JPH0546378A - プログラムの修正処理方法 - Google Patents

プログラムの修正処理方法

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JPH0546378A
JPH0546378A JP3226593A JP22659391A JPH0546378A JP H0546378 A JPH0546378 A JP H0546378A JP 3226593 A JP3226593 A JP 3226593A JP 22659391 A JP22659391 A JP 22659391A JP H0546378 A JPH0546378 A JP H0546378A
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JP
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patch data
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JP3226593A
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Toshihiro Morimoto
利弘 森本
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子計算機システムにおいて、プログラムの
データを複数のパッチデータで修正処理するプログラム
の修正処理方法に関し、パッチデータの実施順序が正し
く設定されていない場合でも、実施順序を自動的に補正
することを目的とする。 【構成】 プログラムの所望のアドレスのデータを各々
番号の付された複数のパッチデータで順次修正するプロ
グラムの修正処理方法において、各パッチデータ内に、
各パッチデータの実行前に適用されるパッチデータ番号
を格納する前提適用番号欄を設け、1の修正対象パッチ
データにより修正処理を実行するに際し、該1のパッチ
データ内の前提適用番号欄を参照し、該前提適用番号欄
が他のパッチデータを示していない時は、該1のパッチ
データによる修正処理を実行し、該前提適用番号欄で他
のパッチデータを示している時は、修正対象を該他のパ
ッチデータに移す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図6) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 一実施例の説明(図2乃至図3) (b) 他の実施例の説明(図4乃至図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機システムに
おいて、プログラムのデータを複数のパッチデータで修
正処理するプログラムの修正処理方法に関する。
【0003】近年の電子計算機システムは、ソフトウェ
アの多種多様化・大規模化が著しく進む中、ソフトウェ
アの障害や機能向上も増加の傾向にある。このソフトウ
ェアの障害や機能向上に対し、プログラムの一部のデー
タを修正する必要があり、そのためのパッチ(修正)デ
ータの改版数も増加している。
【0004】例えば、改版1のパッチデータを作成した
ところ、ソフトウェアの障害や機能向上のため、改版2
のパッチデータを作成し、更に同様に改版3のパッチデ
ータを作成するということはよくあることであり、しか
もプログラムの同一アドレスに対することもあり得る。
【0005】このような場合に、改版毎に、対象プログ
ラムをパッチデータで修正すれば、問題はないが、新規
ユーザーの場合や現ユーザーで当該修正部分を使用せず
に運用がうまくいっている場合には、かかる改版分のパ
ッチデータで一括して修正処理することが多い。このた
め、複数のパッチデータを実行順序を誤ることなく、安
定にパッチの実行を行う技術が求められる。
【0006】
【従来の技術】図6は従来技術の説明図である。図6に
示すように、CPU1のメモリ(ファイル装置)2に対
象プログラムが格納されており、対象プログラムのアド
レスのデータ「AAAA BBBB」を修正すること
を仮定する。
【0007】これに対し、パッチデータは、修正アドレ
スと、その旧データと、新データとを有し、フロッピー
ディスク、磁気テープ等に格納され、ユーザー側でCP
U1に入力される。
【0008】この時、このアドレスに対するパッチデー
タが設定番号1〜3の3つあるとすると、正式なパッチ
実行順序としては、番号2−番号1−番号3の順序で実
行する必要がある。
【0009】CPU1は、番号順に実行するため、番号
1を先に実施し、番号1のパッチデータの旧データ「B
BBB CCCC」が、プログラムの当該アドレスの実
