5のス
テップA5からA6を介してA7 に移行し、図2の欄γが
OFFからONに反転してファイルFDBの機器変更を終
了する。
【0045】一方、図5のステップA2 の検索で同一機
器番号の既登録レコードR′が存在しなければ、ステッ
プA3 において、新たな機器の追加であると判別し、ス
テップA3からステップA8に移行してファイルFDBに新
たなレコードR′が追加され、この新たなレコードR′
の欄αにその機器番号が書込まれ、欄β以降の機器固有
情報の各領域がイニシャライズ(クリア)される。
【0046】そして、ステップA4,A5,A6 のループ
により固有情報が入力されると、ステップA6からステ
ップA7に移動し、欄γをONしてステップA1 に戻
り、機器追加を終了する。
【0047】つぎに、ファイルFDBから監視制御装置の
DB部11のオンラインデータの更新に必要な差分ファ
イルを作成するため、メーカー側において、図6の差分
ファイル作成プログラムが実行される。
【0048】そして、そのステップB1 により、ファイ
ルFDBから最初(最上列)のレコードR′が読出され、
ステップB2 によりその欄γがONか否かが判別され
る。
【0049】このとき、変更又は追加対象の機器のレコ
ードR′であれば、、欄γがONであり、ステップB2
からB3に移行し、そのレコードR′を、用意した差分
ファイルに書込む。
【0050】そして、ステップB4 に移行し、つぎの差
分ファイルの作成時にそのレコードR′が変更,追加の
レコードとして誤判別されないようにするため、そのレ
コードR′の欄γをOFFに戻す。
【0051】さらに、ステップB5を介してステップB6
に移行し、ファイルFDBのつぎのレコードR′を読出し
てステップB2に戻り、このステップB2から処理をくり
返す。
【0052】このとき、レコードR′の欄γがOFFで
あればステップB2からステップB5に移行し、さらにつ
ぎのレコードR′を読出す。
【0053】そして、全てのレコードR′の読出のアク
セスが終了すると、ステップB5 を否定NOで通過して
差分ファイルの作成を終了する。
【0054】したがって、変更,追加された機器のレコ
ードR′のみの差分ファイルが自動的に形成される。
【0055】そして、この差分ファイルが、監視制御プ
ログラムの扱う言語に翻訳されて磁気テープ等の記録媒
体に書込まれ、この記録媒体が監視制御装置に運ばれ
る。
【0056】具体的には、図1のように機器NO.0150
の接点3′が追加されたときは、この接点3′のレコー
ドR′のみの差分ファイルがメーカー側で形成され、こ
のファイルが記録媒体を介して監視制御装置に運ばれ
る。
【0057】つぎに、監視制御装置においては、記録媒
体の差分ファイルをDB部11の既登録の機器定義情報
のファイルに結合して監視制御の新たなオンラインデー
タを生成するため、管理部5のサーバー10により、ま
ず、図7の差分ファイル登録処理を実行する。
【0058】この処理は、オペレータの処理選択によっ
て必要なときにのみ実行され、図7のステップC1 によ
りサーバー10の時計機能から現在の日付けを取得し、
年(西暦の下2桁),月(2桁),日(2桁)の6桁の
現在の日付けデータを得る。
【0059】また、DB部11の同日登録の差分ファイ
ルを区別するため、ステップC2 により、同一日付け検
出回数を1に初期設定する。
【0060】そして、ステップC3 により、DB部11
に既に登録されている差分ファイルのファイル名,すな
わちDB部11の登録ホルダd1 の下位の「差分1」,
「差分2」,「差分3」,…のサブディレクトリs
1,sd2,sd3 ,…に既に登録されている各差分フ
ァイルSF1,SF2,SF3 ,…の日付けファイル名を
1つずつ順次に取得する。
【0061】この日付けファイル名は、年,月,日の6
桁の登録日の日付けと、同日のときの登録順を示す3桁
の回数とに基づき、「日付け(登録日).回数(登録
順)」で形成され、具体的には、「010301.001」,「01
0301.002」,「010722.001」,…である。
【0062】さらに、ステップC4 により取得した差分
ファイルのファイル名の日付け(登録日)の6桁が、ス
テップC1 で取得した現在(今日)の日付けの6桁に一
致するか否か,換言すれば、取得したファイル名が今日
の日付けを含むか否かが判別される。
【0063】そして、今日の日付けを含むファイル名の
既登録の差分ファイルが検出される毎に、ステップC5
により、前記の同一日付け検出回数を+1する。
【0064】そして、ステップC4,C5,C6のループに
より、登録ホルダd1内の既登録の全ての差分ファイル
のうちの同一日付けのファイル名の検出を終了すると、
ステップC6からステップC7に移行し、磁気テープ等の
