JPH11161528A - ファイルの更新状況判定システム - Google Patents

ファイルの更新状況判定システム

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Publication number
JPH11161528A
JPH11161528A JP9338260A JP33826097A JPH11161528A JP H11161528 A JPH11161528 A JP H11161528A JP 9338260 A JP9338260 A JP 9338260A JP 33826097 A JP33826097 A JP 33826097A JP H11161528 A JPH11161528 A JP H11161528A
Authority
JP
Japan
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record
file
records
difference
forming
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Pending
Application number
JP9338260A
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English (en)
Inventor
Hiyoshi Touza
日美 藤座
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH11161528A publication Critical patent/JPH11161528A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較のずれを生じることなく、正確に差分検
出を行うことができるファイルの更新状況判定システム
を提供すること。 【解決手段】 元ファイルを形成する各レコードに順序
づけて付与されたレコード番号と、更新ファイルを形成
する各レコードにあらかじめ付与された連係番号との大
小関係にしたがって、各々のレコードの組合せにおける
対応関係の有無を決定する。そして、対応関係を有する
レコードの組合せについてのみ、レコードの内容の異同
を判定する。この結果、対応関係を有すると決定される
とともに内容が同一と判定された組合せにおける各レコ
ードが一致レコードに、一致レコードを除いた他のすべ
てのレコードが差分レコードに、決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイルに各種の変
更操作を行うことにより得られた新たなファイルの更新
状況判定システムに係わり、詳細には更新前後の両ファ
イルを形成する各レコードの対応関係を決定しながら差
分判定を行うファイルの更新状況判定システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムや通信シス
テムなどに所望の制御を実行させようとする場合、所望
の制御を実現する各種処理の流れを表わすプログラムを
記述したファイルを該当するシステムの一部にあらかじ
め組み込んでおくのが一般的である。そして、こうした
プログラムファイルの記述は、該当するシステムについ
て知悉した作業者が行っている。
【0003】近年のシステムは高度に複雑なものとなっ
ているため、一人の作業者がすべてのプログラムファイ
ルを記述することは不可能であり、組織化された多数の
作業者が分担してプログラムファイルの記述を行ってい
る。これらのプログラムファイルの記述は、所望の制御
についてあらかじめ決められた仕様にしたがって行われ
るが、最初からすべての仕様が確定しているわけではな
く、また、各作業者の能力や作業条件によっては記述ミ
スも発生する。そこで、作業者が実際に記述したプログ
ラムファイルが間違いなく所望の制御を実行させ得るも
のか否かを確認するため、システムの開発中に何度もプ
ログラムのテストを行う必要がある。
【0004】何度もプログラムのテストを繰り返してい
くと、前回のテストでは仕様を満足する結果が得られた
にもかかわらず、今回のテストでは仕様に合致しない不
都合な処理が行われてしまう、というケースが発生する
ことがある。こうしたケースでは、前回テスト時のプロ
グラムファイルおよび今回テスト時のプログラムファイ
ルにおける互いに異なった部分、すなわち作業者が前回
テスト後に変更操作を行ったことで差分となったプログ
ラムコードが不都合の原因となっていることが多い。こ
のため、前回テスト時のプログラムファイルと今回テス
ト時のプログラムファイルとの差分をできるだけ迅速に
求め、不都合の原因となった部分を特定することが必要
となる。
【0005】図13および図14は、変更前後のプログ
ラムファイルの差分を求める従来技術を参考のために示
したものであって、特開平5−241921号公報に開
示された「ソースファイルにおける文節単位の差分検出
方式」を表わす。この従来技術では、最初に、変更前の
ソースファイルである旧側ファイルから1レコードを読
み込み(ステップS801)、ファイルの最後でなけれ
ば(ステップS802=N)、読み出したレコードから
データを文節単位に切り出し(ステップS803)、無
効文節をチェックしてから(ステップS804)、無効
文節でない文節であれば(ステップS805=N)、文
節テーブルの作成を行う(ステップS806)。そし
て、ステップS803〜S806の処理をレコードの最
後尾まで(ステップS807=Yとなるまで)繰り返す
とともに、ステップS801〜S807の処理を旧側フ
ァイルの最後まで(ステップS802=Yとなるまで)
繰り返す。次に、変更後のソースファイルである新側フ
ァイルから1レコードを読み込み(ステップS81
1)、ファイルの最後でなければ(ステップS812=
N)、読み出したレコードからデータを文節単位に切り
出し(ステップS813)、無効文節をチェックしてか
ら(ステップS814)、無効文節でない文節であれば
(ステップS815=N)、文節テーブルの作成を行う
(ステップS816)。そして、ステップS813〜S
816の処理をレコードの最後尾まで(ステップS81
7=Yとなるまで)繰り返すとともに、ステップS81
1〜S817の処理を新側ファイルの最後まで(ステッ
プS812=Yとなるまで)繰り返す。最後に、新側フ
ァイルおよび旧側ファイルに基づいてそれぞれ作成した
新旧文節テーブルから同一手続き名をサーチして(ステ
