JP2002328984A - 情報提供方法及び情報提供システム - Google Patents

情報提供方法及び情報提供システム

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JP2002328984A
JP2002328984A JP2001129818A JP2001129818A JP2002328984A JP 2002328984 A JP2002328984 A JP 2002328984A JP 2001129818 A JP2001129818 A JP 2001129818A JP 2001129818 A JP2001129818 A JP 2001129818A JP 2002328984 A JP2002328984 A JP 2002328984A
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JP2001129818A
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Masaki Kanayama
雅樹 金山
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Sumitronics Asia Holding Pte Ltd
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Sumitronics Corp
Sumitronics Asia Holding Pte Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品流通市場において、複数の生産者及び複
数の供給者を対象として、時系列的な部品流通に関する
情報をリアルタイムに提供する。 【解決手段】 部品の在庫状況を管理するとともに複数
の生産者からの生産計画情報及び時系列的な複数の供給
者からの供給計画情報を受信待ちし(102、104、106)、何
れかの生産者から生産計画情報若しくは何れかの供給者
から供給計画情報を受信した場合又は部品在庫状況が変
動した場合、生産計画情報、供給計画情報、部品の在庫
状況、各生産者に関する引当予約の優先順位及び各供給
者に関する引当予約の優先順位に基づいて在庫から部品
の引当予約を行うことで、各供給者が供給すべき部品の
時系列的な所要量を算出し(112)、算出した部品の所要
量及び在庫の引当予約状況を含む時系列的な部品流通に
関する情報を複数の生産者及び複数の供給者に提供する
(114)。その後、102〜114の処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供方法及び
情報提供システムに係り、より詳しくは、部品を供給す
る複数の供給者からの部品を一旦在庫として保管し、部
品から構成される工業製品を生産する複数の生産者に前
記保管した部品を供給する仲介業務において、複数の供
給者及び複数の生産者に部品流通に関する情報を提供す
る情報提供方法及び情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電気製品を初めとする各種工業製品のエ
ンドユーザーマーケットの需要は時々刻々変化するた
め、工業製品を生産する生産者は当該需要に適合するよ
うに生産計画を策定・修正する必要がある。一方、各種
工業製品は多数の部品より構成されている。このため、
生産者は、エンドユーザーマーケットの需要に応じて変
動する生産計画に合わせ、その生産に必要とされるさま
ざまな種類の部品をもれなく、適切なタイミング(いわ
ゆるジャスト・イン・タイム)で調達する必要がある。
【0003】一方、今日の部品流通市場の複雑化によ
り、同一の部品でもそれを供給する供給者は複数存在
し、また、各供給者毎に供給計画が異なるというのが現
状である。
【0004】このような業界事情より、部品を供給する
複数の供給者からの部品を一旦在庫として保管し、保管
した部品を複数の生産者に供給する仲介者においては、
まさに、自己の在庫のみならず複数の生産者の生産計画
及び複数の供給者の供給計画も考慮しながら、時系列的
に各種部品の適正な調達所要量を算出して生産者及び供
給者に情報提供し、それに基づいて供給者による適切な
タイミングでの部品供給及び生産者による適切なタイミ
ングでの部品調達を可能とし、部品流通市場全体での流
通の円滑化を実現できる情報提供システムが待望されて
いた。
【0005】このため、従来から、部品等の調達所要量
の算出・情報提供の技術(特開2000―163497
号公報等)や、代替部品の存在も考慮した部品等の引き
当てや調達所要量の算出等の技術(特開平6―2030
54号公報等)が多数提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
生産者や複数の供給者の存在を考慮して部品等の調達所
要量を算出し情報提供する技術は提案されていない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたものであり、部品流通市場において、複数の生産者
及び複数の供給者を対象として、時系列的な部品流通に
関する情報をリアルタイムに提供することができる情報
提供方法及び情報提供システムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る情報提供方法は、部品を供給する複数
の供給者からの部品を一旦在庫として保管し、前記部品
から構成される工業製品を生産する複数の生産者に前記
保管した部品を供給する仲介業務において、前記複数の
供給者及び前記複数の生産者に部品流通に関する情報を
提供する情報提供方法であって、部品の在庫状況を管理
するとともに、時系列的な複数の生産者からの生産計画
情報及び時系列的な複数の供給者からの供給計画情報を
受信待ちする第1の工程と、何れか一の生産者からの生
産計画情報若しくは何れか一の供給者からの供給計画情
報を受信した場合、又は部品の在庫状況が変動した場合
に、生産計画情報、供給計画情報、部品の在庫状況、各
生産者に関する引当予約の優先順位、及び各供給者に関
する引当予約の優先順位に基づいて在庫から部品の引当
予約を行うことで、各供給者が供給すべき部品の時系列
的な所要量を算出する第2の工程と、複数の生産者から
の生産計画、複数の供給者からの供給計画、各供給者が
供給すべき部品の所要量及び在庫の引当予約状況を含む
時系列的な部品流通に関する情報を、複数の生産者及び
複数の供給者に提供する第3の工程と、を繰り返し実行
することを特徴とする。
【0009】このような本発明に係る情報配信方法で
は、第1の工程において、部品の在庫状況を管理すると