データ「AAAA BBBB」と一致しないため、パッ
チデータエラーとなり、パッチ処理がこの時点で中断す
る一種のガード機能を設けている。
【0010】このため、最後までパッチ実施が行われな
い。このような事態は、設定番号によりパッチ実施順序
が正しく設定されていないため発生する。
【0011】この設定番号は、パッチ作成者が、作成時
に付けるため、一般的には、実施順序(作成順)に付さ
れるはずであるが、大規模システム等において、多数の
開発担当者により開発される場合には、当該パッチデー
タの各々が、異なる開発担当者により作成され、この設
定番号がパッチ実施順と異なってしまうことがあり得
る。このため、従来は、ユーザー側のオペレータが、パ
ッチデータエラー発生に応じて、パッチ実施順序を補正
して対応していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題点があった。 パッチ実施が中断されてしまい、パッチの実施が円滑
に行えない。 オペレータの補正操作を必要とし、作業の手間がかか
り、作業時間も長くなり、特にユーザーが実施する場合
には、トラブルの原因となる。
【0013】従って、本発明は、パッチデータの実施順
序が正しく設定されていない場合でも、実施順序を自動
的に補正することができるプログラムの修正処理方法を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、図1(A)に示すように、
プログラムを格納したメモリ2と、該プログラムを実行
するCPU1とを有し、該プログラムの所望のアドレス
のデータを各々番号の付された複数のパッチデータで順
次修正するプログラムの修正処理方法において、各パッ
チデータ内に、各パッチデータの実行前に適用されるパ
ッチデータ番号を格納する前提適用番号欄を設け、1の
修正対象パッチデータにより修正処理を実行するに際
し、該1のパッチデータ内の前提適用番号欄を参照し、
該前提適用番号欄が他のパッチデータを示していない時
は、該1のパッチデータによる修正処理を実行し、該前
提適用番号欄で他のパッチデータを示している時は、修
正対象を該他のパッチデータに移すことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記パッチデータ内に、修正処理の実行済を示すパッチ
実施済情報欄を設け、前記1のパッチデータの前提適用
番号欄で他のパッチデータを示している時は、該他のパ
ッチデータのパッチ実施済情報欄を参照し、前記パッチ
実施済情報欄でパッチ実施済を示している時は、前記1
のパッチデータによる修正処理を実行することを特徴と
する。
【0016】本発明の請求項3は、図1(B)に示すよ
うに、プログラムを格納したメモリ2と、該プログラム
を実行するCPU1とを有し、該プログラムの所望のア
ドレスのデータを各々番号の付された複数のパッチデー
タで順番に修正するプログラムの修正処理方法におい
て、各パッチデータとして、旧データと新データを有
し、該プログラムの対象アドレスのデータと、該修正対
象パッチデータの旧データとを比較し、一致していれ
ば、該パッチデータの新データによる修正処理を実行
し、一致していなければ、次のパッチデータを修正対象
とすることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の請求項1では、設定番号の他に、各パ
ッチデータ内に実施順序の管理情報として、前提適用番
号を設け、前提適用番号を参照し、実行順序を自動補正
するようにしている。
【0018】このため、設定番号が誤っていても、正し
い実行順序で実行でき、パッチ実施の中断やオペレータ
の介在を防ぐことができる。この場合に、他の方法とし
て、前提適用番号により、実行順にパッチデータをソー
トすることも考えられるが、このためには、別に管理フ
ァイルを要し、このためのプログラムも必要となるた
め、好ましくない。
【0019】本発明の請求項2では、パッチデータ内
に、修正処理の実行済を示すパッチ実施済情報欄を設
け、1のパッチデータの前提適用番号欄で他のパッチデ
ータを示している時は、他のパッチデータのパッチ実施
済情報欄を参照し、パッチ実施済情報欄でパッチ実施済
を示している時は、1のパッチデータによる修正処理を
実行するので、実行済のパッチデータの修正処理が再実
行されることを防止できる。
【0020】本発明の請求項3では、プログラムの対象
アドレスのデータと、修正対象パッチデータの旧データ
とを比較し、一致していれば、パッチデータの新データ
による修正処理を実行し、一致していなければ、次のパ
ッチデータを修正対象とするので、データの比較のみ
で、実行順序を自動補正できる。このため、前提適用番
号等を管理する必要なく、パッチデータの作成が容易と
なる。