ップS821)、同一手続き名がサーチされれば(ステ
ップS822=Y)、その手続き名をキーとする差分検
出処理を行い(ステップS823)、このステップS8
21〜S823の処理を同一手続き名がサーチされなく
なるまで(ステップS822=N)となるまで繰り返
す。ここで、“文節”とは、プログラムコードにおいて
“手続き(プロシジャ)”や“関数(ファンクショ
ン)”などと呼ばれるまとまった処理単位の総称を表わ
した語句である。
【0006】このような従来技術によれば、新旧文節テ
ーブルからサーチされた同一手続き名についてのみ差分
検出処理、すなわち内容が一致するか否かの検出処理が
行われるので、プログラムコードの性質の上で不一致で
あっても不都合のない箇所の検出が抑止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、新側ファイルおよび旧側ファイルの比較に
際して文節単位で比較を行っていることから、同一手続
き名を持つ対応する文節内に同一内容のレコードが複数
存在していた場合、差分検出処理に際して比較のずれを
生じることがあった。そして、この比較のずれにより、
本来ならば差分と判定されるべきでない部分が差分とし
て判定され、差分検出の結果が不正確になってしまうこ
とがあり得るという問題が発生した。
【0008】そこで本発明の目的は、比較のずれを生じ
ることなく、正確に差分検出を行うことができるファイ
ルの更新状況判定システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)順序付けされたレコード番号がそれぞれにあ
らかじめ付与された複数のレコードからなる第1のファ
イルをあらかじめ格納した第1の格納手段と、(ロ)こ
の第1の格納手段から前記した第1のファイルを形成す
るレコードを1レコードずつ入力する第1のレコード入
力手段と、(ハ)前記した第1のファイルの更新によっ
て生成され、前記した第1のファイルを形成するレコー
ドとの連係を表わす連係番号がそれぞれにあらかじめ付
与された複数のレコードからなる第2のファイルをあら
かじめ格納した第2の格納手段と、(ニ)この第2の格
納手段から前記した第2のファイルを形成するレコード
を1レコードずつ入力する第2のレコード入力手段と、
(ホ)前記した第1のレコード入力手段が入力した各レ
コードにあらかじめ付与されているレコード番号と前記
した第2のレコード入力手段が入力した各レコードにあ
らかじめ付与されている連係番号とをそれぞれ比較して
大小関係を求め、これらの大小関係にしたがって、前記
した第1のファイルを形成するレコードおよび前記した
第2のファイルを形成するレコードの組合せごとに、そ
の組合せにおける対応関係の有無を決定する対応決定手
段と、(ヘ)この対応決定手段により相互に対応関係を
有すると決定されたレコードの組合せの各々について、
レコードの内容の異同を判定する異同判定手段と、
(ト)前記した対応決定手段により相互に対応関係を有
すると決定されるとともに前記した異同判定手段により
レコードの内容が同一と判定された組合せにおける各レ
コードを、前記した第1のファイルの更新で差分が発生
しなかった一致レコードに決定し、この一致レコードを
除いた他のすべてのレコードを差分レコードに決定する
差分決定手段とをファイルの更新状況判定システムに具
備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、第1の
ファイルを形成する各レコードにあらかじめ付与された
レコード番号と、第1のファイルを更新した第2のファ
イルを形成する各レコードにあらかじめ付与された連係
番号との大小関係にしたがって、第1のファイルを形成
するレコードおよび第2のファイルを形成するレコード
の組合せごとに、その組合せにおける対応関係の有無が
決定される。そして、対応関係を有するレコードの組合
せの各々についてレコードの内容の異同が判定され、対
応関係を有すると決定されるとともに内容が同一と判定
された組合せにおける各レコードは、ファイルの更新で
差分が発生しなかった一致レコードに決定される。ま
た、一致レコードを除いた他のすべてのレコードは、差
分レコードに決定される。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)複数のレ
コードからなる第1のファイルをあらかじめ格納した第
1の格納手段と、(ロ)この第1の格納手段から前記し
た第1のファイルを形成するレコードを1レコードずつ
入力するとともに、入力したレコードに対して順次的に
レコード番号を付与する第1のレコード入力手段と、
(ハ)前記した第1のファイルの更新によって生成さ
れ、前記した第1のファイルを形成するレコードとの連
係を表わす連係番号がそれぞれにあらかじめ付与された
複数のレコードからなる第2のファイルをあらかじめ格
納した第2の格納手段と、(ニ)この第2の格納手段か
ら前記した第2のファイルを形成するレコードを1レコ
ードずつ入力する第2のレコード入力手段と、(ホ)前
記した第1のレコード入力手段が入力した各レコードに
後から付与したレコード番号と前記した第2のレコード
入力手段が入力した各レコードにあらかじめ付与されて
いる連係番号とをそれぞれ比較して大小関係を求め、こ
れらの大小関係にしたがって、前記した第1のファイル
を形成するレコードおよび前記した第2のファイルを形
成するレコードの組合せごとに、その組合せにおける対
応関係の有無を決定する対応決定手段と、(ヘ)この対
応決定手段により相互に対応関係を有すると決定された
レコードの組合せの各々について、レコードの内容の異
同を判定する異同判定手段と、(ト)前記した対応決定
手段により相互に対応関係を有すると決定されるととも
に前記した異同判定手段によりレコードの内容が同一と
判定された組合せにおける各レコードを、前記した第1
のファイルの更新で差分が発生しなかった一致レコード
に決定し、この一致レコードを除いた他のすべてのレコ
ードを差分レコードに決定する差分決定手段とをファイ
ルの更新状況判定システムに具備させる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、第1の
ファイルを形成する各レコードに後から付与されたレコ
ード番号と、第1のファイルを更新した第2のファイル
を形成する各レコードにあらかじめ付与された連係番号
との大小関係にしたがって、第1のファイルを形成する
レコードおよび第2のファイルを形成するレコードの組
合せごとに、その組合せにおける対応関係の有無が決定
