JP2009009189A - 製造指図作成プログラム及び製造指図作成装置 - Google Patents

製造指図作成プログラム及び製造指図作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる製造工程、製品品目の生産システムに対して共通のプログラムで製造指図を作成できるようにする。
【解決手段】指図展開部13は、予め定義されている指図展開系マスタ17を参照して、計画データを特定する計画グループIDと対応付けられているアプリケーションを順に実行する。そして、指図出力系マスタ19を参照して、実行結果のデータと計画データを指図データの該当するカラムに格納し、その指図データを製造工程を管理するシステムに出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製造指図作成プログラム及び製造指図作成装置に関する。
多品種小ロットの生産に対応するために製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)が利用されている。
特許文献1には、製造計画に基づいて製品を製造する製造指示データを生成する製造指示プログラムが、部品の調達結果が反映されたサプライ調達データから製品を製造できる着工可能数を算出するステップと、着工可能数から部品毎の剰余数を算出するステップと、サプライ調達データにおいて部品毎に剰余数両を解放するステップと、着工可能数に基づいて製造指示データを作成するステップとを有することが記載されている。これにより、余剰部品を発生させないように製造指示をだすことができる。
特許文献2には、製造工程または事務処理工程のワークフローを管理する装置において、製品の製造工程を複数の作業項目と作業順序で定義して、その定義に基づいて実行作業を管理するワークフロー管理システムにおいて、作業項目の作業状態を示す実行モードと、作業項目の着手可能状態を表す実行指示モードとを監視し、実行モードと実行指示モードから作業項目の異常状態を一定期間に継続して検出したとき、該当する作業項目を問題発生状態として通知することが記載されている。
ところで、製造実行システムにおいて、生産計画データに基づいて製造指示を行う場合に、製造設備、製造工程、製造方法等がユーザ毎に異なるために、製造指示を行うプログラムをユーザ毎にカスタマイズする必要があり、製造実行システムを開発する側からみればプログラムの修正等に時間が掛かるという問題点があった。また、ユーザ側見ても製造工程、製造方法を変更したときにプログラムを修正する必要が生じるという問題点があった。
特開2005−316588号公報 特開平9−259181号公報
本発明の課題は、異なる製造工程、製造方法の生産システムに対して共通のプログラムで製造指図を作成できるようにすることである。
本発明の製造指図作成プログラムは、部品または製品の生産を実行する製造実行システムにおける製造指図を行うプログラムであって、部品または製品の生産計画データを特定する計画グループIDと指図グループIDを対応付ける指図展開定義マスタの定義を受け付けるステップと、前記指図グループIDと、指図展開において実行されるアプリケーションを対応付ける指図展開実行アプリケーションマスタの定義を受け付けるステップと、前記指図グループIDと指図テーブルを対応づける指図テーブルマスタの定義を受け付けるステップと、指図テーブルの複数のカラムと、各カラムに格納するデータを対応付ける指図展開詳細定義マスタの定義を受け付けるステップと、前記指図展開定義マスタを参照して前記計画グループIDに対応する指図グループIDを取得するステップと、前記指図展開実行アプリケーションマスタに、取得した指図グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを順に実行するステップと、前記生産計画データから得られるデータと前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記指図展開詳細定義マスタに定義さ
れている前記指図テーブルの該当するカラムに格納して指図展開を行うステップを、コンピュータに実行させる。
この発明によれば、ユーザにより製造プロセス、製造方法等が異なる場合でも、共通のプログラムで製造指図を行うことができる。
上記の発明の製造指図作成プログラムにおいて、前記計画グループIDと計画取込において実行されるアプリケーションを対応付ける計画取込実行アプリケーションマスタの定義を受け付けるステップと、前記計画グループIDと計画テーブルを対応付ける計画テーブル定義マスタの定義を受け付けるステップと、前記計画テーブルのカラム名と、前記生産計画データのデータアイテム名を対応付ける計画取込詳細定義マスタの定義を受け付けるステップと、前記計画取込実行アプリケーションマスタに、前記計画グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを順に実行するステップと、前記生産計画データと前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記計画取込詳細定義マスタに定義されている前記計画テーブルの該当するアイテムに格納して計画取込を行うステップとを有する。
このように構成することで、複数のユーザに対して共通の計画取込プログラムを提供することができるので、ユーザの製造プロセスの違い等に合わせるためにプログラムをカスタマイズする必要がなくなる。
上記の発明の製造指図作成プログラムにおいて、前記指図グループIDと指図出力において実行されるアプリケーションを対応付ける指図出力実行アプリケーションマスタの定義を受け付けるステップと、前記指図グループIDとデータセットIDを対応づける指図出力定義マスタの定義を受け付けるステップと、指図データのデータアイテム名と、前記指図テーブルのカラム名を対応付ける指図出力詳細定義マスタの定義を受け付けるステップと、前記指図出力実行アプリケーションマスタに、前記指図グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを実行するステップと、前記指図テーブルの各カラムのデータと、前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記指図出力詳細定義マスタに定義されている前記指図データの該当するデータアイテムに格納するステップを有する。
このように構成することで、指図出力を行うプログラムを複数のユーザに対して共通化できるのでユーザの製造プロセスの違い等に合わせてプログラムをカスタマイズする必要が無くなる。
上記の発明の製造指図作成プログラムにおいて、前記指図展開詳細定義マスタは、前記指図テーブルの各カラムのデータとして、アプリケーションの実行結果のデータ、前記生産計画データのデータ、前記製造実行システムにより自動的に設定されるデータの何れのデータが格納されるかを示す格納データ区分データを有する。
このように構成することで、指図展開詳細定義マスタの格納データ区分データにより、指図テーブルの該当するアイテムに、生産計画データのデータを格納するか、アプリケーションの実行結果のデータを格納するか、システムが作成したデータを格納するかをシステムが判断できる。
本発明によれば、ユーザにより製造プロセス、製造方法等が異なる場合でも、共通のプログラムで製造指図を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態の製造実行システム(MES)の構成を示す図である。
実施の形態の製造実行システムは、ISO−S88に準拠しており、プロシジャ、ユニット、オペレーション、フェーズの4つの階層実績モデルを前提にしている。この実施の形態は、ISO−S88以外のシステムにも適用できる。
