JP2723314B2 - 検索システム - Google Patents

検索システム

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JP2723314B2
JP2723314B2 JP1290715A JP29071589A JP2723314B2 JP 2723314 B2 JP2723314 B2 JP 2723314B2 JP 1290715 A JP1290715 A JP 1290715A JP 29071589 A JP29071589 A JP 29071589A JP 2723314 B2 JP2723314 B2 JP 2723314B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] データベース等の記録ファイルの検索キーワードとし
て使用する入力文字列の誤りを修正して検索する検索シ
ステムの入力文字列修正方式に関し、 1文字程度の綴りの誤りを自動修正して検索性能を向
上することを目的とし、 入力文字列の誤りにより検索結果が得られない時に
は、余分文字を1文字削除する文字削除処理、隣接文字
の入れ違いを修正する隣接文字置換処理、1文字の相違
を修正する文字置換処理及び1文字の欠落を修正する文
字挿入処理を行って再検索するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、データベース等の記録ファイルの検索キー
ワードとして使用する入力文字列の誤りを修正して検索
する検索システムに関する。
テレックス電文等による相手先名称を検索キーワード
として口座番号等の必要なデータをデータベース等の記
録ファイルから取り出す検索システムにあっては、検索
キーワードとして使用される会社名等の入力文字列が正
しく綴られていなければならない。
しかし、検索キーワードとして使用する入力文字列に
は往々にして綴りの誤りが見られ、人間が判断した場合
には直ちに綴りの誤りを発見することができるが、検索
システムとしては対処できず、電文等の処理対象データ
に基づく検索処理の自動化を妨げる原因となっており、
1文字程度の綴りの誤りに対しては誤りを自動的に修正
して検索結果が得られるシステムが望まれる。
[従来の技術] 従来、銀行取引等に使用する海外からのテレックス電
文等を自動的に解析して処理するシステムが考えられて
いる。
このような電文自動解析システムにあっては、電文中
に綴られた相手先会社名等を検索キーワードとし、口座
番号等の情報を記録したデータベースを検索し、必要な
相手先データを取り出すようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、会社名等の入力文字列を検索キーワー
ドとして使用する検索システムにあっては、入力文字列
に綴りの誤りがあった場合、キーワードそのものに誤り
があることから検索データを得ることができない。
このような入力文字列の誤りは、例えばアルファベッ
ト26文字を例にとると、1文字相違、1文字欠落、1文
字余分、及び隣接文字の入れ違いの4種が誤り全体の95
%を占めており、この程度の綴りの綾または人間が見れ
ば直ちに発見して訂正可能であり、この程度の誤りで検
索不能となってしまうことが検索システムの自動化を妨
げる大きな要因となっている。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、1文字程度の綴りの誤りを自動修正して検索性
能を向上できる検索システムを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、処理データ格納手段10からの入力文字
列を検索キーワードとして検索処理手段12により記録フ
ァイル14を検索して対応するデータを出力する検索シス
テムを対象とする。
このような検索システムにつき本発明にあっては、検
索処理手段12による検索結果が得られない場合に、修正
処理手段16を起動して、余分文字を1文字削除する文字
削除処理18、隣接文字の入れ違いを修正する隣接文字置
換処理20、1文字の相違を修正する文字置換処理22及び
1文字の欠落を修正する文字挿入処理24を行って入力文
字列を修正した後に検索処理手段12に再検索させるよう