【0021】
【実施例】
(a) 一実施例の説明 図2は本発明の一実施例説明図、図3は本発明の一実施
例処理フロー図である。
【0022】図2において、修正対象プログラムを、プ
ログラム、プログラムの2つとし、修正対象アドレ
スを各々アドレスa、bの「BBBB CCCC」、
「IIII JJJJ」、アドレスc、dの「YYYY
ZZZZ」、「NNNN MMMM」の4つとしてあ
る。
【0023】又、パッチデータは、番号1〜6の6つ用
意され、各々対象プログラム名、対象アドレス、旧デー
タ、新データ、適用番号、パッチ実施済情報を格納す
る。この例では、プログラムのアドレスaに対し、番
号1、4、5のパッチデータが、プログラムのアドレ
スbに対し、番号6のパッチデータが、プログラムの
アドレスcに対し、番号2のパッチデータが、プログラ
ムのアドレスdに対し、番号3のパッチデータが対応
する。
【0024】従って、1アドレスに対し、1つのパッチ
データしかない番号2、3、6のパッチデータでは、適
用番号はなく、ブランクである。一方、1アドレスに、
3つのパッチデータがある番号1、4、5では、番号
5、4、1の順でパッチを実行するように、番号1、
4、5のパッチデータの適用番号欄が設定されており、
番号5のパッチデータは実施済とする。
【0025】この条件で、番号順(番号1−番号2−・
・・)に図3の処理フローに従って、CPU1がパッチ
を実施する。 番号nのパッチデータのパッチ実施済情報の判定を行
い、実施済なら、終了する。
【0026】一方、未実施なら、番号nのパッチデー
タの適用番号情報の判定が行われ、適用番号が無けれ
ば、ステップに進む。 適用番号が存在すれば、その適用番号のパッチデータ
の実施済情報の判定を行う。
【0027】番号1のパッチデータでは、番号4という
適用番号が存在するので、適用番号4のパッチデータの
実施済情報を判定する。適用番号のパッチデータの実施
済情報が、パッチ実施済を示していれば、ステップに
進む。
【0028】適用番号のパッチデータの実施済情報
が、パッチ実施済を示していなければ、その適用番号の
パッチを実施して、ステップに進む。 前述の番号nのパッチを実施する。
【0029】 次に、そのパッチ実施済情報に実施済
を設定し、終了する。これを図2の例に適用して具体的
に説明する。先ず、で番号1のパッチデータの実施済
情報の判定が行われ、未実施のため、に進み、番号1
のパッチデータの適用番号情報の判定が行われ、番号1
のパッチデータでは、番号4という適用番号が存在する
ので、に進み、適用番号4のパッチデータの実施済情
報を判定する。
【0030】適用番号4の実施済情報に未実施が設定さ
れているため、のパッチ実施処理を行う。即ち、番号
1と同様に、で番号4のパッチデータの実施済情報の
判定が行われ、未実施のため、に進み、番号4のパッ
チデータの適用番号情報の判定が行われ、番号4のパッ
チデータでは、番号5という適用番号が存在するので、
に進み、適用番号5のパッチデータの実施済情報を判
定する。
【0031】番号5のパッチ実施済情報が、実施済のた
め、で番号4のパッチ実施を行う。このパッチ実施に
より、アドレスaのデータが、「BBBB CCCC」
から「CCCC DDDD」に変更される。
【0032】番号4のパッチ実施が終了すると、で番
号4のパッチ実施済情報が「実施済」に変更される。こ
こで、番号1の適用番号4のパッチ実施が終了したの
で、で番号1のパッチ実施を行う。これにより、アド
レスaのデータは、「CCCC DDDD」から「PP
PP QQQQ」に変更されることになる。
【0033】番号1のパッチ実施が終了すると、によ
り、番号1のパッチ実施済情報が「実施済」に変更さ
れ、番号1のパッチ処理が終了する。番号1のパッチ実
施が終了したので、次の番号2のパッチ実施処理を行
う。
【0034】番号2では、のパッチ実施済情報の判定
で、未実施のため、の適用番号の判定に進み、番号2
では、適用番号が設定されていないので、のパッチ実
施を行い、アドレスcのデータは、「YYYY ZZZ
Z」から「WWWW XXXX」に変更され、番号2の
パッチ実施済情報に「実施済」を設定し、番号2のパッ
チ処理を終了する。
【0035】番号2のパッチ実施が終了したので、次の
番号3のパッチ実施処理を行う。番号3では、のパッ
チ実施済情報の判定で、未実施のため、の適用番号の
判定に進み、番号3では、適用番号が設定されていない
ので、のパッチ実施を行い、アドレスdのデータは、
「NNNN MMMM」から「SSSS TTTT」に
変更され、番号3のパッチ実施済情報に「実施済」を設
定し、番号3のパッチ処理を終了する。
【0036】番号3のパッチ実施が終了したので、次の
番号4のパッチ実施処理を行う。番号4では、のパッ
チ実施済情報の判定で、実施済のため、パッチ実施処理