される。そして、対応関係を有するレコードの組合せの
各々についてレコードの内容の異同が判定され、対応関
係を有すると決定されるとともに内容が同一と判定され
た組合せにおける各レコードは、ファイルの更新で差分
が発生しなかった一致レコードに決定される。また、一
致レコードを除いた他のすべてのレコードは、差分レコ
ードに決定される。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明で、(イ)前記した第2のファイル
を形成する各レコードに、順序付けされた新レコード番
号をあらかじめ付与したことを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明では、(イ)互いに先
後関係を有する固有のレコード識別子がそれぞれにあら
かじめ付与された複数のレコードからなる第1のファイ
ルをあらかじめ格納した第1の格納手段と、(ロ)この
第1の格納手段から前記した第1のファイルを形成する
レコードを1レコードずつ入力する第1のレコード入力
手段と、(ハ)前記した第1のファイルの更新によって
生成され、前記した第1のファイルを形成するレコード
との連係を表わすとともにレコード識別子と同様の先後
関係を有する連係識別子がそれぞれにあらかじめ付与さ
れた複数のレコードからなる第2のファイルをあらかじ
め格納した第2の格納手段と、(ニ)この第2の格納手
段から前記した第2のファイルを形成するレコードを1
レコードずつ入力する第2のレコード入力手段と、
(ホ)前記した第1のレコード入力手段が入力した各レ
コードにあらかじめ付与されているレコード識別子と前
記した第2のレコード入力手段が入力した各レコードに
あらかじめ付与されている連係識別子とをそれぞれ比較
してその先後関係を求め、これらの先後関係にしたがっ
て、前記した第1のファイルを形成するレコードおよび
前記した第2のファイルを形成するレコードの組合せご
とに、その組合せにおける対応関係の有無を決定する対
応決定手段と、(ヘ)この対応決定手段により相互に対
応関係を有すると決定されたレコードの組合せの各々に
ついて、レコードの内容の異同を判定する異同判定手段
と、(ト)前記した対応決定手段により相互に対応関係
を有すると決定されるとともに前記した異同判定手段に
よりレコードの内容が同一と判定された組合せにおける
各レコードを、前記した第1のファイルの更新で差分が
発生しなかった一致レコードに決定し、この一致レコー
ドを除いた他のすべてのレコードを差分レコードに決定
する差分決定手段とをファイルの更新状況判定システム
に具備させる。
【0015】すなわち請求項4記載の発明では、第1の
ファイルを形成する各レコードにあらかじめ付与された
先後関係を有するレコード識別子と、第1のファイルを
更新した第2のファイルを形成する各レコードにあらか
じめ付与された同様の先後関係を有する連係識別子との
先後関係にしたがって、第1のファイルを形成するレコ
ードおよび第2のファイルを形成するレコードの組合せ
ごとに、その組合せにおける対応関係の有無が決定され
る。そして、対応関係を有するレコードの組合せの各々
についてレコードの内容の異同が判定され、対応関係を
有すると決定されるとともに内容が同一と判定された組
合せにおける各レコードは、ファイルの更新で差分が発
生しなかった一致レコードに決定される。また、一致レ
コードを除いた他のすべてのレコードは、差分レコード
に決定される。
【0016】請求項5記載の発明では、(イ)複数のレ
コードからなる第1のファイルをあらかじめ格納した第
1の格納手段と、(ロ)この第1の格納手段から前記し
た第1のファイルを形成するレコードを1レコードずつ
入力するとともに、入力したレコードに対し互いに先後
関係を有するレコード識別子をその先後順にしたがって
付与する第1のレコード入力手段と、(ハ)前記した第
1のファイルの更新によって生成され、前記した第1の
ファイルを形成するレコードとの連係を表わすとともに
レコード識別子と同様の先後関係を有する連係識別子が
それぞれにあらかじめ付与された複数のレコードからな
る第2のファイルをあらかじめ格納した第2の格納手段
と、(ニ)この第2の格納手段から前記した第2のファ
イルを形成するレコードを1レコードずつ入力する第2
のレコード入力手段と、(ホ)前記した第1のレコード
入力手段が入力した各レコードに後から付与したレコー
ド識別子と前記した第2のレコード入力手段が入力した
各レコードにあらかじめ付与されている連係識別子とを
それぞれ比較してその先後関係を求め、これらの先後関
係にしたがって、前記した第1のファイルを形成するレ
コードおよび前記した第2のファイルを形成するレコー
ドの組合せごとに、その組合せにおける対応関係の有無
を決定する対応決定手段と、(ヘ)この対応決定手段に
より相互に対応関係を有すると決定されたレコードの組
合せの各々について、レコードの内容の異同を判定する
異同判定手段と、(ト)前記した対応決定手段により相
互に対応関係を有すると決定されるとともに前記した異
同判定手段によりレコードの内容が同一と判定された組
合せにおける各レコードを、前記した第1のファイルの
更新で差分が発生しなかった一致レコードに決定し、こ
の一致レコードを除いた他のすべてのレコードを差分レ
コードに決定する差分決定手段とをファイルの更新状況
判定システムに具備させる。
【0017】すなわち請求項5記載の発明では、第1の
ファイルを形成する各レコードに後から付与された先後
関係を有するレコード識別子と、第1のファイルを更新
した第2のファイルを形成する各レコードにあらかじめ
付与された同様の先後関係を有する連係識別子との先後
関係にしたがって、第1のファイルを形成するレコード
および第2のファイルを形成するレコードの組合せごと
に、その組合せにおける対応関係の有無が決定される。
そして、対応関係を有するレコードの組合せの各々につ
いてレコードの内容の異同が判定され、対応関係を有す
ると決定されるとともに内容が同一と判定された組合せ
における各レコードは、ファイルの更新で差分が発生し
なかった一致レコードに決定される。また、一致レコー
ドを除いた他のすべてのレコードは、差分レコードに決
定される。
【0018】請求項6記載の発明では、請求項4または
請求項5記載の発明で、(イ)前記した第2のファイル
を形成する各レコードに、互いに先後関係を有する新レ
コード識別子をあらかじめ付与したことを特徴としてい