にしたものである。
ここで文字削除処理18は、入力文字列を所定の順番に
1文字ずつ削除して修正文字列を順次作成し、修正文字
列を作成する毎に検索処理手段12に再検索させる。
また隣接文字置換処理20は、入力文字列中の2文字を
所定の順番に入れ換えて修正文字列を順次作成し、修正
文字列を作成する毎に検索処理手段12に再検索させる。
更に文字置換処理22は、入力文字列を所定の順番に1
文字ずつ予め準備されたアルファベット等文字種の複数
文字と1文字ずつ入れ換えて修正文字列を作成し、修正
文字列を作成する毎に検索処理手段12により再検索させ
る。
更に又、文字挿入処理24は、入力文字列中の所定の順
番に従った位置の文字の後に予め準備されたアルファベ
ット等の置換文字種の複数文字を1文字ずつ挿入して修
正文字列を作成し、修正文字列を作成する毎に検索処理
手段により再検索させる。
一方、修正処理手段16は、文字削除処理18、隣接文字
置換処理20、文字置換処理22及び文字挿入処理24の順番
に文字修正を行う。
また修正処理手段16は、基本的には、4種の文字修正
処理のいずれかで検索結果が得られれば以後の修正処理
を行わないことを基本とするものであるが、さらに信頼
性を向上するため、いずれかの処理の途中で検索結果が
得られても、文字削除処理16、隣接文字置換処理20、文
字置換処理22、及び文字挿入処理24を最後まで継続して
行なう。
[作用] このような構成を備えた本発明による検索システムの
入力文字列修正方式によれば、文字余分、隣接文字の入
れ違い、1文字相違、1文字欠落の4種類の綴りの誤り
を自動的に順次修正して正しい検索結果を得ることがで
き、入力文字列の構造解析等の複雑な処理を必要とする
ことなく、自動検索の処理性能を大幅に向上できる。例
えばアルファベットの場合、4種の1文字綴り誤りの割
合は、本願発明者等の調査によれば、誤り全体の95%あ
り、本発明により自動検索不能な入力文字列の割合は5
%以下に抑えることができる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、10は検索対象データファイルであ
り、例えばテレックス電文等の処理データが格納されて
おり、この処理データはオンラインもしくはオフライン
により検索対象データファイル10に格納され、本発明の
検索処理にあっては検索対象データファイル10内に格納
されたテレックス電文の中の、例えば相手先会社名が検
索キーワードとして作用される入力文字列として取り出
される。
30はホスト計算機であり、本発明の検索処理部12及び
修正処理部16の機能を実現する。検索処理部12に対して
は記録ファイルとして検索データベース14が接続され、
検索処理部12は検索対象データファイル10のテレックス
電文から取り出した相手先会社名等の入力文字列を検索
キーワードとして検索データベース14を参照し、検索キ
ーワードに一致するキーワードを持つデータ、例えば口
座番号等を検索結果として外部の出力装置26に出力す
る。尚、出力装置26としてはCRTやプリンタ等が用いら
れる。
修正処理部16は検索処理部12で入力文字列を検索キー
ワードとして検索データベース14を検索した際に対応す
る検索結果が得られなかったとき、即ちヒットエラー時
に起動され、検索処理部12で検索キーワードとして使用
した入力文字列に1文字の綴りの誤りがあるものとして
文字修正処理を行なう。
この修正処理部16による入力文字列の修正処理は次の
4つの処理を行なう。
文字削除処理;入力文字列から余分文字を1字削除す
る処理。
隣接文字置換処理;入力文字列の中の隣接文字の入れ
違いを修正する処理。
文字置換処理;入力文字列の1文字の相違を修正する
処理。
文字挿入処理;入力文字列の1文字欠落を修正する処
理。
この修正処理部16による〜の処理は、本願発明者
によれば1文字の綴りの誤りの発生頻度が1文字余分、
隣接文字の入れ間違い、1文字相違及び1文字欠落の順
に高いことから、前記〜の処理で修正された修正文
字列による検索データのヒットまでの処理時間を短縮す
るため、 [1番目]文字削除処理 [2番目]隣接文字置換処理 [3番目]文字置換処理 [4番目]文字挿入処理 となる順番で修正処理を行なうことが望ましい。
また4種の文字修正処理のいずれかの段階で検索デー