第1の実施の形態の製造実行システムは、上位システムから与えられる製造計画データに基づいて製品または部品の製造を指示する製造指図データを作成して下位システムに出力する機能を有している。
図1において、製造実行システムの製造指図作成部(製造指図作成装置)11は、計画取込部12と指図展開部13と指図出力部14を有する。
上位システムが、予め決められているフォルダに生産計画データ(以下、計画データと言う)を格納すると、計画取込部12が、予め定義されている計画取込系マスタテーブル15を参照して、計画グループIDと対応付けられている実行アプリケーション(例えば、計画取込処理(標準提供1/F))を実行する。そして、実行結果のデータを計画データベース18に格納する。
指図展開部13は、ユーザにより予め定義されている指図展開系マスタ17を参照して、計画グループIDと対応付けられている実行アプリケーション(例えば、指図展開処理)を順に実行する。そして、実行結果のデータを指図データベース18の指図テーブルに格納する。
この第1の実施の形態においては、製造指図作成部11で使用するプログラムとして汎用的なプログラム(標準提供I/F)を用意しておき、ユーザ毎に製造プロセス、製造工程、製造方法等が異なる場合でも、指図展開系マスタ17に対応関係を定義しておくことで汎用的なプログラムを使用できるようにしている。
指図出力部14は、ユーザにより予め定義された指図出力系マスタ19を参照して、指図グループと対応付けられている実行アプリケーション(例えば、指図出力処理など)を順に実行し、処理結果のデータを指図データとして出力する。
指図出力部14の処理結果のデータは、伝送機能及びデータ変換機能により伝送定義マスタ74及び伝送データ定義マスタ75(図3)の定義に従って、特定のデータ形式に変換され、他システムに出力される。
第1の実施の形態の製造実行システムは、計画取込系マスタ15、指図展開系マスタ17及び指図出力系マスタ19を、ユーザが個別に定義できるエンジニアリングツールを提供している。このようなエンジニアリングツールを提供することで、異なる製造工程、製造方法、製品品目を対象とする計画データから汎用的なプログラム(計画取込処理、指図展開処理等)を用いて製造指図データを自動的に生成することができる。
先ず、エンジニアリングツールを用いて計画取込系マスタ15、指図展開系マスタ17及び指図出力系マスタ19を定義するときの定義方法について図2〜図7を参照して説明する。
図2は、計画定義の説明図である。計画定義用のエンジニアリングツールにより、図2に示す計画取込定義画面31が表示される。計画取込定義画面31においては、ユーザは任意の計画グループに対して任意の計画テーブルを選択することができる。計画取込定義画面31には、全計画テーブル一覧が表示されるので、その一覧の中から特定の計画テーブルを選択する。選択された計画テーブルは計画グループID(計画データを特定するデ
ータ)と対応づけてグループ定義マスタ55(図3参照)に登録される(図2、(1))。
選択した計画テーブルの詳細は、別途、テーブル定義、レイアウト定義画面において定義される。また、計画グループは、系列/グループ登録画面において登録することができる。
次に、計画テーブルのデータの入力元となる伝送データを全伝送データ一覧から選択する。選択結果は計画グループIDと対応づけて計画取込定義マスタ56(図3)に登録される(図2、(2))。
次に、計画取込のユーザAP選択画面32を表示させ、表示されたユーザAP(アプリケーション)の中から計画取込時に実行されるユーザAPを選択する。選択されたユーザAPは計画グループIDと対応づけて、エンジン実行APマスタ54(図3)に登録される(図2、(3))。
図2のユーザAP選択画面32は、複数のユーザAPの中から計画取込処理(標準提供I/F)が実行APとして選択された状態を示している。
次に、格納データ選択画面33を表示させ、計画テーブルのカラムと伝送データのデータアイテムの対応関係を定義する。格納データ選択画面33で選択されたカラム名とデータアイテム名は、計画取込詳細定義マスタ57(図3)に計画テーブル名と対応づけて登録される(図2、(4))。
図3は、計画取込の伝送系マスタ20と計画取込系マスタ15の一例を示す図である。
計画取込の伝送系マスタ20は、伝送定義マスタテーブル51と伝送データ定義マスタテーブル52とからなる。
伝送定義マスタ51には、伝送先システムIDと、伝送先システムと、伝送区分と、送受信区分と、データ区分(例えば、計画)、フォルダ名を示すデータが登録される。
伝送データ定義マスタテーブル52には、伝送先システムIDと、データセットIDと、データセット名(例えば、計画1)と、ファイル名と、データ形式を示すデータが登録される。
計画取込系マスタ15は、図3に示す計画グループ伝送関連定義マスタテーブル53と、エンジン実行APマスタテーブル54(計画取込実行アプリケーションマスタに対応する)と、グループテーブル定義マスタテーブル55(計画テーブルマスタに対応する)と、計画取込定義マスタテーブル56と、計画取込詳細定義マスタテーブル57からなる。
計画グループ伝送関連定義マスタテーブル53には、伝送システムIDと計画グループIDが登録される。
エンジン実行APマスタテーブル54には、機能区分(例えば、計画)と、要求種別(例えば、取込)と、計画グループIDと、指図グループIDと、指図IDと、実行順と、実行アプリケーション(例えば、計画取込処理)を示すデータが登録される。
グループテーブル定義マスタテーブル55には、計画グループIDと計画テーブルのテーブル名が登録される。
計画取込定義マスタテーブル56には、伝送先システムIDと、データセットIDと、計画グループIDが登録される。
計画取込詳細定義マスタテーブル57には、計画テーブル名、カラム名、格納データ区
分(伝送、自動)と、データアイテム名等を示すデータが登録される。この計画取込詳細定義マスタ57により、計画テーブルの各カラムに格納されるデータと、受信する計画データの各カラムのデータの対応関係が定義される。
図4は、指図展開定義の説明図である。指図展開定義用のエンジニアリングツールにより、図4に示す指図展開定義画面34が表示される。この指図展開定義画面34においては、ユーザは指図グループと指図テーブルを関連付けることができる。指図展開定義画面34には、全指図テーブル一覧が表示されるので、ユーザはその一覧の中から特定の指図テーブルを選択することができる。選択された指図テーブルはそのとき選択されている指図グループIDと対応付けてグループテーブル定義マスタ62(図5)に登録される(図4、(5))。選択する指図テーブルの詳細は別途、テーブル定義画面、レイアウト定義画面により定義する。
この他に全計画テーブル一覧、全マスタテーブル一覧、全ビューデータ一覧を表示させることができ、それらの中から指図テーブルの入力元となる計画テーブル、マスタテーブル、ビューを選択する(図4、(6))。選択する計画テーブル、マスタテーブル、ビューの詳細は別途、テーブル定義画面、レイアウト定義画面により定義する。
次に、指図展開のユーザAP選択画面35を表示させ、指図展開時に実行されるユーザAPを選択する。選択されたユーザAPは指図グループIDと対応付けてエンジン実行APマスタ61(図5)に登録される(図4、(7))。
図4のユーザAP選択画面35は、ロットNo発番(標準提供I/F)、指図展開ロジック、計量回数更新、製造ワークフロー通知(標準提供I/F)の4つのユーザAPが、実行APとして選択された状態を示している。なお、ユーザAPの情報は別途ユーザAP登録画面において登録することができる。
次に、図4の格納データ選択画面36を表示させ、指図テーブルの各カラムに格納するデータを定義する。この結果は指図テーブル名と対応付けて指図展開詳細定義マスタ64(図5)に登録される(図4、(8))。