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下実施例につき本発明を詳細に
説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例におけるファイル
の更新状況判定システムの基本的な構成を表わしたもの
である。同図中、元ファイル11および更新ファイル1
2は、それぞれプログラムコードなどが記述されたファ
イルであって、更新ファイル12は、変更操作の結果で
ある元ファイル11の更新によって生成されたものであ
る。元ファイル11を形成する各レコードには、後述す
るように、順序づけされたレコード番号が付与される。
更新ファイル12を形成する各レコードには、後述する
ように、元ファイル11を形成するレコードとの連係を
表わす連係番号と、順序づけされた新レコード番号とが
付与される。これらの元ファイル11および更新ファイ
ル12は、例えば磁気記憶装置などの格納手段にあらか
じめ格納してある。
【0021】第1のレコード入力手段13は、元ファイ
ル11を形成するレコードを1レコードずつ入力する。
第2のレコード入力手段14は、更新ファイル12を形
成するレコードを1レコードずつ入力する。対応決定手
段15は、元ファイル11の各レコードに付与されてい
るレコード番号と、更新ファイル12の各レコードに付
与されている連係番号との大小関係にしたがって、元フ
ァイル11を形成するレコードおよび更新ファイル12
を形成するレコードの組合せごとに、その組合せにおけ
る対応関係の有無を決定する。異同判定手段16は、対
応決定手段15により相互に対応関係を有すると決定さ
れたレコードの組合せの各々について、レコードの内容
の異同を判定する。差分決定手段17は、対応関係を有
する内容が同一のレコードを一致レコードに決定し、こ
れ以外のレコードを差分レコードに決定する。
【0022】図2および図3は本実施例のファイルの更
新状況判定システムの判定対象となるファイルの構成を
表わしたものであって、図2は元ファイル11の構成
を、図3は更新ファイル12の構成を、それぞれ表わ
す。図2において、各々のレコードは、レコードの内容
そのものであるプログラムコードなどのデータが記述さ
れるデータ記述フィールド21と、そのレコードに付与
されるレコード番号が設定されるレコード番号フィール
ド22からなる。レコード番号フィールド22には、元
ファイル11中におけるそのレコードの格納順序に応じ
た数値がレコード番号として設定される。
【0023】図3において、各々のレコードは、レコー
ドの内容そのものであるプログラムコードなどのデータ
が記述されるデータ記述フィールド26と、そのレコー
ドに付与される連係番号が設定される連係番号フィール
ド27と、そのレコードに付与される新レコード番号が
設定される新レコード番号フィールド28からなる。新
レコード番号フィールド28には、更新ファイル12中
におけるそのレコードの格納順序に応じた数値が新レコ
ード番号として設定される。また、連係番号フィールド
27には、元ファイル11中における対応関係のあるレ
コードに付与されたレコード番号の数値が連係番号とし
て設定されるが、後述するように新たなレコードの挿入
があった場合、元ファイル11中のレコードとの対応関
係を有する直前のレコードに付与された連係番号の数値
が、挿入された新たなレコードの連係番号フィールド2
7に連係番号として重複して設定される。
【0024】次に、本実施例の前提となるファイルの更
新について説明する。
【0025】図4および図5は本実施例のファイルの更
新状況判定システムの判定対象となるファイルの更新に
ついて説明するためのものであり、図4は全体の概略的
な流れを、図5は編集処理の詳細な流れを、それぞれ表
わす。
【0026】図4において、磁気記憶装置などの格納手
段から元ファイル11を1レコードずつ読み出して、そ
の各レコードに対して昇順に順序づけされたレコード番
号を付与する(ステップS301)。そして、この読み
出した元ファイル11をコピーして、変更操作が加えら
れる前の更新ファイル12を生成し(ステップS30
2)、この更新ファイル12に対し変更操作を加えるた
めの編集を開始する(ステップS303)。図5に詳細
を示す編集処理で更新ファイル12に対し各種の変更操
作が加えられた後(ステップS304)、この更新ファ
イル12の各レコードに連係番号を付与する(ステップ
S305)。最後に、この更新ファイル12の各レコー
ドに対して昇順に順序づけされた新レコード番号を付与
し(ステップS306)、磁気記憶装置などの格納手段
に書き込んでファイルの更新を完了する。
【0027】図5において、最初に、更新ファイル12
に対し変更操作を加える作業者から編集指示の入力を受
け付ける(ステップS311)。そして、入力された編
集指示がレコードの内容変更であった場合(ステップS
312=Y)、この編集指示で指定されたレコードの修
正処理を行ってからステップS311に戻る(ステップ
S312a)。ステップS311で入力された編集指示
がレコードの内容変更ではなく(ステップS312=
N)、レコードの削除であった場合(ステップS313
=Y)、この編集指示で指定されたレコードの削除処理
を行ってからステップS311に戻る(ステップS31
3a)。ステップS311で入力された編集指示がレコ
ードの削除ではなく(ステップS313=N)、レコー
ドの挿入であった場合(ステップS314=Y)、この
編集指示で指定されたレコードの直前あるいは直後に内
容が空白の新レコードを生成し(ステップS314
a)、この新レコードへの内容の入力処理を行ってから
ステップS311に戻る(ステップS314b)。ステ
ップS311で入力された編集指示がレコードの挿入で
はなく(ステップS314=N)、レコードのコピーで
あった場合(ステップS315=Y)、この編集指示で
指定された直前のレコードと内容が同一の新レコードを
生成し(ステップS315a)、この新レコードの修正
処理を行ってからステップS311に戻る(ステップS
315b)。ステップS311で入力された編集指示が
レコードのコピーではなく(ステップS315=N)、
編集処理の終了指示であった場合(ステップS316=
Y)、編集処理すなわち図4のステップ304を終了す
る。ステップS311で入力された編集指示が編集処理
の終了指示ではなかった場合(ステップS316=
N)、そのまま何もせずにステップS311に戻る。
【0028】次に、本実施例によるファイルの更新状況
の判定について説明する。
【0029】図6〜図8は本実施例のファイルの更新状