ともに、時系列的な複数の生産者からの生産計画情報及
び時系列的な複数の供給者からの供給計画情報を受信待
ちする。
【0010】そして、何れか一の生産者からの生産計画
情報若しくは何れか一の供給者からの供給計画情報を受
信した場合、又は部品の在庫状況が変動した場合に、第
2の工程において、生産計画情報、供給計画情報、部品
の在庫状況、各生産者に関する引当予約の優先順位、及
び各供給者に関する引当予約の優先順位に基づいて在庫
から部品の引当予約を行うことで、各供給者が供給すべ
き部品の時系列的な所要量を算出する。これにより、時
々刻々と変動する生産計画情報、供給計画情報、部品の
在庫状況に応じて、当該時点で最適とされる各供給者毎
の部品の時系列的な所要量を算出することができる。
【0011】さらに、第3の工程において、複数の生産
者からの生産計画、複数の供給者からの供給計画、各供
給者が供給すべき部品の所要量、及び在庫の引当予約状
況を含む時系列的な部品流通に関する情報を、複数の生
産者及び複数の供給者に提供する。これにより、複数の
生産者は、供給計画、各供給者が供給すべき部品の所要
量、及び在庫の引当予約状況を含む時系列的な部品流通
に関する情報をリアルタイムに入手することができ、最
新情報に基づく適正な生産計画を策定することができ
る。また、複数の供給者は、生産計画、各供給者が供給
すべき部品の所要量、及び在庫の引当予約状況を含む時
系列的な部品流通に関する情報をリアルタイムに入手す
ることができ、最新情報に基づく適正な供給計画を策定
することができる。
【0012】本発明は、上記第1〜第3の工程を繰り返
し実行することを最大の特徴とし、時々刻々と変動する
部品流通市場において、複数の生産者及び複数の供給者
を対象として、時系列的な部品流通に関する情報をリア
ルタイムに提供することができ、複数の生産者及び複数
の供給者による情報入手の利便性が飛躍的に向上する。
このため、生産者、供給者及び仲介者の各々における在
庫の最適化を図ることができ、部品流通の最適化を図る
ことができる。
【0013】本発明に係る情報提供方法を実行するシス
テムとして、以下の情報提供システムが挙げられる。即
ち、本発明に係る情報提供システムは、部品を供給する
複数の供給者からの部品を一旦在庫として保管し、前記
部品から構成される工業製品を生産する複数の生産者に
前記保管した部品を供給する仲介業務において、前記複
数の供給者及び前記複数の生産者に部品流通に関する情
報を提供する情報提供システムであって、時系列的な生
産者からの生産計画情報及び時系列的な供給者からの供
給計画情報を受信する受信手段と、部品の在庫状況を管
理する在庫管理手段と、生産計画情報、供給計画情報、
部品の在庫状況、各生産者に関する引当予約の優先順
位、及び各供給者に関する引当予約の優先順位に基づい
て、在庫から部品の引当予約を行うことで、各供給者が
供給すべき部品の時系列的な所要量を算出する算出手段
と、複数の生産者からの生産計画、複数の供給者からの
供給計画、各供給者が供給すべき部品の所要量、及び在
庫の引当予約状況を含む時系列的な部品流通に関する情
報を、複数の生産者及び複数の供給者に提供する情報提
供手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】この情報提供システムでは、部品の在庫
が、特定の生産者向けに既に引当が確定された部品の第
1の在庫と、供給者ごとの第2の在庫とから成るよう構
成してもよく、この場合、将来のニーズに対する特定の
生産者向けの部品は第1の在庫として保管され、当該生
産者にとって確実な部品調達が可能となる。供給者にと
っては供給者が抱える在庫を減らすことができるという
利点がある。
【0015】この場合、算出手段が、対象の工業製品を
部品に展開し、各部品の必要量を算出し、第1の在庫か
ら部品の引当予約を行い、不足する場合に第2の在庫か
ら不足分の部品の引当予約を行うことにより、各部品の
所要量を算出するよう構成してもよく、これにより、第
1の在庫の有効利用を図ることができる。
【0016】また、本発明に係る情報提供システムは、
部品について代替可能な他の部品に関する代替部品情報
を記憶した代替部品データベースをさらに備え、算出手
段は、各在庫からの部品の引当時に不足が出た場合、代
替部品情報に基づく部品の引当予約を行うよう構成して
もよく、これにより、代替部品を考慮した、より適正且
つ柔軟な部品の引当予約が実現する。
【0017】また、本発明に係る情報提供システムは、
部品毎の最少取引単位の情報を記憶した部品データベー
スをさらに備え、算出手段は、各在庫からの部品の引当
の際に、最少取引単位に基づく部品の引当予約を行うよ
う構成してもよく、これにより、最少取引単位を考慮し
た、より適正且つ柔軟な部品の引当予約が実現する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報提供方法
及び情報提供システムの一実施の形態について説明す
る。
【0019】[システム構成]図1には、本発明に係る
情報提供システムの一例の構成図を示す。なお、本実施
形態での情報提供システムは、サプライ・デマンド管理
システム(VMIシステム)10と称し、仲介業務を行
う仲介者により管理される。このため、以下では、仲介
者からみて顧客先に当たる「本発明の生産者」を「顧客
先」、仲介者からみて仕入先に当たる「本発明の供給
者」を「仕入先」と称する。
【0020】このVMIシステム10は、部品を供給す
る複数の仕入先50からの部品を一旦在庫として保管
し、複数の部品から構成される工業製品を生産する複数
の顧客先40に、前記保管した部品を供給する仲介者に
おいて複数の仕入先50及び複数の顧客先40に部品流
通に関する情報を提供するものである。
【0021】図1に示すように、VMIシステム10
は、時系列的な顧客先40からの生産計画情報を受信し
蓄積する生産計画情報受信部12と、時系列的な仕入先
50からの供給計画情報を受信し蓄積する供給計画情報
受信部14と、本システムで利用されるVMI倉庫30
の部品の在庫状況を管理する在庫管理部16と、生産計
画情報、供給計画情報、部品の在庫状況、各顧客先に関
する引当予約の優先順位、及び各仕入先に関する引当予
約の優先順位に基づいて、在庫から部品の引当予約を行
うことで、時系列的な部品の所要量を算出する所要量算
出部18と、複数の顧客先40からの生産計画、複数の
仕入先50からの供給計画、各仕入先50が供給すべき
部品の所要量、及び在庫の引当予約状況を含む時系列的
な部品流通に関する情報を、複数の顧客先40及び複数
の仕入先50にインターネット網(WWW網)60を介
して提供する情報提供部20とを含んで構成されてい
る。
【0022】VMI倉庫30は、特定の顧客先に対し本