図5は、指図展開系マスタ17の一例を示す図である。指図展開系マスタ17は、エンジン実行APマスタ61(指図展開実行アプリケーションマスタに対応する)と、グループテーブル定義マスタテーブル62(指図テーブルマスタに対応する)と、指図展開定義マスタテーブル63と、指図展開詳細定義マスタテーブル64と、相関定義テーブル65と、部品マスタテーブル66と、製造方法マスタテーブル67とからなる。
エンジン実行APマスタ61は、図3のエンジン実行APマスタ34と同じデータ構成である。図5の例では、機能区分として「指図」、要求種別として「展開」が登録されている。
グループテーブル定義マスタ62には、グループIDとテーブル名を示すデータが登録される。図5の例では、指図グループID「SG1」と対応付けて「指図テーブル1」と「指図テーブル2」が登録されている。
指図展開定義マスタ63には、指図テーブル名と、指図IDと、指図グループIDを示すデータが登録される。図5の例では、指図テーブル名として「指図テーブル1」と「指図テーブル2」が登録されている。
指図展開詳細定義マスタ64には、指図テーブル名と、カラム名と、格納データ区分(
例えば、ユーザAP、自動、計画、マスタ)と、テーブル名と、実行APを示すデータが登録される。この指図展開詳細定義マスタ64により、指図テーブルの各カラムに格納するデータを定義することができる。
相関定義マスタ65には、参照元テーブル名と、参照元カラム名と、対象テーブル名と、対象カラム名を示すデータが登録される。この相関定義マスタ65により、指図展開詳細定義マスタ64の格納データ区分として「マスタ」が設定されているカラムのデータの参照先のテーブル名とカラム名を定義することができる。
部品マスタ66には、相関定義マスタ65で定義されている、品目と部品を示すデータが登録される。同様に、製造方法マスタ67には、相関定義マスタ65で定義されている、品目と製造方法と管理項目を示すデータが登録される。
次に、図6は、指図出力定義の説明図である。指図出力定義用のエンジニアリングツールにより、図6の指図出力定義画面37が表示される。この指図出力定義画面37において、ユーザが出力先の伝送先システムを指定して、指図グループ、指図テーブルを選択すると、選択結果は伝送先システムIDと対応付けて、図7の指図出力定義マスタ72に登録される(図6、(9))。
次に、格納データ選択画面38を表示させ、出力するデータを定義する。この定義結果は、伝送先システムID、指図テーブル名と対応付けて、図7の指図出力詳細定義マスタテーブル73に登録される(図6、(10))。この指図出力詳細定義マスタ73により、出力データである指図データのデータアイテム名と、指図テーブルのカラム名の対応関係と伝送先システムを定義することができる。
図7は、指図出力系マスタ19と指図出力の伝送系マスタ20の一例を示す図である。指図出力系マスタ19は、エンジン実行APマスタテーブル71と、指図出力定義マスタテーブル72と、指図出力詳細定義マスタテーブル73とからなる。指図出力の伝送系マスタ20は、伝送定義マスタテーブル74と、伝送データ定義マスタ75とからなる。
エンジン実行APマスタ71(指図出力実行アプリケーションマスタに対応する)は、指図グループ及び指図IDと実行アプリケーションを関連づけるテーブルであり、そのデータ構成は、図3及図5のエンジン実行APマスタ54及び61と同じである。このエンジン実行APマスタ71には、指図出力処理において、特定の指図IDに対して実行されるアプリケーションが登録される。
指図出力定義マスタ72には、指図グループIDと、指図IDと、伝送先システムIDと、データセットIDを示すデータが登録される。この指図出力定義マスタ72により、指図データの出力先を定義することができる。
指図出力詳細定義マスタ73には、伝送先システムIDと、データセットIDと、データアイテム名と、指図テーブル名と、カラム名とを示すデータが登録される。
伝送定義マスタ74及び伝送データ定義マスタ75は、図3の伝送定義マスタ51及び伝送データ定義マスタ52と同じデータ構成を有する。
図8は、エンジニアリングツールにより表示される系列/グループ登録画面を示す図である。
図8に示すように1つの計画グループに対して複数の指図グループ名と指図の登録画面が表示されるので、それらの中の任意の指図グループ及び指図名を選択することで、任意の計画グループに対して任意の指図グループと指図IDを登録することができる。
以上のようにして計画取込、指図展開、指図出力の各定義が行われた後の指図生成部11の計画取込処理、指図展開処理、指図出力処理について説明する。以下、図3に示す計画取込系マスタ15と、図5に示す指図展開系マスタ17と、図7に示す指図出力系マスタ19がユーザにより予め定義されていることを前提にして説明する。
最初に、計画取込部12の計画取込処理について説明する。上位システムから計画データが予め指定されたフォルダに入力されると、計画取込部12は、指定されたフォルダから計画データを取得する(ステップS11)。
次に、図3の計画グループ伝送関連定義マスタ53を参照して伝送先システムIDに対応する計画グループIDを取得し、計画取込要求キューを発行する(ステップS12)。
上記のステップS12の処理により、例えば、図9に示すような計画データ81を受信すると、計画取込部12は、計画グループ伝送関連定義マスタ53を参照して、伝送先システムID「RecvPlan01」に対応する計画グループID「P1」を取得し、機能区分「計画」、要求種別「取込」、計画グループID「P1」、ファイル名「D:RecvPlan01.csv」のデータからなる計画取込要求キュー82を発行する。
次に、計画取込要求キュー82と、エンジン実行APマスタ54を参照して、計画グループIDに対応付けて定義されている実行APを順に実行する(ステップS13)。
図3の例では、エンジン実行APマスタ54には、計画グループID「P1」と対応付けて、実行APとして「計画取込処理」が登録されているので、その「計画取込処理」が実行される。
次に、グループテーブルマスタ55、計画取込定義マスタ56及び計画取込詳細定義マスタ57を参照して、指定された計画テーブルに計画データ81の各項目のデータを格納する(ステップS14)。
上記のステップS14により、図3の計画取込詳細定義マスタ57の格納データ区分が「伝送」となっている計画テーブルのカラムには、計画データ81の対応するデータアイテムのデータが格納され、格納データ区分が「自動」となっているカラムには計画取込部12により自動的にデータが格納される。
図3の計画取込詳細定義マスタ57には、カラム名「計画管理No」の格納データ区分として「伝送」が定義されているので、上位システムから送信された、図9の計画データ81のデータアイテム名「計画管理No」のデータ「P0001」が、図9の計画テーブル1のカラム名「計画管理No」の欄に格納される。
また、計画取込詳細定義マスタ57のカラム名「計画グループID」の格納データ区分として「自動」が設定されているので、計画取込部12が、図9の計画テーブル83のカラム名「計画グループID」の欄に、図3のグループテーブル定義マスタ55に登録されている計画グループID「P1」を設定する。
上述したように計画グループ伝送関連定義マスタ53、エンジン実行APマスタ54、計画取込定義マスタ56、計画取込詳細定義マスタ57にユーザが、予めデータを定義しておき、計画取込プログラムがそれらのマスタを参照して処理を実行することで、ユーザ毎に異なる製造工程、製造方法、製品品目等の計画データを共通の計画取込プログラムで処理することが可能となる。
次に、指図展開部13により実行される指図展開処理について、図5と図10を参照し
て説明する。
指図展開画面を表示させた状態で、特定の計画グループを選択して指図展開ボタンが操作されると、指図展開部13は、選択された計画グループに対する指図展開要求キューを発行する(ステップS21)。