況判定システムによる更新状況の判定処理について説明
するためのものである。図6において、最初に元ファイ
ル11から1レコードを入力し(ステップS500)、
この入力したレコードが元ファイル11の最終レコード
であるか否かを判定する(ステップS501)。この結
果、入力したレコードが元ファイル11の最終レコード
であれば(ステップS501=Y)、比較対象である更
新ファイル12中の未入力レコードをすべて差分レコー
ドに決定し(ステップS502)、更新状況の判定処理
を完了する。一方、入力したレコードが元ファイル11
の最終レコードでなければ(ステップS501=N)、
更新ファイル12から1レコードを入力し(ステップS
503)、この入力したレコードが更新ファイル12の
最終レコードであるか否かを判定する(ステップS50
4)。この結果、入力したレコードが更新ファイル12
の最終レコードであれば(ステップS504=Y)、元
ファイル11中の未入力レコードをすべて差分レコード
に決定し(ステップS505)、更新状況の判定処理を
完了する。
【0030】これに対し、ステップS503で入力した
レコードが更新ファイル12の最終レコードでなければ
(ステップS504=N)、ステップS500で元ファ
イル11から入力したレコードに付与されるレコード番
号と、ステップS503で更新ファイル12から入力し
たレコードに付与される連係番号とが一致するか否かを
判定する(ステップS506)。この結果、レコード番
号と連係番号とが一致すれば(ステップS506=
Y)、これらのレコードは対応関係を有するので、引き
続きレコードの内容が一致するか否かを判定する(ステ
ップS507)。そして、レコードの内容が一致すれば
(ステップS507=Y)、比較した元ファイル11お
よび更新ファイル12の各レコードを、ファイルの更新
で差分が発生しなかった一致レコードに決定して(ステ
ップS508)、ステップS500に戻る。また、レコ
ードの内容が一致しなければ(ステップS507=
N)、比較した元ファイル11および更新ファイル12
の各レコードを、ファイルの更新で差分が発生した差分
レコードに決定して(ステップS509)、ステップS
500に戻る。
【0031】一方、ステップS500で元ファイル11
から入力したレコードに付与されるレコード番号と、ス
テップS503で更新ファイル12から入力したレコー
ドに付与される連係番号とが一致しなければ(ステップ
S506=N)、引き続き、レコード番号が連係番号よ
り大きいか否かを判定する(ステップS510)。そし
て、レコード番号が連係番号より大きい場合(ステップ
S510=Y)には、比較対象としていた更新ファイル
12のレコードを一時記憶装置などに退避させた後(ス
テップS511)、更新ファイル12から新たに1レコ
ードを入力して(ステップS512)、この新たに入力
したレコードが更新ファイル12の最終レコードである
か否かを判定する(ステップS513)。この結果、新
たに入力したレコードが更新ファイル12の最終レコー
ドであれば(ステップS513=Y)、ステップS51
1で退避させたレコードを差分レコードに決定するとと
もに(ステップS514)、元ファイル11中の未入力
レコードをすべて差分レコードに決定し(ステップS5
15)、更新状況の判定処理を完了する。また、新たに
入力したレコードが更新ファイル12の最終レコードで
なければ(ステップS513=N)、元ファイル11か
ら入力したレコードに付与されるレコード番号と、新た
に入力したレコードに付与される連係番号とが一致する
か否かを判定し(ステップS516)、一致すれば(ス
テップS516=Y)ステップS511で退避させたレ
コードを差分レコードに決定して(ステップS517)
からステップS507に分岐する一方、一致しなければ
(ステップS516=N)ステップS511へ戻る。
【0032】これに対し、ステップS500で元ファイ
ル11から入力したレコードに付与されるレコード番号
がステップS503で更新ファイル12から入力したレ
コードに付与される連係番号より大きくない場合(ステ
ップS510=N)には、元ファイル11のレコードを
一時記憶装置などに退避させた後(ステップS52
0)、元ファイル11から新たに1レコードを入力して
(ステップS521)、この新たに入力したレコードが
元ファイル11の最終レコードであるか否かを判定する
(ステップS522)。この結果、新たに入力したレコ
ードが元ファイル11の最終レコードであれば(ステッ
プS522=Y)、ステップS520で退避させたレコ
ードを差分レコードに決定するとともに(ステップS5
23)、更新ファイル12中の未入力レコードをすべて
差分レコードに決定し(ステップS524)、更新状況
の判定処理を完了する。また、新たに入力したレコード
が元ファイル11の最終レコードでなければ(ステップ
S522=N)、新たに元ファイル11から入力したレ
コードに付与されるレコード番号と、更新ファイル12
のレコードに付与される連係番号とが一致するか否かを
判定し(ステップS525)、一致すれば(ステップS
525=Y)ステップS520で退避させたレコードを
差分レコードに決定して(ステップS526)からステ
ップS507に分岐する一方、一致しなければ(ステッ
プS525=N)ステップS520へ戻る。
【0033】図9および図10は本実施例のファイルの
更新状況判定システムの判定対象となるファイルの第1
の具体例を表わしたものであって、図9は元ファイルを
形成する各レコードの具体例を、図10は更新ファイル
を形成する各レコードの具体例を、それぞれ表わす。こ
れらの元ファイルおよび更新ファイルについて、図6〜
図8に示した更新状況の判定処理を適用した場合、元フ
ァイル中のレコード801および更新ファイル中のレコ
ード851と、元ファイル中のレコード802および更
新ファイル中のレコード852と、元ファイル中のレコ
ード803および更新ファイル中のレコード856と、
元ファイル中のレコード804および更新ファイル中の
レコード857が、それぞれ一致レコードに決定され、
これらの一致レコードを除いた他のすべてのレコード
が、ファイルの更新により差分が発生した差分レコード
に決定される。
【0034】図11および図12は本実施例のファイル
の更新状況判定システムの判定対象となるファイルの第
2の具体例を表わしたものであって、図11は元ファイ
ルを形成する各レコードの具体例を、図12は更新ファ
イルを形成する各レコードの具体例を、それぞれ表わ
す。これらの元ファイルおよび更新ファイルについて、