システム以外の取引き(「非VMI取引」という)によ
り既に引当が確定された仲介者資産の部品を収めた仲介
者の在庫(以下、「自社在庫」という)30Aと、本シ
ステムを利用することを予め契約した特定の仕入先資産
の部品を収めたVMI仕入先在庫30Bとから成る。こ
のような構成とすることで、将来のニーズに対する特定
の顧客先向けの部品は自社在庫30Aに保管され、当該
顧客先にとって確実な部品調達が可能となる。一方の仕
入先にとっては仕入先が抱えるべき在庫を減らすことが
できるという利点がある。
【0023】また、所要量算出部18は、上記所要量算
出等の処理を行うために、以下の8つのマスターデータ
ベースを備えている。図22〜図29を用いて、これら
を順に説明する。
【0024】Business Groupマスタ(ビジネスグルー
プ制御マスタ) 本マスタは、VMIシステムでの取引管理の単位となる
顧客先の事業部等のビジネスグループ(Business Grou
p)に関する情報を登録するマスタである。図22にデ
ータ項目を示すが、「Stock Type」を「2.VMI」と
することにより、このビジネスグループに該当する取引
は、VMIシステムの対象となるビジネスとして認識さ
れることになる。
【0025】このビジネスグループは、顧客先からの生
産計画入力や確定オーダー入力あるいは仕入先への発注
入力など、いかなる処理画面においても選択必須の項目
となっている。
【0026】なお、VMIビジネスとして認識されたビ
ジネスグループの在庫は、出荷時まで仕入先の所有資産
として認識されることになる。また、このVMIビジネ
スに認識されたビジネスグループでは、前述ように顧客
先からの要求数量に対する在庫引当方法が通常のケース
(「Stock Type」が「1.IPO」で選択されたもの)
とは異なる。
【0027】Supplier マスタ(仕入先マスタ) 本マスタは、VMIシステムでの仕入先(Supplierとも
いう)に関する情報を登録するマスタである。図23に
データ項目を示すが、上述のBusiness Groupマスタに関
連して、”VMI Supplier"の指定がされたもののみVMIビ
ジネス取引を行うことが可能となる。
【0028】Purchase Allocationマスタ(仕入先配
分マスタ) 本マスタは、VMIシステムでの複数仕入先の配分に関
する情報を登録するマスタである。図24(a)、
(b)にデータ項目を示すが、図24(a)に例示した
2つの仕入先が”VMI Supplier”である旨が「Busin
ess Groupマスタ」に設定されている前提で、自社在庫
30Aの引当予約にもかかわらず顧客先要求数量を充足
しないときは、これらVMI仕入先在庫30Bから指定
比率での引当予約実行を行う(試行することとなる)。
【0029】また、本マスタは、代替品の登録も合わせ
て行えることとなっており、図24(b)の例では該当
の適用日から主部品に対して引当予約の際、50%の数
量は代替部品からの引当予約を可能とするものである。
また、ここに上記VMI仕入先の割当比率を合わせて設
定し、それぞれのVMI仕入先在庫からの予約引当と代
替品予約引当をコントロールすることが可能である。
【0030】Itemマスタ(部品マスタ) 本マスタは、VMIシステムでの各種の部品に関する情
報を登録するマスタであり、図25に示すように本マス
タには、顧客先、仕入先、(部品の)メーカそれぞれが
指定するItemコードを登録することができるように
なっている。顧客先に公開する情報には顧客先コード、
仕入先にはメーカあるいは仕入先コードで情報公開を行
うことができる。顧客先コードにはメーカコードを設定
することにより両者の関係を定義づけることとなってい
る。
【0031】BOM(Bill of Material)マスタ(部
品構成マスタ) 本マスタは、完成品の部品構成表の情報を登録するマス
タである。図26にデータ項目を示すが、各部品の構成
数量や所要量算出処理で部品展開行うか否かの設定を行
うことも可能である。例えば、完成品に別のBOM(部
品で構成される子BOMに該当)が含まれているケースで
は、当該子BOMを所要量算出処理にて部品展開不要とす
ることも可能である。
【0032】Kitting Reservation Priorityマスタ
(払出優先度マスタ) 図27に示す本マスタは、同一のVMI仕入先在庫に対
して、複数のビジネスコード、複数の顧客先が予約引当
しようとしたときに、どのビジネス(ビジネスコードと
顧客先の組合せ)から優先的に行うかの情報を登録する
マスタである。
【0033】BOM Substitute Partマスタ(部品構成
代替マスタ) 本マスタは、メイン部品と代替部品の引当予約の比率情
報を登録するマスタである。図28に示す設定例では、
所要量算出処理において引当予約を行う場合、メイン部
品である”2019090-00"から80%、別に代替品として
設定してある部品から20%の引当予約を行うことにな
る。仮に、当該マスタの設定がないものについては、す
べて「BOMマスタ」に設定されたメイン部品からの予
約引当を実行することになる。
【0034】Substitute Part Priorityマスタ(代替
部品優先度マスタ) 本マスタは、代替部品の優先度の情報を登録するマスタ
であり、代替品の使用が許されている場合に、本マスタ
の設定に基づき、Kitting(出荷計画シミュレー
ション)時の出荷対象部品を確定させる。例えば、図2
9に示す設定例では、メイン部品である”1-957-963-1
1"に不足が生じた場合には、以降に定める代替品からの
引当を行い、出荷数量の確定を行うことができる。
【0035】[本発明に係る情報提供方法に基づく情報
提供処理]次に、図11を用いて、本発明の特徴である
情報提供方法に基づく処理を説明する。図11のステッ
プ102では在庫管理部16によりVMI在庫30の在
庫管理を行い、管理対象の何れかの部品で在庫変動の有
無をチェックする。何れかの部品で在庫変動があれば、
後述のステップ112へ進み所要量算出処理を行うが、
在庫変動がなければ、ステップ104へ進む。
【0036】ステップ104では何れかの顧客先40か
ら生産計画又は確定オーダーの入力があるか否かを生産
計画受信部12により判定する。何れかの顧客先40か
ら生産計画又は確定オーダーの入力があれば、ステップ
108で速やかに当該生産計画又は確定オーダーを情報
提供部20により広く情報提供し、後述のステップ11
2へ進み所要量算出処理を行う。一方、ステップ104
で生産計画又は確定オーダーの入力がなければ、ステッ
プ106へ進む。
【0037】ステップ106では何れかの仕入先50か
ら供給計画の入力があるか否かを供給計画受信部14に
より判定する。何れかの仕入先50から供給計画の入力