図10に示す指図展開要求キュー91には、機能区分、要求種別、計画グループID、計画管理Noの各データが格納される。
次に、指図展開要求キュー91の情報と、図5のエンジン実行APマスタ61を参照して、エンジン実行APマスタ61に登録されている実行APを順に実行する(ステップS22)。
図5のエンジン実行APマスタ61には、計画グループID「P1」及び指図グループID「SG1」と対応付けて実行APとして「指図展開処理」と「ワークフロー通知処理」が登録されているので、これの処理が順に実行される。図5の例では、「指図展開処理」の実行順が「1」、「ワークフロー通知処理」の実行順が「2」であるので、「指図展開処理」が先に実行される。
次に、グループテーブル定義マスタ62と、指図展開定義マスタ63と、指図展開詳細定義マスタ64と、図9の計画テーブル83を参照して指図テーブルにデータを格納する(ステップS23)。
図5のグループテーブル定義マスタ62には、指図グループID「SG1」と対応付けて「指図テーブル1」と「指図テーブル2」が登録されているので、計画テーブル83のデータを、図10に示す2つの指図テーブル1及び2に展開する。
指図テーブル1(指図テーブル92)、指図テーブル2(指図テーブル93)は、図10に示すように、ロットNo、指図グループID、指図ID、更新日時、更新者ID、開始日時、終了日時、品目、数量、部品番号、部品数量を示すデータで構成されている。
図5の指図展開詳細定義マスタ64において、格納データ区分として「マスタ」が設定されているカラムについては、相関定義マスタ65で関連付けられている対象テーブルの対象カラムのデータを、参照元テーブルの参照元カラムのデータとして格納する。
例えば、図5の指図展開詳細定義マスタ64の「指図テーブル1」の格納データ区分が「マスタ」で、相関定義マスタ65において、「計画テーブル1」のカラム名「品目」が、部品マスタ66のカラム名「品目」と関連付けられているので、「指図テーブル1」のカラム名「部品」のデータとして、「計画テーブル1」のカラム名「品目」のデータ「I0005」を参照元とし、部品マスタ66のカラム名「品目」のデータデータ「I0005」に対応するカラム名「部品」のデータ「B01」が格納される。
また、指図展開詳細定義マスタ64の格納データ区分が「ユーザAP」のカラムについては、登録されているユーザAPの実行結果のデータが、該当する指図テーブルの該当するカラムのデータとして格納される。
図5の指図展開詳細定義マスタ64の指図テーブル名「指図テーブル1」のカラム名「部品数量」の格納データ区分として「ユーザAP」が設定され、その実行APとして「部品数量計算処理」が登録されているので、部品数量計算処理の処理結果が、図10の指図テーブル1のカラム「部品数量」のデータとして格納される。
次に、指図出力部14により実行される指図出力処理について図7と図11を参照して
説明する。
例えば、Web画面上で指図展開された特定の指図がユーザにより選択され、指図出力ボタンが操作されると、指図出力部14により、選択された指図に対する指図出力要求キュー101(図11参照)が発行される(ステップS31)。
指図出力要求キュー101には、図11に示すように、機能区分、要求種別、指図グループID、指図ID、ロットNoの各データが格納される。
次に、指図出力要求キュー101の情報と、図7のエンジン実行APマスタ71を参照して、登録されている実行APを順に実行する(ステップS32)。
図7のエンジン実行APマスタ71には、指図ID「S1」と対応付けて実行AP「指図出力処理」が登録され、指図ID「S2」と対応づけて実行AP「指図出力処理」と「メール通知処理」が登録されている。
指図出力要求キュー101が発行されると、エンジン実行APマスタ71の機能区分が「指図」で、要求種別が「出力」である上記の実行APが順に実行される(ステップS33)。
次に、指図出力定義マスタ72と指図出力詳細定義マスタ73と、指図テーブルを参照して、指図データを作成する(ステップS34)。
指図データ1及び2(指図データ102及び103)は、図11に示すように、ロットNoと、開始日時と、終了日時と、品目と、数量と、部品番号と、部品数量を示すデータからなる。
図7の指図出力詳細定義マスタ73には、データセットID「DS_SendSashizu01」、「DS_SendSashizu02」のデータアイテム名と、指図テーブル1及び2のカラム名の対応関係が定義されている。この指図出力定義マスタ73の定義に従って、指図テーブル1及び2の各カラムのデータが、図11の指図データ1(指図データ102)及び指図データ2(指図データ103)の該当するカラムに格納される。
次に、図13は、上述した計画取込、指図展開、指図出力処理のデータの流れを示す図である。
上位システムが特定のフォルダに計画データ81を格納すると、計画取込部12により計画データ81が取得され、エンジン実行APマスタ54に登録されている実行APが指定された順序で実行される。さらに、取込詳細定義マスタ57に定義されているカラム名、格納データ区分、データアイテム名に基づいて計画テーブル1(計画テーブル83)が作成される。計画テーブル1の計画管理No、開始日時、終了日時、品目、数量の各カラムは格納データ区分として「伝送」が設定されているので、上位システムから受信した計画データ81の該当するカラムのデータが格納される。計画グループID、更新日時、更新者IDの各カラムは格納データ区分として「自動」が設定されているので、それらのカラムのデータは製造実行システムが設定する。
指図展開においては、エンジン実行APマスタ61に指図グループIDと対応付けて登録されている実行AP(例えば、指図展開処理、ワークフロー通知処理)が指定された順序で実行される。さらに、指図展開詳細定義マスタ64に定義されている各カラムの格納データ区分に従って、ユーザAPの実行結果のデータ、部品マスタ66、製造方法マスタ67の該当するカラムのデータが指図テーブル1及び2に格納される。格納データ区分として「自動」が設定されているカラムには、製造実行システムにより自動的にデータが設定される。
指図出力においては、エンジン実行APマスタ71に、指図IDと対応付けて登録されている実行AP(例えば、指図出力処理)が指定された順序で実行される。さらに、指図出力詳細定義マスタ73に定義されているデータセットIDのアイテム名と、指図テーブル1及び2のカラム名との対応関係に基づいて指図データ1及び2の該当するデータアイテムにデータを格納し、伝送先システムに指図データを送信することができる。
上述した第1の実施の形態によれば、ユーザにより製造工程、製造方法、製造品目等が異なる場合でも、計画取込系マスタ(エンジン実行APマスタ54、計画取込詳細定義マスタ57等)15、指図展開系マスタ(エンジン実行APマスタ61、指図展開詳細定義マスタ64など)17、指図出力系マスタ(指図出力定義マスタ72、指図出力詳細定義マスタ73など)19に個々のユーザがデータを登録し、また、それらマスタに定義されたデータを参照して実行できるようにプログラムを構成することで、共通のプログラムで計画取込、指図展開、指図出力を行うことができる。これにより、従来のように計画取込プログラム、指図展開プログラム、指図出力プログラム等をユーザ毎にカスタマイズする必要が無くなる。
次に、図13は、本発明の第2の実施の形態の製造実行システムの構成を示す図である。この第2の実施の形態は、製造プロセス、製造工程等の異なるシステムから与えられるイベントに対する処理、あるいは実績データを受信して他のシステムにその実績データを送信する処理を、汎用的なプログラムを用いて実現できるようにしたものである。
ワークフロー作成部111は、イベント管理部112とアクション管理部113と実績管理部114とからなる。