はスキップされ、終了する。
【0037】番号4のパッチ実施が終了したので、次の
番号5のパッチ実施処理を行う。番号5では、のパッ
チ実施済情報の判定で、実施済のため、パッチ実施処理
はスキップされ、終了する。
【0038】番号5のパッチ実施が終了したので、次の
番号6のパッチ実施処理を行う。番号6では、のパッ
チ実施済情報の判定で、未実施のため、の適用番号の
判定に進み、番号6では、適用番号が設定されていない
ので、のパッチ実施を行い、アドレスbのデータは、
「IIII JJJJ」から「KKKK LLLL」に
変更され、番号6のパッチ実施済情報に「実施済」を設
定し、番号6のパッチ処理を終了する。
【0039】このようにして、番号1から番号6までの
パッチデータのパッチ実施が行われる。この方法では、
番号順にパッチ実施処理を行うという確実性のあるステ
ップを変えずに、同一アドレスに対する複数のパッチデ
ータの実施順序を自動補正でき、確実にパッチを実施で
きる。
【0040】(b) 他の実施例の説明 図4は本発明の他の実施例説明図、図5は本発明の他の
実施例処理フロー図である。
【0041】図4において、修正対象プログラムを、プ
ログラムとし、修正対象アドレスをアドレスaの「B
BBB CCCC」としてある。又、パッチデータは、
番号1〜3の3つ用意され、各々対象プログラム名、対
象アドレス、旧データ、新データを格納する。
【0042】この例では、プログラムのアドレスaに
対し、番号1、2、3のパッチデータが対応し、正式の
実行順は、番号3、1、2の順である。この条件で、番
号順(番号1−番号2−・・・)に図5の処理フローに
従って、CPU1がパッチを実施する。
【0043】1のパッチデータの旧(OLD)データ
と、パッチデータの対象アドレスaのデータとの比較を
行う。比較結果が一致すれば、そのパッチデータは、実
行すべきパッチデータであるので、ステップに進む。
【0044】比較が一致していなければ、パッチデー
タの新(NEW)データと、パッチデータの対象アドレ
スaのデータとの比較を行う。比較結果が一致すれば、
そのパッチデータは、既に実行されているため、終了す
る。
【0045】次に、比較が一致していなければ、旧デ
ータの一致するパッチデータの検索を行う。即ち、次の
パッチデータのプログラム名と、対象プログラム名を比
較し、プログラム名が一致するパッチデータを検索す
る。
【0046】プログラム名が一致するパッチデータが
検索されると、この検索したパッチデータのアドレス
と、当該1のパッチデータのアドレスとを比較し、アド
レスが一致するパッチデータを検索する。
【0047】プログラム名、アドレスが一致するパッ
チデータが検索されると、この検索したパッチデータの
新(NEW)データと、パッチデータの対象アドレスa
のデータとの比較を行う。比較結果が一致すれば、その
パッチデータは、既に実行されているため、ステップ
に戻る。
【0048】次に、比較が一致していなければ、未実
行のため、検索したパッチデータのパッチ処理を実行す
る。即ち、1のパッチデータと同様に、ステップから
開始する。
【0049】そして、当該1のパッチデータのパッチ
を実行し、終了する。これを図4の例により、具体的に
説明する。最初に、番号1のパッチデータを対象とし、
で旧データ「CCCC DDDD」と、プログラムの
アドレスaのデータ「BBBB CCCC」との比較を
行い、一致しないため、の新データ「PPPP QQ
QQ」と、プログラムのアドレスaのデータ「BBBB
CCCC」との比較を行う。
【0050】これも、一致しないため、以下の旧デー
タの一致するパッチデータの検索を行い、で番号2の
パッチデータを対象とし、そのプログラム名と、番号1
のパッチデータのプログラム名とを比較し、プログラム
名が一致するので、で番号2のパッチデータのアドレ
スと、番号1のパッチデータのアドレスとの比較を行
う。
【0051】番号2と1のアドレスが一致するため、
で番号2の新データ「BBBB CCCC」と、対象プ
ログラムのアドレスaのデータ「BBBB CCCC」
との比較を行い、一致するので、番号2のパッチデータ
は、パッチ実施済と判定し、に戻る。
【0052】に戻り、番号3のパッチデータを対象と
し、そのプログラム名と、番号1のパッチデータのプロ
グラム名とを比較し、プログラム名が一致するので、
で番号3のパッチデータのアドレスと、番号1のパッチ
データのアドレスとの比較を行う。
【0053】番号3と1のアドレスが一致するため、
で番号3の新データ「CCCC DDDD」と、対象プ
ログラムのアドレスaのデータ「BBBB CCCC」
との比較を行い、一致していないので、で番号3のパ
ッチ実施処理を行う。
【0054】番号3のパッチ実施処理では、で番号3