があれば、ステップ110で速やかに当該供給計画を情
報提供部20により広く情報提供し、後述のステップ1
12へ進み所要量算出処理を行う。一方、ステップ10
6で供給計画の入力がなければ、ステップ102へ戻
る。これにより、在庫変動、生産計画等の入力、供給計
画の入力の何れかがあるまで、受信待ちを続ける。
【0038】そして、在庫変動、生産計画等の入力、供
給計画の入力の何れかがあった場合に進むステップ11
2では、詳細手順は後述するが、生産計画情報、供給計
画情報、部品の在庫状況、各顧客先に関する引当予約の
優先順位、及び各仕入先に関する引当予約の優先順位に
基づいて在庫から部品の引当予約を行うことで、時系列
的な部品の所要量を算出する。これにより、時々刻々と
変動する生産計画情報、供給計画情報、部品の在庫状況
に応じて、当該時点で最適とされる時系列的な部品の所
要量を得る。そして、ステップ114では、時系列的な
部品の所要量情報及び引当予約情報を含む時系列的な部
品流通に関する情報を、情報提供部20により広く情報
提供する。その後、ステップ102へ戻り、上記処理を
繰り返す。
【0039】これにより、複数の顧客先及び複数の仕入
先は、生産計画、供給計画、各仕入先が供給すべき部品
の所要量、及び在庫の引当予約状況を含む時系列的な部
品流通に関する情報をリアルタイムに入手することがで
き、最新情報に基づく適正な生産計画又は供給計画を策
定することができる。
【0040】即ち、時々刻々と変動する部品流通市場に
おいて、複数の顧客先及び複数の仕入先を対象として、
時系列的な部品流通に関する情報をリアルタイムに提供
することができ、複数の顧客先及び複数の仕入先による
情報入手の利便性が飛躍的に向上する。このため、顧客
先、仕入先及び仲介者の各々における在庫の最適化を図
ることができ、部品流通の最適化を図ることができる。
【0041】[所要量計算処理のサブルーチン]次に、
所要量計算処理について説明する。以下では、まず、
所要量計算処理の処理概要を図12に基づき説明し、そ
の後、計算例1を説明する。次に、この処理の中枢部で
ある「引当予約」に関し、代替部品を考慮した引当予
約と最少取引単位(SPQ:Standard Packing Quant
ity)を考慮した引当予約とを順に説明する。
【0042】[所要量計算処理の処理概要]まず、処
理概要を、図12を用いて説明する。図12のステップ
202では、部品構成表の展開処理として、モデル単位
(複数の部品から成る完成品)の顧客先要求に対して、
それを構成する部品単位にデータを展開する。なお、こ
の部品展開は、VMIシステム内にて定義されている
「ITEMマスタ」(部品マスタ)と「BOMマスタ」
(製造品の部品構成表マスタ)に基づき行われる。
【0043】ステップ204では、ステップ202で展
開された部品ごと(部品単位の注文に関しては部品展開
不要)に所要量計算を行う。このとき、顧客先指定納
期、顧客先部品コード、ビジネスグループコード(当社
が独自に定義するプロジェクトコード)、顧客先、モデ
ルコードなどを単位区分キーとして計算される。
【0044】ステップ206では、VMI取引該当の判
断処理として、計算対象のビジネスグループコードが”
VMI”取引に該当するか否かの判定を行う。なお、"
VMI 取引か否か”の判定は、「Business Groupマス
タ」の設定内容により識別されることになる。ここで、
VMI 取引でないと判定された場合はステップ214
へ進み、本システムとは無関係の別処理が行われる。
【0045】"VMI 取引”であることが確認された場
合、ステップ208へ進み、自社在庫の引当予約処理と
して、VMI倉庫30の自社資産である手持在庫の有無を
チェックし、仮に自社在庫が存在する場合には自社在庫
からの優先引当予約を行う。
【0046】なお、ここで”引当予約”とは、顧客先要
求に対して在庫(あるいは入庫予定情報)からの予約確
保がされたことを意味し、原則として引当予約が完了し
た顧客先要求については新たな調達を必要としない。
【0047】また、引当予約では、これから引当予約さ
れる顧客先要求と同一の顧客先、ビジネスグループ、モ
デルに属し、その属性のもとで自社資産として管理され
ている在庫のみが引当の対象となる。
【0048】次のステップ210では、指定VMI仕入
先在庫の引当予約処理として、ステップ208では引当
予約が完了しないときにVMI倉庫30の指定VMI仕入
先在庫の有無をチェックし、仮に指定VMI仕入先在庫
が存在する場合には当該在庫からの引当予約を行う。
【0049】ここで”指定VMI仕入先”とは、「Purc
hase Allocation マスタ」にて、ビジネスグループ、顧
客先、補充される部品ごとに、”どの仕入先から補充す
るか”をあらかじめ定義されたものを意味する。即ち、
「Purchase Allocation マスタ」にて、仕入先指定のあ
る取引は、当該VMI仕入先の在庫から優先的に引当予
約を行うこととなる。また、”VMI仕入先”とは、
「Supplier マスタ」にて、当該仕入先が”VMI Supplie
r"として定義されたものを指す。
【0050】最後のステップ212では、指定以外のV
MI仕入先在庫の引当予約処理として、ステップ20
8、210では引当予約が完了しないとき又はステップ
210で指定の仕入先が設定されていないときに、VMI
倉庫30における指定以外のVMI仕入先在庫の有無を
チェックし、仮に指定以外のVMI仕入先在庫が存在す
る場合には当該在庫からの引当予約を行う。
【0051】次に、上記処理概要を、図2(b)に示
す条件で、且つ「モデル Z」の構成表(BOMマスタ)で
は、同モデル1個には「部品1:1pcs、部品2:2pcs、
部品3:1pcs」を必要とする旨の定義があるものとす
る。なお、ここでの単位「pcs」は「pieces」の
略であり、単体としての部品の個数を表す(以下も同
様)。
【0052】上記条件のもとでは、以下の処理手順で実
行される。
【0053】即ち、図12のステップ202では、部品
構成表の展開処理として、「BOM(Bill of Material)
マスタ」および「Itemマスタ」に基づき、「モデル Z」
を構成する部品1、2、3に展開する。なお、部品構成
表の展開に際しては、「BOMSubstitute Partマスタ」の
設定に従い、代替品での引当予約を考慮することができ
る。上記ケースにおいて、”部品1”の代替品として”
部品1−1”の使用が許されている場合には、「BOM Su
bstitute Partマスタ」での割当比率に従い、引当予約
を行うことができる。仮に、この割当比率をメイン部品
である”部品1:80%”、代替部品の”部品1−1:
20%”と設定されている場合には、要求数量を各部品
(メインと代替)の比率に分けて調達所要量を計算す