イベント管理部112は、自システムまたは他のシステムから受信するイベントに対してイベント系マスタテーブル121を参照してイベント受信後処理、イベント振分処理、イベント送信処理等を実行する。処理結果のデータはイベントデータベース122に格納される。
アクション管理部113は、イベント管理部112で振り分けられたイベントに対する処理をアクション系マスタテーブル123を参照して実行する。アクション起動条件が成立したときには、予め定義されているアクション実行AP(アプリケーション)を起動する。処理結果のデータはアクションデータベース124に格納される。
実績管理部114は、他のシステムから受信する実績データに対して実績データ取込後処理を実行し、処理結果を実績データベース125に格納する。また、実績系マスタテーブル126を参照して実績データを他のシステムに送信する。
第2の実施の形態の製造実行システムは、イベント振分後のタイミングで実行するアプリケーション、イベント取得時に起動するアクション処理等をユーザが予め個別に定義するためのエンジニアリングツールを提供している。
図14は、イベント定義用のエンジニアリングツールにより表示されるイベント定義画面131を示す図である。
図14に示すイベント定義画面131では、イベントID、イベント名、そのイベントが、プロシジャ、ユニット、オペレーション、フェーズの何れであるかを示すバッチレベル、イベントIDと紐付ける実績データを登録することができる。別のイベント定義画面において、イベント振分先、イベント送信先、イベント振分前、振分後に実行するユーザAPを登録することができる。登録されたデータは、イベント系マスタ121に格納される。
図15は、エンジニアリングツールにより表示されるイベント体系定義画面132を示す図である。
イベント体系定義画面132において、例えば、特定のユニットIDを選択すると、階層イベント選択画面133が表示される。この階層イベント選択画面133においては、親イベントに対して子イベントを追加することができる。図15は、イベントID「EVENT01」に対してイベント名「ユニット01」の子イベントを追加する場合の例である。このイベント体系定義画面132の定義結果は、イベント系定義マスタ121に登録される。
図16は、エンジニアリングツールにより表示されるアクション定義画面134を示す図である。
アクション定義画面134においては、イベント取得時に起動するアクション処理を定義することができる。このアクション定義画面134の定義結果は、アクション系マスタ123に登録される。
図17は、エンジニアリングツールにより表示されるアクション起動ルール定義画面135を示す図である。
アクション起動ルール定義画面135においては、選択したアクションに対する起動条件を定義することができる。アクション起動ルール定義画面135において、任意のアクションを選択するとアクション起動ルール詳細定義画面136が表示される。この画面においては、起動ルール、起動ルールを満たしたときに起動させるユーザAP等を登録することができる。このアクション起動ルール定義画面135の定義結果は、アクション系マスタ123に登録される。
図18は、エンジニアリングツールにより表示される親工程/工程登録画面137、138を示す図である。
図18に示す親工程/工程登録画面137は、工程を登録する場合の表示例であり、親工程/工程登録画面138は、設備を登録する場合の表示例である。登録結果は、アクション系マスタ123に登録される。
図19は、エンジニアリングツールにより表示される実績取込定義画面139を示す図である。
実績取込定義画面139において、例えば、実績テーブル01の特定のカラムの格納データの欄をクリックすると、格納データ選択画面140が表示される。格納データ選択画面140には、登録してある伝送データのアイテム名の一覧が表示されるので、任意のアイテム名を選択して登録することができる。登録結果は、実績系マスタ126に登録される。
以上のようにしてイベント定義、アクション定義、実績取込定義等が行われた後のワークフロー作成部111の処理動作を説明する。
最初に、伝送機能、データ変換機能と、イベント管理部112の処理動作を、図20〜図22を参照して説明する。伝送機能、データ変換機能、イベント管理部112は、例えば、プログラムモジュールとして実現している。
伝送機能は、他システムからイベントを受信すると、あるいは指図作成部11からイベントを受信すると、受信イベントキュー161(図21)を作成しイベント受信後処理に渡す。データ変換機能は、図20の伝送定義マスタテーブル151、伝送データ定義マスタテーブル152を参照して、指定されたフォルダに指定されたデータ形式のデータを格納する。
イベント管理部112は、最初に以下のイベント受信後処理を実行する。
指定されたフォルダから受信イベントデータ162を取得し、受信イベントデータ162のイベントIDをキーにしてイベント受信後実行APマスタテーブル154(図20)をサーチし、登録前後区分が「前」のデータが存在するか否かを判定する(ステップS111)。
登録前後区分が「前」のデータが存在する場合には、実行APのカラムに登録されているアプリケーションを実行する(ステップS112)。
図20は、イベント系マスタテーブル121の一例を示す図である。イベント系マスタ121は、伝送定義マスタテーブル151と、伝送データ定義マスタテーブル152と、イベント定義マスタテーブル153と、イベント受信後実行APマスタテーブル154と、イベント振分先マスタテーブル155と、イベント送信先マスタテーブル156とからなる。
伝送定義マスタ151と伝送データ定義マスタ152の構成は、図3の伝送定義マスタ51及び伝送データ定義マスタ52と同じである。
イベント定義マスタ153には、イベントIDと、イベント名と、バッチレベルと、プロシジャIDと、装置IDと、親イベントIDが登録されている。
図20の例では、イベントID「UNIT1」の親イベントが「PROC1」であることが登録されている。
イベント受信後実行APマスタ154には、イベントIDと、登録前後区分と、起動順と、実行APを示すデータが登録される。
イベント振分先マスタ155には、イベントIDと、振分先を示すデータが登録されている。
図20の例では、イベントID「PROC3」のイベントの振分先が「アクション受信」であり、イベントID「PROC1」のイベントの振分先が「イベント送信」であることが登録されている。このイベント振分先マスタ155で振分先を定義することで、受信したイベントに対してアクション処理を行うか、イベント送信処理を行うか指定することができる。
イベント送信先マスタ156には、イベントIDと、伝送先システムIDを示すデータが登録される。
上記のステップS111及びS112の処理は、例えば、受信イベントデータ162のイベントIDが「PROC3」の場合に、イベントID「PROC3」をキーにして、図20のイベント受信後実行APマスタ154をサーチして、登録前後区分が「前」のデータが存在するか否かを判定する。この場合、イベント受信後実行APマスタ154には、イベントID「PROC3」と対応付けて、登録前後区分が「前」の実行APとして「アプリ1」と「アプリ2」が登録されており、それらの起動順序が「アプリ1」が先であるので、「アプリ1」を実行した後、「アプリ2」を実行する。
次に、イベント振分前キュー163を作成してイベント振分処理に渡す(ステップS113)。
次に、イベント管理部112は、以下のイベント振分処理を実行する。
イベント振分前キュー163の該当するカラムのデータをイベント履歴管理テーブル164(図22)に格納する(ステップS121)。
図21に示すようなイベント振分前キュー163が作成された場合に、上記のステップS121の処理により、図22に示すイベント履歴管理テーブル164には、イベント振