タのヒット結果が得られた場合には、その時点で以後の
修正処理は中断しても良い。しかしながら、修正により
作り出された誤った文字列でたまたま検索データがヒッ
トする場合があることから、前記4種の処理の途中段階
で検索データがヒットしても、その時点で修正処理を中
断せず、最後まで修正処理を行なう。このとき、修正文
字列による検索データのヒット結果が1つであれば問題
ないが、2以上ヒット結果が得られた場合には、自動判
断は困難であることから、結果を出力してオペレータの
判断に任せるようにする。
次に第3A〜3E図を参照して第2図に示した修正処理部
16による入力文字列の修正処理を詳細に説明する。
まず第3A図のステップS1〜S10は1文字余分であった
場合の文字削除処理の処理フロー図を示す。
第3A図において、まずステップS1(以下ステップは省
略する)において削除位置数Nに入力文字数をセットす
る。ここで入力文字が右側に示す「ABC」の3文字であ
ったとすると、削除位置数N=3にセットされる。次に
S2に進み、検索文字列に入力文字列「ABC」をセットす
る。
S3にあってはS1でセットされた削除位置数NがN=
0、即ち削除処理が終了したか否か判定している。初期
状態で削除位置数N=3であることからS4に進み、検索
文字列の削除位置数N=3の位置の文字を検索文字列か
ら削除する。具体的にはS4の右側に取り出して示すよう
に、このときの削除位置数N=3であることから、検索
文字列「ABC」につき、例えば右側から3番目の文字
「A」を削除する。勿論、左側から3番目の文字であっ
ても良い。
次にS5に進み、削除位置数NをN=3−1=2とす
る。続いてS6でS4で得られた1文字削除の検索文字列
「BC」で検索テーブル、即ち検索データベース14を検索
し、S7で検索結果の存在の有無をチェックする。検索文
字列「BC」に一致する文字列が存在すればS8に進み、文
字列格納領域に1文字削除が行なわれた検索文字列「B
C」を格納し、S9で検索方法フラグをチェックする。こ
の検索方法フラグはセット状態(=1)にあればS10に
進んで文字列格納領域の文字列、即ち1文字削除が行な
われた文字列を検索対象データファイル10に戻して一連
の処理を終了する。一方、S9で検索方法フラグがリセッ
ト(=0)の場合には、文字削除処理で検索結果が得ら
れても処理を終了せず、残りの文字削除及び2番目、3
番目、4番目と行なわれる隣接文字置換処理、文字置換
処理及び文字挿入処理を行なうようになる。
一方、S7で1文字削除による検索文字列「BC」に一致
する文字列が存在しない場合にはS2に戻り、再度検索文
字列に入力文字列「ABC」をセットし、S3からS4に進ん
で、このとき削除位置数N=2となっていることから右
側から2番目の文字「B」を削除し、S5で削除位置数N
をN=2−1=1とした後、S6で検索文字列「AC」で検
索テーブル、即ち検索データベース14を検索し、一致し
ていればS7からS8に進み、一致する文字列が存在しなけ
れば再びS2に戻る。この3回目の処理にあっては文字
「C」が削除されて検索文字列「AB」をキーワードとし
たテーブル検索が行なわれる。3回目の処理が終了する
と、削除位置数N=0であることから第3B図のS11に進
む。
第3B図のS11〜S20の処理は隣接文字の入れ違いを修正
する隣接文字置換処理の処理フローを示している。
まずS11で隣接位置数Nに入力文字数をセットする。
例えば入力文字列が「ABC」であったとすると隣接位置
数N=3にセットされる。続いてS12で検索文字列に入
力文字列「ABC」をセットし、S13で隣接位置数N=0、
即ち処理が終了したか否か判定する。最初、N=3であ
ることからS14に進み、検索文字列「ABC」の隣接位置数
N=3の文字、即ち右側に取り出して示す例えば右から
3番目の文字「A」と隣接位置数N=3から1つ引いた
位置N−1=2の位置、即ち右側から2番目の位置の文
字「B」とを置換して検索文字列「BAC」を作る。
次にS15で隣接位置数N=3−1=2とし、S16で検索
文字列「BAC」で検索テーブル、即ち検索データベース1
4を検索する。
S17では検索文字列「BAC」と一致する文字列が検索テ
ーブルに存在するか否かチェックし、存在すればS18に