る。
【0054】次のステップ204では、BOMマスタでの
「モデル Z」の構成表情報、即ち、同モデル1個には
「部品1:1pcs、部品2:2pcs、部品3:1pcs」を必要
とする旨の定義により、「モデル Z」100個の要求に対
して、部品1:100pcs、部品2:200pcs、部品3:100p
csがそれぞれ必要となる。仮に、同一の顧客先、ビジネ
スグループ、モデル、要求日である場合、それらの要求
テ゛ータは合算されて、以降の所要量計算が行われる。
【0055】次のステップ206では、図2(b)の条
件で当該ビジネスグループは”VMI取引”形態である
旨が設定されているので、“VMI取引”形態であると
判定され、ステップ208へ進む。
【0056】ステップ208では、自社在庫として各部
品10個がC社用在庫として保有されているため、これ
らを2)で計算された所要量に引当予約する。その結果、
各部品の調達所要量は、部品1:90pcs 部品2:190pc
s 部品3:90pcsとなる。なお、このとき、同一の顧客
先、ビジネスグループに属する在庫であることが引当可
能対象となる条件である。
【0057】次のステップ210では、S社がVMI
倉庫に供給済みの部品がそれぞれ20個ずつ存在するた
め、指定VMI仕入先在庫の引当予約処理として、ステ
ップ208で計算された調達所要量に対して引当予約す
る。その結果、各部品の調達所要量は、部品1:70pcs
部品2:170pcs 部品3:70pcsとなる。このとき、同
一の顧客先、ビジネスグループに属し、「Purchase All
ocationマスタ」にて定義されているVMI仕入先の指
定(比率)によって、各VMI仕入先在庫からの引当予
約を行うこととなる。
【0058】なお、当処理以降、複数のビジネスコード
あるいは複数顧客先からの要求に対し、同一の指定VM
I仕入先在庫に予約引当を行う場合には、「Kitting Re
servation Priorityマスタ」の設定に基づき、以下のと
おり、どのビジネスコード、顧客先の順で予約引当を行
うか決定する。
【0059】このケースでは、「Purchase Allocation
マスタ」による予約引当対象のVMI仕入先を決定する
前に、どのビジネスコード、どの顧客先が優先的に予約
引当されるかを、「Kitting Reservation Priorityマス
タ」に基づき決定するが、仮に”C−PJ””C社”よ
りも優先順位の高い設定があれば、そのビジネス(ビジ
ネスコードと顧客先の組合せ)に予約引当を譲ることと
なる。
【0060】例えば、図3のような優先順位設定では、
同一のVMI仕入先在庫を予約引当しようとしたとき
に、”X−PJ”(ビジネスコード)でX社(顧客先)
のビジネスが最優先で予約引当されることとなる。な
お、X社(X−PJ)の予約引当後、在庫不足となれ
ば、C社要求に対しては仕入先からの在庫補充が必要と
なる。
【0061】最後のステップ212では、S社以外の仕
入先(いずれも”VMI Supplier”)からの供給済み
部品がそれぞれ10個ずつ存在するため、指定以外のV
MI仕入先在庫の引当予約処理として、ステップ210
で計算された調達所要量に対して引当予約する。その結
果、各部品の調達所要量は、部品1:60pcs 部品2:1
60pcs 部品3:60pcsとなる。なお、ここでは、ステッ
プ210での「Purchase Allocation マスタ」に指定の
VMI仕入先に在庫がない場合、もしくは当該マスタに
指定がない場合に、指定以外のVMI仕入先で該当の部
品を有する在庫からの引当予約が可能となる。
【0062】以上のような所要量算出処理により、図2
1に示す情報が、複数の仕入先及び複数の顧客先にWeb
環境下で提供される。この図21の情報に仕入先の供給
計画を加味することにより、現時点での正味調達所要量
を計算することが可能である。
【0063】仕入先は、上記提供された情報をもとに、
生産計画の立案を行い、顧客先ニーズに合った部品供給
を行うことができるとともに、鮮度の高い情報提供によ
り、仕入先における余剰在庫および短納期の無理な生産
活動を回避することが可能となる。そして、顧客先から
の要求情報をウォッチしながら、仕入先によるジャスト
・イン・タイム(JIT)の生産と部品供給を可能とす
る。なお、Web環境での情報提供は、顧客先が使用画
面においては顧客先の指定する部品コード体系で、仕入
先が使用画面では仕入先が指定する部品コード体系に
て、それぞれ行われる。
【0064】また、仕入先は、上記より提供された顧客
先要求および当社VMIシステムにて計算された調達所
要量に対して、図1に矢印R1で示す納期回答が可能で
ある(詳細は後述する)。一方、顧客先においては、仕
入先から提供される供給計画情報や当社VMIシステム
から提供される引当予約(調達状況)情報により、自社
の要求ステータスが適時に確認可能である。これによ
り、メーカである顧客先での最適な生産計画策定に寄与
することとなる。
【0065】[代替部品を考慮した引当予約]次に、
代替部品を考慮した引当予約について説明する。
【0066】ここでは、複数顧客先、代替品の存在、時
間軸(要求日)など複合要素での予約引当処理フローお
よび図1に矢印R1に示す納期回答機能について例示説
明する。
【0067】図4(a)〜(c)にはX、C、CZ各社
からのそれぞれのモデルに関する部品構成を示してお
り、各モデルとも部品P1が必要であり、図4(b)に
示すようにC社のモデルYに用いる部品P1だけは代替
部品P5が設定されている。また、P1の手持在庫は1
0pcs、P5の手持在庫は10pcsとする。
【0068】このような条件下で、X、C、CZ各社か
らのそれぞれのモデルに関する要求に対して、「P1」
の予約引当処理については次のとおり行われる。このと
き予約引当の優先順位は、「Kitting Reservation Prio
rityマスタ」の設定に基づき、X、C、CZの順で行わ
れる。また、この設定条件とともに、顧客先からの要求
日(時間軸)の早いものから順に予約引当が行われるた
め、引当結果は図5となる。この引当結果の情報はWe
b上に提供され、複数の顧客先40及び複数の仕入先5
0はこれを確認することができる。
【0069】(1)まず、N月(当月)分要求に対して
は、X社から順に予約引当を行った結果、X、C、CZ
の各社の全要求に引当が完了する。
【0070】例えば、優先順位の高いX社については、
図14の「顧客先別部品要求状況照会」において、N月
である1999年9月(SEP 1999)では「要求
量(REQ.QTY)が1pcs」に対し「引当予約量
(RESERVED)が1pcs」ということで、X社の
全要求に引当が完了する。
【0071】なお、図14や後述の図15の「顧客先別