分前キュー163のデータに基づいてイベントIDと、バッチレベルと、プロシジャIDと、装置IDと、ロットNoと、開始日時、終了日時と、登録日時を示すデータが格納される。
次に、受信イベントデータ162のイベントIDをキーにしてイベント受信後実行APマスタ154をサーチし、登録前後区分が「後」のデータが存在するか否かを判定する(ステップS122)。
登録前後区分が「後」のデータが存在する場合には、イベント受信後実行APマスタ154の実行APに登録されている区分が「後」のアプリケーションを実行する(ステップS123)。
図21に示すようにイベント振分前キュー163のイベントIDが「PROC3」の場合に、上記のステップS122の処理により、イベントID「PROC3」をキーとしてイベント受信後実行APマスタ154がサーチされ、登録前後区分が「後」のデータが存在するか否かが判定される。この場合、登録前後区分が「後」の実行APとして「アプリ3」が登録されているので、ステップ123において、「アプリ3」が実行される。
次に、イベント振分前キュー163で指定されるイベントIDが、イベント振り替え先マスタ155に登録されているか否かを判定する(ステップS124)。
該当するイベントIDがイベント振分先マスタ155に登録されている場合には、振分先が「アクション受信」、「イベント送信」の何れかを判定する(ステップS125)。
振分先が「アクション受信」のときには、受信アクションキュー165を作成し、振分先が「イベント送信」のときには、イベント送信前キュー166を作成する(ステップS126)。
上記のステップS126の処理により、図22に示す受信アクションキュー165と、イベント送信前キュー166が作成される。
図22に示すように、受信アクションキュー165には、イベントID、バッチレベル、プロシジャID、ロットNo、バッチNo、アクションの開始日時、終了日時を示すデータが格納される。また、イベント送信前キュー166にも受信アクションキュー165と同様なデータが格納される。
次に、イベント管理部112は、以下のイベント送信処理を実行する。
イベント送信前キュー166を読み込み、イベント送信前キュー166のイベントIDをキーとしてイベント送信先マスタ156をサーチして該当する伝送先システムIDを取得する(ステップS131)。
次に、伝送定義マスタ151に定義されているフォルダに送信イベントデータ167(図22参照)を送信する(ステップS132)。
図22に示すように、送信イベントデータ167は、イベントID、バッチレベル、プロシジャID、装置ID、ロットNo、バッチNo、開始日時、終了日時を示すデータからなる。
上記のステップS131の処理により、図22に示すようなイベント送信先マスタ156をサーチして伝送先システムID「「SendEvent01」が取得される。取得した伝送先システムIDをキーとして伝送定義マスタ151と伝送データ定義マスタ152をサーチして伝送先フォルダ名「F:SendEVENT」とファイル名「EVENT.CSV」を取得する。そして、取得した伝送先フォルダに、図22の送信イベントデータ167をファイル名「EVENT.CS
V」として格納する。
次に、アクション管理部113の処理動作を、図23〜図25を参照して説明する。
アクション系マスタ123は、図23に示すアクション起動APマスタテーブル171と、アクション起動条件マスタテーブル172と、項目チェックマスタテーブル173からなる。
アクション起動APマスタ171には、ルールNo、アクション名、アクション実行APを示すデータが登録されている。アクション起動条件マスタテーブル172には、ルールNo、横通番(AND条件)、縦通番(OR条件)、イベントID、開始終了区分、EXIT実行APを示すデータが登録される。
項目チエックマスタ173には、ルールNo、ルールNo横通番、ルールNo縦通番、項目名、符号区分、値を示すデータが登録される。
アクション起動条件マスタ171は、ルールの成立条件と、ルールが成立したときに実行するアプリケーションを定義するためのテーブルである。図23のアクション起動条件マスタ172には、ルール1のイベントID「UNIT2a」と「UNIT2b」の開始終了区分として「開始」が設定され、それらの横通番(AND条件)として連番「1」、「2」が設定され、縦通番(OR条件)として同じ番号「1」が設定されている。イベントID[UNIT2a」と「UNIT2b」のAND条件として通番が設定され、OR条件として同じ番号が設定されているので、AND条件を満たすとき、つまり両方の開始イベントを受信したとき、ルール1の条件の1つが成立することになる。
また、図23のアクション起動条件マスタ171には、ルール1のイベントID「UNIT2a」と「UNIT2b」の開始終了区分として「終了」が設定され、それらのAND条件として「1」と「2」が、OR条件として両方とも「2」が設定されているので、イベントID「UNIT2a」と「UNIT2b」の両方の終了イベントを受信したときルール1の条件の1つが成立することになる。
そして、上記のルール1の終了条件が成立したとき、図23のアクション起動APマスタ171にルール1と対応づけて定義されている「アクションAP1」が起動される。
図23のアクション起動条件マスタ171のルール2の成立条件は、「PROC3」の終了イベントを受信したときであるが、EXIT実行APとして項目チェックAPが登録されているので、項目チェックAPの結果が成立したとき条件が成立する。
アクション管理部113は、イベント振分処理で作成される受信アクションキュー181(図24)を読み込みイベントIDを取得する(ステップS141)。
次に、アクション起動条件マスタテーブル172(図23)を参照してイベントIDと対応付けて登録されているデータを取得し、ルールが成立したか否かを判定すると共に、アクション起動管理テーブル182(図24)を作成する(ステップS142)。
ここで、アクション管理113の処理動作を、図24に示すイベントID「UNIT2a」の開始イベントと、イベントID「UNIT2b」の開始イベントを受信した場合について説明する。
図23のアクション起動条件マスタ172には、「ルール1」の成立条件が、イベントID「UNIT2a」とイベントID「UNIT2b」の両方の開始イベントを受信したとき、または両方の終了イベントを受信したときであることが定義されている。
図24に示すイベントID「UNIT2a」の受信アクションキュー181を受信する
と、アクション管理部113は、アクション起動管理テーブル182に、受信アクションキュー181のデータと、開始終了区分として「開始」、条件状態として「成立」を示すデータを格納する。
次に、図24に示すイベントID「UNIT2b」の受信アクションキュー183を受信すると、図25に示すようにアクション起動管理テーブル184に、受信アクションキュー183のデータを追加し、開始終了区分として「開始」、条件状態として「成立」を示すデータを格納する。
この段階では、イベント「UNIT2a」と「UNIT2b」の2つの開始イベントを受信したので、アクション起動条件マスタ172の「ルール1」の条件が成立する。ルール1の条件が成立したので、アクション管理部113はアクション起動APマスタ171に「ルール1」と対応づけて登録されている「アクションAP1」を実行する。
ルール1の条件が成立してアプリケーションが実行されると、図25に示すようにアクション管理テーブル185のイベントID「UNIT2a」、「UNIT2b」の条件状態が「実行完了」に書き換えられる。
次に、実績管理部114における実績データ取込後処理と実績データ送信処理について図26〜図28を参照して説明する。
実績系マスタ126は、図26に示す伝送定義マスタテーブル191と、伝送データ定義マスタテーブル192と、実績受信管理マスタテーブル193と、実績データ項目マスタテーブル194と、図27の実績送信先マスタテーブル195と、実績送信先詳細定義マスタテーブル196とからなる。