記録媒体の差分ファイルを読込む。
【0065】さらに、ステップC8 により、読込んだ差
分ファイルのファイル名を、「現在の日付け(登録
日).同一日付け検出回数(登録順)」の日付けファイ
ル名に決定する。
【0066】そして、ステップC9 により、記録媒体か
ら読出された差分ファイルにつき、決定した日付けファ
イル名を付け、図4の登録ホルダd1 に新たなサブディ
レトクリ,例えば図中の「差分3」のサブディレクトリ
sd3 を設け、このサブディレクトリsd3 に、決定し
た日付けファイル名で記録媒体から読出された差分ファ
イルを格納し、この差分ファイルをDB部11に登録す
る。
【0067】この登録が終了すると、自動的に、又はオ
ペレータのプログラム選択により、サーバー10が図8
のファイル結合処理を実行し、監視制御に必要なオンラ
インデータを生成してその登録を更新する。
【0068】このとき、本形態にあっては、生成された
オンラインデータに基づき、監視制御装置を変更,追加
後の監視制御対象機器に応じた最新の監視制御状態に更
新できるようにするだけでなく、監視制御装置を以前の
任意の監視制御状態に戻すことができるようにもする。
【0069】そのため、ファイル結合処理を実行する
と、まず、図8のステップD1 により、DB部11のデ
ィレクトリd1に登録された各サブディレクトリsd0
sd3,…のファイルを読出し、ステップD2 により、
図1のコンソール端末12の図9に示す表示画面12′
に、それらのファイル名を選択マーク(チェック)を付
けて一欄表示する。
【0070】そして、通常はこの状態で表示画面12′
の「OK」の釦が押されて結合するファイルが決定され
るが、例えば監視制御異常が発生した場合等には、各差
分ファイルのチェックを、選択的に外して結合するファ
イルが指定される。
【0071】さらに、結合するファイルの指定が終了す
ると、図8のステップD2 からステップD3を介してス
テップD4に移行し、最初にサブディレクトリsd0
初期ファイルF1 と、ファイル名の日付けが最も古い差
分ファイルとが結合される。
【0072】なお、ファイル名の「日付け.回数」のう
ちの日付けが同じ差分ファイル間では、回数の最も少な
いものが最も古い差分ファイルである。
【0073】そして、図4のファイルツリー構造の場
合、サブディレクトリsd1 の差分ファイルSF1が最
も古いファイルであり、この差分ファイルSF1が最初
に初期ファイルF1に結合される。
【0074】このファイル結合により、初期ファイルF
1の差分ファイルSF1のレコードR′に対応する部分
が、差分ファイルSF1のレコードR′に置換えられ
る。
【0075】また、ステップD5,D6により、選択マー
クが付されたつぎに古い差分ファイル,例えば図4の差
分ファイルSF2が読出され、差分ファイルSF1が結合
したファイルSF1において、差分ファイルSF2のレコ
ードR′に対応する部分が、差分ファイルSF2のレコ
ードR′の内容に置換えられて差分ファイルSF2も結
合する。
【0076】さらに、ステップD5,D6のくり返しに基
づき、例えば最新の差分ファイルをファイルSF3とす
ると、このファイルSF3が読出されたときに、差分フ
ァイルSF1,SF2の結合後のファイルにおいて、差分
ファイルSF3 のレコードR′の部分が、差分ファイル
SF3 のレコードR′に置換えられ、差分ファイルSF
3 も結合する。
【0077】そして、一連の差分ファイルSF1〜SF3
のファイル結合により、最新の監視制御機器に対応した
機器定義情報のファイルが形成される。
【0078】このファイルは、前記したように、初期フ
ァイルF1 に各差分ファイルSF1〜SF3を、日付けの
古いものから順に結合して形成されたものであり、通常
は全ての差分ファイルSF1〜SF3が順に結合すること
により、ファイル結合されたファイルFの機器定義情報
から、制御対象機器の最新の変更,追加に応じた監視制
御の最新のオンラインデータが自動的に生成される。
【0079】そして、図8のステップD7により、図4
のオンラインデータのファイルF2が前記のファイル結
合で生成された最新のオンラインデータのファイルに書
換えられ、最新のオンラインデータがDB部11に登録
される。
【0080】ところで、選択マークの付いた差分ファイ
ルが例えば2個の差分ファイルSF 1,SF2であれば、
これらのファイルSF1,SF2の結合により、差分ファ
イルSF2が登録された時点での監視制御のデータファ
イルが生成され、ファイルF2が、そのデータファイル
に書換えられ、差分ファイルSF3 が登録される直前の
オンラインデータファイルがDB部11に登録される。
【0081】そして、ファイルF2 のオンラインデータ
が更新された後、オペレータの操作に基づき、更新前の