部品要求状況照会」では、では、顧客先は、特定の部品
をKeyにして(また当該部品が共通部品の場合はモデ
ルごとに)、時間軸(要求日)単位に自社の要求量とそ
の調達状況(所要量算出処理での予約引当状況)を照会
することができる。
【0072】(2)次に、N+1月(翌月)分要求に対
しても同様の順序で予約引当を行った結果、CZ社の要
求4pcsに対して、その一部2pcsのみ予約引当が行わ
れ、残数2pcsについては引当不足数として、仕入先に
よる調達必要な対象となる。
【0073】このことは、図15の「顧客先別部品要求
状況照会」でCZ社の1999年10月(OCT 19
99)では「要求量(REQ.QTY)が4pcs」に対
し「引当予約量(RESERVED)が2pcs」という
ことで、2pcsのみ予約引当が行われることがわかる。
また、図16の「仕入先別部品予約引当状況照会」で
は、部品P1に対する1999年10月4日のCZ社の
要求量(REQUIREMENT QTY)が4pcsであ
るが、引当予約量(RESERVED)が2pcsであ
り、差引き量(BALANCE QTY)が「−2pcs」
で、2pcsが引当不足数として、仕入先による調達必要
な対象となることがわかる。
【0074】なお、図16のような「仕入先別部品予約
引当状況照会」において、顧客先は、部品単位に顧客先
別要求に対する予約引当状況を照会することができる。
【0075】(3)次に、C社要求のモデル Yについ
ては、’部品1’に”代替部品5”の使用が認められて
いるため、C社のN+2月分要求に対しては、図5に
「*2」で示すように、代替部品5の2pcs分の予約引
当が行われる。この代替品予約引当によってC社の同要
求については、全数引当済みとなり不足数は”0”とな
る。したがって、当該C社要求モデルYの部品1につい
ては、仕入先からの在庫補充は不要となる。
【0076】(4)顧客先要求に対する予約引当情報
(所要量算出処理の結果)を仕入先に提供し、仕入先は
当該情報をもとに部品の調達(生産)計画を策定、かつ
調達状況について納期回答を図1の矢印R1のようにVM
Iシステム10に行うことができる。
【0077】この例では、不足数量発生分(不足数欄に
マイナス表示)について、仕入先が調達(生産)を行
い、その納期回答をVMIシステム10に行うことが可能
である。例えば、図17の「納入情報登録」では、仕入
先は、顧客先要求に対して、不足数が発生している部品
の供給計画情報(納入数量および納入期日)をVMIシス
テム10に登録することができる。図17では、納入数
量(DELIVERYQTY)として1pcsを納入期日
(DELIVERY DATE)1999年10月1日
に納入する旨、納入数量として1pcsを納入期日199
9年10月15日に納入する旨が登録されている。
【0078】(5)そして、供給計画情報が入力された
ことで、再度「所要量計算処理」が実行される。即ち、
仕入先によって図17のように「納入情報登録」で入力
された情報は、同時にVMIシステムを更新し、VMI
システムに更新されたデータにて所要量計算を実行する
ことができる。
【0079】なお、図17の例のとおりCZ社の要求不
足分に対して、”2(pcs)”の納期情報を登録するこ
とにより、仮にこれが顧客先要求を満たすものであれ
ば、以後の所要量算出処理において当該不足分は当該回
答情報で充当されることになる。
【0080】このとき、所要量算出処理の後にVMIシス
テム10で再び確認すると、X社のモデルZについての
要求については、上述のとおりすでに全数引当が完了し
ていることを図18の「顧客先/モデル別部品要求状況
照会」でも確認できる。なお、『Parts Requirement In
quiry by Customer & Model(顧客先/モデル別部品要求
状況照会)』(図18)では、顧客先は、特定のモデル
をキーにして、時間軸(要求日)単位に自社の要求量と
その調達状況(所要量計算での予約引当状況)を照会す
ることができる。
【0081】一方、顧客先CZ社は、図19の「顧客先
別部品要求状況照会」で「要求量4」に対し「引当予約
量4」となっていることから、CZ社の1999年10
月の”4”の要求に対して全数の引当予約が完了し引当
残数がないことを確認することができる。このことは、
仕入先も図20の「仕入先別部品予約引当状況照会」で
CZ社の「要求量4」に対し「引当予約量4」となって
いることから、確認することができる。
【0082】[最少取引単位(SPQ:Standard Pac
king Quantity)を考慮した引当予約]次に、最少取
引単位を考慮した引当予約について、指定VMI仕入先
在庫からの引当予約を例にとり、説明する。
【0083】スミトロニクス自社在庫が顧客先要求数量
に不足している場合で、「PurchaseAllocationマスタ」
の設定により、指定VMI仕入先がVMI倉庫に在庫を
保有している場合の引当予約方法は以下のとおりとな
る。なお、顧客先要求数量は4000pcs、対象部品の
最少取引単位は1000pcsとし、「Purchase Allocati
onマスタ」には図6のように設定されているものとす
る。顧客先要求数量は4000pcsを図6の設定に従い
割り当てると、仕入先Xが3000pcs、仕入先Yが5
00pcs、仕入先Zが500pcsとなり、仕入先Y、Zの
割当量は最少取引単位1000pcsに満たない。このた
め、仕入先Y、Zには500pcsでなく、最少取引単位
の1000pcsが引当予約される。
【0084】このような条件でAllocation
(引当予約の割当)優先順位が、Xが最大で、以下Y、
Zの順であるケースでは、図7(a)に示すように、ま
ず、最高優先順位の仕入先Xに対し3000pcsがその
まま引当予約され、仕入先Yについては最少取引単位の
1000pcsが引当予約される。この時点で顧客先要求
数量の4000pcsに達するので、仕入先Zには引当予
約はされない。
【0085】一方、上記条件でAllocation
(引当予約の割当)優先順位が、Zが最大で、以下Y、
Xの順であるケースでは、図7(b)に示すように、ま
ず、最高優先順位の仕入先Zに対し最少取引単位の10
00pcsが引当予約され、次に仕入先Yに対し最少取引
単位の1000pcsが引当予約される。この時点で顧客
先要求数量の4000pcsに対し、2000pcsが残って
いる。仕入先Xの割当量は3000pcsであり、残数2
000pcsよりも多いので、最後に仕入先Xに対し残数
2000pcsの全部が引当予約される。
【0086】このように、Allocation(引当
予約の割当)優先順位の相違により、図7(a)、
(b)のように引当予約の結果が異なることとなる。
【0087】なお、上記ケースではSPQを考慮してい