図6〜図8に示した更新状況の判定処理を適用した場
合、元ファイル中のレコード901および更新ファイル
中のレコード951と、元ファイル中のレコード902
および更新ファイル中のレコード952と、元ファイル
中のレコード907および更新ファイル中のレコード9
53と、元ファイル中のレコード908および更新ファ
イル中のレコード954と、元ファイル中のレコード9
12および更新ファイル中のレコード955と、元ファ
イル中のレコード913および更新ファイル中のレコー
ド956と、元ファイル中のレコード914および更新
ファイル中のレコード957が、それぞれ一致レコード
に決定され、これらの一致レコードを除いた他のすべて
のレコードが、ファイルの更新により差分が発生した差
分レコードに決定される。
【0035】以上詳しく説明したように、本実施例によ
れば、元ファイルを形成する各レコードに順序づけて付
与されたレコード番号と、更新ファイルを形成する各レ
コードにあらかじめ付与された連係番号との大小関係に
したがって、各々のレコードの組合せにおける対応関係
の有無が決定される。そして、対応関係を有するレコー
ドの組合せについてのみ、レコードの内容の異同が判定
される。この結果、対応関係を有すると決定されるとと
もに内容が同一と判定された組合せにおける各レコード
が一致レコードに、一致レコードを除いた他のすべての
レコードが差分レコードに、決定される。すなわち、レ
コードの内容の異同を判定する前に、レコード番号と連
係番号との大小関係から各レコードの対応関係の有無が
決定されるため、比較対象とされるレコードにずれを生
じることがなくなって、元ファイルおよびこの元ファイ
ルを更新して得られた更新ファイルの差分を正確に検出
することができる。
【0036】なお、上述した実施例では、更新ファイル
の各レコードに新レコード番号を付与したものを図示し
たが、更新状況の判定処理においては新レコード番号を
使用しないため、新レコード番号を全く付与しないよう
にしても差し支えない。これに対し、元ファイルの各レ
コードに付与したレコード番号は、更新状況の判定処理
に際してのみ必須となるため、レコード番号を付与した
状態で格納手段に格納しても、レコード番号を付与しな
い状態で格納手段に格納するとともに入力した後で順序
づけしたレコード番号を付与するようにしても、どちら
でもよい。さらに付言すれば、数値で表わされるレコー
ド番号および連係番号に代えて、互いに先後関係を有す
るレコード識別子および連係識別子を各レコードに付与
するようにしてもよい。例えば、英文字は先後関係を有
するので、レコード識別子および連係識別子として利用
することが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、第1のファイルを形成する各レコードにあら
かじめ順序づけて付与されたレコード番号と、第2のフ
ァイルを形成する各レコードにあらかじめ付与された連
係番号との大小関係にしたがって、各々のレコードの組
合せにおける対応関係の有無が決定される。そして、対
応関係を有するレコードの組合せについてのみ、レコー
ドの内容の異同が判定される。この結果、対応関係を有
すると決定されるとともに内容が同一と判定された組合
せにおける各レコードが一致レコードに、一致レコード
を除いた他のすべてのレコードが差分レコードに、決定
される。すなわち、レコードの内容の異同を判定する前
に、レコード番号と連係番号との大小関係から各レコー
ドの対応関係の有無が決定されるため、比較対象とされ
るレコードにずれを生じることがなくなって、第1のフ
ァイルおよびこの第1のファイルを更新して得られた第
2のファイルの差分を正確に検出することができる。
【0038】また、請求項2記載の発明によれば、第1
のファイルを形成する各レコードに後から順序づけて付
与されたレコード番号と、第2のファイルを形成する各
レコードにあらかじめ付与された連係番号との大小関係
にしたがって、各々のレコードの組合せにおける対応関
係の有無が決定される。そして、対応関係を有するレコ
ードの組合せについてのみ、レコードの内容の異同が判
定される。この結果、対応関係を有すると決定されると
ともに内容が同一と判定された組合せにおける各レコー
ドが一致レコードに、一致レコードを除いた他のすべて
のレコードが差分レコードに、決定される。すなわち、
レコードの内容の異同を判定する前に、レコード番号と
連係番号との大小関係から各レコードの対応関係の有無
が決定されるため、比較対象とされるレコードにずれを
生じることがなくなって、第1のファイルおよびこの第
1のファイルを更新して得られた第2のファイルの差分
を正確に検出することができる。
【0039】さらに、請求項4記載の発明によれば、第
1のファイルを形成する各レコードにあらかじめ付与さ
れた先後関係を有するレコード識別子と、第2のファイ
ルを形成する各レコードにあらかじめ付与された同様の
先後関係を有する連係識別子との先後関係にしたがっ
て、各々のレコードの組合せにおける対応関係の有無が
決定される。そして、対応関係を有するレコードの組合
せについてのみ、レコードの内容の異同が判定される。
この結果、対応関係を有すると決定されるとともに内容
が同一と判定された組合せにおける各レコードが一致レ
コードに、一致レコードを除いた他のすべてのレコード
が差分レコードに、決定される。すなわち、レコードの
内容の異同を判定する前に、レコード識別子と連係識別
子との先後関係から各レコードの対応関係の有無が決定
されるため、比較対象とされるレコードにずれを生じる
ことがなくなって、第1のファイルおよびこの第1のフ
ァイルを更新して得られた第2のファイルの差分を正確
に検出することができる。
【0040】また、請求項5記載の発明によれば、第1
のファイルを形成する各レコードに後から付与された先
後関係を有するレコード識別子と、第2のファイルを形
成する各レコードにあらかじめ付与された同様の先後関
係を有する連係識別子との先後関係にしたがって、各々
のレコードの組合せにおける対応関係の有無が決定され
る。そして、対応関係を有するレコードの組合せについ
てのみ、レコードの内容の異同が判定される。この結
果、対応関係を有すると決定されるとともに内容が同一
と判定された組合せにおける各レコードが一致レコード
に、一致レコードを除いた他のすべてのレコードが差分
レコードに、決定される。すなわち、レコードの内容の
異同を判定する前に、レコード識別子と連係識別子との
先後関係から各レコードの対応関係の有無が決定される