伝送定義マスタ191と伝送データ定義マスタ192のデータ構成は、図20の伝送定義マスタ151と伝送データ定義マスタ152と同じである。
実績受信管理マスタ193には、データセットID、イベントID、実績履歴管理テーブル名を示すデータが登録される。
実績データ項目マスタ194には、実績テーブル名、カラム名、格納データ区分、送信実績データ206(図29)のデータアイテム名を示すデータが登録される。
実績管理部114は、他システムから実績データ201(図28)を受信すると、受信実績キュー202(図28)を作成して実績データ取込後処理に渡す(ステップS151)。
実績データ取込後処理は以下の処理からなる。受信実績キュー202のデータセットIDをキーとして実績受信管理マスタ193をサーチして実績履歴管理テーブル名とイベントIDを取得する(ステップS152)。
次に、取得したイベントIDと受信実績キュー202のデータ(ロットNo、バッチNoなど)をキーとしてイベント履歴管理テーブル164をサーチしてイベントデータを取得する(ステップS153)。イベント管理テーブル164は、イベント振分処理で作成されるテーブルであり、図22のイベント管理テーブル164と同じものである。
取得したデータと受信実績データ201と実績データ項目マスタ194を参照して、実績履歴管理テーブル204の該当するデータアイテムに取得したデータを格納し、さらに実績送信前キュー205を作成する(ステップS154)。
次に、実績管理部114は、以下の実績データ送信処理を実行する。
実績送信前キュー205のイベントIDをキーにして実績履歴管理テーブル204をサーチして該当するデータを取得する(ステップS161)。
次に、実績送信前キュー205のデータセットID、イベントIDをキーにして実績送信先マスタ195(図27)をサーチして伝送先システムIDを取得する(ステップS162)。
次に、伝送先システムIDとデータセットIDをキーにして実績送信先詳細定義マスタ196をサーチし、データアイテム名と実績テーブル名とカラム名を取得して送信実績データ206の各データアイテムに、実績履歴管理テーブル204の該当するデータを格納する(ステップS163)。
上記のステップS163の処理により、図27の実績送信詳細定義マスタ196のデータアイテム名の欄に登録されている「データセットID」、「イベントID」、「ロットNo」・・・が、図29の送信実績データ206のデータアイテム名として設定され、各データアイテムに、実績履歴管理テーブル204の「PROC3実績」の該当するカラムのデータが格納される。
図30は、下位システムからイベントを受信してワークフローを作成するときの処理の流れを示す図である。
下位システム(他システム)からイベント、例えば、イベントID「UNIT2a」と「UNIT2b」の開始イベントを受信したとき、イベント管理部112は、図23のアクション起動条件マスタ172を参照してルール1の条件の1つが成立したか否かを判定する。条件が成立した場合には、図23のアクション起動APマスタ171を参照して、ルール1の起動アクションである「アクションAP1」を起動する。
また、イベントID「UNIT2a」と「UNIT2b」の終了イベントを受信したとき、イベント管理部112は、アクション起動条件マスタ172を参照してルール1の条件が成立したか否かを判定する。ルール1の条件が成立した場合には、アクション起動APマスタ171を参照して、ルール1の起動アクションである「アクションAP1」を起動する。
また、データセットID「PROC3」の実績データを受信した場合には、実績管理部114は、図26の実績受信管理マスタ193を参照して、データセットIDと対応付けられている実績履歴管理テーブル名「PROC3実績」を取得する。そして、実績送信詳細定義マスタ196を参照して、実績履歴管理テーブル「PROC3実績」204の各カラムのデータを取得し、図29の送信実績データ206の対応するデータアイテムにデータを格納する。この送信実績データ206を、伝送定義マスタ191で定義されているフォルダに格納することでイベントID「PRPC3」の実績データの他システムへの送信が完了する。
上述した第2の実施の形態によれば、アクション系マスタ123(アクション起動条件マスタ172、アックション起動APマスタ171等)に予めアクションの起動条件、起動条件が成立したときに実行するアクションプログラムなどを登録しておくことで、ユーザにより異なる製造方法、製造工程の生産システムから発生するイベントに対して共通のイベント処理プログラム、イベント振分処理プログラム、アクション処理プログラムを使用することができ、プログラムをユーザ毎にカスタマイズする必要が無くなる。
また、実績系マスタ126(実績受信管理マスタ193、実績データ項目マスタ194など)に予め必要なデータ(実績履歴管理テーブル名、実績履歴管理テーブルのカラムと
送信実績データのデータアイテムとの対応付け)を登録しておくことで、ユーザ毎に異なる仕様の実績データに対して共通の処理プログラム(例えば、実績データ取込後処理プログラム、実績データ送信プログラム)を使用することができ、プログラムをユーザ毎にカスタマイズする必要が無くなる。
なお、製造実行システムが、上述した第1の実施の形態の製造指図作成プログラムと、第2の実施の形態のワークフロー作成プログラムの両方を備えるようにしても良い。
マスタテーブルのデータ構成は、実施の形態に述べたものに限らず、特定のマスタテーブルの一部、あるいは全部を他のマスタテーブルと統合しても良い。また、マスタテーブルのデータ構成は、実施の形態に示したものに限らず、プログラムを共通化できるような構造であれば任意のデータ構成で良い。
第1の実施の形態の製造実行システムの構成を示す図である。 計画取込定義の説明図である。 伝送系マスタと計画取込系マスタを示す図である。 指図展開定義の説明図である。 指図展開系マスタを示す図である。 指図出力定義の説明図である。 指図出力系マスタを示す図である。 系列/グループ登録画面を示す図である。 計画データと計画取込要求キューと計画テーブルを示す図である。 指図展開キューと指図テーブルを示す図である。 指図出力要求キューと指図データを示す図である。 計画取込、指図展開、指図出力処理のデータの流れを示す図である。 第2の実施の形態の製造実行システムの構成を示す図である。 イベント定義画面を示す図である。 イベント体系定義画面を示す図である。 アクション定義画面を示す図である。 アクション起動ルール定義画面を示す図である。 親工程/工程登録画面を示す図である。 実績取込定義画面を示す図である。 イベント系マスタを示す図である。 受信イベントデータとイベント振分キューを示す図である。 イベント履歴管理テーブルと受信アクションキューを示す図である。 アクション起動APマスタとアクション起動条件マスタを示す図である。 受信アクションキューとアクション起動管理テーブルを示す図である。 アクション起動管理テーブルを示す図である。 実績受信管理マスタと実績項目マスタを示す図である。 実績送信マスタと実績送信詳細定義マスタを示す図である。 受信実績キューと実績履歴管理テーブルを示す図である。 送信実績データを示す図である。 ワークフローを作成するときの処理の流れを示す図である。
符号の説明
11 指図生成部
12 計画取込部
13 指図展開部
14 指図出力部
15 計画取込系マスタテーブル
16 計画データベース
17 指図展開系マスタテーブル
18 指図データベース
19 指図出力系マスタ
20 伝送系マスタテーブル
111 ワークフロー作成部
112 イベント管理部
113 アクション管理部
114 実績管理部
121 イベント系マスタテーブル