進んで文字列格納領域に検索文字列「BAC」を格納し、S
19で検索方法フラグ=1にセットされていればS20に進
んで検索処理部12に対し修正された文字列格納領域の文
字列「BAC」を返却して再検索させ、一連の処理を終了
する。
一方、S17で検索文字列「BAC」に一致する文字列が存
在しない場合、あるいは存在してもS19で検索方法フラ
グ=0にリセットされている場合にはS12に戻り、次の
隣接文字の入れ替えを行なう。この2回目の隣接文字の
入れ替えにあっては、N=2となっていることから右か
ら2番目の文字「B」とN−1=1番目の文字「C」と
を入れ替えて「ACB」とする。S14で得られた検索文字列
「ACB」について1回目と同じ処理を繰り返す。
3回目の処理にあっては隣接位置数N=1であること
から、検索文字列「ABC」の右から1番目の文字「C」
とその文字「C」から1つ引いた位置、この場合には最
初の右から3番目の文字「A」に戻って両者を置換し、
検索文字列「CBA」を作成し第1回目及び第2回目と同
様の処理を行なう。
このような3回目の処理を終了すると隣接位置数N=
0となり、第3C図のS21の処理に進む。
第3C図のS21〜S32及び第3D図のS33,34の処理は1文字
の相違を修正する文字置換処理の処理フロー図である。
まず第3C図のS21にあっては置換位置数Nに入力文字
数をセットする。例えば入力文字列が「ABC」であった
とすると、置換位置数N=3にセットされる。続いてS2
2に進み、置換文字集合に置換文字種をセットする。こ
こで置換文字種とはアルファベット,イロハ等の文字の
種類を示しており、例えばアルファベットを例にとる
と、アルファベット26文字,ハイフォン,空白の計28字
で成る置換文字種が置換文字集合としてセットされる。
次のS23にあっては置換位置数N=0か否か、即ち文
字の置換処理が終了したか否かチェックする。最初、N
=3であることからS24に進み、置換文字数Mに置換文
字種総数をセットする。例えばアルファベットの場合、
アルファベット26文字,ハイフォン及び空白の28字で成
ることから、置換文字数M=28にセットされる。
続いてS25に進み、置換文字数M=0か否か、即ち28
字となる全ての置換文字の入れ替えが終了したか否かチ
ェックする。最初M=28であることから、S26に進む。S
26では検索文字列に入力文字列「ABC」をセットする。
次にS27に進み、検索文字列「ABC」の置換位置数N=3
の文字、例えば右側に取り出して示す右から3番目の文
字「A」を置換文字集合の置換文字数の位置の文字で置
換する。即ち、右から3番目の文字「A」をアルファベ
ットA,B,C,…Z,ハイフォン,空白の順に各処理サイクル
毎に置換する。
S28にあっては1つの置換を終了する毎に置換文字数
M=M−1、即ち最初はM=28−1=27とし、次のS29
でS27で置換された検索文字列で検索テーブルを検索す
る。1回目は検索文字「ABC」となって入力文字列と全
く同じであるが、2回目で「A」が「B」に置換される
ことから検索文字列は「BBC」となり、その検索文字列
「BBC」で検索テーブルを検索する。
次のS30にあっては、検索文字列に一致する文字列が
検索テーブルに存在するか否かチェックし、存在すれば
S32に進んで文字列格納領域にそのときの検索文字列を
格納し、第3D図のS33で検索方法フラグ=1にセットさ
れていればS34に進んで置換により得られた文字列格納
領域の文字列を検索対象データファイル10に返却して一
連の処理を終了する。
一方、S30で検索文字列に一致する文字列が検索テー
ブルに存在しなかったり、第3D図のS33で検索方法フラ
グ=0にリセットされていた場合には第3C図のS25に戻
り、以下S25〜S30の処理を繰り返すことにより置換文字
種、例えばアルファベットA〜Z,ハイフォン及び空白の
28文字を入力文字列の右から3番目の文字の部分につき
順次置換する処理を繰り返す。
入力文字列の右から3番目の位置に対する置換文字種
28字の置換による処理が終了すると、置換文字数M=0
になることからS25からS31に進み、置換位置数NをN=
3−1=2とし、S23を介してS24に進み、置換文字数M
をM=28に再セットした後、S25〜S30の処理を繰り返
す。この2回目の処理は右側に取り出して示す入力文字