の旧データ「BBBB CCCC」と、プログラムのア
ドレスaのデータ「BBBB CCCC」との比較を行
い、一致しているので、で番号3のパッチ実施を行
い、プログラムのアドレスaのデータを、「CCCC
DDDD」に変更する。
【0055】これで、番号1のパッチデータのパッチ実
施が行えるため、で、番号1のパッチ実施を行い、プ
ログラムのアドレスaのデータを、「PPPP QQQ
Q」に変更する。このようにして、番号1から番号3ま
でのパッチデータのパッチ実施が終了する。
【0056】この例では、パッチデータのデータによ
り、実行順を補正するので、パッチデータに適用番号等
の付加データを要せず、従来と変わりないパッチデータ
で実現でき、パッチデータの作成が容易となるととも
に、パッチデータの容量を小さくできる。
【0057】上述の実施例の他に、本発明は、次のよう
な変形が可能である。 パッチデータをデータで説明したが、プログラムであ
ってもよい。 対象プログラムを1つ又は2つで説明したが、3つ以
上であっても良く、パッチデータの数も実施例に限られ
ない。 以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨
の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 パッチデータのパッチ実施順序が正しく設定されてい
なくても、適用番号情報を元に、又はパッチ可能なパッ
チデータを検索することにより、実施順序を自動補正す
るので、パッチ実施が中断することを防止でき、オペレ
ータの負担も軽減することができる。 特別な管理ファイルやプログラムを要しないため、容
易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例説明図である。
【図3】本発明の一実施例処理フロー図である。
【図4】本発明の他の実施例説明図である。
【図5】本発明の他の実施例処理フロー図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを格納したメモリ(2)と、
    該プログラムを実行するCPU(1)とを有し、該プロ
    グラムの所望のアドレスのデータを各々番号の付された
    複数のパッチデータで順次修正するプログラムの修正処
    理方法において、 各パッチデータ内に、各パッチデータの実行前に適用さ
    れるパッチデータ番号を格納する前提適用番号欄を設
    け、 1の修正対象パッチデータにより修正処理を実行するに
    際し、該1のパッチデータ内の前提適用番号欄を参照
    し、 該前提適用番号欄が他のパッチデータを示していない時
    は、該1のパッチデータによる修正処理を実行し、 該前提適用番号欄で他のパッチデータを示している時
    は、修正対象を該他のパッチデータに移すことを特徴と
    するプログラムの修正処理方法。
  2. 【請求項2】 前記パッチデータ内に、修正処理の実行
    済を示すパッチ実施済情報欄を設け、 前記1のパッチデータの前提適用番号欄で他のパッチデ
    ータを示している時は、該他のパッチデータのパッチ実
    施済情報欄を参照し、 前記パッチ実施済情報欄でパッチ実施済を示している時
    は、前記1のパッチデータによる修正処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項1のプログラムの修正処理方法。
  3. 【請求項3】 プログラムを格納したメモリ(2)と、
    該プログラムを実行するCPU(1)とを有し、該プロ
    グラムの所望のアドレスのデータを各々番号の付された
    複数のパッチデータで順番に修正するプログラムの修正
    処理方法において、 各パッチデータとして、旧データと新データを有し、 該プログラムの対象アドレスのデータと、該修正対象パ
    ッチデータの旧データとを比較し、一致していれば、該
    パッチデータの新データによる修正処理を実行し、 一致していなければ、次のパッチデータを修正対象とす
    ることを特徴とするプログラムの修正処理方法。
JP3226593A 1991-08-12 1991-08-12 プログラムの修正処理方法 Withdrawn JPH0546378A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000322251A (ja) * 1999-04-23 2000-11-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> アプリケーション管理方法
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