るが、SPQを考慮するか否か、SPQ単位数量につい
ては、「Itemマスタ」に任意設定が可能である。
【0088】[出荷計画のシミュレーション処理]VMI
システムでは、上記所要量算出処理を含む情報提供処理
を受けて、顧客先から確定オーダーに基づく出荷指図が
出された後は、当該出荷指図に従って、図13に示す手
順により、出荷計画のシミュレーション処理(出荷数量
の確定および引当予約)を行う。以下、図13に沿って
説明する。
【0089】図13のステップ222では、モデル単位
(複数の部品から成る製品)の出荷指図(顧客先注文等
に基づく)に対して、それを構成する部品単位にデータ
を展開し、部品単位の出荷予定数量を計算する。なお、
この部品展開は、VMIシステム内にて定義されている
「ITEMマスタ」(部品マスタ)と「BOMマスタ」
(製品の部品構成表マスタ)に基づき行われる。
【0090】次のステップ224では、顧客先要求数量
に対して、SPQを考慮した出荷を行った結果生じた過
剰出荷差異数量、過剰出荷分のチェックを行う。
【0091】例えば、顧客先要求数量が500pcsであ
るのに対して、当該部品のSPQが”1000pcs"の場
合には、顧客先要求数量500pcsを500pcs超える数
量を出荷することとなる。つまり、この超過分”500
pcs"が「過剰出荷」となり、顧客先では過剰分として在
庫されていることとなる。この出荷計画のシミュレーシ
ョンにて出荷数量を決定するにあたり、「過剰出荷」分
数量を考慮するか否かの設定を「Business Groupマス
タ」にて任意に行うことができる。
【0092】仮に、「過剰出荷」分数量を考慮するケー
スの出荷数量決定は以下のように計算される。「過剰出
荷」分のチェックは、同一のヒ゛シ゛ネスコード、顧客先、通
貨、モデル、部品単位に保管された顧客先在庫に対して
行われる。ある出荷要求部品の「過剰出荷」数量が50
00pcs存在するものとし、これに対し出荷要求数量が
「3000pcs」、「5000pcs」、「6000pcs」
と生じたとすると、図8に示すように過剰出荷分の50
00pcsから「3000pcs」、「2000pcs」が順に
引当予約される。
【0093】次のステップ226では、自社で保有する
在庫のうち、同一のヒ゛シ゛ネスコード、顧客先、モデル、部
品を出荷指示日のソート順で引当予約する。このとき、引
当予約数量が不充分の場合は、代替品(「Substitute P
art Priorityマスタ」に定義されている代替可能部品)
の在庫から引当予約を行う。
【0094】即ち、「Substitute Part Priorityマス
タ」には、ステップ226での最初の在庫引当で不足数
量が発生した場合に、代替品の使用を許すのか、もし許
すとすれば、どのような代替品を、また複数の代替品が
使用されるのであれば、引当時の優先順位を設定するこ
とができる。このマスタは、ビジネスグループ/顧客先
/モデルごとに設定することが可能である。
【0095】前述の事例では、メイン部品”部品1”に
対して、図9のような設定を行うことにより、”部品
1”で充当できなかった場合は、"部品1−1””部品
5”の順に在庫引当を行い、出荷データを作成する。
【0096】次のステップ228では、ステップ226
での引当予約が出荷要求数量に満たない場合は、所要量
算出処理と同様に、「Purchase Allocation マスタ」に
定義された割当方法にて各VMI仕入先のVMI在庫に対する
引当予約が行われる。なお、"VMI仕入先”とは、「S
upplier マスタ」にて、当該仕入先が”VMI Supplier"
として定義されたものを指す。
【0097】最後のステップ230では、ステップ22
8までの引当予約が出荷要求数量に満たない場合は、所
要量算出処理と同様に、指定以外のVMI仕入先のVMI在庫
に対する引当予約が行われる。以上の処理で、引当予約
を終え、出荷数量を確定する。
【0098】その後、「VMI 倉庫での月次入出庫実
績管理」及び「出荷時点におけるVMI仕入先在庫資産
の移転」が行われるので、以下、概説する。
【0099】「VMI 倉庫での月次入出庫実績管理」
については、VMI 倉庫では、月次単位で、仕入先
からの入庫実績(数量)と顧客先への出庫実績(数
量)の2つのステータスについて、整合チェックが行わ
れる。なお、この各入出庫実績管理に関して、仲介者は
貨物の受入・払出、棚卸など、VMI 倉庫でのオペレ
ーションを一元的に行うこととなる。つまり、上記入出
庫実績に必要な情報の提供は、VMIシステム作成のレ
ポートより行うこととなる。
【0100】そして、「出荷時点におけるVMI仕入先
在庫資産の移転」については、当VMIシステムは、顧
客先要求に対して適正時期に適正数量を供給することを
目的とし、仕入先が顧客先要求の動向をウォッチしなが
ら、VMI 倉庫に仕入先在庫資産として供給しておく
ビジネス形態である。顧客先は、このVMI 倉庫から
適時に必要数量の供給を受けることができる。つまり、
VMI 倉庫の在庫資産は、顧客先への出荷時点まで仕
入先に帰属することとなる。
【0101】本VMIシステムでは、上述の出荷指図数
量確定に基づき、VMI 倉庫からの出庫を管理するこ
とが可能であるが、図10に示すように当該出荷実績を
入力した時点(矢印Lのタイミング)で資産の帰属先が
移転する。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時々刻々と変動する部品流通市場において、複数の生産
者及び複数の供給者を対象として、時系列的な部品流通
に関する情報をリアルタイムに提供することができ、複
数の生産者及び複数の供給者による情報入手の利便性が
飛躍的に向上するため、生産者、供給者及び仲介者の各
々における在庫の最適化を図ることができ、部品流通の
最適化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】VMIシステムの全体構成図である。
【図2】(a)はモデルZの部品構成を示す図であり、
(b)は所要量計算処理での条件例を示す図である。
【図3】払出優先度マスタでの設定例を示す図である。
【図4】(a)はX社が要求するモデルZの部品構成を
示す図であり、(b)はC社が要求するモデルYの部品
構成を示す図であり、(c)はCZ社が要求するモデル
Wの部品構成を示す図である。
【図5】複数顧客先への部品P1の時系列的な引当予約
状況を示す表である。
【図6】仕入先配分マスタでの設定例を示す図である。
【図7】(a)はある条件下でのSPQを考慮した仕入
先への引当予約状況を示す表であり、(b)は(a)と
異なる条件下でのSPQを考慮した仕入先への引当予約
状況を示す表である。
【図8】過剰出荷分数量を考慮した出荷計画のシミュレ