列の右から2番目の文字「B」についてA〜Z,ハイフォ
ン及び空白の28文字を順次置換してテーブル検索を行な
う処理を繰り返す。
3回目の処理にあっては、置換位置数N=1となるこ
とから、S27の右側に示す右から1番目の文字「C」に
ついてA〜Z,ハイフォン,空白の計28文字の置換文字を
入れ替えてテーブル検索を行なう。そして、3回目の処
理が終了すると置換位置数N=0になることから、S23
から第3D図のS36に進む。
第3D図のS36から第3E図のS50は、1文字欠落を修正す
る文字挿入処理の処理フロー図である。
まず第3D図のS36で挿入位置数Nに入力文字数に1つ
加えた文字数をセットする。例えば入力文字列が「AB
C」であったとすると、挿入位置数N=3+1=4にセ
ットされる。次のS37にあっては挿入文字集合に挿入文
字種、例えばA〜Z,ハイフォン,空白の計28文字をセッ
トする。続いてS38で挿入位置数N=0、即ち挿入処理
の終了の有無をチェックし、最初N=4であることから
S39に進み、挿入文字数MとしてM=28文字をセットす
る。
続いてS40で挿入文字数M=0、即ち28字の挿入が終
了したか否か判定し、最初M=28であることからS41に
進む。S41にあっては検索文字列に入力文字列「ABC」を
セットする。
次のS42にあっては検索文字列「ABC」の挿入位置数N
より1つ引いたN−1=4−1=3の位置の文字の後
ろ、即ち右側に取り出して示す検索文字列「ABC」にお
ける右から3番目の文字「A」の後ろに挿入文字集合の
最初の挿入文字Aを挿入する。従って、S42の挿入処理
にあっては、「AABC」が得られる。続いてS42で挿入文
字数Mから1つ引いてM=28−1=27とし、第3E図のS4
4に進み検索文字列「AABC」で検索テーブルを検索す
る。次のS45にあっては検索文字列と一致する文字列が
検索テーブルに存在したか否かチェックし、存在すれば
S46に進んで文字列格納領域に検索文字列「AABC」を格
納し、S47で検索方法フラグ=1にセットされていればS
48に進み、文字列格納領域の文字列を検索対象データフ
ァイル10に正しい文字列として返却して一連の処理を終
了する。
一方、S45で検索文字列に一致する文字列が検索テー
ブルに存在しなかったり、あるいはS47で検索方法フラ
グ=0にリセットされていた場合には、第3D図のS40に
戻り、S41に進んで再度、検索文字列に入力文字列「AB
C」をセットした後、S42に進む。このとき、前回のS43
の処理により挿入文字数M=27となっていることから、
右から3番目の文字Aの後ろに次の挿入文字種の2文字
目「B」を挿入し、検索文字列「ABBC」を得る。
以下同様にして残りの挿入文字種C〜Z,ハイフォン及
び空白を挿入して同様な処理を繰り返す。28文字の挿入
処理が終了すると、M=0となることからS40からS49に
進み、それまでの挿入位置数N=4を1つ少ないN=3
に減らし、S38に戻り挿入位置数N=4の場合と同様な
処理を繰り返す。即ち、S42の右側に示す検索文字列「A
BC」の右から2番目の文字「B」の後ろにA〜Z,ハイフ
ォン及び空白の挿入文字種28字を順次挿入してテーブル
検索を行なう。
3回目の処理にあっては、S49で挿入位置数N=2と
なり、S42の処理にあっては右側に示す検索文字列「AB
C」の3番目の文字「C」の後ろにA〜Z,ハイフォン及
び空白で成る28字を順次挿入してテーブル検索を行な
う。
4回目の処理にあっては、S49で挿入位置数N=1と
なることから、S42ではN−1=0となり、この場合に
は、右から3番目の文字「A」の前にA〜Z,ハイフォン
及び空白で成る28字を順次挿入してテーブル検索を行な
う。
このような4回目の挿入文字処理が終了するとS38で
挿入位置数N=0が判別され、第3E図のS50に進み、最
終的に文字列格納領域に格納された文字列を検索対象デ
ータファイル10に正しい文字列として返却,格納して一
連の処理を終了する。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、1文字余
分、隣接文字の入れ違い、1文字相違、1文字欠落の4
種類の綴りの誤りを自動的に順次修正して正しい検索結
果を得ることができ、入力文字列の構造解析等の複雑な