123 アクション系マスタテーブル
126 実績系マスタテーブル

Claims (8)

  1. 部品または製品の生産を実行する製造実行システムにおける製造指図を行うプログラムであって、
    部品または製品の生産計画データを特定する計画グループIDと指図グループIDを対応付ける指図展開定義マスタの定義を受け付けるステップと、
    前記指図グループIDと、指図展開において実行されるアプリケーションを対応付ける指図展開実行アプリケーションマスタの定義を受け付けるステップと、
    前記指図グループIDと指図テーブルを対応づける指図テーブルマスタの定義を受け付けるステップと、
    前記指図テーブルの複数のカラムと、各カラムに格納するデータを対応付ける指図展開詳細定義マスタの定義を受け付けるステップと、
    前記指図展開定義マスタを参照して前記計画グループIDに対応する指図グループIDを取得するステップと、
    前記指図展開実行アプリケーションマスタに、取得した指図グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを順に実行するステップと、
    前記生産計画データから得られるデータと前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記指図展開詳細定義マスタに定義されている前記指図テーブルの該当するカラムに格納して指図展開を行うステップを、コンピュータに実行させる製造指図作成プログラム。
  2. 前記計画グループIDと計画取込において実行されるアプリケーションを対応付ける計画取込実行アプリケーションマスタの定義を受け付けるステップと、
    前記計画グループIDと計画テーブルを対応付ける計画テーブル定義マスタの定義を受け付けるステップと、
    前記計画テーブルのカラム名と、前記生産計画データのデータアイテム名を対応付ける計画取込詳細定義マスタの定義を受け付けるステップと、
    前記計画取込実行アプリケーションマスタに、前記計画グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを順に実行するステップと、
    前記生産計画データと前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記計画取込詳細定義マスタに定義されている前記計画テーブルの該当するアイテムに格納して計画取込を行うステップとを有する請求項1記載の製造指図作成プログラム。
  3. 前記指図グループIDと指図出力において実行されるアプリケーションを対応付ける指図出力実行アプリケーションマスタの定義を受け付けるステップと、
    前記指図グループIDとデータセットIDを対応づける指図出力定義マスタの定義を受け付けるステップと、
    指図データのデータアイテム名と、前記指図テーブルのカラム名を対応付ける指図出力詳細定義マスタの定義を受け付けるステップと、
    前記指図出力実行アプリケーションマスタに、前記指図グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを実行するステップと、
    前記指図テーブルの各カラムのデータと、前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記指図出力詳細定義マスタに定義されている前記指図データの該当するデータアイテムに格納するステップを有する請求項2記載の製造指図作成プログラム。
  4. 前記指図展開詳細定義マスタは、前記指図テーブルの各カラムのデータとして、アプリケーションの実行結果のデータ、前記生産計画データのデータ、前記製造実行システムにより自動的に設定されるデータの何れのデータが格納されるかを示す格納データ区分データを有する請求項1記載の製造指図作成プログラム。
  5. 部品または製品の生産を実行する製造実行システムにおいて、製造指図を行う製造指図
    作成装置であって、
    部品または製品の生産計画データを特定する計画グループIDと指図グループIDを対応付ける指図展開定義マスタの定義を受け付ける指図展開定義マスタ作成手段と、
    前記指図グループIDと、指図展開において実行されるアプリケーションを対応付ける指図展開実行アプリケーションマスタの定義を受け付ける指図展開実行アプリケーションマスタ作成手段と、
    前記指図グループIDと指図テーブルを対応づける指図テーブルマスタの定義を受け付ける指図テーブルマスタ作成手段と、
    前記指図テーブルの複数のカラムと、各カラムに格納するデータを対応付ける指図展開詳細定義マスタの定義を受け付ける指図展開詳細定義マスタ作成手段と、
    前記指図展開定義マスタを参照して前記計画グループIDに対応する指図グループIDを取得する取得手段と、
    前記指図展開実行アプリケーションマスタに、取得した指図グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを順に実行する実行手段と、
    前記生産計画データと前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記指図展開詳細定義マスタに定義されている前記指図テーブルの該当するカラムに格納して指図展開を行う指図展開手段とを備える製造指図作成装置。
  6. 前記計画グループIDと、計画取込において実行されるアプリケーションを対応付ける計画取込実行アプリケーションマスタの定義を受け付ける計画取込実行アプリケーションマスタ作成手段と、
    前記計画グループIDと計画テーブルを対応付ける計画テーブル定義マスタの定義を受け付ける計画テーブル定義マスタ作成手段と、
    前記計画テーブルのカラム名と、各カラムに格納するデータを対応付ける計画取込詳細定義マスタの定義を受け付ける計画取込詳細定義マスタ作成手段と、
    前記計画取込実行アプリケーションマスタに、前記計画グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを順に実行する実行手段と、
    前記生産計画データと前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記計画取込詳細定義マスタに定義されている前記計画テーブルの該当するカラムに格納する計画取込手段を有する請求項5記載の製造指図作成装置。
  7. 前記指図グループIDと、指図出力において実行されるアプリケーションを対応付ける指図出力実行アプリケーションマスタの定義を受け付ける指図出力実行アプリケーションマスタ作成手段と、
    前記指図グループIDとデータセットIDを対応づける指図出力定義マスタの定義を受け付ける指図出力定義マスタ作成手段と、
    指図データのデータアイテム名と、前記指図テーブルのカラム名を対応付ける指図出力詳細定義マスタの定義を受け付ける指図出力詳細定義マスタ作成手段と、
    前記指図出力実行アプリケーションマスタに前記指図グループIDと対応付けて登録されているアプリケーションを実行する実行手段と、
    前記指図テーブルの各カラムのデータと前記アプリケーションの実行結果のデータを、前記指図出力詳細定義マスタに定義されている前記指図データの該当するデータアイテムに格納する指図出力手段を有する請求項6記載の製造指図作成装置。
  8. 前記指図展開詳細定義マスタは、前記指図テーブルの各カラムのデータとして、アプリケーションの実行結果のデータ、前記生産計画データのデータ、前記製造実行システムにより自動的に設定されるデータの何れのデータが格納されるかを示す格納データ区分データを有する請求項5記載の製造指図作成装置。
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