ーション結果を示す表である。
【図9】代替部品優先度マスタの設定例を示す図であ
る。
【図10】在庫資産の移転を説明するための図である。
【図11】発明の実施形態での情報提供処理の処理ルー
チンを示す流れ図である。
【図12】所要量算出処理のサブルーチンを示す流れ図
である。
【図13】出荷計画のシミュレーション処理の処理ルー
チンを示す流れ図である。
【図14】顧客先別部品要求状況照会の画面表示例を示
す図である。
【図15】顧客先別部品要求状況照会の画面表示例を示
す図である。
【図16】仕入先別部品予約引当状況照会の画面表示例
を示す図である。
【図17】納入情報登録の画面表示例を示す図である。
【図18】顧客先/モデル別部品要求状況照会の画面表
示例を示す図である。
【図19】顧客先別部品要求状況照会の画面表示例を示
す図である。
【図20】仕入先別部品予約引当状況照会の画面表示例
を示す図である。
【図21】Webを介して情報提供される所要量計算処
理の結果を表す図である。
【図22】ビジネスグループ制御マスタを説明するため
の図である。
【図23】仕入先マスタを説明するための図である。
【図24】仕入先配分マスタを説明するための図であ
り、(a)は複数仕入先間の配分を表す図、(b)は同
一仕入先のメイン部品と代替部品間の配分を表す図であ
る。
【図25】部品マスタを説明するための図である。
【図26】部品構成マスタを説明するための図である。
【図27】払出優先度マスタを説明するための図であ
る。
【図28】部品構成代替マスタを説明するための図であ
る。
【図29】代替部品優先度マスタを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10…VMIシステム(情報提供システム)、12…生
産計画情報受信部、14…供給計画情報受信部、16…
在庫管理部、18…所要量算出部、20…情報提供部、
30…VMI倉庫、30A…自社在庫、30B…VMI
仕入先在庫、40…顧客先(生産者)、50…仕入先
(供給者)、60…インターネット網
フロントページの続き (72)発明者 金山 雅樹 31 インターナショナル ビジネス パー ク #05−08/10 クリエイティブ リソ ース ビルディング シンガポール 609921 スミトロニクス アジア ホール ディング プライベート リミテッド内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を供給する複数の供給者からの部品
    を一旦在庫として保管し、前記部品から構成される工業
    製品を生産する複数の生産者に前記保管した部品を供給
    する仲介業務において、前記複数の供給者及び前記複数
    の生産者に部品流通に関する情報を提供する情報提供方
    法であって、 部品の在庫状況を管理するとともに、時系列的な複数の
    生産者からの生産計画情報及び時系列的な複数の供給者
    からの供給計画情報を受信待ちする第1の工程と、 何れか一の生産者からの生産計画情報若しくは何れか一
    の供給者からの供給計画情報を受信した場合、又は部品
    の在庫状況が変動した場合に、生産計画情報、供給計画
    情報、部品の在庫状況、各生産者に関する引当予約の優
    先順位、及び各供給者に関する引当予約の優先順位に基
    づいて在庫から部品の引当予約を行うことで、各供給者
    が供給すべき部品の時系列的な所要量を算出する第2の
    工程と、 複数の生産者からの生産計画、複数の供給者からの供給
    計画、各供給者が供給すべき部品の所要量及び在庫の引
    当予約状況を含む時系列的な部品流通に関する情報を、
    複数の生産者及び複数の供給者に提供する第3の工程
    と、 を繰り返し実行することを特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】 部品を供給する複数の供給者からの部品
    を一旦在庫として保管し、前記部品から構成される工業
    製品を生産する複数の生産者に前記保管した部品を供給
    する仲介業務において、前記複数の供給者及び前記複数
    の生産者に部品流通に関する情報を提供する情報提供シ
    ステムであって、 時系列的な生産者からの生産計画情報及び時系列的な供
    給者からの供給計画情報を受信する受信手段と、 部品の在庫状況を管理する在庫管理手段と、 生産計画情報、供給計画情報、部品の在庫状況、各生産
    者に関する引当予約の優先順位、及び各供給者に関する
    引当予約の優先順位に基づいて、在庫から部品の引当予
    約を行うことで、各供給者が供給すべき部品の時系列的
    な所要量を算出する算出手段と、 複数の生産者からの生産計画、複数の供給者からの供給
    計画、各供給者が供給すべき部品の所要量、及び在庫の
    引当予約状況を含む時系列的な部品流通に関する情報
    を、複数の生産者及び複数の供給者に提供する情報提供
    手段と、を備えた情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記部品の在庫は、 特定の生産者向けに既に引当が確定された部品の第1の
    在庫と、供給者ごとの第2の在庫とから成ることを特徴
    とする請求項2記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記算出手段は、 対象の工業製品を部品に展開し、 各部品の必要量を算出し、 第1の在庫から部品の引当予約を行い、 不足する場合に第2の在庫から不足分の部品の引当予約
    を行うことにより、 各部品の所要量を算出することを特徴とする請求項3記
    載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 部品について代替可能な他の部品に関す
    る代替部品情報を記憶した代替部品データベースをさら
    に備え、 前記算出手段は、各在庫からの部品の引当時に不足が出
    た場合、前記代替部品情報に基づく部品の引当予約を行
    う、 ことを特徴とする請求項4記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 部品毎の最少取引単位の情報を記憶した
    部品データベースをさらに備え、 前記算出手段は、各在庫からの部品の引当の際に、前記
    最少取引単位に基づく部品の引当予約を行う、 ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の情報提
    供システム。
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