オンラインデータに基づく図1の監視制御部4の監視制
御が一時停止されて監視制御部4が再起動される。
【0082】このとき、論理演算部8はDB部11のフ
ァイルF2 に登録されたオンラインデータを読出してメ
モリに展開し、このメモリの最新のオンラインデータを
参照して監視制御を行う。
【0083】そして、この形態の場合、監視制御対象機
器の変更,追加が生じたときに、従来のように、変更,
追加後の全ての監視制御対象機器の機器定義情報のデー
タ入力し直して変更,追加後のオンラインデータを生成
するのではなく、変更,追加の対象となった監視制御対
象機器のみの機器定義情報の差分ファイルSF1 〜SF
3 ,…を作成し、この差分ファイルSF1〜SF3,…を
DB部11に追加登録すれことで、自動的に、変更,追
加後の最新のオンラインデータが生成されてDB部11
に登録される。
【0084】このとき、差分ファイルSF1〜SF3の機
器定義情報は少なく、それらの機器定義情報の入力ミス
はほとんど発生せず、監視制御対象機器の変更,追加に
伴うDB部11に登録されたオンラインデータの機器定
義情報の登録ミスが防止される。
【0085】また、DB部11に最新の差分ファイル,
例えばファイルSF3 を追加登録した後に、監視制御装
置によって初期ファイルF1 と登録されている差分ファ
イルSF1〜SF3とを結合し、変更,追加後の全監視制
御対象機器の機器定義情報を有する最新のオンラインデ
ータを自動的に生成するため、磁気テープ等の記録媒体
に記録して持ち運びする情報(データ)が極めて少な
く、監視制御のオンラインデータの更新が容易に行え
る。
【0086】そして、監視制御対象機器の変更,追加が
生じる毎に、追加,変更があった監視制御対象機器のみ
の差分ファイルSF1〜SF3,…を形成し、これらの差
分ファイルSF1〜SF3,…をDB部11に順次に登録
することにより、各差分ファイルSF1〜SF3,…が初
期ファイルF1 に登録順に結合されて最新の監視制御の
オンラインデータが生成されるため、監視制御対象機器
の変更,追加をくり返した場合にも、常に最新の機器定
義情報のオンラインデータを生成して最新の監視制御を
行うことができる。
【0087】つぎに、DB部11に登録された各ファイ
ルF1 ,SF1〜SF3を結合して監視制御のオンライン
データを生成する際、各ファイルF1 ,SF1〜SF3
選択/非選択を指定することにより、任意の組合せのフ
ァイル結合でオンラインデータを生成することができる
ため、全ファイルF1 ,SF1〜SF3を結合して生成し
た最新のオンラインデータの監視制御で何らかの不具合
が発生したときに、例えば、最新の差分ファイルSF3
を除いたファイルF1,SF1,F2のファイル結合で直
前の監視制御のオンラインデータを生成して直前の監視
制御に戻したり、初期ファイルF1 のみの監視制御のオ
ンラインデータを生成して初期設定時の監視制御に戻し
たりすることが、監視制御装置のみで迅速に、かつ、自
在に行え、監視制御を迅速に復旧して不具合の原因究明
等を容易に行うことができる。
【0088】そして、本発明は道路トンネル内の換気,
照明等の監視制御だけでなく、種々の道路施設,水処理
設備等の監視制御に適用することができ、その際、監視
制御装置の構成は図1のものに限られるものではない。
【0089】また、前記形態にあっては、メーカー側で
ファイルF0 ,SF1〜SF3を形成したが、ユーザー側
でファイルF0 ,SF1〜SF3を形成してDB部11に
登録してもよい。
【0090】さらに、ファイルF0 ,SF1〜SF3のフ
ァイル名は登録日にすることが、ファイル結合の際の選
択/非選択等のファイル管理にとって好ましいが、それ
らのファイル名が登録日以外であってもよいのは勿論で
ある。
【0091】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。まず、請求項1の場合は、監視制御対象機器(スイ
ッチ3,3′)の変更,追加が発生したときに、変更,
追加対象の監視制御対象機器のみの機器定義情報の差分
ファイルSF1〜SF3を作成し、このファイルSF1
SF3をDB部11に追加登録すれば、ファイル結合処
理により、変更,追加後の監視制御のオンラインデータ
が生成されてDB部11に登録され、変更,追加後の全
ての監視制御対象機器の機器定義情報のファイルを作成
し直す場合より、データ入力数が著しく少なく、機器定
義情報の入力ミスがほとんど発生せず、監視制御対象機
器の変更,追加後にDB部11に登録されたオンライン
データの機器定義情報の登録ミスを防止することができ
る。
【0092】また、本発明の請求項2の場合は、監視制
御対象機器の変更,追加が発生する毎に、変更,追加対
象の監視制御対象機器のみの機器定義情報の差分ファイ