ため、比較対象とされるレコードにずれを生じることが
なくなって、第1のファイルおよびこの第1のファイル
を更新して得られた第2のファイルの差分を正確に検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファイルの更新状況
判定システムの基本的な構成を表わしたブロック図であ
る。
【図2】本実施例のファイルの更新状況判定システムの
判定対象となるファイルの構成を表わした概念図であ
る。
【図3】本実施例のファイルの更新状況判定システムの
判定対象となるファイルの構成を表わした概念図であ
る。
【図4】本実施例のファイルの更新状況判定システムの
判定対象となるファイルの更新について説明する流れ図
である。
【図5】本実施例のファイルの更新状況判定システムの
判定対象となるファイルの更新について説明する流れ図
である。
【図6】本実施例のファイルの更新状況判定システムに
よる更新状況の判定処理について説明する流れ図であ
る。
【図7】本実施例のファイルの更新状況判定システムに
よる更新状況の判定処理について説明する流れ図であ
る。
【図8】本実施例のファイルの更新状況判定システムに
よる更新状況の判定処理について説明する流れ図であ
る。
【図9】本実施例のファイルの更新状況判定システムの
判定対象となるファイルの第1の具体例を表わした説明
図である。
【図10】本実施例のファイルの更新状況判定システム
の判定対象となるファイルの第1の具体例を表わした説
明図である。
【図11】本実施例のファイルの更新状況判定システム
の判定対象となるファイルの第2の具体例を表わした説
明図である。
【図12】本実施例のファイルの更新状況判定システム
の判定対象となるファイルの第2の具体例を表わした説
明図である。
【図13】変更前後のプログラムファイルの差分を求め
る従来技術を表わした流れ図である。
【図14】変更前後のプログラムファイルの差分を求め
る従来技術を表わした流れ図である。
【符号の説明】
11 元ファイル 12 更新ファイル 13 第1のレコード入力手段 14 第2のレコード入力手段 15 対応決定手段 16 異同判定手段 17 差分決定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順序付けされたレコード番号がそれぞれ
    にあらかじめ付与された複数のレコードからなる第1の
    ファイルをあらかじめ格納した第1の格納手段と、 この第1の格納手段から前記第1のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力する第1のレコード入力
    手段と、 前記第1のファイルの更新によって生成され、前記第1
    のファイルを形成するレコードとの連係を表わす連係番
    号がそれぞれにあらかじめ付与された複数のレコードか
    らなる第2のファイルをあらかじめ格納した第2の格納
    手段と、 この第2の格納手段から前記第2のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力する第2のレコード入力
    手段と、 前記第1のレコード入力手段が入力した各レコードにあ
    らかじめ付与されているレコード番号と前記第2のレコ
    ード入力手段が入力した各レコードにあらかじめ付与さ
    れている連係番号とをそれぞれ比較して大小関係を求
    め、これらの大小関係にしたがって、前記第1のファイ
    ルを形成するレコードおよび前記第2のファイルを形成
    するレコードの組合せごとに、その組合せにおける対応
    関係の有無を決定する対応決定手段と、 この対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されたレコードの組合せの各々について、レコードの内
    容の異同を判定する異同判定手段と、 前記対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されるとともに前記異同判定手段によりレコードの内容
    が同一と判定された組合せにおける各レコードを、前記
    第1のファイルの更新で差分が発生しなかった一致レコ
    ードに決定し、この一致レコードを除いた他のすべての
    レコードを差分レコードに決定する差分決定手段とを具
    備することを特徴とするファイルの更新状況判定システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複数のレコードからなる第1のファイル
    をあらかじめ格納した第1の格納手段と、 この第1の格納手段から前記第1のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力するとともに、入力した
    レコードに対して順次的にレコード番号を付与する第1
    のレコード入力手段と、 前記第1のファイルの更新によって生成され、前記第1
    のファイルを形成するレコードとの連係を表わす連係番
    号がそれぞれにあらかじめ付与された複数のレコードか
    らなる第2のファイルをあらかじめ格納した第2の格納
    手段と、 この第2の格納手段から前記第2のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力する第2のレコード入力
    手段と、 前記第1のレコード入力手段が入力した各レコードに後
    から付与したレコード番号と前記第2のレコード入力手
    段が入力した各レコードにあらかじめ付与されている連
    係番号とをそれぞれ比較して大小関係を求め、これらの
    大小関係にしたがって、前記第1のファイルを形成する
    レコードおよび前記第2のファイルを形成するレコード
    の組合せごとに、その組合せにおける対応関係の有無を
    決定する対応決定手段と、 この対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されたレコードの組合せの各々について、レコードの内
    容の異同を判定する異同判定手段と、 前記対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されるとともに前記異同判定手段によりレコードの内容
    が同一と判定された組合せにおける各レコードを、前記
    第1のファイルの更新で差分が発生しなかった一致レコ