処理を必要とすることなく、入力文字列をキーワードと
した自動検索システムの処理性能を大幅に向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3A図は本発明の文字削除処理フロー図; 第3B図は本発明の隣接文字置換処理フロー図; 第3C図は本発明の文字置換処理フロー図; 第3D,3E図は本発明の文字挿入処理フロー図である。 図中、 10:処理データ格納手段(検索対象データファイル) 12:検索処理手段 14:記録ファイル(検索データベース) 16:修正処理手段 18:文字削除処理 20:隣接文字置換処理 22:文字置換処理 24:文字挿入処理 26:出力装置 30:ホスト計算機

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理データ格納手段(10)からの入力文字
    列を検索キーワードとして検索処理手段(12)によりデ
    ータベース(14)を検索して対応するデータを出力する
    検索システムに於いて、 前記検索処理手段(12)によるデータベースの検索処理
    で検索結果が得られない場合に、修正処理手段(16)を
    起動して余分文字を1字除去する文字削除処理(18)、
    隣接文字の入れ違いを修正する隣接文字置換処理(2
    0)、1文字の相違を修正する文字置換処理(22)、及
    び1文字欠落を修正する文字挿入処理(24)の各処理毎
    に入力文字列の修正を行い、該入力文字列を修正する毎
    に前記検索処理手段(12)に再検索させることを特徴と
    する検索システム。
  2. 【請求項2】前記文字削除処理(18)は、入力文字列を
    所定の順番に1文字ずつ削除して修正文字列を順次作成
    し、修正文字列を作成する毎に前記検索手段(12)に再
    検索させることを特徴とする請求項1記載の検索システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記隣接文字置換処理(20)は、入力文字
    列の中の2文字を所定の順番に入れ換え修正文字列を順
    次作成し、該修正文字列を作成する毎に前記検索処理手
    段(12)に再検索させることを特徴とする請求項1記載
    の検索システム。
  4. 【請求項4】前記文字置換処理(22)は、入力文字列を
    所定の順番に1文字ずつ予め準備されたアルファベット
    等の置換文字種の複数文字と1文字ずつ入れ換えて修正
    文字列を順次作成し、該修正文字列を作成する毎に前記
    検索処理手段(12)により再検索させることを特徴とす
    る請求項1記載の検索システム。
  5. 【請求項5】前記文字挿入処理(24)は、入力文字列中
    の所定の順番に従った位置の文字の後に予め準備された
    アルファベット等の置換文字種の複数文字を1文字ずつ
    順次挿入して修正文字列を作成し、該修正文字列を作成
    する毎に前記検索処理手段(12)により再検索させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の検索システム。
  6. 【請求項6】前記修正処理手段(16)は、文字削除処理
    (18)、隣接文字置換処理(20)、文字置換処理(22)
    及び文字挿入処理(24)の順番に文字修正を行うことを
    特徴とする請求項1記載の検索システム。
  7. 【請求項7】前記修正処理手段(16)は、文字削除処理
    (18)、隣接文字置換処理(20)、文字置換処理(22)
    及び文字挿入処理(24)を所定の順番で行う際に、何れ
    かの処理で検索データが得られても最後の処理まで継続
    して行い、検索結果が1つの場合は処理を正常終了し、
    検索結果が2以上の場合は、処理結果を報告して人為的
    な修正を促すことを特徴とする請求項1記載の検索シス
    テム。
JP1290715A 1989-11-08 1989-11-08 検索システム Expired - Fee Related JP2723314B2 (ja)

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