ルSF1〜SF3を作成してDB部11に追加登録すれ
ば、その後のファイル結合処理により、初期ファイルF
1から読出された機器定義情報に、各差分ファイルSF1
〜SF3 から読出された機器定義情報の変更,追加が、
登録順に施されて監視制御の最新のオンラインデータが
自動的に生成されるため、監視制御対象機器の変更,追
加をくり返しても、機器定義情報の入力ミスが極めて少
なく、DB部11に、機器定義情報の登録ミスなく、最
新のオンラインデータを登録することができる。
【0093】さらに、請求項3の監視制御方法において
は、監視制御対象機器の変更,追加後に生成された監視
制御の最新のオンラインデータに基づく監視制御によっ
て何らかの不具合が発生した場合等に、差分ファイルS
1〜SF3の選択/非選択の指定に基づき、変更,追加
以前の所望の監視制御状態のオンラインデータを自在に
生成して容易にその監視制御に戻すことができ、監視制
御の復旧及び前記不具合の原因究明等が容易に行える。
【0094】また、請求項4の場合は、差分ファイルS
1〜SF3を、DB部11への登録日のファイル名でD
B部11に登録したため、登録順の差分ファイルSF1
〜SF3 の選択等のファイル管理が極めて容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の監視制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施の1形態のメーカー側保守ファイ
ルの説明図である。
【図3】図2のファイルから形成された初期ファイルの
説明図である。
【図4】図1のデータベース部のファイルツリー構造の
説明図である。
【図5】図2のファイルのレコード変更・追加のフロー
チャートである。
【図6】図2のファイルからの差分ファイル作成のフロ
ーチャートである。
【図7】図1の差分ファイル登録のフローチャートであ
る。
【図8】図1のファイル結合のフローチャートである。
【図9】図1のコンソール端末の表示画面の正面図であ
る。
【図10】従来例の機器定義情報の説明図である。
【図11】従来例の機器追加時の機器定義情報の説明図
である。
【符号の説明】
4 監視制御部 5 管理部 11 データベース部(DB部) F1 初期ファイル F2 オンラインデータのファイル SF1〜SF3 差分ファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視制御のスタート時、監視制御装置の
    データベース部に登録された監視制御のオンラインデー
    タを、前記データベース部から前記監視制御装置の監視
    制御部に読出し、 前記監視制御部により、読出した前記オンラインデータ
    の各監視制御対象機器の機器番号,機器名称等の機器定
    義情報を参照して前記各監視制御対象機器を監視制御す
    る監視制御方法であって、 前記データベース部に機器定義情報の初期ファイルを登
    録し、 監視制御対象機器の変更,追加が発生したときに、変
    更,追加の監視制御対象機器のみの機器定義情報の差分
    ファイルを前記データベース部に追加登録し、 ファイル結合処理により、前記初期ファイルから読出し
    た機器定義情報に、前記差分ファイルから読出した機器
    定義情報の変更,追加を施して前記オンラインデータを
    生成し、前記データベース部に登録することを特徴とす
    る監視制御方法。
  2. 【請求項2】 監視制御対象機器の変更,追加が発生す
    る毎にデータベース部に差分ファイルを追加登録し、 ファイル結合処理により、初期ファイルから読出した機
    器定義情報に、前記各差分ファイルから読出した機器定
    義情報の変更,追加を、前記各差分ファイルの登録順に
    施して監視制御のオンラインデータを生成することを特
    徴とする請求項1記載の監視制御方法。
  3. 【請求項3】 追加登録された差分ファイルの選択/非
    選択の指定に基づき、ファイル結合処理により、初期フ
    ァイルから読出した機器定義情報に、選択指定された差
    分ファイルのみから読出した機器定義情報の変更,追加
    を施して監視制御のオンラインデータを生成することを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の監視制御方法。
  4. 【請求項4】 差分ファイルを、データベース部への登
    録日のファイル名で前記データベース部に登録すること
    を特徴とする請求項1,請求項2又は3記載の監視制御
    方法。
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