    ードに決定し、この一致レコードを除いた他のすべての
    レコードを差分レコードに決定する差分決定手段とを具
    備することを特徴とするファイルの更新状況判定システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第2のファイルを形成する各レコー
    ドに、順序付けされた新レコード番号をあらかじめ付与
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のフ
    ァイルの更新状況判定システム。
  4. 【請求項4】 互いに先後関係を有する固有のレコード
    識別子がそれぞれにあらかじめ付与された複数のレコー
    ドからなる第1のファイルをあらかじめ格納した第1の
    格納手段と、 この第1の格納手段から前記第1のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力する第1のレコード入力
    手段と、 前記第1のファイルの更新によって生成され、前記第1
    のファイルを形成するレコードとの連係を表わすととも
    にレコード識別子と同様の先後関係を有する連係識別子
    がそれぞれにあらかじめ付与された複数のレコードから
    なる第2のファイルをあらかじめ格納した第2の格納手
    段と、 この第2の格納手段から前記第2のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力する第2のレコード入力
    手段と、 前記第1のレコード入力手段が入力した各レコードにあ
    らかじめ付与されているレコード識別子と前記第2のレ
    コード入力手段が入力した各レコードにあらかじめ付与
    されている連係識別子とをそれぞれ比較してその先後関
    係を求め、これらの先後関係にしたがって、前記第1の
    ファイルを形成するレコードおよび前記第2のファイル
    を形成するレコードの組合せごとに、その組合せにおけ
    る対応関係の有無を決定する対応決定手段と、 この対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されたレコードの組合せの各々について、レコードの内
    容の異同を判定する異同判定手段と、 前記対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されるとともに前記異同判定手段によりレコードの内容
    が同一と判定された組合せにおける各レコードを、前記
    第1のファイルの更新で差分が発生しなかった一致レコ
    ードに決定し、この一致レコードを除いた他のすべての
    レコードを差分レコードに決定する差分決定手段とを具
    備することを特徴とするファイルの更新状況判定システ
    ム。
  5. 【請求項5】 複数のレコードからなる第1のファイル
    をあらかじめ格納した第1の格納手段と、 この第1の格納手段から前記第1のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力するとともに、入力した
    レコードに対し互いに先後関係を有するレコード識別子
    をその先後順にしたがって付与する第1のレコード入力
    手段と、 前記第1のファイルの更新によって生成され、前記第1
    のファイルを形成するレコードとの連係を表わすととも
    にレコード識別子と同様の先後関係を有する連係識別子
    がそれぞれにあらかじめ付与された複数のレコードから
    なる第2のファイルをあらかじめ格納した第2の格納手
    段と、 この第2の格納手段から前記第2のファイルを形成する
    レコードを1レコードずつ入力する第2のレコード入力
    手段と、 前記第1のレコード入力手段が入力した各レコードに後
    から付与したレコード識別子と前記第2のレコード入力
    手段が入力した各レコードにあらかじめ付与されている
    連係識別子とをそれぞれ比較してその先後関係を求め、
    これらの先後関係にしたがって、前記第1のファイルを
    形成するレコードおよび前記第2のファイルを形成する
    レコードの組合せごとに、その組合せにおける対応関係
    の有無を決定する対応決定手段と、 この対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されたレコードの組合せの各々について、レコードの内
    容の異同を判定する異同判定手段と、 前記対応決定手段により相互に対応関係を有すると決定
    されるとともに前記異同判定手段によりレコードの内容
    が同一と判定された組合せにおける各レコードを、前記
    第1のファイルの更新で差分が発生しなかった一致レコ
    ードに決定し、この一致レコードを除いた他のすべての
    レコードを差分レコードに決定する差分決定手段とを具
    備することを特徴とするファイルの更新状況判定システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第2のファイルを形成する各レコー
    ドに、互いに先後関係を有する新レコード識別子をあら
    かじめ付与したことを特徴とする請求項4または請求項
    5記載のファイルの更新状況判定システム。
JP9338260A 1997-11-25 1997-11-25 ファイルの更新状況判定システム Pending JPH11161528A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072749A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Yamatake Corp データベース変更点検索方法および装置

Cited By (2)

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JP2007072749A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Yamatake Corp データベース変更点検索方法および装置
JP4728073B2 (ja) * 2005-09-07 2011-07-20 株式会社山武 データベース変更点検索方法および装置

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